JPS6021151Y2 - 衝突防止装置 - Google Patents

衝突防止装置

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Publication number
JPS6021151Y2
JPS6021151Y2 JP9831481U JP9831481U JPS6021151Y2 JP S6021151 Y2 JPS6021151 Y2 JP S6021151Y2 JP 9831481 U JP9831481 U JP 9831481U JP 9831481 U JP9831481 U JP 9831481U JP S6021151 Y2 JPS6021151 Y2 JP S6021151Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
chuck
collision prevention
prevention device
buffer member
electrodes
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Expired
Application number
JP9831481U
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English (en)
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JPS584337U (ja
Inventor
勲 武沢
Original Assignee
株式会社大隈鉄工所
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Publication date
Application filed by 株式会社大隈鉄工所 filed Critical 株式会社大隈鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は相対移動する2部材間に起る接触加圧を感知
して衝突を未然に防止する衝突防止装置に関する。
特に旋盤でNC等により切削送りされる刃物台が制御部
の故障で暴走若しくはプログラムミスによりチャックに
衝突して機械が破損することを防止する衝突防止装置に
係る。
従来例えばNC旋盤においては衝突防止の方法としてプ
ログラムによってチャックバリヤを形威し、その領域に
入った時は警報を発するか刃物台の送りを停止或いは早
送りを切削送り程度の低い送り速度に切換えているもの
が公知(例えば特公昭55−38696)である。
しかしながらNC装置によってはプログラムを変更する
ことができないものもあり、このものでは上記の手段は
講じられない。
またNCでない工作機械については必然的に上記の手段
は不可能で別の方法をとらざるを得ないものである。
従ってこの考案は上記に鑑みなされたものでNC装置の
有無並びに機械の種類に制限されない衝突防止装置を提
供しようとするものである。
即ち加圧導電部材を両側から電極によってサンドイッチ
とした受圧部を刃物台の流れ量を吸収するだけの緩衝量
を保有する絶縁性の緩衝部材を介してチャック表面に取
付は両電極をスリップリングを介して刃物台の送り駆動
回路の開閉回路に接続した緩衝防止装置である。
以下この考案を図面にもとづき説明する。
1は旋盤の主軸台、2は主軸台1に回転可能に軸承され
た主軸、3は該主軸2に同心に嵌着されたチャック本体
、4はチャック本体前面に半径方向に移動可能な爪であ
る。
5は絶縁性を有する緩衝材で例えば波形若しくはハニカ
ム形をした合成樹脂で作られている。
この樹脂は弾性を有していて変形しても復元・されるも
のが一層望ましい。
6,7は金属の電極、8は加圧導電ゴム例えば日本合成
ゴム■から市販されているJSRPCRと称されている
ものを用いる。
加圧導電ゴム8は電極板6,7と接着してサンドインチ
状につくられて受圧部を形威し緩衝材5の上面に接着材
等で固定される。
そしてこの緩衝材5及び受圧部はチャック本体3の外周
及び前面並びにチャック爪4の外側及び前面に取付けら
れるものである。
9はチャック本体3の外周に設けられたスリップリング
で電極6,7とそれぞれリード線で接続される。
10は主軸台1に固定されたアングル11に絶縁的に取
付けられスリップリング9に常時接触するようにばね1
2で付勢されたブラシである。
該ブラシはリード線によって機械のNCサーボモータ等
の電源を開閉するマグネットスイッチ13の操作回路に
電池14を介して接続され受圧部に圧力を受けると加圧
導電ゴムの導通により操作回路が閉成されてマグネット
スイッチが開放され刃物台の送りを停止させる。
15は主軸台1に取付けられたスリップリングの保護カ
バーである。
緩衝部材5の加圧によって吸収できる変位量は刃物台の
送り速度と受圧部からの信号を操作回路がうけ刃物台を
停止させる迄の遅れによる流れ量によって決定され、少
くともそれに等しいかそれ以上である必要がある。
例えば次表に示すように条件によって決定される。
なお、スリップリング9は主軸台内に設ける場合はチャ
ック交換時並びに切粉・切削水等による傷・汚れから保
護されて有利である。
このようにチャック表面に衝突防止装置が形成されてい
ると、刃物台の送り中NGの故障による暴走、或いはプ
ログラムミスにより刃物台の工具が危険区域に入り、工
具先端がチャック爪4又は本体2の表面に接触し電極7
を押圧するとその圧力によって加圧導電ゴム8が導通し
てマグネットスイッチ13の操作回路が働き電源を遮断
するので刃物台の送りは停止される。
この停止迄の遅れによる流れ量に対して緩衝部材5が流
れ量を吸収するように形成されているので刃物台はチャ
ック地金に衝突することからまぬがれるものである。
なおチャック爪のみに設けるだけでも相当の効果がある
以上詳述したようにこの考案は移動体の停止時の流れ量
を吸収する変位量をもった緩衝部材を介して加圧導電ゴ
ムを用いた受圧部を取付けたので移動体の不慮の暴走又
はプログラムミス等による衝突で機械が破損するのをN
C等の機能によらず極めて簡単な安価な部材により未然
に防止することができる。
又接触による受圧部の損傷の場合の取替えも容易で安価
である。
更に実施例以外の機械の相対移動する部材の一方に簡単
に取付けられるなどの特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のチャック側面図並びに操作回路図、
第2図は第1図のブラシ部の拡大断面図、第3図はチャ
ック爪部の拡大断面図。 3・・・・・・チャック本体、4・・・・・・チャック
爪、5・・・・・・緩衝部材、6,7・・・・・・電極
、8・・・・・・加圧導電ゴム、9・・・・・・スリッ
プリング、10・・・・・・ブラシ、13・・・・・・
マグネットスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 旋盤のチャック表面に刃物台の停止指令後の動作遅れに
    よる刃物台の停止迄の流れ量に等しいか、それ以上の緩
    衝量を有する絶縁性緩衝部材を取付け、該緩衝部材の上
    に両側の電極で加圧導電ゴム材をサンドイッチになした
    受圧部を取付は前記両側の電極をスリップリング等の回
    転接続部材を介して刃物台の送り駆動回路を開くように
    接続したことを特徴とする衝突防止装置。
JP9831481U 1981-06-30 1981-06-30 衝突防止装置 Expired JPS6021151Y2 (ja)

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JP9831481U JPS6021151Y2 (ja) 1981-06-30 1981-06-30 衝突防止装置

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JP9831481U JPS6021151Y2 (ja) 1981-06-30 1981-06-30 衝突防止装置

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JPS584337U JPS584337U (ja) 1983-01-12
JPS6021151Y2 true JPS6021151Y2 (ja) 1985-06-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11138380A (ja) * 1997-11-11 1999-05-25 Makino Milling Mach Co Ltd 衝突時の損傷防止機能を有する工作機械

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Publication number Publication date
JPS584337U (ja) 1983-01-12

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