JPS6022180B2 - 気筒数制御エンジン - Google Patents
気筒数制御エンジンInfo
- Publication number
- JPS6022180B2 JPS6022180B2 JP55016170A JP1617080A JPS6022180B2 JP S6022180 B2 JPS6022180 B2 JP S6022180B2 JP 55016170 A JP55016170 A JP 55016170A JP 1617080 A JP1617080 A JP 1617080A JP S6022180 B2 JPS6022180 B2 JP S6022180B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinders
- cylinder
- exhaust
- turbocharger
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Supercharger (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は軽負荷時に一部気筒の運転を休止させる気筒数
制御エンジンに関する。
制御エンジンに関する。
主として自動車用多気筒エンジンにおいて、軽負荷城で
一部気筒に対する燃料の供給をカットし、残りの気筒の
みで運転することにより、燃費の改善をはかるようにし
た気筒数制御エンジンが提案されている。
一部気筒に対する燃料の供給をカットし、残りの気筒の
みで運転することにより、燃費の改善をはかるようにし
た気筒数制御エンジンが提案されている。
一般に、エンジンは高負荷状態で運転するほど燃費が良
好となる傾向がある。
好となる傾向がある。
したがってフル出力を要求されない時などに、一部気筒
の作動を休止させれば、、残りの作動気筒は相対的に負
荷が増加することになり、動力‘性能を損わずに燃費の
良い状態で運転することが可能となる。
の作動を休止させれば、、残りの作動気筒は相対的に負
荷が増加することになり、動力‘性能を損わずに燃費の
良い状態で運転することが可能となる。
このような技術的思想にもとづいて考えられたのが、上
記気筒数制御エンジンであり、エンジン総出力に余裕の
ある軽負荷時を対象として一部気筒の作動を休止させて
いる。
記気筒数制御エンジンであり、エンジン総出力に余裕の
ある軽負荷時を対象として一部気筒の作動を休止させて
いる。
ところで、この気筒数制御エンジンにあって燃費をさら
に向上させるには、エンジン圧縮比を高めたり、排気圧
力で駆動されて過給を行うターボチヤージヤを取付ける
ことなどが、非常に有効的であると言える。
に向上させるには、エンジン圧縮比を高めたり、排気圧
力で駆動されて過給を行うターボチヤージヤを取付ける
ことなどが、非常に有効的であると言える。
しかしこのターボチャージャにより過給を行ったときに
問題となるのはエンジンノッキングであり、そのため、
通常はウエストゲートバルブと称する一種のリリーフバ
ルブを排気タービンの上流に設け、とくに排気流量が増
大するときなどに排気の一部を排気タービンをバィパス
して逃がすことにより、過給を適度に抑制してノッキン
グを回避している。
問題となるのはエンジンノッキングであり、そのため、
通常はウエストゲートバルブと称する一種のリリーフバ
ルブを排気タービンの上流に設け、とくに排気流量が増
大するときなどに排気の一部を排気タービンをバィパス
して逃がすことにより、過給を適度に抑制してノッキン
グを回避している。
とくにノッキングが問題となる場合は、逆に圧縮比を相
対的に下げるなどの対策を施す必要もあって、ターボチ
ャージャをを取付けた割には、燃費の改善効果が思うほ
ど高まらないという現象がみられた。
対的に下げるなどの対策を施す必要もあって、ターボチ
ャージャをを取付けた割には、燃費の改善効果が思うほ
ど高まらないという現象がみられた。
そこで本発明は、気筒数制御の特質を利用して、休止側
気筒の排気圧力でターボチャージャを駆動することによ
り、ノッキングを防止しつつ十分な過給効果が得られる
ようにした気筒数制御エンジンを提供することを目的と
する。
気筒の排気圧力でターボチャージャを駆動することによ
り、ノッキングを防止しつつ十分な過給効果が得られる
ようにした気筒数制御エンジンを提供することを目的と
する。
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
図において、エンジン本体1は直列6気筒のものが例示
され、#1〜#3気筒は常時作動する気筒群であれ こ
れに対して#4〜#6気筒は軽負荷時に燃料及び空気の
供給が遮断されて作動を休止する気筒群である。
され、#1〜#3気筒は常時作動する気筒群であれ こ
れに対して#4〜#6気筒は軽負荷時に燃料及び空気の
供給が遮断されて作動を休止する気筒群である。
吸気通路2は途中で分岐し、一方の通路2aには絞弁4
が、他方の通路2bには後述のターボチャージヤ10の
コンブレツサ9が介菱され〜 これらはその後流で再び
合流している。
が、他方の通路2bには後述のターボチャージヤ10の
コンブレツサ9が介菱され〜 これらはその後流で再び
合流している。
ただし、#寛〜#3気筒と#4〜#6気筒に対して「遮
断弁7を介して吸気適路が2eと2fに分離される。
断弁7を介して吸気適路が2eと2fに分離される。
なお、蔓 亀は吸入空気量を測定するヱアフロ−メータ
でありち各気筒#亀〜#6の吸気ボートに設けた燃料噴
射弁FI〜F6がこの検出吸入空気量にもとづいて図示
しない制御回路からの信号で燃料を噴射供給する。
でありち各気筒#亀〜#6の吸気ボートに設けた燃料噴
射弁FI〜F6がこの検出吸入空気量にもとづいて図示
しない制御回路からの信号で燃料を噴射供給する。
休止気筒側の吸気通路2fと排気通路3bを短絡して還
流通路5が設けられ、この通路5には部分気筒運転時に
のみ開く還流弁6が介袋され、この部分気筒運転時に作
動を休止した気筒#47#5,#6に排気空気を循環吸
入させ、エンジンポンピングロスを防止する。
流通路5が設けられ、この通路5には部分気筒運転時に
のみ開く還流弁6が介袋され、この部分気筒運転時に作
動を休止した気筒#47#5,#6に排気空気を循環吸
入させ、エンジンポンピングロスを防止する。
そして、この休止側気筒にはターボチャージヤ10が備
えられ、排気通路3bに介装した排気タービン8により
「吸気通路2fに介袋したコンブレッサ9を駆動するよ
うになっている。
えられ、排気通路3bに介装した排気タービン8により
「吸気通路2fに介袋したコンブレッサ9を駆動するよ
うになっている。
なお、作動気筒側の排気通路3aは、排気タービン8の
後流において休止気筒側の排気通路3bと合流している
。
後流において休止気筒側の排気通路3bと合流している
。
以上のように構成され、次にその作用を説明するとトェ
ンジン高負荷状態で運転されているときは、図示しない
制御回路からの信号により全気筒#1〜#61こ対して
燃料の供給が行われも全気筒運転する。
ンジン高負荷状態で運転されているときは、図示しない
制御回路からの信号により全気筒#1〜#61こ対して
燃料の供給が行われも全気筒運転する。
この場合、遮断弁7は開き、還流弁6は閉じている。
そして「 この燃焼排気のうち、#4〜#6気筒の排気
圧力によりターボチャージャIQの排気タービン8を駆
動する。
圧力によりターボチャージャIQの排気タービン8を駆
動する。
このターボチャージャ1川ま全気筒運転時にのみ排気圧
力で駆動されるので「そのときに必要な週給効率が得ら
れるように設定しておくことにより〜従来のように、高
回転城で緋気をウエストゲートバルブでバイパスさせる
必要がなくなる。
力で駆動されるので「そのときに必要な週給効率が得ら
れるように設定しておくことにより〜従来のように、高
回転城で緋気をウエストゲートバルブでバイパスさせる
必要がなくなる。
ターボチヤージヤ10のコンブレツサ9により、吸入空
気は加圧され、各気筒#蔓〜#6へと供聯合される。た
だし「このコンブレツサ9はエアフローメ−タ亀2の下
流にあるため、エンジンに供給された全空気量はこのエ
アーフローメーター12で計測され、これに応じて燃料
噴射弁FI〜F6から燃料が噴射される。
気は加圧され、各気筒#蔓〜#6へと供聯合される。た
だし「このコンブレツサ9はエアフローメ−タ亀2の下
流にあるため、エンジンに供給された全空気量はこのエ
アーフローメーター12で計測され、これに応じて燃料
噴射弁FI〜F6から燃料が噴射される。
次にエンジン軽負荷城で#4〜#6気筒に対する燃料の
供給が遮断されると、同時に遮断弁7が閉じて空気もカ
ットされ、エンジンは#1〜#3気筒でのみ運転を行う
。
供給が遮断されると、同時に遮断弁7が閉じて空気もカ
ットされ、エンジンは#1〜#3気筒でのみ運転を行う
。
このとき、還流弁6が開くのでこれら作動休止気筒#4
〜#6から排出された空気は〜ほぼそっくりその吸気側
へ還流通路5を通して循還し、これにふりポンピングロ
スの発生を防止する。
〜#6から排出された空気は〜ほぼそっくりその吸気側
へ還流通路5を通して循還し、これにふりポンピングロ
スの発生を防止する。
一方、このようにして#4〜#6気筒の排気通路3bの
排気圧力は略大気圧に保たれ、しかも排気タービン8へ
と流れないため、ターボチャージャ10はその作動を停
止し、吸気側への過給が行われなくなる。このため、#
1〜#3気筒による部分気筒運転時は「吸気は全て通路
2aの絞弁4を通して供給されることになる。
排気圧力は略大気圧に保たれ、しかも排気タービン8へ
と流れないため、ターボチャージャ10はその作動を停
止し、吸気側への過給が行われなくなる。このため、#
1〜#3気筒による部分気筒運転時は「吸気は全て通路
2aの絞弁4を通して供給されることになる。
この場合、作動気筒#富〜#3では過給が行われないが
〜 また同時に排気タービン8を駆動しなくてもすむの
でt過給しないことによる損失は問題とならない。
〜 また同時に排気タービン8を駆動しなくてもすむの
でt過給しないことによる損失は問題とならない。
一般にターボチャージャの機能は全開運転時の充填効率
の向上にあるから、その点からも部分負荷時に比較的少
ない排気量でターボチャージャを低速回転(週給効率は
きわめて低い)させることは、それほど効果的ではない
のである。
の向上にあるから、その点からも部分負荷時に比較的少
ない排気量でターボチャージャを低速回転(週給効率は
きわめて低い)させることは、それほど効果的ではない
のである。
以上のように本発明によれば、ターボチヤージャの駆動
を休止側気筒からの排気圧力によって行うようにしたの
で「全気筒運転時にのみターボチヤージヤが駆動される
ことになり、したがって予めその過給率を部分負荷時を
全く考慮せずに全開運転時のみを対象として設定してお
くことにより、高負荷域でのノッキングなどを防止しつ
つ最適な過給が行える。
を休止側気筒からの排気圧力によって行うようにしたの
で「全気筒運転時にのみターボチヤージヤが駆動される
ことになり、したがって予めその過給率を部分負荷時を
全く考慮せずに全開運転時のみを対象として設定してお
くことにより、高負荷域でのノッキングなどを防止しつ
つ最適な過給が行える。
つまり、全運転城でそれぞれ良好な過給状態が得られる
ようにターボチャージャの特性を設定すると、結局高負
荷域でウエストゲートバルブを開いて排気をバイパスさ
せるなどの必要が生じるが、本発明ではこのような問題
がなく、しかも低負荷城では効率のきわめて低いターボ
チャージャを駆動することもないので、全体的にはター
ボチャージャの特徴を最大限に活用できるという効果を
生じるのである。
ようにターボチャージャの特性を設定すると、結局高負
荷域でウエストゲートバルブを開いて排気をバイパスさ
せるなどの必要が生じるが、本発明ではこのような問題
がなく、しかも低負荷城では効率のきわめて低いターボ
チャージャを駆動することもないので、全体的にはター
ボチャージャの特徴を最大限に活用できるという効果を
生じるのである。
図は本発明の実施例を示す概略断面図である。
2…・・・吸気通路、3a,3b・・…・排気通路、5
・…・・還流通路、6…・・・還流弁、了・・・・・・
遮断弁、8……排気タービン、9……コンブレッサ、1
0……ターボチヤージヤ。
・…・・還流通路、6…・・・還流弁、了・・・・・・
遮断弁、8……排気タービン、9……コンブレッサ、1
0……ターボチヤージヤ。
Claims (1)
- 1 エンジン軽負荷域で燃料と空気の供給が遮断され作
動を休止する気筒と、常時作動を継続する気筒と、これ
ら気筒に対応して互に独立させた排気通路とを備えた気
筒数制御エンジンにおいて、休止側気筒の排気通路に介
装した排気タービンにより駆動されるコンプレツサで吸
入空気を過給するようにターボチヤージヤを備えたこと
を特徴とする気筒数制御エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55016170A JPS6022180B2 (ja) | 1980-02-13 | 1980-02-13 | 気筒数制御エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55016170A JPS6022180B2 (ja) | 1980-02-13 | 1980-02-13 | 気筒数制御エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56113025A JPS56113025A (en) | 1981-09-05 |
JPS6022180B2 true JPS6022180B2 (ja) | 1985-05-31 |
Family
ID=11909028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55016170A Expired JPS6022180B2 (ja) | 1980-02-13 | 1980-02-13 | 気筒数制御エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6022180B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5872618A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-30 | Hino Motors Ltd | 給気冷却器付タ−ボチヤ−ジを設けたデイ−ゼルエンジン搭載車輛 |
JPS58134633U (ja) * | 1982-03-08 | 1983-09-10 | 株式会社クボタ | 過給機付き内燃機関の減筒運転装置 |
JPS61200339A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-09-04 | Toyota Motor Corp | 機械式過給機付内燃機関 |
JP2519732Y2 (ja) * | 1990-04-18 | 1996-12-11 | 三菱自動車工業株式会社 | 多気筒エンジンの吸排気装置 |
-
1980
- 1980-02-13 JP JP55016170A patent/JPS6022180B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56113025A (en) | 1981-09-05 |
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