JPS6022227Y2 - 建物用低騒音シヤツタ - Google Patents
建物用低騒音シヤツタInfo
- Publication number
- JPS6022227Y2 JPS6022227Y2 JP10099179U JP10099179U JPS6022227Y2 JP S6022227 Y2 JPS6022227 Y2 JP S6022227Y2 JP 10099179 U JP10099179 U JP 10099179U JP 10099179 U JP10099179 U JP 10099179U JP S6022227 Y2 JPS6022227 Y2 JP S6022227Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- plate
- plate part
- approximately
- degrees
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、シャッタの巻取展開動作時又は展開完了後の
地面等との当接的における騒音（キーキーときしむ音及
びガラチャンという音等）を低くすることのできる建物
用低騒音シャッタに関するものである。
地面等との当接的における騒音（キーキーときしむ音及
びガラチャンという音等）を低くすることのできる建物
用低騒音シャッタに関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のシャッタ構造は、第５図乃至第７図の如
く構成され、この場合スラット５１の上下方向連結展開
時にあって、上記スラット５１の下辺部に下部斜板部５
２をスラット板面５３より巻取屈曲側にほぼ４５度下向
きに折曲形威し、下部斜板部５２の下部に下部巻込板部
５４をスラット板面５３より巻取屈曲側に下方から上方
に向けてほぼ２７０度の弧角で巻込折曲形威し、一方、
スラット５１の上辺部に上部斜板部５５をスラット板面
５３より巻取屈曲側にほぼ４５度上向きに折曲形威し、
上部斜板部５５の上部に上部巻込板部５６をスラット板
面５３より巻取屈曲側に下部巻込板部５４の曲率半径よ
り径大で下部巻込板部５４の曲率中心の下方位置より下
方から上方を介して下方に向けてほぼ２７０度の弧角で
巻込折曲形威し、展開時にあっては、第５図の巻込状態
から第７図の吊下状態を経て上下に展開し、最下位置の
スラット５１下端が地面等に当接し、第６図の状態とな
るように構成されている。
く構成され、この場合スラット５１の上下方向連結展開
時にあって、上記スラット５１の下辺部に下部斜板部５
２をスラット板面５３より巻取屈曲側にほぼ４５度下向
きに折曲形威し、下部斜板部５２の下部に下部巻込板部
５４をスラット板面５３より巻取屈曲側に下方から上方
に向けてほぼ２７０度の弧角で巻込折曲形威し、一方、
スラット５１の上辺部に上部斜板部５５をスラット板面
５３より巻取屈曲側にほぼ４５度上向きに折曲形威し、
上部斜板部５５の上部に上部巻込板部５６をスラット板
面５３より巻取屈曲側に下部巻込板部５４の曲率半径よ
り径大で下部巻込板部５４の曲率中心の下方位置より下
方から上方を介して下方に向けてほぼ２７０度の弧角で
巻込折曲形威し、展開時にあっては、第５図の巻込状態
から第７図の吊下状態を経て上下に展開し、最下位置の
スラット５１下端が地面等に当接し、第６図の状態とな
るように構成されている。
しかしながらこの構造にあっては、第５図の如く、保合
部分たる上部巻込板部５６及び下部巻込板部５４ともに
単なる円弧状の巻込折曲形状のため想像線のように自由
に移動し得、この遊動が可能であることによって巻取時
又は繰出展開時に相互の不要なすべり接触が生じ、これ
が騒音を生じさせ、また第６図の如く、展開完了時にお
いても想像線のように遊動が可能であることによって相
互に不要なすべり接触が生じ、騒音を発生させるという
不都合な面を有している。
部分たる上部巻込板部５６及び下部巻込板部５４ともに
単なる円弧状の巻込折曲形状のため想像線のように自由
に移動し得、この遊動が可能であることによって巻取時
又は繰出展開時に相互の不要なすべり接触が生じ、これ
が騒音を生じさせ、また第６図の如く、展開完了時にお
いても想像線のように遊動が可能であることによって相
互に不要なすべり接触が生じ、騒音を発生させるという
不都合な面を有している。
本考案はこれらの不都合を解消することを目的とするも
ので、第１図乃至第４図の実施例により本考案を説明す
ると、本考案の要旨は、長方形板状のスラット１を互い
に上下に屈曲自在に連結腰巻取、展開可能にした建物用
シャッタにおいて、上記スラット１の上下方向連結展開
時にあって、上記スラット１の下辺部に下部斜板部２を
スラット板面３より巻取屈曲側にほぼ４５度下向きに折
曲形威すると共に下部斜板部２の下部にスラット板面３
とほぼ平行な垂直板部４を折曲形威し、垂直板部４の下
部に下部巻込板部５をスラット板面３より巻取屈曲側に
下方から上方に向けてほぼ２７０度の弧角で巻込折曲形
威し、一方、スラット１の上辺部に上部斜板部６をスラ
ット板面３より巻取屈曲側にほぼ４５度上向きに折曲形
成腰上部斜板部６の上部に上部巻込板部７を前記スラッ
ト板面３より巻取屈曲側に下部巻込板部５の曲率半径γ
より径大で上部巻込板部５の曲率中心０の下方位置ａよ
り下方から上方に向けてほぼ１８０度の弧角で巻込折曲
形威し、上部巻込板部７の先端部に外側平坦板部８を屈
曲巻取側と反対側のほぼ４５度下向きに折曲形威し、外
側平坦板部８の下部に前記上部巻込板部７の内面とほぼ
同じ曲率半径γの案内板部９を上方から下方に向けてほ
ぼ４５度の弧角で巻込折曲形威し、案内板部９の下部に
前記下部巻込板部５の内面に近づく長さの内側平坦板部
１０を屈曲巻取側にほぼ４５度上向きに折曲形威して構
成したことを特徴とする建物用低騒音シャッタにある。
ので、第１図乃至第４図の実施例により本考案を説明す
ると、本考案の要旨は、長方形板状のスラット１を互い
に上下に屈曲自在に連結腰巻取、展開可能にした建物用
シャッタにおいて、上記スラット１の上下方向連結展開
時にあって、上記スラット１の下辺部に下部斜板部２を
スラット板面３より巻取屈曲側にほぼ４５度下向きに折
曲形威すると共に下部斜板部２の下部にスラット板面３
とほぼ平行な垂直板部４を折曲形威し、垂直板部４の下
部に下部巻込板部５をスラット板面３より巻取屈曲側に
下方から上方に向けてほぼ２７０度の弧角で巻込折曲形
威し、一方、スラット１の上辺部に上部斜板部６をスラ
ット板面３より巻取屈曲側にほぼ４５度上向きに折曲形
成腰上部斜板部６の上部に上部巻込板部７を前記スラッ
ト板面３より巻取屈曲側に下部巻込板部５の曲率半径γ
より径大で上部巻込板部５の曲率中心０の下方位置ａよ
り下方から上方に向けてほぼ１８０度の弧角で巻込折曲
形威し、上部巻込板部７の先端部に外側平坦板部８を屈
曲巻取側と反対側のほぼ４５度下向きに折曲形威し、外
側平坦板部８の下部に前記上部巻込板部７の内面とほぼ
同じ曲率半径γの案内板部９を上方から下方に向けてほ
ぼ４５度の弧角で巻込折曲形威し、案内板部９の下部に
前記下部巻込板部５の内面に近づく長さの内側平坦板部
１０を屈曲巻取側にほぼ４５度上向きに折曲形威して構
成したことを特徴とする建物用低騒音シャッタにある。
本考案は上述の如く構成したから、第１図の状態から巻
取体１１に巻取る場合又は巻取体１１から繰出展開する
場合第２図の如く、上位置のスラット１の下部と下位置
のスラット１の上部との係合部での遊動を少なくでき、
かつ、接触部分は、案内板部９のほぼ４５度の弧状外面
と下部巻込板部５の巻込折曲形威始め部内面、及び又は
内側平坦板部１０の先縁部と下部巻込板部５の巻込折曲
形成路り部内面、及び又は上部巻込板部７の先端部内面
と下部巻込板部５の巻込折曲形成終り部外面にでき、こ
の結果接触面積を小さくすることができ、それだけ一層
巻取、展開動作時の騒音を低くでき、また、第３図の展
開完了後最下位のスラット１の下端が地面等に当接した
状態においても上位置のスラット１の下部と下位置のス
ラット１の上部との保合部での遊動を少なくでき、かつ
接触部分は案内板部９のほぼ４５度の弧状外面と垂直板
部４の内面若しくは下部巻込板部５の巻込形成始め部内
面、及び又は内側平坦板部１０の先端部と下部巻込板部
５の巻込形成路り部内面にでき、この結果接触面積を少
なくでき、それだけ一層展開完了時の騒音が低くでき、
さらには下側のスラット１が停止し上側スラット１が下
降することによって生ずる衝突音も低くでき、風雨等の
風力振動による騒音も低くできる。
取体１１に巻取る場合又は巻取体１１から繰出展開する
場合第２図の如く、上位置のスラット１の下部と下位置
のスラット１の上部との係合部での遊動を少なくでき、
かつ、接触部分は、案内板部９のほぼ４５度の弧状外面
と下部巻込板部５の巻込折曲形威始め部内面、及び又は
内側平坦板部１０の先縁部と下部巻込板部５の巻込折曲
形成路り部内面、及び又は上部巻込板部７の先端部内面
と下部巻込板部５の巻込折曲形成終り部外面にでき、こ
の結果接触面積を小さくすることができ、それだけ一層
巻取、展開動作時の騒音を低くでき、また、第３図の展
開完了後最下位のスラット１の下端が地面等に当接した
状態においても上位置のスラット１の下部と下位置のス
ラット１の上部との保合部での遊動を少なくでき、かつ
接触部分は案内板部９のほぼ４５度の弧状外面と垂直板
部４の内面若しくは下部巻込板部５の巻込形成始め部内
面、及び又は内側平坦板部１０の先端部と下部巻込板部
５の巻込形成路り部内面にでき、この結果接触面積を少
なくでき、それだけ一層展開完了時の騒音が低くでき、
さらには下側のスラット１が停止し上側スラット１が下
降することによって生ずる衝突音も低くでき、風雨等の
風力振動による騒音も低くできる。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図は全体説
明断面図、第２図は巻取又は展開動作時の要部断面図、
第３図はその展開完了静止時の要部断面図、第４図はそ
の吊下状態の要部断面図、第５図は従来構造の巻取又は
展開動作時の要部断面図、第６図はその展開完了静止時
の要部断面図、第７図はその吊下状態の要部断面図であ
る。 １・・・・・・スラット、２・・・・・・下部斜板部、
３・・・・・・スラット板部、４・・・・・・垂直板部
、５・・・・・・下部巻込板部、６・・・・・・上部斜
板部、７・・・・・・下部巻込板部、８・・・・・・外
側平坦板部、９・・・・・・案内板部、１０・・・・・
・内側平坦板部。
明断面図、第２図は巻取又は展開動作時の要部断面図、
第３図はその展開完了静止時の要部断面図、第４図はそ
の吊下状態の要部断面図、第５図は従来構造の巻取又は
展開動作時の要部断面図、第６図はその展開完了静止時
の要部断面図、第７図はその吊下状態の要部断面図であ
る。 １・・・・・・スラット、２・・・・・・下部斜板部、
３・・・・・・スラット板部、４・・・・・・垂直板部
、５・・・・・・下部巻込板部、６・・・・・・上部斜
板部、７・・・・・・下部巻込板部、８・・・・・・外
側平坦板部、９・・・・・・案内板部、１０・・・・・
・内側平坦板部。
Claims (1)
- 長方形板状のスラットを互いに上下に屈曲自在に連結し
、巻取、展開可能にした建物用シャッタにおいて、上記
スラットの上下方向連結展開時にあって、上記スラット
の下辺部に下部斜板部をスラット板面より巻取屈曲側に
ほぼ４５度下向きに折曲形成すると共に下部斜板部の下
部にスラット板面とほぼ平行な垂直板部を折曲形威し、
垂直板部の下部に下部巻込板部をスラット板面より巻取
屈曲側に下方から上方に向けてほぼ２７０度の弧角で巻
込折曲形威し、一方、スラットの上辺部に上部斜板部を
スラット板面より巻取屈曲側にほぼ４５度上向きに折曲
形威し、上部斜板部の上部には上部斜板部を前記スラッ
ト板面より巻取屈曲側に下部巻込板部の曲率半径より径
大で下部巻込板部の曲率中心の下方位置より下方から上
方に向けてほぼ１８０度の弧角で巻込折曲形威し、上部
巻込板部の先端部に外側平但板部を屈曲巻取側と反対側
のほぼ４５度下向きに折曲形成腰外側平但板部の下部に
前記上部巻込板部の内面とほぼ同じ曲率半径の案内板部
を上方から下方に向けてほぼ４５度の弧角で巻込折曲形
威し、案内板部の下部に前記下部巻込板部の内面に近づ
く長さの内側平坦板部を屈曲巻取側にほぼ４５度上向き
に折曲形威して構成したことを特徴とする建物用低騒音
シャッタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10099179U JPS6022227Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | 建物用低騒音シヤツタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10099179U JPS6022227Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | 建物用低騒音シヤツタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5619698U JPS5619698U (ja) | 1981-02-20 |
| JPS6022227Y2 true JPS6022227Y2 (ja) | 1985-07-02 |
Family
ID=29333719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10099179U Expired JPS6022227Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | 建物用低騒音シヤツタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6022227Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-20 JP JP10099179U patent/JPS6022227Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5619698U (ja) | 1981-02-20 |
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