JPS60217197A - 感熱性孔版印刷用原紙に用いる薄葉紙 - Google Patents
感熱性孔版印刷用原紙に用いる薄葉紙Info
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- JPS60217197A JPS60217197A JP7287184A JP7287184A JPS60217197A JP S60217197 A JPS60217197 A JP S60217197A JP 7287184 A JP7287184 A JP 7287184A JP 7287184 A JP7287184 A JP 7287184A JP S60217197 A JPS60217197 A JP S60217197A
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- B41N1/00—Printing plates or foils; Materials therefor
- B41N1/24—Stencils; Stencil materials; Carriers therefor
- B41N1/243—Stencils; Stencil materials; Carriers therefor characterised by the ink pervious sheet, e.g. yoshino paper
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は感熱性孔版印刷用原紙に用いる薄葉紙に関する
ものである。
ものである。
従来、謄写版を始めとして印刷の方法が各種知られてい
るが、延伸した熱可塑性合成樹脂フィルムと多孔性の薄
葉紙をラミネートして原紙とし、これに原稿を重ね合わ
せ【赤外線に富む光線を照射し、原稿の文字部に接する
部分のフィルムを熱で穿孔した後、輪転印刷機にかけて
印刷を行なう方法、すなわち感熱性孔版印刷方法が安価
、簡便のために軽印刷分野で近年広く用いられている。
るが、延伸した熱可塑性合成樹脂フィルムと多孔性の薄
葉紙をラミネートして原紙とし、これに原稿を重ね合わ
せ【赤外線に富む光線を照射し、原稿の文字部に接する
部分のフィルムを熱で穿孔した後、輪転印刷機にかけて
印刷を行なう方法、すなわち感熱性孔版印刷方法が安価
、簡便のために軽印刷分野で近年広く用いられている。
本発明はこれに使用される感熱性孔版印刷用原紙に用い
てすぐれた性能を示す薄葉紙を提供するものである。
てすぐれた性能を示す薄葉紙を提供するものである。
感熱性孔版印刷用原紙に用いる薄葉紙には次のような性
能が要求される。
能が要求される。
(1) インキの透過性にすぐれること。
(2) 印刷耐久性にすぐれること。
(3) 原稿に忠実な印刷ができること。
このような要求に対し、天然繊維、特にコウゾ、ミツマ
タ、ガンピ、マニラ麻、亜麻等の靭皮繊維に合成繊維を
混抄した薄葉紙が用いられている。
タ、ガンピ、マニラ麻、亜麻等の靭皮繊維に合成繊維を
混抄した薄葉紙が用いられている。
このような組成の薄葉紙は低密度であるためにインキの
透過性にすぐれ、湿潤強度が高いために印刷耐久性にす
ぐれている。また、表面状態が平滑であるとフィルムの
穿孔が不完全とな9、印刷が不鮮明になる傾向があシ、
抄紙機のドライヤーに布や金網を貼布して紙表面を粗面
化することによってこれを改良する技術が特公昭48−
8217号公報に記載されている。
透過性にすぐれ、湿潤強度が高いために印刷耐久性にす
ぐれている。また、表面状態が平滑であるとフィルムの
穿孔が不完全とな9、印刷が不鮮明になる傾向があシ、
抄紙機のドライヤーに布や金網を貼布して紙表面を粗面
化することによってこれを改良する技術が特公昭48−
8217号公報に記載されている。
しかしながら、このような組成の薄葉紙には天然繊維が
絡みあって生じる結束繊維が存在し、その部分はインキ
の透過が極度に低いために、局部的に印刷できない部分
を生じる欠点がある。
絡みあって生じる結束繊維が存在し、その部分はインキ
の透過が極度に低いために、局部的に印刷できない部分
を生じる欠点がある。
発明者らは印刷の障害になる結束繊維がitとんどなく
、感熱性孔版印刷用原紙として好ましい性能を持ち、か
つ生産性にもすぐれている薄葉紙について鋭意検討も行
ない、本発明に到達した。
、感熱性孔版印刷用原紙として好ましい性能を持ち、か
つ生産性にもすぐれている薄葉紙について鋭意検討も行
ない、本発明に到達した。
すなはち、本発明は天然繊維に捲縮加工を施した合成繊
維または再生繊維を1〜70重量%混抄したこ七を特徴
とする感熱性孔版印刷用原紙に用いる薄葉紙である。
維または再生繊維を1〜70重量%混抄したこ七を特徴
とする感熱性孔版印刷用原紙に用いる薄葉紙である。
本発明に用いる天然繊維としては、木材、木綿、コウゾ
、ミツマタ、ガンピ、マニラ麻、亜麻、ワシ、バガス等
の繊維が挙げられる。なかでも、コウゾ、ミツマタ、ガ
ンピ、マニラ麻、亜麻等の靭皮繊維が湿潤強度が高いた
めに印刷耐久性にすぐは、ポリエステル繊維、ビニロン
繊維、アクリル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレ
ン繊維、ポリアミド繊維、レーヨン繊維等が挙げられる
。
、ミツマタ、ガンピ、マニラ麻、亜麻、ワシ、バガス等
の繊維が挙げられる。なかでも、コウゾ、ミツマタ、ガ
ンピ、マニラ麻、亜麻等の靭皮繊維が湿潤強度が高いた
めに印刷耐久性にすぐは、ポリエステル繊維、ビニロン
繊維、アクリル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレ
ン繊維、ポリアミド繊維、レーヨン繊維等が挙げられる
。
なかでもポリエステル繊維、ビニロン繊維が好ましい。
繊度は10デニール以下、好ましくは4デニール以下が
よい。繊維長はio′Xs以下が好ましい。混抄率は1
〜70重量%の範囲内であることが必要である。1M量
チ未満では混抄の効果がなく、70重i%を上回ると印
刷耐久性が低下する。
よい。繊維長はio′Xs以下が好ましい。混抄率は1
〜70重量%の範囲内であることが必要である。1M量
チ未満では混抄の効果がなく、70重i%を上回ると印
刷耐久性が低下する。
合成繊維や再生繊維を混抄すると紙の密度が低下し、イ
ンキの透過性が向上する。また、天然繊維は吸湿による
寸法変化が大きく、保存中や印刷中に変形するおそれが
あるが、これらの繊維、特に合成繊維の混抄によって改
良できる。
ンキの透過性が向上する。また、天然繊維は吸湿による
寸法変化が大きく、保存中や印刷中に変形するおそれが
あるが、これらの繊維、特に合成繊維の混抄によって改
良できる。
合成繊維または再生繊維に捲縮加工を施す方法としては
、乾式法、あるいは湿式法と呼ばれている公知の方法を
利用すればよい。乾式法とは、繊維の可塑性を利用し、
繊維トクを2枚のイヤーの間を通したシ、ローラーで箱
の中に押しつけて機、械的に捲縮を施す方法であり、合
成繊維に主として用いられる。湿式法とは製造工程にお
いて化学的に繊維に歪を与える方法であシ、再生繊維に
主として用いられる。例えばレーヨン繊維では、ビスコ
ースを低酸性の第−浴で紡糸し、次いで高温の微酸性の
第二浴中で引き延し、切断後に水または熱水中で捲縮を
生じさせる方法がとられている。
、乾式法、あるいは湿式法と呼ばれている公知の方法を
利用すればよい。乾式法とは、繊維の可塑性を利用し、
繊維トクを2枚のイヤーの間を通したシ、ローラーで箱
の中に押しつけて機、械的に捲縮を施す方法であり、合
成繊維に主として用いられる。湿式法とは製造工程にお
いて化学的に繊維に歪を与える方法であシ、再生繊維に
主として用いられる。例えばレーヨン繊維では、ビスコ
ースを低酸性の第−浴で紡糸し、次いで高温の微酸性の
第二浴中で引き延し、切断後に水または熱水中で捲縮を
生じさせる方法がとられている。
本発明に用いる合成繊維または再生繊維はいかなる方法
で捲縮を施しても支障はな−1が、J工5L−1015
に準拠する捲縮数は5個/ in以上、同じく捲縮度は
6優以上が好ましい。
で捲縮を施しても支障はな−1が、J工5L−1015
に準拠する捲縮数は5個/ in以上、同じく捲縮度は
6優以上が好ましい。
抄紙にあたっては必要に応じ、サイズ剤、紙力増強剤、
バインダー繊維、バインダー剤、染料等を加えてもよい
。
バインダー繊維、バインダー剤、染料等を加えてもよい
。
以下、本発明を実施例によって細評に説明するが、本発
明の内容はこれによって限定されるものではない。なお
、「部」はすべて重量部を表わす。
明の内容はこれによって限定されるものではない。なお
、「部」はすべて重量部を表わす。
実施例1
マニラ麻をアルカリ蒸解し、洗浄後、水で濃度3優に希
釈し、ビータ−で叩解度21°5R(J工s p−81
21)に叩解して得たマニラ麻繊維70部に対し、繊度
1.6デニール、平均長さ5へ、捲縮数7個/1n、捲
縮度7チのポリエステル繊維60部を混合し、これを紙
料としてヤンキ一式円網抄紙機によシ坪量8g/rlL
2の薄葉紙を抄造した。この薄葉紙を目視検査したとこ
ろ、印刷の障害となる直径2%以上の結束繊維は1個/
200 m2で多った。
釈し、ビータ−で叩解度21°5R(J工s p−81
21)に叩解して得たマニラ麻繊維70部に対し、繊度
1.6デニール、平均長さ5へ、捲縮数7個/1n、捲
縮度7チのポリエステル繊維60部を混合し、これを紙
料としてヤンキ一式円網抄紙機によシ坪量8g/rlL
2の薄葉紙を抄造した。この薄葉紙を目視検査したとこ
ろ、印刷の障害となる直径2%以上の結束繊維は1個/
200 m2で多った。
この薄葉紙に厚さ6μの延伸されたポリエステルフィル
ムを酢酸ビニル系接着剤を用いてラミネートシて感熱性
孔版印刷用原紙とし、これに原稿を重ね合わせ、市販の
感熱製版機(理想科学工業製リソグラフ1rx7200
)を用いて赤外線照射を行なって穿孔製版を行ない、輪
転印刷機(理想科学工業製リング2)Ap7200)に
かけて印刷を行なったところ、10000枚印刷しても
全く変化なく、極めて鮮明で、文字の線のとぎれのない
印刷物が得られた。
ムを酢酸ビニル系接着剤を用いてラミネートシて感熱性
孔版印刷用原紙とし、これに原稿を重ね合わせ、市販の
感熱製版機(理想科学工業製リソグラフ1rx7200
)を用いて赤外線照射を行なって穿孔製版を行ない、輪
転印刷機(理想科学工業製リング2)Ap7200)に
かけて印刷を行なったところ、10000枚印刷しても
全く変化なく、極めて鮮明で、文字の線のとぎれのない
印刷物が得られた。
実施例2
実施例1と同様な操作を行なって、マニラ麻繊維80部
に、繊度1デニール、平均長さ4♂、捲縮数10個/1
n、捲縮度ソチのビニロン繊維20部を混合して得た紙
料により坪量7L△2の薄葉紙を抄造した。この薄葉紙
を実施例1と同様にして検査したところ、印刷の障害と
なる結束繊維は2個/200扉2であった。
に、繊度1デニール、平均長さ4♂、捲縮数10個/1
n、捲縮度ソチのビニロン繊維20部を混合して得た紙
料により坪量7L△2の薄葉紙を抄造した。この薄葉紙
を実施例1と同様にして検査したところ、印刷の障害と
なる結束繊維は2個/200扉2であった。
この薄葉紙を実施例1と同様にポリエステルフィルムを
2ミネートして感熱性孔版印刷用原紙とし、製版、印刷
を行なったところ、1oooo枚印刷しても全く変化な
く、極めて鮮明で文字の線のとぎれのない印刷物が得ら
れた。
2ミネートして感熱性孔版印刷用原紙とし、製版、印刷
を行なったところ、1oooo枚印刷しても全く変化な
く、極めて鮮明で文字の線のとぎれのない印刷物が得ら
れた。
実施例6
実施例1と同様な操作を行なって、マニラ麻繊維85部
に、繊度3デニール、平均長さ5%、捲縮数8個/1n
1捲縮度10%のアクリル繊維15部を混合して得た紙
料により坪量10.F/7F”の薄葉紙を抄造した。こ
の薄葉紙を実施例1と同様にして検査したところ、印刷
の障害となる結束繊維は2個/200m2であった。こ
の薄葉紙を実施例1と同様にポリエステルフィルムをラ
ミネートして感熱性孔版印刷用原紙とし、製版、印刷を
行なったところ、10000枚印刷しても全く変化なく
、極めて鮮明で文字の線のとぎれのない印刷物が得られ
た。
に、繊度3デニール、平均長さ5%、捲縮数8個/1n
1捲縮度10%のアクリル繊維15部を混合して得た紙
料により坪量10.F/7F”の薄葉紙を抄造した。こ
の薄葉紙を実施例1と同様にして検査したところ、印刷
の障害となる結束繊維は2個/200m2であった。こ
の薄葉紙を実施例1と同様にポリエステルフィルムをラ
ミネートして感熱性孔版印刷用原紙とし、製版、印刷を
行なったところ、10000枚印刷しても全く変化なく
、極めて鮮明で文字の線のとぎれのない印刷物が得られ
た。
実施例4
実施例1と同様な操作を行なって、マニラ解繊 ′維8
0部に、繊維1.5デニール、平均長さ5%、捲縮数9
個/in、捲縮度11チのビスコース法レーヨン繊維2
0部を混合して得た紙料により坪量697m”の薄葉紙
を抄造した。この薄葉紙を実施例1と同様にして検査し
たところ、印刷の障害となる結束繊維は6個/2007
7L2であった。この薄葉紙に厚さ6μの延伸された塩
化ビニル−塩化ビニリデン共重合体フィルムを酢酸ビニ
ル系接着剤を用いてラミネートして感熱性孔版印刷用原
紙とし、実施例1と同様に製版、印刷を行なったところ
、10000枚印刷しても全く変化なく、極めて鮮明で
文字の線のとぎれのない印刷物が得られた。
0部に、繊維1.5デニール、平均長さ5%、捲縮数9
個/in、捲縮度11チのビスコース法レーヨン繊維2
0部を混合して得た紙料により坪量697m”の薄葉紙
を抄造した。この薄葉紙を実施例1と同様にして検査し
たところ、印刷の障害となる結束繊維は6個/2007
7L2であった。この薄葉紙に厚さ6μの延伸された塩
化ビニル−塩化ビニリデン共重合体フィルムを酢酸ビニ
ル系接着剤を用いてラミネートして感熱性孔版印刷用原
紙とし、実施例1と同様に製版、印刷を行なったところ
、10000枚印刷しても全く変化なく、極めて鮮明で
文字の線のとぎれのない印刷物が得られた。
比較例1
実施例1において、捲縮加工を施したポリエステル繊維
の代りに繊度、平均長さは同等で、捲縮加工を施してい
ないポリエステル繊維を用いた他は全く同様にして薄葉
紙を抄造した。この薄葉紙を実施例1と同様にして検査
したところ、印刷の障害となる結束繊維は60個/20
0m2に増加した。
の代りに繊度、平均長さは同等で、捲縮加工を施してい
ないポリエステル繊維を用いた他は全く同様にして薄葉
紙を抄造した。この薄葉紙を実施例1と同様にして検査
したところ、印刷の障害となる結束繊維は60個/20
0m2に増加した。
この薄葉紙の結束繊維を含まない部分を選び、実施例1
と同様にポリエステルフィルムをラミネートシて感熱性
孔版印刷用原紙とし、製版、印刷を行なったところ、実
施例1の印刷物よシもやや鮮明性が劣シ、文字の線のと
ぎれも見られた。また、5000枚印刷すると原紙の破
損が発生し、印刷耐久性も実施例1に劣っていることが
認められた。
と同様にポリエステルフィルムをラミネートシて感熱性
孔版印刷用原紙とし、製版、印刷を行なったところ、実
施例1の印刷物よシもやや鮮明性が劣シ、文字の線のと
ぎれも見られた。また、5000枚印刷すると原紙の破
損が発生し、印刷耐久性も実施例1に劣っていることが
認められた。
比較例2
実施例1において、ポリエステル繊維を全く使用せず、
マニラ麻繊維のみを用いた他は全く同様にして薄葉紙を
抄造した。この薄葉紙を実施例1と同様にして検査した
ところ、印刷の障害となる結束繊維は70個7200m
2に増加した。
マニラ麻繊維のみを用いた他は全く同様にして薄葉紙を
抄造した。この薄葉紙を実施例1と同様にして検査した
ところ、印刷の障害となる結束繊維は70個7200m
2に増加した。
この薄葉紙を比較例1と同様にポリエステルフィルムを
ラミネートして感熱性孔版印刷用原紙とし、製版、印刷
を行なったところ、比較例1の印刷物よりもさらに鮮明
性が劣)、文字の線のとぎれも多くなった。
ラミネートして感熱性孔版印刷用原紙とし、製版、印刷
を行なったところ、比較例1の印刷物よりもさらに鮮明
性が劣)、文字の線のとぎれも多くなった。
比較例6
実施例1・において、マニラ麻繊維を20部、捲縮加工
を施したポリエステル繊維を80部とした他は全く、同
様にして薄葉紙を抄造した。この薄葉紙の印刷の障害と
なる結束繊維は実施例1と同様に少なかった。実施例1
と同様にボ゛リエステルフイルムをラミネートして感熱
性孔版印刷用原紙とし、製版、印刷を行なったところ、
極めて鮮明で文字の線のとぎれのない印刷物が得られた
が、2000枚印刷すると原紙の破損が発生し、印刷耐
久性が劣ることが認められた。
を施したポリエステル繊維を80部とした他は全く、同
様にして薄葉紙を抄造した。この薄葉紙の印刷の障害と
なる結束繊維は実施例1と同様に少なかった。実施例1
と同様にボ゛リエステルフイルムをラミネートして感熱
性孔版印刷用原紙とし、製版、印刷を行なったところ、
極めて鮮明で文字の線のとぎれのない印刷物が得られた
が、2000枚印刷すると原紙の破損が発生し、印刷耐
久性が劣ることが認められた。
本発明においては、合成または再生繊維に捲縮加工を施
したものを用いることが大きな特徴であ−る。捲縮加工
した繊維を用いることによって次に示す利点が得られる
。
したものを用いることが大きな特徴であ−る。捲縮加工
した繊維を用いることによって次に示す利点が得られる
。
(1)印刷の障害となる結束繊維がほとんど発生しない
。
。
(2) インキの透過性がすぐれ、印刷が鮮明となる。
(3)印刷耐久性が向上する。
(4)粗面化処理を行なわなくてもフィルムの穿孔が完
全に行なわれ、原稿に忠実な印刷ができる。
全に行なわれ、原稿に忠実な印刷ができる。
特許出願人 旭化成工業株式会社
手続補正書(自発
昭和59年 8月−0日
憫午庁長官志賀 学殿
1.1材牛の耘
胃符口59イ[4寺8午醐72871号2、発明の名称
感熱性孔版日m!llTl原紙に用いる薄葉紙3、補正
をする者 事件との関係:特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号4、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 補正の内容 (1)、明細書第9頁第1行の[繊維1.5デニール、
」を「繊度1.5デニール、」に訂正する。
をする者 事件との関係:特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号4、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 補正の内容 (1)、明細書第9頁第1行の[繊維1.5デニール、
」を「繊度1.5デニール、」に訂正する。
(2)、同第10頁第15行の「結束繊維は70個/2
00rrlに増加した。」を「結束繊維は200個/2
00rrfに増加した。」に訂正する。
00rrlに増加した。」を「結束繊維は200個/2
00rrfに増加した。」に訂正する。
以 上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、天然繊維に捲縮加工を施した合成繊維または再生繊
維を1〜70重量%混抄したことを特徴とする感熱性孔
版印刷用原紙に用いる薄葉紙2、天然繊維が、コウゾ、
ミツマタ、ガンピ、マニラ麻、亜麻等の靭皮繊維である
特許請求の範囲第1項記載の薄葉紙 6、捲縮加工を施した合成繊維が、ポリエステル繊維で
ある特許請求の範囲第1項記載の薄葉紙4、捲縮加工を
施した合成繊維が、ビニロン繊維である特許請求の範囲
第1項記載の薄葉紙、5.捲縮加工を施した合成繊維が
、アクリル繊維である特許請求の範囲第1項記載の薄葉
紙6、捲縮加工を施した再生繊維が、ビスコース法レー
ヨン繊維である特許請求の範囲第1項記載の薄葉紙 Z 捲縮加工を施した再生繊維が、銅アンモニア法レー
ヨン繊維である%詐請求の範囲第1項記載の薄葉紙
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7287184A JPS60217197A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 感熱性孔版印刷用原紙に用いる薄葉紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7287184A JPS60217197A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 感熱性孔版印刷用原紙に用いる薄葉紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60217197A true JPS60217197A (ja) | 1985-10-30 |
Family
ID=13501813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7287184A Pending JPS60217197A (ja) | 1984-04-13 | 1984-04-13 | 感熱性孔版印刷用原紙に用いる薄葉紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60217197A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01266222A (ja) * | 1988-04-16 | 1989-10-24 | Oji Paper Co Ltd | 多孔質炭素成形体の製造方法 |
JPH038892A (ja) * | 1989-05-31 | 1991-01-16 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 感熱性孔版印刷用多孔性薄葉紙 |
-
1984
- 1984-04-13 JP JP7287184A patent/JPS60217197A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01266222A (ja) * | 1988-04-16 | 1989-10-24 | Oji Paper Co Ltd | 多孔質炭素成形体の製造方法 |
JPH038892A (ja) * | 1989-05-31 | 1991-01-16 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 感熱性孔版印刷用多孔性薄葉紙 |
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