JPS6021039B2 - ベルトプレス形脱水機 - Google Patents

ベルトプレス形脱水機

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Publication number
JPS6021039B2
JPS6021039B2 JP55154295A JP15429580A JPS6021039B2 JP S6021039 B2 JPS6021039 B2 JP S6021039B2 JP 55154295 A JP55154295 A JP 55154295A JP 15429580 A JP15429580 A JP 15429580A JP S6021039 B2 JPS6021039 B2 JP S6021039B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
belt
belts
plate
sludge
Prior art date
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Expired
Application number
JP55154295A
Other languages
English (en)
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JPS5779098A (en
Inventor
康 川勝
雅行 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication of JPS5779098A publication Critical patent/JPS5779098A/ja
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はエンドレスに結合されて走行する2つのフィ
ルタベルトの間に汚泥等の被脱水物を搬送して脱水する
ベルトプレス形脱水機に関する。
従来、この種の脱水機は、互いに近接対向して同方向へ
走行するベルトを挟んで上下にそれぞれ並設された複数
の加圧ローラを備えかつ上側の加圧ローラと下側の加圧
ローラは前記ベルトを押圧した状態で交互に配設させた
ものであった。しかし、ベルトの許容張力には限界があ
るためこれら各加圧o‐ラによってベルト間の汚泥に加
える圧力に限界が生じ脱水後の汚泥の含水率は約75%
と大きく、充分な脱水効率を得ることはできなかつた。
この発明はこのような事情に基づいてなされたもので、
脱水された被脱水物の含水率を低下させ充分な脱水効率
を得るようにしたベルトプレス形脱水機を提供すること
を目的とする。
このような目的を達成するためにこの発明は、被脱水物
を侠持し互いに近接対向させて同方向へ走行するベルト
と、このベルトを挟んで配置される加圧挟持板とを具備
し、前記加圧挟持板は前記ベルトを加圧挟持しそのまま
ベルトの走行方向へ加圧挟侍板の長さより短い距離だけ
走行させた後加圧を解除して元の位置に復帰できるよう
に構成したものである。
以下実施例を用いてこの発明を詳細に説明する。
第1図はこの発明に係るベルトプレス形脱水機の一実施
例を示す側面図である。
駆動ローラ2および従動ローラ4に掛け渡された上部フ
ィルタベルト6があり、この上部フィルタベルト6と対
向して下部フィルタベルト8がある。下部フィルタベル
ト8は駆動ローラ10および従動ローラ12に掛け渡さ
れている。駆動ローラ2および10はそれぞれ図中矢印
方向へ回転するようになっており、これにより互いに近
接対向するベルトは同方向へ走行するようになる。互い
に近援対向するベルト間にはこのベルトに挟持された汚
泥が走行するようになっている。この汚泥は、従動。−
ラ4,12側に配置された混合ドラム14内にて凝集剤
と混合されフロツク状となって上部フィルタベルト6お
よび下部フィルタベルト8間に挟持されるようになって
いる。汚泥の搬送径路を形成する互いに近接対向された
ベルト6A,8Aはその従動ローラ4,12個において
加圧ローラ16を具備し、この加圧ローラ16はベルト
6A上においてベルト6Aの走行方向に並設された複数
のローラ16Aとベルト8A下においてベルト8Aの走
行方向に並設された複数のローラ16Bとから構成され
、これら各ローラー6Aと16Bはそれぞれベルト6A
,8Aを押圧した状態で交互に配置されている。
また、汚泥の搬送径路を形成する互に近接対向されたベ
ルト6A,8Aはその駆動ローラ2,10側において加
圧抜持板18を具備し、この加圧挟持板18はベルト6
A上に配置される加圧板18Aと、ベルト8A下に配置
される受圧板18Bとから構成されている。
受圧板18Bはしール20上を転勤できるようになって
おり、このレール20は図示せぬフレーム上に固定され
かつベルト6A,8Aの走行方向に延在している。受圧
板18Bの上面にはたとえばベルト6A,8Aの走行方
向に並設されかつベルト6A,8Aの走行方向と直交す
る方向に延在された複数の溝が設けられて排水を容易に
している。また、受圧板18Bは油圧シリング21を介
して前記加圧板18Aを支持しており、この油圧シリン
ダ22の作動により前記加圧板18Aはベルト6A,8
Aを介して受圧板188を押圧できるようになっている
。さらに、受圧板188の従敷ローラ4,12側の端部
には油圧シリンダ24の一端が固定され、この油圧シリ
ング24の他端は図示せぬフレームに固定されている。
この油圧シリンダ24の作動により受圧板18Bは加圧
板18Aとともにし−ル20上を転勤できるようになっ
ている。油圧シリング22と油圧シリンダ24のそれぞ
れの作動の関係は、ベルト6A,8A間において汚泥が
加圧ローラ16を経過し加圧挟持板18の前端(駆動ロ
ーラ2,10側の端部)に達した際、油圧シリンダ22
が作動し加圧板18Aが受圧板18B方向へ下り、前記
受圧板18Bとでベルト6A,8Aを侠持すると同時に
、油圧シリンダ24が作動して加圧板18Aとともに受
圧板18Bをベルト6A,8Aの走行速度と等しい速度
で移動させるようになっている。
そして、加圧板18Aおよび受圧板188がその長さA
よりも小さい長さBだけ走行すると、油圧シリンダ22
が作動して加圧板18Aが受圧板18Bから離間する方
向へ上り、前記受圧板18Bとでのベルト6A,8Aの
侠特が解除されると同時に、油圧シリンダ24が作動し
て加圧板18Aとともに受圧板18Bを即座に元の位置
に復帰させるようになっている。このように構成した実
施例の作用を以下説明する。
混合ドラム14内で汚泥を凝集剤と混合させてフロック
状にした後、上部フィルタベルト6と下部フィルタベル
ト8との間に挟持させて搬送させる。
互いに近接対向し同方向へ走行するベルト6A,8A間
に挟持されて搬送される汚泥は加圧ローラ16間に至り
、この加圧ローラ16によって約25%の脱水がなされ
る。このように加圧ローラ16によって脱水された汚泥
はそのままベルト6A,8A間に挟持されて挟持板18
に至る。
汚泥が加圧挟持板18の前端(駆動ローラ2,10側の
端部)に達した際、油圧シリンダ22が作動し加圧板1
8Aが受圧板18B方向へ下り、受圧板18Bとでベル
ト6A,6B間の汚泥を押圧荻持する。この場合の汚泥
は加圧ローラ16によって若干の脱水がなされた後で流
動性を喪失していることから、この汚泥が奴圧挟持板1
8の押圧によってベルト6A,6B間からはみ出してし
まうようなことはない。その後、汚泥は加圧琢持板18
に押圧されたままベルト6A,6Bの走行とともにBの
距離だけ搬送され、この間において完全に脱水がなされ
る。
この場合、加圧挟持板18に押圧キれたままで汚泥が搬
送される距離Bは加圧侠持板18の長さAより短か〈な
っている。このため、加圧挟持板18が距離Bを走行し
た後加圧侠持板18の後端Cの位置にある汚泥は加圧板
18Aの復帰位置における加圧挟持板1の前端Dまで搬
送する間に加圧板18Aの上昇、復帰行程が完了してい
ることから前記加圧挟持板18によって押圧される。し
たがってベルト6A,8B間の汚泥はその全てにおいて
等しく挟持板18によって押圧されるようになる。この
ようにすれば、互いに近接対向して走行するベルト6A
,8Aの上下方向から押圧する加圧挟持板18の押圧に
よって汚泥の脱水がなされるため、その脱水効率は加圧
挟緒板18の押圧力および移動距離Bによって定められ
ることになる。
したがって、従来のようにベルトの張力を利用したもの
と異なり、汚泥への押圧力に限界がなくなるので充分な
脱水効率を得ることができる。上述した実施例では加圧
板18Aの押圧は油圧シリンダ22によって行なったも
のであるが、これに限定されることはなく、たとえば加
圧板18Aの受圧板18Bと対向する面にゴム製の袋状
のダイヤフラムを付設し、このダイヤフラム内に油圧又
は空気圧を加えるようにして同様の効果を奏するように
してもよいことはいうまでもない。また、加圧板18A
の押圧はベルト6A,8Aの走行方向に対し一定とした
ものであるが、たとえば加圧板をベルト6A,8Aの走
行方向に複数並設し、各加圧板の押圧力をベルト6A,
8Aの走行方向に順次増加できるようにしてもよいこと
はいうまでもない。また、加圧挟持板18の移動は油圧
シリンダ24によらず、他の機構によってもよい。
以上述べたことから明らかなように、この発明に係るベ
ルトプレス形脱水機によれば、汚泥を挟持して互いに近
接対向して走行する各ベルトの上下方向から押圧する加
圧挟持板を備えていることから、脱水された汚泥の含水
率を低下させ充分な脱水効率を得るようにすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るベルトプレス形脱水機の一実施
例を示す側面図である。 6・・・・・・上部フィルタベルト、8・・・・・・下
部フィルタベルト、16・・・・・・加圧ローラ、18
・・・・・・加圧挟持板、18A・・・・・・加圧板、
18B・・・・・・受圧板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被脱水物を挾持し互いに近接対向させて同方向へ走
    行するベルトと、このベルトを挾んで配置される加圧挾
    持板とを具備し、前記加圧挾持板は前記ベルトを加圧挾
    持しそのままベルトの走行方向へ加圧挾持板の長さより
    短い距離だけ走行させた後加圧を解除して元の位置に復
    帰できるように構成し、かつ前記加圧挾持板は一方の板
    に対して他方の板が油圧シリンダによつて押圧されるよ
    うにしたことを特徴とするベルトプレス形脱水機。
JP55154295A 1980-10-31 1980-10-31 ベルトプレス形脱水機 Expired JPS6021039B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55154295A JPS6021039B2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31 ベルトプレス形脱水機

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JP55154295A JPS6021039B2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31 ベルトプレス形脱水機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5779098A JPS5779098A (en) 1982-05-18
JPS6021039B2 true JPS6021039B2 (ja) 1985-05-24

Family

ID=15581007

Family Applications (1)

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JP55154295A Expired JPS6021039B2 (ja) 1980-10-31 1980-10-31 ベルトプレス形脱水機

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62101696U (ja) * 1985-12-12 1987-06-29
DE3932098C1 (ja) * 1989-09-26 1990-09-06 G. Siempelkamp Gmbh & Co, 4150 Krefeld, De

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JPS5779098A (en) 1982-05-18

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