JPS60210950A - 液状即席コ−ヒ−及びその製法 - Google Patents

液状即席コ−ヒ−及びその製法

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JPS60210950A
JPS60210950A JP6725984A JP6725984A JPS60210950A JP S60210950 A JPS60210950 A JP S60210950A JP 6725984 A JP6725984 A JP 6725984A JP 6725984 A JP6725984 A JP 6725984A JP S60210950 A JPS60210950 A JP S60210950A
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JP
Japan
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coffee
liquid
extract
instant coffee
coffee extract
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JP6725984A
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Kenji Mera
米良 憲二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液状即席コーヒーに係わり、更に詳しくは適度
な粘性を有した線状であってチューブの如き容器に収容
するに好適であり、面も湯又は水を注ぐだけで即座に飲
用することができる液状即席コーヒーに関する。
周知の通り、コーヒーは、通常のレギュラーコーヒーが
一番味、香りが良いとされている。
然しなから、手軽に飲用出来るという点は即席コーヒー
の方が勝るので、この即席コーヒーが火星に飲用されて
いる。この場合、従来の即席コーヒーはほとんど粉状、
粒状の即席コーヒーである。
粉状、粒状の即席コーヒーは幾つかの利点を有するが反
面幾つかの不具合を有している。即ち。
■粉状、粒状の即席コーヒーの場合には、液状エキスを
抽出した後、ろ過して噴霧乾燥によって水分3%以下の
粒状、粉状物を得て製するものであるが、上記の乾燥は
低温真空法、冷結乾燥法等によって瞬間的に行う為、味
の低下、香りの逃げを免れ得ない、この為に、製造工程
中に失なわれる香味を取戻す為の種々の改良を加えねば
ならない。
又■ビン詰された粉、粒状エキスは吸湿性がある為に、
保存に注意を要する。例えば容器であるビン自体に防湿
の工夫を施す必要があったり、更にはビンの中から粉末
を取り出す時に、塙れたスプーンを用いると、未だ保存
しておこうとするビン容器内の粉状、粒状粒子をも湿潤
させ、それらを団塊状にしてしまう、更には■粉状、粒
状の為、予め糖分を加えた製品とするに不適である。
本発明はこれらの点に鑑み成されたもので、その要旨と
する所は、挽いたコーヒー豆を濃縮した液状コーヒーエ
キスに、天然糊料と所要の糖分を加えて混合し、その混
合物を熱っした後冷却して成る液状即席コーヒーに於い
て、上記液状コーヒーエキスは水分含有量75〜85%
の濃縮物であり、上記天然糊料の添加量は、重に比で液
状コーヒーエキス100に対し、0.05%〜0.1%
の範囲であることを特徴とする滴状即席コーヒーであっ
て、その目的とする所は、■レギュラーコーヒーの良さ
と、粉状、粒状即席コーヒーの良さの双方をそなえたコ
ーヒーを提供するにある。即ち、レギュラーコーヒーと
同程度の味と香りを保持するとともに、湿気に対する難
かしい予防策を講する必要がなく、同時に粉状、粒状即
席コーヒーと同じように手軽に飲用出来る即席コーヒー
を提供するにある。そして更に■予め糖分を加えるに好
適であって、飲用時に別個の糖分を要することなく、単
に渇又は水を注ぐだけで直ちに飲用できる即席コーヒー
を提供するにあり、特に■粘度を調節することによって
、その流動状性質を線状と成し、チューブ容器の如き容
器に収容するに好適であって、製造、製造段階の保管、
最終需要者の保管等が便宜であり、飲用時の取扱いも手
軽である液状即席コーヒーを提供するにある。
次に添付図面に従かい本発明の実施例を詳述する。
コーヒー豆1を常法に従って挽きそれを略10倍に濃縮
して液状コーヒーエキスを得た(′la縮工程2)、こ
の時の水分含有量は83.1%であった。上記水分含有
量は、同様にして得た別個の液状コーヒーエキスを11
0℃乾燥減量法によって水分測定した結果である(昭和
59年3月231」神奈川県工業試験所試験土試第5−
1008桂)。
次いでこの液状コーヒーエキス100重量部に対し、天
然糊料3を0.08gfii加した。使用した天然糊料
3は、八0」薬品工業株式会社製商品名オルピンOWc
である(天然糊料添加工程4)・続いて、糖密5を60
ccを添加した(糖分添加工程6)。
次に、この混合物を95℃〜98℃程度で10秒間熱っ
し、室温に放置して冷却しく加熱、冷却二[程7)、液
状即席コーヒー8を得た。
この出来上った液状即席コーヒー8は、適度な粘度を有
し、線状となった。これを飲用する時は小さじに少敬注
ぎ、又はコーヒーカップ等に少量むぎ、水又は湯を注ぐ
だけで通常のコーヒーとすることができる。この飲用の
結果、−レギュラーコーヒー並の味と香りを(すた、こ
れは、コーヒー豆を挽いてコーヒーエキスを抽出した後
、従来の粉状、粒状即席コーヒーのように瞬間的に低温
乾燥等しないので、コーヒー豆の有する味、香りが逃げ
ない為と思われる。
又、単に線状の液状即席コーヒーを、コーヒーカップ等
に抽出し、湯又は水を注げば直ちに溶解し、すぐに飲用
できるので手軽に扱える。
更に、予め所望の糖分を加えであるので、改めて糖を加
える必要がないの〒、粉状1粒状即席コーヒーと比して
もこの意味でより手軽である。特に適度な粘度を有し、
線状とすることができたのでチューブの如き容器に収容
できる。従って、粉状、粒状即席コーヒーに比して、か
さばらないから製造段階の保管、搬送が便宜であり、又
最終需要者の保管等がより便宜となると共に、単にチュ
ーブからエキスを抽出するだけでよいがら、より手軽に
扱えるものである。
而して、液状コーヒーエキスの流動性の状態と天然糊料
の量的関係について詳述する。
上記濃縮工程2に於いて得た液状コーヒーエキス100
重量部に対し、天然糊料3の量を序々に増量して添加し
た結果、第2図に示す如き結果を得た。このグラフから
判断するように、天然糊料3の量が0.03g程度であ
ると、液状コーヒーエキスは水の如き粘度であった(段
階1)0次いで、0.05gに増量した結果、粘度が増
加し・線状を呈し始めた(段階2)。この傾向は天然糊
料を増量するに従がい顕著となり、0.1g程度、でよ
りよい線状物が得られた(段階3)。然しながら、0.
1gを越えると、例えば0.15gになると、天然糊料
の全部が液状コーヒーエキスの中に溶解せず、一部が天
然糊料自体として分離判別できた(段階4)、そして、
0.2gに増量すると、半固体状態で落ちつき、ゲル化
した(段階5)、更に0.25gに増加するとゼリー状
の度合が進み(段階6)、0.3gではプリン状を呈し
た(段階7)。
」−記の中で、段階2.3に於ける現象は、親水性コロ
イド系である液状コーヒーエキスが、微量の天然糊料の
存在によって、より粘度を増したものと1断されるが、
この現象は一般の親木性コロイド系の粘度に及ぼす他の
親木性コロイド等の影響と略同様に扱うことができる。
これらの実験からも支持されるように、本発明は、液状
コーヒーエキス100*量部に対し、重量比で天然糊料
は0.05%〜0.1%の範囲が好適である。又、上記
の実施例に於いては、天然糊料として、武田薬品工業株
式会社製商品名オルピンOWCを用いたが、その他同じ
武田薬品工業株式会社製商品名グアーガム、アラビアガ
ム、チサンタンガムでもよいことが確認され、同効の天
然糊料であれば何れを用いてもよい。
更に、上記加熱、冷却工程7に於ける加熱温度、冷却時
間と液状コーヒーエキスの粘度との関係を、実験した結
果を示す第3図を参照してより詳述する。
グラフから判明する通り、液状コーヒーエキス100重
量部に対し、天然糊料を0.08gと糖蜜を60cc添
加した混合物を略95℃で10秒間熱つしくa)、序々
に冷却した結果、温度65°C1時間120秒経過後に
線状を呈する粘着性が生じ(b)、続いて温度35℃、
時間200秒程瓜経過後に完全に線状物が得られた(C
)。以後、時間経過と共に、温度降下するが、温度がド
がっても、粘度の変化、相分離現象、凝集法V等の現象
は生じなかった。そして、上記a−bの間は水のような
液体の状態であり、b−cの間は温度降ドに比例して粘
度が増加した。又3以上に温度が上がっても水のような
液体状態に変化は見られなかった。
これらのことより、液状コーヒーエキスと天然糊お1と
糖分の混合物の線状物は、通常この液状即席コーヒーを
扱かうと予想される温度域に於いては、保管及び使用の
段階で好適な程度の粘性を有することが確認された。且
つ冷蔵、冷凍庫の保管段階に於いても、その品質が著し
く悪影響を受けるおそれがないことが確認された。
以−1−詳述した如く、本発明は、挽いたコーヒー(j
を、水分含有量75〜85%程度に濃縮して液状コーヒ
ーエキスを得、次いでその液状コーヒーエキス100に
対し重量比で0.05%〜0.1%の範囲の天然糊料を
添加すると共に所要量の糖分を操船し、続いてその混合
物を瞬時加熱した後、略元の品温程度にまで冷却して液
状即席コーヒーを製することを特徴とする液状即席コー
ヒーの製法なので、簡単な方法で線状の即席コーヒーを
得ることができ、而も本願の第1の発明によれば、挽い
たコーヒー豆を濃縮した液状コーヒーエキスに、天然糊
料と所要の糖分を加えて混合し、その混合物を熱っした
後冷却して成る液状即席コーヒーに於いて、上記液状コ
ーヒーエキスは水分含有量75〜85%の濃縮物であり
、上記天然糊料の添加量は、重量比で液状コーヒーエキ
ス100に対し、0.05%〜0.1%の範囲であるこ
とを特徴とする液状即席コーヒーなので、■レギュラー
コーヒーの良さと、粉状、粒状即席コーヒーの良さの双
方を有するコーヒーを提供できる。即ち、レギュラーコ
ーヒーと同程度の味と香りを保持できると共に、湿気に
対する難かしい予防策を講する必要がなく、同時に粉状
、粒状即席コーヒーと同じように手軽に飲用出来る。又
■予め糖分を加えておくことができる即席コーヒーを提
供できる。
従って、粉状、粒状即席コーヒーに比し、より手軽に利
用できる。更に■その流動状性質を線状と成すことがで
きるので、チューブ容器の如き容器に収容することがで
きる。従って、全体がかさばらないので製造段階の保管
、搬送が便宜であり、且つ最終需要者の取扱いもより容
易となるものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の実施例をノ1へし、第1図は製造工
程図、第2図は液状コーヒーエキスの流動性の状態と天
然糊料の量の関係を示したグラフ、第3図は加熱、冷却
工程に於ける温度、冷却時間の関係を示すと共に、粘度
の状態を示すグラフ、第4図は使用性の一つの例を示す
図である。 特許出願人 米 良憲二 カー抑時同 C秒) 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■挽いたコーヒー豆を濃縮した液状コーヒーエキスに、
    天然糊料と所要の糖分を加えて混合し、その混合物を熱
    っした後冷却して成る液状即席コーヒーに於いて、上記
    液状コーヒーエキスは水分含有敬75〜85%のm縮物
    であり、上記天然糊料の添加酸は、重量比で液状コーヒ
    ーエキスlOOに対し、0.05%〜0.1%の範囲で
    あることを特徴とする液状即席コーヒー。 ■挽いたコーヒー豆を、水分含有量75〜85%程度に
    濃縮して液状コーヒーエキスを得、次いでその液状コー
    ヒーエキスlOOに対し、重量比で0.05%〜0.1
    %の範囲の天然糊料を添加するとJ(に所要縁の糖分を
    添加し、続いてその混合物を瞬時加熱した後、略元の品
    温程度になるまで冷却して液状即席コーヒーを製するこ
    とを特徴とする液状即席コーヒーの製法。
JP6725984A 1984-04-04 1984-04-04 液状即席コ−ヒ−及びその製法 Pending JPS60210950A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517154A (ja) * 1974-05-31 1976-01-21 Unilever Nv
JPS5881737A (ja) * 1981-11-09 1983-05-17 Ajinomoto General Food Kk チユ−ブ入り濃縮コ−ヒ−調合物製品の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517154A (ja) * 1974-05-31 1976-01-21 Unilever Nv
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