JPS6022262B2 - 水分を含有する粉粒物の天日乾燥方法 - Google Patents

水分を含有する粉粒物の天日乾燥方法

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JPS6022262B2
JPS6022262B2 JP13643180A JP13643180A JPS6022262B2 JP S6022262 B2 JPS6022262 B2 JP S6022262B2 JP 13643180 A JP13643180 A JP 13643180A JP 13643180 A JP13643180 A JP 13643180A JP S6022262 B2 JPS6022262 B2 JP S6022262B2
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powder
moisture
quicklime
granules
layer
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JP13643180A
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知則 村上
巧 野中
政和 山口
宏昌 鈴木
延夫 谷口
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Yoshikawa Kogyo Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Yoshikawa Kogyo Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は粉粒物例えば湿式補集された転炉スラッジ、
圧延スラッジあるいは粉コークス等の如く、以後の使用
において石灰分の配合を必要とし、あるいは石灰分の存
在が許容される水分を含有する粉粒物の水分除去方法に
関するものである。
本発明の水分除去方法は水分が除去された粉粒物がべレ
ット等に造粒され製鉄工場において使用される場合にお
いて特に適するものであるが、本発明の方法によって処
理された粉粒物の使用が上記に限られるものでないこと
は勿論である。
例えば製鉄工場においては製鋼粉塵、圧延粉塵、嫌結粉
塵あるいは徴粉コークス等が大量に発生するが、これら
の発生粉塵は乾式手段あるし、は湿式手段により橘集さ
れ、適当な大きさに造粒され、暁縞原料や製鋼調整材と
して活用されている。これら補集粉粒物のうち湿式楠集
された含水粉粒物は適正水分まで脱水乾燥しなければ再
利用が出来ない。しかし、これら粉粒物の脱水は一般に
フィルタープレス等による機械的手段あるいはロータリ
ーキルンによる加熱手段等によることが一般に知られて
いるが、転炉製鋼から橘集される転炉スラッジや圧延工
程から瓶集される圧延スラッジあるいはコークス工場か
ら蒲集される徴粉コークス等の如き微細粉の脱水は極め
て困難であり、これら含水徴粉粒を公知の手段により乾
燥するときは複雑高価な装置と共に高価にして有限な燃
料を必要とする。
本発明は上記した如き例えば製鉄工場で発生する湿式補
集された徴粉粒を簡単な設備でしかも燃料を使用せずに
乾燥する方法を提供することを目的になされたもので以
下に本発明を詳細に述べる。本発明は太陽熱則ち天日熱
と鉄鋼精錬剤としての石灰分の配合形態を変更特定する
ことにより得られる粉粒物中の水分との反応熱を有効に
組合せ、これを熱源とした所謂ソーラー乾燥を特徴とす
る。
.本発明において使用さ
れる含水分粉粒物は例えば製鉄工場において発生し湿式
橘集された転炉スラッジ、圧延スラツジあるいは赤熱コ
ークスの縄式消火時の徴粉コークス等、所謂産業排出物
中りサイクル活用性のある含水分粉粒物とされるが、製
鉄工場以外の金属精錬工場あるいは金属加工工場での発
生粉粒物であっても本発明の目的の範囲内において使用
することができる。
例えば製鉄工場において湿式液集される粉織物はフィル
タープレス等の機械的手段によって含水分率45〜20
%に脱水することは極めて容易であり、従って本発明に
おいてはシックナー等により湿式補集された70〜80
%の水分を含む粉粒物は公知の手段により45〜20%
の水分になる様に一次脱水した粉粒物が好適である。
かかる一次脱水による水分量は本発明によって得られる
乾燥粉粒物のその後の使用形態例えば造粒されるもので
あれば造粒法等に応じ、更には発熱仮応剤として配合し
得る生石灰分の量に応じて適当に定めることが必要であ
る。例えば製鉄工場において製鉄調整剤として使用され
るべレット原料として含水分率20%程度に乾燥すれば
良い場合には天日乾燥条件にもよるが45〜30%の含
水率の粉織物を選ぶことが出来、又乾燥粉粒物の水分が
10%程度のものとする時は30〜20%の含水粉粒物
を本発明方法の実施のために選ぶことが出来る。しかし
て、本発明の乾燥方法を実施するための粉粒物の水分量
は上記に限定されるものではないが、一次脱水のし易さ
、配合し得る生石灰分則ち発熱迭乏応剤の配合基あるい
は反応発熱量による粉粒物の昇温量及び乾燥度に応じて
適当に選ぶことができる。以下、図面を参酌し乍ら本願
発明方法を詳細に説明する。上記した含水粉粒物は太陽
光透過性屋根1を有し、太陽光(以下天日という)が効
率よく照射される乾燥室2の反応蓄熱ャード3に適当な
層厚をもって散布展開され、下層4として形成する。つ
、し・でその上面に発熱反応剤であり、将来鉄鋼製錬と
なる生石灰分を薄層状に散布積層し発熱反応層5を形成
する。この発熱反応熟慮5の上面には更に上記含水粉粒
物の下層4と同様の構成にて前記発熱仮応層5を被覆す
る上層6を形成する。本発明においては上記した上、下
層と発熱反応層との量的関係は特に限定されるものでは
ないが発熱反応層が厚くなると該膚中心部の生石灰分と
粉粒物中の水分との接触までに時間を要し積層内におけ
る集中的発熱が得られず昇温に時間を要するかあるいは
効率的な積層内温度上昇が得られないので発熱反応層の
厚さは適当な厚さにして何層にも形成積層すべきである
。上記した生石灰分と含水粉粒物との積層内において発
熱反応層5の生石灰は粉粒物に含まれる水分と接触反応
して発熱する。即ち、Ca0十日20=Ca(OH)2
十1500皿CI/molこの発熱は発熱山吏応層5が
粉粒物上層6及び下層4で両面が被われているために、
外部に対して直接に鯛射あるいは対流放散されることな
く積層内に蓄熱され積層物を昇温する。
本発明者等の知見によると圧延スラッジ(水分20%)
及び転炉スラッジ(水分30%)にその付着水分の化学
当量の生石灰分を積層配合した時の各自の平均温度は第
1表に示す如く冬期、夏期を通じて30〜45qoの大
中上昇を得た。第1表 積層中のCa○と水分との反応が略終了末期に至った時
あるいは反応終了後昇温極大時に至った時、積層物は耕
転機等の適当な鋤起し鷹梓手段により鋤起しされ、澄梓
混合することによって、充分に温度上昇された高温面を
大気中に曝露すると共に天日により更に加熱され、付着
水分は盛んに蒸散され乾燥する。
本発明は上記の如く例えば鉄鋼精錬において何れ配合さ
れるべき生石灰分を粉粒物原料の乾燥過程に配合し、そ
の配合により得られる反応熱による昇温効果と天日照射
による昇温効果の相和効果により水分の蒸散が促進され
るが更に適時に積層の耕転蝿梓を繰り返すことによって
新生面を天日照射面に曝露し付着水分の蒸散を促し、一
層の乾燥効果の向上を得ることができる。本発明におい
ては昇温積層の耕転渡拝は反応蓄熱ャード3においてそ
のまま行うことも出釆るが又昇温した粉粒物を隣接して
設けられている乾燥ャード7に移動し、層状に混合堆積
して混合堆積層8を形成し、この堆積層8の上方におい
て走行自在に懸架設遣された耕転燈梓機9により耕転覆
拝を適宜に繰り返し行うと共に天日照射を効果的に行わ
しめ水分の蒸散を行うことも出来る。
本発明は又、上記した耕転縄梓に際して耕転によって鋤
起こされた曝蕗面に送風あるいは吸引等の手段によって
気流を生ぜしめることによっていっそうの水分蒸散を行
うことが出来る。本発明における上記した強制気流を耕
転面に追加して乾燥の促進を行うに際して強制気流を吸
引による気流とする場合より効果的な水分の蒸散を行う
ことができる。
本発明は上記の如く鉄鋼精錬において添加されるべき石
灰を先ず粉状原材料の乾燥に利用し、更にこの石灰混入
粉原料を適当な大きさ粒状化して製鋼調整剤として使用
することにより必要なCa源ともなすことが出来る。
又本発明においては被乾燥粉粒物は積層内部から加熱さ
れると共にその外面からも天日加熱されるので粉粒物の
昇温が全く効果的で省エネ、省資源技術として極めて有
用なものである。
以下更に本発明の実施例について述べる。
実施例 1 ‐ 分塊圧延工程から排出された圧延スラッジを橋集し、こ
れをフィルタープレスにより一次脱水して水分20%の
スラッジケーキを得、更にこれをほぐして反応蓄熱ャー
ド3に30仇奴の厚さの層状に展開堆積し、その上面に
石灰ダストを25肋の厚さに穣届し更にその上層に上記
の圧延スラッジケ−キのほぐしたものを15仇舷の厚さ
に上記石灰ダスト層を被って積属し、これを4斑時間静
遣して圧延スラツジ中の水分と生石灰分とを充分反応せ
しめた。
この時積層の内部の温度は5800に上昇した。又積層
表面の温度は30ooであった。ついで昇温した積層物
を天日乾燥ャード7に移し、耕転縄拝を行いながら天日
照射下において水分の蒸発放散を行った。耕転燈拝は0
.拍時間間隔で50回行い水分13%に乾燥することが
できた。この水分量は圧延スラッジを更に転勤造粒する
に適当したものである。
上記乾燥においては燃料等の使用は全くなかった。
実施例 2 転炉集塵後のシックナーからの転炉スラッジを38%の
水分に一次脱水しこれを反応蓄熱ャード3に30仇凧の
厚さに層状堆積し「 その上面に生石灰粉を25肋の厚
さに穣層し、更にその上層に上記の転炉スラッジを15
仇岬の厚さに上記生石灰粉層を被って積屈し、石灰分と
水分を充分反応させた。
この時、層内部温度は7500に上昇した。ついでこの
昇温積層物を天日照射下に耕転擬梓すると共にプロワー
により吸引気流を耕転面に発生せしめ、水の蒸散を促進
し、転勤造粒に好適な含水率20%に急速に乾燥するこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施態様の一例を示す側面図、第2図
はその平面図。 第i図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水分を含有する粉粒物を生石灰分を内層としてサン
    ドイツチ状に積層し、該粉粒物中の水分と生石灰分とを
    反応させ、この反応熱により含有水分を昇温させ、次い
    でこれを天日下において耕転撹拌展開し含有水分を蒸散
    することを特徴とする水分を含有する粉粒物の天日乾燥
    方法。 2 水分を含有する粉粒物を生石灰分を内層としてサン
    ドイツチ状に積層し、該粉粒物中の水分と生石灰分とを
    反応させ、この反応熱により含有水分を昇温させ、次い
    でこれを天日下において耕転撹拌すると共に、その撹拌
    面に気流を生ぜしめて含有水分を蒸散することを特徴と
    する水分を含有する粉粒物の天日乾燥方法。
JP13643180A 1980-09-29 1980-09-29 水分を含有する粉粒物の天日乾燥方法 Expired JPS6022262B2 (ja)

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