JPS6021166Y2 - 振動研摩装置 - Google Patents

振動研摩装置

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JPS6021166Y2
JPS6021166Y2 JP1976083048U JP8304876U JPS6021166Y2 JP S6021166 Y2 JPS6021166 Y2 JP S6021166Y2 JP 1976083048 U JP1976083048 U JP 1976083048U JP 8304876 U JP8304876 U JP 8304876U JP S6021166 Y2 JPS6021166 Y2 JP S6021166Y2
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JP
Japan
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vibration
vibrator
polishing
tip
wire rods
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Expired
Application number
JP1976083048U
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English (en)
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JPS531190U (ja
Inventor
潔 井上
Original Assignee
株式会社井上ジャパックス研究所
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Publication date
Application filed by 株式会社井上ジャパックス研究所 filed Critical 株式会社井上ジャパックス研究所
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は位相に異なる振動をする複数の線材の先端部に
研摩材を供給して研摩加工する振動研摩装置に関する。
従来の振動研摩装置は超音波振動子の先に1つのホーン
を設け、ホーンを伝播する振動を先端の工具に伝達して
研摩するように構成されている。
従って工具はある一定の決まった振動数で振動する振動
子によって単調振動であるから加工効果も所定以上高く
は期待することはできない。
振動研摩装置ではないが、切削具の振幅を大きくして切
削効果を顕著にするものとして、上下面で長さの異なる
振動子を設け、該振動子の周囲該振動子を軸方向に超音
波振動する1個の超音波付勢源を設け、該振動子の一端
を固定し、他端に振動子の振動方向に対して傾斜する切
削具を設けたものが特公昭44−30.79吋公報によ
って知られている。
これは切削を目的とした工具を動かすために周波数を異
にしたり、収縮度が異なる振動子の先端に切削具を付け
て切削具の往復移動を計るものである。
本考案は、そのように単一な切削具を動かすものではな
く、1個の超音波振動子と、該振動子の振動出力端部に
結合された振動伝播部材とからなり、該振動伝播部材の
先端部に研摩材を供給して研摩加工を行なう振動研摩装
置に於て、前記振動伝播部材は、少なくとも先端部側に
互に近接して並設された複数の線材を有し、且つ該複数
の線材の先端に互に位相の異なる振動を伝播する振動伝
播特性をもち、更に前記複数の線材は、把持できる支持
部材によって、互に離隔独立して弾性的に支持されてい
ることを特徴とする振動研摩装置である。
以下図面の実施例により説明する。
第1図ホーンを複数用いたもので、1は励磁コイル2を
設けた振動子で、交流又は高周波励磁によって、ある定
まった例えば超音波の振動数で振動する。
3は振動を伝播する振動ホーンで、複数個31.32が
振動子1の先に固定され、各ホーン31.32の先には
各々振動伝達ワイヤ41.42が設けられ、ワイヤ41
.42の先端部は互に接近し、並設して砥粒等の研摩材
に振動伝達する。
各ホーン31.32又は各ワイヤ41.42の振動伝播
特性を異ならしめて設け、例えばワイヤ41と42の長
さ、太さを異ならしめることによりホーン31からワイ
ヤ41及びホーン32からワイヤ42を経て伝播する振
動に位相差が生じ、ワイヤ先端部には位相の異なる振動
が伝播作用する。
5はワイヤを互に離隔独立して弾性的に支持するスボン
ヂ等の支持部材で、ここを手で持ってワイヤ先端を移動
させることにより目的研摩部分に移動させて、供給した
研摩材に位相の異なる振動を与え、研摩することができ
る。
研摩効果は位相の異なる振動が伝播することにより研摩
速度は早く、研摩面も綺麗に仕上る。
又、従来の単一振動の場合は研摩材である砥粒の飛散が
大きく、砥粒を多量に供給しなければならならず、供給
砥粒の研摩効果は小さかったが、前記位相差振動を加え
ることによって供給した砥粒は研摩部分に於て充分に研
摩加工に供され、角部、隔部分等も高速に研摩できる。
第2図は1つの振動ホーン3の先に複数本のピアノ線6
1,62.63を固定して取付け、先端を互に離隔独立
して、砥粒等の研摩材に振動伝達するようにしたもので
ある。
各ピアノ線61,62.63は長さを各々異ならしめて
振動の伝達特性を異ならしめ、従って各ピアノ線の先端
部には位相を異にする振動が伝播し、加工が行なえる。
以上の何れの実施例に於ても砥粒等の研摩材に位相の異
なる振動を与えて加工することができ、研摩効果は単一
振動を与える場合に比較して著しく高められる。
第3図は研摩加工に於ける仕上面の粗さを従来例と比較
した実施例で、加工は#120のダイヤモンド粒を液体
の中に入れたものを研摩材として用いこれに28KHz
の振動を与えて25μRmaxの面を研摩加工したとき
の仕上面粗さで、これから同一仕上面に研摩仕上げする
とき、本考案の第1図構成により80°の位相差振動を
与えたとき仕上時間は約1/2〜1/3以下に短縮でき
た。
これにより研摩効果が著しく向上できることが理解され
、実用上効果が大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例図、第2図は他の実施例図、
第3図は本考案加工効果と従来例との比較説明図である
。 1・・・・・・振動子、2・・・・・・励磁コイル、3
・・・・・・振動ホーン、4,6・・・・・・振動伝達
ワイヤ、5・・・・・・支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1個の超音波振動子と、該振動子の振動出力端部に結合
    された振動伝播部材とからなり、該振動伝播部材の先端
    部に研摩材を供給して研摩加工を行なう振動研摩装置に
    於て、前記振動伝播部材は、少なくとも先端部側に互に
    近接して並設された複数の線材を有し、且つ該複数の線
    材の先端に互に位相の異なる振動を伝播する振動伝播特
    性をもち、更に前記複数の線材は、把持できる支持部材
    によって、互に離隔独立して弾性的に支持されているこ
    とを特徴とする振動研摩装置。
JP1976083048U 1976-06-23 1976-06-23 振動研摩装置 Expired JPS6021166Y2 (ja)

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JP1976083048U JPS6021166Y2 (ja) 1976-06-23 1976-06-23 振動研摩装置

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JP1976083048U JPS6021166Y2 (ja) 1976-06-23 1976-06-23 振動研摩装置

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JPS531190U JPS531190U (ja) 1978-01-07
JPS6021166Y2 true JPS6021166Y2 (ja) 1985-06-24

Family

ID=28564063

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976083048U Expired JPS6021166Y2 (ja) 1976-06-23 1976-06-23 振動研摩装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4421799Y1 (ja) * 1968-12-28 1969-09-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4421799Y1 (ja) * 1968-12-28 1969-09-16

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JPS531190U (ja) 1978-01-07

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