JPS60211349A - カリウムイオン選択性電極 - Google Patents
カリウムイオン選択性電極Info
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- JPS60211349A JPS60211349A JP60049470A JP4947085A JPS60211349A JP S60211349 A JPS60211349 A JP S60211349A JP 60049470 A JP60049470 A JP 60049470A JP 4947085 A JP4947085 A JP 4947085A JP S60211349 A JPS60211349 A JP S60211349A
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- ion
- potassium
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/28—Electrolytic cell components
- G01N27/30—Electrodes, e.g. test electrodes; Half-cells
- G01N27/333—Ion-selective electrodes or membranes
- G01N27/3335—Ion-selective electrodes or membranes the membrane containing at least one organic component
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、乾燥した内部参照電極、電解質層及び膜層を
含む、液体中のカリウムイオンを分析するための乾式操
作イオン選択性電極に関する。
含む、液体中のカリウムイオンを分析するための乾式操
作イオン選択性電極に関する。
種々の病気の診断及び治療並びに予防のための健康診断
においては、患者の身体中のある種のイオン(例えば陽
イオン)の濃度を監視することはますます重要になって
きている。著しく注目されてきた一つの陽イオンは、カ
リウムである。高い血清カリウム濃度が筋肉の興奮性、
呼吸作用及び心筋機能に変化を起こすことは公知である
。低いカリウム濃度は筋肉の興奮性及び心筋機能に刺激
的変化を起こすことができる。従って、血清カリウムの
測定は、病気の診断及び治療における重要な診断手段と
なっている。
においては、患者の身体中のある種のイオン(例えば陽
イオン)の濃度を監視することはますます重要になって
きている。著しく注目されてきた一つの陽イオンは、カ
リウムである。高い血清カリウム濃度が筋肉の興奮性、
呼吸作用及び心筋機能に変化を起こすことは公知である
。低いカリウム濃度は筋肉の興奮性及び心筋機能に刺激
的変化を起こすことができる。従って、血清カリウムの
測定は、病気の診断及び治療における重要な診断手段と
なっている。
カリウムの分析に有用な用具は、イオン選択性電極であ
った。体液中のイオン濃度の測定に有用なイオン選択性
電極の一つの型は、既知電位の半電池(参照電極)と接
触して参照溶液を含む電極本体(通常、ガラス又はプラ
スチック容器)及び電極本体中の孔に存在するイオン選
択性膜を有するものである。イオン選択性膜は、電極が
未知溶液中に浸漬されたときに、膜が参照溶液と未知溶
液の両方に接触するように設置される。参照溶液中の金
属の不溶性塩の層で被覆され、参照溶液に浸漬された金
属試料は、電極間の電位差を測定する接点の一つとし1
作用し、電極に参照電位を与える。溶解しているイオン
に対する電極の感度は、膜の組成によって決定される。
った。体液中のイオン濃度の測定に有用なイオン選択性
電極の一つの型は、既知電位の半電池(参照電極)と接
触して参照溶液を含む電極本体(通常、ガラス又はプラ
スチック容器)及び電極本体中の孔に存在するイオン選
択性膜を有するものである。イオン選択性膜は、電極が
未知溶液中に浸漬されたときに、膜が参照溶液と未知溶
液の両方に接触するように設置される。参照溶液中の金
属の不溶性塩の層で被覆され、参照溶液に浸漬された金
属試料は、電極間の電位差を測定する接点の一つとし1
作用し、電極に参照電位を与える。溶解しているイオン
に対する電極の感度は、膜の組成によって決定される。
この種の電極は、この分野で“たる形”電極と言われる
。
。
イオン選択性電極の分野゛で著しく進歩したものは、米
国特許第4,214.968号明細書に記載されている
乾式操作電極である。このような乾式操作イオン選択性
電極が発見される前には、電極は水溶液中に貯蔵するか
、又はイオン−活量測定操作に使用する直前に水溶液で
処理しなければならなかった。用語「乾式操作」は、湿
式貯蔵又は使用前のプリコンディショニングを必要とせ
ずに、試験水溶液のイオン濃度に関するイオン活量を再
現性をもって電位差計で測定するイオン選択性電極を言
う。
国特許第4,214.968号明細書に記載されている
乾式操作電極である。このような乾式操作イオン選択性
電極が発見される前には、電極は水溶液中に貯蔵するか
、又はイオン−活量測定操作に使用する直前に水溶液で
処理しなければならなかった。用語「乾式操作」は、湿
式貯蔵又は使用前のプリコンディショニングを必要とせ
ずに、試験水溶液のイオン濃度に関するイオン活量を再
現性をもって電位差計で測定するイオン選択性電極を言
う。
米国特許第4.214,968号明細書の実施例に記載
されている特定のイオン選択性電極の一つは、カリウム
イオン選択性電極である。このイオン選択性電極は、参
照電極上に被覆された疎水性イオン選択性膜を含む。参
照電極は、電解質層及び金属/金属塩参照電極からなる
。金属/金属塩参照電極は、金属塩の層と導電性接触し
ている金属の導電性層及び金属塩層と接触している乾燥
電解質層層を含む。
されている特定のイオン選択性電極の一つは、カリウム
イオン選択性電極である。このイオン選択性電極は、参
照電極上に被覆された疎水性イオン選択性膜を含む。参
照電極は、電解質層及び金属/金属塩参照電極からなる
。金属/金属塩参照電極は、金属塩の層と導電性接触し
ている金属の導電性層及び金属塩層と接触している乾燥
電解質層層を含む。
金属/金属塩参照電極の第二の成分は電解質層である。
電解質層は乾燥した親水性層であるのが好ましい。
イオン選択性電極の乾燥した電解質溶液は、塩を固溶体
として含む親水性結合剤を含む。塩の陰イオンは金属塩
層の塩と共通であり、前記塩の陽イオシは、電極が検出
すべきイオンを含むのが好ましい。従って、塩化カリウ
ムは、前記の特許明細書の実施例(並びにカリウムイオ
ン選択性電極に関する他の開示文献)に記載され、使用
されている唯一の塩である。
として含む親水性結合剤を含む。塩の陰イオンは金属塩
層の塩と共通であり、前記塩の陽イオシは、電極が検出
すべきイオンを含むのが好ましい。従って、塩化カリウ
ムは、前記の特許明細書の実施例(並びにカリウムイオ
ン選択性電極に関する他の開示文献)に記載され、使用
されている唯一の塩である。
不溶性金属塩として塩化銀を使用するカリウムイオン選
択性電極でカリウムイオンを検出する際に最適な性能を
得るためには、この電極はカリウムイオンに対して最も
良く応答するので、電解質としては塩化カリウムが最も
よいと長年、考えられてきた。従って、他の塩との混合
物を使用してもよいが、不溶性金属塩として塩化銀を使
用するカリウムイオン選択性電極には、塩化カリウムが
論理的選択である。
択性電極でカリウムイオンを検出する際に最適な性能を
得るためには、この電極はカリウムイオンに対して最も
良く応答するので、電解質としては塩化カリウムが最も
よいと長年、考えられてきた。従って、他の塩との混合
物を使用してもよいが、不溶性金属塩として塩化銀を使
用するカリウムイオン選択性電極には、塩化カリウムが
論理的選択である。
カリウム塩以外の塩が著量存在すると、参照層と膜層と
の境界に利用しうるカリウムイオンが減少するため、同
等の精度及び正確さを生じることは期待されないであろ
う。
の境界に利用しうるカリウムイオンが減少するため、同
等の精度及び正確さを生じることは期待されないであろ
う。
しかし、上述の従来の電極を使用して遭遇する問題は、
イオン選択性膜と金属塩層との粘着が乏しいことである
。これにより、若干の電極は剥離してしまう。電極は、
この状態では販売できない。
イオン選択性膜と金属塩層との粘着が乏しいことである
。これにより、若干の電極は剥離してしまう。電極は、
この状態では販売できない。
このことから、これらのイオン選択性電極を廃棄しなけ
ればならないので、材料をむだにすることになる。
ればならないので、材料をむだにすることになる。
本発明の目的は、優れた精度及び正確さを保持し、被覆
された層の間に良好な粘着性を生しる乾式操作カリウム
イオン選択性電極を提供することである。
された層の間に良好な粘着性を生しる乾式操作カリウム
イオン選択性電極を提供することである。
本発明の目的は、ハロゲン化ナトリウム及びハロゲン化
カリウムの混合物を含む電解質層を含む乾式操作カリウ
ムイオン選択性電極によって達成される。電解質層中の
通常許容されるカリウムイオンをナトリウムイオンで置
換することは、電極の精度又は正確さに悪影響を及ぼさ
ず、電解質層において1:lより大きく、19:1以下
の比のハロゲン化ナトリウムとハロゲン化カリウムの混
合物を使用すると、その層と電極の隣接層との間の粘着
性を向上させる。
カリウムの混合物を含む電解質層を含む乾式操作カリウ
ムイオン選択性電極によって達成される。電解質層中の
通常許容されるカリウムイオンをナトリウムイオンで置
換することは、電極の精度又は正確さに悪影響を及ぼさ
ず、電解質層において1:lより大きく、19:1以下
の比のハロゲン化ナトリウムとハロゲン化カリウムの混
合物を使用すると、その層と電極の隣接層との間の粘着
性を向上させる。
乾式操作カリウムイオン選択性電極は、(a)金属/金
属塩参照電極、(b)電解質層及び(c)カリウムイオ
ン選択性膜を含む。電極は米国特許第4,214,96
8号明細書に記載されている方法及び成分を使用して製
造される。「乾式操作」、「乾燥」及び「均一」という
用語は、その特許明細書に定義されている意味を有する
。電解質1層に親水性結合剤を使用することは、任意で
あるが、好ましい。
属塩参照電極、(b)電解質層及び(c)カリウムイオ
ン選択性膜を含む。電極は米国特許第4,214,96
8号明細書に記載されている方法及び成分を使用して製
造される。「乾式操作」、「乾燥」及び「均一」という
用語は、その特許明細書に定義されている意味を有する
。電解質1層に親水性結合剤を使用することは、任意で
あるが、好ましい。
本発明の電極は水溶液、例えば生物学的液体、例えば全
血、細胞間液、血清及び尿中のカリウムの濃度を測定す
るため使用することができる。一般に、分析すべき溶液
の一部を、カリウムイオン濃度に関する電位を発生しう
る前記の乾式操作イオン選択性電極と接触させる。その
後、水溶液部分と参照電極との間の電位差を測定する。
血、細胞間液、血清及び尿中のカリウムの濃度を測定す
るため使用することができる。一般に、分析すべき溶液
の一部を、カリウムイオン濃度に関する電位を発生しう
る前記の乾式操作イオン選択性電極と接触させる。その
後、水溶液部分と参照電極との間の電位差を測定する。
ピペット又は他の適当な手段によって、このような電極
のカリウムイオン選択性膜上に水溶液の1滴を滴下する
のが好ましいが、電極を溶液と接触させる他の方法を使
用することもできる。
のカリウムイオン選択性膜上に水溶液の1滴を滴下する
のが好ましいが、電極を溶液と接触させる他の方法を使
用することもできる。
導電性金属層は、このような電極に使用された周知の任
意の適当な導電性金属を含む。特に有用な導電性金属層
は、銀、ニッケル及び白金の適当に薄い層を含む。
意の適当な導電性金属を含む。特に有用な導電性金属層
は、銀、ニッケル及び白金の適当に薄い層を含む。
導電性層と接触する塩層は、導電性層の金属で一定の界
面電位を設定する導電性層の金属の不溶性塩を一実質的
に含む。このような層は周知である。
面電位を設定する導電性層の金属の不溶性塩を一実質的
に含む。このような層は周知である。
これらの層は、一般に、金属の酸化生成物である金属の
塩、例えばAgC1、Hg2 CI2を含む。著しく好
ましい実施態様は、参照電極の電位を設定するため前記
の周知へg/AgnX (式中XはS−1CI−1Br
−又はI−を表し、nは1又は2を表す)界面を利用す
る。
塩、例えばAgC1、Hg2 CI2を含む。著しく好
ましい実施態様は、参照電極の電位を設定するため前記
の周知へg/AgnX (式中XはS−1CI−1Br
−又はI−を表し、nは1又は2を表す)界面を利用す
る。
本発明のカリウムイオン選択性電極は、ハロゲン化ナト
リウム及びハロゲンカリウム、好ましくはNaC1及び
KCIを含む電解質層を含む。電極の精度及び正確さを
保持しながら、中間層の接着を顕著に改善するのに必要
なNaX:KXの好ましい重量比は、約1:1〜約19
:1、最も好ましくは約3:1である。
リウム及びハロゲンカリウム、好ましくはNaC1及び
KCIを含む電解質層を含む。電極の精度及び正確さを
保持しながら、中間層の接着を顕著に改善するのに必要
なNaX:KXの好ましい重量比は、約1:1〜約19
:1、最も好ましくは約3:1である。
膜層は、一般に、膜に選択性を与えるイオンキャリア(
イオン浸透体)を分散して含む不活性疎水性結合剤又は
マトリックスを含む、キャリアをキャリア溶剤に溶解し
て、膜中で適切なカリウムイオンの移動性を生じる。キ
ャリア溶剤は、膜層に対する可塑剤としても作用する。
イオン浸透体)を分散して含む不活性疎水性結合剤又は
マトリックスを含む、キャリアをキャリア溶剤に溶解し
て、膜中で適切なカリウムイオンの移動性を生じる。キ
ャリア溶剤は、膜層に対する可塑剤としても作用する。
パリノマイシンは好ましいイオンキャリアである。他の
特殊なイオンキャリア、溶削等は米国特許第4,214
,968号明細書に記載されている。好ましいキャリア
溶剤は芳香族及び脂肪族エーテル、ホスホネート及びホ
スフェート並びにこれらの混合物、フタレート及びセバ
ケートである。米国特許第4,214,968号明細書
に記載されている電位差測定法を使用して分析を実施す
る。
特殊なイオンキャリア、溶削等は米国特許第4,214
,968号明細書に記載されている。好ましいキャリア
溶剤は芳香族及び脂肪族エーテル、ホスホネート及びホ
スフェート並びにこれらの混合物、フタレート及びセバ
ケートである。米国特許第4,214,968号明細書
に記載されている電位差測定法を使用して分析を実施す
る。
下記の実施例は、本発明の詳細な説明するためのもので
ある。これらの実施例に使用する乾式操作電極は、前記
の米国特許第4,214,968号明細書に記載されて
いる組成を有し、そこに記載されている方法で製造した
ものである。一般に、各電極は、層を下記の順で、即ち
銀/塩化銀参照電極、電解質層及び膜層を有するポリエ
ステル支持体を含む。
ある。これらの実施例に使用する乾式操作電極は、前記
の米国特許第4,214,968号明細書に記載されて
いる組成を有し、そこに記載されている方法で製造した
ものである。一般に、各電極は、層を下記の順で、即ち
銀/塩化銀参照電極、電解質層及び膜層を有するポリエ
ステル支持体を含む。
鼾
改良されたカリウムイオン選択性電極を、下記の組成に
より米国特許第4,214,968号明細書に記載され
ているようにして製造した。改良された電極がNaCl
75%及びKCl25%を含むのに対して、電解質と
してKCIを100%含む以外は同し組成により更に若
干の対照カリウムイオン選択性電極を製造した。
より米国特許第4,214,968号明細書に記載され
ているようにして製造した。改良された電極がNaCl
75%及びKCl25%を含むのに対して、電解質と
してKCIを100%含む以外は同し組成により更に若
干の対照カリウムイオン選択性電極を製造した。
以下余白
好1ユ」ソ1順1逢
範囲
/d)
膜層 ポリ (塩化ビニルーコー酢酸
ビニル)(90:10重量比) 2〜12ジイソデシル
フタレート 2〜24 パリノマイシン 0.1〜2.0 DC−510(商標)表 活線剤 0.01〜0.15
電解質層 ゼラチン 2〜1O NaCI−KCI (3: 1モル比)1〜5表面活性
剤10 G O,01〜0.05グリセロール 0.1
〜0.5 参照 AgC11〜3 以下余白 電極をそれぞれテープ剥離粘着試験に付した。
フタレート 2〜24 パリノマイシン 0.1〜2.0 DC−510(商標)表 活線剤 0.01〜0.15
電解質層 ゼラチン 2〜1O NaCI−KCI (3: 1モル比)1〜5表面活性
剤10 G O,01〜0.05グリセロール 0.1
〜0.5 参照 AgC11〜3 以下余白 電極をそれぞれテープ剥離粘着試験に付した。
テープ剥離粘着試験は、被覆されている電解質層から膜
層を剥離するのに必要な力を測定するため使用される標
準的試験である。この試験は1−2.7cmx15.2
5cmのイオン選択性電極を調製し、この試料を半分に
切断し、試料の縁にナイフで刻み目を入れ、20cmの
テープストリップを用意して一方の端部で(IC!l1
1)折り畳み、被覆したストリップの端部にテープの折
り畳んでない端部を置いてテープを被覆したストリップ
に対して平行にし、ゴムロールで圧縮することを含む。
層を剥離するのに必要な力を測定するため使用される標
準的試験である。この試験は1−2.7cmx15.2
5cmのイオン選択性電極を調製し、この試料を半分に
切断し、試料の縁にナイフで刻み目を入れ、20cmの
テープストリップを用意して一方の端部で(IC!l1
1)折り畳み、被覆したストリップの端部にテープの折
り畳んでない端部を置いてテープを被覆したストリップ
に対して平行にし、ゴムロールで圧縮することを含む。
次いで、試料の一方の端部から縦に1cfflのストリ
ップを切取り、試料の部分を分離するのに必要な重量を
測定するため機器にフックを取りつけるため1cmの試
料に孔を開ける。l−当たりの、層を分離するのに必要
な力の量を常用の装置で記録する。層分離するのに必要
な力が大きい程、粘着性が強いものと見なされる。第1
表に示すデータは、本発明の変更した組成を使用して粘
着性が著しく改善されることを明瞭に証明するものであ
る。
ップを切取り、試料の部分を分離するのに必要な重量を
測定するため機器にフックを取りつけるため1cmの試
料に孔を開ける。l−当たりの、層を分離するのに必要
な力の量を常用の装置で記録する。層分離するのに必要
な力が大きい程、粘着性が強いものと見なされる。第1
表に示すデータは、本発明の変更した組成を使用して粘
着性が著しく改善されることを明瞭に証明するものであ
る。
第1表
テープ剥離粘着性
、1Ji(%KC1:NaC1)/16I!1mストリ
・プ(1) 100 : O25,1 (2)75:25(電極5個の平均)70(3)50:
50 (電極5個の平均) 150(4)25ニア5
(電極5個の平均) 321.1肛 例1と同様にして製造した電極を、変動係数を測定する
ことによって精度について測定した。変動係数は、S十
XX 100%と定義され、多数の反復数を用いて平均
値マに関する標準偏差“S”を測定するためのものであ
る。数値が低い程、精度が良いことを示す。重複試験の
結果を第1表に示す。
・プ(1) 100 : O25,1 (2)75:25(電極5個の平均)70(3)50:
50 (電極5個の平均) 150(4)25ニア5
(電極5個の平均) 321.1肛 例1と同様にして製造した電極を、変動係数を測定する
ことによって精度について測定した。変動係数は、S十
XX 100%と定義され、多数の反復数を用いて平均
値マに関する標準偏差“S”を測定するためのものであ
る。数値が低い程、精度が良いことを示す。重複試験の
結果を第1表に示す。
(以下余白)
第1表
極(%KCI : NaCI) 9動tJVl。
(1) 1’00 : 1 1.0
(2)25ニア5 0.66
(3) 100 : 0 1.03
(4)25ニア5 1.12
従って、25ニア5のKCI : NaCl比での精度
は、100%MCIを含む電解質の精度と同等である。
は、100%MCIを含む電解質の精度と同等である。
駐
例1〜2に記載した2種の電極をそれぞれ種々の試験液
体を用いて試験して、マトリックスの変動が結果に及ぼ
す影響を測定した。試験液体は、イーストマン・コダソ
ク社(Eastman KodakCompany )
の内部試験操作からのプールされたヒト血清■並びにデ
ィト・コーポレイション(DadeCorporati
on )■、オルト・ダイアグノスティクス(Orth
o Diagnostics )■及びハイランド・ラ
ボラドリース(Hyland Laboratorie
s )■から得られる数種の市販の液体から誘導された
試料から成る。
体を用いて試験して、マトリックスの変動が結果に及ぼ
す影響を測定した。試験液体は、イーストマン・コダソ
ク社(Eastman KodakCompany )
の内部試験操作からのプールされたヒト血清■並びにデ
ィト・コーポレイション(DadeCorporati
on )■、オルト・ダイアグノスティクス(Orth
o Diagnostics )■及びハイランド・ラ
ボラドリース(Hyland Laboratorie
s )■から得られる数種の市販の液体から誘導された
試料から成る。
種々の対照液体を使用して各電極から得られ石予測濃度
を第■表に示す。従来の技術水準の電極と変更した配合
との間に優れた相関関係がある。
を第■表に示す。従来の技術水準の電極と変更した配合
との間に優れた相関関係がある。
髪1表
予測濃度(mEq/L )
戴腋囮生 従米軍履 叉族聞−
(1) M P−3343−1■ 5.76 5.72
(2) M P−4062−1■ 1.94 1.94
(3)モニトロール(Monitrol)■5.98
5.93 (4)オルト■(異常) 6.56 6.52(5)ハ
イランド−!■ 3.29 3.29(6)ハイランド
−■■ 6.39 6.37(7) M P−123−
,1■ 9.59 9.57駐 隣接層の粘着に関する、K+の測定用のイオン選択性電
極の性能を評価すると、NaC1: KCIの比が95
:1より大きい場合には、許容しうる精度及び正確さは
達成されないことが判った。
(2) M P−4062−1■ 1.94 1.94
(3)モニトロール(Monitrol)■5.98
5.93 (4)オルト■(異常) 6.56 6.52(5)ハ
イランド−!■ 3.29 3.29(6)ハイランド
−■■ 6.39 6.37(7) M P−123−
,1■ 9.59 9.57駐 隣接層の粘着に関する、K+の測定用のイオン選択性電
極の性能を評価すると、NaC1: KCIの比が95
:1より大きい場合には、許容しうる精度及び正確さは
達成されないことが判った。
第■表に示す、種々のNaCl : KCIの重量比を
有する数種の電極を製造した。各要素を種々の試験液体
(前記)を使用して2回ずつ試験した。それぞれの変動
係数を測定した。第■表に示す結果は、NaC1が95
%以下である電極は許容しうる変動係数範囲内にあるが
、95%より多いNaClを含む電極は許容し得ないこ
きを示す。
有する数種の電極を製造した。各要素を種々の試験液体
(前記)を使用して2回ずつ試験した。それぞれの変動
係数を測定した。第■表に示す結果は、NaC1が95
%以下である電極は許容しうる変動係数範囲内にあるが
、95%より多いNaClを含む電極は許容し得ないこ
きを示す。
対照1 100:1 1.15 0.721 75=2
5 0.88 0.90 2 7515 0.66、 1.03 3 ss:1s 1.82 1.07 4 95:5 1.jO1,76 対照2 99:1 1.57 2.26許容しうるプー
ルされた変動係数% <1.20 <1.80 以下余白 917□5− 例4で得たデータを使用して、前記の電極の正確さを測
定した。第■表の電iを使用して平均値(平均予測濃度
)を設定した。許容しうる正確さの結果は、平均値(X
)からの二つの標準偏差(SD)の範囲内にある。第v
表に示す結果は、対照2 (MCI 1%)を使用して
得られた分析値は許容されないが、本発明の好ましい実
施態様(MCI25%)を使用したものは許容しうるこ
とを示す。
5 0.88 0.90 2 7515 0.66、 1.03 3 ss:1s 1.82 1.07 4 95:5 1.jO1,76 対照2 99:1 1.57 2.26許容しうるプー
ルされた変動係数% <1.20 <1.80 以下余白 917□5− 例4で得たデータを使用して、前記の電極の正確さを測
定した。第■表の電iを使用して平均値(平均予測濃度
)を設定した。許容しうる正確さの結果は、平均値(X
)からの二つの標準偏差(SD)の範囲内にある。第v
表に示す結果は、対照2 (MCI 1%)を使用して
得られた分析値は許容されないが、本発明の好ましい実
施態様(MCI25%)を使用したものは許容しうるこ
とを示す。
第V表
オルトI 6.50±0.04 6.46−6.54
6.34 6.47ハイランドI 3.37±0.05 3.32−3.42 3.30
3.37コダソク 4.40±0.05 4.35−−
4.45 4.30 4.38オルトII 6.3B±
0.08 6.30−6.46 6.16 6.39ハ
イランド■ 6.37±0.09 6.28−6.46 6.12
6.39従って、塩化ナトリウムとKCl0比が19:
1より大きい場合には、試験電極の正確さは、正確さに
関する許容基準内に入らないことが判る。
6.34 6.47ハイランドI 3.37±0.05 3.32−3.42 3.30
3.37コダソク 4.40±0.05 4.35−−
4.45 4.30 4.38オルトII 6.3B±
0.08 6.30−6.46 6.16 6.39ハ
イランド■ 6.37±0.09 6.28−6.46 6.12
6.39従って、塩化ナトリウムとKCl0比が19:
1より大きい場合には、試験電極の正確さは、正確さに
関する許容基準内に入らないことが判る。
ハロゲン化ナトリウムとへロψン化カリウムとの1=1
〜19:1の重量比の混合物を含む電解質層を含む本発
明の乾式操作カリウムイオン選択性電極は、電解質層及
び電極及び膜層の間に高い粘着性を有する。
〜19:1の重量比の混合物を含む電解質層を含む本発
明の乾式操作カリウムイオン選択性電極は、電解質層及
び電極及び膜層の間に高い粘着性を有する。
特許出願人
イーストマン コダック カンパニー
特許出願代理人
弁理士 青 木 朗
弁理士面舵和才
弁理士内田幸男
弁理士 山 口 昭 之
弁理士 西 山 雅 也
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(a)乾燥した内部参照電極及び乾燥した電解質層
、及び (b)前記参照電極と接触した、イオンキャリアをキャ
リア溶剤に溶解して含む疎水性イオン選択性膜 を含む乾式操作カリウムイオン選択性電極において、電
解質層がハロゲン化ナトリウムとハロゲン化カリウムと
の1:1〜19:1の重量比の混合物を含むことを特徴
とするカリウムイオン選択性電極。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US589963 | 1984-03-15 | ||
US06/589,963 US4487679A (en) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | Potassium ion-selective electrode |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60211349A true JPS60211349A (ja) | 1985-10-23 |
JPH0453380B2 JPH0453380B2 (ja) | 1992-08-26 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60049470A Granted JPS60211349A (ja) | 1984-03-15 | 1985-03-14 | カリウムイオン選択性電極 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4487679A (ja) |
EP (1) | EP0155638B1 (ja) |
JP (1) | JPS60211349A (ja) |
CA (1) | CA1210064A (ja) |
DE (1) | DE3579483D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001201484A (ja) * | 1999-09-24 | 2001-07-27 | Ortho Clinical Diagnostics Inc | 乾式操作型イオン選択性電極及び液体中のイオンの存在又は量の決定法 |
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EP0230573B1 (en) * | 1985-12-23 | 1991-01-23 | F. Hoffmann-La Roche Ag | Selectively ion-permeable dry electrodes for analyzing selected ions in aqueous solution |
US4791932A (en) * | 1986-03-05 | 1988-12-20 | Cordis Corporation | Extracorporeal sensing module |
US4874500A (en) * | 1987-07-15 | 1989-10-17 | Sri International | Microelectrochemical sensor and sensor array |
CN101871912B (zh) * | 2010-06-07 | 2013-04-24 | 浙江大学 | 一种全固态钾离子传感器及其制备方法 |
MD4488C1 (ro) * | 2016-04-26 | 2017-12-31 | Государственный Университет Молд0 | Metodă de determinare a conţinutului de potasiu în preparatele farmaceutice |
WO2017210465A1 (en) * | 2016-06-01 | 2017-12-07 | Autotelic Llc | Prussian blue screen-printed electrode for determining cation concentration in physiological samples |
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US4171246A (en) * | 1976-05-19 | 1979-10-16 | Eastman Kodak Company | Method for determining ionic activity of components of liquid drops |
US4214968A (en) * | 1978-04-05 | 1980-07-29 | Eastman Kodak Company | Ion-selective electrode |
US4272328A (en) * | 1979-12-05 | 1981-06-09 | Eastman Kodak Company | Buffer overcoat for CO2 ion-selective electrodes |
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-
1984
- 1984-03-15 US US06/589,963 patent/US4487679A/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-05-16 CA CA000454426A patent/CA1210064A/en not_active Expired
-
1985
- 1985-03-14 DE DE8585102916T patent/DE3579483D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1985-03-14 EP EP85102916A patent/EP0155638B1/en not_active Expired
- 1985-03-14 JP JP60049470A patent/JPS60211349A/ja active Granted
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---|---|---|---|---|
JP2001201484A (ja) * | 1999-09-24 | 2001-07-27 | Ortho Clinical Diagnostics Inc | 乾式操作型イオン選択性電極及び液体中のイオンの存在又は量の決定法 |
JP4662615B2 (ja) * | 1999-09-24 | 2011-03-30 | オルソ−クリニカル ダイアグノスティクス,インコーポレイティド | 乾式操作型イオン選択性電極及び液体中のイオンの存在又は量の決定法 |
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---|---|
JPH0453380B2 (ja) | 1992-08-26 |
EP0155638A2 (en) | 1985-09-25 |
EP0155638A3 (en) | 1987-06-24 |
DE3579483D1 (de) | 1990-10-11 |
US4487679A (en) | 1984-12-11 |
CA1210064A (en) | 1986-08-19 |
EP0155638B1 (en) | 1990-09-05 |
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