JPS60205195A - 耐食性が良好なアルミニウム合金製熱交換器のコア - Google Patents
耐食性が良好なアルミニウム合金製熱交換器のコアInfo
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- JPS60205195A JPS60205195A JP5937684A JP5937684A JPS60205195A JP S60205195 A JPS60205195 A JP S60205195A JP 5937684 A JP5937684 A JP 5937684A JP 5937684 A JP5937684 A JP 5937684A JP S60205195 A JPS60205195 A JP S60205195A
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- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F19/00—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers
- F28F19/02—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings
- F28F19/06—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings of metal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、Ｚ１１含有アルミニウム合金からなるフィン
材を耐食性アルミニウム合金からなる水管その他の作動
流体通路材と組み合わせて、１０”’ Ｔｏｒｒ以下の
雰囲気圧の下でろう付けして組み立てたアルミニウム合
金製のラジェータその他の熱交換器のコアに関づるもの
である。
材を耐食性アルミニウム合金からなる水管その他の作動
流体通路材と組み合わせて、１０”’ Ｔｏｒｒ以下の
雰囲気圧の下でろう付けして組み立てたアルミニウム合
金製のラジェータその他の熱交換器のコアに関づるもの
である。
従来技術
従来より、アルミニウム合金製熱交換器コアの防食のた
め、Ｚｎ含有アルミニウム合金を犠牲陽極材として、フ
ィン材に用いて耐食性アルミニウム合金からなる木管そ
の他の作動流体通路材と組み合わせて、大気圧下でろう
付けして熱交換器のコアに組み立てている。
め、Ｚｎ含有アルミニウム合金を犠牲陽極材として、フ
ィン材に用いて耐食性アルミニウム合金からなる木管そ
の他の作動流体通路材と組み合わせて、大気圧下でろう
付けして熱交換器のコアに組み立てている。
例えば、フィン材に７０７２合金を用いてコアの耐食性
を向上している。
を向上している。
しかしながら、このような熱交換器コアの組み立てを真
空ろう付けによって行なう場合には、従来のＺｎ含有ア
ルミニウム合金では、７ｎの高い蒸気圧により、ろう付
は中に含有Ｚ０が蒸発飛散してしまい、このため組み立
てた熱交換器コアは、該合金による所期の防食効果が期
待されない。そこで７−ｎの蒸発を抑制する元素を発見
し、これをＺｎ含有アルミニウム合金に添加することが
考えられる。
空ろう付けによって行なう場合には、従来のＺｎ含有ア
ルミニウム合金では、７ｎの高い蒸気圧により、ろう付
は中に含有Ｚ０が蒸発飛散してしまい、このため組み立
てた熱交換器コアは、該合金による所期の防食効果が期
待されない。そこで７−ｎの蒸発を抑制する元素を発見
し、これをＺｎ含有アルミニウム合金に添加することが
考えられる。
しかるところ、現在までｚｎの犠！ＰＬ陽極効果を奏し
得る、真空ろう付けした熱交換器コアは提供されていな
い。
得る、真空ろう付けした熱交換器コアは提供されていな
い。
ｌ−一致
本発明は、Ｚｎ含有アルミニウム合金からなるフィン材
を水管その他の作動流体通路と組み合わせてろう付けに
より組み立てたアルミニウム合金製熱交換器のコアにお
いて、真空ろう付けした後に該合金のフィン材の犠牲陽
極効果を十分に発揮し得るようにした、耐食性が良好な
、真空ろう付けにより組み立てたラジェータ等の熱交換
器コアを提供することを目的とする。
を水管その他の作動流体通路と組み合わせてろう付けに
より組み立てたアルミニウム合金製熱交換器のコアにお
いて、真空ろう付けした後に該合金のフィン材の犠牲陽
極効果を十分に発揮し得るようにした、耐食性が良好な
、真空ろう付けにより組み立てたラジェータ等の熱交換
器コアを提供することを目的とする。
構成
本発明者らは、アルミニウム合金製の熱交換器コア用の
フィン材として、真空ろう付は加熱の際にＺｎの蒸発を
抑制して、加熱後において犠牲陽極効果を十分に発揮し
得るようにしたＺｎ含有アルミニウム合金の組成につい
て、種々研究した結果、次に示づ組成の合金を得た。
フィン材として、真空ろう付は加熱の際にＺｎの蒸発を
抑制して、加熱後において犠牲陽極効果を十分に発揮し
得るようにしたＺｎ含有アルミニウム合金の組成につい
て、種々研究した結果、次に示づ組成の合金を得た。
Ｓｌ ：５０．４％、Ｆｅ ： ０．１０〜０．５％、
Ｃｕ ：５０．２０％、Ｍｎ ： ０．７〜１．５％、
ＺＯ：０．８〜１．２％、Ｌ ｉ ： ０．００５〜０
．２％、Ｃａ ：０．００８〜０．１％、残部：実質的
にＡ１゜また、上記組成の合金を更にラジェータ・コア
用の水管材の心材に対する内皮材に用いた場合、心材内
面の耐食性も一層向上することをｖＩｌ認した。
Ｃｕ ：５０．２０％、Ｍｎ ： ０．７〜１．５％、
ＺＯ：０．８〜１．２％、Ｌ ｉ ： ０．００５〜０
．２％、Ｃａ ：０．００８〜０．１％、残部：実質的
にＡ１゜また、上記組成の合金を更にラジェータ・コア
用の水管材の心材に対する内皮材に用いた場合、心材内
面の耐食性も一層向上することをｖＩｌ認した。
更に、上記組成のＺｎ含有アルミニウム合金をフィン材
として真空ろう付けで組み立てたアルミニウム合金製熱
交換器コアにおいて、フィン材の表面積と水管又は他の
作動流体通路材の外側表面積との止どコアの耐食性との
関係を調べた結果、フィン材表面積が作動流体通路材の
外側表面積の２．５倍以上の場合、フィン材の犠牲陽極
効果が十分に得られることが分かった。
として真空ろう付けで組み立てたアルミニウム合金製熱
交換器コアにおいて、フィン材の表面積と水管又は他の
作動流体通路材の外側表面積との止どコアの耐食性との
関係を調べた結果、フィン材表面積が作動流体通路材の
外側表面積の２．５倍以上の場合、フィン材の犠牲陽極
効果が十分に得られることが分かった。
次いで、フィンのピッチとコアの耐食性との関係を調べ
たところ、フィンのピッチが１０ｔｉｌｌを越りとフィ
ン材の犠牲陽極効果が寄られないことが分かった。
たところ、フィンのピッチが１０ｔｉｌｌを越りとフィ
ン材の犠牲陽極効果が寄られないことが分かった。
本発明の（１）、（２）及び（３）は、以上の知見をも
って得たものであり、それら発明の要旨は、以下に記載
するとおりのものである。
って得たものであり、それら発明の要旨は、以下に記載
するとおりのものである。
（１１Ｓｉ：５０．４％、Ｆｅ ： ０．１０〜０．５
％、Ｃｕ：５０．２０％、Ｍｎ ： ０．７〜１．５％
、Ｚｎ：０．８〜１．２％、Ｌ ｉ ： ０．００５〜
０．２％、Ｃａ：ｏ、ｏｏａ〜０，１％、残部：実質的
にＡ１よりなる組成のアルミニウム合金を心材に、Ａｌ
−３ｉ系あるいはＡＩ −８１−Ｍｇ系のアルミニウム
合金ろうを皮材としたプレージングシートからなるフィ
ン材を、純△ｌ 、ＡＩ −Ｃｕ系、ＡＩ −１ｙｌｎ
系のアルミニウム合金からなる作動流体通路材と、前記
フィン材の表面積が前記作動流体通路材の外表面面積の
２．５倍以上であり、かつ前記フィン材のピッチが１０
１Ｂａ＋ｇ、下であるようにして組み合せ、１０’ Ｔ
ｏｒｒ ＩＪ下の雰囲気圧下でろう付けしてなることを
特徴とする耐食性が良好なアルミニウム合金製熱交換器
のコア。
％、Ｃｕ：５０．２０％、Ｍｎ ： ０．７〜１．５％
、Ｚｎ：０．８〜１．２％、Ｌ ｉ ： ０．００５〜
０．２％、Ｃａ：ｏ、ｏｏａ〜０，１％、残部：実質的
にＡ１よりなる組成のアルミニウム合金を心材に、Ａｌ
−３ｉ系あるいはＡＩ −８１−Ｍｇ系のアルミニウム
合金ろうを皮材としたプレージングシートからなるフィ
ン材を、純△ｌ 、ＡＩ −Ｃｕ系、ＡＩ −１ｙｌｎ
系のアルミニウム合金からなる作動流体通路材と、前記
フィン材の表面積が前記作動流体通路材の外表面面積の
２．５倍以上であり、かつ前記フィン材のピッチが１０
１Ｂａ＋ｇ、下であるようにして組み合せ、１０’ Ｔ
ｏｒｒ ＩＪ下の雰囲気圧下でろう付けしてなることを
特徴とする耐食性が良好なアルミニウム合金製熱交換器
のコア。
１２１ｓｉ：５０．４％、Ｆｅ ： ０．１０〜０．５
％、Ｃｕ ：５０．２０％、Ｍｎ ： ０．７〜１．５
％、ＺＯ；０．８〜１．２％、ｌ ｉ ： ０．００５
〜０．２％、Ｃａ ：０．００８〜０．１％、残部：実
質的にＡ１よりなる組成のアルミニウム合金からなるフ
ィン材を、Ａｌ−Ｍｎ系、ＡＩ −Ｍｎ−Ｃｕ系等のア
ルミニウム合金を心材に、Ａｌ−３ｉ系あるいはＡｍ−
８ｉ−ＩＶＨＩ系のアルミニウム台金ろうを皮材に、か
つＡｌ−Ｚｎ系、Ａｌ−８ｎ系等の犠牲陽極効果をもつ
アルミニウム合金を内皮材として構成した三重管からな
る水管材と、前記フィン材の表面積が前記水管材の外表
面面積の２，５倍以上であり、かつ前記フィン材のピッ
チが１０ｍｍ以下であるようにして組み合せ、１０’
７ ｏｒｒ以下の雰囲気圧下でろう付けしてなることを
特徴とする耐食性が良好なアルミニウム合金製ラジエニ
タのコア。
％、Ｃｕ ：５０．２０％、Ｍｎ ： ０．７〜１．５
％、ＺＯ；０．８〜１．２％、ｌ ｉ ： ０．００５
〜０．２％、Ｃａ ：０．００８〜０．１％、残部：実
質的にＡ１よりなる組成のアルミニウム合金からなるフ
ィン材を、Ａｌ−Ｍｎ系、ＡＩ −Ｍｎ−Ｃｕ系等のア
ルミニウム合金を心材に、Ａｌ−３ｉ系あるいはＡｍ−
８ｉ−ＩＶＨＩ系のアルミニウム台金ろうを皮材に、か
つＡｌ−Ｚｎ系、Ａｌ−８ｎ系等の犠牲陽極効果をもつ
アルミニウム合金を内皮材として構成した三重管からな
る水管材と、前記フィン材の表面積が前記水管材の外表
面面積の２，５倍以上であり、かつ前記フィン材のピッ
チが１０ｍｍ以下であるようにして組み合せ、１０’
７ ｏｒｒ以下の雰囲気圧下でろう付けしてなることを
特徴とする耐食性が良好なアルミニウム合金製ラジエニ
タのコア。
Ｇ１．Ｓｉ：≦ ０．４％、ｌ： ｅ ： ０．１０〜
０．５％、Ｃｕ ：５０．２０％、Ｍｎ：０．７〜１．
５％、ｚｎ：０．８〜１．２ ％、ｌ ｉ ： ０．０
０５〜０．２ ％、ｃａ ：ｏ、 ｏｏａ〜０．１％、
残部：実質的にＡ１よりなる組成のアルミニウム合金か
らなるフィン材を、同相酸のアルミニウム合金を内皮材
に、Ａｌ−Ｍｎ系、ＡＩ−ＭローＣｕ系等のアルミニウ
ム合金を心材に、Ａｌ−８ｉ系あるいはＡＩ −ｓ＋−
Ｍｌｌ系のアルミニウム合金ろうを外皮材としＣ構成し
た三ｉｌ！＜からなる水管材と、前記フィン材の表面積
が前記水管材の外表面面積の２．５倍以上であり、かつ
前記フィン材のピッチが１０ｍｍ以下であるようにして
和み合わせ、１０−２丁ｏｒｒ以下の雰囲気圧下でろう
付けしてなることを特徴とづる耐食性が良好なアルミニ
ウム合金製ラジェータのコア。
０．５％、Ｃｕ ：５０．２０％、Ｍｎ：０．７〜１．
５％、ｚｎ：０．８〜１．２ ％、ｌ ｉ ： ０．０
０５〜０．２ ％、ｃａ ：ｏ、 ｏｏａ〜０．１％、
残部：実質的にＡ１よりなる組成のアルミニウム合金か
らなるフィン材を、同相酸のアルミニウム合金を内皮材
に、Ａｌ−Ｍｎ系、ＡＩ−ＭローＣｕ系等のアルミニウ
ム合金を心材に、Ａｌ−８ｉ系あるいはＡＩ −ｓ＋−
Ｍｌｌ系のアルミニウム合金ろうを外皮材としＣ構成し
た三ｉｌ！＜からなる水管材と、前記フィン材の表面積
が前記水管材の外表面面積の２．５倍以上であり、かつ
前記フィン材のピッチが１０ｍｍ以下であるようにして
和み合わせ、１０−２丁ｏｒｒ以下の雰囲気圧下でろう
付けしてなることを特徴とづる耐食性が良好なアルミニ
ウム合金製ラジェータのコア。
以下、本発明（１）、（２）及び３）について詳しく説
明する。
明する。
まず、フィン材のＺｎ含有アルミニウム合金における成
分元素の意義は、次に記載するとおりである。
分元素の意義は、次に記載するとおりである。
Ｚｎ：フィンの電位を卑にして、その犠牲ＩＩｌ極効果
を高める。この効果は、添加量が下限より少ないと小さ
く、上限を越えるとフィンの自己腐食性を増す。
を高める。この効果は、添加量が下限より少ないと小さ
く、上限を越えるとフィンの自己腐食性を増す。
Ｌｌ、Ｃａ ：
高真空時にお（ブる。７ｎの蒸発を抑えるとともに、フ
ィン材の電位を卑にする。この効果は、添加間が下限よ
り少ないと小さく、上限を越えるとフィンの酸化性が増
えて、そのため自己腐食性を高める。
ィン材の電位を卑にする。この効果は、添加間が下限よ
り少ないと小さく、上限を越えるとフィンの酸化性が増
えて、そのため自己腐食性を高める。
Ｍｎ、Ｆｅ、Ｓｉ：
各成分とも材料の強度を高める。Ｍｌｌ。
１”ｅの添加量が下限Ｊ：り少ないとこの効果は小さく
、各成分とも上限を越すと成形加工性を悪くする。
、各成分とも上限を越すと成形加工性を悪くする。
Ｃｕ ：材料の強度を高める。しかし添加量が上限を越
すとフィン材の電位を高めるため、ｌｎの犠牲陽極効果
を損なう。
すとフィン材の電位を高めるため、ｌｎの犠牲陽極効果
を損なう。
このＺｎ含有アルミニウム合金は、真空中で加熱し！ζ
際にｚｎの蒸発がほぼ完全に抑制されるので、加熱後に
おいても犠牲陽極材の性能を保持することができる。し
たがって、この合金を熱交換器コアのフィン材に適用し
て、純ＡＩ 、Ａｌ−Ｃｕ系、ＡＩ −Ｍｎ系、ＡＩ
−１ｙｌｎ−Ｃｕ系等の耐食性アルミニウム合金からな
る作動流体通路と組み合わせて、１０’Ｔｏｒｒ以下の
真空雰囲気中でろう付けして得る、アルミニウム合金製
熱交換器のコアは、その構成材の外面にフィン材の犠牲
陽極効果によって良好な耐食性が与えられる。
際にｚｎの蒸発がほぼ完全に抑制されるので、加熱後に
おいても犠牲陽極材の性能を保持することができる。し
たがって、この合金を熱交換器コアのフィン材に適用し
て、純ＡＩ 、Ａｌ−Ｃｕ系、ＡＩ −Ｍｎ系、ＡＩ
−１ｙｌｎ−Ｃｕ系等の耐食性アルミニウム合金からな
る作動流体通路と組み合わせて、１０’Ｔｏｒｒ以下の
真空雰囲気中でろう付けして得る、アルミニウム合金製
熱交換器のコアは、その構成材の外面にフィン材の犠牲
陽極効果によって良好な耐食性が与えられる。
また、ラジェータにおけるコアの場合には、Ａｌ−Ｍｎ
系、ＡＩ −１ｙｌｎ−ＣＬＩ系等の耐食性アルミニウ
ム合金を心材に、Ａｌ−Ｚｎ系、ＡＩ −８ｎ系等の通
常の犠牲陽極材を内皮材に、かつＡｌ−３ｉ系、ＡＩ
−ｓ＋−Ｍｇ系等のアルミニウム合金ろうを外皮材とし
た三重管を水管材に用いることができる。この場合、三
重管の上記内皮材を、上記フィン材の本発明によるアル
ミニウム合金に代えることによって、ラジェータ・コア
の水管材は、その心材内面の耐食性が外面と共に良好と
なる。
系、ＡＩ −１ｙｌｎ−ＣＬＩ系等の耐食性アルミニウ
ム合金を心材に、Ａｌ−Ｚｎ系、ＡＩ −８ｎ系等の通
常の犠牲陽極材を内皮材に、かつＡｌ−３ｉ系、ＡＩ
−ｓ＋−Ｍｇ系等のアルミニウム合金ろうを外皮材とし
た三重管を水管材に用いることができる。この場合、三
重管の上記内皮材を、上記フィン材の本発明によるアル
ミニウム合金に代えることによって、ラジェータ・コア
の水管材は、その心材内面の耐食性が外面と共に良好と
なる。
しかして、フィン材表面積が水管材及び他の作動流体通
路の外表面の２．５倍以上であり、かつフィンのピッチ
が１０Ｉｌｌｌ以下であるように組み立てることにより
、コアに対してフィン材の犠牲陽極効果を有効に与える
ことができる。
路の外表面の２．５倍以上であり、かつフィンのピッチ
が１０Ｉｌｌｌ以下であるように組み立てることにより
、コアに対してフィン材の犠牲陽極効果を有効に与える
ことができる。
以下、本発明（１）、（２）、［３１の実施例を挙げる
。
。
実施例１
表１に示す合金を各個に心材とし、△１−１０％３ｉ−
０．６％Ｍｇのアルミニウム合金ろうをそれらの皮材と
したプレージングシートからなるフィン材のそれぞれと
、表２に示す各合金のそれぞれからなる作動流体通ｔＢ
月とを、表４に示すとおりの組み合わ１！並びに両者の
面積比とフィンのピッチで、５．Ｏｘ １Ｏ−６Ｔ ｏ
ｒｒにてろう付けして、１３ＴＩの熱交換器のコアに組
み立てた。
０．６％Ｍｇのアルミニウム合金ろうをそれらの皮材と
したプレージングシートからなるフィン材のそれぞれと
、表２に示す各合金のそれぞれからなる作動流体通ｔＢ
月とを、表４に示すとおりの組み合わ１！並びに両者の
面積比とフィンのピッチで、５．Ｏｘ １Ｏ−６Ｔ ｏ
ｒｒにてろう付けして、１３ＴＩの熱交換器のコアに組
み立てた。
このようにして組み立てた各熱交換器コアを下記の腐食
試験に供した。
試験に供した。
なお別に、各プレージングシートの心材及び各作動流体
通路の構成材について、その自然電極電位を３％ＮａＣ
ｌ水溶液中で飽和カロメル電極を基準電極として測定し
た。
通路の構成材について、その自然電極電位を３％ＮａＣ
ｌ水溶液中で飽和カロメル電極を基準電極として測定し
た。
材料の自然電極電位を表３に、熱交換器コアの腐食試験
の結果を表４に示す。
の結果を表４に示す。
ＣＡＳＳ試験： Ｊ Ｉ Ｓ Ｈ８６８１１，：準Ｌ；
、 １ケ月間試験を行なって、試験後の管の外 面から最大深さを測る。その０．２０ ＩｌｌＩＩ以下を良とする。
、 １ケ月間試験を行なって、試験後の管の外 面から最大深さを測る。その０．２０ ＩｌｌＩＩ以下を良とする。
交互浸漬試験： ３％ＮａＣｌ水溶液（１１Ｈ−３＞中
に４０″Ｃ×３０分浸漬し、次いで５゜’ＣＸ３０分乾
燥する操作を繰り返し て １ケ月間行ない、試験後の管外 面からの最大深さを測る。その ０．１１１Ｉｌｌ以下を良とする。
に４０″Ｃ×３０分浸漬し、次いで５゜’ＣＸ３０分乾
燥する操作を繰り返し て １ケ月間行ない、試験後の管外 面からの最大深さを測る。その ０．１１１Ｉｌｌ以下を良とする。
表 １ フィン材の合金
表 ３ 自然電８Ａ電位
表 ４ 腐食試験結果
表３に示すように、本発明によるフィン材の電位は作動
流体通路材のそれより著しく卑であり、真空加熱後にお
いてその変化はほとんど無い。したがって、真空加熱中
のＺｎの蒸発がほぼ完全に抑制されていることが明らか
である。これに対して比較合金によるものは、真空加熱
後に著しく電位が上がっており、ｚｎの蒸発が多量であ
ることが分かる。
流体通路材のそれより著しく卑であり、真空加熱後にお
いてその変化はほとんど無い。したがって、真空加熱中
のＺｎの蒸発がほぼ完全に抑制されていることが明らか
である。これに対して比較合金によるものは、真空加熱
後に著しく電位が上がっており、ｚｎの蒸発が多量であ
ることが分かる。
表４は、本発明（１）によるコアの耐食性が良好である
のに対し、比較例のコアは耐食性が著しく悪いことを示
している。なお、Ｎｏ、１２、Ｎｏ、１３は、コア材の
組み合わせ自体は本発明（１）に従っているが、面積比
とフィンピッチの１方又は両方が本発明（１）の条件を
外れている。
のに対し、比較例のコアは耐食性が著しく悪いことを示
している。なお、Ｎｏ、１２、Ｎｏ、１３は、コア材の
組み合わせ自体は本発明（１）に従っているが、面積比
とフィンピッチの１方又は両方が本発明（１）の条件を
外れている。
実施例２
表１の合金を各個にフィン材とし、表２の各合金を各個
に三重管とする水管材の心材に、これら心材の内皮材に
表１の各合金を用い、同じくその外皮材にＡｌ−１０％
５ｉ−０，６％ＭΩ合金ろうを用いて、これらのフィン
材と水管材とを表５に示すとおりの組み合わせ並びに両
者の面積比とフィンのピッチで、それぞれ５ｘ １Ｏ−
５Ｔ ｏｒｒでろう付けして１２種のラジェータ・コア
を組み立てた。なお、各フィンは肉厚が０，１１１Ｉ１
ｍｔで各水管材は肉厚０．４ＩＩＩＩｔ１幅１３．２ｍ
ｍ、高さ２．５ｍｍの偏平溶接管であり、そのクラツド
率は内皮材、外皮材ともに１０％とした。
に三重管とする水管材の心材に、これら心材の内皮材に
表１の各合金を用い、同じくその外皮材にＡｌ−１０％
５ｉ−０，６％ＭΩ合金ろうを用いて、これらのフィン
材と水管材とを表５に示すとおりの組み合わせ並びに両
者の面積比とフィンのピッチで、それぞれ５ｘ １Ｏ−
５Ｔ ｏｒｒでろう付けして１２種のラジェータ・コア
を組み立てた。なお、各フィンは肉厚が０，１１１Ｉ１
ｍｔで各水管材は肉厚０．４ＩＩＩＩｔ１幅１３．２ｍ
ｍ、高さ２．５ｍｍの偏平溶接管であり、そのクラツド
率は内皮材、外皮材ともに１０％とした。
このようにして得たラジェータ・コア１２種について下
記の腐食試験を実施した。この結果は表５に示すとおり
であった。
記の腐食試験を実施した。この結果は表５に示すとおり
であった。
腐食試験
ＣＡＳＳ試験 実施例１と同じ
交互浸漬試験
環流試験 ＡＳＴＭｘ１０＋１０Ｃｕ ” ” （１０
００ｐｐｍ＋ ＣＩ −，１ｏｏｏｐｐｎ ＨＣｏ ５
−１１０００１）ｌ）ＯＩ Ｓ Ｏ４−−，１０１）Ｉ
）ｉｆＣｕ＋＋）溶液を６０ｃｍ／ ｓｅｃの速度で水
管内に環流させる。これを２ケ 月間行なう。腐食は水管内面からの 腐食である。上記の試験と番よ別個に 行なう。
００ｐｐｍ＋ ＣＩ −，１ｏｏｏｐｐｎ ＨＣｏ ５
−１１０００１）ｌ）ＯＩ Ｓ Ｏ４−−，１０１）Ｉ
）ｉｆＣｕ＋＋）溶液を６０ｃｍ／ ｓｅｃの速度で水
管内に環流させる。これを２ケ 月間行なう。腐食は水管内面からの 腐食である。上記の試験と番よ別個に 行なう。
表 ５ ラジェータ・コアの祠わ１組み合わけと腐食試
験結果糸 フィン材面積／水管材外面積の比 表５によれば、本発明（２）又は［３１に係るラジェー
タ・コアのＮ００１〜ＮＯ３６はいづれも耐食性が良好
であり、特にＮ０８４〜Ｎ００６は、水管材の内皮材に
も本発明による／ｎ含有アルミニウム合金材を用いてい
るため、水管材の内面の耐食性が一段と良好であること
が分かる。
験結果糸 フィン材面積／水管材外面積の比 表５によれば、本発明（２）又は［３１に係るラジェー
タ・コアのＮ００１〜ＮＯ３６はいづれも耐食性が良好
であり、特にＮ０８４〜Ｎ００６は、水管材の内皮材に
も本発明による／ｎ含有アルミニウム合金材を用いてい
るため、水管材の内面の耐食性が一段と良好であること
が分かる。
これに対し、比較例中Ｎｏ、７とＮ ｏ、８は、水管材
の内皮材のみ本発明によるアルミニウム合金材からなる
ため、水管の内面の耐食性は良好であるが、外面の耐食
性は不良となっている。Ｎｏ、１０とＮ ｏ、１１は共
にフィン材が本発明によるアルミニウム合金材からなる
ものであるが、フィンピッチが本発明（２）、β）等で
限定するピッチ条件に従っていないので、共に水管の外
面耐食性が悪くなっていることが分かる。
の内皮材のみ本発明によるアルミニウム合金材からなる
ため、水管の内面の耐食性は良好であるが、外面の耐食
性は不良となっている。Ｎｏ、１０とＮ ｏ、１１は共
にフィン材が本発明によるアルミニウム合金材からなる
ものであるが、フィンピッチが本発明（２）、β）等で
限定するピッチ条件に従っていないので、共に水管の外
面耐食性が悪くなっていることが分かる。
効 果
本発明の（１）又は■による、真空ろう付けして組み立
てたアルミニウム合金製の熱交換器コア又はラジェータ
は、真空ろう付ｔプ中Ｚｎの蒸発をほぼ完全に抑止でき
る特定組成の７ｎ含有アルミニウム合金を、そのフィン
材に用いたものであり、該合金の犠牲陽極効果によって
、コアの耐食性は良好である。
てたアルミニウム合金製の熱交換器コア又はラジェータ
は、真空ろう付ｔプ中Ｚｎの蒸発をほぼ完全に抑止でき
る特定組成の７ｎ含有アルミニウム合金を、そのフィン
材に用いたものであり、該合金の犠牲陽極効果によって
、コアの耐食性は良好である。
本発明（３）による、真空ろう付けして組み立てたアル
ミニウム合金製ラジェータのコアは、上記アルミニウム
合金をフィン材に用いるとともに、水管材の内皮材にも
同合金を用いたものであり、コアの内面及び外面ともに
耐食性が良好である。
ミニウム合金製ラジェータのコアは、上記アルミニウム
合金をフィン材に用いるとともに、水管材の内皮材にも
同合金を用いたものであり、コアの内面及び外面ともに
耐食性が良好である。
特許出願人
住友軽金属工業株式会社
代理人 弁理士 小松 秀岳
代理人 弁即１ 旭 宏
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ［１１Ｓｉ：５０．４％、Ｆｅ ： ０．１０−０．５
％、Ｃｕ：５０．２０％、Ｍｎ ： ０，７〜１．５％
、Ｚｎ：０．８〜１．２％、ｌ ｉ ： ０．００５〜
０．２％、Ｃａ ：ｏ、ｏｏａ〜０．１％、残部：実質
的にＡ１よりなる組成のアルミニウム合金を心材′に、
Ａｌ−８ｉ系あるいはＡＩ −５ｔ−１１／ＩＱ系のア
ルミニウム合金ろうを皮材としたプレージングシートか
らなるフィン材を、純ＡＩ、Ａｌ−Ｃｕ系、Ａｌ−Ｍｎ
系のアルミニウム合金からなる作動流体通路材と、前記
フィン材の表面積が前記作動流体通路材の外表面面積の
２．５倍以上であり、かつ前記フィン材のピッチが１０
１ＤｌｌｌＪ：Ｊ、下であるようにして組み合せ、１０
’ Ｔｏｒｒ以上の雰囲気圧下でろう付けしてなること
を特徴とする耐食性が良好なアルミニウム合金製熱交換
器のコア。 （２１’Ｓｉ：５０．４％、Ｆｅ ： ０．１０〜０．
５ ％、Ｃｕ：≦０．２０％、Ｍｎ ＋ ０．７〜１．
５％、Ｚｎ二０．８〜１．２％、Ｌ ｉ ： ０．００
５〜０．２％、Ｃａ；ｏ、ｏｏａ〜０．１％、残部：実
質的にＡ１よりなる組成のアルミニ・クム合金からなる
フィン材を、ＡＩ−Ｍｌｌ系、Ａｌ −Ｍｌｌ−Ｃｕ系
等のアルミニウム合金を心材に、△１−８ｉ系あるいは
ＡＩ −３１−Ｍ１ｌｌ系のアルミニウム合金ろうを皮
材に、かつＡｌ−Ｚｎ系、Ａｌ−３ｎ系等の犠牲陽極効
果をもつアルミニウム合金を内皮材として構成した三重
管からなる水管材と、前記フィン材の表面積が前記水管
材の外表面面積の２．５倍以上であり、かつ前記フィン
拐のピッチが１０ＩＩＩ１１以下であるようにして組み
合せ、１０”’Ｔｏｒｒ以下の雰囲気圧下でろう付けし
てなることを特徴とづ”る耐食性が良好なアルミニウム
合金製ラジェータのコア。 ［３１Ｓｉ：５０．４％、Ｆｅ ： ０，１０〜０．５
％、Ｃｕ ： ５０．２０％、Ｍｎ ： ０．７〜１．
５ ％、Ｚｎ ：０．８〜１．２ ％、Ｌ ｉ ： ０
．００５〜０．２ ％、Ｃａ ：０．００８〜０．１％
、残部：実質的にＡ１よりなる組成のアルミニウム合金
からなるフィン材を、同組成のアルミニウム合金を内皮
材に、Ａｌ−Ｍｎ系、ＡＩ −Ｍｎ−Ｃｕ系等（７）
７ ／Ｌ。 ミニラム合金を心材に、Ａｌ−８ｉ系あるいはＡＩ −
ｓｉ−Ｍｊｌ系のアルミニウム合金ろうを外皮材として
構成した三重管からなる水管材と、前記フィン材の表面
積が前記水管材の外表面面積の２．５倍以上であり、か
つ前記フィン材のピッチが１０Ｉｌｌｌｌ以下であるよ
うにして組み合わ＠ 、 １Ｏ−２Ｔ ｏｒｒ以下の雰
囲気圧下でろう付けしてなることを特徴とする耐食性が
良好なアルミニウム合金製ラジェータのコア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5937684A JPS60205195A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 耐食性が良好なアルミニウム合金製熱交換器のコア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5937684A JPS60205195A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 耐食性が良好なアルミニウム合金製熱交換器のコア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60205195A true JPS60205195A (ja) | 1985-10-16 |
Family
ID=13111497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5937684A Pending JPS60205195A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 耐食性が良好なアルミニウム合金製熱交換器のコア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60205195A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5476725A (en) * | 1991-03-18 | 1995-12-19 | Aluminum Company Of America | Clad metallurgical products and methods of manufacture |
| US6957762B2 (en) * | 2003-02-10 | 2005-10-25 | Delphi Technologies, Inc. | Vacuum brazing method for aluminum-based material |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP5937684A patent/JPS60205195A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5476725A (en) * | 1991-03-18 | 1995-12-19 | Aluminum Company Of America | Clad metallurgical products and methods of manufacture |
| US5669436A (en) * | 1991-03-18 | 1997-09-23 | Aluminum Company Of America | Method of continuously casting composite strip |
| US6957762B2 (en) * | 2003-02-10 | 2005-10-25 | Delphi Technologies, Inc. | Vacuum brazing method for aluminum-based material |
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