JPS6021311B2 - 冷蔵庫キャビネット - Google Patents
冷蔵庫キャビネットInfo
- Publication number
- JPS6021311B2 JPS6021311B2 JP5456480A JP5456480A JPS6021311B2 JP S6021311 B2 JPS6021311 B2 JP S6021311B2 JP 5456480 A JP5456480 A JP 5456480A JP 5456480 A JP5456480 A JP 5456480A JP S6021311 B2 JPS6021311 B2 JP S6021311B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner box
- partition wall
- vacuum forming
- wall member
- plastic sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は冷蔵庫キャビネットに係り、特に本体内を複数
個の貯蔵室に区画する仕切壁の構造に関するものである
。
個の貯蔵室に区画する仕切壁の構造に関するものである
。
従来、この種の冷蔵庫は第1図に示すように構成されて
いた。
いた。
すなわち冷蔵庫本体1内を冷凍室と冷蔵室とに区画する
ため、仕切壁5を所定の位壇に設けるのに、あらかじめ
貯蔵室4の内壁を形成する内箱3を真空成形法によりプ
ラスチックシートで成形し、この内箱を外箱2に鼓合し
、内箱3と外箱2との間の空間にポリウレタンフオーム
を注入固化してキャビネットを形成した後、仕切盤5部
材を挿入する方法が行われていた。この方法のように、
仕切壁部材を内箱にあとから挿入するようにした構造の
場合は辻切壁部材と内箱との相関寸法差によって挿入の
後に両者の接合面間に隙間が生じる。
ため、仕切壁5を所定の位壇に設けるのに、あらかじめ
貯蔵室4の内壁を形成する内箱3を真空成形法によりプ
ラスチックシートで成形し、この内箱を外箱2に鼓合し
、内箱3と外箱2との間の空間にポリウレタンフオーム
を注入固化してキャビネットを形成した後、仕切盤5部
材を挿入する方法が行われていた。この方法のように、
仕切壁部材を内箱にあとから挿入するようにした構造の
場合は辻切壁部材と内箱との相関寸法差によって挿入の
後に両者の接合面間に隙間が生じる。
そしてこの隙間は仕切壁によって区分された各貯蔵室間
の気密保持を不完全にするだけなく、貯蔵食品から出る
食汁や、水が流れ込み、不潔になり易くまた、貯蔵室の
温度設定によってはこの隙間の中に流れ込んだ液体が凍
結して体積膨脹を起し仕切壁部材および内箱3を変形あ
るいは損傷するという恐れがあった。
の気密保持を不完全にするだけなく、貯蔵食品から出る
食汁や、水が流れ込み、不潔になり易くまた、貯蔵室の
温度設定によってはこの隙間の中に流れ込んだ液体が凍
結して体積膨脹を起し仕切壁部材および内箱3を変形あ
るいは損傷するという恐れがあった。
本発明はかかる欠点を除去することを目的とするもので
、冷蔵庫の貯蔵室の内壁を形成する内箱を一枚のプラス
チックシートによる真空成形法によって成形する際に、
貯蔵室を複数個に区分するための仕切壁部村をあらかじ
め真空成形型内にセットしておいてから、真空成形を行
なうことにより内箱内壁と、仕切壁部材を密着させ、内
箱内に仕切壁が構成された内箱を備えた冷蔵庫を提供す
るようにしたもので特に内箱内壁と仕切壁部材をより高
度に密着しうるように仕切壁部材の内箱内壁に当接する
側緑部に仕切壁部材を射出成形等で成形する際一体に形
成される凸条を不連続的に備えるようにしたものである
。
、冷蔵庫の貯蔵室の内壁を形成する内箱を一枚のプラス
チックシートによる真空成形法によって成形する際に、
貯蔵室を複数個に区分するための仕切壁部村をあらかじ
め真空成形型内にセットしておいてから、真空成形を行
なうことにより内箱内壁と、仕切壁部材を密着させ、内
箱内に仕切壁が構成された内箱を備えた冷蔵庫を提供す
るようにしたもので特に内箱内壁と仕切壁部材をより高
度に密着しうるように仕切壁部材の内箱内壁に当接する
側緑部に仕切壁部材を射出成形等で成形する際一体に形
成される凸条を不連続的に備えるようにしたものである
。
以下図示実施例について本発明を詳細に詳暁すると、1
は冷蔵庫本体、2は外箱、3は冷蔵庫本体を形成する内
箱、4は上記本体1内に形成される貯蔵室、5はこの貯
蔵室を複数個の貯蔵室に区分するため杜切壁である。
は冷蔵庫本体、2は外箱、3は冷蔵庫本体を形成する内
箱、4は上記本体1内に形成される貯蔵室、5はこの貯
蔵室を複数個の貯蔵室に区分するため杜切壁である。
7は上記内箱3を真空成形等で成形するための真空成形
型で、そのほゞ中央には仕切壁5部材を着脱自在に装着
するための切欠き部8が設けられている。
型で、そのほゞ中央には仕切壁5部材を着脱自在に装着
するための切欠き部8が設けられている。
9は仕切壁5部材と、内箱3の内壁と当援する側緑部1
0に形成された断面L字状の凸状で一定の間隔をおいて
不連続的に設けられた仕切壁部材を射出成形等にて成形
する際、一体に形成される。
0に形成された断面L字状の凸状で一定の間隔をおいて
不連続的に設けられた仕切壁部材を射出成形等にて成形
する際、一体に形成される。
11は仕切壁5の中空部に充填された断熱材である。
次に本発明による冷蔵庫のキャビネットの製造手順につ
いて説明すると、まず、内箱3を真空成形加工する。
いて説明すると、まず、内箱3を真空成形加工する。
すなわち、第3図に示すように真空成形型7の切欠き部
8内に予め成形しておいた仕切壁5部材を挿入しておく
、この時仕切壁の側緑部10に突設した凸状は、第5図
に示すように真空成形型7の外面より突出するように位
置している。つぎに、真空成形型7の上方に間隔をおい
てプラスチックシート12を仮設するとともに周知の真
空成形法の成形工程によりプラスチックシートを100
〜160℃に加熱、軟化させ成形が開始される。
8内に予め成形しておいた仕切壁5部材を挿入しておく
、この時仕切壁の側緑部10に突設した凸状は、第5図
に示すように真空成形型7の外面より突出するように位
置している。つぎに、真空成形型7の上方に間隔をおい
てプラスチックシート12を仮設するとともに周知の真
空成形法の成形工程によりプラスチックシートを100
〜160℃に加熱、軟化させ成形が開始される。
周知のように雄型を使用する真空成形法においては、成
形過程における真空成形品の冷却収縮を見こして真空成
形型は成形完了後の内箱の寸法に対して収縮分だけ大き
く作成する。
形過程における真空成形品の冷却収縮を見こして真空成
形型は成形完了後の内箱の寸法に対して収縮分だけ大き
く作成する。
すなわち、成形される製品より真空成形型の方が大きい
ため、成形型から内箱を滋型させる時、真空引き穴から
逆に離型ェアを吹き出すことにより、製品をふくらませ
型から抜きやすくする方法がとられている。この真空引
、真空型内での冷却、、ェアプローによる離型、および
取出し後の製品収縮安定という一連の成形サイクルの過
程において収縮が行なわれるものであるため、仕切壁部
材の側壁に連続した凸条を形成した場合は第6図に示す
ように加熱したプラスチックシート12が真空引きによ
って真空成形型7と仕切壁部材5と側壁に突出した凸条
に沿って成形される真空成形型から滋型エアーが吹き出
され、内箱3は第7図に示すように湾曲しこの状態のま
)隣型ヱアによって冷却されるため、プラスチックシー
トと仕切壁部材との接合面に隙間が生じた形で冷却され
てしまうという欠点があった。
ため、成形型から内箱を滋型させる時、真空引き穴から
逆に離型ェアを吹き出すことにより、製品をふくらませ
型から抜きやすくする方法がとられている。この真空引
、真空型内での冷却、、ェアプローによる離型、および
取出し後の製品収縮安定という一連の成形サイクルの過
程において収縮が行なわれるものであるため、仕切壁部
材の側壁に連続した凸条を形成した場合は第6図に示す
ように加熱したプラスチックシート12が真空引きによ
って真空成形型7と仕切壁部材5と側壁に突出した凸条
に沿って成形される真空成形型から滋型エアーが吹き出
され、内箱3は第7図に示すように湾曲しこの状態のま
)隣型ヱアによって冷却されるため、プラスチックシー
トと仕切壁部材との接合面に隙間が生じた形で冷却され
てしまうという欠点があった。
本発明は特に凸条を不連続的に設けたものでその効果を
説明すると、まず凸条をを有する断面における真空引き
のプラスチックシート12の状態は第6図に示すように
形成するとともに各凸条間のプラスチックシートの状態
は、隣設する凸条によってプラスチックシートが第8図
に示すように側壁に密着するのが妨げられ、加熱された
プラスチックシート同志が密着する。
説明すると、まず凸条をを有する断面における真空引き
のプラスチックシート12の状態は第6図に示すように
形成するとともに各凸条間のプラスチックシートの状態
は、隣設する凸条によってプラスチックシートが第8図
に示すように側壁に密着するのが妨げられ、加熱された
プラスチックシート同志が密着する。
いわゆる膜を貼る状態で第9図に示す断面のように密着
するため、隣型のためのブローを真空成形型内より吹き
出しても、一定間隔で被断状に密着したプラスチックシ
ートが強固に接着しているため、プラスチックシート1
2と仕期壁部材5の接合面が引き離されることを防止で
き、かつ、隙間を生ずることがない。なお本発明者によ
り仕切墜部材の側壁に不連続状の凸条を長さ2ミリ、中
10ミリ、長さ20ミリとし20ミリ間隔で形成し、こ
れに内箱を一体に成形したところ好結果を得た。
するため、隣型のためのブローを真空成形型内より吹き
出しても、一定間隔で被断状に密着したプラスチックシ
ートが強固に接着しているため、プラスチックシート1
2と仕期壁部材5の接合面が引き離されることを防止で
き、かつ、隙間を生ずることがない。なお本発明者によ
り仕切墜部材の側壁に不連続状の凸条を長さ2ミリ、中
10ミリ、長さ20ミリとし20ミリ間隔で形成し、こ
れに内箱を一体に成形したところ好結果を得た。
以上述べたようにプラスチックシートいわゆる内箱の真
空成形にて、仕切壁部材を不連続状の凸条を抱持させて
内箱の内壁に構成した内箱組立13となる。
空成形にて、仕切壁部材を不連続状の凸条を抱持させて
内箱の内壁に構成した内箱組立13となる。
そしてこの内箱組立は外箱2に鉄め込まれ両箱間に形成
される間隙内にポリウレタンフオームを注入発泡して固
化させ、断熱壁を形成するこにより冷蔵庫本体を構成す
る冷蔵庫のキャビネットは完成する。
される間隙内にポリウレタンフオームを注入発泡して固
化させ、断熱壁を形成するこにより冷蔵庫本体を構成す
る冷蔵庫のキャビネットは完成する。
本発明は以上述べたように構成したから、内箱内壁と仕
切壁部材がより高度に隙間なく密着することができる。
切壁部材がより高度に隙間なく密着することができる。
従って仕切盛部材と内箱との間に相互間の寸法差による
隙間は生じ得ないので誤って食汁や水等を仕切部の上面
にこぼしても仕切壁と内箱の間に流れこむこともないな
ど種々の効果を有するものでる。なお上記実施例では真
空成形型内側から、真空引きする真空成形法による場合
について説明したが、プラスチックシートの外方より真
空成形型に伺って圧力を加える圧空成形法に於ても、同
様効果を有することは、もちろんである。
隙間は生じ得ないので誤って食汁や水等を仕切部の上面
にこぼしても仕切壁と内箱の間に流れこむこともないな
ど種々の効果を有するものでる。なお上記実施例では真
空成形型内側から、真空引きする真空成形法による場合
について説明したが、プラスチックシートの外方より真
空成形型に伺って圧力を加える圧空成形法に於ても、同
様効果を有することは、もちろんである。
第1図は、従来の冷蔵庫のキャビネットの側断面図、第
2図ないし第10図はいずれも本発明の実施例に関する
もので、第2図は仕切壁部材の斜視図、第3図および第
4図は真空成形工程の前、後を示す説明図、第5図は第
3図のV一V線の断面図、第6図は第4図のW−の線の
断面図、第7図は第6図の内箱の離型時の説明図、第8
図は第4図の風一風線の断面図、第9図は第8図のX−
X線の断面図、第10図は内箱組立の断面図である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 1は冷蔵庫本体、3は内箱、5は仕切壁、9は不連続状
の凸状である。 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 第4図 第7図 第8図 第9図 第10図
2図ないし第10図はいずれも本発明の実施例に関する
もので、第2図は仕切壁部材の斜視図、第3図および第
4図は真空成形工程の前、後を示す説明図、第5図は第
3図のV一V線の断面図、第6図は第4図のW−の線の
断面図、第7図は第6図の内箱の離型時の説明図、第8
図は第4図の風一風線の断面図、第9図は第8図のX−
X線の断面図、第10図は内箱組立の断面図である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 1は冷蔵庫本体、3は内箱、5は仕切壁、9は不連続状
の凸状である。 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 第4図 第7図 第8図 第9図 第10図
Claims (1)
- 1 本体内壁を一枚のプラスチツクシートで真空成形に
より一体に形成する内箱を備え、この内箱内を仕切壁に
よつて複数個の貯蔵室に区分するものにおいて、上記内
箱に当接する側縁部に当接する不連続状の凸状を一体形
成した仕切壁部材、この仕切壁部材をあらかじめ真空成
形型内にセツトしておいて内箱を成形するとともに、上
記プラスチツクシートが上記凸状をを抱持し、かつ凸状
をの破断部においてプラスチツクシート同志が密着し、
上記仕切壁部材を内箱内に仕切壁として気密的に位置さ
せるようにしたことを特徴とする冷蔵庫キヤビネツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5456480A JPS6021311B2 (ja) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | 冷蔵庫キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5456480A JPS6021311B2 (ja) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | 冷蔵庫キャビネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56151868A JPS56151868A (en) | 1981-11-25 |
JPS6021311B2 true JPS6021311B2 (ja) | 1985-05-27 |
Family
ID=12974176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5456480A Expired JPS6021311B2 (ja) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | 冷蔵庫キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021311B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60124611U (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-22 | いすゞ自動車株式会社 | オイルフイルタ装置 |
-
1980
- 1980-04-24 JP JP5456480A patent/JPS6021311B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60124611U (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-22 | いすゞ自動車株式会社 | オイルフイルタ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56151868A (en) | 1981-11-25 |
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