JPS60210150A - 水素冷却回転電機の軸密封油装置 - Google Patents
水素冷却回転電機の軸密封油装置Info
- Publication number
- JPS60210150A JPS60210150A JP6576684A JP6576684A JPS60210150A JP S60210150 A JPS60210150 A JP S60210150A JP 6576684 A JP6576684 A JP 6576684A JP 6576684 A JP6576684 A JP 6576684A JP S60210150 A JPS60210150 A JP S60210150A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing oil
- oil
- valve
- shaft
- sealed oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/12—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof specially adapted for operating in liquid or gas
- H02K5/124—Sealing of shafts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は水素冷却回転電機の軸密封油装置に関するもの
である。
である。
近年、発電機の単機容量の増大に伴い発電機の回転軸径
が大きく運転中の密封油量が多くなり、大形の油圧調整
弁が設けられている。このような油圧調整弁を有する発
電機の軸密封油装置の従来例が第１図および第２図に示
されている。
が大きく運転中の密封油量が多くなり、大形の油圧調整
弁が設けられている。このような油圧調整弁を有する発
電機の軸密封油装置の従来例が第１図および第２図に示
されている。
同図に示されているように軸密封油装置は、密封油１が
油ポンプ２により油タンク３から密封油供給管４を介し
てシールリング５に供給され、シールリング５と回転軸
６との間のギャップ７を通って機内Ｐ側および機外Ｑ側
に流れ、機内Ｐ側に封入されている冷却ガスである水素
ガスをシールしている。この場合に機内水素圧力より若
干高い密封油圧力を供給しなければ、水素ガスが機外Ｑ
側に洩れてしまう。このため軸密封油装置にはこの密封
油圧力を機内水素圧力より高くするためバルブ８および
バルブボデー９より構成された油圧調整弁１０が設けら
れており、この油圧調整弁１０は機内ガス圧力導入管１
１および密封油圧力導入管１２を導入して相互の圧力に
常に一定の差をつけるようにバルブ８の開度を調整し、
密封油量を決定している。そしてギャップ７に流れる密
封油ｌは定常運転時すなわち回転軸６が定格回転してい
る場合はポンピング作用により密封油量が増大して定格
油量になるが、油圧調整弁１０のサイズはこの定格油量
により決定される。
油ポンプ２により油タンク３から密封油供給管４を介し
てシールリング５に供給され、シールリング５と回転軸
６との間のギャップ７を通って機内Ｐ側および機外Ｑ側
に流れ、機内Ｐ側に封入されている冷却ガスである水素
ガスをシールしている。この場合に機内水素圧力より若
干高い密封油圧力を供給しなければ、水素ガスが機外Ｑ
側に洩れてしまう。このため軸密封油装置にはこの密封
油圧力を機内水素圧力より高くするためバルブ８および
バルブボデー９より構成された油圧調整弁１０が設けら
れており、この油圧調整弁１０は機内ガス圧力導入管１
１および密封油圧力導入管１２を導入して相互の圧力に
常に一定の差をつけるようにバルブ８の開度を調整し、
密封油量を決定している。そしてギャップ７に流れる密
封油ｌは定常運転時すなわち回転軸６が定格回転してい
る場合はポンピング作用により密封油量が増大して定格
油量になるが、油圧調整弁１０のサイズはこの定格油量
により決定される。
一般に発電機の水素注入は停止中に行なおれ、機内Ｐ側
の水素の洩れを防止するためには発電機が停止中でも軸
密封油装置は運転状態となる。この状態は定常運転時に
比べ回転軸６のポンピング作用もなく、またギャップ７
は運転状態で最適寸法になるように決定されており、密
封油温度が低く、かつ回転軸６が鋼で、シールリング５
が銅で製作されているので、これら両者の熱膨張係数の
違いによりギャップ７は非常に小さくなり、密封油１が
殆んど供給されない。これは油圧調整弁ＩＯにおいては
閉状態に近くバルブボデー９とバルブ８とが接近した状
態となる。このようになるとバルブ８が極めて少し動い
ても閉状態となって密封油圧が下がり、密封油圧導入管
１２内の圧力が下がることにより油圧調整弁１０に開の
指示が働いてバルブ８が開くが、僅めで少し過剰に開い
ても密封油圧力が上昇しバルブ８に閉の指示が働くよう
になる、所謂ハンチング現象が発生する。
の水素の洩れを防止するためには発電機が停止中でも軸
密封油装置は運転状態となる。この状態は定常運転時に
比べ回転軸６のポンピング作用もなく、またギャップ７
は運転状態で最適寸法になるように決定されており、密
封油温度が低く、かつ回転軸６が鋼で、シールリング５
が銅で製作されているので、これら両者の熱膨張係数の
違いによりギャップ７は非常に小さくなり、密封油１が
殆んど供給されない。これは油圧調整弁ＩＯにおいては
閉状態に近くバルブボデー９とバルブ８とが接近した状
態となる。このようになるとバルブ８が極めて少し動い
ても閉状態となって密封油圧が下がり、密封油圧導入管
１２内の圧力が下がることにより油圧調整弁１０に開の
指示が働いてバルブ８が開くが、僅めで少し過剰に開い
ても密封油圧力が上昇しバルブ８に閉の指示が働くよう
になる、所謂ハンチング現象が発生する。
このようにバルブ８がバルブボデー９に接近した状態で
は一定の開いた状態を保持することが困難となり、ハン
チングが起こるが、これは停止中の密封油量と運転中の
密封油量との差が大きい場合に顕著に起こる。密封油量
が増大と、バルブボデー９とバルブ８とが離れた状態で
はハンチングは起こらない。ハンチング状態が続くと密
封油圧が下がった場合は水素洩九を起こすのみならず、
油圧調整弁１０の寿命を短かくする。
は一定の開いた状態を保持することが困難となり、ハン
チングが起こるが、これは停止中の密封油量と運転中の
密封油量との差が大きい場合に顕著に起こる。密封油量
が増大と、バルブボデー９とバルブ８とが離れた状態で
はハンチングは起こらない。ハンチング状態が続くと密
封油圧が下がった場合は水素洩九を起こすのみならず、
油圧調整弁１０の寿命を短かくする。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、電機の停
止中における油圧調整弁のハンチング現象防止を可能と
した水素冷却回転電機の軸密封油装置を提供することを
目的とするものである。
止中における油圧調整弁のハンチング現象防止を可能と
した水素冷却回転電機の軸密封油装置を提供することを
目的とするものである。
すなわち本発明は回転軸に摺動するように設けられたシ
ールリングと、このシールリングに油ポンプおよび油圧
調整弁を介して油タンクから密封油を供給する密封油供
給管とを備えた水素冷却回転電機の軸密封油装置におい
て、前記密封油供給管に閉止弁を有するバイパス管を設
け、前記回転軸の停止時に前記バイパス管から前記密封
油の一部を流出させるようにしたことを特徴とするもの
であり、これによって回転軸の停止時にバイパス管から
密封油の一部が流出するようになる。
ールリングと、このシールリングに油ポンプおよび油圧
調整弁を介して油タンクから密封油を供給する密封油供
給管とを備えた水素冷却回転電機の軸密封油装置におい
て、前記密封油供給管に閉止弁を有するバイパス管を設
け、前記回転軸の停止時に前記バイパス管から前記密封
油の一部を流出させるようにしたことを特徴とするもの
であり、これによって回転軸の停止時にバイパス管から
密封油の一部が流出するようになる。
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
３図には本発明の一実施例が示されている。なお従来と
同じ部品には同じ符号を付したので説明を省略する。本
実施例では密封油供給管４に閉止弁１３を有するバイパ
ス管１４を設け、回転軸６の停止時にバイパス管１４か
ら密封油１の一部を流出させるようにした。このよ＝う
にすることにより回転軸６の停止時にバイパス管１４か
ら密封油１の一部が流出するようになって、電機の停止
中における油圧調整弁のハンチング現象防止を可能とし
た水素冷却回転電機の軸密封油装置を得ることができる
。
３図には本発明の一実施例が示されている。なお従来と
同じ部品には同じ符号を付したので説明を省略する。本
実施例では密封油供給管４に閉止弁１３を有するバイパ
ス管１４を設け、回転軸６の停止時にバイパス管１４か
ら密封油１の一部を流出させるようにした。このよ＝う
にすることにより回転軸６の停止時にバイパス管１４か
ら密封油１の一部が流出するようになって、電機の停止
中における油圧調整弁のハンチング現象防止を可能とし
た水素冷却回転電機の軸密封油装置を得ることができる
。
すなわち密封油供給管４にバイパス管１４を設け、この
バイパス管１４に閉止弁１３を設けた。
バイパス管１４に閉止弁１３を設けた。
このようにすることにより発電機（回転軸６）の停止中
は閉止弁１３を開放して密封油１の一部をバイパス管１
４から流出させることができるようになって、密封油量
を増すことができるようになり、油圧調整弁のハンチン
グ現象が防止できる。
は閉止弁１３を開放して密封油１の一部をバイパス管１
４から流出させることができるようになって、密封油量
を増すことができるようになり、油圧調整弁のハンチン
グ現象が防止できる。
因みに本実施例による密封油量の発電機回転数による変
化特性を従来例のそれと比較検討した。第４図には従来
例を第５図には本実施例の検討結果を示したが、これら
はいずれも縦軸に密封油量をとり、横軸に発電機回転数
をとって図示した。これらから明らかなように本実施例
の場合は回転数が低い場合の密封油量が従来例のそれよ
りも大きく増加している。これは電機の停止時にバイパ
ス管から密封油の一部を流出させるようにしたためであ
る。
化特性を従来例のそれと比較検討した。第４図には従来
例を第５図には本実施例の検討結果を示したが、これら
はいずれも縦軸に密封油量をとり、横軸に発電機回転数
をとって図示した。これらから明らかなように本実施例
の場合は回転数が低い場合の密封油量が従来例のそれよ
りも大きく増加している。これは電機の停止時にバイパ
ス管から密封油の一部を流出させるようにしたためであ
る。
なお閉止弁１４は発電機の回転数を判断して操作する手
動弁でもよく、回転検出器で回転数を検出し、これを電
磁弁で開閉するようにしてもよい。
動弁でもよく、回転検出器で回転数を検出し、これを電
磁弁で開閉するようにしてもよい。
上述のように本発明は電機の停止時にバイパス管から密
封油の一部を流出させることができるようになって、停
止時における密封油量が多くなり、電機の停止中におけ
る油圧調整弁のハンチング現象防止を可能とした水素冷
却回転電機の軸密封油装置を得ることができる。
封油の一部を流出させることができるようになって、停
止時における密封油量が多くなり、電機の停止中におけ
る油圧調整弁のハンチング現象防止を可能とした水素冷
却回転電機の軸密封油装置を得ることができる。
第１図は従来の水素冷却回転電機の軸密封油装置の系統
図、第２図は従来の水素冷却回転電機の軸密封油装置の
油圧調整弁の縦断側面図、第３図は本発明の水素冷却回
転電機の軸密封油装置の一実施例のバイパス管周りの縦
断側面図、第４図は従来の水素冷却回転電機の軸密封油
装置の発電機回転数と密封油量との関係を示す特性図、
第５図は本発明の水素冷却回転電機の軸密封油装置の一
実施例の発電機回転数と密封油量との関係を示す特性図
である。 ｌ・・・密封油、２・・・油ポンプ、３・・・油タンク
、４・・・密封油供給管、５・・・シールリング、６・
・・回転軸、８・・・バルブ、９・・・バルブボデー、
ＩＯ・・・油圧調整弁、１１・・・機内ガス圧力導入管
、１２・・・密封油圧力導入管、１３・・・閉止弁、１
４・・・バイパス管。 代理人 弁理士 高橋明夫 昭３日 毛ｔ、−日 垢５９ （ＬＰ′Ｉ′ｎ） （ｒＩ″′川）
図、第２図は従来の水素冷却回転電機の軸密封油装置の
油圧調整弁の縦断側面図、第３図は本発明の水素冷却回
転電機の軸密封油装置の一実施例のバイパス管周りの縦
断側面図、第４図は従来の水素冷却回転電機の軸密封油
装置の発電機回転数と密封油量との関係を示す特性図、
第５図は本発明の水素冷却回転電機の軸密封油装置の一
実施例の発電機回転数と密封油量との関係を示す特性図
である。 ｌ・・・密封油、２・・・油ポンプ、３・・・油タンク
、４・・・密封油供給管、５・・・シールリング、６・
・・回転軸、８・・・バルブ、９・・・バルブボデー、
ＩＯ・・・油圧調整弁、１１・・・機内ガス圧力導入管
、１２・・・密封油圧力導入管、１３・・・閉止弁、１
４・・・バイパス管。 代理人 弁理士 高橋明夫 昭３日 毛ｔ、−日 垢５９ （ＬＰ′Ｉ′ｎ） （ｒＩ″′川）
Claims (1)
- １、回転軸に摺動するように設けられたシールリングと
、このシールリングに油ポンプおよび油圧調整弁を介し
て油タンクから密封油を供給する密封油供給管とを備え
た水素冷却回転電機の軸密封油装置において、前記密封
油供給管に閉止弁を有するバイパス管を設け、前記回転
軸の停止時に前記バイパス管から前記密封油の一部を流
出させるようにしたことを特徴とする水素冷却回転電機
の軸密封油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6576684A JPS60210150A (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 水素冷却回転電機の軸密封油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6576684A JPS60210150A (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 水素冷却回転電機の軸密封油装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60210150A true JPS60210150A (ja) | 1985-10-22 |
Family
ID=13296468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6576684A Pending JPS60210150A (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 水素冷却回転電機の軸密封油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60210150A (ja) |
-
1984
- 1984-04-04 JP JP6576684A patent/JPS60210150A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN103836196B (zh) | 一种转速自适应智能型流体动压式机械密封装置 | |
| JPH03155350A (ja) | タービン発電機システム | |
| CN103026004A (zh) | 包括密封空气阀系统的涡轮机 | |
| US4076259A (en) | Static sealing mechanism for liquid natural gas compressors and hydrogen cooled generators | |
| US4541247A (en) | Steam turbine gland seal control system | |
| US4058320A (en) | Generator seal oil supply system | |
| US4341093A (en) | Device for leading cooling liquid out of rotary electric machine with liquid cooled rotor | |
| JPS60210150A (ja) | 水素冷却回転電機の軸密封油装置 | |
| US3587638A (en) | Coolant coupling head | |
| US20020084591A1 (en) | Rotation axis seal device and helium gas turbine power generation system using the same | |
| JP3742202B2 (ja) | 水素冷却回転電機の密封油供給装置 | |
| JPS60190144A (ja) | 回転電機の密封油供給装置 | |
| JP2667045B2 (ja) | 蒸気タービンシステム | |
| JPS6172802A (ja) | 復水タ−ビンの軸封装置 | |
| JPH09170547A (ja) | 水力機械の軸封装置 | |
| JPS63312572A (ja) | 回転電機の水素シ−ル装置 | |
| JPH0893922A (ja) | ガス冷却回転電機の軸密封油設備 | |
| JP3983908B2 (ja) | 水力機械の封水装置及びその制御方法 | |
| JPH07293708A (ja) | 水力機械の端面型軸封装置 | |
| JPS6240213Y2 (ja) | ||
| JPS603655Y2 (ja) | 回転電機の複流形密封油処理装置 | |
| JPH0645601Y2 (ja) | 蒸気タ−ビン制御装置 | |
| JPS6151668B2 (ja) | ||
| JPS589494Y2 (ja) | 回転電機の密封油処理装置 | |
| JPH11229361A (ja) | 水車入口弁の操作方法 |