JPS60219971A - 電歪振動装置駆動回路 - Google Patents

電歪振動装置駆動回路

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JPS60219971A
JPS60219971A JP59075623A JP7562384A JPS60219971A JP S60219971 A JPS60219971 A JP S60219971A JP 59075623 A JP59075623 A JP 59075623A JP 7562384 A JP7562384 A JP 7562384A JP S60219971 A JPS60219971 A JP S60219971A
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/80Constructional details
    • H10N30/802Circuitry or processes for operating piezoelectric or electrostrictive devices not otherwise provided for, e.g. drive circuits

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、論理制御電圧よシ高い電源電圧の極性を切替
えて、電歪振動装置を両方向に低電力で大きく変位させ
る駆動回路に関するものである。
〔従来技術〕
ジルコン酸チタン酸鉛(PZT)など、電圧を印加する
と形状が変形する圧電材料は、薄い板状にして、これに
電極を設は何枚か張ル合せ、これに電圧を印加すること
によって駆動部品(アクチュエータ)として用いること
ができる。
第1図(a)〜(c)は、2枚張シ合せたバイモルフ形
電歪振動子の従来構成を示す概略図である。第1図(ム
)は、両側に電極を施した1対の電歪板1,2が分極方
向Aが同じになるように中央電極4を介して接合した分
極同方向構造のバイモルフ形電歪振動子30とその駆動
回路50を含み、第1図(b)。
第1図(e)は分極方向BおよびCが対向するように接
合した分極対向構造のバイモルフ形電歪振動子31とそ
の駆動回路を含む。同図において、3゜5は電極、4は
中央電極、6は電歪振動子支持部、Eは電源である。6
0.61.62は、電歪振動子の各電歪板に電圧を印加
するための2端子入力となるように電極を集束する回路
であシ、駆動入力回路と呼ぶ。また、電歪振動子30.
31と駆動入力回路60.61又は62とから成る装置
を電歪振動装置100,101又は102と呼ぶ。
まず、第1図(、)の動作を説明する。電源Eによって
、電極3,5及び中央電極4に電圧が加えられると、電
界は電極3から5中央電極4へ、電極5から中央電極4
へと発生する。このため電歪板1では電界が分極方向A
と同方向に加えられ、電歪板1の内部には矢印りのよう
に縮もうとする応力が発生する。一方電歪板2では電界
が分極方向Aと逆の方向に加えられるため、電歪板2の
内部には矢印Eのように伸びようとする応力が発生する
。電歪板1,2の内部に発生するそれぞれの応力によっ
て電歪振動子30の先端は、支持部6を支点として矢印
Fのように上に変位する。次に、スイッチSWを逆に投
入し回路を短絡すると電荷は放電するため30は復旧す
る。
第1図(b)の動作も同様に説明される。すなわち、図
のように電圧を印加すると、電歪板1は縮み、電歪板2
′は伸びるため電歪振動子31の先端は矢印Gのように
上に変位する。
第1図(A)(b)とも、1つの電源で、1対の電歪板
のそれぞれに電界を加え応力を発生させる点で効率的な
回路と言えるが、動作変位量を増すために電圧を上昇さ
せる場合に大きな欠点がある。すなわち、電歪板1.2
および2′は、分極方向と同じ方向に電圧を印加した場
合には、電圧を上げても絶縁破壊を生じない限シ、分極
特性が劣化することはないが、分極方向と逆の方向に電
圧を印加した場合には、絶縁破壊電圧よシ低い所定の電
圧で分極特性が劣化し減極する(このときの電圧を分極
劣化電圧と呼ぶ)。さらに、電圧を上げると分極は破壊
し、電歪効果は失なわれる欠点がある。
従って、電源Eの電圧Vは逆バイアスされた電歪板の分
極特性が劣化しない条件で上限が制限されるため、第1
図(a)(b)の構成では変位量を大きくすることが困
難であった。
第1図(c)は、高い電圧が印加できるように改良され
た回路構成である。この回路は1対のダイオードDI 
、D2のアノード同志を結合し、この結合点を中央電極
4に接続し、各カソードを電極3゜5にそれぞれ接続し
たものである。動作を説明する。充電電流は矢印工1の
ように流れ、電歪板1は図のように帯電する。この帯電
によって生ずる電界の方向は分極方向Hと同じである。
一方、電流は電歪板2′には流れないため、との電歪板
2′は帯電せず、従って電界は加わらない。このため、
この電歪振動装置102には電歪板1が絶縁破壊を起さ
ない範囲で高電圧を印加でき、従って大きな変位量が得
られるというものである。しかし、この構成では、電歪
板1は変位に全く寄与しないばかシでなく、バネ性のた
め電歪板1の変位力を防げる欠点があった。
次に、電歪振動子には一般にヒステリシス特性があるた
めに、第1図(、)〜(c)に示す従来例のように1方
向のみの電圧を印加した場合には、復旧の際、電荷を放
電しても、変位が完全に戻らAいことがらシ、このため
実質的な変位量が減る欠点もあった。これを解決し、逆
に変位させることで大きな変位を樽るために、第2図に
示すように電源回路と電歪振動装置100との間に極性
切替スイッチ70を設け、電源電圧を切替る方式が考え
られている。
極性を切替えるための回路部品としては、電圧が高い場
合、従来、電磁リレー、トランジスタなどが考えられる
が、これらはいずれも電流によって制御され消費電力が
増大するため、電歪振動装置の駆動には適さ々い欠点が
あった。す女わち、電歪振動装置そのものは極めて低電
力で動作するにもかかわらず、従来の切替回路では、そ
の状態を保持するために大きな電力を消費するため、結
局、低電力駆動が困難となっていた。
また、第2図の回路では、極性切替の際、充電されてい
た電荷を電源を用いてキャンセルする必要があるため、
無駄な電力が消費される欠点がある。すなわち、第2図
において電歪振動装置100の静電容量を01変位させ
るときの電圧を■とすると電歪振動装置10oに蓄えら
れるエネルギーはhcvである。この状態から極性切替
スイッチ7゜を切替えて逆に変位させる場合、電源Eは
電歪振動装置100に帯電した電荷を打ち消すように逆
の電荷を供給し、さらに逆に帯電させる必要があるため
、必要なエネルギーはcvである。従って繰シ返しの動
作では1周期当j)2CV2のエネルギーが必要である
。このように、従来の駆動回路では、帯電した電荷を電
源Eの電荷でキャンセルする必要があるため消費電力が
増大し、また動作毎に放電と充電を電源から行うため時
定数が長くなシ動作が遅くなる欠点があった。
第3図は、数10〜数100枚の電歪板8aを、分極方
向が交互になるように接合した積層形電歪振動子32を
利用した積層形電歪振wJ装置103の概略構成図であ
る。駆動端子81に正、駆動端子82に負の電圧を印加
すると各電歪板80には分極方向に電圧が加わシ厚さ方
向に膨張する。1枚の電歪板の厚さの増加は僅かである
が、積層形にすることによって、数10〜100μm程
度の変、位が得られる。
積層形では、各電歪板80には同じ方向に電圧が印加さ
れるため、分極方向と同方向(矢印(I)の方向)には
高電圧を印加し、変位を大きくすることが多い。しかし
、高電圧を印加すると、バイモルフ形の場合と同様、ヒ
ステリシスの影響も大きくなる。
第4図は、印加電圧変位量特性例を示す図である。1方
向のみの電圧を印加するとヒステリシスのため変位量は
減少する。これを防止するためには、電源の極性を切替
え、第4図の太い実線のように、逆に変位させればよい
。しかし、高電圧をそのまま切替えた場合、各電極板に
は分極方向と逆の方向に高電圧が印加されることになシ
、分極が破壊することになる。従って、逆方向に電圧を
切替える場合には、電源電圧を分極劣化電圧以下に下げ
る必要があるが、従来このような回路は明らかではなか
った。
以上、まとめると ■ 従来、電歪振動子を大きく変化させるために必要な
高電圧を印加できる効率の良い駆動入力回路が実現され
ていない。
■ 高電圧を低電力で切替えることができ、また、必要
に応じて極性によって電圧を変化させることができ切替
えた状態を低電力で保持できる容量性負荷電圧切替回路
が実現されていない。
などの問題があった。このため、従来の電歪振動子は単
位長さ当シの変位量が小さく、これを補おうとする場合
形状が大きくなる欠点があった。また、形状が大きくな
ると動作が遅く、高価になり、さらに壊れやすくなる欠
点がある。電歪振動子は小形、低電力なアクチュエータ
として期待されながらも、上記の欠点などのために普及
が阻まれてきた。特に、貨幣処理装置、リレー、光スィ
ッチなどには変位量が十分でなかったため実用は困難と
されてきた。
〔発明の概要〕
本発明は上記欠点に鑑みてなされたものであシ、その目
的は、電歪振動子を低電力で大きく変位させることので
きる電歪振動装置駆動回路を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明は両側に電極を設
けた強誘電体電歪板を2つ以上重ねて形成し九電歪振動
子と、2つの駆動端子をもつ駆動入力回路とから成る電
歪振動装置に、電源回路から極性を切替えて電圧を印加
し、 との電歪振動装置に充電されていた電荷を放電し
た後、逆に充電することによって前記電歪振動子を前の
状態とは逆に変位させる駆動回路において、極性を切替
えるために、論理制御電圧よシ高い電源電圧をオンオフ
でき、制御電流のパルス通電又は制御電圧の印加によっ
てスイッチのオン状態を電力をほとんど消費することな
く保持できるPNPN素子構造又はFET素子構造の半
導体スイッチ4つをブリッジ形に接続し、ブリッジの中
の平行スイッチ2つと斜スイッチ2つの駆動論理を反転
させて駆動することによって、平行又は斜のスイッチ回
路の一方がオンの際、他方はオフとなるように制御する
ものである0 以下、実施例とともに本発明の詳細な説明する。
〔実施例〕
第5図は、本発明の一実施例を示す回路図であj5、P
NPNスイッチ(サイリスタ)ホトカプラを用いた極性
切替スイッチ回路を含む。同図において、PN1〜PN
4はPNPNスイッチであシ、ブリッジ回路71を形成
している。すなわち、アノード同志が共通に接続された
1組のPNPNスイッチPNl、PH3の共通接続端子
Klを直流電源回路の陽極に、カソード同志が共通に接
続された1組のPNPNスイッチPN2.PH1の共通
接続端子に2を直流電源回路の陰極に接続し、PNPN
スイッチPN1 のカソードとPNPNスイッチPN4
のアノードとを接続し、電歪振動装置100の一方の駆
動端子に、PNPNスイッチPN3のカソードとPNP
NスイッチPN2のアノードとを接続し、電歪振動装置
の他方の駆動端子に接続しである。ZD5は定電圧ダイ
オードで、直流電源Eの電圧Vよシわずかに高い電圧で
動作する特性のものである。CRDl 、 CRD2は
定電流ダイオード、C1,CAはコンデンサ、 all
、 R12は抵抗である。また、電歪振動装置100は
第1図(、)で示したものと同じものであるが、その他
第1図(b)(e)あるいは第3図に示したものや、後
述する電歪振動装置であってもよい。
LEDI〜LED4は、それぞれPNPNスイッチPN
1〜PN4を照射し点弧させるための発光ダイオード、
5W12,5W34はそれぞれFET 、 MOB 、
 CMO8などの素子構造をもつ制御電力を必要としな
いスイッチ、 工N■は論理入力レベルを反転するイン
バータ、RHは高抵抗、 SW5は切替制御スイッチ、
 PULは第6図の波形図に示すように、論理制御電圧
Eりの電圧をオン、オフし、間欠的なパルス電圧を繰シ
返して発生するパルス発振回路であシ、これらによって
論理制御回路12が構成されている。
次に、動作を説明する。電源スィッチSWの投入によっ
てコンデンサC1には、定電流ダイオードCRDIを介
して定電流が供給され充電される。
また、パルス発振回路PULは発振を開始する。
切替制御スイッチSW5が図のような場合、スイッチ5
W12はオン状態、一方スイッチSW34はオフ状態と
な)、発光ダイオードLEDI及びLED2のみが、パ
ルス発振回路PULの発生するパルス間欠電圧によって
駆動され発光する。PNPNスイッチPNI及びPN2
は最初のパルス光を受光するとオンするため、電歪振動
装置100には、定電流ダイオードCRD2を介して定
電流が流れる。電流が流れ始めると、PNPN素子構造
のスイッチPNI 、及びPN2は、自己保持機能のだ
めのパルス光が去った後でも、電歪振動装置100が充
電されるまで通電を継続する。電歪振動装置100が充
電され電流が流れなくなるとPNPNスイッチPNI及
びPN2は復旧する。このように、本来1つのパルスで
電歪振動装置100を駆動することも可能であるが、以
下の理由で連続パルス駆動が望ましい。すなわち、電歪
振動子にはヒステリシス特性があるため、静電容量が動
作中に変化することがある。このため1回のパルスで電
歪振動装置100に十分な電荷を供給できず電源電圧に
見合った変位が得られない場合がある。また、電歪振動
子の電極端部にはわずかながらリークが存在するため、
十分に充電しても、長い間には放電し、変位が戻ってし
まうことがある。特に、電極端部の絶縁処理が製造時に
十分なされていない振動子では湿度が高くなるとこの影
響が大きくなる。これを解決するため本実施例では、パ
ルス発振回路PULによシバルス電流を連続的に通電す
るようにしている。
パルスの間隔T2については、制御電力を小さくするた
めには、長い方が望ましいが、長くなシ過ぎると前記の
理由で、変位の微少な戻シが生じるため、変位した側で
パルス間隔に同期した微少な振動が発生する。これを防
止するためには100m5以下が望ましい。
一方、パルス幅を短かくすると、微少振動もなくなシ高
速の繰シ返し動作にも適するが、充電の時定数よシ短か
い場合、スイッチsw5を高速で切替えると、平行に接
続されたPNPNスイッチPNI 。
PN2が充電電流によってオン状態に保持されている間
に、斜に接続されたPNPNスイッチPN3.PN4が
駆動されることが起きるためブリッジ回路は短絡するこ
とがある。これを防止するためには0゜5mg以上が望
ましい。このように、パルス幅としては結局0.5ma
〜100m:sが望ましい。
パルス幅についてはPNPNスイッチの感度によって決
めるが、数10 μsで十分である。従ってデユーティ
は1150〜1/10000 とカシ、電歪振動子を保
持するだめの制御電力は極めて小さくできる。
次に、一点鎖線で囲まれた平滑回路について説明する。
パルス幅を長くすると振動子が変位側で微少に変位し、
これを防止するためには、パルス幅を許容値以下に短か
くする必要があることを述べたが、微少振動を防止する
他の手段として、電歪振動装置100とブリッジ回路7
1との間に平滑回路を設ける方法が考えられる。平滑回
路はコンデンサChと抵抗8人又はコンデンサCAと双
方内定電流ダイオードCHD−Aで構成できる。この原
理は、電歪振動装置100に充電する際、コンデンサC
Aにも同時に充電し、電歪振動装置100の静電容量の
変化、リークなどによって低下した充電電圧をコンデン
サCAから電荷を供給して補なうものである。
次に、定電流ダイオードCRD1及びCRD 2の作用
について述べる。定電流ダイオードCRDIはコンデン
サC1の充電回路に、定電流ダイオードCRD2は電歪
振動装置の充電回路にそれぞれ用いられた定電流回路で
ある。これらは、いずれも抵抗R3,R4に置き換える
ことができるが抵抗よシ良い点について述べる。第7図
(、)ないしくf)はこれを説明する図である。第7図
(、)に示すように抵抗を介して充電した場合には、最
初は大きな電流が流れ(同図(b))、電圧の立上シも
速い(同図(C))。
従って、振動子の動作も速いが、充電とともに、電流値
は指数関数的に急速に低下するため電圧の上昇も遅くな
シ、振動子は変位の大きな最も重要々ところで動作が遅
くなる欠点がある0一方、第7図(d)に示すように定
電流ダイオードCRDを用いて充電した場合には、容量
Cで示した電歪振動装置には充電が進んでも最初とほぼ
同じ電流が流れ続け(同図(6))、電圧は最初とほぼ
同じ勾配で上昇するため(同図(f))、振動子は動作
の際、速度の変化が少なくかつ速い特徴がある0以上充
電と保持の動作について述べたが、次にスイッチの切替
動作と、定電圧ダイオードZD5の作用について説明す
る。スイッチSW5を接地レベル(GND)に切替える
とスイッチ5W34はオンし、スイッチ5W12はオフ
に切替わるため、発光ダイオードIJDI及びI、ED
2は発光を停止し、発光ダイオードLED3及びLED
4はパルス発振回路PULから供給される次のパルス電
流によって発光する0このためPNPNスイッチPN3
.PN4は点弧する。
なお、PNPNスイッチPNI、PN2はパルス発振回
路PULのパルス周期が電歪振動装置100の充電時定
数よシ長い場合、前述のようにPNPNスイッチPN3
及びPN 4が点弧される時にはオフ状態となっている
。PNPNスイッチPN3.PN4が点弧されると、電
歪振動装置100に充電されていた電荷は、PNPNス
イッチPN4 、定電圧ダイオードZD5(順方向)、
PNPNスイッチPN3の経路で放電され、続いてコン
デンサC1および電源Eから充電電流が定電流ダイオー
ドCRD2.PNPNスイッチPN3゜電歪振動装置1
00、PNPNスイッチPN4の経路で流れ電歪振動装
置は充電される。このように、切替えの際、電歪振動装
置に充電されていた電荷を打ち消すために、定電圧ダイ
オードZD5の順方向特性を用いることによって無駄な
電力の消費を少なくすることができる。第8図は、これ
を詳細に示すため、第5図の電源回路から流れる電流を
図示したものである。なお簡単のためここでは一点鎖線
の平滑回路は省略しである。定電圧ダイオードZD5が
ない場合を第8図(a) r (b)、定電圧ダイオー
ドZD5をつけた場合を第8図(QXd)に示す0この
ように、定電圧ダイオードZD5をつけだ場合、第8図
(b)の斜線で示す放電のため電流が不要になるため無
駄な電力は省略される。また、定電圧ダイオードZD5
をつけることによって充電時間がTlからTlに短かく
な)、従って動作が速くなる利点もある。
以上の説明では、定電圧ダイオードZD5は順方向特性
のみが必要である。従って、この替シにダイオードを用
いてもよい。なお、ここで定電圧ダイオードとした理由
は、電源電圧を越えたサージ電圧が侵入したときこれを
吸収できる利点があるためである0 なお、第5図において、Kl、に2端子に並列にブリッ
ジ回路71と同じ回路を接続することによって、1つの
電源を用いて複数の電歪振動装置を動作させることがで
きる。
第9図はホトカプラPNPNスイッチブリッジ回路T1
を用いた2×2マトリックス駆動回路の実施例を示す回
路図である。なお、ノくルス発振回路PULのデユーテ
ィを電歪振動子が微少振動しない範囲にすることを前提
に、同図では微少振動防止回路は省略しである。交叉点
11を動作する場合を例にとシ簡単に説明するO入力端
子IN11に論理制御電圧を印加すると、発光ダイオー
ドLEDIとLED2又は発光ダイオードLED3とL
ED4のいずれかにパルス電流が流れるため、対応する
PNPNスイッチが点弧し、電歪振動装置100Aが動
作する。他の交叉点についても同様である。
次に、本発明の他の実施例を説明する。第5図では、ホ
トカプラを用いてPNPNスイッチのゲートと論理制御
回路とを分離する方法を説明したが、PN逆接合を用い
て分離することもできる。第10図は、電流駆動形のP
NPNスイッチを用い、ゲート回路と論理制御回路をト
ランジスタのPN逆接合を用いて分離する実施例を示す
回路図である。
同図において、PNI’ 、PN3’はNゲートPNP
Nスイッチ(サイリスタ)、PN2.PN4はPゲート
PNPNスイッチ(サイリスタ) 、 RGA、RGK
はそれぞれゲート・アノード抵抗、ゲート・カソード抵
抗である。また、Tr12.Tr34はNPN )ラン
ジスタである。なお、本実施例は、第5図に示す実施例
と基本的構成については同じであるので、その相違点を
中心に説明する。
PNPNスイッチPNI’はNゲートにゲート電流IG
tを通電することによって点弧する。このゲート電流は
、論理制御電圧EVで動作する論理制御回路T3で制御
するが、PNPNスイッチPNI’のアノード、ゲート
には電源Eの電圧マが印加されているため、ゲート回路
を論理制御回路73から分離して、ゲート電流だけを流
せるようにする必要がある。本実施例ではNPN )ラ
ンジスタのPN逆接合で分離されている。PNPNスイ
ッチPN3’についても同様である。
動作を説明する。スイッチSW5が図の状態にな)スイ
ッチSWI 2がオンするとトランジスタTr12 に
はパルス発振回路PULからペース電流IBIが流れる
ため、コレクタ(e)には増幅された電流IGtが流れ
る。 この電流は、PNPNスイッチPN 1’のNゲ
ートを介して流れるためPNPNスイッチpNrは点弧
する。なお抵抗R8は電源laxを適当な値に制御する
抵抗である。また、PNPNスイッチPN2のPゲート
にはパルス発振回路PULから直接ゲート電流IG2が
図のように流れるため、PNPNスイッチPN2も点弧
する。一方、スイッチ5W34はオフ状態のため、トラ
ンジスタTr34にはベース電流は流れず従って、電源
Eの電圧VはトランジスタTr34のPN逆接合で阻止
されている。fiた、PNPNスイッチPN4のPゲー
トにも電流は流れないため、電源Eの電圧VはPNPN
スイッチPN4のPN逆接合(ゲート接合)で阻止され
ている0スイツチSW5を切り替えるとPNPNスイッ
チPNI’、PN2 はオフとなシ、PNPNスイッチ
PN3’、PN4が点弧する。その後の動作は第5次ニ
、スイッチの誤動作防止につイテ説明スル。
PNPNスイッチには立上シの速い電圧7!lX1アノ
ード・カソード間に印加されると、ゲート接合には接合
容量を介してサージ電流が流れるため、誤点弧する特性
がおる(これをdv/dt%性と呼ぶ)。
立上pの速い電圧は、主として極性切替時に電力0され
るが、これによって誤点弧すると、プ1ノツジ回路74
は短絡するため障害となる。これを防止するためには、
ゲート抵抗RGK又はR(1ムを低くすればよいが、低
くし過ぎるとゲート感度〃工低下するため駆動電力は太
きくなシ省電力化に反する。
そこで、ここでは、小さな静電容量をゲート抵抗に並列
に入れる方法を第11図(a)、第11図(b)に示す
。200PF程度のコンデンサを用いる場合を例にとる
と、立上シがI M)Iz程度の周波数成分に対しては
約800Ωのインピーダンスになる。ゲーやト抵抗Ro
w、RoAを5〜50にΩ程度とすると、インピーダン
スは/10以下に、なるためdv/dt耐量は向上する
。またパルス幅50μS程度で動作する場合、200P
Fは8にΩのインピーダンスに相当するため、ゲート感
度特性への影響は少ない。コンデンサCow、CoAは
PNPNスイッチのゲート特性から決めるが、50〜5
00PF程度が適している。
また、電源電圧の立上シを鈍らせるための他の方法とし
て、アノード、ゲート間に容量の小さなコンデンサC&
Wを挿入してもよい。その他、素子構造レベルで過度電
流をバイパスさせる回路を設けdv/dt耐量を上げて
もよい。
なお、本実施例の回路部品のうち、PNPNスイッチ、
トランジスタ、ダイオード、定電流ダイオードはバイポ
ーラ製造工程で作れるためIC化が可能である。またパ
ルス発振回路PUL、インバータエNv、スイツy−8
W12 、5W34はCMOSプロセスでIC化ができ
る。従って、本実施例は2つのICで構成できる。
第12図は、第3実施例を示す回路図である。
ブリッジ回路はNチャネルFETで構成され、ゲート回
路75と論理制御回路T6とはNチャネルエンハンスメ
ント形MO8FETで分離されている。
FETはノーマリオン形スイッチでラシ、ゲートに電圧
を印加しない場合には数mAの定電流が流れ、ソース電
極に対して、ゲートに負の電圧を印加するとドレイン電
流は次第に制御され、数Vの電圧・でピンチオフ状態と
なる。FITはゲートに電圧を印加しない場合の定電流
が数mAであることから、アクチュエータの駆動用とし
ては、従来′l)まシ用いられていないが、本発明では
電歪振動装置が小さな容量性負荷でおるため、数mAで
も十分に使用が可能である。
動作を説明する。NチャネルFETは、ゲートとソース
間を数100に〜IMΩ程度の抵抗で短絡するものとす
る。スイッチSW5が同図の状態にあると、Nチャネル
エンハンスメy)形MO8FETスイッチ111.11
2のゲートには電圧Egが加わるため、上記スイッチは
導通状態となる。これによって、NチャネルFET12
1.122のゲートは、接地レベル、すなわちドレイン
、ソースに対しては負のレベルになるため、これらのN
チャネルFETはピンチオフ状態となる。一方、FET
スイッチ113,114のゲートは接地レベルゆえオフ
状態である。従って、NチャネルFET123,124
には上記の数mAの定電流■1が図のように流れ、電歪
振動装置100は動作する。
スイッチSW5を逆に投入すると、FETスイッチ11
1,112はオフ状態となるため、NチャネルFET 
121 、122には定電流が流れ、一方、FETスイ
ッチ113,114はオン状態となるため、Nチャネル
FET123,124はピンチオフとなる。これによっ
て11とは逆方向の充電電流が流れ、電歪振動装置は逆
に変位する。
次に、制御消費電力について述べる。同図のよ・うに電
歪振動装置100に充電する際に、NチャネルFET1
21 、124のゲート抵抗Rhを介してI2゜工3の
ようなゲート電流が流れるが、この電流値はRhが50
0に〜IMΩの高抵抗のため極めて小さい。
また電歪振動装置100が充電された後には流れない。
従って、電歪振動装置が動作した後、その状態を保持す
るために必要な制御電力は零に近い。
NチャネルFET121ないし124は、同様の特性の
Nチャネルデプレッション形MO8FETに置き換える
こともできる。いずれもFETプロセスを用いてIC化
することができる。
第13図は第12図のNチャネルFET121ないし1
24. FETスイッチ111ないし114をPチャネ
ルFETに置き換えた実施例である。なお、動作は第1
2図の実施例と同様ゆえ説明は省略する。
同様に、第14図は静電誘導形トランジスタSITを用
いた実施例、第15図は高耐圧CMOSアナログスイッ
チを用いた実施例である。同図においてSWA、DはC
MOSスイッチ、CO,。
はゲート回路である。
次に本発明の駆動回路によ)駆動される電歪振動装置の
実施例を説明する。
第16図は、電歪振動子30を、両側に電極を施した1
対の電歪板1,2を中央電極4を介して接合して形成し
、駆動入力回路63を、電歪振動子30の外側に形成さ
れた電極のうち、十分極と接している電極3に定電圧ダ
イオードzDlのカソードを接続し、−分極と接してい
る電極5に定電圧ダイオードZD2のアノードを接続し
、定電圧ダイオードZDIの7ノ〜ドと、定電圧ダイオ
ードZD2のカソードを共通にして駆動端子91とし、
中央電極を駆動端子92とすることによって構成した電
歪振動装置104の概略構成図でおる。動作を説明する
。駆動端子91と92との間に電圧Eが印加されると、
充電電流工2が同図のように流れ、電歪板1には、分極
方向Kに電圧Eが、電歪板2には分極方向りとは逆に電
圧(E −VzD2 )が印加される。ここで、VID
2は定電圧ダイオードZD2の逆方向動作電圧である。
このため、電歪板1,2はそれぞれ矢印M、Nのように
歪み、電歪振動子30は矢印0のように上に変位する。
一方、逆の極性、すなわち、駆動端子92が正、駆動端
子91が負となるように電圧Eを印加すると、電歪板2
には、分極方向りに電圧Eが、電歪板1には、分極方向
にと逆に電圧(F、−vZDl)が印加される。このた
め、電歪振動子30は矢印0と逆の方向すなわち下に変
位する。
本電歪振動装置1104テは、(E−VZD2)< (
電歪板2の分極劣化電圧) (E−Vznt)< (電
歪板10分極劣化電圧)の条件を満たせは、電圧Eは、
電歪板1又は2が絶縁破壊しない範囲で高電圧にできる
。例えば、Eを第4図(、)に対して2倍にした場合、
電歪板1には2倍以上の縮み応力が生じ、電歪板2には
、第1図(&)の場合と同等の伸び応力が生ずるため、
電歪板30は、第1図(、)の場合に比べ約1.5倍以
上変位する。また、電圧Eを3倍にすれば、同様にして
、電歪板30は第1図(、)に比べ約2倍〜3倍変位す
る。
次に、この電歪振動装置の具体例について述べる。ジル
コン酸チタン酸鉛(PZT)系のおる種の電歪材で構成
した電歪振動装置104に電源電圧を切替えて印加した
ときの動作変位量δを第1図(、)に示す電歪振動装置
100の動作変位量と比較して第17図に示す。同図に
おいて、(回イ)は本実施例装置104の動作変位量特
性、(回p)は第1図(、)に示す装置10Gの1?P
性である。ともに低い電圧では変位量δは単調に増加す
るが、60V程度になると、電歪振動装置100では電
歪振動子を構成する電歪板の分極が破壊し変位量δは急
激に減少する。分極の劣化は分極破壊電圧の1/2程度
から始まるためこの電歪振動装置では電歪板に逆分極方
向に印加できる定格電圧は30 V程度である。
従って変位量はi ii+程度でおる。しかし、電歪振
動装置104では、逆分極方向には定格の電圧vMを、
順分極方向には絶縁破壊が起きない範囲で高電圧を印加
できるため100v以上の電源電圧を用いることも可能
である。実鹸では60vで約2、 、100”i’で約
3Hの変位が得られ、かつ劣化もなかった。60Vは、
前述のCMOSスイッチで、また、100vは前述のP
NPNスイッチなどで切換え可能ゆえ、現実的に使用が
容易な電圧である。
このように、従来の電歪振動装置100に比べ2倍〜3
倍以上の変位が得られることを確認した。
逆分極方向に電圧を印加した場合、電歪板によっては、
分極劣化電圧以下でもわずかずつ分極が劣化してゆくこ
とがある。この劣化は、分極劣化電圧以上を印加した場
合よりはるかにφさいが、長時間には数チル101程度
減少することがある。
一方、電歪板には、分極方向に高電圧を印加すると、劣
化した分極が回復する性質がある。このような特性を利
用すると、この駆動入力回路63を用いた電歪振動装置
104を本発明の駆動回路を用いて振動させた場合には
、以下のように分極の劣化を防止できる利点もおる。す
なわち、第16図において、長時間放置すると、電歪板
2には、逆分極方向に電圧が印加されるため、劣化もラ
シえる。しかし、印加電圧の極性が逆になると、電歪板
2には分極方向りに高電圧が印加されるため分極の劣化
は回復する。このようにして、交互に変位(振動)させ
ることによって分極の劣化は防止できる。電歪板1につ
いても同様である。
なお、第16図において、定電圧ダイオードZDIの動
作電圧Vzolと、定電圧ダイオードZD2の動作電圧
Vz+o2とを変えてもよい。この場合、各電歪板に加
わる電圧を極性に応じて制御することができるため、変
位の方向によって変位量を変えることができる。
電歪振動子30は、高温、多湿中で高電圧が加わると、
近接した電極エツジ部で放電することがある。これによ
って前述のように変位した側で微少振動することがある
。これを防止するため電極エツジ部又は電極全面に絶縁
性樹脂をコーティングしてもよい。コーテイング材とし
てはポリウレタン、テフロンなどが適している。このう
ち、ポリウレタンは室温で塗布できるが、テフロンは加
熱処理が必要である。しかし、キュリ一温度以上加熱す
ると電歪板の分極は破壊する。これを解決するために以
下の方法が有効である。まず、電歪振動子30を形成し
、テフロンを塗布し、加熱処理した後に分極を形成する
ための高電圧を印加するものである。この方法は、絶縁
処理の後に分極形成高電圧を印加するため、通常の方法
よシ高い電圧を印加して分極を形成できるため歩留シも
よい。
また、駆動端子1,2間には、サージを吸収するため、
双方向定電圧制限素子VRを接続してもよい。
第18図は、第16図の電歪振動装置と同様な原理の他
の構成例を示したものである。同図において、中央電極
4−1.4−2は絶縁板14を介して接合され、中央電
極4−1には定電圧ダイオードZD2のアノードが、中
央電極4−2には定電圧ダイオードZDIのアノードが
それぞれ接続され、定電圧ダ・fオードZDIのカソー
ドは電極3に、定電圧ダイオードZD2のカソードは電
極5にそれぞれ接続され、電極3,5がそれぞれ駆動端
子91゜92に接続されている。端子91.92に電圧
Eを印加すると電歪板1には分極方向にEが、電歪板2
には通分極方向(E’T’ZDI)が印加される。
極性を逆にすると、電歪板2には分極方向にEが、電歪
板1には通分極方向に(E VZD2)が印加される。
基本的動作については、第16図と同様ゆえ省略する。
第19図(a)〜(c)は、第16図において電歪板1
゜2を多層にした場合の電歪振動装置の実施例である。
電歪板の分極劣化電圧が30V、電源電圧が60v、定
電圧ダイオードの動作電圧が60v−30V=30 V
の場合を示しである。なお、電源電圧−分極劣化電圧〈
定電圧ダイオードの動作電圧vzDXを満たす範囲にお
いて、動作電圧VzD1とVzn2は異ってもよい。多
層にする利点は、同じ電圧を印加しても大きな力を得る
ことができる点にある。
第20図は、分極対向構造の電歪振動子31を用い九電
歪振動装置の構成例を示した概略構成図である。すなわ
ち、電歪振動装置105は、外側の電極3,5を駆動端
子91.92とし、電極3゜5にそれぞれ定電圧ダイオ
ードZD3.ZD4のアノードを接続し、当該定電圧ダ
イオードZD3.ZD4のカソードに、それぞれダイオ
ードのカソードを接続し、当該ダイオードのアノード同
志を共通にして中央電極4に接続することによって構成
されるものである。
動作を説明する。駆動端子91.92間に電庇が印加さ
れると、充電電流15が流れ、電歪板1には、分極方向
に(E Vzo4)+電歪板2′には通分極方向にVZ
04の電圧が印加される。これによシ、電歪板1は縮み
、電歪板2′は伸びるため、電歪振動子31の先端は第
16図と同様上に変位する。印加電圧の極性を逆にする
と、電歪板2′には分極方向Pに(E ’I’ZD3)
l電歪板1には分極方向Qと逆にVzp3の電圧が印加
され、電歪板1は伸び、電歪板2′は縮むため先端は下
に変位する。
この駆動入力回路64では、vzD4〈(電歪板2′の
分極劣化電圧) (E VZ04)<(電歪板1の絶縁破壊電圧)。
vzps<(電歪板10分極劣化電圧)。
(E −VZD3)<(電歪板2′の絶縁破壊電圧)の
条件を満たす限シ、Eの電圧を上げることができ、従っ
て大きな変位を得ることができる。具体例をあげて従来
と比較すると、例えば、E=90V 、 VZD3=V
ZD4 = (分極劣化電圧) =a OV(7)場合
、電歪板1には60v、電歪板2には30Vの電圧が印
加されるため、電歪振動子31は、第1図(b)におい
てE=60 Vすなわち電歪板1.2に印加される電圧
を30Vとした場合に比較し、1.5倍以上変位する。
なお、上下に変位すなわち振動させることによって分極
の劣化を防止できるのは第16図の電歪振動装置と同じ
である。
第21図は、第20図の分極を逆にした構成例でらる。
動作原理は、第20図と同様ゆえ省略する。
第22図は第20図において電歪板1,2′を多層にし
た場合の電歪振動装置の実施例である。
第23図は積層構造の電歪振動子32を用いた電歪振動
装置の実施例を示した概略構成図である。
すなわち、積層形電歪振動装置106の駆動入力回路6
5は、十分極と接する電極8に定電圧ダイオードZD6
のカソードを接続し、当該定電圧ダイオードZD6の7
ノードを駆動端子91とし、−分極と接する電極9を駆
動端子92として構成される。
動作を説明する。(1)の方向に電圧Eを印加すると、
各電歪板82には、分極方向Rに電圧Eが印加されるた
め、電歪振動子32の先端は伸びる。
次に極性を逆にし、■)の方向に電圧を印加すると、各
電歪板82には選分極方向に電圧(E −vBs)が印
加でれるため、第4図太実線のように変位する。この電
歪振動装fi1106では、E〈(各電歪板の絶縁破壊
電圧)、(E−vzDs)<(各電歪板の分極劣化電圧
)の条件を満たす限C1Eの電圧を上げることができる
電歪板82に選分極方向に印加できる電圧は、分極方向
に比へかなシ小さいが、第4図でわかるように、印加電
圧の低い部分で変位量の変化率が高いため、選分極方向
に印加する電圧が、劣化電圧以下の低い電圧でもヒステ
リシスの影響を十分に防止することができる。このため
、逆に電圧を印加しない第3図の電歪振動装置103に
比べ、同じ電圧Eでも30%程度変位量を大きくするこ
とができる。
次に、本発明の駆動回路にょシ、駆動される電歪振動装
置の電歪振動子の構成例について説明する。本発明の駆
動回路は、高電圧の直流電源の極性を切替えて、電歪振
動装置に印加し、当該装置を大きく振動させるものであ
るが、装置の先端に発生する力を利用する場合には、単
に変位量が大きいだけでは不十分で、変位・力特性を考
慮する必要がある。第24図はこれを説明するための構
成図で、初め電歪振動子30が■の状態になるように電
圧を印加しておき、この電圧の極性を逆にして■の状態
に変化させたときの変位・力特性は第25図のようにな
る。この特性かられかるように、逆に変位した始めの部
分では大きな力が発生するが、変位とともに力は弱くな
シ■の状態で零となる。すなわち■の状態近傍で圧力を
得ることは困難である。このため、電歪振動装置を、継
電器、光スィッチなどに使用する場合、変位量を犠牲に
して圧力を得ることによって、切替時の接触信頼性を確
保しなければならない。
第26図は、電歪振動装置の変位・力特性を改良するた
めの構成例を示す概略図である。同図において、10は
電歪振動子30の先端付近に設けられた磁性片11.1
2は電歪振動子3oが極性の切替えられた印加電圧によ
って振動する際2両側に変位する到達点の近傍に、磁性
片1oに対向するように設けられた固定永久磁石である
。なお、磁性片10.固定永久磁石11.12から成る
機構は、磁性片10と固定永久磁石11が接する。
磁性片10と固定永久磁石12が接するのいずれかに力
学的安定点がある7リツグフロツプ機構である。また、
第27図は■の状態から■の状態への力を正として、電
歪振動子30の先端の力を示した図である。動作を説明
する。■の状態において、電歪振動子30には、磁性片
1oと固定永久磁石11との吸引力によって破線のよう
な力が働いている。ここで、印加電圧の特性を逆にする
と一点鎖線のような力が加わるため、実線のような力と
なシミ歪振動子30はAの方向に動く。電歪振動子30
が■の状態に近ずくと一点鎖線の力は弱まるが、磁性片
10と固定永久磁石12との吸引力力5増すための力の
減少はない。このようにし、て、■の状態でも機械的に
安定な作用力を得ることが可能である。
第28図は、フリップフロッグ機構による振動子の変位
時間短縮効果を示したものである。電歪振動子30には
、前述のように分極のヒステリシス特性がわるため、振
動動作をする際最終変位点付近で動作が急に遅くなる現
象がある。第28図の破線に示すように速度が遅くなる
と、当然のことながら最終変位点までの動作時間Tは長
くなる。
ここで、7リツプフロツプ機構を用いると、最終変位点
付近で電歪振動子30の先端に力が働くため実線に示す
ように動作は速くなシ、従って動作時間は短かくなる。
第29図は、磁石を用いる替υにバネを用いてフリップ
フロップ機構を実現したものである。同図において、1
3は、電歪振動子30の先端に取シ付けられ、■の状態
ではFlの方向へ、■の状態ではF2の方向へ力を発生
するフリップフロップバネである。第30図に電歪振動
子30の先端の変位・力特性を示す。動作については、
第26図の電歪振動子30と同様ゆえ省略する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、両側に電極を設けた強
誘電体電歪板を2つ以上重ねて形成した電歪振動子と、
2つの駆動端子をもつ駆動入力回路とから成る電歪振動
装置に、電源回路から極性を切替えて電圧を印加し、こ
の電歪振動装置に充電されていた電荷を放電した後、逆
に充電することによって前記電歪振動子を前の状態とは
逆に変位させる駆動回路において、極性を切替えるため
に、論理制御電圧よシ高い電源電圧をオンオフでき、制
御電流のパルス通電又は制御電圧の印加によってスイッ
チのオン状態を電力をほとんど消費7することなく保持
できるPNPN素子構造又はFET素子構造の半導体ス
イッチ4つをブリッジ形に接続し、ブリッジの中の平行
スイッチ2つと斜スイッチ2つの駆動論理を反転させて
駆動することによって、平行又は斜のスイッチ回路の一
方がオンの際、他方性オフとなるように制御するもので
あるので、電歪振動子を低電力で大きく変位させること
ができる。
また、スイッチ切替時に、電歪振動装置にそれまで充電
されていた電荷を放電促進回路によって放電させたり、
定電流回路を用いたシ、スイッチに定電流特性を持たせ
たシすれば、放電、充電動作を速くするため、電歪振動
装置の動作を速くでき、かつ駆動時の消費電力を低減で
きる。
さらし、スイッチ切替時に、電歪振動子の分極方向には
高電圧を、逆分極方向には分極劣化電圧以下の電圧を印
加するための駆動入力回路を用いることによって、電歪
振動装置に印加できる電圧を従来よシはるかに高くでき
、変位量を従来に比べ2〜3倍に増加できる利点がある
。また、この駆動入力回路では、分極方向には必ず分極
劣化電圧以上の電圧が印加されるため、逆分極方向に加
えられた電圧によって劣化した分極は、振動動作によっ
て、分極方向に電圧が印加される際回復する利点がある
。従って信頼性が高い。また、振動動作する際、両側に
変位する到達点付近に機械的安定点をもつ磁石又はバネ
で構成されるクリップフロップ機構を用いることによっ
て、変位到達点における作用力を増すことができ、かつ
動作速度を速めることもできる利点がある。
以上のような効果を有するので、本発明は、電歪振動子
をアクチュエータとして使用するあらゆる分野に適用で
きるが、特に、■光導波路切替用スイッチの導波路駆動
部品、■硬貨処理装置、■磁気カード搬送装置のカード
チャック機構、■ビデオのヘッド駆動部品、■継電器の
接点駆動部品。
■カードバンチa構のパンチビン駆動部品、■インクジ
ェットプリンターのインクポンプ駆動機構。
■ワイヤドツトプリンターのワイヤ駆動機構などに応用
した場合きわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電歪振動装置駆動回路の概略構成図、第
2図は他の従来技術の概略構成図、第3図はさらに別の
従来技術の概略構成図、第4図は、第3図その印加電圧
と変位量の関係を示す図、第5図は本発明の一実施例を
示す回路図、第6図は、パルス発振回路の出力波形図、
第7図は定電流ダイオードの作用を説明するだめの図、
第8図は駆動端子に現われる電圧及び電源回路から流れ
る電流を示した図、第9図は2×2マトリックス駆動回
路の実施例を示す回路図、第10図は本発明の他の実施
例を示す回路図、第11図はそのスイッテ誤動作を防止
するための回路図、第12図は第3の実施例を示す回路
図、第13図は第4の実施例を示す回路図、第14図は
第5の実施例を示す回路図、第15図は第6の実施例を
示す回路図、第16図は電歪振動装置の構成例を示す概
略構成図、第17図は印加電圧と変位量の関係を示すグ
ラフ、第18図ないし第23図はそれぞれ電歪振動装置
の他の構成例を示す概略構成図、第24図は電歪振動子
の構成例を示す概略構成図、第25図はその変位・力・
特性を示すグラフ、第26図はその電歪振動子の構成例
を示す概略構成図、第27図はその変位・力・特性を示
すグラフ、第28図は変位時間短縮効果を示すグラフ、
第29図はさらに別の電歪振動子の構成例を示す概略構
成図、第30図はその変位・力・特性を示すグラフでお
る。 1 、2 、2’・拳・・電歪板、3,5・・・・電極
、4・ψ・・中央電極、30.31・・・・電歪振動子
、50・・・嗜駆動回路、71・・・・ブリッジ回路、
T2・・嗜・論理制御回路、100〜106・ee・電
歪振動装置、121〜124 ・・・・NチャネルFE
T、PNI〜PN4 ・・II拳PNPNスイッチ、5
ITI〜5IT4@拳・−静電誘導形トランジスタ、S
Wム〜8WD 幸1・・高i11を圧CMOSアナログ
スイッチ。 特許出願人 日本電信電話公社 代理人 山川政樹(ほか1名) 第3図 第7図 第4図 RD 第17図 第18図 第19図 第20図 第21図 第22図 2′−2 第23図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両側に電極を設けた強誘電体電歪板を2つ以上重
    ねて形成し九電歪振動子と2つの駆動端子をもつ駆動入
    力回路とから成る電歪振動装置に、電源回路から極性を
    切替えて電圧を印加し、との電歪振動装置に充電されて
    いた電荷を放電した後、逆に充電するととによって前記
    電歪振動子を前の状態とは逆に変位させる駆動回路にお
    いて、極性を切替えるために、動作状態および不動作状
    態を電力をほとんど消費することなく保持する機能をも
    ち、論理制御電圧よシ高い前記電源電圧をオン・オフで
    きる高耐圧半導体スィッチ4つをブリッジ形に接続し、
    当該ブリッジの中の平行スイッチ2つと斜スイッチ2つ
    の駆動論理を反転させて駆動することによって平行又は
    斜のスイッチ回路のいずれか一方がオンの際、他方はオ
    フとなるように制御することを特徴とする電歪振動装置
    駆動回路。
  2. (2)各高耐圧半導体スィッチを一旦オンすると保持電
    流が流れている限ジオン動作を保持する特性をもつPN
    PN素子構造のスイッチで構成し、アノード同志が共通
    に接続された1組のPNPNスイッチの共通接続端子を
    電源回路の陽極に、カソード同志が共通に接続された1
    組のPNPNスイッチの共通接続端子を電源回路の陰極
    にそれぞれ接続し、前記各1組のPNPNスイッチのカ
    ソードとアノードとをそれぞれ別々に接続し、当該2つ
    の接続端子を電歪振動装置の駆動端子に接続することに
    よってPNPNスイッチのブリッジ回路を形成し、各P
    NPNスイッチのゲートと論理制御回路とをPN逆接合
    又はホトカプラによって分離し、ゲート回路をパルス電
    圧で駆動することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の電歪振動装置駆動回路。
  3. (3)各高耐圧半導体スィッチをFETスイッチで構成
    し、このスイッチの入力端子同志が共通に接続された1
    組のFETスイッチ回路の共通接続端子を直流電源回路
    の陽極に接続し、出力端子同志が共通に接続された1組
    のFETスイッチ回路の共通接続端子を直流電源回路の
    陰極に接続し、前記陽極に接続された1組の FETス
    イッチ回路の2つの出力端子と前記陰極に接続された1
    組のFETスイッチ回路の2つの入力端子とをそれぞれ
    別々に接続し、当該2つの接続端子を電歪振動装置の駆
    動端子に接続することによってFETスイッチのブリッ
    ジ回路を形成し、前記各FETスイッチのゲート回路と
    、論理制御回路とをFETスイッチによって分離するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電歪振動装
    置駆動回路。
  4. (4)電源回路と切替スイッチとを結ぶ回路には、整流
    器から成る放電促進回路が並列接続されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の電歪振動装置駆動
    回路。
  5. (5)電源回路と電歪振動装置との間に定電流回路が直
    列に挿入されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の電歪振動装置駆動回路。
  6. (6)電歪振動子が両側に電極を施した1対の電歪板を
    中央電極を介して接合して形成され、駆動入力回路が、
    前記電歪振動子の一方の電歪板には分極方向と同じ方向
    に電源電圧を印加し、他方の電歪板には分極方向とは逆
    の方向に電源電圧を定電圧ダイオードによって分極劣化
    電圧以下に低減して印加するように構成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電歪振動装置
    駆動回路。
  7. (7)電歪振動子を、両側に電極を施した1対の電歪板
    を中央電極を介し接合して形成し、前記電歪振動子の先
    端付近に磁性片を設け、前記電歪振動子が極性が切替え
    られた印加電圧によって振動する際、両側に変位する到
    達点のうち少なくとも1つの到達点付近に前記磁性片に
    対向するように固9定磁性体を設け、前記磁性片と前記
    固定磁性体のうち少なくとも一方を磁化することによっ
    て、これらに吸引力特性を生じせしめたフリップフロッ
    プアクション機構を用いることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の電歪振動装置駆動回路。
  8. (8)電歪振動子を、両側に電極を施した1対の電歪板
    を中央電極を介し、接合して形成し、前記電歪振動子の
    先端付近に7リツプフロツプアクシヨンバネ機構を設け
    、当該バネ機構によって、前記振動子が変位した側にお
    いて、当該方向に力を与えることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の電歪振動装置駆動回路。
JP59075623A 1983-12-09 1984-04-14 電歪振動装置駆動回路 Granted JPS60219971A (ja)

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US06/678,482 US4625137A (en) 1983-12-09 1984-12-05 Piezoelectric actuator using bimorph element
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EP84308513A EP0147112B1 (en) 1983-12-09 1984-12-06 Piezoelectric actuator using bimorph element
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