JPS60212882A - 磁気デイスク装置 - Google Patents

磁気デイスク装置

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JPS60212882A
JPS60212882A JP6963284A JP6963284A JPS60212882A JP S60212882 A JPS60212882 A JP S60212882A JP 6963284 A JP6963284 A JP 6963284A JP 6963284 A JP6963284 A JP 6963284A JP S60212882 A JPS60212882 A JP S60212882A
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JP
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lubricant
magnetic disk
magnetic
myristic acid
film
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JP6963284A
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Takeo Hinobayashi
日野林 武夫
Shigetomo Sawada
沢田 茂友
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 tal 発明の技術分野 この発明は、密封型磁気ディスク装置に係り、さらに詳
細には磁気ディスク表面の潤滑膜を常に安定に維持し得
る装置構造に関するものである。
tbl 技術の背景 近年、磁気ディスク装置においては、記録の高密度・大
容量化、およびメインテナンス フリーのための防塵構
造の要求に沿って密封型磁気ディスク装置が主流になり
つつある。一方、装置内に組み込まれる磁気ディスクは
、磁性膜をメッキやスパ、り法で形成した、いわゆるメ
ッキディスクやスパッタディスクが多用され、これらデ
ィスクでは磁気へノドとの接触による破壊を防くための
表面潤/!膜が不可欠構成として設けられている。
この潤滑膜材料には、高級脂肪酸、脂肪酸のエステル化
物、高級アルコール、エーテル化合物、およびそれらの
弗化物など潤滑性に((れた固体または液体の潤滑剤が
用いられている。
(C) 従来技術と問題点 ところが、上記密封型磁気ディスク装置においては、磁
気ディスクの高速回転に伴って生ずる空気F!J擦(1
!I損)によって装置内の温度が50〜60℃、設置条
件によっては70゛C程度にまで上昇することがある。
一方、高記録密度を達成するには、磁気ヘットの浮上量
を小さくすることが不可欠であるが、40000BIP
とか50000BIPにまで高密度化すると磁気ディス
クの表面潤滑膜の膜厚の影響が無視できなくなり、10
0 人前後の極めて薄い潤i腺であることが要求される
。しかし、この薄い潤滑膜では、これに使用する前述の
/1ill溝剤がいずれも温度上昇によって蒸発・飛散
する性質を有するものであることに起因して短時間(短
期間)で墓穴・飛散してしまう。従って、装置内の温度
が上昇するようなことがあれば、ディスク表明は/1i
ll沿性を失い、磁気ヘッドと接触した際には摩耗、破
壊が容易に生しることになって記録情報が消失するとい
う欠点があった。
tdl 発明の目的 この発明は、以上のような従来の状況から密封型磁気デ
ィスク装置を対象にして、装置内の温度が上昇しても磁
気ディスク表面の潤滑性を持続できるようにした新しい
装置構造の提供を目的とするものである。
tel 発明の構成 簡単に述べると本発明の磁気ディスク装置は、表面に/
Iil滑膜を被覆してなる磁気ディスクを気密収容容器
内に回転可能に収容した構成において、情報の記録・再
生に無関係の磁気ディスク面上に前記気密収容容器内の
温度上昇によってM発する/!I滑剤発生源を設けたこ
と、該潤滑剤発生源が厚膜の潤滑剤被覆層、またはディ
スク面上に形成の凹部群に貯蔵した潤滑剤、または多孔
質ガラス被rit屓に含浸した潤滑剤より成ることを特
徴とするものである。要するに、前記潤滑剤発生源から
の潤滑剤蒸気により、前記温度上昇に伴なう磁気ディス
ク表面上の潤fk膜の蓬発消失を抑制しようとするもの
である。
(fl 発明の実施例 以下、この発明の好ましい実施例につき図面を参照して
詳細に説明する。
第1図は本発明の磁気ディスク装置を概念的に示す要部
断面Mであり、θi気ディスク1の表面には例えば高級
脂肪酸の一種であるミリスチン酸からなる/rlI/1
!1月臭力く糸勺70人の厚さでネ及覆されている。
この磁気ディスク1は、基板2上に回転自在に支持され
た回転機構3の回転軸4に固着したハブ機構5に複数枚
(図の場合8枚)を組にして固定され、このハブ機構と
ともに回転駆動される。このハブ機構5は中空体より成
り、外体面には中心通気穴となる空間部51と連通して
前記各磁気ディスク相互間に1Ifi環雰囲気を構成す
る複数の通気小穴52が、空間部壁面には前記各通気小
穴52を覆うようにフィルタ6がそれぞれ設けられ°ζ
いる。しかして、基板2には回転自在の磁気ディスク群
を電封するための気密収容蓋体7が設けられている。
ここまでの構成は従来の磁気ディスク装置と大して変わ
らないが、本発明では前記磁気ディスク群のうち、情報
の記録・再生に無関係の磁気ディスク (例えば、符号
IAで示したもの)の上面において前記ディスク表面の
/IlI層膜と同材料のミリン、チン酸源、ずなわち潤
滑剤発生源8を設けている。
なお、ここで言う情報記録 再生に無関係の磁気ディス
クIAは、情報記録・再生専用の磁気ディスク群を粉塵
などから保護するためにこれらの上方、あるいは下方に
配置した、所謂ダミーディスク (不良の磁気ディスク
がよく用いられる)や、新設のディスクが対象となる。
このようなディスク上面に設置の潤滑剤発生源8の具体
構成について、第2図(a)、 (blおよび(C)の
要部拡大断面図に示す3例を述べる。
まず第2図fatの潤滑剤発生源は、ダミーディスクの
磁性膜ll上にスパッター技法などで厚さ500人に被
着させたミリスチン酸の潤滑剤層12から構成されてい
る。なお、13は前記記録 再生専用の磁気ディスク1
と同し825インチの直径(片側表面積239cal)
を有するディスク基板である。
次の第2図fblで示す潤滑剤発生源は、ダミーディス
クの磁性1911表面にフォトリソグラフィー技法など
で多数(IcII+当たり2000個程度)形成した直
径約30μm、深さ2μmの微小凹部14にミリスチン
酸15を充填した構成である。
次の第2図telで示す潤滑剤発生源は、ダミーディス
クの磁性膜11表面に被覆した厚さ2μmの多孔質ガラ
ス層16にミリスチン酸を含浸させた構成である。この
多孔質ガラス層16は、オーエンス・イリノイ社製のガ
ラスレジン#150を磁性膜表面に塗布および熱処理す
ることで形成できる。磁性膜上に被着されたガラスレジ
ン膜は多孔質であるので、前記ミリスチン酸はキシレン
で希釈してから当該膜面に塗布すれば、その内の孔群に
簡単に吸蔵される。これによれば、キンレン墓穴除去後
に1.3■のミリスチン酸がガラスレジン膜に貯蔵でき
た。
さて、このようにダミーディスクIA上に貯蔵されたミ
リスチン酸潤滑剤は、装置内の温度が上昇すると蒸発・
飛散し始める。この蒸発・飛散によるミリスチン酸蒸気
は、装置内の気密空間を漂うだけでなく装置内壁すなわ
ち気密収容蓋体7の内壁面などに吸着する。なお、70
’Cにおけるミリスチン酸蒸気の飽和葎気圧は1 ×1
0” +u1g程度であるので、蒸発・飛散するミリス
チン酸の量は雰囲気II!当たりで約0.0013■と
なり、またミリスチン酸の吸着量は面積100(J1当
たり0.019■となる。
従って、前述した本実施例装置の実行内容積を6β、装
置内壁および装置内の磁気ディスクを除く諸部品の表面
積を250Mとした場合を考えると、装置内の気密空間
には約0.0078■のミリスチン酸が漂い、0.47
5■程度のミリスチン酸が装置内壁面などに単分子層形
態(高温雰囲気のため)で吸着される。ゆえに、この雰
囲気中の飽和蒸気および吸着する芸気の量は0.48■
であるが、これは第2図(a)のミリスチン酸/12I
滑剤M12がほぼ21分子層。
0.908■に相当し、また第2図tblの微小凹部群
14が0.54■程度のミリスチン酸15を貯蔵し、さ
らに第2図telのガラスレジン膜16が1.3■のミ
リスチン酸を含浸しているので、それらのミリスチン酸
が蒸発・飛散することによって十分に賄うことが可能で
ある。
このように装置内の温度上昇に伴って蒸発・飛散した潤
滑剤(ミリスチン酸)蒸気は、磁気ディスク1の高速回
転に伴って第1図中矢印で示す方向に流れる熱気流とと
もに、ハブ機構5の中心通気穴51内に上下方向より流
入し、フィルタ6を通って粉塵や潤滑剤蒸気の大粒子を
排除された後、ハブ機構5の通気小穴52を通って各磁
気ディスク1の対向空間に流出する経路で装置内を循環
する。
この結果、各磁気ディスク表面の潤滑膜が前述した風損
による温度上昇により蒸発・飛散する際の当該潤滑剤の
茎気圧と、同磁気ディスク表面の潤滑膜を取り巻く前記
循環潤滑剤芸気の蔑気圧とが略平衡状態となり、言い換
えると装置内の潤滑剤蒸気が飽和基気圧で保たれること
になる。このため、磁気ディスク表面上の潤滑膜は蒸発
・飛散が抑制されて潤滑性が維持され、その結果磁気へ
ノドと接触した際のディスク記録面の摩耗、破壊が防止
される。
別表は、上述したミリスチン酸1ヘヘン酸、あるいはス
テアリン酸のエステル化物(ステアリン)をダミーディ
スクIA上に第2図(a)、 ibiおよびic)のよ
うに設けた本発明装置(A、BおよびC)と、このよう
な潤滑剤発生源を具備しない従来装置(D)とにおける
70°Cの耐熱性試験結果に基づくディスク表面温fk
膜の摩擦係数を比較して示したものである。この表で明
らかなように、例えば試験前に0,22の摩1i係数を
有したミリスチン酸の潤滑膜の場合、従来装置CD−1
)では8時間後に摩擦係数が0.4以上となり潤滑性が
不良となったが、第2図(a+による本発明装置(A−
1)では160時間経過後も0.21の摩擦係数を、第
2図+b)、 +C)による本発明装置(B−1,C−
1)テハ共4:m160時間経過後も0.22の摩擦係
数をそれぞれ有して試験前と全く変わりない良好な潤滑
性を持続巳でいることが判る。その他の潤滑剤もこれと
同様の潤滑性を持続しでいる。
なお、本発明では上記潤滑剤の他、ミリスチン酸のエス
テル化物(ミリスチン)、高級アルコール、それらのフ
ッ素化物などの高温時に蒸発する固体または液体の+1
21滑剤が通用可能である。また、このような潤滑剤発
生源を設置するダミーディスクの枚数や、その面上に被
覆する潤滑剤層および多孔質ガラス層の厚み、ならびに
同ディスク面上に形成する微小凹部の形状と分布密度は
、前述した実施例に限定されるものでなく、装置内容積
と内壁面積に応じて決定されるものである。
fgl 発明の効果 以上の説明から明らかなように、この発明の密封型磁気
ディスク装置によれば、簡単な機構改良により密封容器
内おいて回転駆動される磁気ディスク表面の潤滑膜の蒸
発・飛散が抑制され、磁気ディスクの表面/l1Ifk
性が持続できるので、磁気ヘッドとの接触時における磁
気ディスク表面の摩耗、破壊が防止できる効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による磁気ディスク装置の基本構成を
概念的に示す要部断面図、第2図は第1図における潤滑
剤発生源の具体例を示す要部拡大断面図である。 l:磁気ディスク、2二基板、3:回転機構、4:回転
軸、5:ハブ機構、6:フィルタ、7:気密収容蓋体、
8:潤滑剤発生源、11:磁性膜、12二ミリスチン酸
IIl/!剤層、13:ディスク基板、14;微小凹部
、15;ミリスチン酸、16・多孔質ガ別表 第1図 第2図(Q) 第2図(C)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ill 表面に潤滑膜を被覆してなる磁気ディスクを気
    密収容容器内に回転可能に収容して成る装置構成におい
    て、情報の記録・再生に無関係の磁気ディスク面上に前
    記気密収容容器内の温度−F昇によって墓穴する潤滑剤
    発生源を設けてなることを特徴とする磁気ディスク装置
    。 (2)前記潤滑剤発生源が、磁気ディスク面上に被覆さ
    れた厚膜の’M?lt剤層より成ることを特徴とする特
    許請求の範囲第+11項に記載の磁気ディスク装置。 (3)前記潤滑剤発生源が、磁気ディスク面上に形成し
    た複数の凹部に貯蔵された潤滑剤より成ることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項に記載の磁気ディスク装
    置。 (4)前記潤滑剤発生源が、磁気ディスク面上に被覆さ
    れた多孔質ガラス層に含浸した潤帛剤より成ることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の磁気ディス
    ク装置。
JP6963284A 1984-04-06 1984-04-06 磁気デイスク装置 Granted JPS60212882A (ja)

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JPS6363998B2 JPS6363998B2 (ja) 1988-12-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316080A (ja) * 1990-05-18 1991-01-24 Teac Corp ディスク駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0316080A (ja) * 1990-05-18 1991-01-24 Teac Corp ディスク駆動装置

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