JPS60213551A - スキツド防止ブレーキ系のはずみ車機構 - Google Patents
スキツド防止ブレーキ系のはずみ車機構Info
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- JPS60213551A JPS60213551A JP60054083A JP5408385A JPS60213551A JP S60213551 A JPS60213551 A JP S60213551A JP 60054083 A JP60054083 A JP 60054083A JP 5408385 A JP5408385 A JP 5408385A JP S60213551 A JPS60213551 A JP S60213551A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims description 21
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/72—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration responsive to a difference between a speed condition, e.g. deceleration, and a fixed reference
- B60T8/74—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration responsive to a difference between a speed condition, e.g. deceleration, and a fixed reference sensing a rate of change of velocity
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスキッド防止ブレーキ系に用いるはずみ車機構
に関する。本種類のスキッド防止ブレーキ系は、制動さ
れる車輪により駆動されるようにされた回転自在の軸と
、該軸に対して角運動自在であるはずみ車と、推力部材
とはずみ車の間で作用して軸の回転を推力部材に伝える
カム装置とを有し、はずみ車に対して推力部材を急激に
減速させた結果、はずみ車と推力部材の間に生ずる相対
的回転運動、に伴ってはずみ車と推力部材の間に相対的
な軸方向運動が生じて、ブレーキをかける流体圧力を制
御する圧力調節装置を働かせるように、前記カム装置が
構成され配置されており、さらにはずみ車をしてクラッ
チ・トルクに抗して軸をオーバーランさせるクラッチを
有している。かかる(4) はずみ車機構を以下において「前記種類のはずみ車機構
」と称することにする。
に関する。本種類のスキッド防止ブレーキ系は、制動さ
れる車輪により駆動されるようにされた回転自在の軸と
、該軸に対して角運動自在であるはずみ車と、推力部材
とはずみ車の間で作用して軸の回転を推力部材に伝える
カム装置とを有し、はずみ車に対して推力部材を急激に
減速させた結果、はずみ車と推力部材の間に生ずる相対
的回転運動、に伴ってはずみ車と推力部材の間に相対的
な軸方向運動が生じて、ブレーキをかける流体圧力を制
御する圧力調節装置を働かせるように、前記カム装置が
構成され配置されており、さらにはずみ車をしてクラッ
チ・トルクに抗して軸をオーバーランさせるクラッチを
有している。かかる(4) はずみ車機構を以下において「前記種類のはずみ車機構
」と称することにする。
前記種類のはずみ車機構において、カム装置が作動する
前にクラッチが滑動(スリップ)してオーバーランを生
ずることがないようにすることが大切であり、−従って
カム装置の作動を生じるのに必要なトルクよりもかなり
大きなトルクにおいてクラッチが滑動するように配置す
ることが慣行であった。そのため今度はクラッチが路面
車輪の急速な再加速に際して[アンダーラy’(u、n
tierrrbn)を防止することができないことが生
じて、スキッド防止サイクル中に生じ得る極く高水準の
再加速が要求する最低クラッチ偏倚境界値がオーバーラ
ンされたクラッチにとってしばしば高過ぎるという困難
性を生ずる。
前にクラッチが滑動(スリップ)してオーバーランを生
ずることがないようにすることが大切であり、−従って
カム装置の作動を生じるのに必要なトルクよりもかなり
大きなトルクにおいてクラッチが滑動するように配置す
ることが慣行であった。そのため今度はクラッチが路面
車輪の急速な再加速に際して[アンダーラy’(u、n
tierrrbn)を防止することができないことが生
じて、スキッド防止サイクル中に生じ得る極く高水準の
再加速が要求する最低クラッチ偏倚境界値がオーバーラ
ンされたクラッチにとってしばしば高過ぎるという困難
性を生ずる。
英国特許第2109494号明細書において、クラッチ
がクラッチの駆動面と被駆動面の間で軸方向に偏倚され
た摩擦係合を構成し、カム装置の作動後にクラッチ・ト
ルクを正規の設定値よりも下げるための装置が設けられ
ている、前記種類のはずみ車機構を本出願人は開示した
。
がクラッチの駆動面と被駆動面の間で軸方向に偏倚され
た摩擦係合を構成し、カム装置の作動後にクラッチ・ト
ルクを正規の設定値よりも下げるための装置が設けられ
ている、前記種類のはずみ車機構を本出願人は開示した
。
カム装置の作動の後でクラッチ・トルクを正規の設定値
から下げると、オーバーランしているはずみ車の減速率
がより信頼性の高い車輪速度相似性を与えることができ
るようになる。
から下げると、オーバーランしているはずみ車の減速率
がより信頼性の高い車輪速度相似性を与えることができ
るようになる。
英国特許第109494号明細書の第7図に開示される
構造において、クラッチはカム装置の推力部材に係合す
る2個のクラッチ円板を有し、カム装置の拡張の後でク
ラッチ円板の一つと推力部材の間の摩擦係合力を減じて
クラッチ・トルクを減する。これはレバーがカム装置の
拡張に適応してはずみ車にかけるレバーの機械的利得を
変えることにより達成される。これはつづいて、はずみ
車と推力部材を相互に向けて付勢し、クラッチ円板の一
つを推力部材に係合するように付勢する軸方向の偏倚力
の大きさを減する。
構造において、クラッチはカム装置の推力部材に係合す
る2個のクラッチ円板を有し、カム装置の拡張の後でク
ラッチ円板の一つと推力部材の間の摩擦係合力を減じて
クラッチ・トルクを減する。これはレバーがカム装置の
拡張に適応してはずみ車にかけるレバーの機械的利得を
変えることにより達成される。これはつづいて、はずみ
車と推力部材を相互に向けて付勢し、クラッチ円板の一
つを推力部材に係合するように付勢する軸方向の偏倚力
の大きさを減する。
前記種類のはずみ車機構における本発明によれば、車軸
と共に回転自在のクラッチ板が大直径と小直径のピッチ
円上に環形輪郭の内方および外方クラッチ面を設けられ
ており、それらクラッチ面にはずみ車機構にある補合す
るクラッチ面が交互に係合して、カム装置の作動中のス
ピンアップの間にはずみ車を駆動する大直径ピッチ円に
おける第1のクラッチ係合と、カムの作動の後のオーバ
ーランの間の小直径ピッチ円における第2のクラッチ係
合とをそれぞれ画成することができる。
と共に回転自在のクラッチ板が大直径と小直径のピッチ
円上に環形輪郭の内方および外方クラッチ面を設けられ
ており、それらクラッチ面にはずみ車機構にある補合す
るクラッチ面が交互に係合して、カム装置の作動中のス
ピンアップの間にはずみ車を駆動する大直径ピッチ円に
おける第1のクラッチ係合と、カムの作動の後のオーバ
ーランの間の小直径ピッチ円における第2のクラッチ係
合とをそれぞれ画成することができる。
従ってクラッチ・トルクはスピンアップ中の高い方のト
ルク設定値からカム装置の作動後の、オーバーラン中に
有効な低い方のトルク設定値に減する。
ルク設定値からカム装置の作動後の、オーバーラン中に
有効な低い方のトルク設定値に減する。
スピンアップにて得られるトルクはオーバーラン中の低
い制限的トルクよりそれ相応は高いから、軸方向にクラ
ッチを負荷するのに必要な偏倚力は比較的小さくて、そ
のため機構の感度が増す。のみならず、第1と第2のク
ラッチ係合の間で偏倚力の大きさを変えるための別の機
械的媒体は不要である。
い制限的トルクよりそれ相応は高いから、軸方向にクラ
ッチを負荷するのに必要な偏倚力は比較的小さくて、そ
のため機構の感度が増す。のみならず、第1と第2のク
ラッチ係合の間で偏倚力の大きさを変えるための別の機
械的媒体は不要である。
便宜上、クラッチ板の外方クラッチ面は推力部材上の補
合するクラッチ面に係合自在であり、クラッチ板の内方
クラッチ面は中間部材上の補合す(7) るクラッチ面に係合自在であり、該中間部材は推力部材
とクラッチ板の間に介在し、推力部材に対して回転しな
いようにキー止めされ、外方クラッチ面が係合して内方
クラッチ面が離脱する引込み位置と内方クラッチ面が係
合して外方クラッチ面が離脱する前進位置との間で推力
部材に対して軸方向に移動自在である。
合するクラッチ面に係合自在であり、クラッチ板の内方
クラッチ面は中間部材上の補合す(7) るクラッチ面に係合自在であり、該中間部材は推力部材
とクラッチ板の間に介在し、推力部材に対して回転しな
いようにキー止めされ、外方クラッチ面が係合して内方
クラッチ面が離脱する引込み位置と内方クラッチ面が係
合して外方クラッチ面が離脱する前進位置との間で推力
部材に対して軸方向に移動自在である。
カム装置と推力部材の間に作用し、中間部材と推力部材
とが相対回転しないようにキー止めするために推力部材
にある開口部を通して突出た、軸方向に延在する支柱す
なわちブツシュロッド(押し棒)により、中間部材と推
力部材の間の相対的軸方向運動を達成することができる
。
とが相対回転しないようにキー止めするために推力部材
にある開口部を通して突出た、軸方向に延在する支柱す
なわちブツシュロッド(押し棒)により、中間部材と推
力部材の間の相対的軸方向運動を達成することができる
。
はずみ車と推力部材の隣接面にある、直径上に対向しま
たは角度隔置されて対向するくぼみに配置される少なく
とも2個、望むらくは3個のボール(玉)をカム装置が
有して、はずみ車と推力部材との相対的角運動によりボ
ールが傾斜面を構成するくぼみの側面を上昇して、はず
み車と推力部材を相互から相対的に離れるように動かす
時、そ(8) の相対的角運動の最大限界点にてボールが支柱すなわち
ブツシュロッドと協働して中間部材を軸方向に付勢して
推力部材から相対的に離し、それにより2つの内方クラ
ッチ面を係合させ、2つの外方クラッチ面を離脱させる
。
たは角度隔置されて対向するくぼみに配置される少なく
とも2個、望むらくは3個のボール(玉)をカム装置が
有して、はずみ車と推力部材との相対的角運動によりボ
ールが傾斜面を構成するくぼみの側面を上昇して、はず
み車と推力部材を相互から相対的に離れるように動かす
時、そ(8) の相対的角運動の最大限界点にてボールが支柱すなわち
ブツシュロッドと協働して中間部材を軸方向に付勢して
推力部材から相対的に離し、それにより2つの内方クラ
ッチ面を係合させ、2つの外方クラッチ面を離脱させる
。
以下に添付図面を参照しつつ本発明の一実施例を記載す
る。
る。
図に示すはずみ重機械はハウジング内の軸受に回転自在
に支持された駆動軸1を有し、該駆動軸ははずみ重機械
により生じたブレーキ解放の後で、公知のやり方でブレ
ーキの再適用を生ずるポンプを駆動するための偏心体を
その長さの中間点にて担持する。
に支持された駆動軸1を有し、該駆動軸ははずみ重機械
により生じたブレーキ解放の後で、公知のやり方でブレ
ーキの再適用を生ずるポンプを駆動するための偏心体を
その長さの中間点にて担持する。
はずみ車2は段付き外径を有するブツシュ3を介して駆
動軸1に取付けら、れて軸1の一端に対して相対的に回
転自在でありかつ軸方向に滑動自在であり、軸1の他端
は車輛の車輪に連結される。
動軸1に取付けら、れて軸1の一端に対して相対的に回
転自在でありかつ軸方向に滑動自在であり、軸1の他端
は車輛の車輪に連結される。
はずみ車2は軸1を取巻く圧縮ばね4により軸1の隣接
する自由端に向けて偏倚される。ばね4の一端は軸上の
半径方向肩部5に衝接し、他端は半径方向推力板6に衝
接し、推力板6はつぎにブツシュ3上の直径が変化する
段部にある半径方向肩部に衝接する。円形クリップ8は
推力板6がブツシュから偶発的に外れるのを防止する。
する自由端に向けて偏倚される。ばね4の一端は軸上の
半径方向肩部5に衝接し、他端は半径方向推力板6に衝
接し、推力板6はつぎにブツシュ3上の直径が変化する
段部にある半径方向肩部に衝接する。円形クリップ8は
推力板6がブツシュから偶発的に外れるのを防止する。
はずみ車2はボールと斜面から成るカム装置10および
クラッチ機械11を介して軸1により駆動されるように
なっている。
クラッチ機械11を介して軸1により駆動されるように
なっている。
はずみ車2とクラッチ板16の間に配設される環形推力
部材15およびはずみ車2の隣接面に設けられた斜面を
有するくぼみ13.14の補合する対(つい)に公知の
やり方で受承される、少なくとも2個の直径上に対向す
るボールは、望むらくは3個のボールによりボールおよ
び斜面から成るカム装置10が構成される。クラッチ板
16は皿形の加圧板を構成する駆動部材17により軸1
から駆動され、駆動部材17の外周縁に2個の直径上に
対向して軸方向に延在するフィンガ18が設けられ、フ
ィンガ18はクラッチ板16にある補合する角度隔置さ
れた開口部19に受承される。
部材15およびはずみ車2の隣接面に設けられた斜面を
有するくぼみ13.14の補合する対(つい)に公知の
やり方で受承される、少なくとも2個の直径上に対向す
るボールは、望むらくは3個のボールによりボールおよ
び斜面から成るカム装置10が構成される。クラッチ板
16は皿形の加圧板を構成する駆動部材17により軸1
から駆動され、駆動部材17の外周縁に2個の直径上に
対向して軸方向に延在するフィンガ18が設けられ、フ
ィンガ18はクラッチ板16にある補合する角度隔置さ
れた開口部19に受承される。
駆動部材17は、軸1上の補合する輪郭を有する駆動部
分21と協働する非円形輪郭の中央窓20を有する。例
えば、窓20の補合する平行縁と協働するように軸1上
に2つの平坦部を切削することもできる。
分21と協働する非円形輪郭の中央窓20を有する。例
えば、窓20の補合する平行縁と協働するように軸1上
に2つの平坦部を切削することもできる。
ばね4の力は軸1を介し、ナツト23により軸1上に保
持されるリテーナ22を通じて駆動部材17に伝達され
る。リテ−す22は部分球面の輪郭を有する面24を有
し、その面24に中央窓20を囲む環形傾斜面25が揺
動係合する。これにより駆動部材17は軸1の軸線に垂
直な任意の平面内になじみ動くことができる。
持されるリテーナ22を通じて駆動部材17に伝達され
る。リテ−す22は部分球面の輪郭を有する面24を有
し、その面24に中央窓20を囲む環形傾斜面25が揺
動係合する。これにより駆動部材17は軸1の軸線に垂
直な任意の平面内になじみ動くことができる。
クラッチ機構11は、クラッチ板16の内方面にある外
方および内方クラッチ面30.31、推力部材15にあ
る外方クラッチ面32、およびクラッチ板16と推力部
材15の間に配設される環形輪郭の中間部材34にある
内方クラッチ面33を含む。外方クラッチ面30.32
は内方クラッチ面31.33が存在するピッチ円よりも
かなり直径の大きな共通ピッチ円上に在る。外方クラッ
チ面30.33が係合し内方クラッチ面33.31が離
脱する、図の上半部に示される引込み位置と、内方クラ
ッチ面33.31が係合し外方クラッチ面30.32が
離脱する、図の下半部に示される進出位置と、の間で中
間部材34が推力部材15に対して軸方向に移動自在で
ある。
方および内方クラッチ面30.31、推力部材15にあ
る外方クラッチ面32、およびクラッチ板16と推力部
材15の間に配設される環形輪郭の中間部材34にある
内方クラッチ面33を含む。外方クラッチ面30.32
は内方クラッチ面31.33が存在するピッチ円よりも
かなり直径の大きな共通ピッチ円上に在る。外方クラッ
チ面30.33が係合し内方クラッチ面33.31が離
脱する、図の上半部に示される引込み位置と、内方クラ
ッチ面33.31が係合し外方クラッチ面30.32が
離脱する、図の下半部に示される進出位置と、の間で中
間部材34が推力部材15に対して軸方向に移動自在で
ある。
推力部材15に対する中間部材34の位置はそれぞれの
くぼみ13.140対に対するボール12の位置により
決定され、ボール12とくぼみ14の間の相対的な円周
方向運動は軸方向運動が軸方向に配置された押し部材ま
たは支柱36を介して中間部材に伝えられるようにする
。該支柱36は数がボール12と等しく、外方端が中間
部材34にあるくぼみ37に受承され、内方端が推力部
材15にある開口部38を通して推力部材15のそれぞ
れのくぼみ14の中に突き出ている。
くぼみ13.140対に対するボール12の位置により
決定され、ボール12とくぼみ14の間の相対的な円周
方向運動は軸方向運動が軸方向に配置された押し部材ま
たは支柱36を介して中間部材に伝えられるようにする
。該支柱36は数がボール12と等しく、外方端が中間
部材34にあるくぼみ37に受承され、内方端が推力部
材15にある開口部38を通して推力部材15のそれぞ
れのくぼみ14の中に突き出ている。
開口部38は推力部材15に、くぼみ14の円周方向の
最外端に設けられる。よってはずみ車機構が図の上半部
に示される拡大位置にある時に、ボール12は支柱36
から離脱して中間部分34に引込み位置をとらせる。
最外端に設けられる。よってはずみ車機構が図の上半部
に示される拡大位置にある時に、ボール12は支柱36
から離脱して中間部分34に引込み位置をとらせる。
次にはずみ車機構の作動を記載する。図の上半部におい
て、はずみ車2の減速に対応してカム装置10が拡がる
減速境界値を軸1の減速が超えない時に、機構の部品が
とる位置における部品が示される。
て、はずみ車2の減速に対応してカム装置10が拡がる
減速境界値を軸1の減速が超えない時に、機構の部品が
とる位置における部品が示される。
スキッド可能状況において車輛車輪を制動した際、車輛
車輪による軸1の最初の減速は対応するはずみ車2の減
速を生じ、駆動部材17、クラッチ板16、係合した外
方クラッチ面30.32、およびくぼみ13.14のそ
れぞれの対の壁に対するボール12の係合により軸1か
らの減速が伝えられる。この状態において、クラッチ面
30.32はばね4の負荷により完全係合するように付
勢されて、クラッチ組立体の最大トルク設定値を与え、
カム装置の拡がる前に外方クラッチ30.32が滑動し
ないようにする。
車輪による軸1の最初の減速は対応するはずみ車2の減
速を生じ、駆動部材17、クラッチ板16、係合した外
方クラッチ面30.32、およびくぼみ13.14のそ
れぞれの対の壁に対するボール12の係合により軸1か
らの減速が伝えられる。この状態において、クラッチ面
30.32はばね4の負荷により完全係合するように付
勢されて、クラッチ組立体の最大トルク設定値を与え、
カム装置の拡がる前に外方クラッチ30.32が滑動し
ないようにする。
軸1の減速がカム装置10の減速境界値を超える時、は
ずみ車2は推力部材15に対して角度移動してくぼみ1
3.14Ω縁により画成される斜面を相対的に登って行
くボール12のカム作用によりはずみ車12を推力部材
15およびクラッチ板16から相対的に離れるように動
かし、ブツシュ3をばね4の負荷に抗して軸1上で滑動
させる。
ずみ車2は推力部材15に対して角度移動してくぼみ1
3.14Ω縁により画成される斜面を相対的に登って行
くボール12のカム作用によりはずみ車12を推力部材
15およびクラッチ板16から相対的に離れるように動
かし、ブツシュ3をばね4の負荷に抗して軸1上で滑動
させる。
これによりブレーキ制御調整装置が作動する。
カム装置10が拡がった時、ボール12は支柱36に係
合して中間部材34を図示の如く軸方向に付勢し、つい
で内方クラッチ面33.31を係合させ、クラッチ板1
6からさらに離れるはずみ車2の軸方向運動をそれに伴
う推力部材15の等量の軸方向運′動によりクラッチ面
30から外方クラッチ面32を分離させる。
合して中間部材34を図示の如く軸方向に付勢し、つい
で内方クラッチ面33.31を係合させ、クラッチ板1
6からさらに離れるはずみ車2の軸方向運動をそれに伴
う推力部材15の等量の軸方向運′動によりクラッチ面
30から外方クラッチ面32を分離させる。
クラッチ31.33のピッチ円直径はクラッチ30.3
2のピッチ円直径より小さいから、クラッチ組立体11
の有効トルクを減じ、その結果、はずみ車2をして軸1
をオーバーランさせて、面31.33の係合により構成
されることになったクラッチ組立体11による比較的低
い減速トルクを受けさせる効果を生ずる。
2のピッチ円直径より小さいから、クラッチ組立体11
の有効トルクを減じ、その結果、はずみ車2をして軸1
をオーバーランさせて、面31.33の係合により構成
されることになったクラッチ組立体11による比較的低
い減速トルクを受けさせる効果を生ずる。
推力部材15に作用して、駆動ピンとして働く支柱36
を介して伝達されるトルクはほぼ一定に保たれるから、
クラッチ組立体11の正味トルクは正規トルク設定値よ
りも減じて、オーバーランしているはずみ車2に働くク
ラッチ・トルクは従って正規のクラッチ・トルクより小
さい。
を介して伝達されるトルクはほぼ一定に保たれるから、
クラッチ組立体11の正味トルクは正規トルク設定値よ
りも減じて、オーバーランしているはずみ車2に働くク
ラッチ・トルクは従って正規のクラッチ・トルクより小
さい。
減速しつつあるはずみ車2の速度が再び軸1の速度と一
致する時、カム装置10は非作動状態となり、はずみ車
2は軸1に対して軸方向に動いて正規の位置に戻り、ボ
ール12は支柱36から分離する。はずみ車2のこの戻
り運動中にブレーキ制御調整装置は最初の位置に復元し
、クラッチ面31.33は分離し、外方クラッチ面30
.32が再保合する。これによりクラッチ組立体11の
正規トルクが回復して、オーバーランしているはずみ車
2のさぎの減速率よりもかなり大きな率にてはずみ車2
を軸1が加速し得るようにする。
致する時、カム装置10は非作動状態となり、はずみ車
2は軸1に対して軸方向に動いて正規の位置に戻り、ボ
ール12は支柱36から分離する。はずみ車2のこの戻
り運動中にブレーキ制御調整装置は最初の位置に復元し
、クラッチ面31.33は分離し、外方クラッチ面30
.32が再保合する。これによりクラッチ組立体11の
正規トルクが回復して、オーバーランしているはずみ車
2のさぎの減速率よりもかなり大きな率にてはずみ車2
を軸1が加速し得るようにする。
添付図面は油圧式スキッド防止ブレーキ系のはずみ車機
構の軸方断面図。 1・・・軸 2・・・はずみ車 10・・・カム装置
11・・・クラッチ板 12・・・ボール 13.14
・・・くぼみ15・・・推力部材 30.31・・・ク
ラッチ面 32.33・・・クラッチ面 34・・・中
間部材 36・・・支柱38・・・開口部 特許出願人 ルーカス・インダストリーズ・パブリック
・リミテッド・カンパニー
構の軸方断面図。 1・・・軸 2・・・はずみ車 10・・・カム装置
11・・・クラッチ板 12・・・ボール 13.14
・・・くぼみ15・・・推力部材 30.31・・・ク
ラッチ面 32.33・・・クラッチ面 34・・・中
間部材 36・・・支柱38・・・開口部 特許出願人 ルーカス・インダストリーズ・パブリック
・リミテッド・カンパニー
Claims (4)
- (1)スキッド防止ブレーキ系のはずみ車機構であって
、制動された車輪により駆動されるようにされた回転自
在の軸と、該軸に対して角度運動自在のはずみ車と、推
力部材および該はずみ車の間で作用して前記軸の回転を
前記推力部材から前記はずみ車に伝えるカム装置と、ク
ラッチ・トルクに抗して前記はずみ車を前記軸に対して
オーバーランさせるクラッチとを有し、前記はずみ車に
対する前記推力部材の過度の減速の結果生ずる前記はず
み車と前記推力部材の間の相対的回転に伴って前記はず
み車と前記推力部材の間に軸方向の相対運動が生じてブ
レーキ適用圧力を制御する圧力調整装置を作動させるよ
うに前記カム装置が構成され配置されており、前記軸1
と共に回転自在であるクラッチ板11が直径の大きい方
のピッチ円と直径の小さい方のピッチ田土に環形輪郭の
外方クラッチ面30と内方クラッチ面31を設けられて
おり、該クラッチ面30,31に前記はずみ車機構上の
補合するクラッチ面32.33が交互に係合して、前記
カム装置10の作動中にスピンアップの間に前記はずみ
車2を駆動する前記直径の大きい方のピッチ円における
第1のクラッチ係合と、前記カム装置の作動後のオーバ
ーラン中に前記直径の小さい方のピッチ円における第2
のクラッチ係合とをそれぞれ画成することができること
を特徴とするはずみ車機構。 - (2)前記クラッチ板11にある前記外方クラッチ面3
0が前記推力部材15にある補合するクラッチ面32と
保合自在であり、前記クラッチ板にある前記内方クラッ
チ面31が前記推力部材と前記クラッチ板の間に介在す
る中間部材34にある補合するクラッチ面33と係合自
在であって該中間部材は前記推力部材に対して回転しな
いようにキー止めされ、かつ前記外方のクラッチ面が係
合し前記内方のクラッチ面が分離する引込み位置と前記
内方のクラッチ面が係合し前記外方のクラッチ面が分離
する前進位置との間に前記推力部材に対して軸方向に移
動自在であること、を特徴とする特許請求の範囲第(1
)項に記載のはずみ車機構。 - (3)前記カム装置10と前記中間部材34の間で作用
し、前記推力部材15と前記中間部材が相対運動しない
ようにキー止めするために前記推力部材15にある開口
部38を通して突出る、軸方向に延材る支柱またはブツ
シュロッド36により前記中間部材と前記推力部材の間
の相対的軸方向運動に達成されること、を特徴とする特
許請求の範囲第(2)項に記載のはずみ車機構。 - (4)前記カム装置10が前記はずみ車2および前記推
力部材15の隣接面にある対向するくぼみの対13.1
4に配置された少なくとも2個のボール12を含み、前
記はずみ車と前記推力部材の間の相対的角運動により斜
面を構成する前記くぼみの側面を前記ボールが登ること
になり、前記はずみ車と前記推力部材を相互から離れる
ように相対的に動かし、それらの相対的角運動の最大限
界点にて前記ボールが前記支柱またはブツシュロッド(
3) 36に協働して前記中間部材34を前記推力部材から離
れるように相対的に軸方向に付勢し、それにより前記内
方クラッチ面を係合させ前記外方クラッチ面を分離させ
ること、を特徴とする特許請求の範囲第(3)項に記載
のはずみ車機構。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8408165 | 1984-03-29 | ||
GB848408165A GB8408165D0 (en) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | Flywheel mechanisms |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60213551A true JPS60213551A (ja) | 1985-10-25 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60054083A Pending JPS60213551A (ja) | 1984-03-29 | 1985-03-18 | スキツド防止ブレーキ系のはずみ車機構 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0156640A3 (ja) |
JP (1) | JPS60213551A (ja) |
BR (1) | BR8501379A (ja) |
ES (1) | ES8604678A1 (ja) |
GB (2) | GB8408165D0 (ja) |
TR (1) | TR22263A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1984
- 1984-03-29 GB GB848408165A patent/GB8408165D0/en active Pending
-
1985
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- 1985-03-18 JP JP60054083A patent/JPS60213551A/ja active Pending
- 1985-03-18 US US06/712,859 patent/US4657120A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-03-25 EP EP85302037A patent/EP0156640A3/en not_active Withdrawn
- 1985-03-27 TR TR22263A patent/TR22263A/xx unknown
- 1985-03-27 BR BR8501379A patent/BR8501379A/pt unknown
- 1985-03-28 ES ES541681A patent/ES8604678A1/es not_active Expired
Also Published As
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BR8501379A (pt) | 1985-11-26 |
GB2156460A (en) | 1985-10-09 |
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GB8504431D0 (en) | 1985-03-27 |
ES8604678A1 (es) | 1986-02-01 |
TR22263A (tr) | 1986-12-01 |
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