JPS6021712B2 - 液晶表示パネル - Google Patents

液晶表示パネル

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JPS6021712B2
JPS6021712B2 JP54143572A JP14357279A JPS6021712B2 JP S6021712 B2 JPS6021712 B2 JP S6021712B2 JP 54143572 A JP54143572 A JP 54143572A JP 14357279 A JP14357279 A JP 14357279A JP S6021712 B2 JPS6021712 B2 JP S6021712B2
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JP
Japan
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liquid crystal
display panel
crystal display
parts
epoxy resin
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Expired
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JP54143572A
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English (en)
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JPS5666823A (en
Inventor
文吉 中村
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Suwa Seikosha KK
Original Assignee
Suwa Seikosha KK
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Publication date
Application filed by Suwa Seikosha KK filed Critical Suwa Seikosha KK
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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、液晶表示パネルに関するものであり、特に2
枚のパネル基板をシールする有機シール剤の構成に関す
る。
一般に液晶表示パネルは第1図に示すような構成を有し
、パネル基板1,2の片面上に透明導電膜(Ln203
orSn02)をセグメント電極3,3′にパターン形
成し、その上に配向膜4,4′を形成している。
更に液晶5をサンドィツチし、周辺部をシール剤6によ
ってシールしている。パネル基板としては、ガラス、セ
ラミック、ポリエステル、ポリカーボ、酢酸セルロース
、ポリサルホン等が挙げられる。従来、シール剤として
は、無機シ−ル剤としては、低融点ガラス(ソリットガ
ラス)を、或いは特に有機高分子膜を配向剤として使用
した場合、ェポキシ樹脂、ポリエステル樹脂などの有機
シール剤を使用していた。
しかし前記シール剤は、各々取扱い上、品質上、いろい
ろ問題があった。例えば、無機シール剤の場合、処理条
件として500午0以上の高温下に晒す為、透明導電膜
の抵抗値の増大を引き起したり、有機高分子膜を配向剤
として使用すると分解してしまう為使用出来なかった。
また有機シール剤の場合、硬化条件として百数十度で数
十分程度の焼成で済む為、取扱上非常に容易である反面
、湿気(水分)がシール部を通ってセル内に侵入し、液
晶に対して悪影響を及ぼすと同時に、セル点灯時に、電
流値が増大したり、表示部に「にじみ」が発生したりす
る問題があった。本発明の目的は、従来から使用されて
いる有機シール剤であるェポキシ樹脂に、加水分解性基
を有する有機金属・半金属化合物を添加してシールする
ことにより、水分がセル内に侵入するのを防止すること
により、液晶表示パネルとしての信頼性を向上すること
にある。
水分の液晶に対する影響は、液晶材料を耐緑性のものに
代えることにより改良することができるが、電流値の増
大、「にじみ」の発生等については改善できなかった。
本発明では、上記ェポキシ樹脂の取扱上有利な点を生か
し、水分の侵入を防止する添加剤について検討した結果
、ェポキシ樹脂に、ある種の有機金属・半金属化合物を
添加することが有効であることを見し・出した。特にチ
タン系とシリコン系の加水分解性基を有する有機化合物
が顕著であった。ェポキシ樹脂とは末端に反応性のェポ
キシ基をもつ熱硬化型の合成樹脂で、代表的なタイプと
してはビスフエノールAとエピクロルヒドリンとの*縮
合反応により製造される、いわゆるピスフェノールA型
ヱポキシ樹脂がある。
このタイプは下記の様な化学構造を有し、繰返し単位(
n=0,1,2……)の違いにより各種のグレードがあ
る。その他、ジフェニロールアルカン型、ジヒドロキシ
ナフタリンのような多価フェノール型、エチレングリコ
ールグリロリン、トリメチロールプロパン等の脂肪属ポ
リヒドロキシ化合物のポリグリシジルェーテル、フター
ル酸、アジピン酸、ダィマー酸のごとき多塩基酸のポリ
ェポキシアルキルェステル等が用いられる。
他のェポキシ樹脂としては脂環式ェポキシ樹脂が挙げら
れる。これらの樹脂は、市販されており、原料の種類、
分子量等により軟化点が異なる。硬化剤としては、一般
に多種類の化合物がェポキシ樹脂硬化剤或いは架橋剤と
して、使用目的に応じて使いわけられている。主なタイ
プを化学構造別に大別すると次のようになる。アミン系
化合物として、脂肪族ポリアミン、ポリァミド樹脂、芳
香族ジアミン、第3級アミン、アミン塩、ィミダゾール
など。
酸無水物として、無水フタール酸、ヘキサヒドo無水フ
タール酸、エンドメチレンテトラヒドo無水フタール酸
、ドヂシニル無水コハク酸、無水クロレン酸など。その
他、ルイス酸鍔化合物、フェノール樹脂ノアミノ樹脂が
挙げられる。本発明方法に於いて使用する添加剤として
、チタン系の有機化合物としては、その具体例として、
Ti(0一C,7日簿)4,Ti(0−iSOC3日7
)4,Ti(○−n(虻L)4,Ti〔OCH2CH(
C2日5)C4は〕4,Ti(0一C3日7)2〔OC
(CH3)CHCOCH3〕2,Ti(0−nC4比)
2〔OC2日4N(C2日40H)2〕2,Ti(OH
)2〔OCH(CH3)COOH〕2,Ti〔OCH2
CH(C2比)CH(OH)C3日7〕4,Ti(0−
n(4日9)3(OCOC,7H$)i−プロポキシチ
タントリ一iーステアレート、iープロポキシチタンジ
メタクリレートーiーステアレートが挙げられる。
シリコン系の有機化合物としては、その具体例として、
CHり;tH−Si(〇CH2CH20CH3)3CH
3CH2−Si(OCH3)3CH2−ニ℃H−Si(
OC2日5)3 C6日5−Si(OCH3)3 HS−(CH2)8一Si(OCH3)3CH2CH2
CH2−Si(OC2日5)3CH2一CH叶Si(〇
C。
CH3>3日2NCH2CH2NHCH2CH2CH2
Si(OCH3)3CH3Si(OCH3)3などが挙
げられる。
本発明に於いて、これらの添加剤の配合割合はェポキシ
樹脂10の重量部に対して0.1〜3の重量部が好まし
く、0.1重量部禾満では効果が少なく、一方3の重量
部以上では、発泡などの現象が生じる傾向にある。
また、チタン系、シラン系の有機化合物の添加について
は、各々単独添加より、複合添加の方がその一層の効果
が認められた。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例 1ェポキシ樹脂(ェポキシ当量:184〜19
4)100部に対して、硬化剤として、ヘキサヒドロ無
水フタル酸を8碇部、反応促進剤として、N,Nージメ
チルベンジンアミンを1部調合し充分縄辞する。
更にチタン有機化合物、iープロポキシチタントIJ−
iーステアレートを1碇都加える。スベーサ(10仏)
1の部、粘度調整剤5碇部加え、更に充分損拝する。ス
クリーン印刷により、パネル基板上に0.5肌の中で塗
布する。80℃で10分しべリングを行ない更に基板を
接合し、200こ○で1時間の条件下で硬化し、セル化
する。
液晶をセル中に封入し、800090%の環境下で試験
した。従来のパネルが、80qo,90%では5の寿間
で不良率10%であったのに対し、本パネルは同じ条件
下で400時間で不良率10%まで向上した。実施例
2 ェポキシ樹脂(ェポキシ当量:184〜1処)100部
に対して、硬化剤として、第3級ァミン塩K61B(シ
ェル社)10.5部調合し充分櫨拝する。
更にシリコン系有機化合物、r−フェニルアミノプロピ
ルメトキシシランを5部、スベーサ(10ム)1碇都、
粘度調整剤30部加えて充分蝿拝する。スクリーン印刷
により、パネル基板上に0.5側の中で塗布する。基板
を接合し、90午0で2時間の条件下でシール剤を硬化
し、セル化した。液晶セル中に封入し、8000,90
%の環境下で試験した。従来品が5餌時間で不良率10
%であったのに対して、0本パネルは、350時間で不
良率10%まで向上した。実施例 3 ェポキシ樹脂(ヱポキシ当量:184〜194)100
部に対して、硬化剤として、2−エチル,4−メタチル
ィミダゾール5部調合して充分燈梓する。
更にシリコン系有機化合物を2部、チタン系有機化合物
、 Ti(0一C3日7)2〔OC(CH3)CHCOCH
3〕2を0.5部各々加えた。
更に、スベーサ(10仏)10部、粘度調整剤5碇都加
え、更に燈拝し充分混合した。スクリーン印刷により、
パネル基板上に0.5肌の中で塗布する。7500で1
0分しべリングを行ない、更に、150ooで2時間硬
化しセル化した。
液晶をセル中に封入し、80oo,90%の環境下で試
験した。従来品が5斑時間で不良率13%であったのに
対して、本パネルは、500時間で不良率10%まで向
上した。実施例 4 ェポキシ樹脂(ェポキシ当量:184〜194)100
部、硬化剤として、ジシアンジアミド4部調合して充分
頚拝する。
更にを1部、Ti(OH)2〔OCH(CH3)COO
H〕2を0.7部添加し、充分混合した。
スベーサー(10仏)10部、粘度調整剤45部加え、
更に充分混合した。スクリーン印刷により、パネル基板
上に0.5肋の中で塗布する。75qoで10分しべリ
ングを行ない、更に、160qoで2時間硬化しセル化
した。
液晶をセル中に封入し、80℃,90%の環境下で試験
した。従来品が50時間で不良率15%であったのに対
して、本パネルは、50餌時間で不良率8%まで向上し
た。本発明は以上述べたように、従来の有機シール剤で
製造した液晶表示パネルに比較して、著しい品質向上を
もたらした。
尚、実用条件下におけるパネル寿命として、1位王以上
に相当するレベルであることが推測された。なお、本発
明は液晶パネルに用いるばかりか、上記パネル構造を有
するなら、その表示媒体は何んでもよく、例えばェレク
トロクロミック、ェレクト。
ルミネセンスでもよいものである。
【図面の簡単な説明】
1,2・・・・・・パネル基板、3,3′・・・・・・
透明導電膜、4,4′・・…・配向膜、5……液晶、6
,6′……シール剤。 第1図は液晶表示パネルの構造を示す。 才1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 透明電極を有するパネル基板間に液晶を介在して成
    る液晶表示パネルにおいて、前記パネル基板を、金属・
    半金属に加水分解性基を有する有機金属・半金属化合物
    を添加したエポキシ樹脂を用いてシールしたことを特徴
    とする液晶表示パネル。 2 金属が、チタン(Ti)から成る特許請求の範囲第
    1項記載の液晶表示パネル。 3 半金属が、シリコン(Si)から成る特許請求の範
    囲第1項記載の液晶表示パネル。 4 金属・半金属がチタンとシリコンの混合から成る特
    許請求の範囲第1項記載の液晶表示パネル。
JP54143572A 1979-11-06 1979-11-06 液晶表示パネル Expired JPS6021712B2 (ja)

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JPS5666823A JPS5666823A (en) 1981-06-05
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5070045A (ja) * 1973-10-24 1975-06-11
JPS517948A (en) * 1974-05-29 1976-01-22 Beckman Instruments Inc Ekishodeisupureiseruyotomeishiiru
JPS51120234A (en) * 1975-04-15 1976-10-21 Asahi Glass Co Ltd Liquid crystal cell
JPS5293719A (en) * 1976-01-30 1977-08-06 Kenrich Petrochemicals Tetra substituted titanate addition products
JPS54151459A (en) * 1978-05-19 1979-11-28 Sharp Corp Sealing material of cells for display

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JPS5666823A (en) 1981-06-05

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