JPS60202793A - 硫黄酸化物を含有する排水の処理方法 - Google Patents
硫黄酸化物を含有する排水の処理方法Info
- Publication number
- JPS60202793A JPS60202793A JP59056252A JP5625284A JPS60202793A JP S60202793 A JPS60202793 A JP S60202793A JP 59056252 A JP59056252 A JP 59056252A JP 5625284 A JP5625284 A JP 5625284A JP S60202793 A JPS60202793 A JP S60202793A
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- JP
- Japan
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- ozone
- cod
- waste water
- treatment
- wastewater
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- Pending
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/72—Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation
- C02F1/78—Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation with ozone
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はチオ硫酸、ジチオン酸のような硫黄酸化物イ
オンを含み緩慢な経時変化により酸化してｐＨが低下す
る排水の処理方法に関する。
オンを含み緩慢な経時変化により酸化してｐＨが低下す
る排水の処理方法に関する。
上記のような硫黄酸化物含有排水としては湿式排煙脱硫
排水が知られているが、この他に銅、亜鉛等を含有する
硫化鉱等から銅および亜鉛を分離して浮遊させる選鉱工
程でＳ０２ガスを使用することがあるが、この際Ｓの一
部は酸化して例えばチオン酸イオンが生成する。このよ
うな選鉱排水は一般には使用′試薬のために弱アルカリ
性で放流されるが、河川に放流すると排水後数日乃至数
千円の流下あるいは滞留後、徐々に酸化して河川のｐＨ
が低下し、ついには酸性側になり、生物の生息を阻害す
る等の問題を惹きおこす場合がある。
排水が知られているが、この他に銅、亜鉛等を含有する
硫化鉱等から銅および亜鉛を分離して浮遊させる選鉱工
程でＳ０２ガスを使用することがあるが、この際Ｓの一
部は酸化して例えばチオン酸イオンが生成する。このよ
うな選鉱排水は一般には使用′試薬のために弱アルカリ
性で放流されるが、河川に放流すると排水後数日乃至数
千円の流下あるいは滞留後、徐々に酸化して河川のｐＨ
が低下し、ついには酸性側になり、生物の生息を阻害す
る等の問題を惹きおこす場合がある。
従来このような場合には、排水を沈殿池、ダム等に貯留
して、そこに長期間放置している間に、自然に排水のｐ
Ｈが下がるのを待ち、これをアルカリ剤等で中和処理を
行なった後放流していた。この方法では沈殿池、ダム等
に大きな面積が必要となり、また長期間かかるなどの欠
点があった。
して、そこに長期間放置している間に、自然に排水のｐ
Ｈが下がるのを待ち、これをアルカリ剤等で中和処理を
行なった後放流していた。この方法では沈殿池、ダム等
に大きな面積が必要となり、また長期間かかるなどの欠
点があった。
この発明は上記の欠点を解消し、小面積の設備で、短時
間で放流後の排水がｐＨ低下を起さないように処理する
ことのできる排水の処理方法を提供することを目的とす
るものである。
間で放流後の排水がｐＨ低下を起さないように処理する
ことのできる排水の処理方法を提供することを目的とす
るものである。
発明者等は上述の如く選鉱排水が、放流後ｐＨが低下す
る原因が排水中のチオ硫酸やジチオン酸のような硫黄化
合物の酸化反応にあることを究明し、この酸化反応の促
進方法につき鋭意検討の結果、酸化剤としてオゾンを空
気と共に吹き込んで排水中のＣＯＤを６１以下とした後
アルカリ土類金属ればそれ以降放置しても最早ｐＨはそ
れ程低下しないことを見出して本発明に到達した。
る原因が排水中のチオ硫酸やジチオン酸のような硫黄化
合物の酸化反応にあることを究明し、この酸化反応の促
進方法につき鋭意検討の結果、酸化剤としてオゾンを空
気と共に吹き込んで排水中のＣＯＤを６１以下とした後
アルカリ土類金属ればそれ以降放置しても最早ｐＨはそ
れ程低下しないことを見出して本発明に到達した。
本発明においては、オゾンを吹き込んで排水中のＣＯＤ
を６ｗ＠／を以下とすることを条件とする力（、これは
後述する実施例で示すように、ＣＯＤが６ｗｔ／Ｌ以上
ではオゾン処理後略中性まで中和処理を行なっても長期
間放置後ｐＨがかなり低下することが認められるが、Ｃ
ＯＤを６ｑ／を以下とすれば一般にｐＨはもはや６．５
以下に低下する虞れがない。
を６ｗ＠／を以下とすることを条件とする力（、これは
後述する実施例で示すように、ＣＯＤが６ｗｔ／Ｌ以上
ではオゾン処理後略中性まで中和処理を行なっても長期
間放置後ｐＨがかなり低下することが認められるが、Ｃ
ＯＤを６ｑ／を以下とすれば一般にｐＨはもはや６．５
以下に低下する虞れがない。
本発明の実施にはチオ硫酸、ジチオン酸またはこれらに
類する硫黄酸化物イオンを含む排水ヲ、例えば反応塔の
ような容器に入れてオゾン含有空気を液中に吠き込んで
極力長時間気液接触が行なわれるようにしてオゾンとの
反応効率を高めるようにすることが鼠ましい。処理済の
排水のＣＯＤを６ｄ以下とするには未処理水のＣ”ＯＤ
の値から経験的にオゾン吹込量、処理時間を仮定して行
なえば比較的容易に目標値に到達することができる。
類する硫黄酸化物イオンを含む排水ヲ、例えば反応塔の
ような容器に入れてオゾン含有空気を液中に吠き込んで
極力長時間気液接触が行なわれるようにしてオゾンとの
反応効率を高めるようにすることが鼠ましい。処理済の
排水のＣＯＤを６ｄ以下とするには未処理水のＣ”ＯＤ
の値から経験的にオゾン吹込量、処理時間を仮定して行
なえば比較的容易に目標値に到達することができる。
以下、実施例によって本発明を説明する。
実施例１
カナダＡ鉱山産出の銅亜鉛硫化鉄鉱石の浮遊選鉱廃水で
５Ｏ４−１３００１１、５２０３−６５１ｔ、 ５Ｏｓ
−８４１ｔを含有しｐＨ８，５、ＣＯＤ ４８１１のも
の１５００−を直径５５ＩＩＩＩｌ高さ１１４５ ｍの
オゾン反応塔に入れてオゾン０．４３容量％を含む空気
を塔下部から４０分間吹き込んだところ、この廃水のＣ
ＯＤは５．８ ｗｅｔ 。
５Ｏ４−１３００１１、５２０３−６５１ｔ、 ５Ｏｓ
−８４１ｔを含有しｐＨ８，５、ＣＯＤ ４８１１のも
の１５００−を直径５５ＩＩＩＩｌ高さ１１４５ ｍの
オゾン反応塔に入れてオゾン０．４３容量％を含む空気
を塔下部から４０分間吹き込んだところ、この廃水のＣ
ＯＤは５．８ ｗｅｔ 。
ｐＨ２，１となった。その後廃液を取り出して消石灰を
添加攪拌してｐｎを８．６とし、そのｒ液を５００ ｄ
のビーカーに入れて放置してｐＨの経時変化を測定した
。一方、ｐＨ８，５の原廃水をそのま一ビーカーに入れ
て放置したときのｐＨも同様に測定した。ｐＨの経時変
化の結果を第１表に示す。
添加攪拌してｐｎを８．６とし、そのｒ液を５００ ｄ
のビーカーに入れて放置してｐＨの経時変化を測定した
。一方、ｐＨ８，５の原廃水をそのま一ビーカーに入れ
て放置したときのｐＨも同様に測定した。ｐＨの経時変
化の結果を第１表に示す。
第１表
実施例２
実施例１と同じ廃水にオゾンの反応効率を高めるため消
石灰を加えてｐＨを１１．１とした後、実施例１と同様
にオゾン反応塔へ入れてオゾンを吹き込んだ。吹き込み
開始後１５分でＣＯＤは５．９１ｔ。
石灰を加えてｐＨを１１．１とした後、実施例１と同様
にオゾン反応塔へ入れてオゾンを吹き込んだ。吹き込み
開始後１５分でＣＯＤは５．９１ｔ。
ｐＨ２，５となった。その後廃液を取り出して消石灰を
添加攪拌してｐＨを８．８とし、そのＰ液をビーカーに
入れて放置しｐＨの経時変化を測定した。一方、ｐＨを
１１．１に調整した廃水をそのま＼ビーカーに入れて放
置したときのｐＨも同時に測定した。
添加攪拌してｐＨを８．８とし、そのＰ液をビーカーに
入れて放置しｐＨの経時変化を測定した。一方、ｐＨを
１１．１に調整した廃水をそのま＼ビーカーに入れて放
置したときのｐＨも同時に測定した。
ｐＨの経時変化の結果を第２表に示す。
第２表
上記実施例１及び２の結果から、未処理のものは経時後
のｐＨ低下が顕著であるが、オゾン処理をしたものは長
期間放置してもｐＨはあまり低下しないことが判る。
のｐＨ低下が顕著であるが、オゾン処理をしたものは長
期間放置してもｐＨはあまり低下しないことが判る。
実施例３
カナダＡ鉱山産出の銅亜鉛硫化鉄鉱石の浮遊選鉱廃水で
８０４−１５００”Ｉ／Ｚ、 ｓ！ｏａ−７０ｗｔ、
８０ｓ−ｓｏｍを含有し、ＰＨ８，４、ＣＯＤ ４８．
５９２−のちの各１５００−を実施例１と同じ反応塔に
入れてオゾン０．４３容量％を含む空気を５〜６０分間
吹き込んだ後取出して処理水のＣＯＤを測定し、次いで
これを消石灰でｐＨ８，１〜８．５まで中和し、そのｆ
液を５００−のビーカーに入れて放置してｐＨの経時変
化を測定した。結果を第３表に示す０ 第３表 第３表の結果から、オゾン吹き込み処理後のＣＯＤを６
１を以下とすれば長期間放置後もｐＨは殆んど低下しな
いことが判る〇 特許出願人：住友金属鉱山株式会社 代 理 人：弁理士 海 津 保 三 同 ：弁理士 平 山 −幸
８０４−１５００”Ｉ／Ｚ、 ｓ！ｏａ−７０ｗｔ、
８０ｓ−ｓｏｍを含有し、ＰＨ８，４、ＣＯＤ ４８．
５９２−のちの各１５００−を実施例１と同じ反応塔に
入れてオゾン０．４３容量％を含む空気を５〜６０分間
吹き込んだ後取出して処理水のＣＯＤを測定し、次いで
これを消石灰でｐＨ８，１〜８．５まで中和し、そのｆ
液を５００−のビーカーに入れて放置してｐＨの経時変
化を測定した。結果を第３表に示す０ 第３表 第３表の結果から、オゾン吹き込み処理後のＣＯＤを６
１を以下とすれば長期間放置後もｐＨは殆んど低下しな
いことが判る〇 特許出願人：住友金属鉱山株式会社 代 理 人：弁理士 海 津 保 三 同 ：弁理士 平 山 −幸
Claims (1)
- チオ硫酸、ジチオン酸またはこれらに類する硫黄酸化物
イオ郵を含む排水中にオシ・を含む空気を吠き込んで該
排水中のＣＯＤを６Ｖｔ以下にした後アルカリで中和す
ることを特徴とする硫黄酸化物を含有する排水の処理方
法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59056252A JPS60202793A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 硫黄酸化物を含有する排水の処理方法 |
| CA000476998A CA1254311A (en) | 1984-03-26 | 1985-03-20 | Method of treatment effluents containing sulfur oxides |
| US06/714,259 US4584107A (en) | 1984-03-26 | 1985-03-21 | Method of treating effluents containing sulfur oxides |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59056252A JPS60202793A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 硫黄酸化物を含有する排水の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60202793A true JPS60202793A (ja) | 1985-10-14 |
Family
ID=13021888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59056252A Pending JPS60202793A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 硫黄酸化物を含有する排水の処理方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4584107A (ja) |
| JP (1) | JPS60202793A (ja) |
| CA (1) | CA1254311A (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5145585A (en) * | 1990-02-09 | 1992-09-08 | Coke Alden L | Method and apparatus for treating water in a cooling system |
| GB9102403D0 (en) * | 1991-02-05 | 1991-03-20 | Stone & Webster Eng Ltd | Spent caustic treatment |
| US5073273A (en) * | 1991-05-22 | 1991-12-17 | Trw Vehicle Safety Systems, Inc. | Treatment of azide containing waste |
| US5268104A (en) * | 1992-07-09 | 1993-12-07 | Stone & Webster Engineering, Corp. | Process for treating and regenerating spent caustic |
| DE4325803A1 (de) * | 1993-07-31 | 1995-02-02 | Bruno Bachhofer | Verfahren zur Aufbereitung von organisch belastetem Wasser |
| GB2312672B (en) * | 1996-05-01 | 1998-10-28 | Stone & Webster Eng Ltd | Spent caustic treatment |
| US5842408A (en) * | 1997-04-17 | 1998-12-01 | Kabushiki Kaisha Doutor Coffee | Coffee brewing package unit |
| US6974545B1 (en) | 2000-02-23 | 2005-12-13 | Ag Formulators, Inc. | Method for treating a work material |
| CN105439209B (zh) * | 2015-11-12 | 2017-01-18 | 同济大学 | 一种红土镍矿中和废酸后制备臭氧氧化催化剂γ‑FeOOH的方法 |
| US11286183B2 (en) | 2015-11-19 | 2022-03-29 | Envirosystems Inc. | System and method for treatment of spent caustic wastewater |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5412147A (en) * | 1977-06-29 | 1979-01-29 | Mitsubishi Electric Corp | Cleaning-up of waste water containing nitrous ions |
| JPS55147193A (en) * | 1979-05-07 | 1980-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | Treatment process for waste water containing thiosulfate |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL88127C (ja) * | 1952-09-18 | |||
| US4024220A (en) * | 1975-08-25 | 1977-05-17 | Uop Inc. | Flue gas scrubbing and conversion of calcium sulfite to calcium sulfate |
| JPS5252871A (en) * | 1975-10-28 | 1977-04-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Method of treating exhaust gas |
| DE2556328C2 (de) * | 1975-12-13 | 1982-06-03 | Hoechst Ag | Verfahren zur Wasserbehandlung |
-
1984
- 1984-03-26 JP JP59056252A patent/JPS60202793A/ja active Pending
-
1985
- 1985-03-20 CA CA000476998A patent/CA1254311A/en not_active Expired
- 1985-03-21 US US06/714,259 patent/US4584107A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5412147A (en) * | 1977-06-29 | 1979-01-29 | Mitsubishi Electric Corp | Cleaning-up of waste water containing nitrous ions |
| JPS55147193A (en) * | 1979-05-07 | 1980-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | Treatment process for waste water containing thiosulfate |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4584107A (en) | 1986-04-22 |
| CA1254311A (en) | 1989-05-16 |
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