JPS60207893A - 立体形状をした素焼きの製作方法 - Google Patents

立体形状をした素焼きの製作方法

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JPS60207893A
JPS60207893A JP6481084A JP6481084A JPS60207893A JP S60207893 A JPS60207893 A JP S60207893A JP 6481084 A JP6481084 A JP 6481084A JP 6481084 A JP6481084 A JP 6481084A JP S60207893 A JPS60207893 A JP S60207893A
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JP
Japan
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heat
dimensional
pottery
ceramic
resistant
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Pending
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JP6481084A
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English (en)
Inventor
田部井 煕子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は立体形状をした素焼きの製作方法に関する。よ
り詳しくは、本発明は、花や葉のような植物、動物、人
形、建造物の模型、その他の三次元的に広がった部分を
有する美術的な趣向の強い焼き物の素焼きを製作する方
法に関する。
(従来技術) 植物の花や葉、動物の手足や羽根、人形の手足や衣服、
建造物模型の屋根や庇等を薄く且つ三次元的な広がりを
持つものとして造形することにより美観の非常に優れた
焼き物が焼成できる。
しかしながら、焼物材料をこのように薄く且つ三次元的
に広がりを持たせて造形する場合は、素焼きする段階に
おいて、三次元的に造形した部分がその重量により垂れ
下がったり、重みに耐えられずに破損することが多発し
、所望形状の焼物を製作することが困難であった。
特に、近年紙を作るセルロースパルプに陶土のような無
機質物(セラミック)を定着させ、紙の性質と陶器の性
質とを合せて具備させて、紙のように鋏によって切断し
たり折曲げたりすることができるとともに、高温度で焼
成することによりセラミックシート中のセルロースバル
ブが焼失し、セラミックが陶磁器となるセラミックシー
トが開発されている。このようなセラミックシートは陶
磁器としての耐熱性を利用した熱交換器や触媒の担体、
断熱剤としての耐熱性製品用途、比較的自由な加工性を
利用した美術工芸的な陶磁器やタイル、断熱板、装飾レ
リーフ等の土木建築用途、保護管、絶縁剤、誘電材等の
電気、理化学用途、更に加えてハンドクラフトの素材と
しての用途があり、三次元的に造形することの重要性が
高まっている。しかしながら、このようなセラミックシ
ートにおいても同様に素焼きする段階において三次元的
に造形した部分がその重量により垂れ下がったり、重み
に耐えられずに破損するという問題がある。特にセラミ
ックシートはセルロースバルブによりセラミックを担持
しているために厚さを薄くできるという利点がある反面
、焼成時に垂れ下がったり破損する危険性が一層大きい
〔発明の目的〕
本発明は上述した従来技術に付随する問題を解消するこ
とを目的としてなされたものであり、花や葉のような植
物、動物、人形、建造物の模型、その他の三次元的に広
がった部分を有する美術的な趣向の強い焼き物の素焼き
を、三次元的に造形した部分がその重量により垂れ下が
ったり、重みに耐えられずに破損することを防止しつつ
製作する方法を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
本発明においては、セラミックを主成分とする焼き物材
料を立体的に造形し、該立体造形物を匣鉢の上に載置し
、該匣鉢と前記立体造形物との間の空間に耐熱性at帷
状状物詰めて、前記立体造形物を該耐熱性繊維状物によ
り実質的に支持しつつ焼成する立体形状をした素焼きの
製作方法により上述した目的を達成する。
本発明方法に使用する焼き物材料は、セルロースにセラ
ミックを定着したものでも、陶土テモヨく、また、耐熱
性繊維状物としてはグラスウール、石綿を用いることが
できる。
〔実施例の説明〕
以下、本発明の実施例を図示した図面を参照して本発明
の詳細な説明する。
本発明の方法においては、セラミックを主成分とする焼
き物材料を用いて立体形状に造形する。
焼物材料としては、セルロースバルブに陶土のような無
機質物(セラミック)を定着させ、紙の性質と陶器の性
質とを合せて具備させた陶紙(東洋バルブ株式会社の商
品名)や、従来から陶磁器の製造に使用されている陶土
を使用する。例えば、陶紙を水で湿らせ、折り紙のよう
に折ったり(第1図の鶴1a参照)、必要に応じて厚さ
の同じまたは異なる別の陶紙を貼合せたり、適宜コテ等
を当て外側へ反らせるなどして、所望の形状に成形する
(第1図の花1b参照)。または、陶土を水とともに練
り込んで、花や葉のような植物、動物、人形、建造物の
模型、その他の三次元的に広がつた部分を有する物品の
部品または全体を立体的に造形する。従来の素焼き方法
と同様に、このように造形した物品(上記鶴1a、花1
b等を符号1で示す)を充分に乾燥させる。
一方、立体造形物1の焼成のために、匣鉢(さや)2を
準備する。匣鉢2は、素焼きした陶土、耐熱ガラス、高
融点金属等の耐熱性の材料からできており、平底皿形状
またはスープ皿形状などの適宜の形状をしている。
この匣鉢2にグラスウール、石綿等を111M状に形成
した耐熱繊維状物3(例えば、東洋バルブ株式会社から
サポートウールの商品名で発売されているもの)を適度
な密度で所定の厚さに敷き詰め、更に該耐熱繊維状物3
の適宜の個所に、立体造形物の大きさおよび形状に合せ
て、適宜な大きさおよび形状をした凹部3aを形成する
。充分に乾燥した立体造形物1を凹部3aに置く。この
ようにして、匣鉢2と立体造形物1との間の空間に耐熱
性mH杭状物詰めて、前記立体造形物1を該耐熱性繊維
状物3により実質的に支持することになる。
なお、立体造形物1を耐熱繊維状物3の凹部3aに置い
ただけでは耐熱繊維状物3の凹部3aと立体造形物1と
の間に隙間4がある場合には、その隙間に耐熱m組状物
3を適宜追加補充すればよい。
上述のように匣鉢2に耐熱11ff状物3を敷き詰める
代りに、立体造形物1を、例えば手で把持して、匣鉢2
の上に位置させておき、匣鉢2と立体造形物1との間の
空間に耐熱性繊維状物3を適度の密度に詰め込み、立体
造形物1を該耐熱性繊維状物3により実質的に支持する
ようにしてもよい。
更に、第3図に示すように、耐熱性11ff3の上に更
に耐熱性113および立体構造物1を置き、多層構造と
してもよい。
また、花弁が幾重にも重なり合った花等の場合には、花
弁と花弁との間にも耐熱繊維状物を詰めてあくとよい。
立体造形物1を耐熱性l!雑状状物により匣鉢2の上に
実質的に支持し、匣鉢2および耐熱性l!維状状物とと
もに公知の形式の焼成釜(図示せず)に入れ、その立体
造形物1を最適な焼成温度で所定の時間焼成する。
〔発明の効果〕
立体造形物を全く支持しない状態で焼成すると、焼成に
より立体造形物に応力が作用し、その重量により垂れ下
がったり、重みに耐えられずに破損することがあり、特
に、セルロースバルブに陶土のような無機質物(セラミ
ック)を定着させたセラミックシートでは高濃度で焼成
することによりセラミックシート中のセルロースバルブ
が焼失するので、垂れ下がりや破損が一層生じ易い。
しかし、本発明によれば、立体造形物を耐熱性繊維状物
により全体的に一様に支持して焼成するので、焼成によ
り立体造形物に応力が作用したり、セラミックシート内
のセルロースバルブが焼失しても、立体造形物は耐熱性
繊維状物により支持されており、垂れ下がったり、破損
したりすることはない。従って、立体構造物が花や葉の
場合には、その自然な状態が表現でき、折り紙の場合に
は適度な脹らみを持たせられる等、所望の形状に焼成で
きる。
また、本発明においては立体造形物を耐熱性繊維状物に
より支持しているので、耐熱性rlAN状物は焼成時に
高熱を受けても立体造形物を汚すことがなく、得られる
素焼きの品質が損ねられることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の素焼き製作方法を示す斜視図、第2図
は第1図の断面図、第3図は他の実施例の断面図である
。 1・・・立体造形物、2・・・匣鉢、 3・・・耐熱m雌状物 特許出願人 1) 部 井 徹 特許出願代理人 弁理士 山 本 菊 枝 弁理士 三 中 英 治

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セラミックを主成分とする焼き物材料を立体的に造
    形し、該立体造形物を匣鉢の上に載置し、該匣鉢と前記
    立体造形物との間の空間に耐熱性繊維状物を詰めて、前
    記立体造形物を該耐熱性繊維状物により実質的に支持し
    つつ焼成することを特徴とする立体形状をした素焼きの
    製作方法。 2、前記焼き物材料がセルロースにセラミックを定着し
    たものである特許請求の範囲第1項記載の立体形状をし
    た素焼きの製作方法。 3、前記焼き物材料が陶土である特許請求の範囲第1項
    記載の立体形状をした素焼きの製作方法。 4、前記耐熱性繊維状物がグラスウールである特許請求
    の範囲第1項から第3項までの何れか11に記載の立体
    形状をした素焼きの製作方法。 5、前記耐熱性繊維状物が石綿である特許請求の範囲第
    1項から第3項までの何れか1項に記載の立体形状をし
    た素焼きの製作方法。
JP6481084A 1984-03-31 1984-03-31 立体形状をした素焼きの製作方法 Pending JPS60207893A (ja)

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JPS60207893A true JPS60207893A (ja) 1985-10-19

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6396203A (ja) * 1986-10-13 1988-04-27 Toshiba Corp 金属部材の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5627563A (en) * 1979-08-14 1981-03-17 Tokyo Electric Power Co Inc:The Writing, picture paper storing method

Patent Citations (1)

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