JPS60221483A - 蛍光体 - Google Patents
蛍光体Info
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- JPS60221483A JPS60221483A JP7722584A JP7722584A JPS60221483A JP S60221483 A JPS60221483 A JP S60221483A JP 7722584 A JP7722584 A JP 7722584A JP 7722584 A JP7722584 A JP 7722584A JP S60221483 A JPS60221483 A JP S60221483A
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- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- C09K11/08—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials
- C09K11/77—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing rare earth metals
- C09K11/7783—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing rare earth metals containing two or more rare earth metals one of which being europium
- C09K11/779—Halogenides
- C09K11/7791—Halogenides with alkali or alkaline earth metals
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09K—MATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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- C09K11/77—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing rare earth metals
- C09K11/7728—Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing inorganic luminescent materials containing rare earth metals containing europium
- C09K11/7732—Halogenides
- C09K11/7733—Halogenides with alkali or alkaline earth metals
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Luminescent Compositions (AREA)
- Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の分野]
本発明は蛍光体に関するものである。さらに詳しくは、
本発明は、二価のユーロピウムにより賦活されている複
合ハロゲン化物蛍光体に関するものである。
本発明は、二価のユーロピウムにより賦活されている複
合ハロゲン化物蛍光体に関するものである。
7、[発明の背景]
二価(7)ユーロピウムで賦活したアルカリ土類金属ハ
ロゲン化物系蛍光体の一種として、従来より二価ユーロ
ピウム賦活アルカリ土類金属弗化ハロゲン化物蛍光体(
M罵Fx:Eu2+、ただしM1少なくとも一種のアル
カリ土類金属であり、Xは弗素以外のハロゲンである)
がよく知られている。この蛍光体は、X線などの放射線
で励起すると近紫外発光(瞬時発光)を示し、また、X
線などの放射線を照射したのち可視乃至赤外領域の電磁
波で励起すると近紫外発光(jlii尽発光)を示すも
のである。
ロゲン化物系蛍光体の一種として、従来より二価ユーロ
ピウム賦活アルカリ土類金属弗化ハロゲン化物蛍光体(
M罵Fx:Eu2+、ただしM1少なくとも一種のアル
カリ土類金属であり、Xは弗素以外のハロゲンである)
がよく知られている。この蛍光体は、X線などの放射線
で励起すると近紫外発光(瞬時発光)を示し、また、X
線などの放射線を照射したのち可視乃至赤外領域の電磁
波で励起すると近紫外発光(jlii尽発光)を示すも
のである。
また、上記の二価ユーロピウム賦活アルカリ土類金属弗
化ハロゲン化物蛍光体とは別の蛍光体として、本出願人
は、新たに下記組成式で表わされる二価ユーロピウム賦
活アルカリ土類金属ハロゲン化物蛍光体を発明し、既に
特許出願している(特願昭58−193161号明細書
)。
化ハロゲン化物蛍光体とは別の蛍光体として、本出願人
は、新たに下記組成式で表わされる二価ユーロピウム賦
活アルカリ土類金属ハロゲン化物蛍光体を発明し、既に
特許出願している(特願昭58−193161号明細書
)。
組成式: M”X2 h aM”X’ 2 : xE
u2′)(ただし、MXIはBa、SrおよびCaから
なる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属
であり;XおよびX′はC1、BrおよびIからなる群
より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであって、かつ
X矢X ’であり;そしてaは0.1≦a≦10.0の
範囲の数値であり、Xは0<x≦0.2の範囲の数値で
ある) この二価ユーロピウム賦活アルカリ土類金属ハロゲン化
物蛍光体は、上記明細書に記載されているようにそのX
線回折パターンから、前記MHFX:Eu2+蛍光体と
は結晶構造を異にする別種の蛍光体であることが判明し
ており、X線、紫外線、電子線などの放射線を照射する
と405nm付近に発光極大を有する近紫外乃至青色発
光(瞬時発光)を示すものである。また、この蛍光体に
X線、紫外線、電子線などの放射線を照射したのち45
0〜11000nの波長領域の電磁波で励起すると、近
紫外乃至青色領域に発光(輝尽発光)を示す。従って、
x1il撮影などに用いられる放射線増感スクリーン、
および蛍光体の輝尽性を利用する放射線像変換方法に用
いられる放射線像変換パネル用の蛍光体として有用なも
のである。
u2′)(ただし、MXIはBa、SrおよびCaから
なる群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属
であり;XおよびX′はC1、BrおよびIからなる群
より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであって、かつ
X矢X ’であり;そしてaは0.1≦a≦10.0の
範囲の数値であり、Xは0<x≦0.2の範囲の数値で
ある) この二価ユーロピウム賦活アルカリ土類金属ハロゲン化
物蛍光体は、上記明細書に記載されているようにそのX
線回折パターンから、前記MHFX:Eu2+蛍光体と
は結晶構造を異にする別種の蛍光体であることが判明し
ており、X線、紫外線、電子線などの放射線を照射する
と405nm付近に発光極大を有する近紫外乃至青色発
光(瞬時発光)を示すものである。また、この蛍光体に
X線、紫外線、電子線などの放射線を照射したのち45
0〜11000nの波長領域の電磁波で励起すると、近
紫外乃至青色領域に発光(輝尽発光)を示す。従って、
x1il撮影などに用いられる放射線増感スクリーン、
および蛍光体の輝尽性を利用する放射線像変換方法に用
いられる放射線像変換パネル用の蛍光体として有用なも
のである。
このように有用な蛍光体においても、その瞬時発光輝度
および輝尽発光輝度は少しでも高いものものであること
が望まれている。
および輝尽発光輝度は少しでも高いものものであること
が望まれている。
[発明の要旨]
本発明は、X線などの放射線を照射したときの瞬時発光
輝度の向上した上記の新規な二価ユーロピウム付活アル
カリ土類金属ハロゲン化物蛍光体を提供することをその
目的とするものである。
輝度の向上した上記の新規な二価ユーロピウム付活アル
カリ土類金属ハロゲン化物蛍光体を提供することをその
目的とするものである。
また、本発明は、X線などの放射線を照射したのち45
0−1000 n mの波長領域の電磁波で励起したと
きの輝尽発光輝度の向上した上記の新規な二価ユーロピ
ウム付活アルカリ土類金属ハロゲン化物蛍光体を提供す
ることもその目的とするものである。
0−1000 n mの波長領域の電磁波で励起したと
きの輝尽発光輝度の向上した上記の新規な二価ユーロピ
ウム付活アルカリ土類金属ハロゲン化物蛍光体を提供す
ることもその目的とするものである。
本発明者は、上記目的を達成するために、上記の新規な
二価ユーロピウム賦活アルカリ土類金属ハロゲン化物蛍
光体について種々の研究を行なった。その結果、該蛍光
体に特定量のハロゲン化カリウムおよび/またはハロゲ
ン化マグネシウム、および/または三価金属ハロゲン化
物を添加して得られる蛍光体は、高輝度の瞬時発光を示
すことを見出した。さらに、特定量のハロゲン化マグネ
シウムを添加して得られる蛍光体は、高輝度の輝原発光
を示すことを見出し、本発明に到達したものである。
二価ユーロピウム賦活アルカリ土類金属ハロゲン化物蛍
光体について種々の研究を行なった。その結果、該蛍光
体に特定量のハロゲン化カリウムおよび/またはハロゲ
ン化マグネシウム、および/または三価金属ハロゲン化
物を添加して得られる蛍光体は、高輝度の瞬時発光を示
すことを見出した。さらに、特定量のハロゲン化マグネ
シウムを添加して得られる蛍光体は、高輝度の輝原発光
を示すことを見出し、本発明に到達したものである。
すなわち本発明の蛍光体は、組成式(I)=M”X2
* aM”X’ 2 * bKX”・c M g X”
’2 @ dM”X″”3:xEu′・・・(I) (ただし、MlはBa、SrおよびCaからなる群より
選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属であり:M
冨はSc、Y、La、GdおよびLuからなる群より選
ばれる少なくとも一種の三価金属であり:XおよびX′
はいずれも0文、BrおよびIからなる群より選ばれる
少なくとも一種ノハロゲンであって、かつXxX’でア
リ;x”、x″′′オヨ”はいずれもF、CM、Brお
よびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲ
ンであり;そして、aは0.1≦a≦10.0の範囲の
数値であり、b、cおよびdはそれぞれO≦b≦2.0
.0≦C≦2.0および0≦d≦2.0の範囲の数値で
あって、かつ2×10−5≦b+C+d−t’あり、X
はO<x≦0.2の範囲の数値である) で表わされる二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍
光体である。
* aM”X’ 2 * bKX”・c M g X”
’2 @ dM”X″”3:xEu′・・・(I) (ただし、MlはBa、SrおよびCaからなる群より
選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属であり:M
冨はSc、Y、La、GdおよびLuからなる群より選
ばれる少なくとも一種の三価金属であり:XおよびX′
はいずれも0文、BrおよびIからなる群より選ばれる
少なくとも一種ノハロゲンであって、かつXxX’でア
リ;x”、x″′′オヨ”はいずれもF、CM、Brお
よびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲ
ンであり;そして、aは0.1≦a≦10.0の範囲の
数値であり、b、cおよびdはそれぞれO≦b≦2.0
.0≦C≦2.0および0≦d≦2.0の範囲の数値で
あって、かつ2×10−5≦b+C+d−t’あり、X
はO<x≦0.2の範囲の数値である) で表わされる二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍
光体である。
本発明は、上記の新規な二価ユーロピウム賦活アルカリ
土類金属ハロゲン化物蛍光体に特定量のハロゲン化カリ
ウム、ハロゲン化マグネシウムおよび三価金属ハロゲン
化物のうちの少なくとも一種を添加することにより、蛍
光体にX線などの放射線を照射したときの瞬時発光輝度
の向上を実現するものである。
土類金属ハロゲン化物蛍光体に特定量のハロゲン化カリ
ウム、ハロゲン化マグネシウムおよび三価金属ハロゲン
化物のうちの少なくとも一種を添加することにより、蛍
光体にX線などの放射線を照射したときの瞬時発光輝度
の向上を実現するものである。
また、上記新規な蛍光体に特定量のハロゲン化マグネシ
ウムを添加することにより、蛍光体にX線などの放射線
を照射したのち450〜too。
ウムを添加することにより、蛍光体にX線などの放射線
を照射したのち450〜too。
nmの波長領域の電磁波で励起したときの輝尽発光輝度
の向上を実現するものである。
の向上を実現するものである。
[発明の構成]
本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体
は、たとえば、次に記載するような製造法により製造す
ることができる。
は、たとえば、次に記載するような製造法により製造す
ることができる。
まず、蛍光体原料として、
1 ) B a C112、S rCJj2、 CaC
u2. BaBr2 、5rBr 2、 CaBr2
、 BaI2 、SrI2およびCaI2からなる群よ
り選ばれる少なくとも二種のアルカリ土類金属ハロゲン
化物、 2)KF、KCI、KBrおよびKIからなる群より選
ばれる少なくとも一種のハロゲン化カリウム、 3)MgF2、MgCl2、M g B r 2および
MgI2からなる群より選ばれる少なくとも一種のハロ
ゲン化マグネシウム、 4)ScF3、S ccjL3、S cB r3、Sc
I3.YF3、YCC84YBr3、YI3、LaF3
、La0文3、LaBr3、LaI3、GdF3.Gd
Cl3、GdBr3、CaI3、LaF3、LuC15
、LuBr3およびLul3からなる群より選ばれる少
なくとも一種の三価金属ハロゲン化物、および 5)ハロゲン化物、酸化物、硝酸塩、硫酸塩などのユー
ロピウムの化合物からなる群より選ばれる少なくとも一
種のユーロピウム化合物、を用意する。
u2. BaBr2 、5rBr 2、 CaBr2
、 BaI2 、SrI2およびCaI2からなる群よ
り選ばれる少なくとも二種のアルカリ土類金属ハロゲン
化物、 2)KF、KCI、KBrおよびKIからなる群より選
ばれる少なくとも一種のハロゲン化カリウム、 3)MgF2、MgCl2、M g B r 2および
MgI2からなる群より選ばれる少なくとも一種のハロ
ゲン化マグネシウム、 4)ScF3、S ccjL3、S cB r3、Sc
I3.YF3、YCC84YBr3、YI3、LaF3
、La0文3、LaBr3、LaI3、GdF3.Gd
Cl3、GdBr3、CaI3、LaF3、LuC15
、LuBr3およびLul3からなる群より選ばれる少
なくとも一種の三価金属ハロゲン化物、および 5)ハロゲン化物、酸化物、硝酸塩、硫酸塩などのユー
ロピウムの化合物からなる群より選ばれる少なくとも一
種のユーロピウム化合物、を用意する。
ここで、上記l)の蛍光体原料としては、少なくともハ
ロゲンが異なる二種もしくはそれ以上のアルカリ土類金
属ハロゲン化物が用いられる。また、2)〜4)の金属
ハロゲン化物はそのうちの少なくとも一種(すなわち、
ハロゲン化カリウムおよび/またはハロゲン化マグネシ
ウムおよび/または三価金属ハロゲン化物)が用いられ
る。場合によってはさらにハロゲン化アンモニウム(N
H4X”;ただし、X”′は0文、Brtたは工である
)などをフラックスとして使用してもよい。
ロゲンが異なる二種もしくはそれ以上のアルカリ土類金
属ハロゲン化物が用いられる。また、2)〜4)の金属
ハロゲン化物はそのうちの少なくとも一種(すなわち、
ハロゲン化カリウムおよび/またはハロゲン化マグネシ
ウムおよび/または三価金属ハロゲン化物)が用いられ
る。場合によってはさらにハロゲン化アンモニウム(N
H4X”;ただし、X”′は0文、Brtたは工である
)などをフラックスとして使用してもよい。
蛍光体の製造に際しては、上記1)のアルカリ土類金属
ハロゲン化物、2)〜4)の金属ハロゲン化物、および
5)のユーロピウム化合物を用いて、化学量論的に、組
成式(■): M ” X2 ・ aM ”X ’ 2 拳 bKX”
・c M g X″’2*dM”X″″3:xEu・
・・(n) (ただし、Ml、Ml、x、x’、X”、x”、X″”
、a、b、c、dおよびXの定義は前述と同じである) に対応する相対比となるように秤量混合して、蛍光体原
料の混合物を調製する。
ハロゲン化物、2)〜4)の金属ハロゲン化物、および
5)のユーロピウム化合物を用いて、化学量論的に、組
成式(■): M ” X2 ・ aM ”X ’ 2 拳 bKX”
・c M g X″’2*dM”X″″3:xEu・
・・(n) (ただし、Ml、Ml、x、x’、X”、x”、X″”
、a、b、c、dおよびXの定義は前述と同じである) に対応する相対比となるように秤量混合して、蛍光体原
料の混合物を調製する。
蛍光体原料混合物の調製は。
i)上記l)〜5)の蛍光体原料を単に混合することに
よって行なってもよいし、あるいは、ii)まず、上記
1)〜4)の蛍光体原料を混合し、この混合物を100
℃以上の温度で数時間加熱したのち、得られた熱処理物
に上記5)の蛍光体原料を混合することによって行なっ
てもよいし、あるいは、 1ii) まず、上記1)〜4)の蛍光体原料を溶液の
状態で混合し、この溶液を加温下(好ましくは50〜2
00℃)で、減圧乾燥、真空乾燥、噴霧乾燥などにより
乾燥し、しかるのち得られた乾燥物に上記5)の蛍光体
原料を混合することによって行なってもよい。
よって行なってもよいし、あるいは、ii)まず、上記
1)〜4)の蛍光体原料を混合し、この混合物を100
℃以上の温度で数時間加熱したのち、得られた熱処理物
に上記5)の蛍光体原料を混合することによって行なっ
てもよいし、あるいは、 1ii) まず、上記1)〜4)の蛍光体原料を溶液の
状態で混合し、この溶液を加温下(好ましくは50〜2
00℃)で、減圧乾燥、真空乾燥、噴霧乾燥などにより
乾燥し、しかるのち得られた乾燥物に上記5)の蛍光体
原料を混合することによって行なってもよい。
なお、上記ii)の方法の変法として、上記1)〜5)
の蛍光体原料を混合し、得られた混合物に5)の蛍光体
原料を混合し、この混合物に上記熱処理を施し、得られ
た熱処理物に上記2)〜4)の蛍光体原料を混合する方
法を利用してもよい。
の蛍光体原料を混合し、得られた混合物に5)の蛍光体
原料を混合し、この混合物に上記熱処理を施し、得られ
た熱処理物に上記2)〜4)の蛍光体原料を混合する方
法を利用してもよい。
また、上記1ii)の方法の変法として、上記1)〜5
)の蛍光体原料を溶液の状態で混合し、この溶液を乾燥
する方法、あるいは上記l)および5)の蛍光体原料を
溶液の状態で混合し、この溶液を乾燥したのち得られた
乾燥物に上記2)〜4)の蛍光体原料を混合する方法を
利用してもよい。
)の蛍光体原料を溶液の状態で混合し、この溶液を乾燥
する方法、あるいは上記l)および5)の蛍光体原料を
溶液の状態で混合し、この溶液を乾燥したのち得られた
乾燥物に上記2)〜4)の蛍光体原料を混合する方法を
利用してもよい。
上記i)、11)、および1ii)のいずれの方法にお
いても、混合には、各種ミキサー、■型ブレンダー、ボ
ールミル、ロッドミルなどの通常の混合機が用いられる
。
いても、混合には、各種ミキサー、■型ブレンダー、ボ
ールミル、ロッドミルなどの通常の混合機が用いられる
。
次に、上記のようにして得られた蛍光体原料混合物を石
英ポート、アルミナルツボ、石英ルツボなどの耐熱性容
器に充填し、電気炉中で焼成を行なう。焼成温度は50
0〜1300℃の範囲が適当であり、好ましくは700
〜1000℃の範囲である。焼成時間は蛍光体原料混合
物の充填量わよび焼成温度などによっても異なるが、一
般には0.5〜6時間が適当である。焼成雰囲気として
は、少量の水素ガスを含有する窒素ガス雰囲気、あるい
は、−酸化炭素を含有する二酸化炭素雰囲気などの弱還
元性の雰囲気を利用する。一般に上記5)の蛍光体原料
として、ユーロピウムの価数が三価のユーロピウム化合
物が用いられるが、その場合に焼成過程において、上記
弱還元性の雰囲気によって三価のユーロピウムは二価の
ユーロピウムに還元される。
英ポート、アルミナルツボ、石英ルツボなどの耐熱性容
器に充填し、電気炉中で焼成を行なう。焼成温度は50
0〜1300℃の範囲が適当であり、好ましくは700
〜1000℃の範囲である。焼成時間は蛍光体原料混合
物の充填量わよび焼成温度などによっても異なるが、一
般には0.5〜6時間が適当である。焼成雰囲気として
は、少量の水素ガスを含有する窒素ガス雰囲気、あるい
は、−酸化炭素を含有する二酸化炭素雰囲気などの弱還
元性の雰囲気を利用する。一般に上記5)の蛍光体原料
として、ユーロピウムの価数が三価のユーロピウム化合
物が用いられるが、その場合に焼成過程において、上記
弱還元性の雰囲気によって三価のユーロピウムは二価の
ユーロピウムに還元される。
なお、上記の焼成条件で蛍光体原料混合物を一度焼成し
た後にその焼成物を放冷後粉砕し、さらに再焼成(二次
焼成)を行なう方法を利用してもよい。再焼成は、上記
の弱還元性雰囲気あるいは窒素ガス雰囲気、アルゴンガ
ス雰囲気などの中性雰囲気下で、500〜800℃の焼
成温度に0゜5〜12時間かけて行なわれる。
た後にその焼成物を放冷後粉砕し、さらに再焼成(二次
焼成)を行なう方法を利用してもよい。再焼成は、上記
の弱還元性雰囲気あるいは窒素ガス雰囲気、アルゴンガ
ス雰囲気などの中性雰囲気下で、500〜800℃の焼
成温度に0゜5〜12時間かけて行なわれる。
上記焼成によって本発明の蛍光体が得られる。
なお、得られた蛍光体については、必要に応じて) 、
〜 1. ル隨 赳轟 >xr\ム挿 b vh昌萼葎
の製造における各種の一般的な操作を行なってもよい。
〜 1. ル隨 赳轟 >xr\ム挿 b vh昌萼葎
の製造における各種の一般的な操作を行なってもよい。
以上に説明した製造法によって、下記組成式(1)で表
わされる本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化
物蛍光体が製造される。
わされる本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化
物蛍光体が製造される。
組成式(1):
%式%
()
(ただし、MI[はBa、SrおよびCaからなる群よ
り選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属であり;
MIはSc、Y、La、GdおよびLuからなる群より
選ばれる少なくとも一種の三価金属であり;XおよびX
′はいずれも(、Q、BrおよびIからなる群より選ば
れる少なくとも一種のハロゲンであって、かつX触X
’であす:X”、x”およびX”JfいずれもF、C1
、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種
のハロゲンであり;そして、aは0.1≦a≦10.0
の範囲の数値であり、b、cおよびdはそれぞれ0≦b
≦2.0.0≦C≦2.0および0≦d≦2.0の範囲
の数値であって、かつ2×104≦b+c+dであり、
XはO<x≦0.2の範囲の数値である) 上記組成式(I)で表わされる本発明の蛍光体において
、瞬時発光輝度の向上の点から添加成分としては、ハロ
ゲン化カリウム(KX”)、ハロゲン化マグネシウム(
MgX″°2)および三価金属ハロゲン化物(M”X″
″3)のうちの少なくとも一種が添加されていればよい
。また、輝尽発光輝度の向上の点からは、少なくともハ
ロゲン化マグネシウムが添加されていればよい。
り選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属であり;
MIはSc、Y、La、GdおよびLuからなる群より
選ばれる少なくとも一種の三価金属であり;XおよびX
′はいずれも(、Q、BrおよびIからなる群より選ば
れる少なくとも一種のハロゲンであって、かつX触X
’であす:X”、x”およびX”JfいずれもF、C1
、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種
のハロゲンであり;そして、aは0.1≦a≦10.0
の範囲の数値であり、b、cおよびdはそれぞれ0≦b
≦2.0.0≦C≦2.0および0≦d≦2.0の範囲
の数値であって、かつ2×104≦b+c+dであり、
XはO<x≦0.2の範囲の数値である) 上記組成式(I)で表わされる本発明の蛍光体において
、瞬時発光輝度の向上の点から添加成分としては、ハロ
ゲン化カリウム(KX”)、ハロゲン化マグネシウム(
MgX″°2)および三価金属ハロゲン化物(M”X″
″3)のうちの少なくとも一種が添加されていればよい
。また、輝尽発光輝度の向上の点からは、少なくともハ
ロゲン化マグネシウムが添加されていればよい。
さらに、瞬時発光輝度の点から、組成式(I)における
KX”の量を表わすb値は2 X l O−”≦b≦1
.6の範囲にあるのが好ましい0MgX″°2は、瞬時
発光輝度並びに輝尽発光輝度の点からMgF2であるの
が好ましく、その量を表わすC値は4X 10’≦C≦
0.6の範囲にあるのが好ましい、瞬時発光輝度の点か
ら、Ml″X”3の量を表わすd値は4XlO′≦d≦
0.2の範また、瞬時発光輝度並びに輝尽発光輝度の点
から、組成式(J)ニt−34+ルM夏X2とM”X’
2との割合を表わすa値は0.3≦a≦3.3の範囲に
あるのが好ましく、さらに好ましくは0.5≦a≦2.
0の範囲であり、ユーロピウムの賦活量を表わすX値は
lO1≦X≦10−”の範囲にあるのが好ましい。
KX”の量を表わすb値は2 X l O−”≦b≦1
.6の範囲にあるのが好ましい0MgX″°2は、瞬時
発光輝度並びに輝尽発光輝度の点からMgF2であるの
が好ましく、その量を表わすC値は4X 10’≦C≦
0.6の範囲にあるのが好ましい、瞬時発光輝度の点か
ら、Ml″X”3の量を表わすd値は4XlO′≦d≦
0.2の範また、瞬時発光輝度並びに輝尽発光輝度の点
から、組成式(J)ニt−34+ルM夏X2とM”X’
2との割合を表わすa値は0.3≦a≦3.3の範囲に
あるのが好ましく、さらに好ましくは0.5≦a≦2.
0の範囲であり、ユーロピウムの賦活量を表わすX値は
lO1≦X≦10−”の範囲にあるのが好ましい。
本発明の蛍光体は、特に医療診断を目的とするX線撮影
等の医療用放射線撮影および物質の非破壊検査を目的と
する工業用放射線撮影などにおいて用いられる放射線増
感スクリーン用の蛍光体として、あるいは放射線像変換
パネル用の蛍光体として非常に利用価値の高いものであ
る。
等の医療用放射線撮影および物質の非破壊検査を目的と
する工業用放射線撮影などにおいて用いられる放射線増
感スクリーン用の蛍光体として、あるいは放射線像変換
パネル用の蛍光体として非常に利用価値の高いものであ
る。
次に本発明の実施例を記載する。ただし、これらの各実
施例は本発明を限定するものではない。
施例は本発明を限定するものではない。
[実施例1]
臭化バリウム(BaBr2・2HzO)333.2g、
塩化バリウム(BaCJL21121(20)244.
3g、臭化カリウム(KBr)0.238gおよび臭化
ユーロピウム(EuBr3)0 。
塩化バリウム(BaCJL21121(20)244.
3g、臭化カリウム(KBr)0.238gおよび臭化
ユーロピウム(EuBr3)0 。
783gを蒸留水(H2O)800mJLに添加し、混
合して水溶液とした。この水溶液を60℃で3時間減圧
乾燥した後、さらに150℃で3時間の真空乾燥を行な
った。
合して水溶液とした。この水溶液を60℃で3時間減圧
乾燥した後、さらに150℃で3時間の真空乾燥を行な
った。
次に、得られた蛍光体原料混合物をアルミナルツボに充
填し、これを高温電気炉に入れて焼成を行なった。焼成
は、−酸化炭素を含む二酸化炭素雰囲気中にて900℃
の温度で1.5時間かけて行なった。焼成が完了した後
、焼成物を炉外に取り出して冷却した。このようにして
、二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(Ba
CJlzm B aB r 2 * 2X l O−’
KB r:0.001E u2+)を得た。
填し、これを高温電気炉に入れて焼成を行なった。焼成
は、−酸化炭素を含む二酸化炭素雰囲気中にて900℃
の温度で1.5時間かけて行なった。焼成が完了した後
、焼成物を炉外に取り出して冷却した。このようにして
、二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(Ba
CJlzm B aB r 2 * 2X l O−’
KB r:0.001E u2+)を得た。
さらに、臭化カリウムの量をBaCJ12eBaBr2
1モルに対して0〜2.0モルの範囲で変化させること
により、臭化カリウムの含有量の異なる各種の二価ユー
ロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(BaCJ121
IBaBr2−bKBr:11−11111 F: I
! 2+)、t−魯f= −次に、実施例1で得られた
各蛍光体に管電圧80KVpのX線を照射した時の瞬時
発光輝度を測定した。その結果を第1図に示す。
1モルに対して0〜2.0モルの範囲で変化させること
により、臭化カリウムの含有量の異なる各種の二価ユー
ロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(BaCJ121
IBaBr2−bKBr:11−11111 F: I
! 2+)、t−魯f= −次に、実施例1で得られた
各蛍光体に管電圧80KVpのX線を照射した時の瞬時
発光輝度を測定した。その結果を第1図に示す。
第1図は、BaCl2*BaBr2*bKBr:0.0
01E u ”における臭化カリウムの含有量(b値)
と瞬時発光輝度との関係を示すグラフである。
01E u ”における臭化カリウムの含有量(b値)
と瞬時発光輝度との関係を示すグラフである。
第1図から明らかなように本発明のBaCjLze B
aB r 2 * bKB r:0.001E u′
蛍光体は、b値が0≦b≦2.0の範囲にある場合に瞬
時発光の輝度が向上する。特に、b値が2X10−”≦
b≦1.6の範囲にある蛍光体は高輝度の瞬時発光を示
す。
aB r 2 * bKB r:0.001E u′
蛍光体は、b値が0≦b≦2.0の範囲にある場合に瞬
時発光の輝度が向上する。特に、b値が2X10−”≦
b≦1.6の範囲にある蛍光体は高輝度の瞬時発光を示
す。
[実施例2]
実施例1において、臭化カリウムの代りに弗化カリウム
(KF)0.116gを用いること以外は、実施例1の
方法と同様の操作を行なうことにより、二価ユーロピウ
ム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(BaCu2 *BaB
r252X10−”KF:0.001E u 2+)を
得た。
(KF)0.116gを用いること以外は、実施例1の
方法と同様の操作を行なうことにより、二価ユーロピウ
ム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(BaCu2 *BaB
r252X10−”KF:0.001E u 2+)を
得た。
[実施例3]
実施例1において、臭化カリウムの代りに塩化カリウム
(KCJI)0.149gを用いること以外は、実施例
1の方法と同様の操作を行なうことにより、二価ユーロ
ピウム賦活複合/\ロゲン化物蛍光体(Ba0文25B
aBr2*2XlO−3KCn :0.001E u
”)を得た・[実施例4] 実施例1において、臭化カリウムの代りに沃化カリウム
(KI)0.332gを用いること以外は、実施例1の
方法と同様の操作を行なうことにより、二価ユーロピウ
ム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(BaCM2sBaBr
2a2XIO−’KI:0.001 E u ” )を
得た。
(KCJI)0.149gを用いること以外は、実施例
1の方法と同様の操作を行なうことにより、二価ユーロ
ピウム賦活複合/\ロゲン化物蛍光体(Ba0文25B
aBr2*2XlO−3KCn :0.001E u
”)を得た・[実施例4] 実施例1において、臭化カリウムの代りに沃化カリウム
(KI)0.332gを用いること以外は、実施例1の
方法と同様の操作を行なうことにより、二価ユーロピウ
ム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(BaCM2sBaBr
2a2XIO−’KI:0.001 E u ” )を
得た。
[比較例1]
実施例1において、臭化カリウムを添加しないこと以外
は、実施例1の方法と同様の操作を行なうことにより、
二価ユーロピウム賦活塩化臭化バリウム蛍光体(BaC
u2 番BaBr2:0.001E ua+ )を得た
。
は、実施例1の方法と同様の操作を行なうことにより、
二価ユーロピウム賦活塩化臭化バリウム蛍光体(BaC
u2 番BaBr2:0.001E ua+ )を得た
。
次に、実施例2〜4および比較例1で得られた各々の蛍
光体に管電圧80KVpのX線を照射した時の瞬時発光
輝度を測定した。その結果を第1表に示す。また、第1
表には実施例1の結果も併記した。
光体に管電圧80KVpのX線を照射した時の瞬時発光
輝度を測定した。その結果を第1表に示す。また、第1
表には実施例1の結果も併記した。
第1表
添加成分 相対瞬時発光輝度
実施例I KBr 115
実施例2 KF 113
実施例3 KC又 108
実施例4 KI 110
比較例1 − 100
[実施例5]
実施例1において、臭化カリウムの代りに弗化マグネシ
ウム(MgF2)0.125gを用いること以外は、実
施例1の方法と同様の操作を行なうことにより、二価ユ
ーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(BaCu2*
BaBr2*2X10−3M g F 2 :0.00
1E u ”)を得り。
ウム(MgF2)0.125gを用いること以外は、実
施例1の方法と同様の操作を行なうことにより、二価ユ
ーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(BaCu2*
BaBr2*2X10−3M g F 2 :0.00
1E u ”)を得り。
さらに、弗化マグネシウムの量をB acl 2・Ba
Br21モルに対してO〜2.0モルの範囲で変化させ
ることにより、弗化マグネシウムの含有量の異なる各種
の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(Ba
0文2・BaBr2・CM g F 2 :0.001
E u ”)を得た。
Br21モルに対してO〜2.0モルの範囲で変化させ
ることにより、弗化マグネシウムの含有量の異なる各種
の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(Ba
0文2・BaBr2・CM g F 2 :0.001
E u ”)を得た。
次に、実施例5で得られた各蛍光体に管電圧80KVp
のX線を照射した時の瞬時発光輝度、および管電圧80
KVpのX線を照射した後He−Neレーザー光(63
2,8nm)で励起した時の輝尽発光輝度を測定した。
のX線を照射した時の瞬時発光輝度、および管電圧80
KVpのX線を照射した後He−Neレーザー光(63
2,8nm)で励起した時の輝尽発光輝度を測定した。
その結果を第2図にまとめて示す。
第2図において実線はBaC見2・BaBr2@CM
g F 2 :0.001E u ” ニおける弗化マ
グネシウムの含有量(C値)と瞬時発光輝度との関係を
示すグラフであり、点線はC値と輝尽発光輝度との関係
を示すグラフである。
g F 2 :0.001E u ” ニおける弗化マ
グネシウムの含有量(C値)と瞬時発光輝度との関係を
示すグラフであり、点線はC値と輝尽発光輝度との関係
を示すグラフである。
第2図から明らかなように本発明のBa0文2eBaB
r2 a cMgF2:0.001Eu2+蛍光体は、
C値がO≦C≦2.0の範囲にある場合に瞬時発光輝度
および/または輝尽発光輝度が向上する。特に、C値が
2 X 10−’≦C≦0.6の範囲にある集光体は高
輝度の瞬時発光を示し、またC値が4 X 10−Il
≦C≦1O−2の範囲にある蛍光体は高輝度の輝尽発光
を示す。
r2 a cMgF2:0.001Eu2+蛍光体は、
C値がO≦C≦2.0の範囲にある場合に瞬時発光輝度
および/または輝尽発光輝度が向上する。特に、C値が
2 X 10−’≦C≦0.6の範囲にある集光体は高
輝度の瞬時発光を示し、またC値が4 X 10−Il
≦C≦1O−2の範囲にある蛍光体は高輝度の輝尽発光
を示す。
[実施例6コ
実施例5において、弗化マグネシウムの代りに塩化マグ
ネシウム(Mg0文2・6H20)0゜407gを用い
ること以外は、実施例5の方法と同様の操作を行なうこ
とにより、粉末状の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体(BaCu2−BaBr2−2X10−’M
gC文2 :0.001Eu”)を得た。
ネシウム(Mg0文2・6H20)0゜407gを用い
ること以外は、実施例5の方法と同様の操作を行なうこ
とにより、粉末状の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体(BaCu2−BaBr2−2X10−’M
gC文2 :0.001Eu”)を得た。
次に、実施例6および比較例1で得られた各蛍光体に管
電圧80KVpのX線を照射した時の瞬時発光輝度、お
よび管電圧80KVPのX線を照射した後He−Neレ
ーザー光(632,8nm)で励起した時の輝尽発光輝
度を測定した。その結果を第2表に示す。また、第2表
には実施例5の結果も併記した。
電圧80KVpのX線を照射した時の瞬時発光輝度、お
よび管電圧80KVPのX線を照射した後He−Neレ
ーザー光(632,8nm)で励起した時の輝尽発光輝
度を測定した。その結果を第2表に示す。また、第2表
には実施例5の結果も併記した。
第2表
瞬時発光 輝尽発光
実施例5 MgF2 123 136
実施例6 M g Cl 2 140 105比較例1
100 100 [実施例7] 実施例1において、臭化カリウムの代りに弗化イツトリ
ウム(YF3)0.292gを用いること以外は実施例
1の方法と同様の操作を行なうことにより、二価ユーロ
ピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(BaCJ12−B
aBr2−2X10 ”Y F 3 :0.001E
u 2+)を得た。
100 100 [実施例7] 実施例1において、臭化カリウムの代りに弗化イツトリ
ウム(YF3)0.292gを用いること以外は実施例
1の方法と同様の操作を行なうことにより、二価ユーロ
ピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(BaCJ12−B
aBr2−2X10 ”Y F 3 :0.001E
u 2+)を得た。
さらに、弗化イツトリウムの量をBaCJ12・BaB
r21モルに対してO〜2.0モルの範囲で変化させる
ことにより、弗化イツトリウムの含有量の異なる各種の
二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(BaC
見2・BaBr2・dY F 3 :0.001E u
2+) ヲ4だ。
r21モルに対してO〜2.0モルの範囲で変化させる
ことにより、弗化イツトリウムの含有量の異なる各種の
二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(BaC
見2・BaBr2・dY F 3 :0.001E u
2+) ヲ4だ。
次に、実施例7で得られた各蛍光体に管電圧80KVp
のX線を照射した時の瞬時発光輝度を測定した。その結
果を第3図に示す。
のX線を照射した時の瞬時発光輝度を測定した。その結
果を第3図に示す。
第3図は、Ba0M2*BaBr2 @ dYF3:0
.001E u 2+における弗化イツトリウムの含有
量(d値)と瞬時発光輝度との関係を示すグラフである
。
.001E u 2+における弗化イツトリウムの含有
量(d値)と瞬時発光輝度との関係を示すグラフである
。
第3図から明らかなように本発明のBa0文2e B
a B r 2 II d Y F 3 :O,0OI
E u2+蛍光体は、d値が0≦d≦2.0の範囲にあ
る場合に瞬時発光の輝度が向上する。特に、d値が4X
10−’≦d≦0.2の範囲にある蛍光体は高輝度の瞬
時発光を示す。
a B r 2 II d Y F 3 :O,0OI
E u2+蛍光体は、d値が0≦d≦2.0の範囲にあ
る場合に瞬時発光の輝度が向上する。特に、d値が4X
10−’≦d≦0.2の範囲にある蛍光体は高輝度の瞬
時発光を示す。
[実施例8]
実施例7において、弗化イツトリウムの代りに弗化スカ
ンジウム(ScF3)0.204gを用いること以外は
、実施例7の方法と同様の操作を行なうことにより、二
価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(BaCM
z *BaB r2 * 2X 10−”S c F3
:0.001Eu2+)を得た。
ンジウム(ScF3)0.204gを用いること以外は
、実施例7の方法と同様の操作を行なうことにより、二
価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(BaCM
z *BaB r2 * 2X 10−”S c F3
:0.001Eu2+)を得た。
[実施例9]
実施例7において、弗化イツトリウムの代りに弗化ガド
リニウム(GdF3)0.428gを用いること以外は
、実施例7の方法と同様の操作を行なうことにより、二
価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(Ba0文
2・BaBr2・2X l O”−”G d F 3
:0.001E u2+)を得た。
リニウム(GdF3)0.428gを用いること以外は
、実施例7の方法と同様の操作を行なうことにより、二
価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍光体(Ba0文
2・BaBr2・2X l O”−”G d F 3
:0.001E u2+)を得た。
次に、実施例8.9で得られた各蛍光体に管電圧80K
VPのX&1を照射した時の瞬時発光輝度を測定した。
VPのX&1を照射した時の瞬時発光輝度を測定した。
その結果を第3表に示す。また、第3表には実施例7お
よび比較例1の結果も併記した。
よび比較例1の結果も併記した。
第3表
添加成分 相対瞬時発光輝度
実施例7 YF3 127
実施例8 3CF3 115
実施例9 GdF3 108
比較例1 to。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体の具体例であるBaCJL2・BaBr2
e bKBr:0.001Eu2+蛍光体におけるb値
と瞬時発光輝度との関係を示すグラフである。 第2図は、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体の具体例であるBaC文z・BaB r2
m cMgF2:0.001Eu2+蛍光体におけるC
値と瞬時発光輝度との関係(実線)、およびC値と輝尽
発光輝度との関係(点線)を示すグラフである。 第3図は、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体の具体例であるBaC12・BaB r2
a dYF3二0.(101Eu2+蛍光体におけるd
値と瞬時発光輝度との関係を示すグラフである。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社代理人 弁理士
柳川泰男 第1図 b イ直 第2図 C値 第3図 d値 手続補正書 昭和59年 5月16日 特許庁長官 若杉和夫 殿 2、発明の名称 蛍光体 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (520)富士写真フィルム株式会社4、代理
人 住 所 東京都新宿区四谷2−.14 ミツヤ四谷ビル
8階6、補正により増加する発明の数 な し7、補正
の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄1、明細書
の「発明の詳細な説明」の欄を下記の如く補正します。 記 一一補圧前一一 −一補止脹一− (+) 21頁12行目 He−’Neレーザ → 半
導体レーザー光から同頁13行目 −光(632,8(
780nm)nm) (2) 22頁19行目 および管電圧〜を → およ
び管電圧80から23頁1行目 測定した。 KVpの
X線を照射した後半導体レーザー光 (780nm)で励起 した時の輝尽発光輝度 を測定した。
化物蛍光体の具体例であるBaCJL2・BaBr2
e bKBr:0.001Eu2+蛍光体におけるb値
と瞬時発光輝度との関係を示すグラフである。 第2図は、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体の具体例であるBaC文z・BaB r2
m cMgF2:0.001Eu2+蛍光体におけるC
値と瞬時発光輝度との関係(実線)、およびC値と輝尽
発光輝度との関係(点線)を示すグラフである。 第3図は、本発明の二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン
化物蛍光体の具体例であるBaC12・BaB r2
a dYF3二0.(101Eu2+蛍光体におけるd
値と瞬時発光輝度との関係を示すグラフである。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社代理人 弁理士
柳川泰男 第1図 b イ直 第2図 C値 第3図 d値 手続補正書 昭和59年 5月16日 特許庁長官 若杉和夫 殿 2、発明の名称 蛍光体 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 (520)富士写真フィルム株式会社4、代理
人 住 所 東京都新宿区四谷2−.14 ミツヤ四谷ビル
8階6、補正により増加する発明の数 な し7、補正
の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄1、明細書
の「発明の詳細な説明」の欄を下記の如く補正します。 記 一一補圧前一一 −一補止脹一− (+) 21頁12行目 He−’Neレーザ → 半
導体レーザー光から同頁13行目 −光(632,8(
780nm)nm) (2) 22頁19行目 および管電圧〜を → およ
び管電圧80から23頁1行目 測定した。 KVpの
X線を照射した後半導体レーザー光 (780nm)で励起 した時の輝尽発光輝度 を測定した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、組成式CI): M”X2 ” aM”X ’ 2 ” bKX” ”c
M g X″’2e dM”X″″3:xEu2+・
・・(1) (ただし、M”はBa、SrおよびCaからなる群より
選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属であり;M
NはSc、Y、La、GdおよびLuからなる群より選
ばれる少なくとも一種の三価金属であり;XおよびX゛
はいずれもCI、Br−および工からなる群より選ばれ
る少なくとも−mのハロゲンであって、かつX x X
’でアリ;X”、X”およびx″″はいずれもF、C
1,Brおよび■からなる群より選ばれる少なくとも一
種のハロゲンであり;そして、aは0.1≦a≦10.
0の範囲の数値であり、b、cおよびdはそれぞれ0≦
b≦2.0.0≦C≦2.0およびO≦d≦2.0の範
囲の数値であって、かつ2×104≦b+c+a−c’
あり、XはO<x≦0.2の範囲の数値である) で表わされる二価ユーロピウム賦活複合ハロゲン化物蛍
光体。 2゜組成式(I)におけるaが、0.3≦a≦3.3の
範囲の数値であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の蛍光体。 3゜組成式(I)におけるbが2XIO−”≦b≦1.
6の範囲の数値であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の蛍光体。 4゜組成式(I)におけるCが4XIO4≦C≦0.6
の範囲の数値であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の蛍光体。 5゜組成式(I)におけるdが4X10−’≦d≦0.
2の範囲の数値でやることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の蛍光体。 6゜組成式(I)におけるM夏がBaであることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の蛍光体。 7゜組成式(I)におけるMllがYであることを特徴
とする特許請求め範囲第1項記載の蛍光体。 8゜組成式(I)におけるXおよびX′がそれぞれ、C
1およびBrのいずれかであることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の蛍光体。 9゜組成式CI)におけるXが10−’≦X≦1O−1
の範囲の数値であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の蛍光体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7722584A JPS60221483A (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 蛍光体 |
EP19850104582 EP0159014B1 (en) | 1984-04-17 | 1985-04-16 | Phosphor |
DE8585104582T DE3575439D1 (de) | 1984-04-17 | 1985-04-16 | Phosphor. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7722584A JPS60221483A (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 蛍光体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60221483A true JPS60221483A (ja) | 1985-11-06 |
JPH0152432B2 JPH0152432B2 (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=13627908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7722584A Granted JPS60221483A (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 蛍光体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0159014B1 (ja) |
JP (1) | JPS60221483A (ja) |
DE (1) | DE3575439D1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6144988A (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-04 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 放射線画像変換方法 |
JPS6172087A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-14 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 放射線画像変換方法及びその方法に用いられる放射線画像変換パネル |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07116432B2 (ja) * | 1989-09-20 | 1995-12-13 | 富士通株式会社 | 蛍光体,その製法及び用途 |
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Family Cites Families (2)
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- 1985-04-16 EP EP19850104582 patent/EP0159014B1/en not_active Expired
Cited By (3)
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