JPS60209038A - ミシン糸 - Google Patents
ミシン糸Info
- Publication number
- JPS60209038A JPS60209038A JP6025884A JP6025884A JPS60209038A JP S60209038 A JPS60209038 A JP S60209038A JP 6025884 A JP6025884 A JP 6025884A JP 6025884 A JP6025884 A JP 6025884A JP S60209038 A JPS60209038 A JP S60209038A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibacterial
- sewing thread
- sewing
- treatment
- bacteria
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野ン
本発明は抗菌性を有するミシン糸に関する。
〈従来技術との関係〉
大気中には各種のカビ、細菌等の微生物が生息し１繊維
製品や人体に対しても有害作用を与えて広範囲のａｍａ
製品にも人間の汗や飲食品などが付着し、これらの中の
成分が栄養源となって１カビや細菌が培養される。これ
らの微生物や微生物から排出される排出物によって変色
したり１繊維自身が脆化したりまた悪臭発生の原因を生
じる等衛生的な問題も大きい。
製品や人体に対しても有害作用を与えて広範囲のａｍａ
製品にも人間の汗や飲食品などが付着し、これらの中の
成分が栄養源となって１カビや細菌が培養される。これ
らの微生物や微生物から排出される排出物によって変色
したり１繊維自身が脆化したりまた悪臭発生の原因を生
じる等衛生的な問題も大きい。
こうした問題を解決するため最近１乳着〜カジュアルウ
エア類１や寝装用のシーツ、カバー類１航空機１船舶１
車輌の内装材など布帛状物に抗菌性処理加工することが
行われるようになってきた。
エア類１や寝装用のシーツ、カバー類１航空機１船舶１
車輌の内装材など布帛状物に抗菌性処理加工することが
行われるようになってきた。
すなわち１有機錫化合物１有機水銀化合物１ハロゲン化
フェノール系化合物で処理する方法１第４級アンモニウ
ム塩基含有カチオン界面活性剤で処理する方法、第４級
アンモニウム塩基を有するビニル系ポリマーで抗菌処理
する方法等が知られている。
フェノール系化合物で処理する方法１第４級アンモニウ
ム塩基含有カチオン界面活性剤で処理する方法、第４級
アンモニウム塩基を有するビニル系ポリマーで抗菌処理
する方法等が知られている。
しかしながら１上記抗菌処理加工布の縫製品〆抗菌性能
が着しく低下する場合が時々発生し問題となっている。
が着しく低下する場合が時々発生し問題となっている。
本発明者はかかる抗菌処理加工した縫製品の抗菌性能が
低下する原因につき、鋭意研究の結果１該縫製品のミシ
ン糸に主要因があることを見い出した。従来は縫製材料
となる布帛状物が抗菌性をもっておれは充分１その性能
が発揮されるものであると考えられており１該縫製を品
の消費過程における変化は充分に検討されていなかった
。それ故、上記縫製前後における抗菌性の差異の原因は
よく解明されていなかったのである。本発明者は抗菌性
を付与した布の縫製品の抗菌性能の低下した多くの実例
につき詳細に検討した結果１ミシン糸がとくに天然繊維
などの素材で湿潤条件にあるなど菌が発生し易い環境に
ある場合、縫目より菌が生長、繁殖し、縫製品全体の抗
菌性を著しく低下させることをつきとめ１本発明のミシ
ン糸に到達したものである。
低下する原因につき、鋭意研究の結果１該縫製品のミシ
ン糸に主要因があることを見い出した。従来は縫製材料
となる布帛状物が抗菌性をもっておれは充分１その性能
が発揮されるものであると考えられており１該縫製を品
の消費過程における変化は充分に検討されていなかった
。それ故、上記縫製前後における抗菌性の差異の原因は
よく解明されていなかったのである。本発明者は抗菌性
を付与した布の縫製品の抗菌性能の低下した多くの実例
につき詳細に検討した結果１ミシン糸がとくに天然繊維
などの素材で湿潤条件にあるなど菌が発生し易い環境に
ある場合、縫目より菌が生長、繁殖し、縫製品全体の抗
菌性を著しく低下させることをつきとめ１本発明のミシ
ン糸に到達したものである。
〈発明の目的〉
本発明は１抗菌性を付与した布の縫製品の抗菌性能を低
下させないミシン糸を提供することを目的とする。
下させないミシン糸を提供することを目的とする。
〈発明の構成〉
本発明は１かかる目的を達成するために次の構成をとる
ものである。すなわち１本発明は１ミシン糸であって１
該之シン糸が抗菌処理されて菌減少率がＩＳＯ％以上で
あることを特徴とするミシン糸である。
ものである。すなわち１本発明は１ミシン糸であって１
該之シン糸が抗菌処理されて菌減少率がＩＳＯ％以上で
あることを特徴とするミシン糸である。
以下に本発明の詳細な説明する〇
本発明において用いられる抗菌処理は無毒性１耐久性変
色防止の面で良好である第４級アンモニウム塩基を有す
るオルガノシリコーンで施されていることが好ましい。
色防止の面で良好である第４級アンモニウム塩基を有す
るオルガノシリコーンで施されていることが好ましい。
すなわち、該第４級アンモニウム塩基を有するオルガノ
シリコーンとしては第３級窒素含有基またとえばジアル
キル置換アミノアルキル基を有するシルキサン単位をも
つジオルガノボリシ冒キサンを４級化した構造のオルガ
ノシリコーン、一般式 ％式％（ Ｒ：アルコキシ基１ハロゲン原子１アシル基１１個はヒ
ト田キシル基であってもよい。
シリコーンとしては第３級窒素含有基またとえばジアル
キル置換アミノアルキル基を有するシルキサン単位をも
つジオルガノボリシ冒キサンを４級化した構造のオルガ
ノシリコーン、一般式 ％式％（ Ｒ：アルコキシ基１ハロゲン原子１アシル基１１個はヒ
ト田キシル基であってもよい。
Ｒ′：置換基を有していてもよい炭素原子数がｇ。
以下の８価の炭化水素基または酵素原子、窒素原゛子を
含有する炭素原子数が２０以下の９価の庚゛化水素基で
あってもよい。
含有する炭素原子数が２０以下の９価の庚゛化水素基で
あってもよい。
ｆ＝低級アルキル基−、ｆ＝炭素原子数がユ〜２０のア
ル中ル基１アルケニル基１環状脂肪族炭化水素基、芳香
族基、アルキル基またはアルカリル基である。
ル中ル基１アルケニル基１環状脂肪族炭化水素基、芳香
族基、アルキル基またはアルカリル基である。
ｎ：１〜３の正のＩｌ＆−％Ｘ−アニオン、たとえば塩
素原子１臭素原子等である。）で示されるオルガノシリ
コーンが例示される。更に後者の好ましい化合物として
は ＯＨ。
素原子１臭素原子等である。）で示されるオルガノシリ
コーンが例示される。更に後者の好ましい化合物として
は ＯＨ。
（但し、Ｈ：１６〜８０）
が例示される。該化合物は繊維上に耐水性皮膜を形成し
一各種カビや細菌に対してすぐれた制菌、殺菌効果を有
している。
一各種カビや細菌に対してすぐれた制菌、殺菌効果を有
している。
一例を挙げればり田カビ１アオカビ〜コウジカビ１ナト
ミウム、クモノスカビのようなカビ類１大腸の多くの細
菌に対して制菌１殺菌効果を示す。
ミウム、クモノスカビのようなカビ類１大腸の多くの細
菌に対して制菌１殺菌効果を示す。
本発明の対象となるミシン糸としては綿１麻ル−ヨン〜
ポリアミド１ポリエステルなど従来より用いられている
天然繊維１半合成繊維または合成繊維からなるミシン糸
１またそれらの複合された素材より構成されるミシン糸
が含まれる。
ポリアミド１ポリエステルなど従来より用いられている
天然繊維１半合成繊維または合成繊維からなるミシン糸
１またそれらの複合された素材より構成されるミシン糸
が含まれる。
なお１本発明に係るミシン糸の抗菌性能としては湿潤、
温暖な条件などカビや菌が繁殖しやすい環境条件下でも
抗菌性が十分は発揮されるように菌減少率がＩＳＯ％以
上であることが好ましい。但し、ここにいう菌減少率と
はムムＴ ＯＯ（Ａｎｔｉｂａｏｔｅｒ舖λ］Ｆｈｄｓ
ｈａｓ ｏｎ ］Ｆａｂｒｉｏａ、 Ｅｖａｌｕａｔｉ
ｏｎ ｏｆ ）試験方法１００−シ コレクシロン（ｋｌ＊ｂｓ’ｉ＊ｌｌａ ｐｎ＠ｕｍｏ
’３１＆ｌＩｓムｍ＠ｒｉｏａｎＴｙｐ＠０ｕｌｔｕｒ
＊ ０ｏｌｌ・ａｔｉｏｎ ） Ａ ４ ｓ ５ ｇを
用い、試料に培養し１３り−Ｏ−％Ｂ ４ ｈｒｓ放置
したときの該バクテリア菌の減少率で示す値である。
温暖な条件などカビや菌が繁殖しやすい環境条件下でも
抗菌性が十分は発揮されるように菌減少率がＩＳＯ％以
上であることが好ましい。但し、ここにいう菌減少率と
はムムＴ ＯＯ（Ａｎｔｉｂａｏｔｅｒ舖λ］Ｆｈｄｓ
ｈａｓ ｏｎ ］Ｆａｂｒｉｏａ、 Ｅｖａｌｕａｔｉ
ｏｎ ｏｆ ）試験方法１００−シ コレクシロン（ｋｌ＊ｂｓ’ｉ＊ｌｌａ ｐｎ＠ｕｍｏ
’３１＆ｌＩｓムｍ＠ｒｉｏａｎＴｙｐ＠０ｕｌｔｕｒ
＊ ０ｏｌｌ・ａｔｉｏｎ ） Ａ ４ ｓ ５ ｇを
用い、試料に培養し１３り−Ｏ−％Ｂ ４ ｈｒｓ放置
したときの該バクテリア菌の減少率で示す値である。
本発明で用いるオルガノシリコーン１ことに上記一般式
で示されるオルガノシリコーンは浸漬法１スプレニ法な
どの任意の方法によりミシン糸に付与される。
で示されるオルガノシリコーンは浸漬法１スプレニ法な
どの任意の方法によりミシン糸に付与される。
本発明のミシン糸を得る方法につき１さらに詳しく説明
するとオルガノシリコーンおよび所要により塩類、他処
理剤１助剤等を含む水性液中で浸漬処理するのが好まし
いが１該処理液を含浸又は付与した後１乾燥または蒸熱
処理する方法であってもよい。浸漬処理における処理温
度は通常常温〜８０℃で充分であり１好ましくは４０〜
７０″Ｃである。処理後は通常脱液後１乾燥し１平滑剤
を付与してミシン糸とするのが好ましい。オルガノシリ
コーンの付与量はミシン糸重量に対し１通常０．１〜３
％であり、好ましくは０．５〜１％である。
するとオルガノシリコーンおよび所要により塩類、他処
理剤１助剤等を含む水性液中で浸漬処理するのが好まし
いが１該処理液を含浸又は付与した後１乾燥または蒸熱
処理する方法であってもよい。浸漬処理における処理温
度は通常常温〜８０℃で充分であり１好ましくは４０〜
７０″Ｃである。処理後は通常脱液後１乾燥し１平滑剤
を付与してミシン糸とするのが好ましい。オルガノシリ
コーンの付与量はミシン糸重量に対し１通常０．１〜３
％であり、好ましくは０．５〜１％である。
〈発明の効果〉
このように、本発明のミシン糸を用い、抗菌処理加工を
施した縫製材料を縫製して得られる製品は、縫目部分よ
り菌が成長１繁植して該縫製品の抗菌性を低下させるこ
とは全くなく、縫製材料の抗菌性能が十分は発揮される
という効果を奏する。
施した縫製材料を縫製して得られる製品は、縫目部分よ
り菌が成長１繁植して該縫製品の抗菌性を低下させるこ
とは全くなく、縫製材料の抗菌性能が十分は発揮される
という効果を奏する。
実施例 Ｌ
螢光染色された綿コアヤーン（芯ポリエステルフィラメ
ント糸）の合撚来夏・１６’／４の巻かれたコーンを液
流染色機を使用し１浴比１：１８の水中で回転させなが
らオルガノシリコーン第４級アンモニウム塩１．０％ｏ
ｗｆを添加し、均一に混合してから、緩染剤ノニボール
人Ｄ（三洋化成社製）０．４％ｏｗｆ を添加後４０℃
に昇温し１その温度で３０分間処理し１抗菌加工した。
ント糸）の合撚来夏・１６’／４の巻かれたコーンを液
流染色機を使用し１浴比１：１８の水中で回転させなが
らオルガノシリコーン第４級アンモニウム塩１．０％ｏ
ｗｆを添加し、均一に混合してから、緩染剤ノニボール
人Ｄ（三洋化成社製）０．４％ｏｗｆ を添加後４０℃
に昇温し１その温度で３０分間処理し１抗菌加工した。
次いで遠心脱水後１乾燥し１平滑性付与のため１糾
ポリジメチルシロキサンを１体とする油剤を２多対着し
ミシン糸とした。
ミシン糸とした。
得られたミシン糸の抗菌性についてＡ人−Ｉｌ′００試
験。
験。
法１００−１９１１１に準じて菌減少率を測定した所１
９０％であり１洗た（ｇｏ回後も菌減少率６８襲を有し
ていた。
９０％であり１洗た（ｇｏ回後も菌減少率６８襲を有し
ていた。
抗菌性効果について、上記抗菌加工ミシン糸と未処理の
平滑剤のみ付与した綿コアヤーンミシン糸Ｎ＠１６’／
４とをＩＸＢ Ｚ−ｊ１９１１−１９７６ のカビ抵抗
性試験法にて１比較テストを行ったが、両者には明ら°
かな差異があり１本発明の効果が顕著に認められた。
平滑剤のみ付与した綿コアヤーンミシン糸Ｎ＠１６’／
４とをＩＸＢ Ｚ−ｊ１９１１−１９７６ のカビ抵抗
性試験法にて１比較テストを行ったが、両者には明ら°
かな差異があり１本発明の効果が顕著に認められた。
特許出願人 東洋紡績株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Ｌ ミシン糸であって該ミシン糸が抗菌処理されて菌減
少率が６０％以上であることを特徴とするミシン糸・ ２ 第４級アンモニウム塩基を有するオルガノシリコー
ンで抗菌処理が施されている特許請求の範囲第１項記載
のミシン糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6025884A JPS60209038A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | ミシン糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6025884A JPS60209038A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | ミシン糸 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60209038A true JPS60209038A (ja) | 1985-10-21 |
Family
ID=13136959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6025884A Pending JPS60209038A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | ミシン糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60209038A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6260344B1 (en) | 1998-01-08 | 2001-07-17 | Whizard Protective Wear Corp. | Cut resistant antimicrobial yarn and apparel |
| US6266951B1 (en) | 1998-01-09 | 2001-07-31 | Whizard Protective Wear Corp. | Cut resistant yarn and apparel |
| US6351932B1 (en) * | 1999-07-02 | 2002-03-05 | Wells Lamont Industry Group | Cut-resistant antimicrobial yarn and article of wearing apparel made therefrom |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5751874A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-26 | Mitsubishi Burlington | Anti-bacterial carpet and method |
-
1984
- 1984-03-27 JP JP6025884A patent/JPS60209038A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5751874A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-26 | Mitsubishi Burlington | Anti-bacterial carpet and method |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6260344B1 (en) | 1998-01-08 | 2001-07-17 | Whizard Protective Wear Corp. | Cut resistant antimicrobial yarn and apparel |
| US6266951B1 (en) | 1998-01-09 | 2001-07-31 | Whizard Protective Wear Corp. | Cut resistant yarn and apparel |
| US6351932B1 (en) * | 1999-07-02 | 2002-03-05 | Wells Lamont Industry Group | Cut-resistant antimicrobial yarn and article of wearing apparel made therefrom |
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