JPS6021109B2 - 鉄道車両用台車 - Google Patents

鉄道車両用台車

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JPS6021109B2
JPS6021109B2 JP5623377A JP5623377A JPS6021109B2 JP S6021109 B2 JPS6021109 B2 JP S6021109B2 JP 5623377 A JP5623377 A JP 5623377A JP 5623377 A JP5623377 A JP 5623377A JP S6021109 B2 JPS6021109 B2 JP S6021109B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特定工場内等に於ける重量物の搬送車両におい
て、特に小さな曲線半径をもって走行出来る台車構造に
関するものである。
一般に自動車等のゴムタィャを用いた車両はかなり小さ
な曲線半径を走行する事が可能であるが、製鉄所の如く
周囲にかなり高温の金属材料があり、かつ路面に多くの
スケール状の異物がある場合、又搭載物重量が非常に大
きい時などはとてもゴムタイャを用いた車両を用いるこ
とはできず、鉄レール、鉄車輪を用いた車両を採用せざ
るを得ないことになる。
しかし製鉄所内等の一つのラインの中にこの搬送車両を
あてはめる場合、ラインの配置の関係上鉄レール、鉄車
輪を用いた車両では想像もできない5h、1仇hRと言
う小さな曲線半径で走行出来ないと工場全体のライン構
成に非常に大きな無駄を生じてしまうことがあり、例え
ば5mRの曲線を走れる車両を製作する必要が生じてし
まう場合がある。本発明はこのように小さな曲線半径を
自由に走行出来る鉄道車両用の台車構造を提案するもの
である。
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の台車に於ける車輪配置を示す説明図、
第2図は台車の正面図、第3図は心皿、側受の配置図、
第4図は心皿の構成を示す説明図、第5図はこの台車を
搬送車車体に取付けた配置法についての説明図を示して
いる。
先づ第1図から説明すると、1は台車台枠の輪郭線を示
している。この台車台枠1に対して各々軸受9を介して
鉄車輪(以下単に車輪)2,3,4が取付けられている
。これらの車輪のうち2と3はしール14の上に乗り、
4はしール15の上に乗っている。この場合、車輪は3
輪しかないのでレール14,15の平面度狂いに対して
も十分に三点支持効果により安定した追従が可能である
。レール14に対しては案内車輪5,6,7,8が左右
からはさみ込んで台車1のレール14に対する追従を可
能なようにしている。ここで車輪2の軸受9の台車中心
寄の方向には車軸が101こ示すように延長され、減速
機11を介して電動機12と結合している。電動機12
の一端にはドラムブレーキ等によるブレーキ装置13が
取付けられ車両の制動作用を行えるようになっている。
次に第2図により前面(第1図でA矢方向)より見た台
車の構造を説明すると、レール14,15に対する車輪
2,3,4、軸受9、案内車輪5,6,7,8、減速機
11、電動機12、ブレーキ装置13の関係は第1図に
て説明した通りであるが、案内車輪5,6,7,8の軸
受16が台車台枠1に対して取付いていることが追加指
示されている。
22は車体台枠を示しており、旋回ベアリンング部17
を有する心皿18が車体台枠22より台車台枠1部に挿
入され、旋回ベアリン部17の下側の台車台枠1との間
にばね19が配れている。
20は円錐形支持ローラーを示しており、車体台枠22
の側受として使用されるが、その円錐の頂点は心皿18
の中心と合致するように工夫されている。
円錐形支持ローラー20は軸受金具21により支持され
、この軸受金具21はばね19により支持されている。
この為、台車台枠1と車体台枠22の間では上下方向に
ばね19による緩衝作用を有すると共に旋回ベアリング
部17がスフェリカルスラストローフーベアリングによ
り構成されており、かつ心皿18が台車台枠1中に挿入
されているので、スィベル方向の変位が可能であると同
時にスフェリカルスラストローフーベアリング及びばね
19の作用で台車台枠1の線路条件に対応する台車変位
を許すようになっている。この場合、台車のスィベル動
に対しては心血18を頂点とするように考慮された円錐
形支持ローラー2川ま自由にスィベル動を許す機能を有
している。次に第3図は台車台枠1と旋回ベアリング部
17、円錐形支持ローラー20の関係を平面図に於いて
説明するものである。17の旋回ベアリング部は4組の
はね19を下側に有しており、更に前後にはそれぞれ1
対の突起24が設けられ、台車台枠1側からの案内金具
23がそれら突起24の間に入り、心皿18と台車台枠
1が相互にスィベル変位した時に旋回ベアリング部17
が共回りしないように台車台枠1側から拘束するがばね
19の上下変位は自由に許すようになっている。
円錐形支持ローラー部20にも同様に軸受金具21に突
起24、台車台枠側に23の案内金具が設けられている
。これら等の旋回ベアリング部17と円錐形支持ローラ
ー部2川ま車輪2,3,4に対して荷重が適正に分配さ
れるように車輪2と3の中心と車輪4とを結ぶ線上に配
置される。次に第4図により旋回ベアリング部17と心
皿18の構造の実際について説明すると、旋回ベアリン
グ部17は17′の座と17″のスフェリカルスラスト
ローフーベァリングにより構成され、車体台才222に
設けられた心皿固定用穴27に挿入された心皿18がス
フエリカルスラストローフーベアリング17″に乗り、
更に座17′、ばね19を介して台車台枠1に乗ってい
る。
心血18には耐摩耗性を有するブッシュ28が圧入され
ており、台車台枠1の心皿摺動ブッシュ26と多少のク
リアランスをもって鉄合している。この為上下、回転、
わずかなピッチング、ローリングの台車車体間相対変位
は許容するが、前後、左右、方向変位と過度のピッチン
グ、ローリングは許さないようになっている。尚、座1
7′が心血18と一体に回転するのを防ぐ為の突起24
と案内金具23の関係がわかるように図示されている。
25はカバーを示す。
第5図は車体台枠22に対しこのような台車台枠が前後
に2組配され、レール14と15の上を走行する状況を
示したものである。次に上記綾造の曲線走行台車の走行
機能について説明すると、車輪2,3,4はフランジ醸
しの円筒車輪を考えている。
しかし極度に間隙の広いフランジを有する車輪であって
も直線、曲線走行中にレールとフランジが接触しないよ
うにすれば円筒車輪と同じ機能となる。このようにフラ
ンジで案内する機能を全く有しない車輪2,3の前後に
レールを左右からはさんで案内車輪5,6,7,8で台
車を誘導する。この場合車輪2,3は車輪負担荷重に於
いて許容される可能な限り直径の小さな車輪を採用し、
かつ車輪2,3のホイールベースは車輪が接触しない範
囲で小さくなる。車輪4もフランジで案内されない円筒
車輪を用い、前後方向で車輪2,3の中心点と同じ位置
をねらって配置する。この為、台車自体としては左右の
レール上に単独で安定して乗ることができ、かつ直線、
曲線共に14のレールを基準にして案内車輪5,6,7
,81こより台車は誘導される。このように案内車輪5
,6,7,8を用いることにより車輪のフランジ部での
摺動が無くなり、せり上り脱線は完全に防止される。次
に車輪2,3は前後にわずかのホイールベースによるふ
んばりを有している為に極めてきびしい曲線路上を走行
する時には多少のスリップアングルを持つこととなり、
走行抵抗が横スリップの影響で増加するが、車輪2の方
は駆動論として使用される為に電動機12の駆動力は増
加するが被牽引側の車輪3のみが走行抵抗の増加に作用
する。このようにレール14に対し案内車輪5,6,7
,8で台車台枠1が誘導されるので、車輪4は車輪の置
かれる位置関係から常時車輪が曲線の接線方向に向けら
れるので、車輪が曲線にそって方向転換をする為に必要
なしールと車転の接触点を中心にした垂直軸のまわりの
回転トルクを必要とする以外車輪横滑りによる力は無い
ので走行抵抗は極めて小さい。この為に電動機12によ
り目走している時は走行抵抗のどうしても多い側のレー
ル14側の車輪が駆動されるので台車自身としての走行
低抗の小さい車輪4の影響はわずかであるので、案内車
輪5,6,7,8に要求される台車を軌道にそって走行
させる案内力は極めててるかでよいことになる。
次に若し2つの台車の内一方の台車の電動機に不具合を
生じた時のことを考えてみると、電動機12と直結して
いる車輪2は電動機12を駆動する為に大きな力を要し
、かつ車輪2,3は共にわずかなスリップアングルを有
する為に、どうしても車輪4に比して走行抵抗が大きく
なる。しかしこの場合心皿18が車輪2,3に極めて近
接して配置されているので、車体台枠22より心皿18
を介して電動機12が停止した台車を牽引してもあまり
大きな走行抵抗差による台車回転モーメントは生ぜず、
電動機12が止つて台車が引っぱられる為に生じる案内
車輪5.6,7,8にかかる台車誘導の為の案内力はわ
ずかですむ。次に他方の台車の電動機が止つた為に全車
体を牽引せねばならない台車側について牽引力を発生す
る車輪2と車体に牽引力を伝える心皿18のずれ量はわ
ずかであるから、車体に牽引力を伝えたことによる台車
に生じる台車回転セーメントはわずかであるので案内車
輪5,6,7,8に付加される案内力もわずかですむ。
次にレール14に対し案内車輪5,6,7,8がはさん
で配置され、これら案内車輪はしール側面を転勤するだ
けであるので、レール14の頭部の摩耗はほとんど無視
できる程度となると考えられ、案内車輪5,6,7,8
としール14の間隙は極めてわずかに保持可能であるの
で、車輪2,3,4の案内精度の悪さから来る車輪にあ
たえるスリップアングル等は極めてわずかであり、台車
はしール14を精度良く滑らかに設置すればレール15
は多少の誤差かあっても問題無く台車は通過できること
になり、レールの設置と保守も極めて容易である。
更に各車輪2,3,4は全く独立している為にきつい曲
線上でも車軸が左右結合していて車輪回転数が曲線外内
にレール共同じでなければならない一般鉄道車両と異り
、自由に車輪が曲線内外レールにそって転勤走行可能で
あり、それだけ走行抵抗の減少に役立っている。その他
に台車、車体間は旋回ベアリング部17、円錐形支持ロ
ーラー部20共に完全なべアリング支持であるから台車
のスィベル動に対する抵抗は極めて小さく、案内車輪5
,6,7,8に対する負担は極めてわずかであり、いか
にきつい曲線に入っても過大な案内力が案内車輪に要求
されることは無い。
それと同時に、心皿18が台車の‐一方に片寄っている
ことから側受に相当する円錐形支持ローラー20は台車
1台当り1個で良いことも一般の鉄道車両と大幅に異り
、構造の簡易化に役立っている。このように第1図乃至
第5図に示した台車構造を採用すれば、一般の鉄道車輪
では想像も出来ぬ5〜1仇hRと言う曲線上にそって搬
送車両を走行せしめることができ、工場全体のシスステ
ムフロー等の設定等にはかり知れぬ効果をもたらすこと
ができる。次に第6図、第7図及び第8図は、第1図乃
至第5図に示した極めて小さな曲線半径上を走行する台
車基本構造を生かして曲線上での走行抵抗の減少をかか
るようにした他実施例を示している。
第6図は第1図に相当する図面で、台車台枠1を輪郭に
より示し、車輪と駆動装置の関係を示したものである。
車輪2,3′,4と3個配置されている点は変りないが
、案内車輪が5,6,7′,7″,8′,8″と6個あ
り、車輪3′は軸受9が鞄箱枠29に固定されており、
鞠箱枠29は中心ピン30を中心に台車台枠1に対し首
振可能となっている。車輪3′への荷重は中心ピン30
と円錐形支持ローラー31が鞠箱枠29の他端に取付け
られており、この両方から軸受9を介して伝えられる。
軸箱枠29には案内車輪7′,7″,8′,8″が取付
けられ、レール14に対し追従案内するようになってい
る。車輪2と4は車輪中心軸が同一線上に並んでおり、
車輪2は案内車輪5,6,7″,8″の中央に配され、
かつ軸箱枠29で車輪3′は案内車輪7′,7″,8′
,8″の中央に配されている。このようにすれば、第7
図に示すように曲線に入りレールが14′,15′の如
くなっても案内車輪5,6,7″,8″の作用で車輪2
はしール14′の接線方向に向くことになり、車輪2が
レール14′の接線に向くことから同一中心を有するレ
ール15′に対し車輪4が接線方向を向く。更に車由箱
枠29は中心ピン30を中心に案内車輪7′,7″,8
′,8″の作用で曲線レール14′に追従して車輪3′
をレール14′に対し接線方向に向ける。次に第8図に
より心皿18の位置と円錐形支持ローラー20の配置関
係を説明すると、車体荷重が車輪2,3′には等しく、
そして車輪4にも適正な荷重をかけるためこの図例では
、車輪2,3′の中心点と車輪4を結ぶ線上に心皿18
、円錐形支持ローラー20を配し、円錐形支持ローフ−
20の円錐の頂点を心皿18のセンターに合致するよう
に構成している。
このように第6図乃至第8図に示したように台車を用い
れば、全車輪は必ずレールに対し接線方向を向くことに
なり、車輪のスリップアングルから来る走向抵抗の増加
を防止することができる。次に第9図に第2図のばね1
9を省略した場合を示している。
この場合、車体台枠22から心血18が台車台枠1の中
に挿入されるが、実際問題としては異常変位の防止にだ
け心皿18は使用され、台車台枠1と心血18の間隙は
かなり設けられ、スフェリカルスラストローフ−ベアリ
ング17″が台車台枠1に直接取付けられた座17′上
に乗り、牽引力の伝達にも使用される。円錐形支持。ー
ラー2川ま台車台枠に軸受金具21が取付けられ、直接
車体荷重を受けるようになっている。この場合、車体台
枠22上に運搬対象品が乗った時に受ける衝撃を緩衝す
る機能が台車に無いので車体台枠22の運搬対象品を乗
せる部分に或る程度の衝撃緩衝をはかる弾性機構を設け
るようにする。 ・次に第10図は第9図の台
車構造による場合、レール14,15の平面狂いを生じ
た時一方の車輪が浮くのを防止する為に台車台枠1に受
け34を設け、台車長手方向に配されたピン33を揺動
梁32を配し、この揺動梁32上に第9図と同じように
スフェリカルスラストベアリング、円錐形支持ローラー
を直接支持すれば、2組の台車の3点支持化が可能とな
り、安定走行が可能となる。
次に第11図乃至第13図はこの変形を示すもで、車輪
2′,4′の2輪で台車を構成する場合を示しており、
更に車輪2′,4′共に減速機11、電動機12、ブレ
ーキ装置13を有している。尚必要に応じてこの電動機
12、減速機11、ブレーキ装置13を無くして車輪2
′,4′共に無駆動とし、第11図の電動機他を有する
台車と組合わせて車体と組合せ使用することが出来る。
しかし1輪による台車は台車それ自体では直立する事が
できないし、ましてや駆動力、制動力が作用した時はむ
つかしい。これに対し、第12図に示すものは車体22
から心皿18′が出てスラストベアリング35及び座3
5′を介して台車台枠1と結合している。この為にスラ
ストベアリング35は調心作用が無い為台車の首振りは
許容するが他の自由度が全く無いので、台車台枠1は車
体台枠22に対し直立して走行することができる。しか
しこのような第12図の台車だけだとし−ル14,15
の平面狂いにより車輪2′,4′が浮くので、これを防
ぐ為に一方の台車には第13図に示すように座35′を
台車台枠1から出た受37及びレール14,15の長手
方向ピン36により保持することにより、ローリング方
向変位を車体台車間に追加することができ、車体台枠2
2の三点支持化が可能となる。
このような走行装置を用いれば、非常にきつい曲線上を
自由に通過可能な台車構成が可能なことがわかる。次に
第14図は車輪2′と案内車輪5,6,7,8の関係位
置及びレール14に対しどの様な関係位置にあれば最適
となるかを説明する図を示している。
この場合説明を簡略にする為にレール14の幅を0とし
て線で示してある。案内車輪はしール14に対し片側a
、合計2aの間隙をもって配置されている時、車輪を軌
条の接線方向に保持しながら曲線にそって方向を変えて
ゆく為にはしール14に対し車輪2′右方向に進行する
とすれば、案内車輪6と7がレール14と接しながら走
行する。この場合、曲線の影響により車輪2′に対し案
内車輪をb,c寸法のようにずらして配置すれば、曲線
上では車輪2′が理想的にレール14の接線方向に向け
ることが可能となる。ここで近似的にこのb,c寸法を
算出してみると、d=がとしてを=b+cとすると脚に
長=Sin8 de ねn8×d=a=百 ‐・‐d=響 b=e+d=e+盤=1十aR e e aR I−aR c=e‐d=e−す す として決定すれば、曲線上で車輪がレールの接線方向を
向かせることが可能となる。
しかしこのように案内車輪の前後のふんばり距離b,c
寸法を異うせれば、曲線上では良い結果を得られるが曲
線外では2aの隙間は車輪2′に対しスリップアングル
をあたえることになり、可能な限り、この値の2a寸法
は小さくとることが好ましい。この他、本発明はその要
旨を変更しない範囲で種々変形実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の平面的各部配置図、第2図
は第1図をA矢方向から見た図、第3図は第1図の台車
の心血、円錐形支持ローラー装置の配置を示す平面的説
明図、第4図は心皿及び旋回ベアIJングまわりの断面
による説明図、第5図は本発明台車を車体に組込んだ場
合の平面的説明図、第6図は他実施例の平面的各部配置
図、第7図は第6図の実施例の台車が曲線レール部に入
った時の伏況を示す説明図、第8図は第6図実施例の台
車に於ける心皿、旋回ベアリング、円錐形支持ローラー
装置の配置を説明図、第9図は第2図に対応する異なる
他実施例を説明する図、第10図は第9図実施例の台車
と組合せて使用する台車で車体の3点支持化を行う場合
の構造説明図、第11図は第6図実施例を更に変形させ
2輪台車として使用する場合の構造説明図、第12図は
第11図に示す台車に対し安定して走行できるようにす
る為の心血まわりの構造説明図、第13図は第12図の
台車と細合せて使用する台車で車体の3点支持化を行う
場合の構造説明図、第14図は案内車輪としールの間に
隙間がある場合曲線上で車輪を理想的方向に向けさせる
為の車輪配置に対する説明図である。 1・・・台車台枠、2,3,4,2′,3′,4′…車
輪、5,6,7,8,7′,8′7″,8″・・・案内
車輪、9・・・軸受、10・・・貫通軸、1 1・・・
減速機、12・・・電動機、13・・・ブレーキ装置、
14,15,14′,15′…レール、16・・・軸受
、17…旋回ベアリング、18,18′・〜○皿、19
…はね、20,31・・・円錐形支持ローフー、21・
・・軸受金具、22・・・車体台枠、23・・・案内金
具、24・・・突起、25・・・カバー、26・・・フ
ッシュ、27・・・心皿固定用孔、17′,35′・・
・座、17″・・・スフエリカルスラストローフーベア
リング、28…フッシュ、29・・・藤箱枠、30・・
・中0ピン、32・・・揺動梁、33・・・ピン、34
・・・受け、35・・・スラストベアリング、36…ピ
ン、37…受。 第1図 第2図 第3図 第ム図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第’0図 第’1図 第12図 第13図 第1ム図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2本のレール上を鉄車輪により走行する車両の台車
    において、左右のレールに乗る独立に回転可能な鉄車輪
    及び一方のレールに対し左右からレールを挾んで配置さ
    れた案内車輪を有し、且つその案内車輪を配した側のレ
    ールに乗ぬ鉄車輪を駆動する駆動装置を有し、更に少な
    くとも左右どちらか一方のレールに乗る鉄車輪は1輪だ
    けで構成され、1車体に対しスイベル可能に2台取付け
    られる鉄道車両用台車。 2 車両走行方向が1方向に限定された場合、案内車輪
    を有する側の鉄車輪で、鉄車輪から進行方向前方の案内
    車輪迄の距離を後方の案内車輪までの距離より若干大き
    くした特許請求の範囲第1項記載の鉄道車両用台車。 3 左及び右のレールに対する鉄車輪を共に1車両とし
    、車体と台車間にスイベル動を許しピツチング及びロー
    リングを阻止し台車を正しく直立させる機構で台車と車
    体とを結合するようにした特許請求の範囲第1項記載の
    鉄道車両用台車。 4 案内車輪を有する側では前後間隙をできるだけ小さ
    くして2個の鉄車輪を配し、この2個の鉄車輪の前後に
    案内車輪を配し、案内車輪の前後間隙の略中点から直角
    位置に他方のレールに乗る1車輪側の鉄車輪を設けた特
    許請求の範囲第1項記載の鉄道車両用台車。 5 案内車輪を有する2個の鉄車輪のうち1個の鉄車輪
    は台車に固定、他方の鉄車輪は2個の鉄車輪の略中点を
    中心に首振り可能な軸箱枠に取付け且つ2個の鉄車輪の
    略中点にも案内車輪を配し、他方のレールに乗る1輪側
    の鉄車輪を台車の固定された前記鉄車輪の車軸延長線上
    に配した特許請求の範囲第4項記載の鉄道車両用台車。 6 台車中心より案内車輪を有する側の鉄車輪に近い片
    寄つた位置に車体、台車相互の回転中心である心皿を配
    し、他方のレールに近い位置に側受けを配し、心皿及び
    側受けの位置を、案内車輪を有する側の前後に配された
    鉄車輪の略中点と他のレール側の車輪を結ぶ略線上に配
    し、3個の車輪に適正な車輪荷重をかけるようにした特
    許請求の範囲第4項または第5項記載の鉄道車両用台車
    。7 側受けを心皿中心を頂点とした円錐形支持ローラ
    により構成した特許請求の範囲第6項記載の鉄道車両用
    台車。 8 心皿部にスフエリカルスラストローラーベアリング
    を用い各鉄車輪に作用する荷重の適正化と回転抵抗の低
    減をはかつた特許請求の範囲第6項記載の鉄道車両用台
    車。 9 スフエリカルスラストローラーベアリングを台車台
    枠に直接固定し、中央を貫通した心皿が台車台枠に若干
    の間隙をもつて挿入されることにより台車、車体間の正
    常な荷重の伝達はスフエリカルスラストローラーベアリ
    ングにより行なうが台車、車体間での過度の変位がある
    ときは心皿と台車台枠が当り過度の変位を阻止するよう
    にした特許請求の範囲第8項記載の鉄道車両用台車。 10 スフエリカルスラストローラーベアリングを座に
    乗せ、座と台車台枠の間に緩衝装置を置き、中央を貫通
    した心皿を台車台枠に挿入した牽引力と左右方向力を心
    皿により伝えることを特徴とした特許請求の範囲第8項
    記載の鉄道車両用台車。 11 1つの車体に取付けられる2個の台車のうち1個
    の台車を台車と車体間のローリング変位が容易に行なえ
    るように車体長手方向に配されたピンで揺動できるよう
    にした特許請求の範囲第10項記載の鉄道車両用台車。
JP5623377A 1977-05-16 1977-05-16 鉄道車両用台車 Expired JPS6021109B2 (ja)

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JP5623377A JPS6021109B2 (ja) 1977-05-16 1977-05-16 鉄道車両用台車

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