JPS6020693Y2 - 水栓用立上り形吐出管の回動装置 - Google Patents
水栓用立上り形吐出管の回動装置Info
- Publication number
- JPS6020693Y2 JPS6020693Y2 JP11450981U JP11450981U JPS6020693Y2 JP S6020693 Y2 JPS6020693 Y2 JP S6020693Y2 JP 11450981 U JP11450981 U JP 11450981U JP 11450981 U JP11450981 U JP 11450981U JP S6020693 Y2 JPS6020693 Y2 JP S6020693Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backing
- discharge pipe
- faucet
- pin
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、衛生器具の水栓類に係り、特に水栓本体を
流し台のキャビディ内に取付け、不使用時には吐出管を
キャビディに収納できるようにすると共に、吐出管の起
立時及び収納時の姿勢を安定的に維持するものである。
流し台のキャビディ内に取付け、不使用時には吐出管を
キャビディに収納できるようにすると共に、吐出管の起
立時及び収納時の姿勢を安定的に維持するものである。
従来、立上り形の吐出管を水栓本体に起倒自在に取付け
たものとして実開昭55−172467号の第6図のも
のがある。
たものとして実開昭55−172467号の第6図のも
のがある。
上記第6図に就いて説明すると、水栓本体25の二次圧
側の連結部26に、吐出管27の管基部28を挿入し、
該管基部28の周面に、環状溝29を設けて硬質可塑材
のバッキング30及び軟質可材のバッキング30′をそ
れぞれ嵌装し、このバッキング30.30’をバッキン
グ押え31により、吐出管27の起倒時及びその起倒時
の角度を維持していた。
側の連結部26に、吐出管27の管基部28を挿入し、
該管基部28の周面に、環状溝29を設けて硬質可塑材
のバッキング30及び軟質可材のバッキング30′をそ
れぞれ嵌装し、このバッキング30.30’をバッキン
グ押え31により、吐出管27の起倒時及びその起倒時
の角度を維持していた。
上記の構造では、吐出管27の起倒時の摩擦によりバッ
キング30.30’の新しいうちは操作が非常に重くぎ
こちなさがあり、このバッキング30.30’が経年使
用による摩耗度及び弾性劣化が重なってくると、バッキ
ング押え31を固く締付けても、バッキング押え31の
内壁32と連結部26の口端33とが接圧して、それ以
上締付けが利かなくなり、放水中の内圧によって吐出管
27が簡単に倒れ、流し台の外に水を飛散させることが
多く、極めて不都合であった。
キング30.30’の新しいうちは操作が非常に重くぎ
こちなさがあり、このバッキング30.30’が経年使
用による摩耗度及び弾性劣化が重なってくると、バッキ
ング押え31を固く締付けても、バッキング押え31の
内壁32と連結部26の口端33とが接圧して、それ以
上締付けが利かなくなり、放水中の内圧によって吐出管
27が簡単に倒れ、流し台の外に水を飛散させることが
多く、極めて不都合であった。
この考案は、これらの問題を解決し、操作容易で、起倒
時の固定姿勢と水密性を保持させせることを目的とする
。
時の固定姿勢と水密性を保持させせることを目的とする
。
この考案の基本的な構成は、水栓本体の連結部に、挿口
、バッキング座及び対の保合溝を同心に設け、その挿口
及びバッキング座に、硬質可塑材によるバッキングを環
状溝に嵌着した吐出管の管基部を嵌挿し、その管基部の
目端に、ピンを直角に取付けて両端部を外周面に突出さ
せ、この両端部をバッキング座と係合溝とに出入り自在
に対応させ、その対応関係とバッキング押えに内装した
スプリングの弾発力とにより吐出管の起倒時のそれぞれ
の支持角度を安定的に保持するようにしたものである。
、バッキング座及び対の保合溝を同心に設け、その挿口
及びバッキング座に、硬質可塑材によるバッキングを環
状溝に嵌着した吐出管の管基部を嵌挿し、その管基部の
目端に、ピンを直角に取付けて両端部を外周面に突出さ
せ、この両端部をバッキング座と係合溝とに出入り自在
に対応させ、その対応関係とバッキング押えに内装した
スプリングの弾発力とにより吐出管の起倒時のそれぞれ
の支持角度を安定的に保持するようにしたものである。
以下、この考案の一実施例を図に基づいて説明する。
この実施例は、第1図乃至第3図に示すように水栓本体
1は、通常の横型を呈し、その二次圧側の連結部2に、
吐出管3の管基部4の挿口5及びバッキング座6を同心
に設け、その挿口5とバッキング座6の中間に向合せた
一対の係止溝7を有し、この連結部2の外周面には雄ね
じ部8を刻設する。
1は、通常の横型を呈し、その二次圧側の連結部2に、
吐出管3の管基部4の挿口5及びバッキング座6を同心
に設け、その挿口5とバッキング座6の中間に向合せた
一対の係止溝7を有し、この連結部2の外周面には雄ね
じ部8を刻設する。
環状溝9は、前記管基部4の口端近傍に設け、別に断面
はぼL字形の環状を呈するバッキング10を硬質可塑材
により形成腰このバッキング10の一側縁部ち、組立時
に前記バッキング座6側に向合うように突縁部11を形
威し、このバッキング10を前記環状溝9に取付け、そ
の突縁部11により予じめバッキング座6に嵌着した軟
質可塑材によるバッキング10′を加圧するように結合
すす。
はぼL字形の環状を呈するバッキング10を硬質可塑材
により形成腰このバッキング10の一側縁部ち、組立時
に前記バッキング座6側に向合うように突縁部11を形
威し、このバッキング10を前記環状溝9に取付け、そ
の突縁部11により予じめバッキング座6に嵌着した軟
質可塑材によるバッキング10′を加圧するように結合
すす。
バッキング押え12は、内部にスプリング13ののスプ
リング座14を備え、ピン挿孔15は、前記管基部4の
環状溝9と、口端16とのほぼ中間に設けてピン17を
貫通して設け、このピン17の両端部をピン挿孔15の
両端から外部に突出させてあって、この両端部を、組立
時に前記係止溝7に係脱自在に対応させである。
リング座14を備え、ピン挿孔15は、前記管基部4の
環状溝9と、口端16とのほぼ中間に設けてピン17を
貫通して設け、このピン17の両端部をピン挿孔15の
両端から外部に突出させてあって、この両端部を、組立
時に前記係止溝7に係脱自在に対応させである。
第4図イ9口に示すものは別の実施例で一対の切起爪1
8は、管基部4の口端16の向合せた対辺に平行の切込
み19を設け、この切込み19の中間の切離した部分を
互いに反対の方向へ折曲して設けたもので、組立時に前
記係止溝7に同じく係脱自在に対応させる。
8は、管基部4の口端16の向合せた対辺に平行の切込
み19を設け、この切込み19の中間の切離した部分を
互いに反対の方向へ折曲して設けたもので、組立時に前
記係止溝7に同じく係脱自在に対応させる。
流し台Aは通常の形態のもので、そのキャビディBの内
壁Cに、前記水栓本体1を取付け、その吐出管3を横に
倒すと水栓本体。
壁Cに、前記水栓本体1を取付け、その吐出管3を横に
倒すと水栓本体。
1の全体がキャビディBに没入するように装着し、その
キャビディBの表面を落し込み式の蓋板20により覆う
ようにした特に、料理教室または料理講習用に形成する
。
キャビディBの表面を落し込み式の蓋板20により覆う
ようにした特に、料理教室または料理講習用に形成する
。
なお、蓋板20の提手21は落し込み式にすれば調理の
邪魔にならない。
邪魔にならない。
ぞこの流し台Aを通常の水仕事に使用するには、第1図
のキャビディBを覆う蓋板20を取除いて置く。
のキャビディBを覆う蓋板20を取除いて置く。
この場合の吐出管3は鎖線の3aで示すように横に倒さ
れており、ピン17は第5図のように係止溝7から脱出
して横に向き、両端部がバッキング座6に介在されて自
由になっているので、吐出管3のほぼ中央部を握り、そ
のままこれを矢印Q方向へ引起しながら、これがほぼ実
線の位置に達するのと、同時に、バッキング座6に沿っ
て回転中のピン17の両端が係止溝7と向合う位置に達
するので、それまで、ピン17とバッキング座6との係
合によって圧縮されていたスプリング13が解放され、
その復元力によりバッキング10を介して管基部4を矢
印Pの逆方向に変位させる。
れており、ピン17は第5図のように係止溝7から脱出
して横に向き、両端部がバッキング座6に介在されて自
由になっているので、吐出管3のほぼ中央部を握り、そ
のままこれを矢印Q方向へ引起しながら、これがほぼ実
線の位置に達するのと、同時に、バッキング座6に沿っ
て回転中のピン17の両端が係止溝7と向合う位置に達
するので、それまで、ピン17とバッキング座6との係
合によって圧縮されていたスプリング13が解放され、
その復元力によりバッキング10を介して管基部4を矢
印Pの逆方向に変位させる。
依ってピン17の両端部を第5図の検使から第2図の垂
直の向に変化し、そのまま両端部を係止溝7に嵌合させ
て吐出管3を起立姿勢に保持する。
直の向に変化し、そのまま両端部を係止溝7に嵌合させ
て吐出管3を起立姿勢に保持する。
次に水仕事を終えて流し台Aを調理台代りに使用する場
合は、先ず吐出管3のほぼ中央部を握り、これを矢印P
方向即ち手前へ引付けると、管基部4が同一方向へ移動
してバッキング10によりスプリング13を圧縮し、同
時にピン17の両端部が前述の逆に係止溝7から脱出す
るので、これをそのまま左右何れかへ回動して吐出管3
を第1図の鎖線のように横に倒して置く。
合は、先ず吐出管3のほぼ中央部を握り、これを矢印P
方向即ち手前へ引付けると、管基部4が同一方向へ移動
してバッキング10によりスプリング13を圧縮し、同
時にピン17の両端部が前述の逆に係止溝7から脱出す
るので、これをそのまま左右何れかへ回動して吐出管3
を第1図の鎖線のように横に倒して置く。
この場合、スプリング13はピン17の両端部がバッキ
ング座6に係合していて圧縮されているために、その弾
性圧により吐出管3を横倒しの姿勢に保持している。
ング座6に係合していて圧縮されているために、その弾
性圧により吐出管3を横倒しの姿勢に保持している。
その後、流し台AのキャビディBを蓋板20により施蓋
し、この施蓋により流し台Aの上面は調理の器具または
調理用の材料を置くなどして広く、自由に利用できる。
し、この施蓋により流し台Aの上面は調理の器具または
調理用の材料を置くなどして広く、自由に利用できる。
なお別の実施例の場合も上述に準じて作用する。
この考案は、上記のように構成したので、次の利点を有
する。
する。
(1)連結部のバッキング座に沿って一対の係合溝を設
け、この係合溝とバッキング座とに管基部のピンを係脱
自在に対応させたので、バッキングに作用するスプリン
グの弾性と相俟って吐出管を起倒のそれぞれの位置で確
実に固定できる。
け、この係合溝とバッキング座とに管基部のピンを係脱
自在に対応させたので、バッキングに作用するスプリン
グの弾性と相俟って吐出管を起倒のそれぞれの位置で確
実に固定できる。
(2)管基部の目端に簡単な切込みによる切起爪を設け
てピンの代用としたので、作動性及び耐用度共に遜色な
く部品数の節減と相俟って経済的である。
てピンの代用としたので、作動性及び耐用度共に遜色な
く部品数の節減と相俟って経済的である。
(3)従来のものと比較して水栓本体及び管基部の鋳型
またはチューブベンダーをそのまま利用テきるため、極
めて便利であり生産性の向上に寄与できる。
またはチューブベンダーをそのまま利用テきるため、極
めて便利であり生産性の向上に寄与できる。
第1図は本案実施の態様を示す説明図、第2図は、水栓
本体の一部破断、一部省略した拡大側面図、第3図は、
主要部の部分拡大分解斜視図、第4図イ1口は、別の実
施例の部分拡大側断面図及び要部の部分拡大側断面図、
第5図は、第1図に於ける2−2線の部分拡大側断面図
で作動要領を示し、第6図は、従来技術の説明図である
。 主要部分の符号の説明、1・・・・・・水栓本体、2・
・・・・・連結部、3・・・・・・吐出管、4・・・・
・・管基部、5・・・・・・挿口、6・・・・・・バッ
キング座、7・・・・・・係止部、9・・・・・・環状
溝、10・・・・・・バッキング、12・・・・・・バ
ッキング押え、17・・・・・ゼン、18・・・・・・
切起爪、A・・・・・・流し台、B・・・・・・キャビ
ディ。
本体の一部破断、一部省略した拡大側面図、第3図は、
主要部の部分拡大分解斜視図、第4図イ1口は、別の実
施例の部分拡大側断面図及び要部の部分拡大側断面図、
第5図は、第1図に於ける2−2線の部分拡大側断面図
で作動要領を示し、第6図は、従来技術の説明図である
。 主要部分の符号の説明、1・・・・・・水栓本体、2・
・・・・・連結部、3・・・・・・吐出管、4・・・・
・・管基部、5・・・・・・挿口、6・・・・・・バッ
キング座、7・・・・・・係止部、9・・・・・・環状
溝、10・・・・・・バッキング、12・・・・・・バ
ッキング押え、17・・・・・ゼン、18・・・・・・
切起爪、A・・・・・・流し台、B・・・・・・キャビ
ディ。
Claims (2)
- (1)施蓋により使い分けのできるキャビディBを有す
る流し台Aを形威し、キャビディBの内部に水栓本体1
を装置し、その連結部2の挿口5に吐出管3の管基部4
を回動自在に嵌挿し、該管基部4に、直角方向に貫通さ
せて両端部を外周面に突出させたピン17を取付け、こ
のピン17の両端部を、吐出管3の縦横の変位に追従し
て連結部2に内装した係止溝7またはバッキング座6に
、出入り自在に対応させた水栓用立上り形吐出管の回動
装置。 - (2)バッキング10を嵌着した環状溝9近傍の口端1
6に、外側へ折曲した複数個の切起爪18を設けた実用
新案登録請求の範囲第1項記載の管基部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11450981U JPS6020693Y2 (ja) | 1981-08-01 | 1981-08-01 | 水栓用立上り形吐出管の回動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11450981U JPS6020693Y2 (ja) | 1981-08-01 | 1981-08-01 | 水栓用立上り形吐出管の回動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5821070U JPS5821070U (ja) | 1983-02-09 |
JPS6020693Y2 true JPS6020693Y2 (ja) | 1985-06-20 |
Family
ID=29908783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11450981U Expired JPS6020693Y2 (ja) | 1981-08-01 | 1981-08-01 | 水栓用立上り形吐出管の回動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6020693Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59151974U (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-11 | 株式会社ヤガミ | 縦振り式給水栓 |
JPH0724453Y2 (ja) * | 1989-09-27 | 1995-06-05 | 日立化成工業株式会社 | 浄水器の組込み構造 |
-
1981
- 1981-08-01 JP JP11450981U patent/JPS6020693Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5821070U (ja) | 1983-02-09 |
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