JPS6021609Y2 - 流動層炉用バ−ナ - Google Patents
流動層炉用バ−ナInfo
- Publication number
- JPS6021609Y2 JPS6021609Y2 JP1979180306U JP18030679U JPS6021609Y2 JP S6021609 Y2 JPS6021609 Y2 JP S6021609Y2 JP 1979180306 U JP1979180306 U JP 1979180306U JP 18030679 U JP18030679 U JP 18030679U JP S6021609 Y2 JPS6021609 Y2 JP S6021609Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- fluidized bed
- furnace
- air
- air pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、都市ごみその他の廃棄物が砂を媒体とする流
動層焼却炉内で焼却処分されるための流動層炉用バーナ
に関するものである。
動層焼却炉内で焼却処分されるための流動層炉用バーナ
に関するものである。
一般に流動層焼却炉において廃棄物に焼却対象物を焼却
処分する場合に自然と補助バーナで燃焼し焼却されるも
のであるが、従来砂を媒体とする流動層炉でバーナを使
用すると、温度１０００℃以上の火炎が炉壁をなめたり
するため、炉壁内面部が砂が焼結し、その後順次成長脱
落し、その焼結片が流動化阻害を引き起こすことになっ
て焼却効率の低下を招くばかりでなく炉内掃除や塊状に
なった焼結片の炉外への排除もひんばんに行なわなくて
はならなく操業条件も煩雑となって運転保守管理上にも
やっかいで多大な負担がかかることになる欠点があった
。
処分する場合に自然と補助バーナで燃焼し焼却されるも
のであるが、従来砂を媒体とする流動層炉でバーナを使
用すると、温度１０００℃以上の火炎が炉壁をなめたり
するため、炉壁内面部が砂が焼結し、その後順次成長脱
落し、その焼結片が流動化阻害を引き起こすことになっ
て焼却効率の低下を招くばかりでなく炉内掃除や塊状に
なった焼結片の炉外への排除もひんばんに行なわなくて
はならなく操業条件も煩雑となって運転保守管理上にも
やっかいで多大な負担がかかることになる欠点があった
。
本考案は、これら従来の欠点を適確に除去しようとする
もので流動層炉内でのバーナ附近の炉壁内面を安全に保
ち炉内壁面の異物耐着を防止し、且つ焼結片の発生を効
果的になくし、火焔を乱すことなく、安定した焼却作業
を長期にわたってなし得て保守管理面の負担もなくて流
動層炉用バーナを構成簡単で安価な形態で提供すること
を目的としたものである。
もので流動層炉内でのバーナ附近の炉壁内面を安全に保
ち炉内壁面の異物耐着を防止し、且つ焼結片の発生を効
果的になくし、火焔を乱すことなく、安定した焼却作業
を長期にわたってなし得て保守管理面の負担もなくて流
動層炉用バーナを構成簡単で安価な形態で提供すること
を目的としたものである。
本考案は、流動層炉の炉壁Ａにバーナタイル１を介して
バーナ４を備え、このバーナタイル１内を貫通して空気
管２が設けられ、該空気管２から炉内に噴出する空気を
、前記炉壁Ａの内周面に沿い、かつバーナ４側と反対の
向きに噴出する空気流出口３が空気管２に形成されてい
ることを特徴とする流動層炉用バーナである。
バーナ４を備え、このバーナタイル１内を貫通して空気
管２が設けられ、該空気管２から炉内に噴出する空気を
、前記炉壁Ａの内周面に沿い、かつバーナ４側と反対の
向きに噴出する空気流出口３が空気管２に形成されてい
ることを特徴とする流動層炉用バーナである。
第１図及び第２図のものにおいて、前記空気管２の空気
流出口３は少なくとも炉内に開口され、空気管２の出口
２′に臨ましめられて支片６を介して配備された空気流
衝突板５との隙間で形成され、空気流が炉壁内面に接し
て炉壁上を流過するようにしであるが、放射上に流通孔
のある結栓部材（図示せず）を空気管２の端部に装着す
ることもできる。
流出口３は少なくとも炉内に開口され、空気管２の出口
２′に臨ましめられて支片６を介して配備された空気流
衝突板５との隙間で形成され、空気流が炉壁内面に接し
て炉壁上を流過するようにしであるが、放射上に流通孔
のある結栓部材（図示せず）を空気管２の端部に装着す
ることもできる。
この空気管２はバーナ４から火炎が導入される火炎孔７
を中心としてその同心同上に適宜数環状に難問配列され
、バーナタイル１の内周面上を空気流が流れるようにし
、火炎に対する影響を与えないように考慮されている。
を中心としてその同心同上に適宜数環状に難問配列され
、バーナタイル１の内周面上を空気流が流れるようにし
、火炎に対する影響を与えないように考慮されている。
即ち空気流はバーナ側には吹き出さず、バーナ側と反対
の向きに吹き出すようにその位置及び指向性が選定され
る。
の向きに吹き出すようにその位置及び指向性が選定され
る。
また空気管２は常温又は加温した空気或いは他のガスを
用いるようにガス供給源８から高速（例えば５０ｍ／
ｓ以上）で吹き出すようにしてあり、そのために空気流
出口３の形状、大きさ位置が選ばれる。
用いるようにガス供給源８から高速（例えば５０ｍ／
ｓ以上）で吹き出すようにしてあり、そのために空気流
出口３の形状、大きさ位置が選ばれる。
例えばバーナタイル１の側壁にガス流が接するようにノ
ズル孔を向けること及びバーナ４からの半径方向距離は
出来る限り短くとることが効果的である。
ズル孔を向けること及びバーナ４からの半径方向距離は
出来る限り短くとることが効果的である。
前記バーナ４は流動層炉１０に空気分配室部９を介して
装着されていて、該流動層炉１０に廃棄物搬入用のホッ
パ１１及びフィーダ１２が備えられ、排ガス口１３及び
不燃物、未然物の排出口１４を有している。
装着されていて、該流動層炉１０に廃棄物搬入用のホッ
パ１１及びフィーダ１２が備えられ、排ガス口１３及び
不燃物、未然物の排出口１４を有している。
図中１５は燃料供給管、１６は燃料供給源、１７は調整
弁、１８は駆動装置、１９は流動層ガス分散板、２０は
流動層炉ガス供給部である。
弁、１８は駆動装置、１９は流動層ガス分散板、２０は
流動層炉ガス供給部である。
第３図及び第４図の具体例では、前記空気管２が炉壁Ａ
より炉内に突設され、その端部が閉塞例えば空気流衝突
板、或いは詰物、必要に応じては押しつぶしなど適宜手
段で空気流が逸流しないようにし、バーナ４からの円周
方向に向けて高速で噴出する空気流出口βのノズル孔を
重設したものでバーナタイル側壁に空気流が接するよう
にしバーナ側には吹き出さないようにしている。
より炉内に突設され、その端部が閉塞例えば空気流衝突
板、或いは詰物、必要に応じては押しつぶしなど適宜手
段で空気流が逸流しないようにし、バーナ４からの円周
方向に向けて高速で噴出する空気流出口βのノズル孔を
重設したものでバーナタイル側壁に空気流が接するよう
にしバーナ側には吹き出さないようにしている。
この場合ノズル孔は空気管２が配備された位置即ち火炎
孔７を中心とする外周側のみに適当数設けるのが火炎に
対する影響を与えないため合理的な形態である。
孔７を中心とする外周側のみに適当数設けるのが火炎に
対する影響を与えないため合理的な形態である。
本考案により、常にバーナタイル面を含む炉壁内面がガ
ス流でさらされ、これによって炉壁の温度を、砂の焼結
温度以下にするとともに、炉壁上の砂を吹き飛ばす効果
があり、砂の焼結を未然に防止することが可能となると
共に、壁面への焼結物の耐着もなく流動層の流動化に悪
影響を与えず、また火焔を乱すこともなく、長期間連続
運転しても安定した状態で効率よく焼却処理でき、保守
運転管理もらくで従来の欠点を適確に除去できるもので
ある
ス流でさらされ、これによって炉壁の温度を、砂の焼結
温度以下にするとともに、炉壁上の砂を吹き飛ばす効果
があり、砂の焼結を未然に防止することが可能となると
共に、壁面への焼結物の耐着もなく流動層の流動化に悪
影響を与えず、また火焔を乱すこともなく、長期間連続
運転しても安定した状態で効率よく焼却処理でき、保守
運転管理もらくで従来の欠点を適確に除去できるもので
ある
図面は本考案の実施例を示し、第１図は縦断面図、第２
図は使用状態の系統説明図、第３図は他の実施例の一部
の縦断面図、第４図は第３図■−■線における断面図で
ある。 Ａ・・・・・・炉壁、１・・・・・・バーナタイル、２
・・・・・・空気管、２′・・・・・・出口、３・・・
・・・空気流出口、４・・・・・・バーナ、５・・・・
・・空気流衝突板。
図は使用状態の系統説明図、第３図は他の実施例の一部
の縦断面図、第４図は第３図■−■線における断面図で
ある。 Ａ・・・・・・炉壁、１・・・・・・バーナタイル、２
・・・・・・空気管、２′・・・・・・出口、３・・・
・・・空気流出口、４・・・・・・バーナ、５・・・・
・・空気流衝突板。
Claims (1)
- 流動層炉の炉壁Ａにバーナタイル１を介してバーナ４を
備え、このバーナタイル１内を貫通して空気管２が設け
られ、該空気管２から炉内に噴出する空気を、前記炉壁
Ａの内周面に沿い、かつバーナ４側と反対の向きに噴出
する空気流出口３が空気管２に形成されていることを特
徴とする流動層炉用バーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979180306U JPS6021609Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | 流動層炉用バ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979180306U JPS6021609Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | 流動層炉用バ−ナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5699236U JPS5699236U (ja) | 1981-08-05 |
| JPS6021609Y2 true JPS6021609Y2 (ja) | 1985-06-27 |
Family
ID=29690753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979180306U Expired JPS6021609Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | 流動層炉用バ−ナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6021609Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5146373Y2 (ja) * | 1972-07-27 | 1976-11-09 |
-
1979
- 1979-12-27 JP JP1979180306U patent/JPS6021609Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5699236U (ja) | 1981-08-05 |
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