JPS60223374A - 電子写真式記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）発明の技術分野 本発明は電子写真式記録装置、とくに半導体レーザを使
用し濃度階調のある記録をおうこなうことのできる多値
濃度用の電子写真式記録装置に関する。

（ｂ）技術の背景 レーザプリンタに代表される電子）゛真式記録装置は、
帯電によって感光性を与えられた感光体上を記録情報に
よって変調されたレーザビームをラスク走査することに
よって、その上に記録情報の静電潜像を作り、これをト
ナーによって現像することによってトナー像を作り、こ
のトナー像を記録媒体に転写し定着する装置である。

レーザプリンタはレーザヒーム発生手段としてヘリュー
ム−ネオンレーザ等のガスレーザを使用するものと半導
体レーザを使用するものに大別されるが、前者は出力が
大きいため大型の高速レーザプリンタに多く用いられる
のに対し、後者は出力が比較的小さいので小型のレーザ
プリンタに用いられている。

また、レーザプリンタはこれまで主として文字あるいは
線図形のように黒画素と白画素（背景画素）との２値デ
ータによって表されるような情報の記録に用いられてい
るが、とくに半導体レーザは、これに供給する駆動電流
を変化させることによってレーザ出力を任意に変化させ
ることができるので、ａ淡に階調のある多値データによ
って表される情報の記録することのできる多値濃度用の
電子写真式記録装置のザーザビーム発生手段には半導体
レーザがよく用いられている。

（Ｃ）従来技術と問題点 レーザブリンクでは、レーザビーム発生手段の性能の低
下によるレーザ出力の低下に応して記録濃度が低下する
のはいうまでも＜、シたかてレーザプリンタではレーザ
出力を検出しこれが低下した場合には駆動電流を増加す
ることによって記録濃度の低下を防止している。

ところで、２値データ記録用のレーザプリンタではレー
ザ出力はオンあるいはオフの何れかであるから、記録情
報に対応するレーザ出力の測定によって、すなわち記録
をおこないながらレーザビーム発生手段の性能の低下を
検出することができる。

これに対し、ａ度に階調のある多値濃度用のレーザプリ
ンタでは、記録情報に対するレーザ出力が濃度に応じて
変化するので、記録情報に対応するレーザ出力の測定に
よってレーザビーム発生手段の性能の低下を検出するこ
とができず、したがってレーザビーム発生手段の性能の
低下を検出するためには記録業務を中断しなければなら
ないという問題があった。

（ｄ）発明の目的 本発明の目的は記録業務を中断することなくレーザビー
ム発生手段の性能の低士を検出することのできる多値濃
度用の電子写真式記録装置を提供することにある。

（ｅ）発明の構成 本発明になる電子写真式記録装置は２回転円筒形の感光
体と、半導体レーザと、前記半導体レーザに対し記録情
報の濃度値に応した駆動電流を供給する半導体レーザ駆
動回路と、前記半導体レーザが発生ずるレーザビームを
前記感光体の母線方向に対しラスク走査する走査系とを
備える電子写真式記録装置において、前記走査系が前記
感光体上の記録領域外を走査中に前記半導体レーザ駆動
回路に対し一定の濃度値を入力する手段と、前記半導体
レーザの出力を測定する測定器と、前記半導体レーザ駆
動回路に対し前記一定の濃度値が入力されたときの前記
測定器の出力と入力された一定の濃度値に応じてあらか
じめ定めた基準値との差を検出する検出回路とを設けた
ことを特徴とず＝　るものである。

＜ｒ＞発明の実施例 次に本発明の要旨を実施例によって具体的に説明する。

第１図は本発明一実施例の電子写真式記録装置の構成図
であり、１は矢印のように回転する回転円筒形の感光体
、２は半導体レーザ、３は半導体レーザ２に対し記録濃
度に応じた駆動電流を供給する半導体レーザ駆動回路、
４と５は半導体レーザ２が発生するレーザビームを感光
体１の母線方向に対しラスク走査する走査系を構成し、
４は回転多面反射鏡、５は回転多面反射鏡４を駆動する
モータ、６は感光体１を走査するレーザビームを感光体
１の走査に先立つ定位置において反射する固定反射鏡、
７は固定反射鏡６によって反射されたレーザビームを検
知するフォトダイオード、８と９は回転多面反射鏡４に
よて走査されるレーザビームが感光体１の母線上の記録
領域外を走査中に半導体レーザ駆動回路３に対し一定の
濃度値を入力する手段を構成し、８は一定の濃度値を発
生ずる濃度値発生器、９は回転多面反射鏡４によて走査
されるレーザビームが感光体ｌの母線上の記録領域外を
走査中の所定期間にわたって、濃度値発生器８が発生す
る一定の濃度値を半導体レーザ駆動回路３に供給するケ
ート回路、１０ば半導体レーザ２の出力を測定する測定
器として用いるフォトダイオード、　１１は半導体レー
ザ駆動回路３に対し濃度値発生器８が発生する一定の濃
度値が入力されたときのフォトダイオード１０の出力と
入力された一定の濃度値に応じてあらかしめ定めた基準
値との差を検出する検出回路、　１２は検出回路１１の
検出した差の値が所定値を越える場合にはアラーム信号
を発生する制御回路である。

第２図に示すように、レーザビームが感光体１を走査す
る度に、フォトダイオード７がレーザビームを検出して
から１１時間を経過したあと１１時間にわたって記録情
報に対応する濃度信号Ａが図示省略の記録制御回路によ
って半導体レーザ馴、動回路３に与えられ、その結果、
感光体１上に記録濃度に応した静電潜像が作られる。

またフォトダイオード７がレーザビームを検出してから
【２時間を経過したあと１２時間にわたって。

濃度値発生器８が発生する一定の濃度値Ｂがゲート回路
９によって半導体レーザ駆動回路３に与えられ、レーザ
ビームが感光体１の母線上の記録領域外を走査中の所定
期間にわたって半導体レーザ２は一定の出力を発生する
。

このときの半導体レーザ２の出力はフォトダイオード１
０によって測定され、基準値との差が検出回路１１によ
って検出され、その差が所定値を越える場合には警報回
路１２は警報を発生する。

したがって、記録業務をおこないながら半導体レーザ２
の性能の低下を監視し、また性能の低下が限界を越える
場合には警報回路１２によって知ることができる。

上記実施例は、半導体レーザ２の性能を監視し性能の低
下が所定の限界を越えたとき警報を発生させるものであ
るが、検出回路１１によって検出される差を半導体レー
ザ駆動回路３にフィードバックすることによって、半導
体レーザ２の出力を増大さセるようにすることもできる
。

（ｇ）発明の効果 以上、実施例によって説明したように２本発明によれば
、ａ度階調のある記録をおうこなう多値濃度用の電子写
真式記録装置において、記録をおこないながらレーザビ
ーム発生手段の性能の低下を検出することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の構成図、第２図は同実施例の
説明図である。　１ 図において、１は感光体、２は半導体レーザ。 ３は半導体レーザ駆動回路、４は回転多面鋺、５は駆動
モータ、７はフォトダイオード、８は濃度値発生器、９
はゲート回路、１ｏはフォトダイオード、１】は検出回
路である。 邦１　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転円筒形の感光体と、半導体レーザと、前記半導体し
   Ｌザに対し記録清報の濃度値に応した駆動電流を供給す
   る半導体レーザ駆動回路と、ｉ；１記半導体レーザが発
   生するレーザビームを前記感光体の母線方向に対しラス
   ク走査する走査系とを備える電子写真式記録装置におい
   て、前記走査系が前記感光体上の記録領域外を走査中に
   前記半導体レーザ駆動回路に対し一定の濃度値を入力す
   る手段と、前記半導体レーザの出力を測定する測定器と
   、前記半導体レーザ駆動回路に対し前記一定の濃度値が
   入力されたときの前記測定器の出力と入力された一定の
   濃度値に応じてあらかじめ定めた基準値との差を検出す
   る検出回路とを設けたことを特徴とする電子写真式記録
   装置。