JPS60208333A - 接着性粉体 - Google Patents

接着性粉体

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Publication number
JPS60208333A
JPS60208333A JP6510484A JP6510484A JPS60208333A JP S60208333 A JPS60208333 A JP S60208333A JP 6510484 A JP6510484 A JP 6510484A JP 6510484 A JP6510484 A JP 6510484A JP S60208333 A JPS60208333 A JP S60208333A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
unsaturated carboxylic
carboxylic acid
modified
polyolefin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6510484A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kai
丘 甲斐
Takeshi Nagaoka
長岡 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP6510484A priority Critical patent/JPS60208333A/ja
Publication of JPS60208333A publication Critical patent/JPS60208333A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、不飽和カルボン酸またはその誘導体で変性さ
れたポリオレフィン(以下変性ポリオレフィンと言う)
からなる粉体であって、その形状がほぼ球形であるか、
またはほぼ円形の断面をもつ繊維状であり、その平均直
径が3〜30μmであることを特徴とする高接着性粉体
、および、無機、金属または有機物からなり、その形状
がほぼ球形であるか、またはほぼ円形の断面をもつ!l
N状であり、いずれもその平均直径が3〜30μmの粉
体の表面が、変性ポリオレフィンで被覆されている高接
着性粉体に関するものである。
更に詳しくは、流動性、分散性(非凝某性)などの粉体
としての取扱性にすぐれ、かつ比較的均一な厚みをもっ
た粉体層を形成しやすい性質をもち、更に詳しくは約9
0〜250℃の温度領域で各種材料に対して強力な接着
性を−bっことを特徴どし、液晶表示素子のスペーサー
の他に粉体塗料、」−ティング材料など広い応用範囲を
もつ高機能性粉体に関するものである。
本発明に用いられる変性ポリオレフィンとは、アクリル
酸メタクリル酸などの不飽和モノカルボン酸、マレイン
酸、フマル酸などの不飽和ジカルボン酸などで代表され
る不飽和カルボン酸またはカルボン酸無水物またはアマ
イド、エステル、有機または無機塩類などの不飽和カル
ボン酸の誘導体が化学的に導入されたポリオレフィンで
ある。
このような変性ポリオレフィンは多くの方法で製造する
ことができる。例えばポリエチレン、ボリブ[lピレン
、ポリブテン、ポリ4−メチルペンテン−1などのポリ
オレフィンもしくはそれらの共重合体または、オレフィ
ンを主体として酢酸ビニル、アクリル酸エステルなどの
異種上ツマ−が共重合された、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体等を原
料どし、これら 100部に対して0.01〜10部の
不飽和カルボン酸またはその誘導体を少量のラジカル発
生剤の存在下に溶融中または溶液中で加熱することによ
って製造することができる。また別の方法としては、エ
チレン、プロピレン、ブテンなどのα−オレフィンと上
記の不飽和カルボン酸またはその誘導体を共重合させて
製造することもできる。
更に、これら変性ポリオレフィンを原料とした金属イオ
ンを導入したいわゆるアイオノマー樹脂も本発明の変性
ポリオレフィンの一種とみなすことができる。
多くの場合、変性ポリオレフィンとは、結晶性で溶融点
60℃以上で、不飽和カルボン酸またはその誘導体の倉
出は10Φ間%以下のぞましくは5%以下、更にのぞま
しくは0.05〜3%である。。
その理由は、非結晶性の場合には耐溶剤性、耐熱台に乏
しく、不飽和カルボン酸またはぞの誘導体の金山が多く
なるにつれて、溶融時の熱安定(/1に乏しく、また分
解ガスが発生しやツク、応用上の制約になるからである
。一般にはポリオレフィンの諸性質を損わない範囲の少
量の不飽和カルボン酸またはその誘導体が含まれ、かつ
高い接種ツノをもつように設計された変性ポリオレフィ
ンであることが理想的である。一般には、不飽和カルボ
ン酸または誘導体として0.05〜3%の無水マレイン
酸が導入されたものが、本発明に特に有効である。
変性ポリオレフィンから、本発明にお(ブる高接着性粉
体を作る方法について説明する。球形粉体の代表的製造
法を示すと、変性ポリオレフィンを溶解しないポリエチ
レングリコールのような化学的に不活性な媒体中で、変
性ポリオレフィンをその溶融点以上で強力な撹拌を行っ
て、変性ポリオ=3− レフイン溶融物を媒体中に分散させたのち、冷却し、粉
体を分−1し、よく洗滌して乾燥づ゛る。必要に応じて
、篩または風力分級法その他の方法で分級Jることにに
つて、平均径が3〜30μ■に、かつ90重伍%以」−
が平均径の180%の範囲内にある分布をもつように調
mJる。更に高精度の分級をほどこして、たとえば径の
ばらつきを±0.5μ以下に抑えることも可能である。
繊維状粉体の場合は、まず変性ポリオレフィンを紡糸す
ることによって、10〜500μmの径を有づるl1f
tを作成し、これを延伸することによって3〜30II
Illの延伸繊耀を得ることもできるし、また10〜3
0μmの未延伸のl1ftを得ることも可能である。こ
れらのI&IMを、ドライアイス、または液体窒素で冷
却しながら機械的に粉砕するか、または鋭利な刃で切断
することによって、径の2倍から 100倍程度の長さ
をもつ繊維状粉体とすることができる。この場合も90
重量%以上が平均径の180%の範囲内にある分布をも
つように調節する。
次に無機、金属または有機物からなる粉体の表4− 而に変性ポリオレフィンを被覆づ゛る方法であるが、た
とえば、変性ポリオレフィンをトルエン、キシレンなど
の芳香族炭化水素に溶解した溶液または分散液を用いて
、スプレー法、ディップ法あるいはコンセルベシミン法
(小石、近藤著゛′マイクロカプセル゛″三共出版19
77)などによってこれらの粉体の表面を比較的均一な
厚みで被覆する。llllff状粉体の被覆の場合は、
例えばガラスtsnを連続的に変性ポリオレフィン溶融
物または溶液、分散液を用いて被覆したあと機械的に粉
砕することによって能率的に製造することができる。一
般に変性ポリオレフィン被覆層の厚みは限定的でないが
通常20μm以下、のぞましくは0.05〜5μmであ
る。
このようにして’IJ造された変性ポリオレフィンの表
面を有する粉体は、その粉体形状と高接着性から多くの
応用に適している。
たとえば、本発明における径のばらつきの小さい高接着
性粉体を用いると各種基板上に一層からなる均一な厚み
をもつ粉体平面層の形成が容易であり、てれを加熱溶融
することによって、基板とよく密着した均一りみの薄膜
を形成することができる。
また、たとえば変性ポリAレフイン表面を有する球形粉
体または、繊維状粉体で径のばらつきの小さいものど、
上記の変性ポリオレフィン粉体の(¥よりやや小さい、
無償の球形もしくは繊維状粉体で径のばらつきの小さい
ものを混合したものを、2枚のlu&の間にスパー1ノ
ーとして用い加熱圧着でると、2枚の基板がほぼ無機粉
体の径の間げきを右し、相ひに強く接着した、間隔の均
一な平行板を作成ηることがでピる。このように本発明
に係る接着M粉体への絶縁膜の作成および、たとえば液
晶表示素子のスパー4ノーへの応用に有効である。
近年、とくに液晶表示素子の大面積化、高密度化および
透明基板のプラスチック化の傾向に対応して、本発明の
粉体は極めて有効に機能する。
特 訂 71 願 人 昭和電工株式会社7−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも表面が不飽和カルボン酸もしくはその誘導体
    で変+!1されたポリオレフィンの粉体であってその形
    状がほぼ球形であるか、またはほぼ円形の断面をもつ繊
    維状であり、その平均径が3〜30μmであり、かつ9
    0重開気以上が平均径の±80%の範囲内にある分布を
    もつことを特徴とする高接着性粉体。
JP6510484A 1984-04-03 1984-04-03 接着性粉体 Pending JPS60208333A (ja)

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JP6510484A JPS60208333A (ja) 1984-04-03 1984-04-03 接着性粉体

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JP6510484A JPS60208333A (ja) 1984-04-03 1984-04-03 接着性粉体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60208333A true JPS60208333A (ja) 1985-10-19

Family

ID=13277255

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6510484A Pending JPS60208333A (ja) 1984-04-03 1984-04-03 接着性粉体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08328022A (ja) * 1996-06-25 1996-12-13 Catalysts & Chem Ind Co Ltd 表示装置用スペーサ粒子の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08328022A (ja) * 1996-06-25 1996-12-13 Catalysts & Chem Ind Co Ltd 表示装置用スペーサ粒子の製造方法
JP2628984B2 (ja) * 1996-06-25 1997-07-09 触媒化成工業株式会社 表示装置用スペーサ粒子の製造方法

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