JPS596333A - 生石灰ダストの処理方法 - Google Patents
生石灰ダストの処理方法Info
- Publication number
- JPS596333A JPS596333A JP57113378A JP11337882A JPS596333A JP S596333 A JPS596333 A JP S596333A JP 57113378 A JP57113378 A JP 57113378A JP 11337882 A JP11337882 A JP 11337882A JP S596333 A JPS596333 A JP S596333A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- binder
- caustic lime
- water
- lime dust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Glanulating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、石灰焼成キルン、石灰貯蔵ホッパー等から
発生する生石灰ダストをコールドボンドベレット等の非
焼成塊成鉱の原料の一部に配合することによる生石灰ダ
ストの処理方法に関する。
発生する生石灰ダストをコールドボンドベレット等の非
焼成塊成鉱の原料の一部に配合することによる生石灰ダ
ストの処理方法に関する。
石灰焼成キルン、石灰貯蔵ホッパー等から発生する生石
灰ダストは６５〜９５饅の生石灰成分を含んでいるにも
かかわらず、粒径１００μ以下の極微粉であること、強
アルカリ性に加えて危検物であることから有効利用はも
とより廃棄処分も難しい。
灰ダストは６５〜９５饅の生石灰成分を含んでいるにも
かかわらず、粒径１００μ以下の極微粉であること、強
アルカリ性に加えて危検物であることから有効利用はも
とより廃棄処分も難しい。
すなわち、粒径１００μ以下の極微粉では製鋼用原料と
して利用し難く、また水と接すると高アルカリ水を溶出
するため埋立て用どしても使用できず、さらに貯蔵中に
は大気中の水分を吸・収して発熱するため、生石灰ダス
トの処理は容易でない。なお、従来は公害等の問題が発
生しないよう厳しい管理のもと廃棄されている。
して利用し難く、また水と接すると高アルカリ水を溶出
するため埋立て用どしても使用できず、さらに貯蔵中に
は大気中の水分を吸・収して発熱するため、生石灰ダス
トの処理は容易でない。なお、従来は公害等の問題が発
生しないよう厳しい管理のもと廃棄されている。
ところで、高炉に使用する非焼成塊成鉱としては、周知
のとおり、粉鉱石に水硬性バインダー（通常セメン））
と適当な水を加えて製造されるコールドボンドペレット
が代表的であるが、省資源の立場から、従来水硬性バイ
ンダーとして使用されてきたポルトヲーνドセメントに
替えて、高炉の副成品で潜在水硬性を持つ高炉水滓スラ
グとボ／ｌ／）ランド七メン）の混合物をバインダーと
して用いる方法が提案されている。しかし、これまでに
提案されているコールドボンド鉱の製造技術の中で、粉
鉱石を塊成化する際に生石灰ダ７）を配合し、生石灰ダ
ストを処分する方法は未だ見当らない。
のとおり、粉鉱石に水硬性バインダー（通常セメン））
と適当な水を加えて製造されるコールドボンドペレット
が代表的であるが、省資源の立場から、従来水硬性バイ
ンダーとして使用されてきたポルトヲーνドセメントに
替えて、高炉の副成品で潜在水硬性を持つ高炉水滓スラ
グとボ／ｌ／）ランド七メン）の混合物をバインダーと
して用いる方法が提案されている。しかし、これまでに
提案されているコールドボンド鉱の製造技術の中で、粉
鉱石を塊成化する際に生石灰ダ７）を配合し、生石灰ダ
ストを処分する方法は未だ見当らない。
この発明者らは、従来廃棄処分も困難であった生石灰ダ
ス）を処理すべく検討した結果、コールドボンド鉱の製
造において、生石灰ダストを用ｈても、コールドボンド
鉱の冷間強度、熱間強度は普通ポルトランドセメントの
み添加した場合とほぼ同等の値が得られることを見い出
した。
ス）を処理すべく検討した結果、コールドボンド鉱の製
造において、生石灰ダストを用ｈても、コールドボンド
鉱の冷間強度、熱間強度は普通ポルトランドセメントの
み添加した場合とほぼ同等の値が得られることを見い出
した。
すなわち、この発明は、粉鉱石にバインダーと適値の水
を混合して成型後、養生して塊成化する方法において、
粉鉱石に対し０．２〜２５チの生石灰ダストを配合し、
もって生石灰ダストを処理することを特徴とする方法で
あり、鉱石の銘柄によっては生石灰ダストのみで十分な
強度が得られるものもある。なお、生石灰ダストの配合
に際し、ポルトランドセメント、あるいはポルトランド
セメントと水滓ヌフグの混合物を併用してもよい。
を混合して成型後、養生して塊成化する方法において、
粉鉱石に対し０．２〜２５チの生石灰ダストを配合し、
もって生石灰ダストを処理することを特徴とする方法で
あり、鉱石の銘柄によっては生石灰ダストのみで十分な
強度が得られるものもある。なお、生石灰ダストの配合
に際し、ポルトランドセメント、あるいはポルトランド
セメントと水滓ヌフグの混合物を併用してもよい。
この発明において、上記の性能を発現させるだめの好ま
しい生石灰ダストの配合量は、主原料に対して０．２〜
２５％である。すなわち、０．２チ以下ではバインダー
としての役目が得られず、また２５俤以上では生石灰ダ
ストが多くなりかえって強度が低下する。
しい生石灰ダストの配合量は、主原料に対して０．２〜
２５％である。すなわち、０．２チ以下ではバインダー
としての役目が得られず、また２５俤以上では生石灰ダ
ストが多くなりかえって強度が低下する。
次に、この発明の実施例について説明する。
〔実施例１〕
第１表に示す組成を有し、第２表に示す粒度構成の粉鉱
石Ａを２０１．Ｂを２０俤、Ｃを６０％を主原料とし、
この主原料に対して５．６〜２，４チのポルトランドセ
メント、２４〜５，６チの高炉水滓（粒度４ｏｏｏｃｒ
ｌ／ｙ）と０．２４％の生石灰ダストを結合剤として配
合し、これに同じく８％の水を加えて混練し、加圧成型
機により１１１ｍφｘｔｏｍの円柱状に成型し、これを
２０℃飽和蒸気中で２時間養生し、さらに７０℃飽和蒸
気中で８時間養生して得られた非焼成塊成鉱の圧潰強度
を第１図に示す。さらに１１０℃で２時間乾燥し、ＪＩ
Ｓ還元した後の圧潰強度を第２図に示す。
石Ａを２０１．Ｂを２０俤、Ｃを６０％を主原料とし、
この主原料に対して５．６〜２，４チのポルトランドセ
メント、２４〜５，６チの高炉水滓（粒度４ｏｏｏｃｒ
ｌ／ｙ）と０．２４％の生石灰ダストを結合剤として配
合し、これに同じく８％の水を加えて混練し、加圧成型
機により１１１ｍφｘｔｏｍの円柱状に成型し、これを
２０℃飽和蒸気中で２時間養生し、さらに７０℃飽和蒸
気中で８時間養生して得られた非焼成塊成鉱の圧潰強度
を第１図に示す。さらに１１０℃で２時間乾燥し、ＪＩ
Ｓ還元した後の圧潰強度を第２図に示す。
なお、第１図、第２図には本実施例と同一量の消石灰を
添加した場合と、生石灰ダスト、消石灰ダストのいずれ
も無添加の場合（ただし、ポルトランドセメントを８チ
添加）の圧潰強度を併せて示し、またＪＩＳ還元時の還
元率は８２〜８４チであった。
添加した場合と、生石灰ダスト、消石灰ダストのいずれ
も無添加の場合（ただし、ポルトランドセメントを８チ
添加）の圧潰強度を併せて示し、またＪＩＳ還元時の還
元率は８２〜８４チであった。
第１図、第２図より、高炉水滓を配合しない場合（縦軸
でポルトランドセメントのみ添加）、廃棄処理に困って
いた生石灰ダストを混合することにより、ポルトランド
セメントのみの添加のものと同等の強度が得られた。
でポルトランドセメントのみ添加）、廃棄処理に困って
いた生石灰ダストを混合することにより、ポルトランド
セメントのみの添加のものと同等の強度が得られた。
第１表 主原料の組成
第２表 主原料の粒度構成
〔実施例２〕
第１表Ｃの組成と第２表Ｃの粒度をもつ鉱石に、生石灰
ダストのみを２０４加え、これに８−の水を加えて混練
し、加圧成型機により１１１１１φＸｌ０ＩＩｌの円柱
状に成型し、これを２０℃飽和蒸気中で２時間養生し、
さらに７０℃で２４時間養生して得られた圧潰強度を第
３表に示す。なお、第３表には比較のため、実施例１の
普通ポルトランドセメントを８Ｌ４添加した場合を併せ
て示した。
ダストのみを２０４加え、これに８−の水を加えて混練
し、加圧成型機により１１１１１φＸｌ０ＩＩｌの円柱
状に成型し、これを２０℃飽和蒸気中で２時間養生し、
さらに７０℃で２４時間養生して得られた圧潰強度を第
３表に示す。なお、第３表には比較のため、実施例１の
普通ポルトランドセメントを８Ｌ４添加した場合を併せ
て示した。
第３表より明らかなごとく、生石灰ダストのみ添加して
もポルトランドセメントのみの添加と同等の強度が得ら
れた。
もポルトランドセメントのみの添加と同等の強度が得ら
れた。
第３表 圧潰強度
以上のごとく、生石灰ダストを非焼成塊成鉱の結合剤と
して用いても、ポルトランドセメントのみの添加の場合
とｔｌは同等の強度が得られ、悪影響をおよぼさないこ
とが明らかである。従って、この発明法によれば、これ
まで処理に苦慮してきた生石灰ダストの処分が可能とな
り、工業的に有益な発明である。
して用いても、ポルトランドセメントのみの添加の場合
とｔｌは同等の強度が得られ、悪影響をおよぼさないこ
とが明らかである。従って、この発明法によれば、これ
まで処理に苦慮してきた生石灰ダストの処分が可能とな
り、工業的に有益な発明である。
第１図および第２図はこの発明の実施例における高炉水
滓配合量と圧潰強度の関係を示す図表である。 出願人 住友金属工業株式会社
滓配合量と圧潰強度の関係を示す図表である。 出願人 住友金属工業株式会社
Claims (1)
- 粉鉱石にバインダーと適量の水を混合して成型後、養生
して塊成化する方法において、粉鉱石に対し０．２〜２
５憾の生石灰ダストを配合することを特徴とする生石灰
ダストの処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57113378A JPS596333A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 生石灰ダストの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57113378A JPS596333A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 生石灰ダストの処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS596333A true JPS596333A (ja) | 1984-01-13 |
| JPS629653B2 JPS629653B2 (ja) | 1987-03-02 |
Family
ID=14610770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57113378A Granted JPS596333A (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | 生石灰ダストの処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS596333A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0861909A1 (en) * | 1997-02-28 | 1998-09-02 | Wishbone Investments Limited | Use of a briquette of foundry waste agglomerated with a hydraulic binder as a charge material for smelting furnaces of an iron foundry |
| KR100380735B1 (ko) * | 1998-08-07 | 2003-09-19 | 주식회사 포스코 | 단광제조를위한생석회함유더스트의숙성방법 |
| KR100782750B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2007-12-05 | 주식회사 포스코 | 내저온환원분화성이 우수한 소결광 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5616077A (en) * | 1979-07-19 | 1981-02-16 | Nippon Steel Corp | Drying of wet dust* sludge and others by mixing powdered lime |
| JPS579840A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-19 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Unfired briquetted ore for iron manufacture |
| JPS5760169A (en) * | 1980-09-29 | 1982-04-10 | Nippon Steel Corp | Natural drying of granular solid containing water |
| JPS5760003A (en) * | 1980-09-29 | 1982-04-10 | Nippon Steel Corp | Production of controlling grain for steel bath temperature |
| JPH05124619A (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-21 | Kawasaki Steel Corp | 自動結束装置 |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP57113378A patent/JPS596333A/ja active Granted
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5616077A (en) * | 1979-07-19 | 1981-02-16 | Nippon Steel Corp | Drying of wet dust* sludge and others by mixing powdered lime |
| JPS579840A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-19 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Unfired briquetted ore for iron manufacture |
| JPS5760169A (en) * | 1980-09-29 | 1982-04-10 | Nippon Steel Corp | Natural drying of granular solid containing water |
| JPS5760003A (en) * | 1980-09-29 | 1982-04-10 | Nippon Steel Corp | Production of controlling grain for steel bath temperature |
| JPH05124619A (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-21 | Kawasaki Steel Corp | 自動結束装置 |
Cited By (3)
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|---|---|---|---|---|
| EP0861909A1 (en) * | 1997-02-28 | 1998-09-02 | Wishbone Investments Limited | Use of a briquette of foundry waste agglomerated with a hydraulic binder as a charge material for smelting furnaces of an iron foundry |
| KR100380735B1 (ko) * | 1998-08-07 | 2003-09-19 | 주식회사 포스코 | 단광제조를위한생석회함유더스트의숙성방법 |
| KR100782750B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2007-12-05 | 주식회사 포스코 | 내저온환원분화성이 우수한 소결광 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS629653B2 (ja) | 1987-03-02 |
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