JPS6020408B2 - 安定化したプロピレン系重合体組成物 - Google Patents
安定化したプロピレン系重合体組成物Info
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- JPS6020408B2 JPS6020408B2 JP50050623A JP5062375A JPS6020408B2 JP S6020408 B2 JPS6020408 B2 JP S6020408B2 JP 50050623 A JP50050623 A JP 50050623A JP 5062375 A JP5062375 A JP 5062375A JP S6020408 B2 JPS6020408 B2 JP S6020408B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は地下ケーブル中の銅線用気絶緑被覆組成物用と
して特に適する重合体組成物に関する。
して特に適する重合体組成物に関する。
これらの地下設置物中の絶縁電線は、水の侵入を止める
のに用いるべトロラタム(petrolatmm)や他
の軟質炭化水素媒体でその周囲をパッキングされている
が、このパッキングはポリマー被覆物の酸化及び熱劣化
を促進することが知られている。本発明は、この複雑な
環境中で用いるに卓越した絶縁被覆を与える安定化組成
物の開発を目的としている。更に詳しくは、本発明はポ
リマー成分の大部分がブロピレンからの譲導物であり、
三種の異なる安定剤をある臨界量で、普通でない濃度及
び割合でその組成物中に用いることにより、劣化に対し
絶縁保護をおどろくほど長く継続させる絶縁組成物に関
する。ポリエチレン、ポリプロピレン及びこれらの各種
のコポリマー及び/又は混合物の如きQーオレフィンポ
リマーが熱、酸化作用及び他の環境による影響により劣
化を受けやすいことは周知である。
のに用いるべトロラタム(petrolatmm)や他
の軟質炭化水素媒体でその周囲をパッキングされている
が、このパッキングはポリマー被覆物の酸化及び熱劣化
を促進することが知られている。本発明は、この複雑な
環境中で用いるに卓越した絶縁被覆を与える安定化組成
物の開発を目的としている。更に詳しくは、本発明はポ
リマー成分の大部分がブロピレンからの譲導物であり、
三種の異なる安定剤をある臨界量で、普通でない濃度及
び割合でその組成物中に用いることにより、劣化に対し
絶縁保護をおどろくほど長く継続させる絶縁組成物に関
する。ポリエチレン、ポリプロピレン及びこれらの各種
のコポリマー及び/又は混合物の如きQーオレフィンポ
リマーが熱、酸化作用及び他の環境による影響により劣
化を受けやすいことは周知である。
現実に数百という数の添加剤が、炭化水素を主体とする
材料中で上記の如き劣化の苛酷さを減少する性能を有す
るものとして当業者によって提案されている。そしてこ
れらの多くはある程度の効果をもって使用され、通常の
環境条件下で重合体製品の安定性を高めている。しかし
ながら、イソタクチツクポリプロピレン及びプロピレン
から主として誘導される他の結晶性ポリマーが工業的に
利用できるようになり、銅や他の金属からなる電導体の
絶縁に用いられるようになった後やがてこのような絶縁
組成物中に適当な量及び配合で前記の通常の熱安定剤及
び抗酸化安定剤を用いても十分な耐用寿命が得られない
ことが判明した。これらの失敗の原因をたどると、それ
は電導体中の銅又は他の金属の存在により生じる触媒的
相互作用に帰因することが判明した後、これらの絶縁材
料の早期劣化を、使用するプロピレン系ポリマー中にキ
レート化剤のごとき金属不活性化剤を添加することによ
り改善する方法が著しく進歩した。例えば、このような
方法にある種の有機ヒドラジド又はヒドラジン化合物を
用いることが米国特許第3,438,935号及び同第
3,484,285号明細書中に開示されている。これ
らの2件の先行公知技術から、これらの化合物を重合体
材料の重量に基づき約0.5%の濃度で、すなわち、上
記重合体材料中に含まれる最初の抗酸化安定剤の濃度と
ほぼ等しい量で用いることにより最良の結果が得られる
ことが明らかにされている。残念ながら、このように改
良したポリプロピレンを主体とする組成物を防水性地下
ケーブルアセンブリィに用いたときには、絶縁被覆の安
定性のレベル及びその期間は不充分となる。
材料中で上記の如き劣化の苛酷さを減少する性能を有す
るものとして当業者によって提案されている。そしてこ
れらの多くはある程度の効果をもって使用され、通常の
環境条件下で重合体製品の安定性を高めている。しかし
ながら、イソタクチツクポリプロピレン及びプロピレン
から主として誘導される他の結晶性ポリマーが工業的に
利用できるようになり、銅や他の金属からなる電導体の
絶縁に用いられるようになった後やがてこのような絶縁
組成物中に適当な量及び配合で前記の通常の熱安定剤及
び抗酸化安定剤を用いても十分な耐用寿命が得られない
ことが判明した。これらの失敗の原因をたどると、それ
は電導体中の銅又は他の金属の存在により生じる触媒的
相互作用に帰因することが判明した後、これらの絶縁材
料の早期劣化を、使用するプロピレン系ポリマー中にキ
レート化剤のごとき金属不活性化剤を添加することによ
り改善する方法が著しく進歩した。例えば、このような
方法にある種の有機ヒドラジド又はヒドラジン化合物を
用いることが米国特許第3,438,935号及び同第
3,484,285号明細書中に開示されている。これ
らの2件の先行公知技術から、これらの化合物を重合体
材料の重量に基づき約0.5%の濃度で、すなわち、上
記重合体材料中に含まれる最初の抗酸化安定剤の濃度と
ほぼ等しい量で用いることにより最良の結果が得られる
ことが明らかにされている。残念ながら、このように改
良したポリプロピレンを主体とする組成物を防水性地下
ケーブルアセンブリィに用いたときには、絶縁被覆の安
定性のレベル及びその期間は不充分となる。
その理由は明らかに絶縁化した電導体の囲りにパッキン
グした防水剤として用いたべトロラタム又は他の軟質炭
化水素充填剤による抽出作用である。例えば、主として
プロピレンから誘導され、かつ1重量%のヒンダードフ
ェノール型酸化防止剤及び1重量%のヒドラジド化合物
を含有する結晶性ポリマーを、銅の存在下で200oo
で差動熱量計中における促進熱酸化実験室的テストに基
づいて分析すると、抽出前は約100分であるのに対し
、85qoで8時間U.S.P.べトロラタムで抽出し
た後はわずか約10分の誘導期間を示した。本発明を要
約すると、本発明は、銅の存在下でしかもべトロラタム
や他の敏質炭化水素の可塑物又はゼリー状物にさらして
も高度の熱酸化安定性を維持している、プロピレン系重
合体組成物に関する。
グした防水剤として用いたべトロラタム又は他の軟質炭
化水素充填剤による抽出作用である。例えば、主として
プロピレンから誘導され、かつ1重量%のヒンダードフ
ェノール型酸化防止剤及び1重量%のヒドラジド化合物
を含有する結晶性ポリマーを、銅の存在下で200oo
で差動熱量計中における促進熱酸化実験室的テストに基
づいて分析すると、抽出前は約100分であるのに対し
、85qoで8時間U.S.P.べトロラタムで抽出し
た後はわずか約10分の誘導期間を示した。本発明を要
約すると、本発明は、銅の存在下でしかもべトロラタム
や他の敏質炭化水素の可塑物又はゼリー状物にさらして
も高度の熱酸化安定性を維持している、プロピレン系重
合体組成物に関する。
この予想外の効謀は三種の異なる安定剤を次の如き組合
せで用いることにより達成される。すなわち、これらの
安定剤は‘a}3(3′,5′−ジターシヤリーブチル
,4′ーヒドロキシフェニル)プロピオン酸のペンタェ
リスリトールテトラェステル、【b’N,N′″ジアセ
チール−N′,N″アジポイルジヒドラジド及び{c}
分子構造が、チオジプロピオン酸と一般式虫○−R−O
H(式中、Rは各々の−OHに結合した第一級炭素原子
を有するシクロアルキレン又は分枝アルキレン基である
)のグリコールとのェステル化反応により得られる内部
縮合単位から主として構成されているポリエステル化合
物である。更に、・銅及びべトロラタムの如き軟かし、
炭化水素媒体の両者の存在における耐酸化性の増強され
た相乗効果を確保するためには、上記の三成分を慎重に
後述する比率の濃度でポリプロピレン系物質に添加せね
ばならないことを知見した。しかして、成分‘bーすな
わちN,N…ジアセチルN′,N″アジポイルジヒドラ
ジドの濃度はプロピレン系重合体中の小割合の重量%で
あり、一方成分【刈まずっと多い量で、好ましくは成分
{b)の濃度の少なくとも2倍(及び通常は少なくとも
3倍)である。ポリエステル成分{cーの濃度は一般に
他2成分の中間、すなわち少なくとも成分‘b)の濃度
にほゞ等しくまた、実質的に成分【a}の濃度以下であ
るべきである。事実、上記タイプの耐酸化性の最大の相
乗効果は、実際的に興味あるプロピレン系重合体組成物
中において、‘a}成分の重量濃度が(cー成分の濃度
の2倍に近く、且つ‘b)成分の濃度の約4倍であると
きに達成される。次に本発明を詳述に説明し且つその好
ましい実施態様を説明する。
せで用いることにより達成される。すなわち、これらの
安定剤は‘a}3(3′,5′−ジターシヤリーブチル
,4′ーヒドロキシフェニル)プロピオン酸のペンタェ
リスリトールテトラェステル、【b’N,N′″ジアセ
チール−N′,N″アジポイルジヒドラジド及び{c}
分子構造が、チオジプロピオン酸と一般式虫○−R−O
H(式中、Rは各々の−OHに結合した第一級炭素原子
を有するシクロアルキレン又は分枝アルキレン基である
)のグリコールとのェステル化反応により得られる内部
縮合単位から主として構成されているポリエステル化合
物である。更に、・銅及びべトロラタムの如き軟かし、
炭化水素媒体の両者の存在における耐酸化性の増強され
た相乗効果を確保するためには、上記の三成分を慎重に
後述する比率の濃度でポリプロピレン系物質に添加せね
ばならないことを知見した。しかして、成分‘bーすな
わちN,N…ジアセチルN′,N″アジポイルジヒドラ
ジドの濃度はプロピレン系重合体中の小割合の重量%で
あり、一方成分【刈まずっと多い量で、好ましくは成分
{b)の濃度の少なくとも2倍(及び通常は少なくとも
3倍)である。ポリエステル成分{cーの濃度は一般に
他2成分の中間、すなわち少なくとも成分‘b)の濃度
にほゞ等しくまた、実質的に成分【a}の濃度以下であ
るべきである。事実、上記タイプの耐酸化性の最大の相
乗効果は、実際的に興味あるプロピレン系重合体組成物
中において、‘a}成分の重量濃度が(cー成分の濃度
の2倍に近く、且つ‘b)成分の濃度の約4倍であると
きに達成される。次に本発明を詳述に説明し且つその好
ましい実施態様を説明する。
本発明の特に興味あるポリマー組成物はそのポリマー成
分が2〜8の炭素原子(プロピレンがこれらモノマー成
分の大部分、すなわちプロピレンが全Q−オレフィン成
分の少なくとも6の重量%、好ましくは少なくとも75
%を占める)のQーモノオレフィン性紙肪族炭化水素か
ら主として譲導される組成物である。特に好ましい組成
物は、ホモ又はコポリマー状態の量のエチレンがその中
のプロピレンの約2%〜約25%である組成物、例えば
ェチンが全重量の約3〜約15%に相当するプロピレン
ベースの高結晶性共重合体である。第一のすなわち量の
多い安定剤【a)、すなわち3(3′,5′一ジターシ
ヤリーブチル,4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸
のペンタェリスリト−ルテトラェステルは重量で約0.
4〜約1.6%好ましくは約0.6〜約1.2%の濃度
で加えられる。
分が2〜8の炭素原子(プロピレンがこれらモノマー成
分の大部分、すなわちプロピレンが全Q−オレフィン成
分の少なくとも6の重量%、好ましくは少なくとも75
%を占める)のQーモノオレフィン性紙肪族炭化水素か
ら主として譲導される組成物である。特に好ましい組成
物は、ホモ又はコポリマー状態の量のエチレンがその中
のプロピレンの約2%〜約25%である組成物、例えば
ェチンが全重量の約3〜約15%に相当するプロピレン
ベースの高結晶性共重合体である。第一のすなわち量の
多い安定剤【a)、すなわち3(3′,5′一ジターシ
ヤリーブチル,4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸
のペンタェリスリト−ルテトラェステルは重量で約0.
4〜約1.6%好ましくは約0.6〜約1.2%の濃度
で加えられる。
第二の添加剤{b}、すなわちN,N肌ジアセチルN,
N′′アジポィルジヒドラジドの濃度は重量で約0.1
〜約0.4%、好ましくは約0.15%〜約3%の間に
保たれる。最後に、第三の添加剤‘d、すなわち線状内
部ポリエステル化合物の濃度は重量で約0.15〜0.
8%、好ましくは約0.3〜約0.6%の間で調節され
る。
N′′アジポィルジヒドラジドの濃度は重量で約0.1
〜約0.4%、好ましくは約0.15%〜約3%の間に
保たれる。最後に、第三の添加剤‘d、すなわち線状内
部ポリエステル化合物の濃度は重量で約0.15〜0.
8%、好ましくは約0.3〜約0.6%の間で調節され
る。
更に、前記した様に上記3種の添加剤の相対量を注意深
く調整して【a}の濃度を他又は【c}のいずれかの濃
度よりはるかに大とし、そして【c)の濃度を約{机こ
同等以下とする。
く調整して【a}の濃度を他又は【c}のいずれかの濃
度よりはるかに大とし、そして【c)の濃度を約{机こ
同等以下とする。
好ましくは、添加剤{c’‘ま‘b}より高濃度水準で
用い、また{a}の濃度は‘bーと‘c’を合計した濃
度より大である。理想的には‘a’:【c}:‘b}の
重量比率は約4:2:1である。本発明で用いる3種全
部の安定剤成分は、重合体組成物中で耐熱性及び耐酸化
性を向上させる能力があるものとして従来から考えられ
ていた莫大な数の有機化合物から選択された。従って、
本発明で用いる化合物の適切なる製法はすでに従来技術
で開示されている。しかして、成分‘a}の一般的な製
法はデックスター等の米国特許第3,285,855号
明細書中に開示されており、該明細書中には、更に同一
出願人による更に方法の詳細を開示する米国特許出願番
号第359,460号(1964.4.13.出願)も
参照されている。同様に成分‘b}‘ま、その製法と共
に米国特許第3,734,磯5号明細書中に開示されて
いる。最後に、米国特許3,590,056号明細書中
にはチオジプロピオン酸とグリコールを反応させ、本発
明の成分‘c}を構成するポリエステル化合物を特徴づ
ける基本構造と同類の線状内部架橋ポリエステルを形成
する方法が記載されている。これに関して、本発明の好
ましい成分‘c}の化合物は、米国特許第3,590,
056号明細書に特定的に記載されたチオジプロピオン
酸からなるほとんどのポリエステルに比較してより高分
子量である。
用い、また{a}の濃度は‘bーと‘c’を合計した濃
度より大である。理想的には‘a’:【c}:‘b}の
重量比率は約4:2:1である。本発明で用いる3種全
部の安定剤成分は、重合体組成物中で耐熱性及び耐酸化
性を向上させる能力があるものとして従来から考えられ
ていた莫大な数の有機化合物から選択された。従って、
本発明で用いる化合物の適切なる製法はすでに従来技術
で開示されている。しかして、成分‘a}の一般的な製
法はデックスター等の米国特許第3,285,855号
明細書中に開示されており、該明細書中には、更に同一
出願人による更に方法の詳細を開示する米国特許出願番
号第359,460号(1964.4.13.出願)も
参照されている。同様に成分‘b}‘ま、その製法と共
に米国特許第3,734,磯5号明細書中に開示されて
いる。最後に、米国特許3,590,056号明細書中
にはチオジプロピオン酸とグリコールを反応させ、本発
明の成分‘c}を構成するポリエステル化合物を特徴づ
ける基本構造と同類の線状内部架橋ポリエステルを形成
する方法が記載されている。これに関して、本発明の好
ましい成分‘c}の化合物は、米国特許第3,590,
056号明細書に特定的に記載されたチオジプロピオン
酸からなるほとんどのポリエステルに比較してより高分
子量である。
しかして、本発明で用いるポリエステルは少なくとも1
500好ましくは2000又はそれ以上の分子量を有す
るべきである。例えば理想的な分子量の範囲は約200
0〜約6000の間にあると考えられる。これらのポリ
エステルはチタニウムイソプロポキシドのようなヱステ
ル交換触媒の存在において、3,3−チオジプロピオン
酸とグリコールを普通にはほぼ化学量輪的量で反応させ
ることによってつくられる。
500好ましくは2000又はそれ以上の分子量を有す
るべきである。例えば理想的な分子量の範囲は約200
0〜約6000の間にあると考えられる。これらのポリ
エステルはチタニウムイソプロポキシドのようなヱステ
ル交換触媒の存在において、3,3−チオジプロピオン
酸とグリコールを普通にはほぼ化学量輪的量で反応させ
ることによってつくられる。
分子量の範囲はより一層高分子量を有するグリコールを
選ぶことによって増加させることができ、またその逆も
事実である。また分子量は一官能性の酸またはアルコー
ルのような連鎖停止剤、例えば酢酸、酪酸、ラウリル酸
、オレイン酸、ステアリン酸、メタノール、エタノール
、ブタノール、2−エチルヘキサノール、ステアリルア
ルコールなどの添加によって調節することもできる。例
えば、3,3−チオジプロピオン酸、1,4−シクロヘ
キサンジメタノールおよびステアリルアルコールを1:
1:0.2のモル比で、キシレン希釈剤中で約150℃
で7時間にわたって反応させると、生成するポリエステ
ルは約2200の分子量を有するが、モル比を1:1:
0.11に変えると、ポリエステルの分子量は約270
0まで増大する。1,4−シクロヘキサンジメタノール
の代りにネオベンチルグリコールのようなより一層低分
子量のグリコールを使用し、上記の反応体のモル比の1
:1:0.2で反応させると、生成するポリエステルは
約1750の分子量を有する。
選ぶことによって増加させることができ、またその逆も
事実である。また分子量は一官能性の酸またはアルコー
ルのような連鎖停止剤、例えば酢酸、酪酸、ラウリル酸
、オレイン酸、ステアリン酸、メタノール、エタノール
、ブタノール、2−エチルヘキサノール、ステアリルア
ルコールなどの添加によって調節することもできる。例
えば、3,3−チオジプロピオン酸、1,4−シクロヘ
キサンジメタノールおよびステアリルアルコールを1:
1:0.2のモル比で、キシレン希釈剤中で約150℃
で7時間にわたって反応させると、生成するポリエステ
ルは約2200の分子量を有するが、モル比を1:1:
0.11に変えると、ポリエステルの分子量は約270
0まで増大する。1,4−シクロヘキサンジメタノール
の代りにネオベンチルグリコールのようなより一層低分
子量のグリコールを使用し、上記の反応体のモル比の1
:1:0.2で反応させると、生成するポリエステルは
約1750の分子量を有する。
次に実施例をあげて本発明を更に説明し、上記三種の安
定剤成分のいかなる比率が、銅の如き金属性の酸化触媒
とべトロラタムの如き軟質炭化水素抽出剤の双方の影響
下においてポリプロピレンを主体とするポIJマー組成
物に高い安定性を付与するかを示す。以下のすべての実
施例中のすべての成分の濃度及び割合は重量基準である
。実施例で用いた実験法は以下の通りである。
定剤成分のいかなる比率が、銅の如き金属性の酸化触媒
とべトロラタムの如き軟質炭化水素抽出剤の双方の影響
下においてポリプロピレンを主体とするポIJマー組成
物に高い安定性を付与するかを示す。以下のすべての実
施例中のすべての成分の濃度及び割合は重量基準である
。実施例で用いた実験法は以下の通りである。
用いたベースポリマーはプロピレンとエチレンからなる
高結晶性コポリマーであり、そのエチレン分は12重量
%、密度は約9,230℃におけるメルトィンデックス
は約3夕/1肌inであった。試験片は、上記の秤量し
たコポリマーサンプルをある割合で粗合せた次の三種の
安定剤成分と共に実験用バンパーJ中で粉砕して調製し
た混合物から0.0254脚(10ミル)のプラーク(
plaque)を圧縮成形して調製した。‘a} 3(
3′,6一ジターシヤリーブチル,4′−ヒドロキシフ
ェニル)プ。
高結晶性コポリマーであり、そのエチレン分は12重量
%、密度は約9,230℃におけるメルトィンデックス
は約3夕/1肌inであった。試験片は、上記の秤量し
たコポリマーサンプルをある割合で粗合せた次の三種の
安定剤成分と共に実験用バンパーJ中で粉砕して調製し
た混合物から0.0254脚(10ミル)のプラーク(
plaque)を圧縮成形して調製した。‘a} 3(
3′,6一ジターシヤリーブチル,4′−ヒドロキシフ
ェニル)プ。
ピオン酸のペンタェリスリトールテトラエステル。(b
} N,N′′′ジアセチルN′,N″アジポイルジヒ
ドラジド(c)3,3′−チオジプロピオンとシクロア
ルキレン若しくは分枝アルキレングリコールとのェステ
ル化反応による縮合重合状反応生成物。
} N,N′′′ジアセチルN′,N″アジポイルジヒ
ドラジド(c)3,3′−チオジプロピオンとシクロア
ルキレン若しくは分枝アルキレングリコールとのェステ
ル化反応による縮合重合状反応生成物。
主たる全部の実施例中のグルコールは1,4−シクロヘ
キサンジメタノールであり、得られる線状ポリエステル
の平均分子量は約2000であった。
キサンジメタノールであり、得られる線状ポリエステル
の平均分子量は約2000であった。
後述するように成分【c}としては種々の化合物が用い
られた。テスト用組成物の相対安定性を次の促進老化方
法で測定した。
られた。テスト用組成物の相対安定性を次の促進老化方
法で測定した。
試験片(3.81弧×3.81加平方)をそれぞれの1
0ミルプラークから切り取った。各々の試験片をU.S
.P.グレードのべトロラタム中に85℃で8時間浸債
後、この試験片をきれいにふいて8500の空気循環炉
中に1鞘時間つり下げた。最後に、直径約0.64仇の
小さい円盤をこれらの抽出した試験片の各々から切り取
り、デュポン差動熱量計中の銅盤上に置き、そこで20
000に加熱し、純粋な酸素雰囲気中で示差熱分析を行
った。この分析から測定される如き急速な発熱酸化劣化
が始まるまでの誘導期間(分)は、地下ケーブル設置物
中におけるテスト組成物の相対的安定性を良く示す。実
施例 1 安定剤の全濃度を0.8%に一定に保ち、三種の個々の
安定剤成分の割合を変えて上記の方法で6種の組成物を
評価した結果を次表に示す。
0ミルプラークから切り取った。各々の試験片をU.S
.P.グレードのべトロラタム中に85℃で8時間浸債
後、この試験片をきれいにふいて8500の空気循環炉
中に1鞘時間つり下げた。最後に、直径約0.64仇の
小さい円盤をこれらの抽出した試験片の各々から切り取
り、デュポン差動熱量計中の銅盤上に置き、そこで20
000に加熱し、純粋な酸素雰囲気中で示差熱分析を行
った。この分析から測定される如き急速な発熱酸化劣化
が始まるまでの誘導期間(分)は、地下ケーブル設置物
中におけるテスト組成物の相対的安定性を良く示す。実
施例 1 安定剤の全濃度を0.8%に一定に保ち、三種の個々の
安定剤成分の割合を変えて上記の方法で6種の組成物を
評価した結果を次表に示す。
*印のバッチは(a}>‘b)及び‘aー>‘c}及び
≧{bーである。
≧{bーである。
実施例 2
実施例1と同様な方法で安定剤の総濃度を1.1%に一
定に保ち、その個々の成分の割合を変えて次の結果を得
た。
定に保ち、その個々の成分の割合を変えて次の結果を得
た。
*印のバッチは【aー>【b’及び{a)>(c}及び
(cーZ‘b}である。
(cーZ‘b}である。
バッチ7において成分【c)として3,3チオジプロピ
オン酸とネオベンチルグリコールの内部縮合で得られる
平均分子量が1500以上の線状ポリエステルを1一4
シクロヘキサソジメタノールポリエステルの代わりに用
いてバッチ7を繰返すと、DTA誘導期間は38分であ
った。
オン酸とネオベンチルグリコールの内部縮合で得られる
平均分子量が1500以上の線状ポリエステルを1一4
シクロヘキサソジメタノールポリエステルの代わりに用
いてバッチ7を繰返すと、DTA誘導期間は38分であ
った。
ところが3,3チオジプロピオン酸とエチレングリコー
ルのヱステル化で得た同機のポリエステルを別のバッチ
7′中で成分{c)として用いると、そのDTA譲導期
間はわずか20分であった。実施例 3 この実施例では、安定剤の総濃度を1.4%に保ち個々
の成分を変えて比較し、次の結果を得た。
ルのヱステル化で得た同機のポリエステルを別のバッチ
7′中で成分{c)として用いると、そのDTA譲導期
間はわずか20分であった。実施例 3 この実施例では、安定剤の総濃度を1.4%に保ち個々
の成分を変えて比較し、次の結果を得た。
*印のバッチは‘a}〉【b}及び{aー>【c}及び
【c}Z{b)である。実施例 4 同様なテストを、安定剤の総濃度を約1.6%として行
い、次の結果を得た。
【c}Z{b)である。実施例 4 同様なテストを、安定剤の総濃度を約1.6%として行
い、次の結果を得た。
*印のバッチは{a〕>【b}及び【a}>{cー及び
{dZ{b}である。
{dZ{b}である。
上記の実施例において、3,3−チオジプロピオン酸と
2,2,4,4テトラメチルシクロブテン1−3ジオー
ルとの英縮合により得られるほぼ同様の平均分子量の線
状ポリエステルを代わりに用いて実質的に等しい安定性
の結果を与えた。
2,2,4,4テトラメチルシクロブテン1−3ジオー
ルとの英縮合により得られるほぼ同様の平均分子量の線
状ポリエステルを代わりに用いて実質的に等しい安定性
の結果を与えた。
実施例 5この実施例では、安定剤の総濃度を約2%と
し個々の安定剤の割合を変えて比較を行い、下記の結果
を得た。
し個々の安定剤の割合を変えて比較を行い、下記の結果
を得た。
*印のバッチは【aー>【b}及び‘a)>{cー及び
{c’と【b}である。
{c’と【b}である。
上記の実施例を検討すれば、安定剤の全部を合わせた一
定の総量に対し個々の安定剤濃度を(al>‘b}及び
【a}>【c)及び【c’Z‘b}の通りに維持したと
きに前記のテスト条件下で得られる結果が、上記の個々
の成分の2又はそれ以上の相対量を逆にした場合に得ら
れるいずれの結果よりも著しく優れていることが解る。
定の総量に対し個々の安定剤濃度を(al>‘b}及び
【a}>【c)及び【c’Z‘b}の通りに維持したと
きに前記のテスト条件下で得られる結果が、上記の個々
の成分の2又はそれ以上の相対量を逆にした場合に得ら
れるいずれの結果よりも著しく優れていることが解る。
当業者にとっては自明のことであるが、本発明の基本的
概念による利点を有しつつ、本発明にいくつかの補助的
な要素を加えることにより多くの変型やその他の修正が
為し得る。例えば、本発明のプロピレンを主体とするポ
リマーは、プロピレンからなる各種のコポリマーやエチ
レンやブチレン等のモノマーによるホモポリマーとコポ
リマーを含む他のポリマー及び/又はコポリマーからな
るブレンド物でもよい。更に、少量の各種添加剤例えば
染料や顔料の如きその公知の特定の機能によりコードを
着色しその同定を単純化することや抗酸剤、紫外線吸収
剤等をある種の特別な用途にみられる潜在的に反対な性
質の添加剤の中和に使用することができる。勿論、本発
明の組成物の主たる用途は電気絶縁特にワイヤ−及びケ
ーブル被覆の分野にあることが重視されねばならない。
概念による利点を有しつつ、本発明にいくつかの補助的
な要素を加えることにより多くの変型やその他の修正が
為し得る。例えば、本発明のプロピレンを主体とするポ
リマーは、プロピレンからなる各種のコポリマーやエチ
レンやブチレン等のモノマーによるホモポリマーとコポ
リマーを含む他のポリマー及び/又はコポリマーからな
るブレンド物でもよい。更に、少量の各種添加剤例えば
染料や顔料の如きその公知の特定の機能によりコードを
着色しその同定を単純化することや抗酸剤、紫外線吸収
剤等をある種の特別な用途にみられる潜在的に反対な性
質の添加剤の中和に使用することができる。勿論、本発
明の組成物の主たる用途は電気絶縁特にワイヤ−及びケ
ーブル被覆の分野にあることが重視されねばならない。
Claims (1)
- 1 重量基準で大部分がプロピレンから誘導されたベー
スポリマーからなり、かつ、重量基準で(a)0.4〜
1.6%の、ペンタエリスリトールと3(3′,5′−
ジタ−シヤリ−ブチル、4′−ヒドロキシフエニル)プ
ロピオン酸のテトラエステル、(b)0.1〜0.4%
のN,N′″ジアセチルN′,N″アジポイルジヒドラ
ジド、および(c)0.15〜0.8%の3,3′チオ
ジプロピオン酸と一般式HO−R−OH(式中、Rはシ
クロアルキレン又は分枝アルキレン基であつてその中の
各−OH基に結合している炭素原子は第1級炭素である
)のグリコールとの縮合反応線状エステル化生成物、(
ただし、(a)の量は(b)または(c)のいずれの量
よりも大であり、且つ(c)の量は少なくとも(b)の
量とほぼ同量である)、からなる耐抽出性の安定性の安
定剤系を含む、銅の如き金属の存在においても高温での
劣化に高耐性を有する、安定化された、常温で固体の重
合体組成物。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US46440974A | 1974-04-26 | 1974-04-26 | |
US464409 | 1974-04-26 | ||
US05/526,085 US3951911A (en) | 1974-04-26 | 1974-11-22 | Stabilized propylene-based polymer compositions |
US526085 | 1974-11-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50148448A JPS50148448A (ja) | 1975-11-28 |
JPS6020408B2 true JPS6020408B2 (ja) | 1985-05-22 |
Family
ID=27040969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50050623A Expired JPS6020408B2 (ja) | 1974-04-26 | 1975-04-25 | 安定化したプロピレン系重合体組成物 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US3951911A (ja) |
JP (1) | JPS6020408B2 (ja) |
CA (1) | CA1053840A (ja) |
DE (1) | DE2517800A1 (ja) |
DK (1) | DK142423B (ja) |
FR (1) | FR2268828B1 (ja) |
GB (1) | GB1488076A (ja) |
NO (1) | NO144219C (ja) |
SE (1) | SE423845B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4049751A (en) * | 1976-04-26 | 1977-09-20 | Dart Industries Inc. | Extraction resistant polyolefin stabilizers |
JPS5573769A (en) * | 1978-11-27 | 1980-06-03 | Hitachi Cable Ltd | Adhesive composition and laminate using the same |
BR8002313A (pt) * | 1979-04-23 | 1980-12-02 | Eastman Kodak Co | Composicoes de poliolefinas |
US4233470A (en) * | 1979-07-06 | 1980-11-11 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Restorative material for antioxidant depleted polyolefin insulation |
GB2252324A (en) * | 1990-12-20 | 1992-08-05 | Bp Chem Int Ltd | Stabilizer composition |
US5981065A (en) * | 1992-05-26 | 1999-11-09 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Telephone cables |
WO1993024936A1 (en) * | 1992-05-26 | 1993-12-09 | Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation | Telephone cables |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1090264A (en) * | 1963-09-16 | 1967-11-08 | Eastman Kodak Co | Stabilizer compositions |
US3285855A (en) * | 1965-03-11 | 1966-11-15 | Geigy Chem Corp | Stabilization of organic material with esters containing an alkylhydroxy-phenyl group |
US3564076A (en) * | 1966-06-07 | 1971-02-16 | Argus Chem | Polymers stabilized with polyesters of thiodipropionic acid |
CH529803A (de) * | 1970-05-19 | 1972-10-31 | Ciba Geigy Ag | Verwendung von Diacyldihydraziden als Stabilisatoren für Polyolefine |
DE2041785C3 (de) * | 1970-08-22 | 1979-04-26 | Kabel- Und Metallwerke Gutehoffnungshuette Ag, 3000 Hannover | Thermoplastisches Mischpolymer zur Beschichtung von Metallen |
US3826781A (en) * | 1972-12-04 | 1974-07-30 | Union Carbide Corp | Primary insulation for waterproofed cable |
-
1974
- 1974-11-22 US US05/526,085 patent/US3951911A/en not_active Expired - Lifetime
-
1975
- 1975-04-18 GB GB16154/75A patent/GB1488076A/en not_active Expired
- 1975-04-21 CA CA22,088A patent/CA1053840A/en not_active Expired
- 1975-04-22 DE DE19752517800 patent/DE2517800A1/de not_active Withdrawn
- 1975-04-24 FR FR7512841A patent/FR2268828B1/fr not_active Expired
- 1975-04-24 DK DK178175AA patent/DK142423B/da unknown
- 1975-04-25 NO NO751495A patent/NO144219C/no unknown
- 1975-04-25 SE SE7504854A patent/SE423845B/xx unknown
- 1975-04-25 JP JP50050623A patent/JPS6020408B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE2517800A1 (de) | 1975-11-06 |
NO751495L (ja) | 1975-10-28 |
CA1053840A (en) | 1979-05-01 |
GB1488076A (en) | 1977-10-05 |
FR2268828A1 (ja) | 1975-11-21 |
FR2268828B1 (ja) | 1981-09-04 |
DK178175A (ja) | 1975-10-27 |
SE7504854L (sv) | 1975-10-27 |
NO144219C (no) | 1981-07-29 |
DK142423C (ja) | 1981-07-20 |
US3951911A (en) | 1976-04-20 |
SE423845B (sv) | 1982-06-07 |
NO144219B (no) | 1981-04-06 |
DK142423B (da) | 1980-10-27 |
JPS50148448A (ja) | 1975-11-28 |
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