JPS60221477A - 制振補強用の接着性シ−ト - Google Patents

制振補強用の接着性シ−ト

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JPS60221477A
JPS60221477A JP7893584A JP7893584A JPS60221477A JP S60221477 A JPS60221477 A JP S60221477A JP 7893584 A JP7893584 A JP 7893584A JP 7893584 A JP7893584 A JP 7893584A JP S60221477 A JPS60221477 A JP S60221477A
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JP
Japan
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sheet
resin composition
sheet body
layer
adhesive sheet
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Application number
JP7893584A
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English (en)
Inventor
Itsuro Takenoshita
竹ノ下 逸郎
Takashi Tominaga
孝志 富永
Tadahiro Rokushiya
六車 忠裕
Masahiko Hori
正彦 堀
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、金属やその他の材料からなる板材の制振補
強用の接着性シートに関するものである。
従来、自動車などにおいては、車体鋼板に種々の割振補
強措置が施されている。たとえば、ル−フ、フェンダ−
、フード、トランク、クォーターパネル、ドア部のよう
に比較的広くて平坦な形状であ−りながら板厚が薄い外
板においては、構造上外力に対して適度な剛性を具備さ
せるとともに振動を防止する必要から、金属製の制振補
強部材からなる内板をスポット溶接や接着剤により貼り
付ける手法がとられている。しかし、この方法では、金
属製の制振補強部材の重量が重く、車体の軽量化に沿っ
て設計された外板の薄板化に逆行し、重量増加、コスト
アップになり、さらに取り付は工程が複雑化するなどの
欠点を有していた。
これに対して、近年エポキシ樹脂、フエ/−ル樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂を主成分とし
た接着性シートを使用し、これを外板の裏面側に貼り付
けて加熱硬化させる方法が採用されるようになってきた
。この方法によれば接着性シートの材料成分として加熱
硬化後の引張弾性率が大きくまたガラス転移温度が高く
なるようなものを選定し、しかもシート厚をかなり厚く
すれば相当大きな制振補強効果が得られ、また金属製の
制振補強部材を使用する方法に比べて軽量で工法も簡便
となるなどの利点も得られる。
ところが、この種の接着性シートを用いる制振補強方法
においては以下の如き問題が残されている。すなわち、
この制振補強方法においては、一般に外板などに接着性
シートを貼り付けたのち、このシートが未硬化ないし半
硬化の状態にある間に脱脂処理や化成処理などの工程を
経て電着塗装工程に供され、この電着塗膜さらにはその
後の中塗りおよび上塗り塗膜の焼付工程で上記シートを
同時に加熱硬化させる方法を採用している。
製造作業の効率化をはかる上では上記のように脱脂処理
が施される前の外板などに接着性シートを貼り付けるの
が最適である。しかし、上記の脱脂処理前の外板などに
は通常防錆油などの油類が付着しているため、冬季など
作業時の温度が低い場合には、上記の接着性シートの粘
着性の低下にともない上記の外板などに対する仮接着時
の接着力が不充分となる。このため、焼付工程で加熱硬
化されるまでの脱脂処理などの工程で接着性シートの一
部または全部が剥がれてしまう場合があるという問題が
ある。
そこで、接着性シートの粘着性を向上させるためにこの
シートの凝集力を低下させてぬれ性を向上させる方法が
あるが、このような接着性シートはシート形状がくずれ
やすい、つまり形状保持性が悪いという欠点がある。ま
た、場合によってはこの接着性シートに設けられている
離型基材を使用時例がしに(いという問題も生じる。
また、上記の粘着性を向上させるために、外板などに接
着性シートを貼り付ける際にこのシートを加温しながら
行う方法もあるが作業効率の面からは好ましい方法とは
いえない。
そこで、この発明者らは、上記の接着性シートを用いる
制振補強方法の問題点を解消してこの種方法の前記利点
を活かすべく鋭意検討した結果、常温で流動変形性を有
して粘着性の良好なシート本体と離型基材とを少なくと
も含む接着性シートにおいて、上記のシート本体の露出
表面層を光硬化させることにより上記の目的を達成でき
ることを見い出し、この発明をなすに至った。
すなわち、この発明は、光開始剤によって光硬化しうる
機能を有する常温で流動変形性の熱硬化性ないしは光硬
化性の樹脂組成物層からなるシート本体とこのシート本
体の一面側に積層された離型基材とを少なくとも含む制
振補強用の接着性シートにおいて、上記のシート本体の
露出表面層を光開始剤によって光硬化させたことを特徴
とする制振補強用の接着性シートに係るものである。
露出表面層を光硬化させる前のシート本体は、光開始剤
によって光硬化しうる機能を有する樹脂成分に加熱活性
の硬化剤または光開始剤、あるいは加熱活性の硬化剤と
光開始剤との両方を配合し、さらに必要に応じて各種の
添加剤を加えてなる樹脂組成物を常法に準じて未硬化な
いし半硬化の状態にシート成形することにより形成され
たものであって、常温で流動変形性を有するものである
シート厚みとしては一般に02〜40mm程度とするの
がよい。
なお、シート本体が常温で流動変形性を有するとは、次
の場合をいう。すなわち、常温でシート本体上にこのシ
ート本体と同じ大きさの板状物をのせ、必要であればさ
らに重りをのせるなどしてシート本体の全面に均一に4
0y/cdの荷重をかけた状態にしたとき、上記の板状
物からシート本体が室温ではみ出すのに要する時間(以
下、はみ出しの所要時間という)が2時間以内である場
合にこのシート本体は常温で流動変形性を有するという
シート本体がこのような流動変形性を有する場合、好ま
しくは上記のはみ出しの所要時間が0.1〜1時間の場
合は、このシート本体の凝集力が低くぬれ性が良好であ
るため冬季などの低温下においても充分な粘着性を有し
ている。
上記の光開始剤によって光硬化しうる機能を有する樹脂
成分とは、一般に光硬化性樹脂として既知である種々の
ものが使用できる。この具体例としては、エポキシ樹脂
、エポキシアクリル樹脂、ウレタンアクリル樹脂、ポリ
エステルアクリル樹脂、アルキッドアクリル樹脂、シリ
コーンアクリル樹脂、ポリエン/ポリチオール系スピラ
ン41脂、アミノアルキッド樹脂などが挙げられる。こ
れらは通常、加熱活性の硬化剤の存在下で加熱された場
合には熱硬化性も示すものである。
これらの光硬化性樹脂の中でも代表的にはエポキシ樹脂
が用いられる。このエポキシ樹脂としては、通常のグリ
シジルエーテル型、グリシジルエステル型、グリシジル
アミン型、線状脂肪族エポキサイド型、脂環゛族エポキ
サイド型などの各種エポキシ樹脂があり、必要とする物
性に応じてその1種を単独であるいは2種以上を組み合
わせて使用できる。
上記の加熱活性の硬化剤としては、加熱により硬化作用
を発揮する通常の硬化剤でよく、一般に80〜200°
Cの温度範囲で活性であればよく、たとえばジシアンジ
アミド、4・4′−ジアミノジフェニルスルホン、2−
n−ヘプタデシルイミダゾールのようなイミダゾール誘
導体、イソフタル酸ジヒドラジド、N−N−ジアルキル
尿素誘導体、N・N−ジアルキルチオ尿素誘導体などが
用いられる。使用量は、上記の樹脂成分100重量部に
対して通常1〜15重量部の割合でよい。
また、上記の光開始剤としては、たとえばルイス酸ジア
ゾニウム塩、ルイス酸スルホニウム塩、ルイス酸ヨウド
ニウム塩、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾフェノン/
アミン系化合物、アセトフェノン類、ベンゾインエーテ
ル類、p−ベンゾイルベンジルクロリドなどが挙げられ
、上記の樹脂成分の種類に応じて適当なものを1種もし
くは2種以上選択して使用すればよい。この使用量は、
上記の樹脂成分100重量部に対して通常05〜10重
量部程度置部るのがよい。
また、必要に応じて配合することのできる各種の添加剤
としては、たとえば樹脂組成物にシート成形が可能な程
度に凝集力を持たせる目的で、ポリビニルブチラール、
ポリアミド、ポリアミド誘導体、ポリエステル、ポリス
ルホン、ポリケトン、ビスフェノールAとエピクロルヒ
ドリンとより誘導される高分子量のエポキシ樹脂などの
熱可塑性樹脂、またブタジェン−アクリロニド!J/L
’共重合体ないしその誘導体などを配合できる。これら
の使用量は、上記の樹脂成分100重量部に対して5〜
100重量部程度置部るのがよい。
また、樹脂組成物のタレ防止の目的で、炭酸カルシウム
、タルク、アスベスト、けい酸類、カーボンブラック、
コロイダルシリカなどの充填剤を゛樹脂成分100重量
部に対して通常10〜300重量部程度使置部てもよい
さらに、樹脂組成物の溶融粘度を下げ、ぬれ性を向上さ
せる目的で、ブチルグリシジルエーテル、長鎖アルコー
ルのモノグリシジルエーテルなどの反応希釈剤、ジオク
チルフタレートの如きフタル酸系可塑剤などを樹脂成分
100重量部に対して通常5〜30重量部重量部台して
もよい。
このような構成成分からなるシート本体には必要に応じ
て補強材を埋設することもできる。この補強材としては
、ガラス繊維やアスベスト繊維などからなる無機質繊維
布、麻、綿、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン
などからなる有機質繊維布、ポリエステルフィルムやナ
イロンフィルムの如きプラスチックフィルム、クラフト
紙の如き紙、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維な
どからなる不織布、アルミニウム、鉄、銅、亜鉛などか
らなる金属箔などがある。
補強材を埋設するには、樹脂組成物層をシート状に成形
する際に、補強材の片面ないし両面に樹脂組成物を塗布
ないし含浸させるようにすればよい。前記補強材のなか
でも片面含浸によってしかも充分に大きな補強効果の得
ることのできる無機質繊維布が好適であり、と(に望ま
しくはガラス繊維不織布もしくは織布を使用するのがよ
い。
上記のシート本体の一面側に離型基材を積層するが、こ
の発明においては、このように積層したときにこのシー
ト本体において露出表面層となる上記離型基材の積層面
とは反対側の面および側面を光開始剤によって光硬化さ
せる。なお、上記のシート本体の上記離型基材の積層面
とは反対側の面には表面被覆フィルムを設けてもよく、
この場合はシート本体の側面だけが露出表面層となるた
めこの側面のみを光開始剤によって光硬化させる。
上記の離型基材とは、接着性シートの被着体への貼着面
を保護するために設けられるもので、具体的には紙、ポ
リエチレンテレフタレートフィルム、ポリプロピレンフ
ィルムなどの離型基材が適当である。その厚みは通常2
0〜5001En程度である。
また、上記の表面被覆フィルムは、脱脂処理や化成処理
などの工程中のシート本体を保護する機能を有するとと
もに硬化したシート本体とともに制振補強層の一部とし
て機能するため制振補強効果の一層の改善に寄与しうる
一方、硬化後のシート本体の耐湿特性にも好結果を与え
、経口的な制振補強効果の低下を防止する機能も有する
ものである。
表面被覆フィルムとしては、強度、耐湿性、耐熱性、耐
薬品性などにすぐれるポリマー材料から0.001〜0
5闘、好ましくは0.003〜0.1 mm程度の厚み
に成形されたものが用いられる。ポリマー材料として特
に好適なものはポリエステルフィルムである。その池ポ
リエチレンフィルム、ナイロンフィルム、ポリ塩化ビニ
ルフィルム、ポリプロピレンフィルムなどの各種フィル
ムを適用できる。上記ポリマーフィルムの代りに、前記
同様の厚みとされたアルミニウム箔の如き軽金属の箔を
、この発明の表面被覆フィルムとして用いることも場合
により可能である。
上記のシート本体の露出表面層を光開始剤によって光硬
化させるには、上記の離型基材ないしは表面被覆フィル
ムを積層する前でも積層後でもよく、上記のシート本体
が光開始剤を含む光硬化性樹脂組成物層からなる場合に
は、露出表面層以外の部分をマスキングしてシート本体
の厚みおよび光開始剤濃度によって光照射強度を調整し
て露出表面層のみが硬化するように光照射すればよい。
また、上記のシート本体が光開始剤を含まない場合には
露出表面層に光開始剤を塗布して上記同様に光照射すれ
ばよい。上記の塗布は光開始剤をそのまま塗布してもよ
いし、あるいは適当な溶剤に溶解したものを塗布しても
よ(、露出表面層のみが硬化するように適宜調整すれば
よい。なお、この場合の光開始剤としてはシート本体の
構成成分として挙げたものが同様に使用できる。
光照射の光源としては、高圧水銀灯、キセノンランプ、
水銀蒸気ランプ、炭素アークなど通常200〜800 
nmの波長の光を発生するものが用いられる。
上記の露出表面層の上記光照射による光硬化の程度とし
ては、シート本体が常温で流動変形性を持たず、しかも
離型基材の積層される面、つまり外板などの被着体への
貼着面が冬季などの温度の低い条件下においても充分な
粘着性を保持した状態となるようにする。すなわち、シ
ート本体の前記はみ出しの所要時間が2時間を超え、通
常3〜lO時間となるようにするのがよい。
なお、露出表面層を光硬化させる前のシート本体の流動
変形性が大きい、つまりはみ出しの所要時間が通常0,
1〜1時間の場合には、このシート本体の粘着性が大き
すぎて離型基材を剥がしに(くなる。このような場合に
はシート本体における離型基材の積層面の表面層の一部
を光硬化させておきこの部分を剥離のきっかけとするこ
とによって離型基材を容易に剥がすことができる。上記
の剥離のきっかけとするために光硬化させる部分として
は例えば第1図に示すように、シート本体1の一面側の
表面層の一角における隣り合う辺を2辺とする三角形の
部分2であり、シート本体の外板などの被着体への接着
および制振補強効果に影響を与えない程度の部分とする
第2図はこの発明の接着性シートの一例につきこのシー
トを用いて自動車の外板を制振補強した状態を示したも
のである。すなわち、まず上記シートの離型基材を剥が
し、熱硬化性樹脂組成物層からなるシート本体1を自動
車の外板3におし当てて仮接着させる。4はシート本体
1の離型基材の貼着面とは反対側の面に積層された表面
被覆フィルムである。
次いで上記の状態で脱脂処理や化成処理を経てさらに電
着塗装工程に供し、外板3の表裏面に電着塗膜5を形成
する。しかるのち、上記塗膜の焼付は工程(場合により
中塗りおよび上塗り塗膜を形成したのちの焼付は工程)
で上記シート本体1を加熱硬化させることにより制振補
強作業を完了する。
一般には、自動車外板などのように被着体が加熱による
変形などを起こさないものであれば、接着性シートとし
てシート本体が加熱活性の硬化剤を含む熱硬化性樹脂組
成物層からなるものを使用するのが好ましく、この場合
は上記のように塗膜の焼付は工程で加熱硬化させること
ができるため作業効率の面から好ましい。
しかし、制振補強すべき被着体が加熱により変形などを
起こす耐熱性の低いものであれば、接着性シートとして
シート本体が光開始剤を含む光硬化性樹脂組成物層から
なるものを使用して光照射により光硬化させればよい。
このとき使用する光照射の光源としては、シート本体の
露出表面層を光硬化させるのに使用する光源が同様に用
いられる。
上記のようにこの発明の接着性シートを用いると次のよ
うな効果が得られる。すなわち、この接着性シートのシ
ート本体における被着体への貼着面は高い粘着性を有し
ているため、冬季などの低い温度条件下で油類が付着し
た外板などの被着体に貼り付けて仮接着させる場合にも
作業性よく良好に仮接着させることができ、シート本体
を硬化させるまでの脱脂処理などの処理工程においても
このシート本体が剥がれて制振補強効果が得られないと
いうことがない。
しかも、上記の接着性シートは離型基材あるいはこれと
表面被覆フィルムを積層したときの露出表面層を光硬化
させているため、このシートの保存時あるいは被着体へ
の貼着時にシート本体の形状がくずれることがなく形状
保持性が良好であり、また場合によってはシート本体に
おける離型基材の積層面の表面層の一部を光硬化させる
ことにより、シート本体の粘着性が高すきる場合でも離
型基材の剥離を容易にすることができる。
また、加熱することのできない被着体に対しても、シー
ト本体が光開始剤を含む光硬化性樹脂組成物層からなる
ものを用いて制振補強効果を付与することができる。
第3図はこの発明の制振補強用の接着性シートの他の例
を示したもので、シート本体1を熱硬化性樹脂組成物層
からなるものとした場合に、このシート本体1を外板な
どの被着体に設けて加熱硬化させたときの引張弾性率が
上記被着体の剛性を向上させるに必要かつ充分な大きさ
となりかつ加熱硬化させたときのガラス転移温度が高く
なるような樹脂配合組成とされた第1の熱硬化性樹脂組
成物層IAと、上記同様の引張弾性率が被着体の剛性を
向上させるに不充分な大きさとなりかつ加熱硬化させた
ときのガラス転移温度が低くなるような樹脂配合組成と
された第2の熱硬化性樹脂組成物層IBとで構成し、こ
のシート本体1の上記第2の層IB側に離型基材6を積
層させ、かつ上′記第1の層IA側に表面被覆フィルム
4を貼り合わせるようにしたものである。
上記第1の熱硬化性樹脂組成物層IAの加熱硬化後の引
張弾性率としては30〜500 Kg/ ynJの範囲
にあり、また加熱硬化後のガラス転移温度は80°C以
上である。また上記第2の熱硬化性樹脂組成物層IBの
加熱硬化後の引張弾性率としては0.1〜15 Kg/
 mtlの範囲にあり、また加熱硬化後のガラス転移温
度は70°C以下である。
なお、この明細書において、引張弾性率とは、ISOR
ecorrmendation R−527に規定され
た方法で)Typelのテストピースを使用し、5pe
ed Bにより測定される値を意味するものである。
上記第1および第2の熱硬化性樹脂組成物層IA、IB
は、それぞれ前記単層構造のシート本体1の場合と同様
にしてつくることができ、この際樹脂成分や加熱活性の
硬化剤その他の配合成分の種類および配合量などを適宜
選択することによって両層IA、1Bの加熱硬化後の引
張弾性率およびガラス転移温度を前述の如く設定する。
なお、このようにして形成される第1および第2の゛熱
硬化性樹脂組成物層のうち、第2の熱硬化性樹脂組成物
層IBがシート成形後に常温で流動変形性を有するもの
であり、このシート成形後にこの組成物層の露出表面を
光硬化させたものとするのがよく、第1の熱硬化性樹脂
組成物層IAはシート成形後に光硬化しなくても常温で
流動変形性を有さない配合組成とされたものとするのが
よい。このため第2の熱硬化性樹脂組成物層IBには光
開始剤を含ませておくか、あるいはシート成形後に露出
表面層に光開始剤を塗布することによって、前述のよう
に露出表面層のみを光硬化させる。この光硬化は第1の
熱硬化性樹脂組成物層IAとの積層前でも後でもよい。
一方、第1の熱硬化性樹脂組成物層IAには前記した補
強材を埋設して制振補強効果を増大させることができる
上記のような2層構造においては、接着性シートにおけ
るシート本体1の厚みとしては、第1の層IAで0.0
1〜10mm程度、好適には01〜5mm1第2の層I
Bで0.1〜30mm程度、好適には0.5〜10m+
nで、全体厚みが通常0.2〜40+++m程度で好適
には05〜20馴である。表面被覆フィルム4の厚みは
通常0.001〜0.5mm、好適には0003〜0.
1 mm程度である。
第4図は、上記第3図に示される接着性シートを用いて
自動車の外板を制振補強した状態を示したもので、自動
車の外板3における裏面に離型基材6を剥がした上記シ
ートの第2の熱硬化性樹脂組成物層IB側を押し当てて
仮接着させ、以下前記第2図の場合と同様の操作にて電
着塗膜5の形成および加熱硬化を行って制振補強作業を
完了する。
この方法によれば、前記第2図の場合と同様に良好な仮
接着が可能でしかもシート本体の形状保持性が良好であ
るほか、シート本体1を2層構造としたことによって下
記の如き効果が得られる。
すなわち、シート本体1が単層構造の場合、その制振補
強効果を大きくするために、シート形成に際して加熱硬
化後の引張弾性率が非常に大きくかつガラス転移温度が
非常に高くなるような樹脂配合組成とすると、制振補強
効果の面で好結果が得られても硬化収縮などに起因した
硬化後の残留応力によって外板3に歪み(へこみ)を生
じ、車体の面一(つらいち)性が悪くなって商品価値を
著しく損なうおそれがある。
ところが、前記2層構造として、引張弾性率が小さくか
つガラス転移温度が低くなる第2の層IB側を外板3に
当接させるようにすると、引張弾性率が大きくかつガラ
ス転移温度が高くなる第1の層IAの硬化収縮に起因し
た残留応力が上記第2の層IBによって緩和され、もは
や外板3にへこみを生じさせることがな(、一方主とし
て上記第1の層IAによって充分に満足できる制振補強
効果を得ることができる。
以上詳述したとおり、この発明の接着性シートによれば
、接着性シートの形状保持性が良好でありかつ被着体へ
の仮接着を充分な接着力で行うことができるとともに所
期の制振補強効果を充分に満足させることができる実用
価値のきわめて高い制振補強用シートを提供することが
できる。
なお、この発明の接着性シートは、すでに述べた自動車
の外板の如き鋼板にその適用が限られるものではなく、
各種の車輌、電気冷蔵庫、洗たく機など家電製品のケー
スなど一般に薄板とされている金属板あるいはポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂
、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アクリロニトリル−
ブタジェン−スチレン共重合体、AAS樹脂、AC5樹
脂、セルロースプラスチック、ポリアセクール、ポリカ
ーボネート、ポリエチレンテレフタレートなどの各種熱
可塑性樹脂からなる板状物などに広く適用することがで
きる。
以下に、この発明の実施例を記載してより具体的に説明
する。なお、以下において部とあるは重量部を意味する
ものとする。
実施例1 エピコート#828(油化シェル社製のビスフェノール
A型液状エポキシ樹脂)40部、エピコート#1002
(油化シェル社製のビスフェノールA型固形エポキシ樹
脂)25部、ハイカーCTBNl 300X8 (B、
F、グツドリッチ社製のニトリルゴム)20部およびバ
イロン$500(東洋紡社製のポリエステル樹脂)15
部を溶解釜にて混合し、この混合物100部に対しキュ
アゾール2MZ−AZINE(四国化成社製のエポキシ
樹脂用潜在硬化剤)2部、ジシアンジアミド(日本カー
バイド社製のエポキシ樹脂潜在硬化剤)5部、タルク5
0部およびアスベスト粉2部を加えてなるエポキシ樹脂
組成物を、通常のミキシングロールにて混練りし、得ら
れた樹脂塊を直圧式プレスにて厚さ0.4朋のシート状
に成形した。ついでガラスマット(日東紡績社製MC#
300 )をラミネートしてシート本体とした。
このシート本体を2.5 am幅×15cm長さに切断
して流動変形性を調べたところ、はみ出しの所要時間は
0.5時間であり流動変形性が大きかった。
上記の2.5(至)幅×15cIn長さのシート本体の
片面の一角における隣り合う辺のそれぞれ1砿ずつを2
辺とする三角形の部分およびこのシート本体の側面にP
R−66(旭電化工業社製エポキシ樹脂用光開始剤) 
0.1 yを塗布し、次いで上記の光開始剤PR−66
の塗布部分に高圧水銀灯(80W/ am )により5
J/cdの照射量で紫外線照射して表面層を硬化させた
。この硬化度をASTMD−2240に準じてショア硬
度試験機により20℃において硬度を測定したところ硬
度はショアA35であった。一方、光硬化していない部
分の硬度はショアA2であった。
このシート本体の上記光硬化させた三角形の部分を含む
面にポリエステル離型基材(新興化学工業社製の商品名
N5P−700)を積層し、反対面側にポリエステルフ
ィルム(東し社製商品名ルミラー#9)を貼り合わせる
ことにより、この発明の制振補強用の接着性シートを得
た。
この接着性シートにおけるシート本体の流動変形性を調
べたところ、はみ出しの所要時間は3.2− 時間であ
り流動変形性がなく形状保持性が良好であった。
この接着性シートの離型基材を剥がして除去したのち、
防錆油(日本石油社製商品名アンチラストP−1400
)中に1日浸漬した冷延鋼板(08mm厚さ×130m
m幅X200m+++長さ)に貼り付けて90度引き剥
がし接着力(引き剥がし速度100 mm7分)を測定
したところ、0°Cにおいては230y/ 25 ra
m幅、20°Cにおいては440 y/ 25 mm幅
であり、このシートの接着力は低温下においても良好で
あった。なお、上記の離型基材の剥離は容易に行えた。
また、この接着性シートにおけるシート本体の加熱硬化
後の引張弾性率は85 Kg/ mt&であり、またガ
ラス転移温度は103°Cであった。
このシートを5箔幅×15(至)長さに切断し、離型基
材を剥して上記の冷延鋼板C0,8mm厚さ×80am
80部00g+n長さ)に圧着したのち脱脂処理および
電着塗装を施したのち、180°Cの雰囲気中で30分
間加熱することにより上記シートを硬化させた。なお、
上記シートは仮接着時においては剥がれを生じることな
く良好に接着しており、また制振補強した鋼板における
制振補強効果は大きかった。
実施例2 エピコート#828(前出)70部とPKHH(ユニオ
ンカーバイド社製の商品名;フェノキシ樹脂)20部と
を溶解釜中で180°Cの加熱下で溶解混合したのち、
100°Cの温度下でP R−33(旭電化工業社製エ
ポキシ樹脂用光開始剤)2.7部を添加混合し、得られ
た光硬化性樹脂組成物をガラス繊維布(日東紡績社製商
品名WE−22D−104)の片面側より含浸させた。
このシート本体の流動変形性は実施例1の場合と同様で
あった。
このシート本体を2.5 cm幅X45cm長さに切断
し、このシート本体の片面の一角における隣り合う辺の
それぞれ1σずつを2辺とする三角形の部分およびこの
シート本体の側面以外の部分をマスキングして、マスキ
ングしていない上記部分に高圧水銀灯(80W、/am
)により5 J / ctrlの照射量で光照射して表
面層を硬化させた。この硬化度をASTMD−2240
に準じてショア硬度試験機により20℃において硬度を
測定したところ硬度はショアA40であった。一方、光
硬化していない部分の硬度はショアA4であった。
上記のように光硬化させたシート本体に実施例1と同様
に離型基材およびポリエステルフィルムを貼り合わせる
ことにより、この発明の制振補強用の接着性シートを得
た。このシートにおけるシート本体のはみ出しの所要時
間は4.1時間であり流動変形性がなく形状保持性が良
好であった。
この接着性シートについて実施例1と同様にして90度
引き剥がし接着力を測定したところ、0℃においては2
20gt725期幅、20℃においては310y/25
++++++幅であり、このシートの接着性は低温下に
おいても良好であった。
このシートを用いて実施例1と同様にして冷延鋼板の制
振補強を行った。ただし、加熱硬化のかわりに高圧水銀
ランプ(80W/αn)により15J/dの照射量で紫
外線照射して光硬化させた。上記のシートは仮接着時に
おいては剥がれを生じることなく良好に接着しており、
また制振補強した鋼板においては制振補強効果が大きか
った。
比較例1 実施例1と同様にしてシート本体を得、このシート本体
の片面に離型基材(カイドウ化学社製の商品名5LD−
50W)を貼り付は他方の面にポリエステルフィルム(
東し社製商品名ルミラー#9)を貼り合わせることによ
り制振補強用の接着性シートを得た。この接着性シート
におけるシート本体のはみ出しの所要時間は0.5時間
であり形状保持性が悪かった。
この接着性シートについて実施例1と同様にして90度
引き剥がし接着力を測定したところ、0°Cにおいては
290 y−/2Srnm幅、20°Cにおいては39
0y/25mm幅であり、このシートは低温下において
も接着性は良好であったが、冷延鋼板への貼り付けの際
に離型フィルムの剥離作業性が悪かった。
実施例3 エピコート#828 (i化シェル社製のビスフェノー
ルA型液状エポキシ樹脂)35部、エピコート#100
2(油化シェル社製のビスフェノールA型固形エポキシ
樹脂)50部、バイロン#500(東洋紡社製のポリエ
ステル樹脂)15部、キュアゾール2MZ−AZINE
 (四国化成社製のエポキシ樹脂用潜在硬化剤)2部、
ジシアンジアミド(日本カーバイド社製のエポキシ樹脂
潜在硬化剤)5部、タルク50部およびアスベスト粉2
部からなるエポキシ樹脂組成物を、通常のミキシングロ
ールにて混練りし、得られた樹脂塊を直圧式プレスにて
厚さ0.4間のシート状に成形した。ついでガラスマッ
ト(日東紡績社製MCl300 )をラミネートして、
第1の熱硬化性樹脂組成物層とした。この第1の熱硬化
性樹脂組成物層は、加熱硬什、傍の引張弾性素が97 
K+l / mrlであり、寸かガラス転移温度が11
0°Cであった。
つぎに、エピコート#871(油化シェル社製のダイマ
ー酸変性エポキシ樹脂)90部、エピコ−)#1002
(前出)5部およびハイカーCTBN1300X8 (
B、F、グツドリッチ社製のニトリルゴム)5部を、溶
解釜にて溶融混合して得られた組成物100部に、キュ
アゾール2 MZ −AZ I NE(前出)2部、ジ
シアンジアミド5部、5P−90(焦電化社製エポキシ
樹脂用光開始剤)5部、タルク50部およびアスベスト
粉3部を配合した。
このものを通常のミキシングロールにて混練りすること
により、樹脂塊を得て、これを直圧式プレスにてシート
状に成形して、厚さ1關からなる未硬化状態の第2の熱
硬化性樹脂組成物層とした。
この層の加熱硬化後の引張弾性率は2.1Kg/−であ
った。また、この層の加熱硬化後のガラス転移温度は3
6°Cであった。
つぎに、上記第1および第2の熱硬化性樹脂組成物層を
貼り合わせてシート本体とし、このシート本体の上記第
1の組成物層側にポリエステルフィルム(東し社製の商
品名ルミラー#9)を貼り合わせ、上記第2の組成物層
側にポリエステル離型基材(新興化学工業社製の商品名
N5P−700)を貼り合わせて接着性シートとした。
次に上記のシートを25mm幅X150mm長さに切断
し、このシートの離型基材側の一角における隣り合う辺
のそれぞれ1cmずつを2辺とする三角形の部分および
このシート本体の側面に光照射するため、これら以外の
部分をマスキングして高圧水銀ランプ(80W/σ)に
て15J/cdの照射量で光照射して上記のマスキング
していない部分のシート本体の表面層を硬化させてこの
発明の制振補強用の接着性シートを得た。この硬化度を
実施例1と同様にして20°Cで測定したところ硬度ハ
ショアA27であり、一方、光照射していない部分のシ
ー、ト本体の硬度はショアA5であった。
このようにして得られた接着性シートにおけるシート本
体のはみ出しの所要時間は3.7時間であり流動変形性
がなく形状保持性が良好であった。
この接着性シートについて実施例1と同様にして90度
引き剥がし接着力を測定したところ、00Cにおいては
3009725mm幅、20℃においては520 y7
25mm幅であり、このシートの接着力は低温下におい
ても良好であった。なお、このシートにおける離型基材
の剥離は容易に行えた。
また、この接着性シートを用いて実施例1と同様にして
冷延鋼板の制振補強を行ったところ、このシートは仮接
着時に剥がれを生じることなく良好に接着しており、ま
た制振補強効果も良好であった。また、硬化後の鋼板の
ひけ現象は全く認められなかった。
比較例2 第2の熱硬化性樹脂組成物層に5部の5P−90を含ま
せず光照射を行わなかった以外は実施例3と全く同様に
して制振補強用の接着性シートを得た。この接着性シー
トにおけるシート本体のはみ出しの所要時間は07時間
であり流動変形性が大きく形状保持性が悪かった。
この接着性シートについて実施例1と同様にして90度
引き剥がし接着力を測定したところ、0℃においては3
10 y/25mm幅、20℃においては550y/2
5+++m幅でこのシートの接着力は低温下においても
良好であったが、このシートを冷延鋼板に貼り付ける際
の離型基材の剥離作業性が悪かった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の制振補強用の接着性シートにおける
シート本体の表面層における光硬化させる部分を説明す
るための平面図、第2図はこの発明の制振補強用の接着
性シートの一例につきこのシートを用いて自動車の外板
を制振補強した状態を示す断面図、第3図はこの発明の
制振補強用の接着性シートの他の例を示す断面図であり
、第4図は第3図に示す接着性シートを用いて自動車の
外板を制振補強した状態を示す断面図である。 IA・・・第1の熱硬化性樹脂組成物層、IB ・第2
の熱硬化性樹脂組成物層、1 シート本体、4・・・表
面被覆フィルム、6・・・離型基材。 特許出願人 日東電気工業株式会社 第11g

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光開始剤によって光硬化しつる機能を有する常温
    で流動変形性の熱硬化性ないしは光硬化性の樹脂組成物
    層からなるシート本体とこのシート本体の一面側に積層
    された離型基材とを少なくとも含む制振補強用の接着性
    シートにおいて、上記のシート本体の露出表面層を光開
    始剤によって光硬化させたことを特徴とする制振補強用
    の接着性シー ト。
  2. (2)シート本体が熱硬化性樹脂組成物層からなり、か
    つこの層中に補強材を含む特許請求の範囲第(1)項記
    載の制振補強用の接着性シート。
  3. (3)熱硬化性樹脂組成物層が、加熱硬化後の引張弾性
    率が30〜500Kg/−でガラス転移温度が80’C
    以上である第1の熱硬化性樹脂組成物層に、上記同様の
    引張弾性率が0.1〜15 Kg/ mJでガラス転移
    温度が70°C以下である第2の熱硬化性樹脂組成物層
    が積層されて構成され、かつ上記第2の熱硬化性樹脂組
    成物層側に離型基材が積層されてなる特許請求の範囲第
    (2)項記載の制振補強用の接着性シート。
  4. (4)シート本体の離型基材の積層された面とは反対面
    側に表面被覆フィルムが積層された特許請求の範囲第(
    1)〜(3)項のいずれかに記載の制振補強用の接着性
    シート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0376880A2 (de) * 1988-12-30 1990-07-04 Gurit-Essex AG Schichtkörperanordnung, Verfahren zur Versteifung von flächigen Körpern und versteifter, flächiger Körper
US5118567A (en) * 1988-07-21 1992-06-02 Lintec Corporation Adhesive tape and use thereof

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