JPS60209514A - 森林浴成分の放散剤 - Google Patents

森林浴成分の放散剤

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JPS60209514A
JPS60209514A JP59066255A JP6625584A JPS60209514A JP S60209514 A JPS60209514 A JP S60209514A JP 59066255 A JP59066255 A JP 59066255A JP 6625584 A JP6625584 A JP 6625584A JP S60209514 A JPS60209514 A JP S60209514A
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JP
Japan
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forest bathing
wood
forest
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extract
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JP59066255A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Shimomura
下村 健三
Nobuko Takeda
竹田 暢子
Ryoko Shima
嶋 良子
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Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 利用分野 この発明は、室内で森林浴の気分を味わうための森林浴
成分の放散剤に関する。
発明の背鍛 最近、人々の健康にス・1する関心が高まるにつれて森
林浴の効用が認識される様になって米な。森林に入ると
植物体がち発散される各種の物質、殊に、テルペン系物
質による独特のふくいくとした香りがする。これらの物
質(以下、単に森林浴成分という)を吸収rることが健
康に良く、気分を爽やかにする要因であることは明らか
であるが、一方、常に森林内を散策することができる人
々は極めて少数に限られる。そこで、室内で手軽に森林
浴の気分を味わうことができる森林浴成分の放散剤が要
請されるに到ったのである。
従来技術 従来、ががる要請に応え得る森林浴成分の放散剤は存在
しない。
発明の目的 そこでこの発明の目的は、森林浴成分を長期にわたって
空気中に放散させて、室内において手軽に森林内の散策
の気分を味わうことができる森林浴成分の放散剤を提供
することを目的とする。
発明の構成 この目的を達成するためのこの第一発明の構成は、植物
の葉、技、樹幹、!Ra等から抽出したエキス(精油を
含む、以下同じ)を適当なベース部材に注入してなり、
そのエキスに含まれる森林浴成分を長期に空気中に放散
することができる様にしたことをその要旨とし、第、−
発明は、第 発明に係る放散剤を徐放性フィルムで包装
することによっ−C,森林ni成分の放散110化期間
をさらに長期化した、ことをその要旨と釘る。
第一発明の実施例のイ1η成 第−発明に係る森林’に’+ r& 57の放散剤は、
植物の菜、枝、(11(幹、根株等の原料から抽IJI
 したエキスを適当なベースγ11−材に注入してなる
。こ二で1直物とは、フナ、コナラ、ミスナラ、クリ、
シイ等のフナ科、クマングを含むカバツキ科、スギ、フ
ウヤマキ等のスキ科、コメツカ゛、ツガ、シラヒソ、オ
オンラビソ、1ウヒ、ンラベ、ハイマツ、カラマツ、ア
カマン、クロマツ、ニジマツ、)Fマ゛ノ、リュウキュ
ワマッ、モミ等のマツ科、ヒノキ、アスナロ、クロベ、
サワラ等のスキ刊、タフを含むクスノキ科、タケ、ササ
、チシマササ、ヨン、ススキ、トゲシバ等のイネ科、゛
ンンシュウミカンを含むミカン科、ソテツからなるソテ
ツ科等の植物を用い得るものとする。
エキスを抽出する方法は、水で煮沸する、アルコール等
の有Iyi溶剤に浸漬針る、機械的に圧縮[る、軟部r
る、水蒸気蒸溜する等の公知の手法が採れる。
こうして得たエキス(いわゆる精ン由を含む)をペース
部拐に注入Vるには、エキスを1夜1本溶奴、に溶融ま
たは稀釈した上、ベース部材に噴霧するが、ベース部材
をその溶融または稀釈液に侵漬することによる。
ベース部拐としては木材まjこは繊維の集合体を使用す
ることがてき、1iη者は、板、社等の一般建築用また
は家具製ノhのための材木状、それより小J′iの木」
”1状の飢、チップ状、がんなW1状、鋸PI状、ある
いは、こメしらの;昆合物状とすることができ、後者は
糸状を巻きとって球状、円f1令状、〜ノ錘状等とした
ものの他、織物、不織布等、前記した植物エキスを含浸
、jJ−人動ることができる材料を使用する。
特定の植物から採取したエキスは、木材からなるベース
部材と組み合わせるときには、ベース部材を構成する樹
木の品種を特に選択することもできるものとrる。
第一発明の実施例の作用 以上の構成からなる第一発明の実施例によれば抽出され
た植物エキス中には、その原料植物の品種及び部位によ
って、タンニン、バニリン (以上ブナ科)クリプトー
ビマリ/り酸、α−ピネン、カノネン(以上スキ科)、
a−ピネン、カウンセンセランローレン、ボルニルアセ
テ−11ジペンテン、カノネン等(以上フメッ〃、ツ〃
)、α−ピネン、カン7エン、ボルニルアセテート等(
以上シラピッ、オオシラビソ)、α−ピネン、カン7エ
ン、ボルニルアセテート等(以上トウヒ)、Q−ピネン
、カンフエン、β−ピネン、7エランドレン、ボルネオ
ール、ボルニルアセテート、セスキテルペンアルコール
、カノネン’J (IJ、 上7 hマツ)、a−ピネ
ン、β−ピネン、カン7エン、フエランドレン、ボルネ
オール、ボルニルアセテート、セスキテルペン、ジテル
ペン(以上クロマツ)、ヒノキチオール、α−ピネン、
ボルネオール、ボルニルアセテ−1、タービニルアセテ
ート、カノネン、7エ7−ル、リモネン等(以上ヒノキ
)、サディネン、サテ′イ/−ル、ノベンテン、ポルネ
オ−4゜サビニルアセテート、ボルニルアセテート等(
以上アスナロ)、a−ピネン、カン7エン、ボルネオー
ル、ボルニルアセテート等(以上りびべ)カノネン、a
−ピネン、ボルネオール1γ(以上サワラ)、、テルペ
ン(クスノキ科)、リモネン、ヘスペリノン、クエン酸
等(以上ランシュウミカン)、サイヵノン(ソテッ)等
の森林浴成分を多く含有するものであるから、このエキ
スを注入したベース部材からなる放散剤からは長期にわ
たってこれらの成分が空気中に放散される。したがって
、この放散剤を室内に設置することによって、室内の空
気は、ちょうど森林中の空気と同様の森林浴成分に富ん
だものとなるから、その室内に居住側る人は森林を散策
すると同等のされやがな気分を味わうことができる。さ
らに、2:れらの森林浴成分は、殺菌力があり、力、ハ
エ、ウンカ等の害虫に討する忌避作用または人間に対す
る各種の薬理作用を呈するものも多いから、健康の増進
に役立つことも期待できる。
ベース部材として木材を使用し材木状としたものでは、
その祠本で室内構造物まjこはT:、具等を製作できる
ので、6Tみの森林浴成分の雰囲気を長期にわたって榮
しむことかfiJ能である。本ブI状、チップ状、かん
な屑状、鋸屑状あるいはこれらの混合物状とすることに
よって、ベース部材の表面積を大きくすることかできる
から、小体積のベース部材で多量の森林浴成分の放散が
可能となり、小さな室内装飾品1こ組み込んだり、それ
自身で室内に設置したり[るときに都合がよい。殊;こ
、がんな屑状、鋸屑状のベース部材は布製の小袋に小分
けして風呂に投入することよって入浴の際の精神的安?
)きを与える効果も得られる。
糸条、織物、不織布等の繊維の集合体をベース部材に使
用するときは、木材をヰ4料と釘るときよりもさらにそ
の表面積を大きくvることができるから、同一体積でよ
り多くの森林浴成分を含浸注入rることかできる飢、そ
のベース部材自体を使用して人形、壁かけ、カーテン等
のインテリア製品や被/IIJ 、アクセカリー等の身
の回り品を製J”Lすることもてきる。
なお、ベース部材を最終的に使r+jする形状にカ1j
−1ニしてから森林浴成分を11人[るが、先きに注入
したベース部材を5.、次加JXJ−るが1土江、σで
ある。
木材からなるベース部材は、その木材本末の臭いを持つ
ことがあり、このときは、その木材の原料たる61本の
品種とエキスを採取したtlら物の品種を適宜選択rる
こと:ニしたのでベース部材の臭いと森林浴成分の臭い
とを7レントして新規の快い臭し・をfil1作したり
、ベース部材の臭いを消し去ったリセることができる。
第二発明の実施例の構成 第二発明に係る森林浴成分の放散剤は、第一発明に係る
それを徐放性フィルムで包装したものからなる。
ここで徐放性フィルムとして1よ、たとえは、セロファ
ン、セロファンとポリエチレンとをラミネート加工した
もの等の他、一般加工紙に徐放性を持たせたものが使用
できるものと釘る5すなわち植物エキスを注入したベー
ス部材を徐放性フィルムで包装シールしてあり、シール
方法は周知の高周波加熱等が使用できる。徐放性フィル
ムの種類、厚さ、重ね合せ枚数は、森林浴成分の種類、
ベース部材の種類、所要放散時間等によって適宜選択す
る。
第二発明の実施例の作用 徐放性フィルムは森林浴成分の透過を制限することがで
きるので、森林浴成分の放散剤を室内に設置したときに
は、その臭いを緩和し、寿命を延長することができる。
発明の詳細 な説明した様に、この第一・発明1こよれば、植物から
抽出したエキスをベース部材に注入して森林浴成分の放
散剤を構成したから、それを室内に設置するときには、
森林浴成分が長期にわたって室内空気中に放散され、室
内において手軽に森林内の散策の気分を味わえるという
効果がある。
さらに、この第二発明によれば、森林浴成分の放散剤を
徐放性フィルムで包装したので、森林浴成分の放散が抑
制され、その臭いを緩和するとともに、放散剤のが命を
延長できるという効果がある。
加うるに、放散される森林浴成分に殺菌力があり、害虫
に対する忌避作用または人間に刻する薬理作用を呈する
ものが多いから、健康の増進に役立つことが期待てきる
という効果もある。
実用新案登録出願人 下打 健三 竹1)帽子 鳴 良子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)hIi物から抽出したエキスをベース部祠に注入し
    てなることを特徴とする森林浴成分の放散剤2)前記ベ
    ース部材は木材であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の森林浴成分の放散剤3)前記木材からなる
    ベース部材は建築用材木状、木片状、チップ状、かんな
    屑状、鋸屑状のいずれか、または、これらの混合物状で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の森林
    浴成分の放散剤 4)前記エキスを抽出虻る植物の品種と前記木材の原料
    である樹木の品種とを適宜選択することによって、該木
    材の臭いをマスクする如くしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載の森林浴成分の放散剤 5 ) 1ijj記ベ一ス部材は繊維の集合木であるこ
    とを特徴とする特f[請求の範囲第1項記載の森林浴成
    分の放散剤 6)前記繊維の集合体は糸状、区物、「織布のいずれか
    であることを特徴とする#、′fA’l請求の範囲第5
    項記載の森林浴成分の放散剤 7 ) 1iij記エキスか精油であることを4、?徴
    と[る特i′1請求の範囲第1項記載の森林’7成分の
    放散剤8)植物から抽出したエキスを注入したベース部
    材を徐放性フィルムで包装することによって、前記ベー
    ス部材からの森林浴成分の放散時開をに艮せしめたこと
    を特徴とする森林浴成分の放散剤9 ) 1iij記ベ
    一ス部材はかんな屑状、鋸状のいずれか、または、これ
    らの混合物状の木材であることを特徴とする特許請求の
    範囲18項記載の森林浴成分の放散剤 10)前記エキスを抽出する植物の品種と前記木材の原
    料である樹木の品種とを適宜選択することによって、該
    木材の臭いをマスクする如くしたことを特徴とする特許
    請求の範囲PS9項記載の森林浴成分の放散剤 11)前記ベース部材は繊維の集合体であることを特徴
    とする特許請求の範囲plS8項記載の森林浴り分の放
    散剤 12)前記繊維の集合体は糸状、織物、不紙布のいずれ
    がであることを特徴とする特許請求の範囲第1′1項記
    載の森林浴成分の放散剤 13)前記エキスが精油であることを特徴とする特許請
    求の範囲第8項記載の森林浴成分の放散剤
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63109864A (ja) * 1986-10-27 1988-05-14 清岡 高敏 無臭粉末乾留竹の製造方法
JPS63174850U (ja) * 1987-02-17 1988-11-14
JP2022162867A (ja) * 2021-04-13 2022-10-25 株式会社旺建 根株抽出組成物および根株抽出組成物の製造方法

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