JPS60210947A - かんきつ類の減酸抑制方法 - Google Patents

かんきつ類の減酸抑制方法

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JPS60210947A
JPS60210947A JP59068625A JP6862584A JPS60210947A JP S60210947 A JPS60210947 A JP S60210947A JP 59068625 A JP59068625 A JP 59068625A JP 6862584 A JP6862584 A JP 6862584A JP S60210947 A JPS60210947 A JP S60210947A
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JP
Japan
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light
citrus fruits
citrus
suppressing
fruit
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JP59068625A
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JPH0469976B2 (ja
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Yasuo Honma
保男 本間
Yutaka Arimoto
裕 有本
Asatada Misato
見里 朝正
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、かんきつ類の減酸抑制方法において、貯蔵か
んきつ類に550nmより短波長域の光あるいは、4.
OnE/c+a” (ナノアインスタイン/cm”)以
下の光を照射することを特徴とするかんきつ類の減酸抑
制方法に関するものである。
現在、我国におけるかんきつ類の生産量は、年産350
万tを越えている。このうち、約86%は温州みかんで
ある。通常、温州みかんは、10月から12月にかけて
収穫されるが、このような短期間に、これだけの量の果
実を消費することができないことは言うまでもない。そ
こで、収穫した果実は、貯蔵され、消費の動向を見なが
ら出荷されている。
しかしながら、貯蔵が長期にわたると、果実中の酸が減
じ、いわゆる味ボケとなり商品価値が低下する。
このため、温州みかんの貯蔵は、1月下旬から2月初旬
までに限定され、充分な出荷調整は不可能である。
従って、貯蔵中の果実の減酸を抑制することができれば
、貯蔵期間を延長することができ、より一層の出荷調整
が可能となり、より有利に販売することができる。
そこで、本発明者らは、かんきつ類の減酸抑制方法につ
いて鋭意研究を行った結果、意外にも、かんきつ頻に5
50nmより短波長域の光あるいは、4.OnE/e1
1”以下の光を照射することにより、極めて高い減酸抑
制効果が得られことを見出し、本発明を完成したもので
ある。
本発明の端緒は、かんきつ類も含めて、種々の植物に対
して各波長の光及び光量がどのような影響を及ぼすかど
うかの研究を行っていた時に、かんきつ類に550nm
より短波長域の光あるいは、4、 On F、ハ♂以下
の光を照射すると、減酸抑制されることの事実を見出し
たことによるものである。
以下に、本発明を説明する。
本発明において、貯蔵かんきつ類に照射する光は、55
0nmより短波長域の光又は、4.0nE/am”以下
の光である。光源は、自然光、(陽光ランプ)、白熱電
球、水銀アーク灯などを用いることができるが、照射の
際に、550nm以上の長波長域をカットするフィルタ
ーを通して行う方法、あるいは、かんきつ類を550n
m以上の長波長域をカットするフィルムで覆う方法など
が用いられる。具体的には、市販の青色フィルターある
いは青色のセロファン紙等を用いれば充分である。
減酸抑制率は、出荷の状況に応じて適宜調節することが
できるが、これは、光の強度、温度等の条件を変化させ
ることによって行う。
かんきつの−品種であるセミノールは、前記収穫時の酸
含有量が2.0〜2.2Vo1%程度であり、いわゆる
酸っばくて食用には通さない。食用に適する酸含有量は
、1.1〜1.5 Vo1%が適当である。
この程度の酸含有量であると食味もよく商品として出荷
が可能である。
後述の試験例の如く、上記適度な酸含有量のかんきつを
用いて、処理を行った場合、無処理区あるいは自然光の
場合と比べて、2倍以上の減酸抑制効果を示すことが分
かる。
以上述べたように、本発明によれば、単純な方法により
優れた減酸抑制効果を挙げることができ、且つ薬剤散布
等による毒性の心配が全くない経済的且つ安全な減酸抑
制法を提供することができる。
次に、本発明を試験例によって説明する。
試験例1 かんきつ果実(1区20個)を東洋折紙■製の青いセロ
ファン紙で覆って、光を照射した区(A)、比較例とし
て、セロファン紙を覆わなかった区(B)及び暗黒区(
無処理区)を設け、光照射は、自然光(陽光ランプ)を
用いて行った。処理開始前に、あらかじめ収穫直後の数
個のかんきつ果汁の平均酸含有量(Vo1%)を測定し
た。1又は2週間処理したかんきつ類の酸含有量を測定
し、減酸割合(%)をめた。果汁の酸含有量の測定は、
炉底らの方法によって行った(炉底慶昭著(1975)
r果実(かんきつ類)の品質判定法、栄養診断のための
栽培植物分析測定法、作物分析法委員全編、養賢堂発行
、P446〜473参照)。
具体的には、果実を半分に切って果汁を絞り、ガーゼで
濾過した後、そのlQ’m#の中和に要した0、 15
6 N −NaOH溶液の量から酸含有量をめ・これよ
り減酸割合をめた。
なお、ハンサクと温州みかんは、実際にある程度熟した
ものを用いた。
試験例2 試験例1の方法おいて処理区(B)において、光! (
nE/cs” )を変化させて、光量による影響を調べ
た。この結果を以下に示す。
(考察) 処理区(B)では、4.OnE/cm”、好ましくは、
3.2〜2.3 nE/c+++”以下で減酸抑制効果
が得られた。
〔食味試験〕
試験例で処理した(2週間処理)かんきつの食味試験を
行ったところ、無処理区では、ハツサク、温州ミカン共
に、いわゆる味ぼけが認められたのに対し、本発明の処
理区では、いずれも熟度は最適であり、良好な食味であ
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の処理区(A)で用いた青いセロファ
ン紙の透過光のスペクトラムを示し、第2図は処理区(
B)の陽光ランプの光のスペクトラムを示す。 手続補正it(方式) 1.事件の表示 昭和59年特許願第68625号 2、発明の名称 かんきつ類の減酸抑■11)方法3、
補正をする者 事件との関係 出願人 名称 (679)理化学研究所 4、代理人 5、補正命令の日付 昭和59年7月31日明細書及び
図面の浄書(内容に変更なし)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) かんきつ類の減酸抑制方法において、貯蔵かん
    きつ頻に550nmより短波長域の光を照射することを
    特徴とするかんきつ類の減酸抑制方法。
  2. (2)かんきつ類の減酸抑制方法において、貯蔵がlu
    キ”)lifニ4. On E /cx” (ナノアイ
    ンスタイン/ω2)以下の光を照射することを特徴とす
    るがんきつ類の減酸抑制方法。
JP59068625A 1984-04-06 1984-04-06 かんきつ類の減酸抑制方法 Granted JPS60210947A (ja)

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JPS60210947A true JPS60210947A (ja) 1985-10-23
JPH0469976B2 JPH0469976B2 (ja) 1992-11-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009077652A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Institute Of Physical & Chemical Research 果実の成熟を促進する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009077652A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Institute Of Physical & Chemical Research 果実の成熟を促進する方法

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