JPS60214768A - オリゴペプチド化合物 - Google Patents

オリゴペプチド化合物

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Publication number
JPS60214768A
JPS60214768A JP59069712A JP6971284A JPS60214768A JP S60214768 A JPS60214768 A JP S60214768A JP 59069712 A JP59069712 A JP 59069712A JP 6971284 A JP6971284 A JP 6971284A JP S60214768 A JPS60214768 A JP S60214768A
Authority
JP
Japan
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leucyl
methyl ester
nmr
nujol
arginine methyl
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Pending
Application number
JP59069712A
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English (en)
Inventor
Ikuo Ueda
育男 植田
Mineo Niwa
丹羽 峰雄
Fumiaki Uchiyama
文昭 内山
Hiroki Ono
裕樹 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は次の一般式(I)で示されるオリゴペプチド
化合物に関するものである。
(本行余へ虫、 (I) [式中lは0またはi、R’はCHs (CHt ) 
n−(式中nは2〜22の自然数) + C■ls (
CHI )7c許CH(CH2)、7−1CHs (C
H2)4 C賦HCHt CHECH−(CH2)7−
1(CHs )2 CHCHt−1(CH,)、C−1
HOH 書 を意味し、又R2は−CH,OH,−CHo 。
OOH 又R3は水素若しくはニトロ基を意味する]または医薬
として許容されるその塩。
一般式(I)において、R’ =−CH,eR” =−
CHOIR”=−Hで表わされる化合物はロイペプチン
(Leupept 1n)の名称で知られるトリペプチ
ド化合物であって、抗腫瘍作用を有することが知られて
いる。この発明の発明者らは、ロイペプチンにおけるR
1.R1及びR8の各記号で示される部分を種々置換基
で修飾することによって色゛々のジペプチド化合物、ト
リペプチド化合物又はテトラペプチド化合物(この明細
書ではオリゴペプチド化金物と総称する)を合成し、抗
瘍腫活性並びに種種の薬理活性を測定した。その結果幾
つかの化合物は、抗腫瘍作用、抗潰瘍作用、気管筋弛緩
作用。
リポキシゲナーゼ阻害作用等を有し医薬として有用であ
ることを確認してこの発明を完成するに至った。
尚医薬として許容される塩としては、例えばアルカリ金
属塩(例えばナトリウム塩、カリウム塩等、)、アルカ
リ土類金属塩(例えばカルシウム塩等)、アンモニウム
塩、有機アミン塩(例えばエタノールアミン塩、トリエ
チルアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩等)等の無機
塩基若しくは有機塩基との塩及びトリフルオル酢酸、メ
タイスルホン酸、塩酸、硫酸、硝酸、燐酸等の有機酸又
は無機酸の付加塩が含まれる。
前記した一般式(I)における  Ht −NH−CH−CO− B I UPAC−I UB Comm1ssion 
on Biologi −′cal Nomencla
tureに基づく略号−Leu−で表現し、 また同じく一般式(I)における CH。
CH。
HN−CH−R’ 3 原子のときは−Arg−R2(更にR1の意味に応じて
−Arg−CH20Hr−Arg−COOH2−Arg
 C00CH@ 等と表現し、またR3がニド四基のと
きは、のとする。また缶)は光学活性のLllであるこ
とを意味する。
この発明の化合物(1)並びに医薬として許容される塩
は種々の方法によって製造することができ、以下にそれ
らの方法を説明する。尚製造法の説明において次に示す
様な慣用略号を用いるものとする。
CBZ :カルボペンジルオキシ CBZ−C1:カルボベンジルオキシクロリドEtOH
:エタノール MeOH:メタノール DCC:ジシク四へキシルカルボジイミドi −B u
 :イソブチル AcOH:酢酸 DMSOニジメチルスルホキサイド THF:テトラヒド四フラン 4[14 芭 スー F−1に) 次に目的物質の製造法について説明する。
(5)アシル化反応 原料物質のN末端をアシル化する反応であシ、R’−C
OOH(式中R1は前と同じ意味)で示すしるカルボン
酸化合物またはそのカルボキシ基における反応性誘導体
(例えば酸・・ライド、活性酸ハライドC特に酸クロリ
ド)であシ、一般に原料物質を溶媒中に溶解又は懸濁さ
せ、酸クロリドを反応させることによって進行する。溶
媒としては水、塩化メチレン、テトラヒドロンラン、ア
セトンまたはこれらの混合物或はこの反応の進行に悪影
響を与えない溶媒が用いられる。反応温度は特に限定さ
れないが、一般的には冷却下ないし室温下に行なわれる
。酸り四リドを使用せずに、R’−COOHをそのまま
使用する場合には、一般に反応はDCC,カルボジイミ
ダゾール等の縮合剤の存在下に行なわれる。
(6)C末端の変換反応 この発明のオリゴペプチドにおけるC末端は、前述の如
<−catcH,−CHo、−COOH。
であるから、原料物質におけるC末端(−COOCR,
)を変換しなければならないときがある。このC末端の
変換はN末端のアシル化反応に先立って行なっても良い
が、一般的にはN末端をアシル化させてからC末端の変
換反応を行なうことが推奨される。
(B−1)−COOH基に変換する場合酸性またはアル
カリ性条件下に加水分解反応を行なう。溶媒としては水
、メタノール、エタノールまたはこれらの混合物中或は
この反応の進行に悪影響を与えない溶媒が用いられる。
反応温度は特に限定されないが、一般に冷却下ないし加
温下に行なわれる。
(B−2)−CH,OH、−CHoに変換する場合エス
テル結合を一気に還元して−CH20H基に変換し、必
要に応じて−CH,OH基まで還元されたものを緩和な
条件で再酸化して−CH0基に変換する方法が採用され
る。
エステル結合を還元して一〇HzOH基に変換する反応
には水素化ホウ素リチウム等の還元剤を使用する。溶媒
としてはエタノール、テトラヒドロフラン或はこの反応
の進行に悪影響を与えない溶媒が用いられる。反応温度
は特に限定されないが、一般に冷却下ないし室温下に行
なわれる。
−CH20H基を酸化して−CH0基に変換する反応は
、例えば実施例3と同様の反応条件で行なうことができ
る。
トリペプチドのC末端に、C末端が保膜されているフェ
ニルアラニンまたはC末端が保膜されると共にN末端を
活性基で置換したフェニルアラニンを反応させてテ)9
ペプチド化合物とし、必要に応じてC末端の保護基を脱
離する。反応は慣用の方法で行なうことができ、例えば
実施例51及び52と同様の反応条件下で行なうことが
できる。
(C)アルギニンのニトロ置換基を脱離する反応ニトロ
基の還元脱離を行なう。この還元反応としてはパラジウ
ム炭素等の触媒を使用する接触還元が推奨される。
この発明の化合物(I)には分子内不斉炭素原子による
1または2以上の異性体が含まれ、そのような異性体は
全てこの発明の範囲に含まれる。
この発明のオリゴペプチド化合物(I)及び医薬として
許容されるその塩は、前記の様に抗瘍腫作用。
抗潰瘍作用、気管筋弛緩作用、リポキシゲナーゼ阻害作
用等を有し、医薬として有用である。
この発明の医薬組成物は、たとえば固体、半固体または
液体形態の製剤の剤形で使用でき、これらの剤形はこの
発明の有効成分を、外用、経口または非経口投与に適し
た有機または無機担体または賦形剤と混和した状態で含
有している。有効成分は、たとえば錠剤、ベレット剤、
カプセル剤、層剤、溶液剤、乳化剤、懸濁液その他の使
用に適した任意の剤形用の慣用の無毒な医薬に許容され
る担体とへ合することができる。使用しうる担体は水、
グルコース、乳糖、アラビアゴム、ゼラチン、マンニッ
ト、スターチペースト、マグネシウムトリシリケート、
メルク、コーンスターチ、ケラチン、微粉(コロイド状
)シリカ、バレイショデンブン、尿素およびその他の固
体、半固体または液体形態の製剤を製造するのに適した
担体である。担体のほかに、補助薬、安定化剤、増粘剤
および着色剤、或いは香料などを使用してもよい。
医薬組成物はまたは有効成分の活性を保持する目的で防
御剤または制苗剤を含有してもよい。有効成分の化合物
は、治療法または病状に所期の治療効果を生ずるように
十分な量で医薬組成物中に存在させる。
この組成物を人に投与する場合、静脈内、筋肉内または
経口投与によシ投与するのが好ましい。
この発明の有効化合物の投与量または治療有効量は化合
物のm類ならびに治療を受ける各患者の年令および状態
によって異なスづ、一般に人または動物の体重1kg当
シ当日1約0.1〜1000mgの有効成分を治療目的
に投与する。また1回の平均投与量としては約50mg
、100mg、250mgおよび500 mgが用いら
れる。
次にこの発明の実施例を示す。
製造例 CBZ−L−ロイシル−L −ロイシル−No−ニトロ
−し−アルギニンのメチルエステル(18g)を、メタ
ノール(270ゴ)、水(54ゴ)及び酢酸(27mA
りの混合溶媒中において5チパラジウム炭素(9g)の
存在下2時間をかけて水素化した。触媒を除去した後減
圧下溶媒を留去した。
こうして得たシロップ状残留物をクロロホルム(200
111)に溶解し、硫酸マグネシウムで乾燥した後減圧
下に溶媒を留去すると、シロップ状のし−ロイシルーL
−ロイシルーL−アルギニンメチルエステルの2酢酸塩
(2o、3g)が得られた。
この粗製物を精製することなく次工程に提供した。
I R(F i 1m) :280N500−1740
.1.660 s 1550−1420cm−’NMR
(CDCI 8 、δ):0.90(12H,brs)
、1.67(IOH,br)2.00 (6H、s )
 、3.73 (3H* s ) −2,8()”4.
70(5Htm)8.1’r−10,05(IOH,m
)実施例I L−ロイシル−L−ロイシル−L−アルギニンメチルエ
ステルの2酢酸塩(30g)の塩化メチレy(ssod
)溶液に、塩化メチレン(5od)に塩化バルミトイル
(15,4g)を溶解した溶液を5℃において滴下し、
同温度を保ちつつ1時間攪拌した後2N水酸化ナトリウ
ム水溶液を加えて中和した。減圧下に溶媒を留去して得
た油状物を酢酸エチルに溶解し、水洗後硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。次いで溶媒を留去して得た油状物を石油
エーテルで処理して微粉化し、濾過した後乾燥すると粉
末状のバルミトイル−L −cyイシルーL−Vイシル
ーL−アルギニンメチルエステルの塩酸塩(23,3g
)が得られた。
mp:92〜95°C IR(nujol) : 3300s1740*164
0cm−”NMR(do DMS O=δ):o、9o
(tsu、br)、t、t〜1.4(28Ht rn)
 1.4 ト1−90 (10H−m) v 1.9か
4.40(2H,m)3.25(IH,m) e 3.
63(3■、 s ) 、 4.00〜4.60 (2
Hp m) 、 7.Oo−8,50(7H−m)元素
分析” Cs5HeeNeOs CI計算値C60,9
7,H10,09,N 12.19.CJ5.14実験
値C60,52,I(9,80,N 11.64.CJ
 5.00実施例2 THF(150m/)にLiBH4(4,05g)を懸
濁させた液に、THF(180ゴ)に溶解しタハルミト
イルーし一ロイシルーL−〇イシルーし一アルギニンメ
チルエステルの塩酸塩(15,0g)を5〜10℃にお
いて攪拌しながら滴下した。
更に5℃において1時間攪拌した後、5〜10℃を保持
しながら30分をかけて反応混合物に3N塩酸とエタノ
ールの混液を滴下した。次いで反応混合物を減圧下に濃
縮した抜水(100m)を加えて得た白色沈殿物を戸別
収集し水洗した。粗製粉末をメタノール(6(14?)
及びエーテル(300d)の混液から再結晶させると、
バルミトイル−L−ロイシル−L−ロイシル−L−アル
ギニツール塩酸塩(xo、7g)の白色結晶が得られた
mp:173〜175°c 〔a左−45,8°(C=
1.0.Me 0H)IR(nujol):3300 
、1660 、1630 、1540cm ’NMR(
d6−DMSO,δ): 0.87(15H,m)$1
.25(28H。
brs ) 1.30〜1.80(10B、m) 、 
2.00〜2.25(2H,m) 、2.90〜3.9
0(3H,m)4.00〜4.50(2H,m) 、 
4.50〜4.80(IH,m) 、 7.00〜8.
10(7H,m) 元素分析” Cs+HaoNa 04 C1計算値C6
1,74,Hlo、52.N12.71.C70,36
実験値C61,51,H10,35,N12.64.C
l3.53実施例3 バルミトイル−L−四fシル−し一ロイシルーL−アル
ギニツールの塩酸塩(1,3g)をDMSO(40m?
)に溶解した。これに、1−エチル−3−(3−ジメチ
ルアミノプロピル)−カルボジイミドの塩酸塩(0,8
66g)及び五酸化燐(0,350g)を室温下に加え
、得られた混合物を室温において6時間攪拌した後冷蔵
庫に一晩放置した。反応混合物を水(a5omJ)と酢
酸エチル(50mAりの混液中に加え、室温下に30分
間攪拌した。沈殿物を炉別収集し水及び酢酸エチルで洗
浄した後ト 乾燥すると、粉末状のパルミイル−L −oイシル△ −L−ロイシルーDL−アルギニナールO[酸塩(1,
3g)が得られた。
mp: 145〜155℃ 夏R(nujol):3300t1740−1640.
1630cm−’NMR(CF、Co、)I 、δ)0
.90(15Htbr)−1,35〜1.66 (38
11*m) t 1.70〜2.35 (2H*m) 
+2.40〜2.95(2H*m)+3.20〜4.0
0(IH=m)−4,30〜5.10(IHsm)、7
.20〜s、5o(sn、m) 実施例4 バルミトイル−L−ロイシル−L−四イシルーL−アル
ギニンメチルエステルの塩酸塩(2,0g)をエタノー
ル(401114)に溶解し、これに室温においてIN
水酸化ナトリウム水溶液(2(ll)を加えた。反応混
合物を1時間攪拌した後濃塩酸を加えてpH3にt■整
した。減圧下エタノールを留去して得た結晶性生成物を
戸別収集し、水洗した後五破化隣によって乾燥すると、
バルミトイル−L−ロイシル−L−μイシルーL−アル
ギニンの塩酸塩(1,92g)が得られ7)、。
mp : 100−110℃ Ca)!!41g6(D
m)、5mMeOH)IR(nujol)3300.1
630〜1670cn+−”NMR(do −DMS 
O、δ’) 0.90(15H,br)、1.20〜1
.80(36H、b r ) 1.95〜2.30 (
2H1m) 、3.10(2H9IQ)+4.25(3
H,m) 、 7.10〜8.05(7H,m)実施例
5 (BZ−L−ロイシル−し−ロイシル−L−NG−ニト
ロアルギニンメチルエステル(iog)及びアニソール
(10TILl)を酢酸(some)に溶解し、これに
3N−臭化水素の酢酸溶液(56m)を水冷下に加えた
。混合物を室温において2時間攪拌した後減圧下に溶媒
を留去して得た油状物をジエチルエーテルで処理して微
粉化すると、L −ロイシル−し−ロイシル−L−NG
−ニトロアルギニンメチルエステル臭化水素塩(11,
6g)の非晶性粉末が得られた。上記生成物(11,5
g)を塩化メチレンに懸濁させた液に水冷下トリエチル
アミン(2,34m/)を加えて得た溶液に、塩化メチ
レン(4mm/)に溶解したパルミチン酸クロリド(4
,6g)を滴下し、氷冷しながら1時間攪拌した。反応
混合物を実施例1と同様に処理するトハルミトイルーし
一ロイシルーし一ロ゛イシルーL−NG−ニトロアルギ
ニンメチルエステル(9.0g)が得られた。
IR(nujol) 3300t2900,174Q、
1640.1540cm ”NMR(64−DMSO,
δ) 0.83(15H+ br ) 、1.17〜1
.75(36B 9m) + 2.03 (2H,rn
) −3−20(212m) *3−62(3H、s 
) 、4.32 (3H9m) + 7.70〜8.2
5(6H2rn)実施例6 パルミトイル−し一ロイシルーL−ロイシルーL−N0
−ニトロアルギニンメチルエステル(z、ig)を乾燥
THF(20m7りに溶解した。
これを、水素化ホウ素リチウム(0,3,90g )を
乾燥THF(20−)に懸濁させた液に水冷下滴下シタ
。混合物を5〜10℃において2時間攪拌した後、10
チ塩酸水溶液を加えて中和した。溶媒を減圧留去して得
た油状物を水で処理して微粉化スルトハルミトイルーし
一ロイシルーL−ロイシルーL−N ニトロアルギニノ
−1械i、sg)の粉末が得られた。
mp : 13o−134°C[:a瑠−37,4°(
0=IB、MeOH)IR(nujol) 3350,
1640,1600,1550crn ’NMR(dr
DM S O) 0.85 (15H= m) 、1.
00〜1.80(36f(、m)、1.95〜2.30
(2H,m)、2.90〜4.80(8Lm)e7.2
0〜8.10(7H+m)実′m’M’ t バルミトイル−L−ロイシル−L−ロイシル−L−No
−=)0フルギニンメチルエステル(5,0g)をメタ
ノ−kc 591nりに溶解し、これに、IN水酸化ナ
トリウム水溶液(141rLl)を加えた。得られた溶
液を室温下に1時間攪拌した後6Nの塩酸を加えてpH
を2.0に調整した。溶媒を減圧留去し、残留物を水と
酢酸エチルの混液に溶解した。有機相を塩化ナトリウム
の飽和水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムを加えて乾燥
した後溶媒を減圧留去した。結晶性残留物にジエチルエ
ーテルを加えて粉砕し炉別収集すると、パルlイル−L
−ロイシル−L−四イシルーL−NG−二トロアルギニ
ン(4,7g)が得られた。
IR(nujol) 3300t2950t1720+
1640t1540cm ’NMR(da−DMSO,
δ) 0.86 (15H−m) t 1.10〜1.
80(36H,m)、2.05(2H,m)*3.12
(2H,m)、4.22(3H*m) $ 7.84 
(6H,tn)実施例8 L−+nシルーL−ロイシルーL−アルギニンメチルエ
ステルの二酢酸塩(3,74g)を塩化メチレン(75
m7I)に溶解し、これに無水酪酸(txsi)を加え
、水冷下に1.5時間攪拌した。
溶媒を減圧留去して得た残留物をジエチルエーテルで処
理して微粉化し非晶性粉末(a、og)を得た。上記非
晶性粉末のエタノール溶液に、水素化ホウ素リチウム(
0,57g)をTHFK懸濁させた液を5〜15℃にお
いて滴下し、得られた混合物を5〜10℃において1時
間攪拌した。次いで混合物に7.5N−塩酸のエタノー
ル溶液(3,5m)を加えた後溶媒を減圧留去して油状
物を得た。油状物をシリカゲルのカラムクロマトグラフ
ィ(SiOt90g)に供して精製し、更に得られた粗
結晶をメタノール−ジエチルエーテルかう再結晶させる
とブチリル−L−ロイシル−L −oイシルーL−アル
ギニツールの塩酸塩(o、s 5 g )カ得られた。
mp : 132−136℃ (α瑠56−00(□−
5TMeOH)IR(nujol) 3300,295
0*1650,1540cm−”NMR(da −DM
S O) o、s 5(15Ht m) 、1.25〜
2.10(14B、m) 、 2.80〜3.75(4
H,m) 、 4.25(3H,m)*7.00〜8.
15(81,m) 実施例9 L−日イシルーL−ロイシルーL−アルギニンメチルエ
ステルの二酢酸塩(3,74g)を塩化メチレン(75
ml)に溶解し、これに塩化カプロイル(0,94g)
を加えた後5℃において1時間攪拌した。溶媒を留去し
て得た残留物をジエチルエーテル(100+J)で処理
して粉末化し、炉別収集して得た粉末をジエチルエーテ
ル(aosu)で洗浄し乾燥するとカプロイル−L−ロ
イシル−L−μイシルーL−アルギニンメチルエステル
塩酸塩(2,yg)の白色粉末が得られた。
Ca瑠−43,4°(C=1.Ot Me OH)IR
(nujol) 3100−3500.1745.16
50(br)csa−’NMR(da−DMSO,δ)
 0.90(15i(、m)、1.20〜1.90< 
16H,m) I 1.95〜2.a 3(2Htm)
 t2J8.33(2B =m) t 3.63 (3
H−s ) e 4.10〜4.55(3Hym)7.
30(3Hsbrs)7.60〜8.40(4H,m)
実施例10 乾燥THF(5mA)に水素化ホウ素リチウム(0,3
90g)を懸濁させた。一方カゴロイルーL−ロイシル
ーL−ロイシル−L−アルギニンメチルエステル塩酸塩
(2,0g)をエタノール(40−)に溶解し、この溶
液を前記懸濁液に5〜10℃の下で10分間かけて滴下
した。続いて5℃において1.5時間攪拌した後、この
反応混合物に5〜10℃の下で20分間かけて7.5N
−塩酸のエタノール溶液(z、6d)を滴下した。混合
物を減圧下に濃縮し、m−ブタノール(3Q+J)と水
(20−)の混液に攪拌しながら溶解した。静置した後
ブタノール相を水(20mAりで洗浄し、硫酸マグネシ
ウムを加えて乾燥した後溶媒を減圧留去して油状物を得
た。油状物をジエチルエーテル(5oml’)で処理し
て微粉化し、得られた粉末を炉別収集した後ジエチルエ
ーテル(2011u)で洗浄した。粉末にジエチルエー
テルとメタノールの混液を加えて再結晶させるとカプロ
イル−L−ロイシル−L−ロイシル−L−アルギニツー
ル塩酸塩(1,45g)の白色結晶が得られた。
mp”?’146〜1496C(a) 22−53.6
°(σ→、5.MeOH)IR(nujol) 330
0(brL1680+1640cn+’″″1NMR(
d、−DMSO,δ) 0.85 (15B、m) t
 1.10〜1.90(16H= m) * 2.00
〜2.28 (2H* m) + 2.90〜3.90
(5H,m) +4.00〜4.40(2Hpm) 、
 4.65(IH,m) 。
7.20(281br ) $ 7.40〜7.62(
21,m) * 7.70〜8.20(3H,m) 実施例11 実施例1と同様にして][、−oイシルーL−ロイシル
−L−アルギニンメチルエステルの二酢酸塩(4,og
)と塩化カプリロイルを反応させるとカプリリルーし一
四イシルーL−ロイシルーL−アルギニンメチルエステ
ル(3g)の非晶性粉末が得られた。
IR(CDC4) 3300,2950.1730+1
660cm−’NMR(d、−DMS O、δ) 0.
89(15B、br)、1.10〜2.30(24H,
m) +3.10(2H*m)+3.62(3H%g)
+4.30(3H,m) ? 7.30〜8.35(7
H+m)実施例12 実施例2と同様にして、カプリリルーし一ロイシルーL
−ロイシルーL−アルギニンメチルエステル(3g)を
水素化ホウ素リチウムによって処理するとカプリリルー
し一ロイシルーし一ロイシルーL−アルギニツール塩酸
塩(1,8g)の白色結晶が得られた、 mp :138〜142℃(ether−ethano
l) (a’:]”−50,5°(C=1.0 、Me
OH)IR(nuJol) 3250,2900.16
50(br)*1540,1460゜1380 + 1
04104O’ NMR(d、−DMS O、δ) 0.90(15H,
m) 、 1.3〜1.5(20H= rn) 、2.
20 (2H+ m) * 2.80〜4.50(7H
+m) 、7.00〜8.20 (8H−m) 。
元素分析: C26H511N604 CI・1 ”H
,0計算値C54,19、H9,80、N14.59 
、C16,15実験値C54,46,H9,39,N1
4.32.Cノロ、06実施例13 実施例1と同様にして、l、 −oイシルーL−。
イシルーし一アルギニンメチルエステルの二酢酸塩(3
,0g)と塩化カブリノイル(1,0g)を反応すせる
とカプリル−L−ロイシル−L−ロイシル−L−アルギ
ニンメチルエステル(1,84g)の非晶質粉末が得ら
れた。尚微粉化に当たっては石油エーテルを使用した。
IR(CDC18) 3300,2950,2850,
1740,1660゜1530cm ’ NMR(CDCIm 、δ) 0.92(15H9br
)−1,36(14H+8)−1,50〜2.40 (
12H*m) + 3.70 (3H+ s ) −4
,45(5H+m)、6.40〜8.10(7H,m)
実施例14 実施例2と同様にして、カプリルーし一ロイシルーし一
ロイシルーL−アルギニ/メチルエステル(1,7g)
を水素化ホウ素リチウムで処理するとカブリルーし一ロ
イシルーI、 −oイシルーL−アルギニツールの塩酸
塩(0,8g)の白色結晶が得られた。
mp:158〜162℃ I R(nu jo 1) 3300 t 2900 
s 2850 t 1660−4630−1560.1
460.13R0,720cm−’NMR(da DM
S O、δ) 0.80(15H+br)11.50(
20n。
brs)、2.20(2H,m)、3.30(4H,m
)、3.60(2H,m) 、 4.30(3H,m)
 、4.7.0(IH,m) 、 7.008.20(
8H,m) 元素分析: C2,HI17N、04(J計算値C58
,20、H9,95、N 14.55 、CI 6.1
4実験値C58,00、H9,87、N 14.281
C15,3(>実施例15 実施例1と同様にして、L −oイシルーL−ロイシル
−L−アルギニンメチルエステルの二酢酸塩(6,46
g)と塩化ラウロイルを反応させるとラウロイル−L−
ロイシル−し−ロイシル−L−アルギニンメチルエステ
ル(5,44g)の非晶性粉末が得られた。
IR(nujol) 3250.1740,1620.
1540cm−’NMR(CDC1g 、δ) 0.8
5(15H+br)、1.20〜2.40(30H2m
) 、3.70 (3H+ s ) 、4.50 (5
H+m) −7,20〜8.50(7H2m) 実施例16 実施例2と同様にして、ラウロイル−し−ロイシル−L
−ロイシル−し−アルギニンメチルエステル(5g)を
水素化ホウ素リチウム(1,83g)で処理するとラウ
四イルーL−ロイシルーL−ロイシル=L−アルギニツ
ール(3,26g)の白色結晶が得られた。
mp : 16S’−165℃ 〔α〕”、; −4’
6.2°(岬1.OMeOH)IR(nujol) 3
200,1640,1530cm”−’NMR(da−
DMS O、δ) 0.85 (1sH,br s )
 * 1゜20〜2.30(30H1m)?3.00〜
4.50(8H,m)C7,35〜s、a。
(8H+ m) 元素分析:C3゜Ha 1N604 C1−Hz。
計算値C57,81、Hlo、19.N13.48.C
A!5.69実験値C57,98,Hlo、19.N1
3.49.CI6.18実施例17 ラウ四イルーL−ロイシルーL−ロイシル−L−アルギ
ニンメチルエステル(2,9g)をエタノール(50m
j)に溶解し、これとIN水酸化ナトリウム水溶液(2
5yJ)を室温において1時間攪拌した。得られた反応
混合物を実施例4と同様にジエチルエチルエーテルを用
いて処理するとラウロイル−L−目イシルーL−ロイシ
ルーL−アルギニンの塩酸塩(2,24g)の非晶性粉
末が得られた。
mp:100〜110℃ IR(nujol) 3300,2900,1710,
1640.1540CI ”NMR(da −DMS 
O、δ) o、s a(15H,br ) 、 1.1
0〜1.7 a(28H、m) + 2.03 (2H
+m) −3−02(2H9m) s 4.18(3H
、m) 、 7.05〜8.00 (7H、m)実施例
18 実施例1と同様にして、L−ロイシル−L−ロイシル−
L−アルギニンメチルエステルの二酢酸塩(3,0g)
に塩化ミリストイル(1,4g)を反応させるとミリス
トイル−L−四イシルーL−ロイシルーL−アルギニン
メチルエステル(1,84g)の非晶性粉末が得られた
IR(CHCI3) 3300,2950,2850.
1740.1660(br)。
1540.1470cm ’ NMR(d、−DMSO,δ) 0.90(15H,b
r)、1.20〜1.80(32H,m)、2.15(
2H,m)、3.0〜3.50(211,m)。
3.66(3H,s) 、4.30(3H,m)、7.
20〜8.40(7H,m)実施例19 実施例2と同様にして、ミリストイル−し−ロイシル−
L−ロイシル−L−アルギニンメチルエステル(z、o
g)を水素化ホウ素リチウム(0,695g)で処理す
るとミリストイル−し−ロイシル−L−Elイ1シル−
L−アルギニツール塩酸塩(1,1g)O白色結晶が得
られた。
mp:176−178℃(メタノール−ジエチルエーテ
ル)IR(nu3o1)3340,2940+2860
+1660,163L1550t1470+1380+
720cm−’NMR(da−DMSO,δ)0.85
(15H,brs)、1.30(22H*8)+1.5
0(10H+m)12.20(2H+m)+3.00〜
3.50(4H,m)+3.30(IH,br)、4.
30〜4.70(3Hs m ) = 7−30〜8−
20 (8Ht m)元素分析:C32山、N60. 
(J 計算値C60,69,Hlo、26.N13.26.(
J5.60実験値C60,16、)I 10.41 、
N 13.0B 、CI 5.61実施例20 実施例1と同様にしてL−ロイシル−L−ロイシル−L
−アルギニンメチルエステルの二酢酸塩(4,2g)に
塩化ステアロイル(2,8g)を反応させルトステアロ
イルーL−ロイシル−L−ロイシル−L−アルギニンメ
チルエステル塩酸塩(sg)の非晶性粉末が得られた。
IR(nujol) 3300,2900.1740.
1650(br)、1540゜1460.1380.7
20cm ’ NMR(da DM S O*δ) 0.90(15H
,M)、1.30〜1.80(40B、 br ) +
 2.25(2H,m) 13.10〜4.70(5H
,m) 、3.70(3H,s)7.20〜8.50(
8H,m)実施例21 実施例2と同様にして、ステアロイル−し−ロイシル−
L−ロイシル−L−アルギニンメチルエステルの塩酸塩
(7g)を水素化ホウ素リチウム(1,6g)で処理す
るとステア日イノ・−L−ロイシル−し−ロイシル−L
−アルギニツール塩酸塩(3,0g )が得られた。
mp : 240°’O−(decomp) Ca〕”
 −27,7°(−1,0tVipOH)IR(nuj
ol) 3200,2900,2850,1660,1
630゜1460.1200cm ’ NMR(d、−DMSO,δ) 0.90 (15H1
m) + 1.20〜1−50(40H,m) 、 2
.16(2H,m) I 3.00〜4.40(7)1
.m) 。
7.0〜8.2(8H,m) 実施例22 L−ロイシル−L−ロイシル−L−アルギニンメチルエ
ステル塩酸塩(4g)を塩化メチレン(4Oa/)に溶
解し、一方塊化メチレン(2sm)に塩化アラキシル(
2,5g)を溶解した溶液に前記の溶液を5℃において
滴下した。2時間攪拌した後溶媒を減圧留去した。残留
物をn−ブタノール(3oomz)に溶解し、0.5N
塩酸(5oy)。
炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液(50WLt)及び水
(sod)によって順次十分に洗浄した後硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して得た粗製物を石油
エーテル(i o Qm/)で処理して微粉化した。炉
別収集物を石油エーテルによって洗浄し、減圧乾燥させ
るとアラキジルーし一ロイシルーL−ロイシルーL−ア
ルギニンメチルエステル(4,5g)の白色粉末が得ら
れた。
IR(nujol) 3300,1740+1640+
1380cm−’NMR(d、−DMS O、δ’) 
0.80〜1.90(59H,m) 、 2.10(2
H9m) + 3.60 (31(+ s )4,30
 (5H*rn) e 7.10〜8.00(7H,m
) 実施例23 実施例2と同様にして、アラキジルート−ロイシル−し
一ロイシルーL−アルギニンメチルエステル(4,5g
)を水素化ホウ素リチウム(0,83g)で処理すると
アラキジルーし一ロイシルーL−ロイシル−L−アルギ
ニツール塩酸塩(2,1g)が得られた。
mp:138〜142°C(methanoAりIR(
nujol) 3300,1650.1630.138
0.720cm ’NMR(d6−DMSO,δ) 0
.80(151(+rn)、1.20(38H2br)
1.50(8H,m) 、 2.10(4H,m) 、
4.20〜4.60(4H,m)6.90〜8.00(
8H,m)実施例24 実施例22と同様にしてL−ロイシル−L−。
イシルーL−アルギニンメチルエステルの二酢酸塩(4
g)にベヘン酸クロライド(2,6g)を反応すせると
ベヘニル−し−ロイシル−L−ロイシル−L−アルギニ
ンメチルエステル(3,6g)が得られた。
IR(nujol) 3300.1740+1640.
1540.1480゜13BOCT11 ’ NMR(d、−DMSO,δ) 0.80〜1.90(
63B、m)、2.10(2H,m)、3.60(3H
,8)、4.30(5H,m)、7.10〜8.40(
7H,m) 実施例25 実施例2と同様にして、ベヘニル−し−ロイシル−L 
−a イシルーL−アルギニンメチルエステル(3g)
を水素化ホウ素リチウム(0,578g)テ処理スルト
ヘヘニルーし一ロイシルーし一ロイシルーL−アルギニ
ツール塩酸塩(2,55g )カ得られた。
mp:150℃(methanol) [:a)、” 
−59,0°(O==0.5.MeOH)IR(nuj
ol) 3150,2850.1650,1620.1
540゜1450 、1370 、720 cm−’N
MR(da DMS O、δ) 0.85(15H+ 
br ) 、 1.20(46H,brs)。
1.50(6H,m) 、 4.30(3H,m) 1
6.80〜7.80(8H,m) 実施例26 実施例22と同様にしてL−ロイシル−し−ロイシル−
L−アルギニンメチルエステルの二酢酸塩(4,Og 
)にリグノセリン酸りpリド(2,9g)を反応させる
とリグノセリル−し−ロイシル−し−ロイシル−し−ア
ルギニンメチルエステル(3,5g)の非晶性粉末が得
られた。
IR(nujol) 3300,2930.2850+
1745.1640.1540゜1470c+n7’ 実施例27 実施例2と同様にして、リグノセリル−L−ロイシル−
し−ロイシル−し−アルギニンメチルエステル(3,4
g)を水素化ホウ素リチウム(o、5ssg)で処理す
るとリグノセリル−し−ロイシル−L−ロイシル−L−
アルギニツール塩酸塩(2,52g)が得られた。
mp:160℃ IR(nujol) 3250.2900,2850,
1650.1630゜1540.1460 * 137
0.720cm−’実施例28 実施例22と同様にしてL−ロイシル−し−ロイシル−
L−アルギニンメチルエステルの二酢酸塩(4g)にオ
レりン酸クロリド(2,5g)を反応さ−せ・るとオレ
イル−L−ロイシル−L−ロイシル−L−アルギニンメ
チルエステル塩酸塩(sg)の非晶性粉末が得られた。
IR(CHClm) 3400〜3150+1730t
1680cm−’NMR(d、−DMSO,δ) 0.
80 (15H,br ) 、 1.20(32H,s
)。
1.25〜2.20 (6Hr m) s 3.00〜
4.40 (5Htm) 。
3.50 (3H+ s )5.20 (2H、t )
 + 7.0Ff−7,95(8H,m)実施例29 実施例2と同様にして、オレイル−L−ロイシル−L−
ロイシル−L−アルギニンメチルエステル塩酸塩(5g
)を水素化ホウ素リチウム(1,4g)で処理し、り四
マドグラフィによって精製するとオレイル−L−ロイシ
ル−し−ロイシル−L−アルギニツール塩酸塩(0,8
7g)の非晶性粉末が得られた。
I R(KB r ) 3300 t 2900 + 
1640.1540 t 1460 cm ’NMR(
da −DM S O*δ) 0.90 (15H−b
r ) −1,g 0(16Hss)tl、50(15
H,m)、2.00(6H,m)、3.20(3H,m
)=4.30(3H,m) 、5.30(2H,t) 
、7.00〜8.30(8H、m) 実施例30 実施例22と同様にしてL−ロイシル−L−ロイシル−
L−アルギニンメチルエステルの二酢酸塩(4g)にリ
ノール酸クロリド(2,2g)を反応させるとりノリル
−L−ロイシル−L−ロイシル−し−アルギニンメチル
エステル(4,2g)の非晶性粉末が得られた。
IR(nujol) 3400−3000.1740,
1650,1540゜1460cm−’ NMR(d、−DMS O、δ) 0.90(15Ht
br)、1.25〜1.70(26Htm) + 2.
00 (8B 2m) 、2.40〜4.50(5H,
m) 。
3.60(3H,8)、5.30(4H,t)、7.2
5〜8.40(7H、m) 実施例31 実施例2と同様にして、リノリルーL−ロイシルーL−
ロイシル−し−アルギニンメチルエステル(4,2g)
を水素化ホウ素リチウム(0,94g)で処理するとリ
ノリルーし一ロイシルーし一四イシルーL−アルギニツ
ール塩酸塩(1,7g)が得られた。
mp:130℃〜(decomp) IR(nujol) 3300,1660,1630,
1380.700cm−”NMR(da−DMSO,δ
) 0.84(15H)br)*1.30〜1.50(
26H2m) −2,60〜3.80 (10Htm)
 + 4.25(3Hpm) 、 5.30(48,t
 ) 、 7.1o−8,10(8H+m)実施例32 実施例1と同様にしてL−ロイシル−L−ロイシル−し
一アルギニンメチルエステルの二酢酸塩(3゜74g)
に塩化イソバレリル(0,86m)を反応させるとイソ
バレリル−L−ロイシル−し−ロイシル−L−アルギニ
ンメチルエステル塩酸塩(2,7g)の非晶性粉末が得
られた。
IR(nujol) 3300.1750,1650,
1540cm ’NMR(d、−DMSO,δ) 0.
90 (18Htm) t 1.2〜2.2(11H2
m)*2.90〜3.33(2H,m)、3.60(3
H,s)、3.50〜4.66 (3Hs m)7.1
0〜8.50 (8H1m)実施例33 実施例2と同様にして、イソバレリル−し−ロイシルー
し一ロイシルーし一アルギニンメチルエステルの塩酸塩
(2,oag)を水素化ホウ素リチウム(o、415g
)で処理し、メタノール−ジエチルエーテルから再結晶
させるとイソバレリル−L−ロイシル−L−ロイシル−
L−アルギニツール塩酸塩(1,3g)の白色結晶が得
られた。
mp:140〜143℃ (α〕’ ” −54,3°(C=1.0.MeOH)
IR(nujol) 3300,1650.1540c
m−’NMR(da−DMS Orδ) 0.85(1
8H,br)、1.20〜1.87(IIH,m) 、
 1.90〜2.20(2H,m) 、 2.90〜4
.00(5H1m) −4,Oo〜s、o O(3H+
 m) * 7.00〜8.20(8H,m) 元素分析: C2!H4?N604 CI計算値C54
,47、H9,34、N 16.57 、 CI 6.
99実験値C54,41,H9,09,N16.61.
CI7.38実施例34 実施例1と同様にしてL−ロイシル−L−ロイシル−L
−アルギニンメチルエステルの二酢酸塩(3,74g)
に塩化ピパロイル(0,86ゴ)を反シルーL−アルギ
ニンメチルエステル塩1ffl(2,7g)の非晶性粉
末が得られた。
NMR(d6−DMSO,δ) 0.85(12H= 
br ) t 1.10 (9Ht 8)*1.20〜
2.20(10H1m) 、 2.90〜3.90(2
H,m) 。
3.60(3H,8”) 、 4.25(3H,m) 
、 7.00〜8.50(8H* m) 実施例35 実施例2と同様にして、ピバロイル−L−ロイシル−L
−ロイシル−L−アルギニンメチルエステル塩酸塩(2
,03g)を水素化ホウ素リチウム(o、4xsg)で
処理し、メタノール−エーテルから再結晶させるとピパ
ロイル−L −o (−//l/ −L−ロイシル−L
−アルギニツール塩酸塩(1,4g)の白色結晶が得ら
れた。
mp:160〜164℃ (a耀−54,9°(C=1.0 、MeOH)IR(
nuJol) 3300,1650.1540cm−1
NMR(d、−DMSO,δ) 0.60〜1.17(
21H,m) 、 1.20〜1.83(10H,m)
 、 1.90〜2.20(2H,m) 、 2.90
〜450(5H,m) 、 4.75(IH,m)7.
00〜8.20(8H,m) 実施例36 実施例1と同様にしてL−ロイシル−L−ロイシル−L
−アルギニンメチルエステルの二it+[[[(a、7
4g)に塩化ベンゾイル(0,941rLl)を反応さ
せるとベンゾイル−し−ロイシル−L−ロイシル−L−
アルギニンメチルエステル塩a塩<3、og)の非晶性
粉末が得られた。
NMR(d、−DMSO,δ) 0.87(12H,b
r)、1.60(IOH。
br)、3.17(2H,m)、3.55(2H,s)
、3.66(3B、s)4.35(3H,m)、7.4
0(7H,s)、7.98〜8.56(5H,m) 実施例37 実施例2と同様にして、ベンゾイル−L−ロイシル−し
−ロイシル−L−アルギニンメチルエステル(2,3g
)を水素化ホウ素リチウム(0,436g)で処理し、
メタノール−ジエチルエーテルかう再結晶サセルトペン
ゾイルーL−ロイシル−し−ロイシル−L−アルギニツ
ール塩酸塩(1,5g)が得られた。
mp:140〜143℃ (a)’、; −55,4°
(C=1.0.MeOH)IR(nujol) 326
0.31g0,1680sh、1645,1620゜1
535cm ’ NMR(dI、−DMSO,δ) 0.90 (12H
+ br ) 、1.10〜1.80(10H,m)、
2.80〜3.80(5H,m)、3.50(2B、s
)。
4.00〜4.40 (2H2m) + 4.50〜4
.80 (IH9m) 。
7.24(5H,8)、7.52〜8.34(8H,m
)実施例38 4−シクロヘキシル−1−メチル−シクロヘキサン−カ
ルボン酸(1,72g)及び塩化オキサリル(1,47
g)をベンゼン(sollLl)に溶解し、2時間還流
した。溶媒を減圧留去した後残留物を塩化メチレン(2
5d)に溶解し、これに、L−ロイシル−し−ロイシル
−L−アルギニンメチルエステルの二酢酸塩(3,74
g)を塩化メチレン(50wLl)に溶解して得た溶液
を室温下において加えた。反応混合物を氷冷しつつ2時
間攪拌した。
次いで溶媒を減圧留去して得た残留物をT HF (1
50d)に溶解し、塩化ナトリウム水溶液(50ゴ)と
0.5 M−炭酸水素す) IJウム水溶液(50WL
l)によって十分に洗浄した後硫酸マグネシウムによっ
て乾燥し、溶媒を留去して粗製物を得た。
これを石油エーテル(5Qml)で処理して微粉化し、
4−シクロヘキシル−1−メチル−シクロヘキサンカル
ボニル−L−ロイシル−し−ロイシル−L−アルギニン
メチルエステル(3,42g)(2)粉末が得られた。
mp:105〜125℃ IR(nujol) 3300*2900,1740.
1640cm ’NMR(CDCI、 、δ) 1.0
0〜2.00(45H,m) 、 3.20(2H=m
) + 3.70 (3H2s) * 4.50 (3
H,m) t 6.60(2H+m) 、7.40〜B
−30(5H+m)実施例39 実施例2と同様にして、4−シクロへキシル−1−メチ
ル−シクロヘキサンカルボニル−し−ロイシル−L−四
イシルーL−アルギニンメチルエステル(a、og)を
水素化ホウ素リチウム(0,527g)で処理すると4
−シクロヘキシル−1−メチルシクiヘキサンカルボニ
ル−し一ロイシルーL−四イシルーL−アルギニツール
塩酸塩(1,6g)が得られた。
mp: 100〜120℃ (z〕:’ −51,2°(C=1.OIMeOH)I
R(nujol) 3250.2900−1640−1
520+1460+1170cm ” NMR(do DMS O) o、s 3〜1.83 
(45H1m) * 2.00〜4.66(8H1m)
 ? 710〜8.05(8Htm)元素分析: C□
H11,N、 04CJ計算値C61,071H9,7
7+N13.35 、 CA’5.63実験値C61,
22、H9,99、N13.21 ’、CA’5.45
実施例40 インドメタシン[1−(p−クロロベンゾイル)−5−
メトキシ−2−メチル−インドール−3−酢酸)(3,
6g)をTHF (35WLl)に溶解した。
これK、塩化オキサリル(1−)とジメチルホルA7ミ
)”(2滴)を水冷下に加え、5℃において30分間攪
拌した。他方L−μイシルーL−ロイシル−L−アルギ
ニンメチルエステルの二酢酸塩(5,3g)を水(53
11tl)とTHF (25mlりの混液に溶解して得
た溶液に、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液を加えてp
 I(を5.0±0.1に保ちつつ氷冷し表から上記反
応混合物を滴下した。続いて5℃において1時間攪拌し
た後溶媒を減圧留去し、得られた残留物を酢酸エチルと
THFの混液で抽出し、抽出相を塩化ナトリウムの飽和
水溶液で洗浄した後硫酸マグネシウムで乾燥した。次い
で溶媒を減圧留去して得た残留物をジエチルエーテルで
処理して微粉化すると1−(p−クロ算ベンゾイル)−
5−メトキシ−2−メチルインドール−3−アセチル−
し−ロイシル−L−ロイシル−L−アルギニンメチルエ
ステルの塩酸塩(5,6F)の粉末が得られた。
mp: 130〜140℃ IR(nujol) 3280,1740,1640.
1540cm ’NMR(d6DMSO,δ) 0.8
3 (12Htm) −1,30〜2.10(IOH,
m) 、 2.23(3B、 S ) 、 2.90〜
4.00(4Lm)+4.00〜4.70(3H,m)
 、 3.63(3H,8) 、 3.80(3H,s
)、6.50〜7.50(6H,m)、7.66(4H
,s)。
7.50〜8.60(41,m) 実施例41 L−口(シルーL−Iffイシルーし一アルギニンメチ
ルエステルの二酢酸塩(2,67g)を水(27d)に
溶解し、これに2Nの水酸化ナトリクム水溶液(101
!ll)を加えた。室温で30分間攪拌した後INの塩
酸によって反応混合物のpHな5.5に調整し、これに
THF(27m)を加えた。この溶液に実施例40のイ
ンドメタシン(a、eg)から得た1−(p−夕日ロベ
ンゾイル)−5−メトキシ−2−メチル−インドール−
3−アセチルクロリドを滴下しく尚滴下する間IN−水
酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを5.0〜5.5に
保持した)、続いて氷冷しながら1時間攪拌した。溶媒
を減圧留去して得た残留物をジエチルエーテルで処理し
て微粉化し、炉別収集して得た粉末を水及びジエチルエ
ーテルにより十分に洗浄すると1−(p−クロロベンゾ
イル)−5−メトキシ−2−メチル−インドール−3−
アセチル−L−ロイシル−L−ロイシル−L−アルギニ
ンo塩酸塩<1゜Ig)が得られた。
mp: 180〜185°C IR(nujol) 3280+1760−1640.
1630.1540cm ’NMR(d6−DMSO,
δ) 0.83 (12H、rn) + 1.20〜2
.10(IOH、m) 、 2.23(31,8) 、
 2.80〜4.00(4H,m)。
4.00〜4.70(3H,m)、3.77(3H,8
) ?6.50〜8.70(10H9m)−7,66(
4H+s)実施例42 ラウ四イルーL−フェニルアラニン(2,1g)をTH
Fに溶解し、これに水冷下カルポジイミダL−N0−ニ
トロアルギニンメチルエステルの臭化水素塩(2,7g
)を塩化メチレン(s5mJ)とトリエチルアミン(Q
、7m/)に溶解し、これを上記反応混合物中へ滴下し
た後室温において一晩攪拌した。溶媒を減圧留去して得
た残留物を酢酸エチルに溶解し、水、0.5Nの塩酸及
び飽和食塩水で順次十分に洗浄した。続いて溶媒を留去
し、戸別収集した固形物を酢酸エチルとジエチルエーテ
ルの(1:1)混液で洗浄するとラウロイル−し−フェ
ニルアラニル−L −crイシルーL−ロイシル−L−
N ニトロアルギニンメチルエステル(工’、 ’i’
8 ’g )が得られた。この粗製物を精製することな
く以下の反応に提供した。
実施例43 ラウロイル−L−フェニルアラニル−L−四イシ/l/
 −L−ロイシル−L−NG−ニトロアルギニンメチル
エステル(1,6g ) 、 5%パラジウム炭素(o
、sg)、酢酸(3d)及び水(5d)の混合物をメタ
ノール(32m1)に溶解し、加圧下(30psi)8
時間をかけて水素化した。触媒を除去した後2Nの水酸
化ナトリウム水溶液を加えて中和した。仁の溶液に更に
2Nの水酸化ナトリウム水溶液(3,ITILl)を加
え、室温下に2時間攪拌した。続いて反応混合物に10
%塩酸水溶液を加えてpHを4.0に調整し、メタノー
ルを留去して得た沈殿物を水冷後炉別収集し、水洗後乾
燥すると2ウロイルーL−フェニルアラニル−L−ロイ
シル−L−ロイシル−L−アルギニンノ塩酸塩(1,2
5g)が得られた。
mp : 214□20°C(α]n” 38.0’(
cIDpMeOH)IR(nujol) 3300,1
74ト1640,1630,157ト1500cm ’ NMR(d、−DMSO,δ) o、s 3 (15H
2m) s 1.1〜2.33(32H+m) 12.
8〜3.4(4H,m) 、 3.70〜5.00(5
H,m) 、 7.20(5H,9) 、 7.30〜
9.20(8H,m) 実施例44 CBZ−L−1:lイシルーL−No−ニトロアルギニ
ンメチルエステル(4,8g)を酢酸(24ml!′)
及びアニソール(4,81nl)に溶解し、これに3N
−臭化水素の酢酸溶液(33m)を水冷下に加え、室温
において6時間攪拌した。溶媒を減圧留去して得た残留
物をジエチルエーテル(50mJ)で洗浄し、これをア
セトン(7oy)と水(7omb)の混液に溶解した。
この溶液に、INの水酸化ナトリウムによシpHを7〜
8に保ちつつ氷冷しながう塩化バルミトイル(3,02
g)のアセトン(35nl)溶液を加えた。生成した沈
殿物を戸別収集し、アセトンで洗浄して得た粗製物をシ
リカゲルのクロマトグラフィによって精製するとバルミ
トイル−L−ロイシル−L −N ニトロアルギニンメ
チルエステル(1,09g)の非晶性粉末が得られた。
IR(nujol) 3300,2900,1730,
1640.1530cm ’NMR(d6DMSO2δ
) 0.92(9H2br ) + 1.17〜1.8
3(33H,rn) −2,13(2H、t ) 、3
.23 (2g2m) 、3.67(3H,s ) 、
 4.33(2H,m) 、 7.80〜8.37(5
H,m)実施例45 バルミトイル−L−ロイシル−L−NG−ニトロアルギ
ニンメチルエステル(1,0g)をメタノール(20m
A’) 、水(20mJ)及び酢酸(4,ml )の混
液に溶解し、5%パラジウム炭素(0,500g )の
存在下6時間をかけて水素化した。触媒を除去した後溶
媒を減圧留去して得たシロップ状残留物をクロロホルム
に溶解し、硫酸マグネシウムで乾燥シタ。クロロホルム
を減圧留去して得たシロラフ状ツパルミトイルーし一ロ
イシルーL−フルギニンメチルエステル(1,1g)を
乾燥’f’HF(15ゴ)に溶解し、これを、乾燥TH
F(15M)に水素化ホウ素リチウム(o、2oog)
を懸濁させた液に5〜10℃において滴下した。続いて
反応混合物を5℃において1時間攪拌し、実施例2と同
様の処理を加えて得た粗製物をシリカゲルのクロマトグ
ラフィに展開し、n−ブタノール、酢酸エチル、酢酸及
び水(4二8:1:1)の混液で溶出した。この精製物
をジエチルエーテルで処理して微粉化するとパルきトイ
ルーし一ロイシルーL−アルギニツール塩酸塩(0,3
60g)の粉末が得られた。
mp: 78〜85℃ [ff]20−29.8°(C=0.5 、 Me O
H)IR(nujol) 3250,2900,164
0,1540,1460゜1370cm ’ NMR(d6 DMS O) 0.83(9H= br
 ) + 1.16〜1.67(338+Kn) t 
2.05 (2H+ In) s 2.90〜4.30
(7H* nl)t7.00〜8.00 (7H、m) 実施例46 (2S、3R)3−CBZ7ミ/−2−ヒドロキシ−4
−フェニル酪酸(3,29g)、1−ヒドロキシペンツ
トリアゾール(1,62g)、L−ロイシル−し−ロイ
シル−L−No−ニトロアルギニ/メチルエステル臭化
水素塩(6,49g)及びトリエチルアミン(1,21
g)を乾燥THF(10θWtl)に溶解し、これに、
DCC(2,06g)を塩化メチレン(50mJ)に溶
解した溶液を5℃において滴下した。反応混合物を5℃
において3時間攪拌し、続いて室温において6時間攪拌
した。
沈殿物を炉別した後ろ液から溶媒を減圧留去して得た残
留物を酢酸エチル(300m)に溶解し、0.5N塩酸
(50ml)、水(3orILl) 、 0.5N炭酸
水素す) IJウム(5ox/)及び飽和食塩水(aO
Rl)で順次十分に洗浄した。有機相を硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、溶媒を減圧留去した後残留物をシリカゲル
のり四マドグラフィによシ精製し、ジエチルエーテルで
処理すると(25,3R)3−CBZア電ノー2−ヒド
ロキシ−4−フェニル−ブタノイル−L−ロイシル−L
−ロイシル−L−No−ニトロアルギニンメチルエステ
ル、(1,3g)が得られた。
IR(nujol)3300,2900,1740.1
690,1630゜1540cm ’ 実施例47 実施例2と同様にして、(2S、3R)3−CBZアミ
ノ−2−ヒドロキシ−4−フェニルブタノイル−L−ロ
イシル−L−ロイシル−t、 −N’−ニトロアルギニ
ンメチルエステル(1,3g)を水素化ホウ素リチウム
(0,184g)で処理すると(2S 、3R)3−C
BZ7ミノー2−?:)”。
キシ−4−フェニルブタノイルし一ロイシルーし−ロイ
シルーL−N’−ニトロアルギニツール(o、44og
)が得られた。
IR(nujol) 3300,2900,1700.
1640cm ”NMR(d、−DMSO,δ) 0.
87C12H,br)、1.50(10H,br)。
2.48 (4H+ brs ) 、2.60〜3.1
0 (10H,rn) t 5.95(IH= br 
) 、6.60〜8.20(17H*m)実施例48 (28,3R)3−CBZアミ/−2−?ニトロキシー
4−フェニルブタノイル−L−ロイシル−L−ロイシル
−L−NO−ニトロアルギニツール(0,400g)を
メタノール(10m+4) 、水(2m+1)及び酢酸
(1d)の混液に溶解し、これを5%パラジウム炭素(
0,300g)の存在下3時間をかけて水素化した。触
媒を除去した後溶媒を減圧留去して得たシロップ状残留
物を5%塩酸(5011!j)に溶解し、凍結乾燥する
と(28,3R) −3−アミノ−2−ヒドロキシ−4
−フェニルブタノイル−し−ロイシル−L−ロイシル−
L−アルギニツールの二塩酸塩(0,280g)が得ら
れた。
mp: 65〜72℃ I R(nu jo 1 ) 2800−3400 、
1650 、1640 、1380cm−’NMR(d
6−DMSO) 0.88(12H,br)、1.52
(10B、br)。
2.80〜4.40 (9H2m) t 7.20〜8
.30 (15H2m)実施例49 実施例1と同様にして、L−ロイシル−し−ロイシル−
L−アルギニンメチルエステルの二酢酸塩(3,2g)
に15−メチルベキサデカン酸(1,95g)と塩化オ
キサリル(0,611R1)から得た15−メチルベキ
サデカン酸クロリドを反応さぜると15−メチルベキサ
デカノイル−L−ロイシル−L−四イシルーL−アルギ
ニンメチルエステル(1,8g)が得られた。
IR(nujol) 3300,2900,174(L
1640cm ’実施例50 実施例2と同様にして、15−メチルベキサデカノイル
−し−ロイシル−し−ロイシル−L−アルギニンメチル
エステル(1,8g)を水素化ホウ素リチウム(0,3
40g)で処理すると15−メチルベキサデカノイル−
し−ロイシル−L−ロイシル−L−アルギニツール塩H
塩(1,25g ) カ得られた。
mp: 170〜172℃ 〔α)” −43,2°(c=o、s t Me OH
)IR(nujol) 3280.3150+1650
.1630+1540cm−’NMR(da−DMSO
2δ) 0.83(180,m)、1.23〜1.50
(30H,m)、1.90〜2.40(2H,m)、2
.70〜4.00(5H,m)、4.00〜4.80(
3d1m)、7.20〜8.20(7H,m) 元素分析:Cj+lll−1□、N60.CA!計算値
C62,24,Hlo、89.N12.44.(J5.
25実験値C62,22,Hlo、89.N12.1B
、(J5.03実施例51 〕jルミトイルート−四イシルーL−ロイシル−L−N
0−ニトロアルギニン(1,a7g)+t−フェニルア
ラニンベンジルエステルのp−トルエンスルホン酸塩(
o、sssg)及びトリエチルアミン(0,202g)
を乾燥THF(40m)に溶解し、これに水冷下カルボ
ジイミダゾール(0,711g)を加え、室温において
一晩攪拌した。溶媒を留去した後残留物を酢酸エチル(
1ood)に溶解し、水<5011Ll)、IN塩酸(
50プ)及仰、5M炭酸水素ナトリウム(50ml)で
順次洗浄した。
有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し
て得た残留物をジエチルエーテル(201N$)で処理
して微粉化するとバルミトイル−L−ロイシル−L−p
イシルーL−No−ニド四アルギニルーL−フェニルア
ラニンベンジルエステル(0,700g)が得られた。
mp: 100〜111℃ IR(nujol) 3300,2900,1730,
1630cm−’NMR(do DMS O、δ) 0
.86−4.33 (55H,m) 、3.00(2H
,m) 、 4.10〜4.70(4H,m) 、 5
.07(2H,8) 16.50〜s、4o(x7n、
m) 実施例52 バルミトイル−L−ロイシル−し−ロイシル−L−NG
−ニトロアルギニル−し−フェニルアラニンベンジルエ
ステル(0,650g)をメタノール(10m)、水(
2ゴ)及び酢酸(1d)の混液に溶解し、5%パラジウ
ム炭素(0,500g)の存在下13時間をかけて水素
化した。触媒及び溶媒を除去して得た残留物をジエチル
エーテルで処理して微粉化するとバルミトイル−L−ロ
イシル−L−ロイシル−L−アルギニル−L−フェニル
アラニン酢酸塩(0,370g)が得られた。
mp: 195〜205°C IR(nujol) 3300.2900,1630c
m−’NMR(d6DM S O、δ) 0.86〜2
.30(55H,m) 、 1.83(31(+ 8 
) + 3.00 (2Hsm) s 4.30〜5.
80(4H+m) +7.17(5H,brs)、8.
00(8H,m)出願人 藤沢薬7L工業株式会社 代理人 弁理士 棹木久4四)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [式中lはOlたは1.R” ticHs(Cut)n
     (式中nは2〜22の自然数) = CHI(CH2
    )?CH=CH(CH2)y−1CHs (CHt )
    4−CKH−CHtCトCH(CH2)?−1(CHs
    ’)tCHCHt−1(CHφC−1(CHs )t 
    CH(CH2)I M −2■)べxcn。 を意11、又R1は−CHtO)f 、CHO−又Hs
    は水素若しくはニド四基を意味するコで示される化合物
    または[薬として許容されるその塩であることを特徴と
    するオリゴペプチド化合物。
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