JPS60217965A - ペ−スト状物質用のチユ−ブ状包装ケ−シングおよびその製造法 - Google Patents

ペ−スト状物質用のチユ−ブ状包装ケ−シングおよびその製造法

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JPS60217965A
JPS60217965A JP60042767A JP4276785A JPS60217965A JP S60217965 A JPS60217965 A JP S60217965A JP 60042767 A JP60042767 A JP 60042767A JP 4276785 A JP4276785 A JP 4276785A JP S60217965 A JPS60217965 A JP S60217965A
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heat
polyester film
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polyester
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ルートヴイヒ・クレンク
ヘルムート・モンツアー
ハンス・シユトルツエル
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Hoechst AG
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  • Packages (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 −上の利用分野 本発明は、ポリエステルフィルムをベースとする、ペー
スト状物質用のチューブ状包装ケーシング、とくにソー
セージケーシング、およびその製造法に関する。
従来の技術 すでに、低い熱収縮率を有するチューブ状の、l リエ
ステルフイルムを包装ゲージング、とくにソーセージケ
ーシングとして使用することは公知である。例えば、こ
のフィルムは、厚さ10〜15μmで熱作用(100’
C,15分〕下に長手−および横方向の収縮率10%以
下、とくに5%以下を示す。とりわけ、このチューブは
継目なしである。公知のように、この大きい耐収縮性を
得るため、環状ダイを経て押出され、差当り無定形の、
かつその後に後続の延伸により配向されたチューブ状フ
ィルムを引続く工程で熱固定し、その場合チューブ状フ
ィルムを延伸状態に維持する必要がある。
この方法が示す欠点は、押出されたチューブの延伸およ
び固定に際し、横方向および加工方向に作用する応力の
割合が殆んど調節不能に自動的に得られ、従ってこの理
由から、得られた継目なしチューブもその機械的特性、
とくにその横−および長手方向の強度の点で特定の価に
固定されることである。
継目すしチューブを包装ケーシングとして使用するため
しばしば必要である内面コーチ゛ングがチューブの内側
に施こされる必要があり、このことが工程技術的に費用
がかかりかつ困難が加わることがある。内面コーチング
に所要の分散剤が極めて除去困難であり、かつチューブ
内面のフィルム構造が極めて制御困難である。
捷たすでに、公知刊行物(米国特許明細書第26534
32号)には、継目を有しかつ、フラットなウェブから
製造されたチューブ状の包装ケーシングが記載されてい
る。ウェブの、長手軸方向に延びる縁部が、重ね合せら
れかつ、これら縁部間に配置されたシーリング性のスト
リップフィルムで結合される。適当なウェブ材料として
、セルロースとともにまだ塩化ビニリデン共重合体のよ
うな熱可塑性プラスチックが挙げら庇る。ヒートシール
継目の強度が、この包装ケーシングの加工に際し不十分
であることか゛ら見て、前記熱可塑性プラスチックより
成るチューブは、その後加工、とくにひだ取りおよび充
填工程に際し、最近の高速充填装置で、実際に故障のな
い運転を保証するために必要である機械的特性を十分に
有しない。このようなケーシングの場合、内圧により、
とくに高められた温度で生じる接線方向応力が、容易に
不利な変形を生じる。
発明が解決しようとする問題点 従って、本発明の課題は、長手継目を有するチューブ状
包装ケーシング、とくにソーセージケーシングを製造す
るために適当である大きい耐収縮性を有するポリエステ
ルフィルムを得ることである。長手継目が大きい強度を
有し、その結果チューブが、容易にひだ取りされかつま
た高速充填装置で十分に故障なしに加工されることがで
きる。もう1つの課題は、簡単か1つ安価な方法で製造
されることができ、その場合その機械的特性が広い範囲
内で変戻されることができかつその強度が著しく改善さ
れたチューブ状の包装ケーシングを得ることである。チ
ューブ状ケーシングは、継目部の範囲内が肥厚するにも
かかわらず、高められた温度および内圧においてさえ維
持され続けかつ変形されない゛直円筒状の形状を有する
必要がある。さらにチューブ状ケーシングは、ひた不含
にかつ空気封入なしにペースト状内容物に緊密に接触す
る必要があり、そのため十分な柔軟性が必要である。従
って、包装ケーシングは、1方で十分に柔軟であり、し
かしまた他方で殊に強靭でなければならない。最後にま
た本発明の課題は、この包装ケーシングを殊に簡単に製
造することのできる特定の方法を得ることである。
問題点を解決するだめの手段 この課題は、その長手軸方向に延びる縁部が重なり合い
および/またはストリップフィルムとともにヒートシー
ル継目を形成する。チューブ状に湾曲せる多層ポリエス
テルフィルムより成り、かつこの多層ポリエステルフィ
ルムが、主として結晶性の線状ポリエステルをペースと
するキャリヤ層、並びに、キャリヤ層の両面の少なくと
も1方に配置された、主として無定形の線状ポリエステ
ルをペースとするヒートシール層を含有するチューブ状
包装ケーシング、およびこの包装ケーシングを製造する
ための、主として結晶性の線状ポリエステルをペースと
するキャリヤ層、並びに、キャリヤ層の片面または両面
に配置された。主として無定形の線状、+5リエステル
ヲヘーストスルヒートシール層ヲ包含する多層ポリエス
テルフィルムを、その長手軸回りに湾曲させてチューブ
状に成形し、その場合ポリエステルフィルムの、相互に
隣接する長手軸方向の2つの縁部を突合せるかまたは重
ね合せ、かつこれら縁部を突合せて、2つの縁部を被覆
するストリップフィルムとともに、または相互に重ね合
せてヒートシールすることにより結合する方法により解
決される。
このような多層ポリエステルフィルムがすでに記載され
ているにせよ(西ドイツ国特許明細書第2105833
号)、それにもかかわらず意外だったのは、その特殊性
が、チューブ状でありかつ長手方向に延びるシール継目
を有することにある包装ケーシングの製造にこのフィル
ムが殊に適当であることである。これまでに挙げられた
このフィルムの用途は、食品およびパン・ケーキ類をそ
の中に入れかつオーブン中で溶解、煮沸または焙焼する
ことに制限されている。包装される食品は例えば肉片で
あるが、いずれにせよ、ケーシングが実際に空気封入な
しにかつひだ不含に接触する必要のあるペースト状物質
ではない。しかし丁度にこのポリエステルフィルムは、
そのために必要な柔軟性、並びにペースト状物質をチュ
ーブ状包装ケーシング中へ圧入する場合殊に重要である
優れた強度を有する。
本発明に相応に、チューブ状の包装ケーシングは、多層
4?リエステルフイルムより成る、はじめに葉状捷だは
ウェブ状の矩形裁断片または連続ウェブより成る。簡略
化のため、1葉状またはウェブ状の矩形裁断片″および
V″連続ウつブ″の代りに、フィルムないしはポリエス
テルフィルムとのみ呼称する。このフイルムカ、ソの長
手軸に沿い湾曲されかつチューブに成形され、その場合
フィルムの相互に隣接する縁が1つの継目部で相互に結
合される。包装ゲージングの継目部の形成並びにチュー
ブ成形および継目部の形成が、例えば欧州特許明細書第
0054162号(第3図、第4図および第7図参照)
および同第0080120号に記載されたように行なわ
れる。これら刊行物において、フィルムがとりわけセル
ロースより成る。
継目部は、種々の方法で形成されることができる。従っ
て、フィルムの2つの縁が重ね合せられかつその後に直
接に相互に結合されることができる。この場合、チュー
ブ内面が縁部においてチューブ外面に終り、その結果縁
部において1方のフィルム面(例えば外面6)と他のフ
ィルム面(すなわち内面〕とが接触する。従って、この
ヒートシール継目を製造するため、多層ポリエステルフ
ィルムは両面にヒートシール層ヲ有する必要がある。
重複継目を製造するため、付加的にス) IJツブフィ
ルムを使用し、これを例えば重複継目中へ2つの縁部間
に挿入するか捷たはチューブ外面またはチューブ内面に
配置することが可能である。
しかし一般にストリップフィルムは、フィルムの2つの
縁が突合せ継目を形成し、従って重なり合わない場合に
使用されるにすぎない。この場合、ス) IJツブフィ
ルムは、2つの縁部並びに、2つの縁部間に場合により
存在する空間を被覆し、その結果突合せ継目がストリッ
プフィルムのほぼ中心線を形成する。
ストリップフィルムは、フィルムの片面または両面と接
触する片面まだは両面に、ヒートシール性の被覆を有す
る。有利なのは、ストリップフィルムが、本発明による
チューブ材料にも備えられた多層4?リエステルフイル
ムよす成る場合である。有利な実施例において、ストリ
ップフィルムのキャリヤ層およびヒートシール層は、そ
れらの化学的組成および機械的特性がチューブ材料の相
応する層と同じである。
チューブ成形は、例えば、十分に長い工程で。
従って歪みまたはひだ形成なしに行なわれるか。
または屑状の成形型を経て送ることにより行なわれる1
チユ一ブ胴回りに接触する搬送部材を使用し、チューブ
に成形されたフィルムが、チューブ内面に配置された支
持ブロックを経て移動される。場合により使用されるス
トリップフィルムは、継目閉鎖前にヒートシールに所定
の位置へ、すなわち一般に重なり合った縁部間または相
互に突合する2つの縁間へ導かれる。
シーリングは、例えば、所定の温度に加熱されたシーリ
ングアイロンとの接触により行なわれる。しかしながら
シーリングには、例えばIRランプ、高周波加熱、熱風
外たは超音波のような他の全ての熱源が挙げられること
ができる。
しばしば有利なのは、付加的に圧力をシール位置に加え
ることである。ツーリングアイロンを使用する場合、ウ
ェブ移動および圧力一温度シーリングを周期的に実施す
るのが有利である。
しかし徒だ、加圧および加熱ローラを使用し連続的にシ
ールすることが可能である。
また、例えば米国特許明細書第2653432号に開示
されているように、チューブを、実際の充填工程ではじ
めて製造することが可能である。この場合、ポリエステ
ルフィルムが充填管回りでチューブに成形され、その場
合充填管が内側の支持ブロックとして使用される。この
充填管を経て、ペースト状物質がチューブ中へ圧入され
る。充填されたチューブが、とれが例えばソーセージの
製造に際し常用されているように、1分量ごとに分割さ
れる。このため、結索部材寸たはクリップが取付けられ
るか、または長手方向と交差するシーリングが行なわれ
る。
チューブ状包装ケーシングの製造に使用される多層ポリ
エステルフィルムは、片面または両面にヒートシール層
を有するキャリヤ層より成る。それぞれのヒートシール
層は、高められた温度でおよび有利に圧力の適用下に、
フィルムの相対向する面のヒートシール層に対し、また
はストリップフィルムのヒートシール層に対しシールさ
れることができる。
キャリヤ層は、結晶性の線状ポリエステル、とくにポリ
エチレンテレフタレートよす成る。
このポリエステルの製造は、はぼ同じモル分量のエチレ
ングリコールとテレフタル酸とを反応させることにより
行なわれることができる。この方法は一般に公知である
ヒートシール層は、キャリヤ層のポリエステルの融点よ
りも低い温度範囲内で軟化しはじめる。キャリヤ層のポ
リエステルがポリエチレンテレフタレートである場合、
ヒートシール層が2400C以下、とくに200 ℃以
下で軟化しはじめる。ヒートシール層の線状ポリエステ
ルは。
キャリヤ層と反対に無定形であり、かつ有利に、エチレ
ンイソフタレートおよび主成分のエチレンテレフタレー
トから形成されたコポリエステルである。とくにこのコ
ポリエステルは、エチレンテレフタレート65〜90モ
ル%およヒエチレンイソフタレート35〜10モル%ヨ
リ成り;組成に応じ約90〜200°Cで軟化しはじめ
る。この種の代表的コポリエステルは、トリフルオル酢
酸1リツトル中コポリエステル0.57の濃度で30℃
で測定した固有粘度0.5〜0,7dl、Qヲ有スる。
また、コポリエステルを、工f V 7 りIJコール
、テレフタル酸およびイソフタル酸から製造することが
公知である。
所定の用途のため、フィルムは有利に約9〜33μmの
厚さを有し、その場合一般にヒートシール層がそれぞれ
約1〜Φμmの厚さを有する。
この多層、I?ポリエステルフィルム、常法により、例
えば、差当り結晶性の線状ポリエステルより成る自己支
持性のキャリヤ層を製造しかつその後にその面にヒート
シール層(単数または複数)を、とくに溶液から沈殿さ
せることによるかまたは押出し法によるメルトとして施
こすことにより製造されることができる。有利に、自己
支持性のキャリヤ層は、ポリエチレンテレフタレートか
ら形成されかつ2軸配向および熱固定されている。
有利に、製造が同時押出し法で行なわn、その場合これ
らの層が、なおこれらが溶融状態にある間に接触せしめ
られる。これら層の形成および結合が、この場合2−ま
たは3層のメルトを吐出する押出ダイの内部で行なわれ
るか、またはそれぞれの層が、多数のノズルを有する押
出ダイから押出されかつさらに溶融状態で重ね合せられ
る。
同時押出成形された多層のメルトは、例えば冷却ローラ
で冷硬されることにより無定形のフィルムとなる。この
素材フィルムが、加熱(70〜100’C)下に加工方
向および横方向に延伸することにより2軸方向に配向さ
れかつ引続き後加熱(180〜240 ’C)下にその
延伸された寸法で固定される。メルトの押出しおよび冷
硬並びに延伸および熱固定が公知技術により行なわれる
。2軸方向に配向させるため実施される延伸が、同時に
または前後して長手−および横方向に実施される。熱固
定することにより、はじめてフィルムが耐収縮性となり
、かつ意外にも、本発明のチューブ製造用途に殊に適当
とされる構造が得られる。
少なくとも充填する際にペースト状であ゛るソーセージ
コンパウンドの形の肉製品を包装するため、包装ケーシ
ングは、片側が密閉された裁断片として、しかしまたひ
だ取りされたチューブとして使用されることができる。
有利にひだ取りは、欧州特許明細書第0093326号
または同第0100495号に記載されたような方法で
行なわれる。従って継目部は、ひだ取り工程に際し、ひ
だ数秒されたチューブの長手軸回りに螺旋形に移動され
る。
この包装ケーシングは、レノぐ−ソーセージ形ソーセー
ジ用の、しかしとくに、ティーノーセージおよびメット
ソーセージ(Teewurst undMettwur
st、)のように、その製造に際しl−セージコンパウ
ンドが冷状態で充填される塗抹可能す生ソーセージ用の
水蒸気−およびガス不透過性ノソーセージケーシングと
して殊に適当である。後者の種類のソーセージの場合、
このケーシングが、意外にも殊にひだ不含にソーセージ
ミー ) (WurstbriLt )に接触する。他
の殊に適当な用途として、建築分野でのプラスチックコ
ンノぐランド、トくにシーリングコン・ξランドの包装
が挙げられる。
実施例 以下に、本発明を図面実施例につき詳説する。
ポリエステルフィルム1ないしは2は、キャリヤ層Bお
よび単数または複数のヒートシール層Aより成る。第2
図に示した実施例の代りに、第1図のフィルム1を、層
Aがチューブδの外面を形成するように湾曲させること
も可能である。この場合、同じ構造ABを有するストリ
ップフィルム4が、同じくチューブ外面に配置され、か
つ相応に突合せ継目5を被覆する。第3図に示した袋6
は、周回するシール継目7を有しかつ2枚の重なり合っ
たフィルム1および1′より成る。この袋は、本発明に
よる課題の解決に不適当である。反対に、第5図および
第6図の、重複継目10および11を有する包装ケーシ
ング8および9は、本発明により使用した場合著しく改
善された機械的特性を示す。
例1 両面シール性のポリエステルフィルムを製造するため、
固有粘度0.63 dl/Fを有するポリエチレンテレ
フタレート(B)を押出機中で溶融し、かつ、第2の押
出機中で溶融した、エチレンイソツクレート18重量%
およびエチレンテレフタレート82重量%よ抄成り固有
粘度0.62dj15’を有するコポリエステル(A)
と−緒に同時押出成形し、その場合コポリエステル(A
)を、3層目時押出ヘッドを使用しポリエチレンテレフ
タレート(B)の両面に施こす。広巾スリットダイから
流出する、構造ABAの厚さ120pm (層A 15
 am 、層B90μmおよび層A15μm)の3層メ
ルトフィルムを、冷却ローラで冷硬する。得られた素材
フィルムを、80℃に加熱しかつ長手延伸装置に供給す
る。この装置は、前後に配置された2つの挟圧ローラ装
置より成り、その場合後続の装置のローラが、第1の装
置のローラよりも高速度で回転する。フィルムの長手方
向延伸率約300%が、これら駆動挟圧ローラの円周速
度差によね得られる。引続きこの長手延伸フィルムを、
100℃で3.3倍だけ張り枠中で横方向延伸しかつ引
続き張力下に225℃で熱固定する。こうして製造した
フィルムは、第5図および第6図に示したようにA対A
シールすることができる。フィルムの、延伸により得ら
れた結晶構造は、熱固定することにより、ヒートシール
層の範囲内で再びもとの状態に戻される。
例2 片面ヒートシール性のポリエステルフィルムを製造する
ため、例1と類似に操作する。ポリエステル(B)およ
びコポリエステル(A)より成る2つのメルトを同時押
出成形し、その場合コポリエステル(A)を、2層間時
押出ヘッドを使用しポリエチレンテレフタレー)(B)
の片面へ施こす。広巾スリットダイから流出する、構造
ABの厚さ120μm(層A15μm、層BIO5μm
)の2層メルトフィルムを、例1に記載せるように、冷
硬、2軸延伸および張力下に熱固定する。こうして製造
したフィルムlは、第2図に示したように、シール層A
対ストリップフィルム生のシール層Aでシールすること
ができる。その延伸により得られた結晶構造が、フィル
ムの層Aの範囲内で熱固定により失なわれ。
すなわちこの層Aが、最終製品中に十分に無定形の状態
で存在する。
例3 例1の両面シール性フィルムから1重複シール継目(第
5図)を使用し公知技術により製造した、直径55韻お
よび長さ20C)++++を有するテユーゾ状ケーシン
グを、片側を金属クリップにより密閉し、未加湿の状態
で開口終端部を常用の充填装置の充填管へ被せ、充填速
度250側3/秒で充填し、かつ開口終端部を同じくク
リップで密閉する。この充填物は、レバーソーセージ形
のソーセージミートより成る。充填に際し加えられる内
圧により、チューブ径が56順に増大する。このように
充填した多数のケーシングを、煮沸容器中に吊し60分
間加熱し、その結果中心温度が77°Cになる。煮沸容
器から取出した後、これらソーセージを生時間室温で。
およびさらに16時間冷蔵庫中4℃で冷却する。
ソーセージの直径が今や55龍であり、ケーシングが平
滑に充填物に接触している。
例壬 例2の片面シール性のポリエステルフィルムから、内面
に配置したストリップフィルムでシールすることにより
製造した、直径55mmおよび長さ48mを有するチュ
ーブ状ケーシングを公知の方法で長さ約54側のウオー
ム状物にひだ取りする。このウオーム状物を、クリップ
装置が組込まれた自動充填装置の充填管へ被嵌し。
かつその後に例3におけると同じミートを断続的に充填
し、その結果−挙にそれぞれ約5007のソーセージ約
180個が得られる。ソーセージの直径は56〜56.
6 mmである。引続く処理を1例3におけるように行
なう。20時間の冷却時間後、ケーシングはひだ不含に
ソーセージミートに接触している。
例5 例2により製造した片面シール性のフィルムを、公知技
術により第2図のチューブ(直径30’mm)に成形す
る。このチューブから、フラットにたたんだ状態で充填
物に応じ300〜600mmの長さに裁断する。得られ
た裁断片の片側を、ワイヤクリップを使用し密閉する。
このように形成した裁断片中へ、開口終端部を経て、プ
ラスチックパテを圧力下に圧入し、かつまだ開いている
終端部を同じくクリップで密閉する。この包装ケーシン
グは、緊張状態に充填されかつ充填物にひだ不含に接触
する。
例6 例3により製造したチューブ状ケーシングに、同側に記
載したようにソーセージミートを充填する。このソーセ
ージミートは、メットソーセージで代表的な、煮沸して
はならないソーセージコンパウンドより成る。得られた
ソーセージは、平滑でありかつ空気封入なしに充填物に
接触するひだ不含のケーシングを有する。
効果 これら実施例により製造したチューブ状ケーシングは、
優れた機械的特性を有する直円筒状のチューブを形成す
る。このものは、1方で、継目部の範囲内でも大きい強
度、他方で良好な柔軟性をも示す。このものは、申し分
なくひだ取りされかつ高速充填装置で加工されることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用されるフィルムの1実施例の構造
を示す断面図、第2図は本発明によるケーシングの1実
施例の構造を部分的に拡大して示す断面図、第3図は本
発明によらざるケーシングを例示する斜視図、第4図は
本発明に使用されるフィルムの他の1実施例の構造を示
す断面図、および第5図および第6図は本発明によるク
ー7ングのそれぞれ他の1実施例を示す断面図である。 1.2・・・ポリエステルフィルム、3・・・チューブ
、ヰ・・・ストリップフィルム、5・・・ヒートシール
tl目、8.9・・・チューブ、10.11・・・ヒー
トシールta目、A・・・ヒートシール層、B・・・キ
ャリヤ層 二1グ1ζノ 1.2 予4 本0リエステルフイルへ3.4° ケー
シング。 シto、11・・ ヒートン−It/過を日A・・・・
・ヒートレー、レノ1 8・・・・・ヤYリャノ督

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、低い熱収縮率を有するポリエステルフィルムをベー
    スとするチューブ状包装ケーシングにおいて、その長手
    軸方向に延びる縁部が重なり合いおよび/またはストリ
    ップフィルム(4)とともにヒートシール継目(5,,
    10゜11)を形成する、チューブ状に湾曲せる多層ポ
    リエステルフィルム(1,2)より成り、かつこの多層
    ポリエステルフィルム(1,2〕が、主として結晶性の
    線状ポリエステルをベースとするキャリヤ層(B)、並
    びに、キャリヤ層(B)の両面の少なくとも1方に配置
    された。主として無定形の線状ポリエステルをベースと
    するヒートシール層(A)を含有することを特徴とする
    ペースト状物質用のチューブ状包装ケーシング。 2、キャリヤ層の線状ポリエステルがポリエチレンテレ
    フタレートを含有することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の被−スト状物質用のチューブ状包装ケーシ
    ング。 3、 ヒートシール層が、90〜240℃の範囲内の温
    度で軟化しはじめることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載のペースト状物質用のチューブ状包装ケーシン
    グ。 牛、 ヒートシール層(単数または複数)の線状ポリエ
    ステルが、エチレンイソフタレートおよび主成分のエチ
    レンテレフタレートから形成されたコポリエステルであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のペース
    ト状物質用のチューブ状包装ケーシング。 5、コポリエステルが、エチレンテレフタレート65〜
    90モル%およびエチレンイソフタL/−)35〜10
    モル%から形成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第4項記載のペースト状物質用のチューブ状包装ケ
    ーシング。 6、キャリヤ層が厚さ約8〜25μm、およびヒートシ
    ール層(単数または複数)が厚さ約1〜Φμmを有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第5項まで
    のいずれか1項に記載のペースト状物質用のチューブ状
    包装ケーシング。 7、 ストリップフィルムが、特許請求の範囲第1〜第
    6項に記載せるような多層ポリエステルフィルムより成
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第6項ま
    でのいずれか1項に記載のペースト状物質用のチューブ
    状包装ケーシング。 8 その長手軸方向に延びる縁部が重なり合いおよび/
    捷たはストリップフィルム(4)とトモにヒートシール
    継目を形成する、チューブ状に湾曲せる多層ポリエステ
    ルフィルム(1,2)より成り、かつこの多層ポリエス
    テルフィルム(1,2)が、主として結晶性の線状ポリ
    エステルをベースとするキャリヤ層CB)、並びに、キ
    ャリヤ層(B)の両面の少なくとも1方に配置された、
    主として無定形の線状ポリエステルをベースとするヒー
    トシール層(A)を含有する、低い熱収縮率を有するポ
    リエステルフィルムをペーストスルチューブ状包装ケー
    シングを製造するに当り、主として結晶性の線状ポリエ
    ステルをベースとするキャリヤ層(B)、並びに、キャ
    リヤ層(B)の片面または両面に配置された、主として
    無定形の線状ポリエステルをペーストするヒートシール
    層(A)を含有する多層ポリエステルフィルム(1,2
    )を、その長手軸回りに湾曲させてチューブ状に成形し
    、その場合ポリエステルフィルムの、相互に隣接する長
    手軸方向の2つの縁部を突合せるかまだは重ね合せ、か
    つこれら縁部を、突合せて、2つの縁部を被覆するスト
    l)ツブフィルム(4)とともに、まだは相互に重ね合
    せてヒートシールすることにより結合することを特徴と
    するペースト状物質用のチューブ状包装ケーシングの製
    造法。 9 重なり合った縁部間に挿入されたストリップフィル
    ム(4)と接触する縁部とをヒートシールすることによ
    り結合することを特徴とする特許請求の範囲第8項記載
    のペー・スト状物質用のチューブ状包装ケーシングの製
    造法。 10、包装ケーシング(3,δ、9)中へ、その製造中
    または製造直後に、有利に、とくに生ソーセージのソー
    セージコンパウンド、または工業用シーリングコンパウ
    ンドを圧入し、かつ充填された包装ゲージング(3,8
    ,9)を1分量宛分離することを特徴とする特許請求の
    範囲第8項または第9項のいずれかに記載のペースト状
    物質用のチューブ状包装ケーシングの製造法。
JP60042767A 1984-03-06 1985-03-06 ペ−スト状物質用のチユ−ブ状包装ケ−シングおよびその製造法 Pending JPS60217965A (ja)

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