JPS60203334A - 自動車のステアリングホイ−ル取付部材の製造方法および製造装置 - Google Patents

自動車のステアリングホイ−ル取付部材の製造方法および製造装置

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JPS60203334A
JPS60203334A JP5987484A JP5987484A JPS60203334A JP S60203334 A JPS60203334 A JP S60203334A JP 5987484 A JP5987484 A JP 5987484A JP 5987484 A JP5987484 A JP 5987484A JP S60203334 A JPS60203334 A JP S60203334A
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die
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forging
punch
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Terumoto Yamaguchi
山口 輝元
Ichiro Hattori
一郎 服部
Shinji Ozeki
尾関 眞治
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1L1 本発明は、自動車のステアリングホイールのホイールリ
ングをステアリングシャフトに連結するステアリングホ
イール取付部材の製造方法およびその製造装置に関する
ものである。
【L1順 自動車のステアリングホイールは、従来、第1図に示す
如く、長円弧のメインリング1に短円弧のサブリング2
を結合して円環状のホイールリング6とし、強度の弱い
サブリング2を運転者側に配置して事故発生時の衝撃力
を弱くするとともに、このホイールリング6をステアリ
ングホイール取付部材7を介してステアリングシャフト
(図示せず)に連結して構成する。上記成句部材7は、
ボスプレート3にボス5とスポーク4,4を溶接・固着
して構成し、ボス5の貫通穴5aに上記ステアリングシ
ャフトの上端を嵌合して上記貫通穴5aの穴周面のセレ
ーション5bによりステアリングシャフトとボス5とが
一体的に回転するとともに、上記スポーク4.4の各先
端をホイールリング6に溶接する。
従って、上記取付部材7がボス5、ボスプレート3およ
びスポーク4,4の合計4部品よりなるため、部品点数
が多く、各部材の組付のための溶接作業に手間がかかり
、コストアップの要因となっていた。
5− また、上記の如くボス5、ボスプレー1へ3およびスポ
ーク4.4の各部材間を溶接・固着しているため、溶接
の際の熱により各部材に歪みが生じ易く取付作業が困難
であり、その上、リング1.2とスポーク4,4とは同
一平面でなく、ボスプレー1〜3に対してスポーク4,
4は一定角度をなして取イ;jけられるため、組付の際
の歪み量が大きくなり易く、取付強度の信頼性が低いと
いった問題があった。
ルlと旺り一 本発明の目的は、上記スポーク、ボスプレートおよびボ
スを一部品として一体的に製造して、部品点数を減少で
きるとともに各部材間の取付作業を省略でき、かつその
取付精度を向上させることができて取付強度の信頼性を
向上させることができる自動車用ステアリングホイール
取付部材の製造方法および製造装置を提供することにあ
る。
の ・ ・ 上記目的を達成するために、本発明は、スポーク、ボス
およびボスプレートよりなる取付部材を6− 一部品として一体的に鍛造により製造して、各部材の取
付けの際の誤差をなくし、取イ」精度を向上させるよう
に構成した。すなわち、棒状被加工材から、ステアリン
グシャフトに嵌゛合する貫通穴を有するボス部と、該ボ
ス部より張出したボスプレー1〜部と、該ボスプレート
部より突出して先端部をステアリングホイールのホイー
ルリングに連結するスポーク部とを鍛造加工により一部
品として一体的に構成してなる自動車用ステアリングホ
イール取付部材を製造する方法にして、 所定寸法の上記棒状被加工材の軸方向略中央部を局部的
に所定温度まで加熱する工程と;上記被加工材をその軸
方向沿いに圧縮して略中央部に厚肉部を形成する据込鍛
造工程と;上記被加工材の両端部を曲げ鍛造して所定角
度に相互に開いた一対のスポーク部を形成する工程と; 上記被加工材の厚肉部にボス部を型鍛造するとともに該
ボス部より張出すようにボスプレート部を偏平に型鍛造
する工程と; 上記ボス部を所定形状に成形鍛造するどどもに上記被加
工材の上記各スポーク部をボスプレート部に対して所定
角度に曲げ鍛造する工程と;上記ボス部を貫通する穴を
穿設するとともに該貫通穴の内周面にセレーションを形
成する工程と;を順次行なうように構成した。
上記構成によれば、最初に棒状被加工材の略中央部を局
部的に所定温度まで加熱し、以後再加熱することなく上
記熱を利用して、熱間・温間鍛造によりボス部、ボスプ
レート部およびスポーク部を一体的に鍛造により形成す
るので、鍛造作業を連続的に行なえ製造コス]・を下げ
ることができかつ鍛造による過負荷も少ない。また、ボ
ス部、ボスプレート部およびスポーク部が一体的に一部
品として鍛造成形することができ、部品点数が減少して
コストダウンを図ることができる。さらに、各部材相互
間の取付作業が全く不要となり、取付誤差も生じること
がなく、各部材相互間の配置関係を高い精度に保持でき
かつその取付強度も大きくなり信頼性を向上させること
ができる。すなゎち、従来はボスとボスプレートと一対
のスポークを夫々別々に独立して製造し、相互に溶接で
取付けていたので、少なくとも4部材を必要とじかつ取
付の際の溶接の熱により例えばボスの取付穴の穴形が歪
んだりして、取付作業を精度よく行なうことが困難であ
った。これに対して本発明では、上述の上記の如く熱間
・温間鍛造によりボス部とボスプレート部とスポーク部
を一体的にかつ一部品として形成できるのでこれらの弊
害を完全に解消し得る。また、溶接による取付に比べて
制限が少なくなり、各部材相互間の配置関係を、自在に
設計することができる。
また、第2の発明は、据込鍛造装置と曲げ鍛造装置と型
鍛造装置と成形鍛造装置と穴抜き・セレーション形成装
置とを備えて、連続的にかつ効率よく上記ステアリング
ホイール取付部材を製造することができるように構成し
た。すなわち、棒状被加工材から、ステアリングシャフ
トに嵌合する貫通穴を有するボス部と該ボス部より張出
したボスプレート部と、該ボスプレート部より突出して
9− 先端部をステアリングホイールのホイールリングに連結
するスポーク部とを鍛造加工により一部品として一体的
に構成してなる自動車用ステアリングホイール取付部材
を製造する装置にして、軸方向中央部が加熱された上記
棒状被加工材を固定型に支持しかつ該固定型に可動型を
合わせて上記被加工材を挾持するとともに、上記被加工
材の軸方向沿いに該被加工材を圧縮して略中央部に厚肉
部を形成する据込鍛造装置と、 据込鍛造された上記被加工材の厚肉部を曲げダイスと曲
げ押え部材とで挾持するとともに、被加工材の両端部を
曲げパンチで曲げて相互に所定角度量いた一対のスポー
ク部を形成する曲げ鍛造装置と、 固定フレームに固着した第1ダイスに曲げ鍛造された上
記被加工材を支持し、該被加工材に可動フレームに固着
した型パンチを押圧し被加工材の厚肉部を第1ダイスの
ボス部形成用凹部内に圧入してボス部を形成するととも
に上記型パンチと第1ダイス間で偏平なボスプレート部
を上記ボス部10− より張出して形成する型鍛造装置と、 固定フレームに固着した第3ダイス内に第2ダイスを摺
動自在に嵌合し、型鍛造された被加工材を上記第2ダイ
スおよび第3ダイスに支持して、被加工材に、可動フレ
ームに固着した成形パンチを押圧し、上記ボス部を第2
ダイスのボス部成形用凹部内に挿入してボス部を成形す
るとともに上記各スポーク部を第3ダイスの各スポーク
部折曲用凹部内に挿入して各スポーク部をボスプレート
部に対して所定角度に折曲する成形鍛造装置と、固定フ
レームに固着した第4ダイスに成形鍛造された上記被加
工材を支持し、該被加工材に、可動フレームに固着した
パンチを押圧して、ボス部に貫通穴を穿設するとともに
該貫通穴周面にセレーションを形成する穴抜き・セレー
ション形成装置とを備えるように構成した。
上記構成によれば、上記据込鍛造装置で熱間鍛造を行な
い、ボス部およびボスプレート部を後に形成する厚肉部
を形成し、上記曲げ鍛造装置で上記被加工材の両端部を
夫々所定角度曲げてスポーク部を形成し、上記型鍛造装
置で上記厚肉部を型鍛造してボス部およびボスプレート
部を形成し、上記成形鍛造装置で上記ボス部の成形を行
なうとともに各スポーク部をボスプレート部に対して所
定角度折曲し、上記穴抜き・セレーション形成装置で上
記ボス部に貫通穴を開けるとともにその穴周面にセレー
ションを形成することができ、ボス部、ボスプレート部
およびスポーク部が一部品して一体的に鍛造形成できて
部品点数が減少し、製造コストが安くなる。またボス部
とボスプレート部などの各部材相互間の取付作業が全く
不要となって取付誤差が生じることがなく、各部材相互
間の配置関係を高い精度に保持でき、各部材相互間の取
付強度も大きくなり信頼性を向上させることができる。
すなわち、従来はボス部とボスプレート部とスポーク部
を夫々別々に製造し、相互に溶接で取付でいたため、ホ
イールリング取付部材毎に各部材相互間の取付精度にバ
ラ付きが生じていた。これに対して本発明では、上記装
置によればボス部とボスプレート部とスポーク部間の配
置関係を常に一定の精度に保持したホイールリング取付
部材を多量に生産することができる。また、溶接による
取付に比べて制限が少なくなり、各部材相互間の配置関
係を自在に設計することができる。
よって、上述の如く本発明は所期の目的を達成すること
ができる。
11に 以下に、本発明を第2図以下に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
本実施例に係る製造方法および製造装置により製造され
るステアリングホイール取付部材の一例を第2図に示す
。このステアリングホイール取付部材11は、例えば鉄
製鍛造品よりなり、ボス部13より張出してボスプレー
ト部14を形成する一方、上面両端部より一定角度立上
がりかつ相互に一定角度開いた一対のスポーク部12.
12を形成してなる。上記ボス部13はボスプレート部
14の中央部を貫通しかつその中央に貫通穴15を有し
かつその貫通穴15の内周面にセレーション19を形成
する厚肉円筒体よりなる。また、ボスプレート部13は
偏平13− 板であって、ボスプレート部14の下部に、樹脂プレー
ト21を取付けるか、またはボスプレート部14に一体
的に樹脂成形を行なって板状部を形成して、ホーンカバ
ーなどをボスプレート部14の上部に取付けるようにす
る。従って、ステアリングシャフト(図示せず)の両端
の連結部を上記貫通穴15およびセレーション19に嵌
合することにより、上記シャフトと上記ホイール取付部
材11が一体的に回動する。ボスプレート部14のボス
部周囲には、取付穴16.16を貫設して、ネジ等によ
り上記ステアリングシャフト上端にボスプレート部14
を連結固着する。さらに、上記スポーク部12.12は
夫々丸棒状であって、ボスプレート部14を二分する面
に対して、面対称にボスプレート部14より一定角度斜
め上方に立上がるように形成する。そしてその各端部に
、ホイールリング29のメインリング25とサブリング
26を接続するT型エルボ27の一端を連結して、ホイ
ールリング29をホイール取付部材11に支持する。
上記の如く構成されるステアリングホイール取14− 付部材11の製造方法の1実施例を第3,4図に示す。
本実施例に係る取付部材の製造方法は、全7エ程より構
成される。
すなわち、 第1工程は第3図(a )に示すスポーク形状に相当す
る鉄製等の丸棒状被加工材17を所定寸法に切断する。
次いで第2■程は、上記被加工材11の軸方向略中央部
を高周波加熱装置などにより例えば800℃以上まで局
部的に加熱する。以後の工程は、この余熱を利用して行
なう。
次いで第3工程は、第3図(b )に示す如く、上記被
加工材17を軸方向沿いに圧縮して、加熱された被加工
材17の略中央部に球状厚肉部18を形成するように据
込鍛造を行なう。
次いで第4工程は第3図(C)に示す如く、上記厚内部
18近傍で、被加工材17を、厚肉部18を部分する面
に対して面対称にかつ両部材間が所定角度開くように「
<」の字状に曲げ鍛造を行なって、スポーク部12.1
2を形成する。
次いで第5工程は第3図(d )および第4図(a )
に示す如く、700℃ぐらいになった上記厚肉部18を
円柱状ボス部13に型鍛造により形成し、かつ貫通穴形
成用小凹部20.20をボス部13の上面中央および下
面中央に夫々形成するとともに、該ボス部13の回りに
ボスプレート部14を偏平に型鍛造する。
次いで第6エ程は、第3図(0)および第4図(b)に
示す如く、ボスプレート部14及びボス部13が300
〜400℃ぐらいまで下がり、600℃の脆性域を通過
させて上記鍛造による歪みを除去した後、上記ボス部1
3をボスプレート部14に対して下方に延伸鍛造してボ
ス部13の成形を行なうとともに上記ボス部13の下面
に形成した上記小凹部20を軸方向上側に窪ませる。一
方、ボスプレート部14に対してスポーク部12.12
を所定角度傾斜させるように、上記各スポーク部12と
ボスプレート部14間の連結部分を一段曲げ鍛造して、
スポーク部12の成形を行なう。
次いで第7エ程は、第3図(f)および第4図(C)に
示すように、上記ボス部13およびボスプレート部14
の各凹部20を貫通せしめて貫通穴15を形成するとと
もに、該貫通穴15の内周面にプレス加工によりセレー
ション19を形成する一方、取付穴16をボスプレート
部14に貫設する。
このようにして、各工程を順次行なうことにより、ステ
アリングホイール取付部材11を製造することができる
次に、上記ステアリングホイール11の製造装置につい
て説明する。
本実施例に係る製造装置は、据込鍛造装置Aと曲げ鍛造
装置Bとボス部・ボスプレート部形成用型鍛造装@Cと
成形鍛造装置りと穴抜き・セレーション形成装置Eとよ
りなる。
上記据込鍛造装置Aは、第7.9図に示すように固定型
30に対して可動型31を接離自在とし、かつ該可動型
31の接離方向と直交する方向沿いに一対の据込パンチ
32.32を両型30.31の合せ面沿いに出入自在に
して構成する。上記固定型30および17− 可動型31の各合せ面には、棒状被加工材嵌合用凹部3
0b、31bと半球面状凹部30a、31aとを夫々備
える。上記各据込パンチ32は略丸棒体であって、上記
棒状被加工材嵌合用凹部30b、3Ib内に夫々出入自
在とする。よって、上記固定型30の棒状被加工材嵌合
用凹部30bおよび半球面状四部30aに上記棒状被加
工材17の半面を嵌合し、可動型31を固定型30に合
体させて被加工材17の残り半面を可動型31の棒状被
加工材嵌合用凹部31bおよび半球面状凹部31aに嵌
合して、被加工材17を両金型30,31で挾持し、被
加工材17の両端面を据込パンチ32゜32で被加工材
17の軸方向沿いに圧縮し、被加工材11の略中央部に
上記半球状凹部30a、31a内に膨出する球状厚肉部
18を形成する。
また、上記曲げ鍛造装MBは、第8.9図に示すように
、上記据込鍛造装置Aに連設してなり、据込鍛造された
被加工材17の両端部を夫々所定角度曲げてスポーク部
12.12を形成するものである。
本装置Bは、固定曲げダイス34に曲げ押え部材35と
曲げパンチ37を接離自在に備える。この曲げダ18− イス34は、その合せ面に被加工材17の厚肉部18を
嵌合する半球状凹部34aと、該凹部34aに連通しか
つ被加工材17の端部を折曲させる曲げ凹部34b。
34bを備える。上記曲げ押え部材35には、上記曲げ
ダイス34の半球状凹部34aに対応する半球状四部3
5aを備えて、被加工材17の球状厚肉部18を嵌合し
て挾持する。この曲げ押え部材35は、バネ36゜36
の付勢力で曲げダイス側に突出するように支持板38に
支持され、該支持板38の移動によりバネ36゜36の
付勢力で、被加工材17の球状厚肉部18を、曲げダイ
ス34の半球状凹部34aと曲げ押え部材35の半球状
凹部35a間に形成される球状空間内に嵌合する。すな
わち、上記球状空間より上記被加工材17の厚肉部18
がずれていれば、バネ36.36の付勢力を利用して強
制的に上記球状空間内に厚肉部18を嵌合させる。そし
て、支持板38が曲げダイス側にさらに移動してバネ3
6.36を収縮させて曲げ押え部材35を曲げダイス3
4に押圧することにより、被加工材17の厚肉部18を
曲げダイス34と曲げ押え部材35の両生球状凹部34
a、35a内に嵌合・挾持する。上記曲げパンチ37は
、曲げ押え部材35の外面を自在に摺動するように支持
板38に支持する。この曲げパンチ37は、曲げダイス
34の曲げ凹部34b。
34bに夫々対応する曲げ凹部37a、37aを備える
よって、曲げダイス34と曲げ押え部材35の両生球状
凹部34a、35a間に被加工材17の厚肉部18を嵌
合・挾持した状態で、曲げパンチ37を曲げダイス側に
移動させて、該曲げパンチ37の各曲げ凹部37bに被
加工材17の各端部を嵌合させ、曲げダイス34の各曲
げ凹部側にこの各端部を折曲させて、曲げダイス34と
曲げパンチ37の両曲げ凹部34b、37a間に被加工
材17の各端部を嵌合JることにJ:す、該各端部を厚
肉部18に対して所定角度に折曲して、スポーク部12
.12を形成する。尚、上記曲げパンチ37と曲げ押え
部材35間の各相対する而には係合部37b、35bを
夫々形成し、曲げ押え部材35が曲げパンチ31に何ら
規制されることなく曲げダイス側に移動し得る一方、曲
げパンチ37が曲げダイス34から遠ざかるときには、
上記両係合部37b、35bの係合により曲げパンチ3
7とともに曲げ押え部材35も遠ざかるようにする。
また、上記型鍛造装置Cは、第10図に示すように、固
定フレーム47に対して上下動自在な可動フレーム48
に上受圧板40を備えて、該上受圧板40の下面に、型
パンチすなわち棒状第1パンチ39と該第1パンチ39
の外周に嵌合した第2パンチ46と、を夫々備える一方
、上記固定フレーム47に上記上受圧板40に対向して
下受圧板44を備え、この下受圧板44上に上記第1パ
ンチ39および第2パンチ46に対向する第1ダイス4
1を備えて、固定フレーム47の第1ダイス41上に被
加工材17を支持し、可動フレーム48の第1パンチ3
9および第2パンチ46を下降させて、第1ダイス上の
被加工材17の型鍛造を行なう。上記第1ダイス41は
中央部に貫通穴41bを備える。この貫通穴41bは、
下受圧板44の中央貫通穴44aと連通し、両貫通穴4
1b、44a内には、エジェクトビン43を上下動自在
に嵌合する。このエジェクトビン43の上面は、第1ダ
イス41の上面より下方に位置して、ボス部形成用凹部
41aを第1ダイス41の中央部に形成する。上記固定
フレー21− ム47の下部には駆動シリンダ49を設け、このシリン
ダ49のピストンロッド49aの上昇により、下受圧板
44の貫通穴44a及び第1ダイス41の貫通穴41b
内に位置する上記エジェクトビン43を上昇させて、上
記ボス部形成用凹部り1a内の被加工材17を該凹部4
1aより上方に排出する。一方、上記可動フレーム48
に備えた第1パンチ39は、その下端部を上記四部41
aの内径より小径の略円錐台状とし、被加工材17のボ
スプレート部14の上面中央部に、貫通穴形成用凹部2
0を形成する。また、上記第2パンチ46は、その下面
中央部に突出部 46aを備えて、上記第1ダイス41
の平坦な上面との間でボスプレート部14を形成すると
ともに、上記突出部46aの周囲に一対のスポーク部嵌
合用凹部46b、46bを備え、該凹部46b、46b
と第1ダイス41上面との間でスポーク部12.12を
嵌合・支持する。尚、上記第1パンチ39の下面と上記
第2パンチ46の突出部46a下面との間の寸法りは、
次工程におけるボス部成形への影響から第2パンチ46
の中央突出部46a下面と第1ダイス41の上面間の寸
法Hより22− も大きくする。
また、上記成形鍛造装置りは、第11図に示すように、
固定フレーム57に対して上下動自在な可動フレーム5
3に上受圧板52を備えて、該」1受圧板52の下面に
、棒状第3パンチ50と該第3パンチ50の外周に嵌合
した第4パンヂ54とを夫々備える一方、上記固定フレ
ーム57に上記上受圧板52に対向して受圧板59を備
え、この下受圧板59上に上記第3パンチ50および第
4パンチ54に対向する筒状第2ダイス55、筒状第3
ダイス56および第5パンチ51を夫々備えて、固定フ
レーム57の第2.第3ダイス5!i、56上に被加工
材17を支持し、可動フレーム53の第3パンチ50お
よび第4パンチ54を下降させて、第2.第3ダイス5
5.56−にの被加工材17の成形鍛造を行なう。上記
第2ダイス55は、その中央貫通穴55a内にリングエ
ジェクタ60を外嵌した上記第5パンチ51を嵌合する
。この第2ダイス55は上記第3ダイス56内に上下動
自在に嵌合される。
上記第2ダイス55は、下受圧板59に対してバネ58
゜・・・、58の付勢力により、常時上端位置に付勢さ
れるとともに一ト記第2ダイス55の外周面に係合ビン
55bを突設して、第3ダイス56の内周面の係合溝5
6b内に嵌合し、第2ダイス55の上方への抜は止めを
行なう。上記第5パンチ51の円錐台状下端部は、リン
グエジェクタ60よりも上方に突出しかつ上端位置にバ
ネ付勢された第2ダイス55の上面よりも下方に位置せ
しめて、上記型鍛造■稈で形成されたボス部13を成形
するボス部成形用四部55cを備える。また、上記第3
ダイス56の上面には、湾曲凹部56aを備える。一方
、上記第3パンチ50は、円錐台状下端面を第4パンチ
54下端面よりも下方に突出せしめて、被加工材17の
ボス部13の上面中央部に貫通穴形成用凹部20の成形
を行なう。
上記第4パンチ54は、その下面に二段に湾曲した一対
の湾曲凹部54aを備えて、第3ダイス56のスポーク
部折曲用湾曲凹部56a、56aとの間で夫々スポーク
部12.12をボスプレート部14に対して所定角度折
曲する。よって、第2ダイス55の上記凹部55cおよ
びその平坦な上面に被加工材17のボス部13およびボ
スプレート部14とスポーク部12.12を支持し、第
3.第4パンチ50.54の下方への抑圧により、バネ
58.・・・、58を収縮させて第2ダイス55を第3
ダイス56に対して下降せしめ、第3パンチ50と第5
パンチ51により被加工材17のボス部13に貫通穴形
成用凹部20.20の成形を行なうとともに上記ボス部
13を所定寸法まで下方に延ばしてボス部13の成形を
行ない、第4パンチ54と第2ダイス55でボスプレー
ト部14の成形を行なう一方、第4パンチ54と第3ダ
イス56の各湾曲四部54a、56aにより各スポーク
部12をボスプレー1〜部14に対して所定角度折曲す
る。上記リングエジェクタ60の下方には、同軸上に駆
動シリンダ61を設け、この駆動シリンダ61のピスト
ンロッド61aを上昇せしめてリングエジェクタ60を
第5パンチ51に対して上昇させ、上記凹部55cに嵌
合した被加工材17のボス部13を上方に排出する。
また、上記穴抜き・セレーション形成装置Eは第12図
に示すように、固定フレーム74に対して上下動自在な
可動フレーム68に上受圧板69を備えて、該上受圧板
69の下面に棒状第6パンチ64およ25− び第7パンチ66.66を夫々備える一方、固定フレー
ム74に上記上受圧板69に対向して下受圧板73を備
え、この下受圧板73上に上記第6パンヂ64および第
7パンチ66.66に対向する第4ダイス71を備えて
、該第4ダイス71上に被加工材17を支持し、可動フ
レーム68の第6パンチ64および第7パンチ66.6
6を下降させて、被加工材17の貫通穴形成用四部20
.20を打ち抜いて貫通させ、貫通穴15を形成すると
ともに、ボスプレート部14に取付穴16゜16を形成
する。上記第4ダイス71は、その上面を平坦としてボ
スプレー1〜部14を支持するとともに、上記第6パン
チ64が嵌合する中央貫通穴71aを備え、その穴周面
上部にボス部嵌合用円状凹部71cを備えるとともに、
上記中央貫通穴71aの回りに上記第7パンチ66.6
6が嵌合する貫通穴71b、71bを備える。一方、上
記第6パンチ64はその円錐台状下端部64aで上記貫
通穴形成用凹部20,20を打ち抜くとともに、上記下
端部64aに連接する周面の所定箇所に、セレーション
形成部64bを備えて、被加工材17の上下の貫通穴形
成用四部20.20を貫26− 通させ、貫通穴15を形成するとともにその内周面にセ
レーション19を形成する。この第6パンチ64の周囲
の上受圧板下面には、第7パンチ支持板67を固着して
、第6パンチ64の周囲に第7パンチ66.66を夫々
垂下する。上記第7パンチ支持板67の下方には、バネ
70.・・・、70により下方に付勢された第7パンチ
ガイド65を上下動自在に備え、かつ該ガイド65の各
ガイド穴65aに上記各第7パンチ66の先端部を嵌合
する。よって、第7パンチガイド下面をボスプレート部
上面に当接し、可動フレーム68の下降によりバネ70
.・・・、70を収縮させて上記各ガイド穴65a沿い
に各第7パンチ66を下降させ、ボスプレート部14に
取付穴16を夫々貫通させる。尚、穴抜き・セレーショ
ン形成後の被加工材17は、第6パンチ64および第7
パンチ66.66とともに上方に移動するが、バネ70
.・・・、10により下方に付勢されたパンチガイド6
5が第6パンチ64および第7パンチ66.66から被
加工材17を下方に押し出すため、被加工材17は下方
に落下する。
上記構造に係るステアリングホイール取付部材製造装回
は以下の如く作動する。軸方向中火部が所定温度まで加
熱された棒状被加工材を、まず、据込鍛造装置Aの固定
型30の各凹部30a、30b、30bに嵌合支持する
。次いで、可動型31を固定型30に合わせて、上記被
加工材17を両型30.31で挾持づるとともに、被加
工材17の軸方向沿いに上記据込パンチ32.32で上
記被加工材17を圧縮して、高温加熱された被加工材1
7の略中央部に球状厚肉部18を形成する。そして、厚
肉部18を形成した後、固定型30に対して可動型31
を遠ざけ、被加工材17をその軸平行沿いに移動させて
、上記曲げ鍛造装置Bの曲げダイス34の半球面状凹部
34a内に嵌合する。
次いで、上記曲げ鍛造装fiBでは、曲げ押え部材35
を曲げダイス34に接触させて、曲げダイス34と曲げ
押え部材35の間で上記被加工材17の厚肉部18を嵌
合・挾持する。そして、曲げパンチ37を曲げダイス3
4側に接近させて、曲げパンチ37の凹部37aに上記
被加工材17の各端部を嵌合せしめて、該各端部を曲げ
ダイス34の各凹部34bに嵌合するように所定角度折
曲して、相互に所定角度を開いた一対のスポーク部12
.12を形成する。上記曲げ鍛造装置B内で曲げ鍛造さ
れた被加工材17は、曲げパンチ37が曲げダイス34
から遠ざかるとともに曲げ押え部材35も曲げダイス3
4から遠ざかり、被加工材17が排出されて型鍛造装置
Cに搬送される。
次いで、上記型鍛造装置Cでは、被加工材17を第1ダ
イス41上に支持する。すなわち、上記被加工材17の
厚肉部18を上記第1ダイス41の凹部41a内に嵌合
し、可動フレーム48を固定フレーム41に対して下降
させ、上記第1パンチ39により上記厚内部18の一部
を凹部41a内に圧入してボス部13を形成するととも
に、四部41a内に被加工材17が充満すれば、材料の
余剰分が各パンチ39.46と第1ダイス41間に流動
し、第1パンチ39および第2パンチ46により上記厚
肉部18を偏平状に変形してボスプレート部14を形成
する。そして、ボスプレート部14およびボス部13を
形成すると、可、動フレーム48を固定フレーム47に
対して上昇させるとともに、駆動シリンダ49を駆動し
てエジェクトビン4329− で上記被加工材17のボス部13を凹部41a内から排
出し、型鍛造された被加工材17を成形鍛造装置りに搬
送する。
次いで、成形鍛造装置りでは、上記被加工材17のボス
部13を第2ダイス55の凹部55c内に挿入・嵌合す
るとともにボスプレート部14下面を第2ダイス55の
上面に支持しかつ各スポーク部12を第2ダイス55上
面から第3ダイス56の各凹部56aを跨いだ状態で第
3ダイス56上面に支持する。そして、可動フレーム5
3を固定フレーム57に対して下降させ、上記第3パン
チ50および第4パンチ54の下降により第2ダイス5
5を第3ダイス50に対して下降させ、被加工材17を
下方に押圧して、各スポーク部12を折曲せしめるとと
もとに、ボスプレート部14及びボス部13の成形を行
なう。すなわち、ボス部13の下面の貫通穴形成用凹部
20内に上記第5パンチ先端部が嵌合しかつ上方に押圧
することにより、ボス部13を下方に延伸させる。そし
て、第2ダイス55が下降して第2ダイス55下面が下
受圧板60上面に接触すると、上記ボス部13下面に軸
方向30− に」三方に向って延びた貫通穴形成用凹部20が形成さ
れるとともに、両スポーク部12.12が第2ダイス5
5上面、第3ダイス56の四部56aおよび第3ダイス
56上面と第4パンチ54下面の湾曲凹部54aとの間
で挟着され、ボスプレート部14に対して所定角度合ス
ポーク部12が折曲した状態になる。その後、可動フレ
ーム53を固定フレーム57に対して上昇させるととも
に、駆動シリンダ61の駆動によりリングエジェクタ6
0を上昇せしめて、ボス部13の下部貫通穴形成用凹部
20内から上記第5パンチ51先端を抜きかつボス部1
3を第2ダイス55の凹部55C内より上方に排出し、
成形鍛造された被加工材を穴抜き・セレーション形成後
置Eに搬送する。
次いで、上記装置Eでは、被加工材17のボス部13を
上記第4ダイス71の凹部71c内に嵌合するとともに
ボスプレート部14下面を第4ダイス71の上面に支持
し、可動フレーム68を固定フレーム74に対して下降
させ、第7パンチガイド65下面および第6パンチ64
の下部先端部を上記上側貫通穴形成用凹部20内に嵌合
すると同時に上記第7バンチガイド65の下端面をボス
プレート部14上面に接触させる。そして、さらに可動
フレーム68を下降させて、第6パンチ64の先端部6
4aにより上下の貫通穴形成用凹部20,20を貫通せ
しめて貫通穴15を形成するとともに、該貫通穴15の
内周面に第6パンチ64の切削部64bによりセレーシ
ョン19を形成する。セレーション形成後に、第7パン
チガイド65の各ガイド穴65aより各第7パンチ66
がボスプレート部14に圧接・貫通して、取付穴16を
ボスプレート部14に夫々形成する。その後、可動フレ
ーム68が駆動フレーム74に対して上昇すると当初、
被加工材17は第6パンチ64の先端部おにび第7パン
チ66.66の各先端部に夫々貫通穴15および取付穴
16.16が嵌合されて、可動フレーム68と一体的に
被加工材17も上昇する。そして、収縮していたバネ7
0.・・・、70が復元することにより、第7パンチガ
イド65が下降して被加工材17を下方に押し下げる。
すなわち、第6パンチ64の下端に嵌合していたボス部
13の貫通穴19より第6パンチ64の下端部を上方に
抜き去るとともに、第7パンチ66、66を第7パンチ
ガイド65のガイド穴65a、65a内に収納すること
により各第7パンチ66の下端部が被加工材11の各取
付穴16内より完全に抜ける。従って、被加工材17は
、下方に落下する。このようにして、上記ステアリング
ホイール取付部材11は製造される。
上記第1発明の取付部材11の製造方法に係る実施例よ
れば、最初に棒状被加工材17の略中央部を局部的に高
温加熱し、以後は再び加熱を行なうことなく上記高熱を
利用して熱間・温間鍛造を順次行なうようにしたので、
各鍛造時における歪みの除去は温度降下とともに行なえ
、ボス部13、ボスプレート部14およびスポーク部1
2.12の相互間の配置関係を高精度に保持した状態で
取付部材17を製造することができるとともに、一部品
化により部品点数が少なくなり、かつ各部材取付作業が
不要となり取付誤差もなくなる。また、鍛造による一部
品化により、各部材取付部の強度の信頼性も向上する。
また、各部材相互間の配置関係を高精度に保持した取付
部材を多量にかつ斉一に製造す33− ることができ、製造コストを低下させることができる。
また、上記第2発明の取付部材11の製造装置に係る実
施例によれば、ボス部13、ボスプレート部14および
スポーク部12.12よりなるホイール取付部材11を
一部品として一体的に鍛造形成することができ、各部材
相互間の取付作業が不要となり取付誤差が全くなくなる
とともに、各部材間の配置関係を高精度に保持できかつ
各部材取付部の強度信頼性をも向上させることができ、
さらに、多量に効率よく製造することができる。また、
ボス部13およびボス部13の貫通穴15の形成を徐々
に行なうようにしたので、被加工材11に過負荷がかか
ることなく、歪みの少ないものを製造することができる
。また、各部材の形状および、ボスプレート部14に対
するスポーク部12.12の開き角度、および各スポー
ク部12.12間の開き角度についても、上記各装置に
よる鍛造によれば、高精度で同一物を製造することがで
きる。また、各部材相互間の配置関係は、溶接による取
付に比べて制限が少な34− くなり、自在に設計することができる。また、上記曲げ
鍛造装置Bにおいては、被加工材17の厚肉部18を曲
げ押え部材35と曲げダイス34で完全に嵌合・挾持し
てから各両端部の曲げパンチ37で行なってスポーク部
12.12を形成するようにしたので、スポーク部12
の形成誤差および聞き角度誤差が少なくなる。また、上
記成形鍛造装置りにおいては、第2ダイス55を第3ダ
イス56に対して上下動自在に備え、第2ダイス55の
凹部55c底面に第5パンチ51先端部を臨ませるよう
にするとともに第3ダイス56の上面に四部56aを形
成するようにしたので、被加工材17のボス部13の成
形を行なうと同時に各スポーク部12をボスプレート部
14に対して所定角度折曲することができ、製造効率を
上昇させることができるとともに被加工材17に過負荷
がかかることがない。
尚、上記第1.第2発明は、各実施例に限定されること
なくその他種々の態様で実施することができる。
例えば、第1発明に係る上記実施例において、棒状液加
111’17の略中央部に球状厚肉部18を据込鍛造す
る代りに、上記第5図(b)に示す如く、円錐台形状の
底面を合せた断面菱形状の厚内部22としてもよい。こ
の厚肉部22は、上記実施例と同様に鍛造されるが、上
記実施例の球状厚肉部18よりも上記厚内部22のほう
が厚肉であるため、ボスプレート部24を広幅に形成す
ることができる。また、上記第1の実施例に係る第3図
(C)において、上記厚肉部18を略四角板状に偏平に
して、上記変形例と同様にボスプレート部を広幅に形成
するようにしてもよい。
また、上記第2の発明に係る上記実施例において、上記
据込鍛造装置Aと曲げ鍛造装flBを第13図に示すよ
うにしてもよい。すなわち、上記据込鍛造装置Aにおい
ては、第7図に示すように被加工材17の軸方向沿いに
固定型30と可動型31の合せ面を形成したが、第13
図に示すJ:うに、被加工材17の軸方向とは直交する
方向沿いに固定型30′ と可動型31′の合せ面を形
成するようにしてもよい。また、据込パンチ32’ 、
 32’ を第7図に示す如く両可動型にすることなく
、一方の据込パンチ32′ を固定として被加工材17
の一端面に接触させる一方、他方の据込パンチ32′ 
を可動型として被加工材17の仙端面に接触させて据込
鍛造を行なうようにしてもよい。尚、この変形例におい
て、固定型30′もしくは可動型31′ 内に残る被加
工材17を排出するためのエジェクタを設ければ、据込
パンチ32’ 、 32’を両可動型にもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のステアリングホイール取付部材の説明図
、第2図は本発明の一実施例により製造されるステアリ
ングホイール取付部材の説明図、第3図(a)〜(f)
は順に第1発明に係るステアリングホイール取付部材の
製造工程の一実施例を示す説明図、第4図(a)、(b
)、(C)は夫々第3図(d >、(e )、(f )
における半断面側面図、第5図(a)〜(f)は上記第
1発明に係る他の実施例に係るステアリングホイール取
付部材の製造工程を示す説明図、第6図(a)。 (b)、(c)は夫々第5図(d)、(e)。 37− (f)における半断面側面図、第7図〜第12図は第2
発明に係る製造装置の一実施例を示し、第7図は据込鍛
造装置の一実施例に係る断面図、第8図は曲げ鍛造装置
の一実施例に係る縦断面図であって同図中■−■線より
上側は曲げ鍛造前を■−■線下側は曲げ鍛造後を夫々示
す縦断面図、第9図は上記据込鍛造装置および曲げ鍛造
i置の配置を示す説明図、第10図は型鍛造装置の一実
施例であって同図中X−X線右側は型鍛造前をX−X左
側は型鍛造後を夫々示す縦断面図、第 11図は成形鍛
造装置の一実施例であって同図中XI−XI線右側は線
形側造前をXI−XI線左側は成形鍛造後を夫々示す縦
断面図、第12図は穴抜き・セレーション形成装置の一
実施例であって同図中xm−x■線右側は穴抜き・セレ
ーション形成前を xn−xnn左左側穴抜き・セレー
ション形成後を夫々示す縦断面図、第13図は上記据込
鍛造装置の変形例であって同図中xm−xm線下側は据
込前をxm−xm線下側は据込後を夫々示す縦断面図で
ある。 38− 11・・・ホイールリング取付部材、12・・・スポー
ク部、13・・・ボス部、14・・・ボスプレース部、
15・・・貫通穴、17・・・被加工材、18・・・厚
肉部、19・・・セレーション、22・・・厚肉部、3
0・・・固定型、31・・・可°動型、32・・・据込
パンチ、34・・・曲げダイス、35・・・曲げ押え部
材、37・・・曲げパンチ、39・・・第1パンチ、4
1・・・第1ダイス、41a・・・第1四部、46・・
・第2パンチ、50・・・第3パンチ、51・・・第5
パンチ、54・・・第4パンチ、55・・・第2ダイス
、55c・・・凹部、56・・・第3ダイス、56a・
・・凹部、64・・・第6パンチ、66・・・第7パン
チ、71・・・第4ダイス。 特 許 出 願 人 株式会社 東海理化電機製作所 代 理 人 弁坤士 青白 葆 ばか2名39− 第5図(0) 第5図(b) 第5図(c) 第7図 12 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)棒状被加工材から、ステアリングシャフトに嵌合
    する貫通穴を有するボス部と、該ボス部より張出したボ
    スプレート部と、該ボスプレート部より突出して先端部
    をステアリングホイールのホイールリングに連結するス
    ポーク部とを鍛造加工により一部品として一体的に構成
    してなる自動車用ステアリングホイール取付部材を製造
    する自動車用ステアリングホイール取付部材の製造方法
    にして、 所定寸法の上記棒状被加工材の軸方向略中央部を局部的
    に所定温度まで加熱する工程と;上記被加工材をその軸
    方向沿いに圧縮して略中央部に厚肉部を形成する据込鍛
    造工程と;上記被加工材の両端部を曲げ鍛造して所定角
    度相互に開いた一対のスポーク部を形成する工程と;上
    記被加工材の厚肉部にボス部を型鍛造するとともに、該
    ボス部より張出すようにボスプレー1・部を偏平に型鍛
    造する工程と; 上記ボス部を所定形状に成形鍛造するとともに上記被加
    工材の上記各スポーク部を上記ボスプレート部に対して
    所定角度に曲げ鍛造する工程と:上記ボス部を貫通する
    穴を穿設するとともに該貫通穴の内周面にセレーション
    を形成する工程と;を順次行なうようにした自動車用ス
    テアリングホイール取付部材の製造方法。
  2. (2)棒状被加工材から、ステアリングシャフトに嵌合
    する貫通穴を有するボス部と、該ボス部より張出したボ
    スプレート部と、該ボスプレート部より突出して先端部
    をステアリングホイールリングのホイールリングに連結
    するスポーク部とを鍛造加工により一部品として一体的
    に構成してなる自動車用ステアリングホイール取付部材
    を製造する自動車用ステアリングホイール取付部材の製
    造装置にして、 軸方向中央部が加熱された上記棒状被加工材を固定型に
    支持しかつ該固定型に可動型を合わせて上記被加工材を
    挾持するとともに、上記被加工材の軸方向沿いに該被加
    工材を圧縮して略中央部に厚肉部を形成する据込鍛造装
    置と、 据込鍛造された上記被加工材の厚肉部を曲げダイスと曲
    げ押え部材とで挟持するとともに、被加工材の両端部を
    曲げパンチで曲げて相互に所定角度量いた一対のスポー
    ク部を形成する曲げ鍛造装置と、 固定フレームに固着した第1ダイスに曲げ鍛造された上
    記被加工材を支持し、該被加工材に、可動フレームに固
    着した型パンチを押圧し被加工材の厚内部を第1ダイス
    のボス部形成用凹部内に圧入してボス部を形成するとと
    もに上記型パンチと第1ダイス間で偏平なボスプレート
    部を上記ボス部より張出して形成する型鍛造装置と、固
    定フレームに固着した第3ダイス内に第2ダイスを摺動
    自在に嵌合し、型鍛造された上記被加工材を上記第2ダ
    イスおび上記第3ダイスに支持して、該被加工材に、可
    動フレームに固着した成形パンチを押圧し、上記ボス部
    を第2ダイスのボス部成形用凹部内に挿入してボス部を
    成形するとともに上記各スポーク部を第3ダイスの各ス
    ポーク部折曲用凹部内に挿入して各スポーク部をボスプ
    レート部に対して所定角度に折曲づる成形鍛造装置と、 固定フレームに固着した第4ダイスに、成形鍛造された
    上記被加工材を支持し、該被加工材に、可動フレームに
    固着したパンチを押圧して、ボス部に貫通穴を穿設する
    とともに該貫通穴周面にセレーションを形成する穴抜き
    ・セレーション形成装置とを備えるようにしたことを特
    徴とする自動車用ステアリングホイール取付部材の製造
    装置。
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