JPS6021232A - プラスチツクフイルム製造装置 - Google Patents

プラスチツクフイルム製造装置

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JPS6021232A
JPS6021232A JP12933983A JP12933983A JPS6021232A JP S6021232 A JPS6021232 A JP S6021232A JP 12933983 A JP12933983 A JP 12933983A JP 12933983 A JP12933983 A JP 12933983A JP S6021232 A JPS6021232 A JP S6021232A
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JP
Japan
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circular die
film
guide
rolls
roll
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JP12933983A
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English (en)
Inventor
Tadashi Sato
忠史 佐藤
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Kaito Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kaito Chemical Industry Co Ltd
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主としてインフレーシン法 により合成i脂の管状フィルムを製造する装置に於て、
フィルムの巻上がり状態が均一で品質の良好な製品を得
る合成樹脂フィルム製造装置にかかわる。 インフレー
ション法によりフィルムを成型し、これを巻取装置の巻
芯に巻きあげると、フィルムの厚さのバラツキにより、
厚い部分や薄い部分が同一部分に多層に巻かれろため、
管状の「偏肉」と呼ばれる不均一な巻上がり状態となり
易い。
インフレーション法フィルムall 造装置N tx概
略第1図に示す通り、スクリュー押出機1にて、加熱溶
融した合成樹脂を環状のスリットを有する円形ダイ3に
より、円筒状に押し出し、乙の溶融フィルムを円形ダイ
3上外側の外冷装置4より冷却用空気を吹き付けて冷却
固化して、薄いフィルムとする方法である。
インフレーション法に於ては、円形ダイの内部の樹脂通
路の構造、加f精度、組立精度及び外冷装置の構造、冷
却空気の吹付方法、精度、またこれらの調節精度、フィ
ルム製造環境の温度分布、空気流により、製造されるフ
ィルムに若干の厚さのバラツキが発生し、通常は±10
%程度の厚み公差は避けられない。
この様なフィルムをそのまま折込板5゜5及びニップロ
ール6.6から成る引取機構を介して巻取装置7の巻芯
に巻きLげるととくに長尺巻きとなると巻きロールの同
じ位置にフィルムの同じ厚さの部分が何重にも重なって
巻かれるため、第2図のごとく「管状偏肉」と呼ばれる
状態を呈することとなる。
この様なフィルムは、フィルム製造時においても良好な
長尺巻きが困難で巻きくずれを生じ易いし、次工程に於
てこれを巻きほぐして、印刷加工、ラミネート加工、製
袋加工、自動包装等を行う際フィルムの「たるみ」を生
じ、加工が困難となるし、多くのロスを発生するなど商
品価値を著しく低下させる。
このため従来より「管状偏肉」を防止するため種々の技
術が採用されている。
ここで現在利用されている「管状偏肉」分散に関する従
来技術を概述する。
1)第1図において床に固定した押出機1の先端の円形
ダイ3及び外冷装置4を低速度で回動させるロータリー
装置2を付し円形ダイ3及び外冷装wt4に起因する「
偏肉」を分散させる。乙の円形ダイ3及び外冷装置4を
回動する手段は、最も長く実用されているが、製造装置
中、溶融合成樹脂が最も高13(130℃〜250℃程
度)で最も高圧(100〜500kg/ea#程度)と
なる部分を合成樹脂が漏洩することなく、長時間回動し
続ける必要があるため、回転継手の材質やベアリング等
に特殊なものが必要であり、又、上部に重量の大きい円
形ダイや外冷装置が乗り、更に加熱用電気や制御用電気
、空気等を通す等のため、極めて複雑な構造が要求され
、損傷が多発しゃすい。特に大口径のダイや多層フィル
ムダイを用いるフィルム製造装置では高価で保守が難か
しい難点がある。
2)第3図において押出機1、円形ダイ3、外冷装置4
を回転台2の上に乗せ、円形ダイ3の中心を軸に回転台
を回転させる。
この手段は、1)のごとく押出機の高温、高圧部での円
形ダイ3の回転装置は不要であるが回転台2の上に重量
の大きい押出機3のほかモータ、円形ダイ3、外冷装置
4、制御盤等全てを乗せる必要があり、当然これに供給
する電気、水、空気回路(パイプ、あるいはケーブル)
をひきづっで回転する必要がある。そのため、広いスペ
ースが必要であるし、大型の押出機を要する場合利用し
難い。
3)第4図において押出#a1、円形ダイ3、外冷装置
4は固定し、折込板5,5、ニップロール6、巻取装f
7及び引取機構8を円形ダイ3の中心の延長線を軸に回
転させる。この手段は、押出機1、円形ダイ3、外冷装
w4を工場の床上に配設し、高い階の床εこフィルム通
過口をっけ、その上に回転台2を設け、これに折込板5
,5、ニップ四−ル6,6を含む引取機構5、巻取装置
7を乗せ、その全体8を回動させるか、或いは図示しな
いが高い階に押出機を置き、下方にフィルムを引き取り
、工場床上で引取機構成いは巻取装置を回転台上で回転
させるものであるが特殊な構造の工場建物が必要である
上、作業員の作業スペースが上下の個所に分散する。又
、ダイと折込板の距離を変更し難い不利がある。
すなわちインフレーレシン法により良好な品質の広巾フ
ィルムを製造する場合、使用する原料、フィルムの寸法
、厚さ等により、円形ダイとニップロールの間の距離を
最適距離に設定できることが必要とされるのは常識であ
る。
4)第5図において押出機1、円形ダイ3、外冷装置!
4及び巻取装[7を固定し、折込板5,5、ニップロー
ル6.6及び付属党−ル6′を回転台に乗せて回転させ
、これの回転に対応してガイドロールのいくつかの角度
を変更し一定方向にフィルムを排出するもの。
この手段は、以上のような諸手段の欠点を補う方法とし
て考案された技術で、押出機1、円形ダイ3、外冷装置
4及び巻取装置7は床に固定され、引取機構の折込板5
゜5、ニップロール6.6とを回転台2に乗せ回動し引
き上げられたフィルムの折りたたみ位置を移動させる。
ニップロール6゜6通過後のフィルムFがよしれない様
にし、常に巻取装[7の方向に送り出すため、特殊なロ
ールのセット6′の角度を変える様に設計されている。
 この技術に於ける特殊ロール6″の配置を第6図に示
すがニップロール6.6は折りたたまれたフィルムFを
はさみ引き取るが、ガイドロール9と共にニップロール
6.6の中央を中心に往復回転するが、フィ′ルムFが
よじれずに常に同図矢印の方向に固定ロール10に対し
送り出されるようにガイドロール11,12.13.を
夫々、角度を変更するように設計されたものである。
「管状偏肉」を完全になくすために(よ円筒状フィルム
が巻取軸に対し360°回転され厚さのバラツキが完全
に分散されることが望ましいがこの手段は3606の回
転は困難である。
本発明は以上の従来技術に見られる欠点、弊害を改善、
是正すべく開発されたもので比較的簡単な機構により各
ロールの角度を全く変化させることな(円筒状フィルム
がフィルム状となって巻取軸に対し360゜回転し「管
状偏肉」の分散を完全に可能とした装置を提供するもの
でその特徴とするところは押出機と、円形ダイと、冷却
装置を備え、円筒状に形成されたフィルムを、前記円形
ダイの、中心線上に設けた折込板を介して、一対のニッ
プロールから成る引取機構により引き取り、ガイドロー
ルなどから成る付属機構を介してフィルム状として巻取
装置に巻き取るプラスチックフィルム製造装置に於て、
前記円形ダイの中心線上に、水平に正逆回動自在な回動
台を設け、該回動台にそれぞれ、前記円形ダイの中心線
上に位置する折込板と、該折込板のフィルム出口端縁に
設けた一対のニップロールと、該ニップロールの略軸線
上に該軸線方向に対して略45°を成し傾斜するガイド
体と、該ガイド体の傾斜方向に回動台に対して垂直に軸
承した一対のピンチロールと、該ビンチロールと回動台
の略中心を結ぶ綿に対して略直角方向に位置する回動台
上に垂直に、前記ニップロール及びガイド体を介して対
峙するようそれぞれ軸承した二のガイドロールを備える
引取機構を設け、その他のガイドロールから成る付属機
構を介して巻取装置にフィルムを巻き取るよう構成した
ことにある。゛ 以下、本発明の詳細を第7図〜第18図に示す実施例に
もとづき説明する。
第7図〜第8図において、1は押出機で、加熱溶融され
た円形ダイ3により円筒状に形成されたフィルムFは、
外冷装置4により冷却、固化され円筒薄膜状フィルムと
成り上方に押し上げられる。すなわち、押出機1、及び
水平に配設した円形ダイ3、外冷装置4また巻取装N7
は工場の床上にそれぞれ配設固定されている。従って、
これら各機器への接続回路や配管も固定的なものである
第7図Bは引取機構20全体の側面図で、同図Aと共に
参照して説明すると、折込板21.21は、フィルムの
出口端縁すなわち、上部開口間隙が円形ダイ3の中心線
上に位置するよう設けられた摩擦抵抗の小さい材料から
成る内面壁を有する二の平板を略二等辺三角形状に配設
し、基台39上に水平に架設した円形の回動台30下面
に支持杆22,22により垂下固定されている。
回動台30上シとは、前記折込板2]、21の、F部開
口間隙よりやや大幅の間隙が形成され、該間隙上すなわ
ち折込板21,21の開口間隙上でフィルムを介して互
いに反対方向へ摺接回転する金属ロール及び弾性材のロ
ールから成る一対のニップロール31.31が軸承され
、又該ニップロール31.31の駆動機構M1が回動台
30上に固設されている。
さらに、前記一対のニップロール31゜31間の軸線方
向の略中央上方には、適宜間隙を介して、ガイド体32
が、回動台30上又は回動台30及び天板38間ξこ軸
承される。ガイド体32は、前記一対のニッブロール3
1.31の軸線に対し・、略45″の傾斜角度をもって
軸承される回転自在の遊動ロール(同図実施例)あるい
は、摩擦係数の小さい表面素材から成る板体から成り、
これらガイド体32の表面より空気を吹出し、フィルム
を浮かせて通過せしめるように回動台30上に設けても
よい。
尚、第7図及び第9図において33は、ガイドロールで
前記ガイド体32及びニップロール31.31間に水平
に軸承し、ニップロール31,31間を通過したフィル
ムをガイド体32の一側面方向へ導(ようニップロール
31.31間の中央よりやや一方側へずれて、回動台3
0上に回転自在に軸承されている。
また、34.34はフィルムを介して摺接し、相互に反
対方向へ回転自在の一対を成すピンチロールで、回動台
30と天板38間でその軸線方向が回動台30に対し、
略垂直となるように、且つ前記ガイド体32の傾斜方向
すなわち、傾斜したガイド体32の上端が両ピンチロー
ル34,34に近くなるよう位置せしめ、且っガイド体
32の長手方向−側面側と、同一平面上に両ピンチロー
ル34,34の軸方向中央すなわち両ロール摺接面が位
置するように設けられている。従って、ピンチロール3
4゜34の軸線は、ニップロール 31.31の軸線と
略直交する位置となる。
回動台30上には、さらにガイドロール35、及び35
が設けられる。この二のガイドロール 35.及び35
は、それぞれ前記一対のニップロール31,31の軸方
向中央に略直交する位置で、回動台30直径方向周縁部
にその軸線方向を回動台30に対して垂直にして天板3
8間でニップロール31.31を介して対峙するよう回
転自在に軸承されている。換言すれば、前述ピンチロー
ル34,34に対して回動台30の中心より90゛の位
置に設けられている。
すなわち、回動台30上には、ニップロール 31,3
1、そしてガイドロール33、ガイド体32、一対のピ
ンチロール34.34.ガイドロール35.及び35が
軸承され、且つニップロール31.31の駆動機[Ml
と共に取り付けられ、引取機構20全体、すなわち、上
述各部材が互いにそれら相対位置及び取り付は角度を変
化せずに回動台30により回動自在に設けられる。
回動台30は、第8図に示すように、該回動台30周縁
にラックあるいはスプロケットが固設され、チェーン3
6を介して基台39上に設けた正逆駆動機構M2と連結
し、回動台が180°回動する毎に正逆転するよう設け
られる。
次に上述引取機構20から巻取装置7間に介設され、引
取機構20から巻取装置7ヘフイルムが移送されるいわ
ば第2引取機構というべき付属機構40について説明す
る。
この付属機構40は、固定された巻取装置7へ引取機構
20からのフィルムを送るため、すなわち、回動する引
取機!#2oがら送られるフィルムを常に一定方向すな
わち巻取装置7方向へ送り出すために設けられるもので
、前記基台39上あるいは、これと平行に架設された基
台39′上で、該基台39′及び天板38′間に設けら
れる。
すなわち、前記一対のピンチロール34゜34の回動軌
跡の近傍で、巻取装置7方向に一対の他のピンチロール
41,41が、垂直にフィルムを介して摺接し互いに反
対方向へ回転自在に軸承されている。
さらに、前記値のピンチロール41,41の近傍にはガ
イドロール42が基台39′及び天板 38゛間に垂直
に軸承されている。このガイドロール42は、前記ピン
チ四−ル41,41間を通過したフィルムを巻取装置7
方向へ移送するため設けられる。またガイドロール42
の軸線方向に対して45°交叉する状態で傾斜しtコ他
のガイド体、図示の実施例ではターンロール43が同じ
く天板3g′及び基台39′間に軸承されている。この
ターンロールから成る他のガイド体43は、前掲引取機
構20のガイド体32と同様バーなどを用いてフィルム
を通過させるようにしても良い。
また第7図Aに示すように他のガイド体を成すターンロ
ール43の下方には、巻取装置7ヘフイルムを移送する
に必要な適宜数のその他のガイドロール44がその長さ
方向をフィルムの幅方向に平行にして回転自在に軸承さ
れる。尚、45は同じくガイドロールであるが、回動台
30の回動ζこ応して、フィルム通過路長の増減が生ず
るため、フィルムの張力に変動を来たし、巻上がり張力
、巻上が抄姿の変動あるL)lま悪化が生しる乙とを防
止するため、とのガイドロール45を同図垂直方向に昇
降自在になるよう適宜昇降機構に回転自在に軸承するよ
うにしてもよい。
尚、良好な品質の広巾フィルムを製造する場合などに使
用する原料、フィルムの寸法、厚さ等により円形グイと
ニップロール間の距離を変化させ最適距離とするため回
動台全体を昇降装置により昇降自在に構成することも可
能である。
本発明にかかるプラスチックフィルム製造装置は以上の
ように構成され、次にその作用について説明する。
第7図〜第9図に於て、床に固定された押出機1により
溶融された合成樹脂は円形ダイ3より円筒状フィルムF
として押し出され、外冷装置4により空冷固化されなが
ら上部に引き上げられる。 筒状のフィルムFは引取機
構20の折込板21,21により折りたたまれ駆動機構
M1により回転するニップロール31,31に挾持され
上部に送り出される。上部に送9出されtコフィルムF
1は、ガイドロール33を経て、ガイド体32により該
フィルムF1の幅方向を垂直にして一対のピンチロール
34゜34間を通過し、次いで、付属機構40の対を成
し摺接回転自在に軸承された一対の他のピンチロール4
1,41間を通過して、ガイド四−ル42方向へ略直角
に移送され、次いでこの移送されjこフィルムF2は、
他のガイド体を成すターンロール43により進行方向を
下方へ変化させられ複数の、ガイドロール45及びその
他のガイドロール44を介して巻取装置7へ送られ、こ
こで巻芯に巻き取られる。
回動台30が180°回動しtコ後、図示せざる回動台
30周辺に設けたリミットスイッチからの出力信号で回
動台30のモータM2が逆転駆動され、″回動台30が
低速で逆回動を開始する。
第9図から第13図は、回動台30が正逆駆動機構M2
により180°回動する間の段階を追った斜視図で、−
右回動台30、引取機構20及び付属機構40の詳細な
動作が第7図〜第9図迄に回動の段階を 追って示されている。第9図〜第13図及び第14図〜
第18図は、それぞれ回動台30が45°回転する毎の
状態を示す。
第9図(第14図)から、第10図(第15図)に至る
段階で、円筒状フィルムFの円周上に位置する、断面で
いえば円筒状フィルムを直径方向で輪切りにした直径上
の−の任意のポイントは、円周上で456回転すること
になる。すなわち、円筒状フィルムFは、折込板21.
21で初めて平板状となるが一方継続的に成型され送り
出される円筒状フィルムが折込板21.21を通過する
際折込板21,21が回動しているため、前記円筒状フ
ィルムの−の任意のポイントが折込板21.21上の最
先に通過したポイントと同じポイントを通過せス、従っ
て、前記円筒状フィルム、Fの−の任意のポイントは折
込板21.21を含む引取機構20の回動により平板状
フィルムとなったとき回動台の回動方向と反対方向へ回
動台30の回動角度分、回転(移動)することとなる。
回動台30が180°回動し第11図 (第16図)〜第13図(第18図)の位置に達すると
、正逆駆動機構M2は再度逆回転(正転)を開始し、今
度は第13図〜第9図(第18図〜第14図)へと逆方
向に回動するため、180″′回転(移動)しtこ前記
円筒状フィルムFの−の任意のポイントは、平板状とな
ったフィルムの裏側すなわち、円筒状フィルムの他の半
周側ζこ回転(移動)を開始し、旧位すなわち第9図(
第14図)の状態で360°回転(移動)したこととな
る。
従って、床上に固定された巻取機構の常時一定の巻芯の
軸線方向に対し、フ4)レムF3は円筒状フィルムFを
回転させたものとなって巻き取られることとなる。
回動台30の正逆回動の間フィルムは、ガイド体32、
一対のピンチロール34゜34及び二のガイドロール3
5,35の一方によって捻られることなく、付属機構の
ガイドロール等に送り出され、巻取装置の巻芯へ到達す
る。回動台上の引取機構を成す各部材の相対位置及び取
付角度が変化すること無く一体に回動するからである。
以後回動台30の正逆回動が反覆される。
本発明は以上詳述したように押出機と、円形ダイと、冷
却装置を備え、円筒状に形成されたフィルムを、前記円
形ダイの、中心線上に設けた折込板を介して、一対のニ
ップ四−ルから成る引取aiimにより、引ぎ取り、ガ
、イドロールなどから成る付属機構を介してフィルム状
として巻取装置に巻き取るプラスチックフィルム製造装
置に於て、前記円形ダイの中心線上に、水平に正逆回動
自在な回動台を設け、該回動台にそれぞれ前記円形ダイ
の中心線上に位置する折込板と、該折込板のフィルム出
口端縁に設けた一対のニップロールと、該ニップロール
の略軸線上に該軸線方向に対して略45′″を成し傾斜
するガイド体と、該ガイド体の傾斜方向に回動台に対し
て垂直に軸承した一対のピンチロールと、該ピンチロー
ルと回動台の略中心を結ぶ線に対して略直角方向に位置
する回動台上に垂直に、前記ニップロール及びガイド体
を介して対峙するようそれぞれ軸承した二のガイドロー
ルを備える引取機構を設け、その他のガイドロールから
成る付属機構を介して巻取装置にフィルムを巻き取るよ
う構成したことから極めて簡単な構成により、円筒状フ
ィルムを360°回転せしめて巻取装置に巻き上げるこ
とが可能となったもので、工場設備の簡素化を図り且つ
メンテナンスの容易な設備によって管状偏肉のない巻取
り、巻上がりが容易かつ確実な商品価値の高いプラスチ
ックフィルムの製造装置を提供する乙とを可能としたも
のである。
尚、本発明においては、インフレーション法を用いるも
のについて説明しtこが、インフレーション法に限らず
、いわゆる周知の延伸装置を有するチューブ方式による
プラスチックフィルム製造装置としても適用可能である
ほか、インフレーション法にあっても叙上の上向き方式
のほかいわゆる下向き方式と呼ばれる押出機及び円形ダ
イがニップロールの上方に位置し、フィルムの吹き出し
が下向きとなるものなどにも適用できることは言う迄も
ない。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第6図は従来技術を示すもので、第3図は骨上
偏肉状態の巻上がりを示し、第6図は、第5図における
特殊ロール6′の各配置をしめすもので、第7図Aは本
発明装置の全体の斜視図、同図Bは引取機構20の側面
図、第8図は引取機構20及び付属機構40の平面図、
第9図〜第13図は本発明装置の要部作動状態を段階的
に示す斜視図、第14図〜第18図は本発明装置の要部
作動状態を示す平面図である。 1・・・押出機 3・・・円形ダイ 4・・・外冷装置 7・・巻取装置 20・・・引取機構 30・・・回動台31.31・・
・ニップロール 32.43・・・ガイド体 34.34・・・ピンチロール 35.35・・・二のガイドロール 40・・・付属機構 41.41・・・他のピンチロール 44・・・その他のガイド四−ル ゛ 第3図 6 第4図 第5図 第7阿A) 第7図(B) 7わ20 第10図 第11図 第13図 5 1 114図 615図 42 65 手続?由正書(自発) 特許庁長官 若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第129339号 2、発明の名称 プラスチックフィルム製造装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都文京区本郷1丁目14番3号東野ビル名
 称 カイト化学工業株式会社 4、代 理 人 〒105 電話(436)2398 
(代)明細書及び図面 6、補正の内容 別紙の通す(1)明細書の浄書(丙容ζζ襄更なし)(
2)図面に符号22を追加する。 第7邑A) 第7図(B) β20 53234

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)押出機と、円形ダイと、冷却装置を備え、円筒状
    に形成されたフィルムを、前記円形ダイの、中心線上に
    設けた折込板を介して、一対のニップロールから成る引
    取機構により引き取り、ガイドロールなど力)ら成る付
    属機構を介してフィルム状として巻取装置に巻き取るプ
    ラスチックフィルム製造装置に於て、 前記円形ダイの中心線上に、水平に正逆回動自在な回動
    台を設け、該回動台にそれぞれ、 前記円形ダイの中心線上に位置する折込板と、該折込板
    のフィルム出口端縁ζこ設艦すた一対のニップロールと
    、該ニップロールの略軸線上に該軸線方向に対して略4
    5゜を成し傾斜するガイド体と、該ガイド体の傾斜方向
    に回動台に対して垂直に軸承した一対のピンチロールと
    、該ピンチロールと回動台の略中心を結ぶ線に対して略
    直角方向に位置する回動台上に垂直に、前記ニップロー
    ル及びガイド体を介して対峙するようそれぞれ軸承した
    二のガイドロールを備える引取機構を設け、その他のガ
    イドロールから成る付属機構を介して巻取装置にフィル
    ムを巻き取るよう構成したことを特徴とするプラスチッ
    クフィルム製造装置。
  2. (2)前記付属機構は、回動台に垂直に軸承した一対の
    ピンチロールの軸線と同一平面上に軸承した一対の他の
    ピンチロールと、該他のピンチロールとその軸線を平行
    に且つ適宜間隔を介して軸承したーのガイドロール及び
    該ガイドロールの軸線と略45゜の傾斜角を成し設けた
    他のガイド体から成る特許請求の範囲第1項記載のプラ
    スチックフィルム製造装置。
  3. (3)前記押出機と、円形ダイと、冷却装置と巻取装置
    を床上に配設し、前記円形ダイの中心線上方に前記回動
    台を配設した上向き方式インフレーシロン法における特
    許請求の範囲第1項記載のプラスチックフィルム製造装
    置。
  4. (4)前記押出機と、円形ダイと、冷却装置を回動台に
    配設し該回動台の下方にニップロールなどから成る引取
    機構を設けた下向き方式インフレーション法における特
    許請求の範囲第1項記載のプラスチックフィルム製造装
    置。
  5. (5)前記押出機と、円形ダイと、冷却装置を備え、円
    筒状に形成されたフィルムを、前記円形ダイの中心線上
    に設けtコ折込板を介して、一対のニップロールから成
    る引取機構により引き取り、フィルム状として巻取装置
    に巻き取るプラスチックフィルム製造装置が、延伸装置
    を備えるチューブ方式から成る特許請求の範囲第1項記
    載のプラスチックフィルム製造装置。
  6. (6)前記回動台を180°毎に正逆回動自在となるよ
    う正逆機構を有する駆動機構に連結した特許請求の範囲
    第1項、又は第4項記載のプラスチックフィルム製造装
    置。
  7. (7)前記付属機構の他のガイド体の長さ方向と略同一
    平面上で該他のガイド体と巻取装置間に、ガイドロール
    を配し、該ガイドロールを前記他のガイド体に対して進
    退移動自在に設けた特許請求の範囲第1項、又は第4項
    記載のプラスチックフィルム製造装置。
  8. (8)前記回動台を円形ダイに対して進退移動自在に設
    けた特許請求の範囲第1項、又は第4項記載のプラスチ
    ックフィルム製造装置。
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