JPS6022222B2 - 逆転防止歯車機構 - Google Patents

逆転防止歯車機構

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JPS6022222B2
JPS6022222B2 JP52112411A JP11241177A JPS6022222B2 JP S6022222 B2 JPS6022222 B2 JP S6022222B2 JP 52112411 A JP52112411 A JP 52112411A JP 11241177 A JP11241177 A JP 11241177A JP S6022222 B2 JPS6022222 B2 JP S6022222B2
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JP
Japan
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gear
driven gear
reverse
tooth profile
rotation
Prior art date
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JP52112411A
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English (en)
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JPS5445446A (en
Inventor
健次 大島
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Seikosha KK
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Seikosha KK
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Publication date
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Publication of JPS5445446A publication Critical patent/JPS5445446A/ja
Publication of JPS6022222B2 publication Critical patent/JPS6022222B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/003Monodirectionally torque-transmitting toothed gearing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気脱進機あるいはィンダクタモータなど方
向性を有しない自起動型回転駆動装置によって駆動され
る時計輪列などに使用し、回転駆動装置の始動時の逆転
を阻止しかつ円滑に正転せしめる逆転防止歯車機構に関
するものである。
前記の如き方向性を有しない自起動型回転駆動装置の逆
転を特殊歯形の1組の歯車の噛み合いによって阻止する
機構、すなわち正転時の噛み合い面は例えば通常のイン
ポリュート歯形とし、逆転時の噛み合い面はお互いに衝
突し合って回転不能となるよう特殊歯形とし、衝突時の
反力によって正転に転ぜしめる機構は従来より周知であ
る。しかし従来の逆転防止歯車機構は、いずれも逆転時
にお互いの歯面が衝突するときにデットボィント(以下
D.Pと略す。)で噛み合って、正逆いずれの方向へも
回転不能となり、回転駆動装置の作動が停止してしまう
ことがあった。本発明は、前記従釆の如き不都合を生じ
る確率が零もしくは極めて小さい逆転防止歯車機構を提
供することを目的とするものであり、以下図面を参照し
て本発明について説明する。
第1図において、1は磁気脱進機あるいはィンダクタモ
ータなど方向性を有しない自起動型回転駆動装置(図示
せず。
)に連動して回転する駆動歯車、4はこの駆動歯車と噛
合する従動歯車である。駆動歯車1は交互に厚歯2と薄
歯3とが形成してある。厚歯2は、正回転側の歯面が通
常のインポリュート曲面の正規歯形2aとなっており、
逆回転側の歯面は逆転止め歯形2bとなっている。逆転
止め歯形2bは、正規歯形の歯先部を半径R,(中心○
,)に沿って切欠したものである。薄歯3は、正回転側
の歯面が正規歯形2aと同一の正規歯形3aとなってお
り、逆回転側の歯面は切欠部3bによって歯元部まで削
られている。従動歯車4の歯5は全て同一歯形のもので
あり、それぞれ正回転側の歯面が通常のインポリュート
曲面の正規歯形5aとなっており、逆回転側の歯面は切
欠部5bの先端は半径R2(中心02)の曲面にて丸め
てある。駆動歯車1が第1図破線矢印方向に正回転する
場合は、駆動歯車1の正規歯形2aまたは3aが従動歯
車4の正規歯形5aと噛み合い、通常の歯車同志の噛み
合い伝達が行なわれる。
駆動歯車1が第1図実線方向に逆回転する場合は、駆動
歯車1の逆転止め歯形2bと従動歯車4の歯5の先端と
が点Sにて衝突して逆回転が阻止される。このとき駆動
歯車1の従動歯車2に対する衝突力fは衝突点Sにおけ
る法線方向、すなわち点○,,S,02を結ぶ直線12
方向に作用し、本発明の特徴はこの直線12が従動歯車
4の回転中心C2と衝突点Sとを結ぶ直線12に対して
逆回転側に角度8だけ偏筒するように、駆動歯車1の逆
転止め歯形2bや従動歯車4の歯5の形状等を設定した
ところにある。逆転防止歯車機構においては、衝突力f
を従動歯車4の回転中心C2に対して正回転側に作用さ
せるのが通例であり、このようにすることによって衝突
力fの反力で駆動歯車1を正回転に転ぜしめると共に、
従動歯車4にも衝突力fの分力で正回転トルクを付与し
ていた。
回転駆動装置が大パワーの場合は、むしろこの方が逆転
防止の作用が確実でなる。しかし回転駆動装置が磁気脱
進機や時計小型モータのように低パワーの場合は、衝突
力fの反力で駆動歯車1を正回転に転ぜしめることは期
待できない。さらに駆動歯車1および従動歯車4がプラ
スチック部品の場合は、駆動歯車1の逆転止め歯形2b
と従動歯車4の歯先とが、互いに食い込み、両歯車が回
転不能となるところの、いわゆるD・Pでの噛み合いが
発生し易くなる。第2図は第1図示の角度8とD・P発
生率との相対関係を実験的に求めたものであり、角度3
が負の領域は、第1図において直線12が直線1,に対
して正回転側にあることを意味する。第2図から明らか
なように、D・P発生率は角度8が0のとき、すなわち
衝突力fが従鰯歯車4の回転中心C3方向に作用すると
き最大である。そして角度8が負の場合よりも正の場合
、すなわち衝突力fを従動歯車4の回転中心C2に対し
て正回転側に作用させるよりも逆回転側に作用させた方
が、D・P発生率が小さく、角度8が十8o以上ではD
・P発生率が0となった。この理由は、衝突力fの接線
方向成分f sin 8によって従動歯車4が逆回転ト
ルクを受けるために、衝突時に従動歯車4は逆回転側に
僅かながらも逃げることができ、駆動歯車1の逆転止め
歯2bと従動歯車4の歯5の先端とが互いに食い込むこ
とがないためである。従動歯車4が衝突力fの蓬方向成
分fcos 8で軸受(図示せず。)に対して押し付け
られることにより、駆動歯車1は逆回転に対する制動力
を受ける。この制動力によって駆動歯車1が停止し「
このとき例えば回転駆動装置が磁気脱進機(図示せず。
)であれば、振動子に固着した駆動磁石と磁気脱進車の
滋路の関係が正常関係に戻った時に正回転に転じ、以後
正回転を続ける。また角度8が十11o以上では逆転防
止の機能を果さなくなった。なお図示の歯形形状等は一
つの設計例であり、これに限るものではなく、本発明は
請求の範囲によってのみ限定される。
また逆転止め歯形2bは駆動歯車1の少なくとも一つの
歯に設けただけであってもよい。以上のように本発明に
よれば、D・Pでの噛み合いによる回転停止の発生率を
0ないいま極めて小さくでき、殊に逆回転側時の歯形間
の衝突による反発力があまり期待できない低パワーの無
方向性回転駆動装置の場合に非常に有効である。
また従動歯車の歯先および逆転止め歯形を単一円弧曲面
としたので、衝突力の作用方向は衝突点における法線方
法となり、歯形の設計並びにその時の角度8の設定を容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の−実施例を示すものであって、第1図は
その要部拡大平面図、第2図は角度Bと○。 P発生率との関係である。1・…・・駆動歯車、2・・
・・・・厚歯、3・・・・・・薄歯、2a,3a…・・
・正規歯形、2b・・・・・・逆転止め歯形、4・…・
・従動歯車、6a・・・・・・正規歯形、S・・・・・
・逆転止め歯形と従動歯車の歯先との衝突点、8・・・
・・・従動歯車の回転中心に対する衝突力fの作用角度
。 第1図第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 方向性を有しない回転駆動装置に連動する駆動歯車
    と、この駆動歯車に噛合する従動歯車とからなり、前記
    駆動歯車は逆回転時に前記従動歯車の歯先と衝突する少
    なくとも一つの逆転止め歯形を有し、前記逆転止め歯形
    が前記従動歯車に対して及ぼす衝突力が、前記従動歯車
    の回転中心に対して逆回転側に作用するようにしたこと
    を特徴とする逆転防止歯車機構。 2 前記逆転止め歯形および前記従動歯車の歯先を単一
    円弧面とした特許請求の範囲第1項に記載の逆転防止歯
    車機構。 3 前記衝突力が、前記従動歯車の回転中心に対して逆
    回転側に作用する角度を7°〜11°とした特許請求の
    範囲第1項記載の逆転防止歯車機構。
JP52112411A 1977-09-19 1977-09-19 逆転防止歯車機構 Expired JPS6022222B2 (ja)

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JP52112411A JPS6022222B2 (ja) 1977-09-19 1977-09-19 逆転防止歯車機構

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JP52112411A JPS6022222B2 (ja) 1977-09-19 1977-09-19 逆転防止歯車機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5445446A JPS5445446A (en) 1979-04-10
JPS6022222B2 true JPS6022222B2 (ja) 1985-05-31

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ID=14585965

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5331182B2 (ja) * 1972-04-05 1978-08-31

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5548465Y2 (ja) * 1975-06-16 1980-11-12
JPS5331182U (ja) * 1976-08-23 1978-03-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5331182B2 (ja) * 1972-04-05 1978-08-31

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JPS5445446A (en) 1979-04-10

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