JPS60206301A - 共振子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、誘電材料よ構成る支持体と、この支持体の内
側および外側に設けられた金属層とを有する共振子に関
する。

従来技術 ス）　ＩＪツブ導体技術で製作される共振子は既に公知
である（　Ｋｕｒｔ　Ｒｉｎｔ著、ハンドプーフ・フェ
ア１ホーホフレクヴエンク、ウント・エレクトロ−（３
） テヒニーカー、ヒュテイヒフエルラーク、バンドＶ、１
９８１年、第５６６貞および以下の頁）。

この種の共振子は、誘電材例より成る平坦な板で構成さ
れており、この板の上に短絡されたあるいは開放された
導体部片が設けられている。

発明が解決１〜ようとする問題点 この種の共振子は、プリント配線板上で比較的大きな場
所を必要とするという欠点を有する。

本発明の課題は、上記従来技術の難点を克服１−１機械
的安定性を有し電気的特性が長時間にわたって安定でか
つよく再現性量産できる共振子を提供することである。

問題点を解決するだめの手段 上記の課題は、本発明によれば、管状の支持体がその外
側および内側の筒面に金属層を支持しており、前記金属
層のうちの少とも一方が、支持体の軸方向に延在するス
リットにより遮断されており、壕だ支持体の一方の端部
において前記スリットの両側にそれぞれ一つの端子が設
けられ、他方の金属層に少とも１つの端子が設（４） けられていることにより解決される。

共振子の共振周波数を、スリットの幅を変化することに
より調整可能である。このようにすれば、Ｑ損失のない
調整が可能とＴる。

実施例 次に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。

第１図の参照番号１０で示す本発明による共振子は、管
状の支持体１１で構成されている。

支持体１１の外側の筒面１２には金属層１３が設けられ
、内側の筒面には金属層１４が設けられている。外側の
金属層１３は、支持体１１の軸方向に延在する通しスリ
ット１５と、このスリットの下端部近くに導線１８．１
９用の２つの接続端子面１６．１７を有している。導線
２０は内側の金属層１４と導電接続されている。

管状の支持体１１は、誘電材料、有利にはチタン酸バリ
ウムで構成されている。金属層１３゜１“４は、例えば
電気めっき、または蒸着により、厚膜技術における印刷
方法または他の適切な方法で被着されている。

共振子は、支持体材料の誘電率、支持体の直径と壁厚、
および外側の金属層１３の幾何学的形状に依存して、４
端子回路特性が特に挿入減衰および位相特性に関して最
適となるように設計されている。

第１図に示す共振子の等価回路図を第２図に示す。第２
図では、端子３０．３１は接続端子面１６および１７に
相応１〜、コンデンサ３２とコイル３３は、外側の金属
層１３とそれと関連するスリット１５に相応し、導体３
４は、内側の金属層１４に相応し、端子３５．３６は導
線２０に相応している。

本発明の共振子の別の実施例では、内側の金属層４０（
第６図）に長手スリット４１が設けられ、他方、外側の
筒面にはスリットのない金属層４０の接触接続は、第１
図に示す接続端子面１６．１７と類似の手段で行うか、
または、スルーホール接触接続（スルーホールめっキ）
された穴４４．４５によって行うことができる。これら
の穴は、支持体４２の外側の外部の金属層４３０２つの
切欠き部４６．４７にまで達している。

共振子の遮蔽は、管状の支持体５０（第４図）の両端部
を遮蔽蓋５１．５２で閉鎖すれば、一層内」ニさせるこ
とができる。第４図の実施例ではさらに、場合によって
は内側および外側の金属層５３．５４にそれぞれ１つの
通し長手スリット５５．５６を設けることができること
が示されている。この場合、両スリットを直径方向に対
向して設けると有利である。

第５図に示す２重共振子６０は、管状の支持体６１に、
軸方向に分離された２つの金属層６３．６４を設けるこ
とにより構成されている。

支持体６１の内側には、同様に分離された２つの金属層
が設けられている。場合によっては、支持体に２つ以上
の金属層を設けて、６重ないし多重共振子、ひいてはフ
ィルタ回路を構成す（７） ることもできる。

第１図および第６図から第５図に示す共振子の周波数調
整を、内側または外側の金属層に付加的なスリットを設
けることにより行うのが有利である。（例えば、第４図
に破線で記入されたスリット５７参照）。周波数調整は
、既存のスリット〜例えば第１図のスリット１５１ｚの
スリット幅を変化することによっても行うことができる
。

本発明の別の実施例では、共振子の周波数調整は、管状
の支持体の内部へ適当なシリンダ状の調整コアを挿入す
ることにより行なわれる。

製作技術上の理由から、２つの管状の支持体の一方を他
方の中へはめ込むようにし、その際内側の支持体は例え
ば第１図に示す構造を有（〜、外側の支持体は第４図に
示す構造を有するようにすると有利である。本発明の共
振子は、無　ｉ線機のプリント配線板上に取付けるのが
有利である。その際、場合によっては接続端子面１６．
１７（第１図）は、管状の支持体１１の下縁（８） 部から突出しており、プリント配線板の相応のスリット
へ挿入される。その際導線２００代りに、相応の接続端
子面を設けることもできる。

この場合、接続端子面は、支持体の相応に形成された突
出部に設けられる。

発明の効果 本発明の共振子は量産しやすい管状のモノリシック構造
であり、高い機械的安定性を有し、電気的特性が長時間
にわたって安定である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による共振子の第１実施例の透視図、
第２図は、第１図に示す共振子の等価回路図、第６図は
、本発明による共振子の別の実施例の透視図、第４図は
、本発明の共振子を分解ｉ〜だ際の透視図、第５図は、
二重共振子として構成された本発明による共振子の透視
図を示す。 １０・共振子、１１・・・支持体、１２・・・筒面、１
３．１４・・・金属層、１５・・・スリット、１６゜１
７・・・接続端子面、１８，１９．２０・・・導体、３
０．３１，３５．３６・・端子、３３・・・コイル、３
４・・・導体、４０．４３・・・金属層、４１・・・長
手スリット、４２・・・支持体、４４．４５・・穴、４
６．４７・・・切欠き部、５０・・・支持体、５１゜５
２・・・遮蔽蓋、５３．５４・・金属層、５５，５６・
・・長手スリット、５７・・・付加的なスリット、６０
・・・２重共振子、６１・・・支持体、６３．　６４・
・・金属層 第１頁の続き ０発　明　者　工ヴアルト・シュミツ　トイ゛ト　ラー ン連邦共和国ルートヴイヒスブルク１０・バッフ１シユ
トセ　１０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　誘電材料より成る支持体と、この支持体の内側お
   よび外側に設けられた金属層とを有する共振子において
   、管状の支持体（１１）がその外側および内側の筒面に
   金属層（１３゜１４）を支持１〜ており、前記金属層の
   うちの少とも一方が、支持体の軸方向に延在するスリッ
   ト（１５）により遮断されており、まだ支持体の一方の
   端部において前記スリットの両側にそれぞれ１つの端子
   （１６，１７）が設けられ、他方の金属層に少とも１つ
   の端子が設けられていることを特徴とする、共振子。 ２、共振子（１０）の共Ｊ！周波数を、スリット（１５
   ）の幅を変化することにより同調可能である、特許請求
   の範囲第１項記載の共振子。 ６、共振子（１０）の共振周波数を、調整ピンを管状の
   支持体（１１）の内部へ挿入するととにより調整可能で
   ある、特許請求の範囲第１項記載の共振子。 ４、共振子の共振周波数を、外側の金属層（５４）に少
   くとも１つの付加的なスリット（５７）を設けることに
   より調整可能である、特許請求の範囲第１項から第６項
   までのいずれかに記載の共振子。 ５、　スリットを有しない外側の金属層（４３）と、ス
   リット（４１）を有する内側の金属層（４０）とが設け
   られている、特許請求の範囲第１項から第４項までのい
   ずれかに記載の共振子。 ６、管状の支持体（５０）の開口端がそれぞれ１つの遮
   蔽蓋（５１，５２）で閉鎖されている、特許請求の範囲
   第１項から第５項までのいずれかに記載の共振子。 Ｚ　管状の支持体（６１）が、支持体の軸方向に相互に
   分離された少くとも２つの外側の金属層（６３，６４）
   と、それと同数の内側の金属層とを有する、特許請求の
   範囲第１項から７４６項までのいずれかに記載の共振子
   。 ８．管状の支持体（１１）がチタン酸バリウムで構成さ
   れている、特許請求の範囲第１項から第７項までのいず
   れかに記載の共振子。 ９　長手スリット（４１）を有する内側の金属層（４０
   ）を備えた共振子において、端子が、スルーホール接触
   接続された穴Ｃ４４，４５）を通して外部へ導かれてお
   り、外側の金属層（４３）は、前記の穴のまわシの部分
   が切欠かれている、特許請求の範囲第１項から第８項ま
   でのいずれかに記載の共振子。