JPS60212626A - 可変容量タ−ボチヤ−ジヤ−の制御装置 - Google Patents

可変容量タ−ボチヤ−ジヤ−の制御装置

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Publication number
JPS60212626A
JPS60212626A JP59067421A JP6742184A JPS60212626A JP S60212626 A JPS60212626 A JP S60212626A JP 59067421 A JP59067421 A JP 59067421A JP 6742184 A JP6742184 A JP 6742184A JP S60212626 A JPS60212626 A JP S60212626A
Authority
JP
Japan
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engine
supercharging pressure
value
boost pressure
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP59067421A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimi Anpo
安保 敏巳
Takashi Ueno
植野 隆司
Tsuguo Sumizawa
紹男 住沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP59067421A priority Critical patent/JPS60212626A/ja
Publication of JPS60212626A publication Critical patent/JPS60212626A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/22Control of the pumps by varying cross-section of exhaust passages or air passages, e.g. by throttling turbine inlets or outlets or by varying effective number of guide conduits
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、エンジンからの排気を可変排気導入通路を介
してタービンに供給してタービンを回転させ、このター
ビンによりコンプレッサを作動してエンジンに供給され
る吸気の過給圧を可変制御する可変容量ターボチャージ
17−の制御装置に関する。
し従来技術とその問題点] エンジンの排気を利用してタービンを回転し、このター
ビンの回転によりコンプレッサを作動してエンジンに供
給される吸気の過給圧を制御するとともに、タービンへ
の排気の導入通路の断面積を可変し、この可変制御され
たタービン導入通路を介してエンジンからの排気をター
ビンに供給してエンジンに供給される吸気の過給圧を適
正に可変制御する可変容量ターボチャージャーを設ける
ことにより、低速域から高速域までトルクの増大を計っ
た可変容量ターボチャージャー付エンジンがある(例え
ば、特願昭58−162918号)。
ところで、このような可変容母ターボチャージャーにお
いては、過給圧を目標過給圧にするようにフィードバッ
ク制御を行なっているが、このフィードバック制御は、
低速領域や高速領域のようにエンジンの回転数が低すぎ
たり、高すぎて、過給圧を制御できない領域を除いた領
域でのみ行なっている。しかしながら、このような領域
でのみフィードバック制御を行なう場合においては、例
えば低速時に、急加速を行なうと、吸入空気量の増加、
燃料供給パルス幅の増加、その結果のエンジン回転数N
eの増加に伴って過給圧は急激に上昇するが、この急激
に上昇した過給圧を検出し、これを目標過給圧と比較し
、そのずれに基づいてタービンへの排気導入通路の断面
積を可変するための電磁弁のデユーティ値を制御して過
給圧を補正する場合には、コントロールユニットの遅れ
、電磁弁から過給圧アクチュエータおよび可動舌部であ
る可変容母手段などの遅れにより過給圧の抑制制御が間
に合わず過給圧がオーバーシュートしてしまうことがあ
る。従って、このような場合には、過給圧の上昇の程度
に応じてフィードバック制御の開始点を可変にし、必要
に応じて低速領域に運転点がある時点からフィードバッ
ク制御を行なうことが望ましい。また、これは必ずしも
運転点が低速領域にある状態の時に急加速を行なう場合
のみでなく、上述したようにフィードバック制御可能な
領域で運転している場合においても、急加速の程度によ
っては同様にオーパージコートが発生することがある。
このように過給圧が目標過給圧よりもオーバーシュート
すると、これによりエンジンは損傷し、エンジンの寿命
を縮める原因になる。
[発明の目的および概要コ 本発明の目的は、急激に加速された場合においても過度
の過給圧がエンジンにかかることを防止した可変容量タ
ーボチャージャーの制御装置を提3− 供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の可変容量ターボチャ
ージャーの制御装置は、第1図に示すように、エンジン
回転数検出手段107およびエンジン負荷検出手段10
9で検出されたそれぞれ工□ ンジン回転数Neおよび
エンジン負荷に基づき、エンジンに供給される吸気の過
給圧を所定の設定値にすべく、エンジンからタービンに
供給される排気の導入通路の断面積を制御する制御値を
演算手段101で算出するとともに、補正手段103に
おいて過給圧センサ85で測定した過給圧と目標過給圧
との偏差の時間的変化である比例成分と微分成分との和
をめ、この和が所定の値以下になった場合、前記偏差に
より前記制御値を補正し、この補正された制御値で制御
手段105を作動して、可変容量ターボチャージャーの
可変排気導入通路の断面積を制御し、急激に加速された
場合に過給圧がオーバーシュートしないように構成して
いる。
[実施例コ 4− 第2図は、本発明が適用される可変容量ターボチャージ
ャーを有したエンジンの一例である。図において、エン
ジン1には、吸気管3および吸気マニホールド5を介し
て空気が供給され、排気マニホールド7および排気管9
を介して排気されている。吸気管3の図中左方に折曲し
た端部には、吸入空気IQを測定するエアフローメータ
11が設けられ、吸気管3の折曲部には、ターボチャー
ジャー13の一部を構成するコンプレッサ15が配設さ
れ、エアフローメータ11を介して供給される吸気を加
圧してエンジン1に供給している。
吸気マニホールド5に近接した吸気管30基端部には、
絞り弁17が配設され、この絞り弁17と前記コンプレ
ッサ15との間の吸気管3には、逃し弁19が設けられ
ている。
排気管9の図中右方に折曲した部分は、タービン室37
を形成し、このタービン室37内にタービン21が配設
され、タービン21は、連結軸23を介してコンプレッ
サ15に連結されている。
タービン室37は、第3図に示すように、タービン21
を取り囲むように形成されたスクロール39を有し、ス
クロール39は、その断面積が導入通路41から矢印4
3で示す方向の下流に向かうに従って徐々に小さく形成
されている。このスクロール39への導入通路41とス
クロール39の終端部45の合流部には、フラップ弁を
構成する可変容量手段である可動舌部25が設けられ、
この可動舌部25は、導入通路41の断面積を拡縮し得
るように、その基端部を軸27により回動自在に支持さ
れている。
この可動舌部25は、第2図においてタービン21への
導入通路41である上流側近の排気管9内に配設されて
いる。可動舌部25を回動自在に支持している軸27は
、アーム29を介してロッド31の上端に連結され、ロ
ッド31の下端部は、可動舌部駆動用アクチュエータ3
3を構成するダイヤフラム35に連結されている。ダイ
ヤフラム35を収納しているケース47は、ダイヤフラ
ム35により大気室49と正圧室51に分割され、大気
室49には、ダイヤフラム35を正圧室51側に押動す
るように付勢されたばね55が配設され、正圧室51は
、連結管53を介してコンプレッサ15の下流側の吸気
管3に連結され、コンプレッサ15で形成された過給圧
が正圧室51に供給され、ダイヤフラム35をばね55
に抗して大気室49側に押動している。また、連結管5
3の途中には、電磁弁57が設けられ、この電磁弁57
がコントロールユニット59により駆動されて開放した
時には、この電磁弁57を介して連結管53は大気に連
通され、正圧室51内の圧力は低下する。更に詳細には
、電磁弁57は、コントロールユニット59によりデユ
ーティ制御されていて、デユーティ値が大きくなる程、
電磁弁57の開放度合は大きくなって正圧室51の圧力
は低下する。このため大気室49のばね55の作用によ
りダイヤフラム35は下方へ移動し、この移動動作がロ
ッド31、アーム29、軸27を介して可動舌部25に
伝達され、可動舌部25は、タービン2]への排気の導
入通路41を小さくする方向、すなわち閉じる方向に回
動する。その結果、7− タービン21に供給される流速が速くなり、コンプレッ
サ15によるエンジン1への過給圧は上昇する。また、
逆に、デユーティ値が小さくなる程、電磁弁57の開放
度合は小さくなって正圧室51の圧力は増大するため、
ダイヤフラム35はばね55に抗して上方に移動し、こ
れにより可動舌部25は、導入通路41を開く方向に回
動する。この結果、タービン21に供給される流速は遅
くなり、コンプレッサ15によるエンジン1への過給圧
は低下する。
排気マニホールド7の右下部には、ウェストゲートバル
ブ61が設けられている。このウェストゲートバルブ6
1は、アーム63、連結部材65を介して作動棒67の
一端に連結され、作動棒67の他端は、ウェストゲート
バルブ駆動用アクチュエータ69のダイヤフラム71に
連結されている。このダイヤフラム71を収納している
ケース7つは、ダイヤフラム71により大気室73と正
圧室75に分割され、大気室73にはダイヤフラム71
を正圧室75側に押動するように付勢さ8− れたばね81が設けられている。正圧室75は、連結管
77を介してコンプレッサ15の下流側の吸気管3に連
結され、コンプレッサ15で形成された過給圧が正圧室
75に供給されている。
また、連結管77の途中には、電磁弁78が設けられ、
この電磁弁78がコントロールユニット59により駆動
されて開放した時には、この電磁弁78を介して連結管
77は大気に連通され、正圧室内の圧力は低下する。更
に詳細には、電磁弁78はコントロールユニット59に
よりデユーティ制御されていて、デユーティ値が大きく
なる程、電磁弁の開放度合は大きくなって、正圧室の圧
力は低下するため、大気室のばね81の作用によりダイ
ヤフラムは下方に移動し、この移動動作がロッド67、
アーム63を介してウェストゲートバルブ61に伝達さ
れ、バルブ61はバイパス通路を閉じる方向に動く。ま
た、デユーティ値が小さくなる程、電磁弁78の開放度
合は小さくなって、正圧室の圧力は増大するため、ダイ
ヤフラムは、ばね81に抗して上方に移動し、これによ
りつ工ストゲートバルブ61は開く方向に動く。ウェス
トゲートバルブ61は、エンジンが高速高負荷状態にな
った場合、ターボチャージャーによりエンジンに供給さ
れる吸気の過給圧が非常に高くなりすぎ、エンジンが破
損されるのを防止するために、エンジンの排気の一部を
外部に排出し、タービンに供給される排気を低減して適
切な過給圧がエンジンに導入されるようにしているので
ある。
コントロールユニット59は、マイクロプロセッサ、メ
モリ、A/D変換器を含む入出力インターフェースとか
らなるマイクロコンピュータで構成され、そのインター
フェースを介してエアフローメータ11から吸入空気f
f1QAがコントロールユニット59に供給されるとと
もに、エンジン1の左側に設けられたクランク角センサ
83からエンジン1の回転数Ne1更にエンジン1に設
けられた過給圧センサ85から過給圧P2が供給されて
いる。コントロールユニット59は、これらの情報に従
って電磁弁57を駆動する信号のデユーティ値を適切に
制御し、可動舌部25を介してタービン21への排気の
導入通路41の断面積を可変することによりエンジン1
に供給される吸気の過給圧をエンジン回転数Neおよび
吸入空気量QAに応じ適切に制御して、低速域から高速
域にわたってトルクを増大している。また、高速域にお
いて、過給圧が必要以上に高くなった場合には、ウェス
トゲートバルブ61を開放し、適切な過給圧をエンジン
1に供給し、高速域においてもエンジン1のトルクが低
下しないようにしている。
更に詳細には、コントロールユニット59は、メモリに
記憶された処理プログラムに従い、インターフェースを
介して供給された吸入空気量QAおよびエンジン回転数
Neからエンジン負荷を代表する1回転当りの吸入空気
1tTp(これは電子制御燃料噴射装置の燃料供給パル
ス幅の基準値として用い得るので以下そのように称す)
を次式に基づき算出する。
TI)=に−QA/Ne ここにおいて、kは、定数である。このように算出した
燃料供給パルス幅Tpは、エンジンの負荷11− を代表するパラメータであり、この燃料供給パルス幅T
pとエンジン回転数Neとから第4図に示すようなテー
ブルをルックアップし、電磁弁57を駆動するデユーテ
ィ値がめられる。この第4図に示すテーブルは、エンジ
ン回転数Neと燃料供給パルス幅丁pに対して適切な過
給圧を得られるデユーティ値を予め実験によりめたもの
である。すなわち、エンジン回転数Neおよび燃料供給
パルス幅Tpに基づいて、このテーブルからデユーティ
値をめ、このデユーティ値が電磁弁57.78を駆動す
ることにより適切な過給圧の吸気がエンジン1に導入さ
れ、エンジン1は、低速域から高速域にわたってトルク
を増大し得るのである。
このテーブルにおいて、Aで示す領域は、小空気流領域
であって、排気の導入通路41の断面積を最小にしても
エンジンに供給される吸気の過給圧が所定の設定値、例
えば+350111111H(+に達しない領域である
。従って、この領域では導入通路41の断面積を最小に
して作動させるために、第12− 4図のテーブルに示すように、コントロールユニット5
9はデユーティ値100%の駆動信号を電磁弁57に供
給し、これにより電磁弁57を開放状態にして正圧室5
1の圧力を大気圧まで低下させている。その結果、ダイ
ヤフラム35は、ばね55により正圧室51側へ押動さ
れるので、ロッド31、アーム29、軸27を介して可
動舌部25は導入通路41を閉じる方向に作動し、導入
通路41の断面積を最小の状態に設定する(全開状態)
Cで示す領域は、大空気流量域であり、導入通路41の
断面積を最大にしても(全開状態)エンジンに供給され
る吸気の過給圧が設定値以上に高くなり過ぎ、エンジン
破損の恐れがでる領域である。そのため、この領域にお
いては、電磁弁78をデユーティ制御し、ウェストゲー
トバルブ駆動用アクチュエータ69を作動してウェスト
ゲートバルブ61に徐々に開放し、タービン21に供給
される排気をバイパスして過給圧を一定に制御している
。また、この領域では、タービンの導入通路41を最大
にするために、電磁弁57のデユーティ値は0%に設定
され、全開状態にある。すなわち、電磁弁57が全開状
態であるため、正圧室51には、コンプレッサ15の下
流の過給圧かでのまま供給され、ダイヤフラム35は、
ばね55の弾性方に抗して大気室49側に押動されるの
で、ロッド31、アーム29、軸27を間して可動舌部
25は導入通路41を開く方向に作動し、導入通路41
の断面積を最大の状態に設定している。
Bで示す領域は、A領域およびC領域の間であり、可動
舌部25の位置、すなわち導入通路41の断面積により
過給圧が制御できる領域であり、各運転点に応じて適切
な設定過給圧になるようにデユーティ値が実験的に定め
られている。
なお、第4図において、曲線a、bは、それぞれ導入通
路41の断面積を最小値、最大値に固定した場合のエン
ジン回転数Neに対する燃料供給パルス幅Tp、すなわ
ちトルクの関係を示す特性曲線である。この特性曲線で
示すように、導入通路41の断面積をある値に固定した
場合には、回転数Neの増加につれてToは低下するが
、導入通路41の断面積を回転数Neに合せて理想的に
変化させた場合には、各曲線a、bの包絡線である曲線
dで示すように、回転数Neの全域にわたってトルクを
増大することができるのである。
第5図は、本発明のフィードバック制御を行なう装置の
実施例を示すブロック図である。コントロールユニット
59において、演算装置87は吸入空気IOAおよびエ
ンジン回転数Neがらエンジン負荷を代表する1回転当
りの吸入空気示に対応する燃料供給パルス幅Tpを算出
し、この算出した燃料供給パルス幅Tpと回転数Neは
、デユーティ値算出装置89に供給されている。デユー
ティ値算出装置89は、第4図に示したように燃料供給
パルス幅Tpおよびエンジン回転数Neに対して適切な
デユーティ値を記憶したテーブルを有しており、入力さ
れた燃料供給パルス幅Tpおよび回転数Neによってこ
のテーブルをルックアップし、対応したデユーティ値を
出力するものである。このようにして出力されるデユー
ティ値は、15− 加算器97を介して後述するように補正された後、電磁
弁57に供給されている。電磁弁57に供給された後は
、第2図で示したように、過給圧アクチュエータ33、
ターボチャージャー13を介してエンジン1に供給され
る吸気の過給圧を算出したデユーティ値に対応した設定
値になるように制御している。また、エンジン1に供給
された吸気の過給圧P2は、過給圧レンサ85により測
定され、コントロールユニット59の減算器93の反転
入力端子に供給されている。減算器93の非反転入力端
子には、目標過給圧設定部91から目標過給圧Psが供
給されている。減算器93においては、この目標過給圧
Psから過給圧センサ85で測定された過給圧P2を減
算し、過給圧P2の目標過給圧psからのずれ△Pを算
出し、このずれ△Pを演算装置95に供給する。演算装
置95は、この過給圧のずれ△Pに例えば比例、積分、
微分(PID)などの演算操作を行なって、デユーティ
値のずれを算出し、この算出した結果を加算器97に供
給し、デユーティ値算出装置89か16− ら供給されたデユーティ値に加算補正している。
なお、第4図に示した領域AおよびCのように過給圧が
所定の設定値に達しないか、または所定の設定値よりも
大き過ぎて、デユーティ値により制御できない領域にお
いては、このようなフィードバックili++御は行な
わない。
更に詳細には、過給圧のずれ△Pを算出し、このずれ△
Pから過給圧を所定の目標過給圧に精度長く一致させる
ためには、ずれ△Pの絶対値である比例成分およびその
時間的変化である微分成分を抽出して、ずれ△Pの時間
的変化に対する大きさを算出し、ずれΔPの発生を検出
するとともに、ずれ△Pの積分成分を算出して、ずれΔ
Pの累積値をめ、この累積値に基づいて補正を行なって
いる。しかしながら、例えば第4図に示した領域Aにお
いてはエンジンの回転数が低く過ぎ、幾ら制御しても過
給圧は目標制御値に達せず、常にずれがあるため、この
領mAにおいてずれに対して積分動作を含むフィードバ
ック補正制御を行なうと、積分値は非常に大きな値にな
ってしまう。従って、このような領域Aにおいては、フ
ィードバック補正制御は行なわず、フィードバック制御
は、過給圧を導入通路41の断面積の制御で目標過給圧
に制御し得る領域、例えば第4図に示す領域Bでのみ行
なっている。
次に、本発明の一実施例の基本概念および作用を第6図
のタイミングチャートおよび第7図のフローチャートを
用いて説明する。
まず最初に、第6図のタイミングチャートを使用して基
本概念を説明する。
第6図の(A)は、過給圧の変化を示しているものであ
り、これは、時刻to以前においては、エンジンは第3
図に示す領域Aで運転され、過給圧は目標過給圧に達せ
ず、低い値にあることを示している。エンジンがこのよ
うな状態にある時に、時刻toにおいて急加速を開始す
ると、まず吸入空気量、燃料供給パルス幅の増加、そし
てその結果のエンジン回転数の増加によって過給圧は、
第6図(A)のように急激に上昇する。この場合、従来
のように第4図のテーブルに基づく制御だけ−10− だとすると、前述したように、コントロールユニットの
遅れ、可変容量手段の遅れなどにより過給圧の抑制制御
が間に合わず、点線で示すようにオーバーシュートして
しまい、エンジンを損傷する原因になる。
そこで、まず本発明においては、過給圧の目標過給圧に
対するずれ、すなわち偏差の比例成分および微分成分を
それぞれ算出する。第6図(B)。
(C)に示すものがそれぞれ比例成分および微分成分で
ある。それから、これらの比例成分および微分成分を加
算する。これらの両者を加算したものが第6図(D)に
示すものである。比例成分および微分成分を加算したも
のは、第6図(D)に示すように、加速の程度によって
その傾斜および大きさが変化し、ある値、例えば「0」
以下になる時点t1が時点te、すなわち過給圧が目標
過給圧になる時点teの前に現われる。更に例を上げる
と、第6図(A>において、一点鎖線で示すように、更
に急激に加速する場合には、オーバーシュートを起し易
いものであるが、比例成分と微分成分の和は、第6図(
D)のt2で示すように、tlより早い時点t2に現わ
れる。従って、このようにある値(例えば、「0」以下
になった時点t1またはt2において早めにフィードバ
ック補正制御を行ない、更にこの「6」以下になった部
分で補正すれば、オーバーシュートの可能性がなくなる
わけである。
すなわち、第6図(E)は、可変容量手段の制御値、具
体的には電磁弁57に対するデユーティ比であり、最初
は領域へにあるためデユーティ比は100%の値にある
。また、この第6図(E)において、実線は第4図のテ
ーブルに基づいた制御だけの場合であり、時刻teでデ
ユーティ比は目標過給圧を得られるあるデユーティ比、
例えば40%になっているが、このような制御だけでは
電磁弁57、過給圧アクチュエータ33、可変容量制御
手段などの遅延により過給圧は、第6図(A)に示すよ
うに、オーバーシュートを起す。
そこで比例成分および微分成分の和が前記「0」以下に
なった時刻t1から補正を開始すべく時刻2O− tlからの過給圧の偏差△Pに対して積分成分をめ、こ
れを前記比例成分および微分成分に加算して、補正成分
をめたものが第6図(F)である。そして、このように
してめた補正成分を第6図(E)の実線で示す基本制御
値に加算すれば、第6図(E)において斜線で示したよ
うに、過給圧を下げる方向に制御値、すなわちデユーテ
ィ比は補正され、オーバーシュートのない過給圧をエン
ジンに供給することができるのである。
次に、以上の操作を実現する作用のフローチャートを第
7図により説明する。
第7図においては、まずエンジンの回転数Neおよび吸
入空気量QAを読み込み、次に前述したように、両デー
タからエンジンの負荷状態を代表するパラメータである
電子制御燃料噴射装置の燃料供給パルス幅TDを計算す
る(ステップ11o。
120)。このようにしてめた燃料供給パルス幅Tpと
エンジン回転数Neとから第3図に示すようなテーブル
をルックアップして、デユーティ比、すなわち基本制御
値BASEを算出する(ステップ130)。これは第6
図(E)の実線で示すものである。次に、エンジンに供
給されている吸気の過給圧P2を過給圧セン勺85の測
定値から読み込み、この過給圧P2と目標過給圧との偏
差△Pを算出する(ステップ140,150)。
この偏差△Pからその比例成分および微分成分の和であ
る補正値1−108EIを次式により計算する(ステッ
プ160)。
HO8FI=に+ ・ΔP+に2 (△P−△P’ )
ここにおいて、k、、に2は、定数であり、ΔP′は、
1演算サイクル前の偏差△Pの値である。
この補正値1−108EIは、第6図の(D)に対応す
るものであり、この値HO3EIが所定の値、例えばr
OJ以下であるか否がが識別され(ステップ170)、
rOJ以下の場合には、前記基本制御値13ASFに補
正値HO8EIを加算し、更に前述したように次式によ
ってめた積分値を加えて、第6図(E)の斜線部分で示
した補正制御値、すなわち補正デユーティ比をめる(ス
テップ180)。
積分成分−に3xΣΔP ここにおいて、k3は定数である。
このようにしてめた補正デユーティ比を出力しくステッ
プ190)、電磁弁57を動作させることによりA−バ
ーシュートのない過給圧を供給でき、エンジンに負担を
かけることがないのである。
また、ステップ170において、補正値HO8Elが「
0」以下でない場合には、オーバーシュートの恐れがな
いので、次回のフィードバック制御のために、積分成分
をrOJにしだ後(ステップ210>、ステップ130
で算出した基本制御値BASEを出力し、この値で電磁
弁57を駆動して適正な過給圧を供給している。
[発明の効果] 過給圧の目標過給圧の偏差△Pの比例成分と時間的変化
である微分成分との和をめ、この和が所定の値以下にな
った時、フィードバック補正制御を行ない、急激な加速
に対して過給圧がオーバ23− 一シュートしないようにしているので、過度の過給圧が
エンジンにかかることが防止でき、オーバーシュートに
よりエンジンが損傷される恐れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のクレーム対応図、第2図は、可変容
量ターボチャージャーを有したエンジンの詳細な図、第
3図は、第2図の可変容量ターボチャージャーの可変容
量部の拡大断面図、第4図は、エンジン回転数Neと燃
料供給パルス幅Toからデユーティ比を算出するテーブ
ルおよび導入通路の断面積をパラメータにした場合のエ
ンジン回転数に対する燃料供給パルス幅Tpの関係を示
す特性図、第5図は、本発明の一実施例を示す可変容量
ターボチャージャーの制御装置のブロック図、第6図は
、本発明の一実施例の作用を説明するタイミングチャー
ト、第7図は、本発明の一実施例の作用を説明するフロ
ーチャートである。 1・・・エンジン 11・・・エアフローメータ13・
・・ターボチャージャー 24− 15・・・コンプレッサ 21・・・タービン25・・
・可動舌部 33・・・可動舌部駆動用アクチュエータ
 57・・・電磁弁 59・・・コントロールユニット 61・・・ウェストゲートバルブ 69・・・ウェストゲートバルブ 駆動用アクチュエータ 78・・・電磁弁 85・・・過給圧センサ87・・・
演算装置 89・・・デユーティ比算出装置 93・・
・減算器 95・・・演算装置 97・・・加算器@収光¥−gf
ρ− (W Z 第6m 特開昭GO−212626(10) 手続補正書く自発) 昭和59年5月23日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和59年 特許願力67421号2
、発明の名称 可変容示ターボチャージャーの制御装置
3、補正をづる者 事件との関係 特許出願人 住所(居所) 神奈川県横浜市神奈用区宝町2番地氏名
(名称) (399)日産自動車株式会社代表者 石 
原 俊 4、代理人 住 所 〒105東京都港区虎ノ門1丁目2番3号虎ノ
門第−ビル5階 1− 6、補正の対象 〈1) 明細書の「特許請求の範囲」の欄。 (2) 明細書の「発明の詳細な説明」の欄。 (3) 図 面 7、補正の内容 (1) 明細書の「特許請求の範囲」を別紙のように補
正する。 (2) 明細書第5頁第4行目乃至同頁第6行目の[・
・・エンジン回転数検出手段107およびエンジン負荷
検出手段109で検出されたそれぞれエンジン回転数N
eおよびエンジン負荷に基づき、」とあるのを、 「・・・運転状態検出手段109で検出されたエンジン
の運転状態に基づき、」と補正をする。 (3) 明細書第18頁第9行目乃至同頁第10行目の 「・・・ずれ△Pの絶対値である比例成分および・・・
」とあるのを、 「・・・ずれ△Pの比例成分および・・・」と補正する
。 (4) 明細書力25頁4行目と同頁第5行目との間に
、 「なおデユーティ−値の算出手段として本説明ではエン
ジン回転数と燃料噴射パルス巾を用いてテーブルルック
アップにより算出する方法を示しであるが、これは他に
タービンを駆動する排気の量は吸入空気量に深く関連す
ることからエンジンの吸入空気量のみに応じてめること
も可能である。」を挿入する。 (5) 図面第1図を別紙のように補正する。 8、添付書類の目録 (1) 明細書の「特許請求の範囲」 (2)図面(第1図) 1通 以上 −2、 特許請求の範囲 可変排気導入通路を介して供給される排気により作動す
るタービンを有する可変容量ターボチャージャーと、 エンジンの運転状態を検出J−る運転状態検出手段と、 前記運転状態に基づき、エンジンに供給される吸気の過
給圧を適正値にずべく前記可変排気導入通路の断面積を
制御する制御値を演算刃る演舞手段と、 エンジンに供給される吸気の過給圧を測定する過給圧セ
ンサと、 前記測定した過給圧と口栓過給圧との偏差の時間的変化
の比例成分と微分成分との和が所定値に達した時には、
前記演算した制御値を前記偏差に基づき補正する補正手
段と、 この補正された制御値により前記可変排気導入通路の断
面積を制御する制御手段と、 を有する可変容量ターボチャージャーの制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 可変排気導入通路を介して供給される排気により作動す
    るタービンを有する可変容量ターボチャージャーと、 エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段と
    、 エンジンの負荷を検出するエンジン負荷検出手段と、 エンジン回転数およびエンジン負荷に基づき、エンジン
    に供給される吸気の過給圧を適正値にすべく前記可変排
    気導入通路の断面積を制御する制御値を演算する演算手
    段と、 エンジンに供給される吸気の過給圧を測定する過給圧セ
    ンサと、 前記測定した過給圧と目標過給圧との偏差の時間的変化
    の比例成分と微分成分との和が所定値に達した時には、
    前記演算した制御値を前記偏差に基づき補正する補正手
    段と、 この補正された制御値ににり前記可変排気導入通路の断
    面積を制御1−るIIi制御手段と、を有する可変容量
    ターボチャージャーの制御装置。
JP59067421A 1984-04-06 1984-04-06 可変容量タ−ボチヤ−ジヤ−の制御装置 Pending JPS60212626A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4702080A (en) * 1984-12-11 1987-10-27 Nissan Motor Co., Ltd. Method and apparatus of controlling supercharging pressure in a turbocharger
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CN111663994A (zh) * 2020-06-17 2020-09-15 中车大连机车研究所有限公司 一种可调喷嘴控制方法

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