JPS60209486A

JPS60209486A - エレベ−タ用巻上装置

Info

Publication number: JPS60209486A
Application number: JP6359684A
Authority: JP
Inventors: 保高　達朗
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-03-31
Filing date: 1984-03-31
Publication date: 1985-10-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕この発明は巻上式又は巻胴式エレベータＣおける巻上装
置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

一般に、巻上式エレベータは第１図Ｃ二示す如く、建屋
内のエレベータ昇降路の上部機械室に巻上装置１を設け
、この巻上装置１の出力軸に設けた巻−ヒシーブ２にロ
ープ３を８微掛は一十のａ−ゾ３の一端側にかと４を、
他端側につり合いおもり５を設けて、巻上装置１の巻上
シープ２の回転によりロープ３を駆動してかご４とつり
合いおもり５を相対的に昇降させるようになっている。

また、巻胴式エレベータは＠２図に示す如く、エレベー
タ昇降路の一側部等の機械室に巻上装置１を設け、この
巻上装置の出カ軸ｅ二設けた巻取トラム６１ニローゾ３
の一端を固定し、そのローｆ３の他端側な昇降路上端の
オーバーへラドシープ７に巻き掛けてかご４に連結し、
上記巻上装置ｌの巻取ドラム６によるローｆ３の巻取り
巻戻しによりかと４を昇降させるようになっている。

ここで、上記巻上式並びに巻胴式エレベータにおける巻
上装置１は、第３図に示す如＜、電動機８とヘリカル減
速機９と電磁ブレーキ１゜とからなり、その構成は電動
機８の回転軸８ａに電磁ブレーキ１０を介在してヘリカ
ル減速機９の駆動軸１１を連結し、その駆動軸１１ｇ二
第１減速歯車１２を設けると共に、この第１減速歯車１
２と噛合する第２減速歯車１３を有した中間軸１４を設
け、且つこの中間軸１４に第３減速歯車１５を設け、更
にその第３減速歯車１５と噛合する第４減速歯車１６を
有した出力軸１７を設け、この出力軸１７に前記巻上シ
ープ２又は巻取ドラム６を取付けている。

ところで、上述した巻上装置１では、巻上式（つす合い
おもり５を使用）エレベータにおいて、エレベータかご
速度が１２０ｍ／分以上の高速用の場合、通常４Ｐ又は
６Ｐの交流電動機を使用して、その回転数を１００　Ｑ
　ｒｐｍ〜１８００　ｒｐｍ程度とする。ごの為に減速
機９の減速ギヤ比を１７３ｏ以下と小さくする。従って
停電時にエレベータ手動運転を行う際、ターニングハン
ドル１８を電動機８の回転軸８ａに取付けて手動で回転
させるが、非常に重く大きな労力が必要であり、該ター
ニングハンドル１８の径Ａを出来るだけ大きくするが、
その据付上限度かあって、やはり手動運転には大きな労
力が必要で困難な作業となっていた。

また、上記同様にブレーキをかける際のトルクも大きく
、このため電磁ブレーキ１ｏのマグネット部や各部品の
部材を大きなものとしなけれはならず、それだけコスト
高を招く間融かあった。

なお、上記巻胴式（巻取ドラム６を使用）エレベータに
おいては、ギヤ比を太キ（とれたとしても、かご重量及
び積載荷重をそのまま巻上げなければならないので、上
記同様に手動運転の労力もブレーキトルクも大きくなる
間融があった。

〔発明の目的〕

この発明は上記事情に鑑みなされたもので、停電時等の
手動運転を小さな労力で楽に出来るようになせ、またブ
レーキのトルクを小さくし得てコストの低減を図れるこ
とも可能となせるエレベータ用巻上装置を提供すること
を目的とする。

〔発明の概要」この発明のエレベータ用巻上装置は、減速機の駆動軸に
減速歯車のほかに歯数の多い補助歯車を設け、且つその
補助歯車と噛合する小径歯車を有した補助軸を設けて、
その補助軸に手動運転用ターニングハンドルやブレーキ
ドラムを取付は可能とした構成のものである。

〔発明の実施例〕

以下この発明の一実施例を第４図及び第５図（二従い説
明する。なお図中第３図のものと同一構成をなすものζ
二は同一符号を附して説明を簡略する。

ここでヘリカル減速機９はそのギヤケースが従来のもの
より一回り太き（、その駆動軸１１が電動機８の回転軸
８ａと直結されている。この駆動軸１〕には従来同様の
駆動用の第１減速菌車１２と、そのほかに補助歯車１９
が取付けられている。この補助歯車１９は上記第１減速
歯車１２に対して大径で歯数の多いもので、この補助歯
車１９と噛合する小径歯車２ｏが補助軸２１に取付けら
れて設けられ、その補助軸２ノかギヤケースから外に延
出されて、その補助軸２１の延出端にドラム型電磁ブレ
ーキ２２のブレーキドラム２３が取付けられてブレーキ
シュー２４で制動力を受ける様になっていると共ニ、手
動運転用のターニングハンドル１８が取付は可能とされ
ている。なお、第５図中２５−はブレーキはねて、ブレ
ーキテコ２６を介してブレーキシュ２４をブレーキドラ
ム２３に押し付＋ｔでブレーキ力な得る。また２７はそ
のブレーキ力を開放するマグネットである。

而して、上述した構成であれば、減速機９の減速ギヤ比
が通常１７３０以下しかとれない場合でも、また巻胴式
の如（かご４の重量と積載荷重が直接かかる場合でも、
・駆動軸１１上のトルクに対して補助歯車１９と小歯車
２ｏを介した補助軸２１上のトルクを１／１０−１／２
０に下げることができるようになり、これにて停電時等
の手動運転の際のターニングハンドル１８の回転操作が
小さな力で楽にできるようシーなる。

またブレーキトルクが小さくなり、それだけブレーキ２
２の各種部材の小形軽減が可能でコストダウンが図れる
ようになる。

また、従来の如く電動機８と減速機９との間にブレーキ
１０を介在した場合、ブレーキシュとブレーキドラムの
ギャップ調整やブレーキシュの交換作業が面倒となって
いたが、本発明の構成ではそうした問題が無くなる。

なお、上記実施例では補助軸２１の一方端のみギヤケー
スから延出してブレーキ２２及びターニングハンドル１
８を取付けるようｇ二したが、該補助軸２１の両端をギ
ヤケースから延出して、その一方にブレーキ２２を他方
にターニングハンドル１８を取付けるようにしても可で
ある。

〔発明の効果〕

この発明は上述した如くなしたから、停電時等の手動運
転操作が小さい力で楽にできるようシーなると共に、ブ
レーキのトルクを小さくできてコストダウンを図ること
も可能となる実用性大なるものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般の巻上式エレベータの概略図、第２図は一
般の巻胴式エレベータの概略図、第３図は従来の巻上装
置の断面図、第４図はこの発明の一実施例を示す断面図
、第５図は同側面図である。１・・・巻上装置、２・・・巻上シーブ、３・・・ロー
プ、４・・・かご、５・・・つり合いおもり、６・・・
巻取ドラム、２・・・オーバーへラドシーブ、８・・・
電動機、９・°・減速機、１０．２２・・・ブレーキ、
１１・・・駆動軸、１２°・・第１減速歯車、１３・・
・第２減速歯車、１４・・・中間軸、１５・・・第３減
速歯車、１６・・・第４減速歯車、１７・・・出力軸、
１８・・・ターニングハンドル、１９・・・補助歯車、
２ｏ・・・小歯車、２１・・・補助軸、２３・・・ブレ
ーキドラム、２４・・・ブレーキシュ、２５・・・ブレ
ーキはね、２６、・・・ブレーキテコ、２１・・・マグ
ネット。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図第３図第斗図

Claims

【特許請求の範囲】

電動機とこの回転を減速するヘリカル減速機とを備えた
エレベータ巻上装置において、上記減速機の駆動軸に減
速歯車のほかに歯数の多い補助歯車を設け、且つその補
助歯車と噛合する小径歯ｆｉを有したターニングハンド
ル或いはブレーキドラム取付は用補助軸を設けて構成し
たことを特徴とするエレベータ用巻上装置。