JPS6021843A - ブリ−ジング防止用添加剤 - Google Patents

ブリ−ジング防止用添加剤

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JPS6021843A
JPS6021843A JP12954683A JP12954683A JPS6021843A JP S6021843 A JPS6021843 A JP S6021843A JP 12954683 A JP12954683 A JP 12954683A JP 12954683 A JP12954683 A JP 12954683A JP S6021843 A JPS6021843 A JP S6021843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
breathing
additive
compound
cement
modified cellulose
Prior art date
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Pending
Application number
JP12954683A
Other languages
English (en)
Inventor
喜多 達夫
中川 喜樹
照信 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hazama Ando Corp
Original Assignee
Hazama Gumi Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6021843A publication Critical patent/JPS6021843A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はブリージング防止用添加剤、更に詳細には変性
セルリース化合物を含みセメント質物前に添加するブリ
ージング防止用添加剤に関する。
ブリージング防止用添加剤としてはtことえばヒドロキ
シエチルセルロースと硫酸)(ンド、カリウム明パン、
ナトリウム明パンなどのアルミニウムの硫酸塩とからな
るセメントスラリーに添加するブリージング防止用添加
剤が公知である。ところがこの公知のブリージング防止
用添加剤をセメントに添加すると、添加剤に含まれろア
ルミニウムの硫酸塩がセメント中の(Call 3A 
I 、03と反応してエトリガントを生成し短時間の内
にセメント賀組成物が膨張破壊するので実用上問題があ
っrコ。
本発明は膨張破壊の恐れが全くな(ブリージングを顕著
に防止することのできるブリージング防止用添加剤を提
供することを目的とする。
本発明によれば、下記の一般式で示される重量平均分子
量10.000〜500.000のオキシエチレン変性
セルロース化合物(A) (式中、R,、R,、R3は互いに同−又は異なる基を
示し、水素又は炭素数1〜3の低級アルキル基を表わし
、mは08〜S、O,Xは正数を表わす。)と、 下記の一般式で示される重量平均分子量IQ、 0Gθ
〜soo、 oooのオキシプロピレン変性セルロース
化合物(Bl (式中、R,、R2,1(3は互いに同−又は異なる基
を示し、水素又は炭素数1〜3の低級1ルキル基を表オ
フし、mは0.8〜5.0SYは正数を表わす。)とを
化合物(A)1モルに対して化合物(B )0.001
〜02モルの割合にて含むことを特徴とするセメント質
物質に添加するブリージング防止用添加剤が提供される
以下本発明につき更に詳細に説明する。
本発明のブリージング防止用添加剤は下記の一般式で示
される重量平均分子量10.000〜soo、 ooo
のオキシエチレン変性セルロース化合物 c式中・R,、R,・R3は互いに同−又は異なる基を
示し、水素又は炭素数1〜3の低級アルキル基を表わし
、mはo8〜S、O,Xは正数を表わす。)と、下記の
一般式で示される重量平均分子量10.000〜500
.000のオキシプロピレン変性セルロース化合物 (式中、R3、R2、R5は互いに同−又は異なる基を
示し、水素又【よ炭素数1〜3の低級1ルキル基を表オ
〕し、mは08〜s、o、yは正数を表わす。)とを含
む。上記オキシエチレン変性セルロース化合物(一般式
(A)単独ではブリージング防止用添加剤として用いる
乙とができない。もし、単独で添加すると硬化が遅延し
てしまう。一方、上記オキシプロピレン変性セルロース
化合物(一般式(B)単独ではゲル化剤として若しくは
アルコールのゲル化にしか用いることができず、単独で
ブリージング防止用添加剤として用いることは不可能で
ある。ところが、前記オキシエチレン変性セルロース化
合物(A)と前flt!#キシプUピレン変性セルロー
ス化合物(B)との混合物は、硬化の遅延なく大幅に増
大した粘性を有し、且つゲル化しないためブリージング
防止に有効に使用できろことが今般明らかとなった。そ
の理由は混合物としtこ場合オキシエチレン基とオキシ
プロピレン基とが水素結合したあtこかも下記のイキシ
エチレンーオキシプロビル変性セルロース化合物(式中
、AI及びA2は互いに異なる基を示し、エチ、レン基
又はプロピレン基を表わし、mはA1がエチレン基の場
合0.8〜5.0. A、がプロピレン基の場合0.0
01〜05であり、nはA2がエチレニ基ブ―合08〜
50、A2がプロピレン基の場合0001〜05であり
、R1、R2、R3は互いに同−又は異なる基を示し、
水素又は炭素数1〜3の低級アルキル基を表わし、Zは
正数である。)が形成されているかのような挙動を示す
ためと堆定される。
本発明の一般式(A)にて示されるオキシエチレン変性
セルロース化合物では導入するオキシエチレン基をセル
ロースユニットに対し、mカ0.8〜50、好ましくは
10〜30の範囲とする。mが0.8未満では溶解性に
欠け、また50を越えるとブリージング防止の効果が発
現せず使用できなくなる。
また、−万一般式(Blにて示されろオキシプロピレン
変性セルロース化合物では導入するオキシプロピレン基
をセルロースユニットに対し、nが08〜50の範囲と
する。nが08未満では溶解性に欠けるtこめ使用でき
ず、nが50を越えるとブリージング防止の効果が発現
せず使用できな(なる。
本発明にて用いる上記変性セルロース化合物(A)及び
(B)はいずれも分子量10.000〜500.000
、好ましくは20.000〜aoo、 oooのものを
用いる。分子量が10、000未満では、粘性に欠ける
ため組成成分の分離が生じ、まtこ500.000を越
えると難溶性となり使用できない。
本発明にて用いる上記変性セルロース化合物(A)及び
(+3)lよいずれも式中のl’t、、R,、R3が水
素若しくはC,−C,の紙紐アルキル基のものを用いる
ことができるし、更にまたままとを防ぐためグリiキザ
ールを付加しkものを用いろこともできる。
オキシレン変性セルロース化合物(A)はセルロースに
エチレンオキサイドを室温付近にて数時間反応させるこ
とにより調製することができる。
同様にオキシプロピレン変性セルロース化合物(B)は
プロピレンオキサイドを反応されることにより調製する
ことができる。もちろん、他の方法で調製した変性セル
ロース化合物を用いてもよい。
本発明ではオキシエチレン変性セルロース化合物(A)
1モルに対し、珂キシプロピレン変性セルロース化合物
(B)0.001〜02モル、好ましくは0.01〜0
2モルを含む混合物を用いる。オキシプロピレン変性セ
ルロース化合物(Blの配合量が0.001モル未満で
はブリージング防止効果が発現せず、まtこ02モルを
越えるとゲル化するので好ましくない。配合調製にあt
コっては、粉末状若しくは溶液状にて混合することがで
きる。
杢発明のブリージング防止用添加剤を添加混合するセメ
ントとしては普通ポルトランドセメント、早強ポルトラ
ンドセメント、超早強ポルトランドセメント、中m熱ポ
ルトランドセメント等の各種ポルトランドセメント;ア
ルミナセメント、石灰アルミナセメント等のアルミナセ
メント;高炉スラグ1合セメント、ポゾラン混合セメン
ト、フライアッシュセメント等の各種混合セメントを挙
げる。これらのうち、ポルトランドセメント、特に普通
ポルトランドセメントが一般的であり好ましく使用でき
る。
本発明では上記セメント100重量部に対し、変性セル
ロース化合物(A)及び(B)の混合物0001〜20
重景部、好ま重量は01〜0.5TR飛部添加するのが
一般的である。添加量が0001001未満ではブリー
ジング防止効果が発現せず、成分分離を生じ、一方2.
0ffl量部を越えると粘度が高くなり使用できなくな
る。
本発明のブリージング防止用添加剤は必要に応じ、例え
ば芳香族スルフォ°ン酸ナトリウム、メラミンスルフオ
ン酸ナトリウム等の減水流動化剤、ジブチルフタレート
、非水溶性アルコール類、トリブチルフ埼スフエート、
シリコン等の消泡剤、塩化カルシウム、ケイ醜ナトリウ
ム、アルミン酸ナトリウム等の硬化侶進剤などと共に添
加使用することができる。
本発明のブリージング防止用添加剤は水を胛合する前に
通常のモルタルセメント又はコンクリート成分と共に空
練りした後に水を混合してもよいし、通常のモルタルセ
メント若しくはコンクリートに水溶液あるいは粉末にて
添加混合してもよい。
本発明のブリージング防止用添加剤は通常W/C比50
〜isoにてセメント質物前組成物に用いることができ
る。
本発明のブリージング防止用添加剤は硬化遅延を生じた
り、強度の低下をまねくことなく、セメント質物質のブ
リージングを有効に防止することができる。
以下本発明の実施例につき説明する。なお、「部」及び
「%」は重量基準を意味する。
lLf[ 重量平均分子量so、 ooo、ヒドロキシエチル基1
8モル/セルロースユニットを有するヒドロキシエチル
セルロース化合物(前記一般式(A)においてm=1.
8)1モルと重量平均分子量2000.ヒドロキシプロ
ピル基30モル/セルロースユニット(前記一般式(B
)においてn = 3.0) 0.01モルとからなる
本発明のブリージング防止用添加剤を調製した。七メン
l−100部に対しこの添加剤07部をセメント339
6と砂6796とからなるセメントモルタルに水/セメ
ント比5096にて添加混合し、セメントモルタルを調
製した。このセメントモルタルをJIS八1へ23準じ
てブリージング試−験を行ったところ、ブリージング率
082%であった。また、硬化遅延の程度を知るため 
JIS A 1108に準して一週間材令圧縮強度を測
定した。結果は152kg/dであった。
実J−例野しご二影−−用」乞■1〜4表1に記載の変
性セルロース化合物(A)及び(Blを用い、表1に記
載の配合割合にてセメント167%、砂300%、細粗
骨材533%からなるコンクリートに水/セメント比4
5%にて水を添加混合し、コンクリートを調製した。こ
のコンクリートを実施例1と同様の試験に付した。結果
を表2に示す。
表1 表 2 ′ 実施例2〜5ではブリージング率が小さく、且つ圧縮強
度の低下もさほどではないが、比較例1では化合物(B
)のヒドロキシプ四ピル基の添加モル数が少ないためブ
リージング率が増大してしまい、比較例2では化合物(
131の添加量が多いためゲル化して使用できない、ま
た、比較例3では化合物(Alの分子量が大きずぎ且っ
ヒト胃キシエチレン基の付加モル数も多いため難溶性と
なリ、効果がなく、比較例4では本発明の添加剤の添加
量が少なく、効果がない。
6〜8 二1乳に」 実施例1のブリージング防止用添加剤(化合物(A)+
 (B))の添加量を実施例1のセメントモルタルに対
し、表3に示すように変えた以外は実施例1と同様にし
てセメントモルタルを調製した。測定結果を表3に示す
表 3 比較例5に示されるように、添加剤の添加量が少ないと
、ブリージング率が大となり、まtこ比較例6に示され
るように添加量が多いと圧縮強度が極端に低下してしま
う。
特許出願人 株式会社 間 組

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記の一般式で示される゛重量平均分子量10.000
    〜soo、 oooのオキシエチレン変性セルロース化
    合物(A) (式中、R,、R,、R3は互いに同−又は異なる基を
    示し、水素又は炭素数1〜3の低級アルキル基を表わし
    、mは08〜S、OlXは正数を表わす。)と、 下記の一般式で示される重量平均分子量10.000〜
    soo、 oooのオキシプロピレン変性セルロース化
    合物(B) (式中、R3、R2、R3は互いに同−又は異なる基を
    示し、水素又は炭素数1〜3の低級アルキル基を表わし
    、mは08〜50、Yは正数を表わす。)とを化合物(
    A)1モルに対して化合物(810,001〜02モル
    の割合にて含む乙とを特徴とするセメント質物前に添加
    するブリージング防止用添加剤。
JP12954683A 1983-07-18 1983-07-18 ブリ−ジング防止用添加剤 Pending JPS6021843A (ja)

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JPS6021843A true JPS6021843A (ja) 1985-02-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1213270A1 (en) * 2000-12-08 2002-06-12 Halliburton Energy Services, Inc. Well cement fluid loss control additive

Cited By (1)

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