JPS60206086A - アデイテイブめつき用積層板の製造方法 - Google Patents
アデイテイブめつき用積層板の製造方法Info
- Publication number
- JPS60206086A JPS60206086A JP5950284A JP5950284A JPS60206086A JP S60206086 A JPS60206086 A JP S60206086A JP 5950284 A JP5950284 A JP 5950284A JP 5950284 A JP5950284 A JP 5950284A JP S60206086 A JPS60206086 A JP S60206086A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminate
- rubber adhesive
- oil
- producing
- aluminum foil
- Prior art date
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- Pending
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- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、剥離性シートに塗布、乾燥したゴム系接着剤
を熱硬化性樹脂含浸紙布に転写した後、剥離性シートを
容易に剥離除去することができるアディティブめっき用
積層板の製造方法に関するものである。
を熱硬化性樹脂含浸紙布に転写した後、剥離性シートを
容易に剥離除去することができるアディティブめっき用
積層板の製造方法に関するものである。
剥離性シートにゴム系接着剤を塗布、乾燥した後、熱硬
化性樹脂含浸紙布と重ね合わせ、加熱加圧一体化して、
ゴム系接着剤層を形成した絶縁基板の製造方法について
は、プラスチックフィルム上にゴム系接着剤を塗布、乾
燥するとか、剥離性シートの剥離性促進のために、リン
脂質体をゴム系接着剤中に添加して塗布、乾燥した後、
熱硬化性樹脂含浸紙布と重ね合わせ一体化することが知
られている。
化性樹脂含浸紙布と重ね合わせ、加熱加圧一体化して、
ゴム系接着剤層を形成した絶縁基板の製造方法について
は、プラスチックフィルム上にゴム系接着剤を塗布、乾
燥するとか、剥離性シートの剥離性促進のために、リン
脂質体をゴム系接着剤中に添加して塗布、乾燥した後、
熱硬化性樹脂含浸紙布と重ね合わせ一体化することが知
られている。
プラスチックフィルム上にゴム系接着剤を塗布、乾燥す
る場合には、乾燥時のプラスチックフィルムの熱軟化の
ため、乾燥温度を１００℃以上に昇温できず、ゴム系接
着剤を充分に乾燥させることができなかった。１００℃
未満で乾燥する場合には、極めて長時間を要し、また、
ゴム系接着剤中の溶剤分を完全に除去できず、後工程で
のプレスによる加熱加圧時に表面が平滑な基板を製造で
きない等の欠点があった。また、ゴム系接着剤中に、リ
ン脂質体を添加する方法においては、剥離性シートとし
て、金属箔を使用するのが一般的であるが、この方法で
も剥離性シートは、ゴム系接着剤と密着しておシ、容易
に剥離除去することはできない。
る場合には、乾燥時のプラスチックフィルムの熱軟化の
ため、乾燥温度を１００℃以上に昇温できず、ゴム系接
着剤を充分に乾燥させることができなかった。１００℃
未満で乾燥する場合には、極めて長時間を要し、また、
ゴム系接着剤中の溶剤分を完全に除去できず、後工程で
のプレスによる加熱加圧時に表面が平滑な基板を製造で
きない等の欠点があった。また、ゴム系接着剤中に、リ
ン脂質体を添加する方法においては、剥離性シートとし
て、金属箔を使用するのが一般的であるが、この方法で
も剥離性シートは、ゴム系接着剤と密着しておシ、容易
に剥離除去することはできない。
本発明は、従来アディティブめっき用積層板製造の際、
剥離除去が困難であった剥離性シートを容易に剥離除去
することについて鋭意研究した結果、その目的を達成で
きる剥離性シートを提供するものである。
剥離除去が困難であった剥離性シートを容易に剥離除去
することについて鋭意研究した結果、その目的を達成で
きる剥離性シートを提供するものである。
本発明は、剥離性シートにゴム系接着剤を塗布、乾燥し
、熱硬化性樹脂含浸紙布等の絶縁性基材と重ね合わせ、
加熱加圧して一体化する゛ことによシアディティブめっ
き用積層板を製造する場合において、該剥離性シートと
して０．１■／Ｗ？以上の油を塗布したアルミ箔を使用
することを特徴とするアディティブめっき用積層板の製
造方法である。
、熱硬化性樹脂含浸紙布等の絶縁性基材と重ね合わせ、
加熱加圧して一体化する゛ことによシアディティブめっ
き用積層板を製造する場合において、該剥離性シートと
して０．１■／Ｗ？以上の油を塗布したアルミ箔を使用
することを特徴とするアディティブめっき用積層板の製
造方法である。
本発明において、油を塗布したアルミ箔の剥離性が極め
て良好である理由は必ずしも明確ではないが、本発明者
等の推論としては、ゴム系接着剤とアルミ箔との界面に
モルイヤーとして油が介在し、この油がプレスによる加
熱加圧時に揮発ガスとして膨張し、ゴム系接着剤とアル
ミ箔との接が、引火点１００℃以上の油としては一般に
圧延油、潤滑油と呼ばれるものを使用することができ、
具体的にはスピンドル油、タービン油、マシン油などが
ある。圧延油又は潤滑油の塗布量としては、０．１Ｗ／
ｍ”以上であれば本発明の目的を達成することができる
が、好ましくは１．５Ｗｌ！／ｍ’以上１００！／ｍ”
以下である。１．５■／−未満の場合には、絶縁性基材
である熱硬化性樹脂含浸紙布の樹脂がエポキシ樹脂等の
揮発分の少ないものである場合は、剥離性シートをゴム
系接着剤から、容易に剥離するヒとができない。４Ｈｙ
１００■／−以上の場合には、油塗布後ロール状にア
ルミ箔が巻かれるために、裏面に多量の油が付着し、ゴ
ム系接着剤を塗布する際に、塗布装置に付属した各種ロ
ールをこの油が汚す等の問題がある。
て良好である理由は必ずしも明確ではないが、本発明者
等の推論としては、ゴム系接着剤とアルミ箔との界面に
モルイヤーとして油が介在し、この油がプレスによる加
熱加圧時に揮発ガスとして膨張し、ゴム系接着剤とアル
ミ箔との接が、引火点１００℃以上の油としては一般に
圧延油、潤滑油と呼ばれるものを使用することができ、
具体的にはスピンドル油、タービン油、マシン油などが
ある。圧延油又は潤滑油の塗布量としては、０．１Ｗ／
ｍ”以上であれば本発明の目的を達成することができる
が、好ましくは１．５Ｗｌ！／ｍ’以上１００！／ｍ”
以下である。１．５■／−未満の場合には、絶縁性基材
である熱硬化性樹脂含浸紙布の樹脂がエポキシ樹脂等の
揮発分の少ないものである場合は、剥離性シートをゴム
系接着剤から、容易に剥離するヒとができない。４Ｈｙ
１００■／−以上の場合には、油塗布後ロール状にア
ルミ箔が巻かれるために、裏面に多量の油が付着し、ゴ
ム系接着剤を塗布する際に、塗布装置に付属した各種ロ
ールをこの油が汚す等の問題がある。
本発明で得られたアディティブめっき用積層板に付着し
た剥離性シートは、極めて容易に剥離、除去することが
できる。
た剥離性シートは、極めて容易に剥離、除去することが
できる。
従って、化学薬品によるエツチング、あるいは特、殊な
装置による機械的剥離が不要であると同時に、これらの
場合に生じる接着剤面のキズ等が皆無である。
装置による機械的剥離が不要であると同時に、これらの
場合に生じる接着剤面のキズ等が皆無である。
以下に本発明によるアディティブめっき用積層板の製造
方法を実施例によシ説明する。
方法を実施例によシ説明する。
実施例１
スピンドル油を１０■／ｒｒ？塗布した厚さ４０μｍの
アルミ箔上にＮＢＲ、フェノール樹脂を含むゴム系接着
剤をロールコータ−によシ塗布し、１５０℃で１０分間
乾燥した。このゴム系接着剤塗布アルミ箔をエポキシ樹
脂含浸ガラス布８枚の両面に重ね合わせ、温度１５０℃
、圧力６０ｋｆ／ｃｆＡで２時間加熱加圧してアディテ
ィブめっき用積層板を得た。
アルミ箔上にＮＢＲ、フェノール樹脂を含むゴム系接着
剤をロールコータ−によシ塗布し、１５０℃で１０分間
乾燥した。このゴム系接着剤塗布アルミ箔をエポキシ樹
脂含浸ガラス布８枚の両面に重ね合わせ、温度１５０℃
、圧力６０ｋｆ／ｃｆＡで２時間加熱加圧してアディテ
ィブめっき用積層板を得た。
実施例２
剥離性促進のためにＮＢＲ、フェノール樹脂を含む、ゴ
ム系接着剤中にリン脂質体としてレシチンを３．０％添
加した。この接着剤を用いて実施例１と同様にしてアデ
ィティブめっき用積層板を得た。
ム系接着剤中にリン脂質体としてレシチンを３．０％添
加した。この接着剤を用いて実施例１と同様にしてアデ
ィティブめっき用積層板を得た。
実施例３
実施例１において、スピンドル油を１．０１ｒ９／ｍ’
塗布した厚さ４０μｍのアルミ箔上にＮＢＲ，フェノー
ル樹脂を含むゴム系接着剤をロールコータによシ塗布し
、１５０℃で１０分間乾燥した。このゴム系接着剤塗布
アルミ箔をフェノール樹脂含浸紙８枚の両面に重ね合わ
せ、温度１５０℃、圧力６０ｋｆ／ｄで２時間加熱加圧
してアディティブめっき用積層板を得た。
塗布した厚さ４０μｍのアルミ箔上にＮＢＲ，フェノー
ル樹脂を含むゴム系接着剤をロールコータによシ塗布し
、１５０℃で１０分間乾燥した。このゴム系接着剤塗布
アルミ箔をフェノール樹脂含浸紙８枚の両面に重ね合わ
せ、温度１５０℃、圧力６０ｋｆ／ｄで２時間加熱加圧
してアディティブめっき用積層板を得た。
実施例４
実施例１において、スピンドル油のかわ）にマシン油を
用いて以下同様にしてアディティブめっき用積層板を得
た。
用いて以下同様にしてアディティブめっき用積層板を得
た。
比較例１
実施例１において、スピンドル油を用いないで、以下同
様にしてアディティブめっき用積層板を得た。
様にしてアディティブめっき用積層板を得た。
比較例２
実施例１において、スピンドル油を０．０５７７９／−
塗布した厚さ４０μｍのアルミ箔を用い、且つレシチン
３．０１％を添加したゴム系接着剤を用いて、以下実施
例１と同様にしてアディティブめっき用積層板を得た。
塗布した厚さ４０μｍのアルミ箔を用い、且つレシチン
３．０１％を添加したゴム系接着剤を用いて、以下実施
例１と同様にしてアディティブめっき用積層板を得た。
実施例１〜４及び比較例１〜２のアルミ箔の剥離性をま
とめると表−１のようであった。
とめると表−１のようであった。
アルミ箔の剥離性の評価の内容は次のとおりである。
（注）アルミ箔と、ゴム系接着剤との付着力の測定方法
は、ＪＩＳ Ｃ６４８１の銅箔引きはがし強さの測定方
法に準じた。
は、ＪＩＳ Ｃ６４８１の銅箔引きはがし強さの測定方
法に準じた。
以上のように、本発明によるアディティブめっき積層板
に付着したアルミ箔の剥離性は、容易でｉｂ、量産ペー
スでの製造に適している。
に付着したアルミ箔の剥離性は、容易でｉｂ、量産ペー
スでの製造に適している。
特許出願人
住友ベークライト株式会社
Claims (2)
- （１）剥離性シートにゴム系接着剤を塗布、乾燥し、熱
硬化性樹脂含浸紙布等の絶縁性基材と重ね合わせ加熱加
圧して一体化することによシアデイテイプめっき用積層
板を製造する方法において、前記剥離性シートとして引
火点１００℃以上の油を０．１■／ぜ以上塗布したアル
ミ箔を使用することを特徴とするアディティブめっき用
積層板の製造方法。 - （２）ゴム系接着剤にリン脂質体を固形分換算で、０．
０１〜５．０重量％添加することを特徴とする特許請求
範囲第（１）項記載のアディティブめっき用積層板の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5950284A JPS60206086A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | アデイテイブめつき用積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5950284A JPS60206086A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | アデイテイブめつき用積層板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60206086A true JPS60206086A (ja) | 1985-10-17 |
Family
ID=13115109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5950284A Pending JPS60206086A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | アデイテイブめつき用積層板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60206086A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5587497A (en) * | 1978-12-20 | 1980-07-02 | Ibm | Method of preparing laminate |
| JPS57134997A (en) * | 1981-02-14 | 1982-08-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of producing aditive printed circuit board |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP5950284A patent/JPS60206086A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5587497A (en) * | 1978-12-20 | 1980-07-02 | Ibm | Method of preparing laminate |
| JPS57134997A (en) * | 1981-02-14 | 1982-08-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of producing aditive printed circuit board |
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