JPS60203365A - 溶接ロボツト用溶接ト−チ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、溶接ロボット用溶接トーチに関するもので
あり、もう少し詳しくいうと、溶接ロボットのアーム部
に設けられた溶接ワイヤ送給装置からケーブルを貫通し
て、溶接トーチ先端のノズルへ溶接ワイヤが送給される
溶接ロボット用溶接トーチに関するものである。

〔従来技術〕

従来、この種の装置において、溶接トーチは直線状のも
のが多く、他方、溶接ワイヤの導入設定時の作業性を考
慮して曲線状にした溶接トーチもあるが、溶接ワイヤ送
給時の抵抗が大きくなり、溶接ワイヤに曲りぐせが生じ
、所定の溶接点から溶接ワイヤ先端が偏位し、溶接品質
を低下するという問題があった。

〔発明の概要〕

この発明は、以上の事情に着目してなされたもので、ロ
ーラな用いた小形密閉構造の溶接ワイヤ矯正装置を溶接
トーチノズルに結合し、溶接ワイヤ矯正装置のワイヤ導
入口に一定の曲げ半径のワイヤガイドを設けた構成によ
り、ワイヤ導入設定時の作業を容易にし、かつ、ワイヤ
の曲りぐせを矯正することができる溶接ロボット用溶接
トーチを提供する。

〔発明の実施例〕

以下、図面に示す一実施例によ・つてこの発明を説明す
ると、溶接ワイヤ矯正装置ｌは、中空密閉構造のホルダ
ー内にｌ対のローラ３．ダを可回転に支持、収納し、ホ
ルダλ外部から調整ネジ！を操作することにより位置調
整できる調整ローラ６をローラ３．ｑ間に配置、収納し
ている。ホルダコのワイヤ導入ロアには一定の半径Ｒで
彎曲した曲管でなるワイヤガイドｇが結合されており、
このワイヤガイドｇは銅のような金属でなり、外径がた
とえば／Ａｍｍ程度のものである。半径Ｒは１０〜ｌ−
〇　ｍの範囲が適当である。ホルダコのワイヤ導出口９
には直線状の溶接トーチノズル１０が結合されている。

溶接ワイヤ／／は、ワイヤ送給装置ｔ（図示せず）から
発してケーブル１２内を頁通し、ケーブル７．２に結合
されたワイヤガイドｇ。

溶接ワイヤ矯正装置ｌ１ｋｌを経て溶接トーチｔｏへ送
給される。

また、調整ロー２６による溶接ワイヤｉｔの彎曲の向き
とワイヤガイドざの曲りの向きとは略同じ向きになって
いる。

以上の構成により、ケーブル１２を貫通して溶接トーチ
ノズル１０へ送給される溶接ワイヤ／／の導入設定作業
は、彎曲したワイヤガイドｔを設けたことにより、溶接
トーチが直線状であっても容易に行うことができ、かつ
、溶接ワイヤ／／に生じる曲りぐせは、溶接トーチノズ
ル１０に直結した溶接ワイヤ矯正装置ｌによって矯正す
ることができる。

溶接ワイヤ矯正装［／は、調整ネジＳをホルダコの外部
から操作して調整ロー２６の位置をローラ３．’ｌの軸
心を結ぶ線と直角方向に変位させることにより、ローラ
３，１１間で溶接ワイヤ／／に適宜の彎曲を与えるもの
で、ホルダーが密閉構造であることから、溶接用ガスの
通路に兼用させることができる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明は、溶接ワイヤの曲り（３） ぐせを矯正する溶接ワイヤ矯正装置を浴接トーチノズル
忙直結１〜、溶接ワイヤ矯正装置のワイヤ導入口に一定
の曲率のワイヤガイドを結合したことにより、溶接トー
チへの溶接ワイヤ導入設定作業が容易で、かつ、溶接ワ
イヤの曲りぐせが矯正でき、作業性、溶接品質を向上す
る効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例の一部縦断側面図である。 ｌ・・溶接ワイヤ矯正装置、コ・・ホルダ、３゜グ・・
ローラ、Ｓ・・調整ネジ、６・・調整ローラ、？・・ワ
イヤ導入口、ｔ・・ワイヤガイド、？・・ワイヤ導出口
、ＩＯ・・溶接トーチノズル、ｔｉ・・溶接ワイヤ、ｌ
λ・・ケーブル。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　１対のローラとこのｌ対のローラ間に配置した
   調整ローラを収納した密閉形のホルダとでなる溶接ワイ
   ヤ矯正装置と、この溶接ワイヤ矯正装置のワイヤ導入口
   に結合され一定の半径で曲げた曲管でなるワイヤガイド
   と、前記溶接ワイヤ矯正装置のワ、イヤ導出口に結合さ
   れた溶接トーチノズルを備えてなる溶接ロボット用溶接
   トーチ。
2. （２）　ワイヤガイドの曲げ半径がｔｒｏ〜ｌコＯｍの
   範囲である特許請求の範囲第１項記載の浴接ｐボット用
   溶接トーチ。
3. （３）溶接ワイヤ矯正装置が溶接用ガスの通路を形成す
   る特許請求の範囲第１項記載の溶接ロボット用溶接トー
   チ。