JPS6021785A - 木目込人形の本体製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 するものである。

従来、木目込人形の本体はしようふのヤと桐材の鋸屑を
混ぜて成形し、乾燥して製造していた。この製法によれ
ば多くの細かいひび割が生じ、又表面に凹突ができるの
で、先ずひび割は補修して再び炉に入れて乾燥し、凹突
は削シ落して仕上げる。従って人手を要し手数がか＼る
。

そこで表面を平らにするため目の細かい鋸屑を混入する
とますます細かいひび割ができて非能率であり、仕上加
工賃も加算される結果となる。

本発明は前記の欠点を除去し、一度成形し乾燥するだけ
で補修や仕上げの必要が全くないボディを製作すること
を目的とするものである。

そのため本発明においては、所要長さの繊維を鋸屑中に
混ぜしょうぶのシで固めるようにしたものである。

図示実施例においてｌは桐材の鋸屑で大体大荒、中荒及
び細かい血粉の３種に分かれ、血粉を使うことが望まし
いが、中荒、大荒の鋸屑でも又桐材でない鋸屑でも差支
えはない。コは麻の繊維で約１３−、２ｊｃｒｎ混合量
は約．３０，１１−０％が適ている。前記素材ｌ，一を
しょうぶのシ３を加えて混合し、第１図のように成形し
、炉に入れて乾燥することで表面の綺麗な本体弘ができ
上がシ、仕上げや補修の必要はない。即ち、繊維一が鋸
屑の割れを防ぎひび割が全く生じないばかシか表面に凹
突のない本体を得ることができる。

以上、本発明によれば、従来の補修、仕上げ工程を全然
要しない木目込人形を安価に製作できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る木目込人形の本体製造法によって
製作した人形体の斜視図、第２図は同上一部の拡大断面
図である。 ｌ・・・鋸屑、コ・・・繊維、３・・・しょうぶのシ、
弘・・・本体 特許出願人　岡　崎　定　永 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鋸屑に所要長さの繊維を適量混入し、これにしょうぶの
   シを混ぜて成形することを特徴とする木目込人形の本体
   製造法。