JPS60202773A

JPS60202773A - 夾雑物選別装置

Info

Publication number: JPS60202773A
Application number: JP5647284A
Authority: JP
Inventors: 佐竹　利彦
Original assignee: Satake Engineering Co Ltd
Current assignee: Satake Engineering Co Ltd
Priority date: 1984-03-23
Filing date: 1984-03-23
Publication date: 1985-10-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は夾雑物選別装置の改良に関する。

機械化農業の普及に伴い、収穫された原料穀物には、ビ
ニール紐、藁屑、木片または粉塵。

−外片、細粒などの大小の夾雑物が可成りの量混入され
る状態である。この原料穀物の穀類、雑穀等を調製加工
機等に直接供給した場合は、前記夾雑物が調製加工機の
流動行程に停留または挟着し、その流路を閉塞して均量
的な穀粒流動を阻止したり、また混入した軽量夾雑物が
周囲に飛散して作業環境を悪化する等の弊害を生ずるも
のである。

本発明は上記の諸欠点に鑑み、原料穀粒の供給行程と選
別篩の排出行程から穀粒または選別整粒に混入する大小
の軽量夾雑物をそれぞれ効率的に吸集して排除し、また
選別篩の傾斜度の調節を簡易にして各種穀粒とそれに混
入する各種夾雑物の分離作用を円滑化して選別性能を増
大し、以、つて、調製加工作業に好適で、粉塵等の飛散
しない良質穀物の量産を確実に達成する高性能な夾雑物
選別装置を開発して提供せんとするものである。

本発明を実施例図について説明する。第１図は、供給筒
１を機壁面に設けた選別用機箱２の内部上側に横設した
懸吊装置３に振動篩４を吊設した夾雑物選別装置であり
、前記懸吊装置３は、機枠２の対向する両側内壁面に一
対の支点軸５．５をそれぞれ設けると共に、各支点軸５
゜５に横架状挺子杆６，６を上下回動自在にそれぞれ軸
着し、各挺子杆６．６の両側杆端部に、弾性ばねから成
る吊杆７，７と調節用摺動板８゜８をそれぞれ固着し、
各摺動板８，８に対し機枠２の側壁面に設けた調節用案
内溝９．９に移動自在に嵌入した締着用ねじ１０．１０
をそれｉ　ぞれ締付して各挺子杆６，６の傾斜角を任意
角度に調節して固定するように形成し、また、前記振動
篩４は、無数の通孔１１・・・をそれぞれ設け、かつ、
その下段板面よりも上段板面の通孔径を大にした複数個
の多孔壁選別板１２Ａ、１２Ｂおよび無孔壁の底壁板１
２Ｃを重合して一体的に篩体となし、最下段の底壁板１
２Ｃの裏面に設けた支点部１３と、振動装＠１４の偏心
部を連結杆１５によって連結すると共に、篩体の側枠面
１６．１６に前記梃子杆６，６に設けた各吊杆７・・・
の下端部をそれぞれ連結して篩体を吊架するようにし、
１７は最上段の選別板１２Ａに設けた粗大夾雑物排出口
、１８は選別板１２Ｂに設けた整粒排出口、１９は底壁
板１２Ｃに設けた細粒などの細小夾雑物排出口、２０は
整粒排出樋である。そして、前記選別用機箱２の機壁面
に排ＩＩＩ機（図示してない）に連絡した排風筒２１を
設けると共に、該排風筒２１と機箱内部に設けた夾雑物
排出コンベア２２を備えた集塵室２３を一体的に連結し
、また前記供給筒１の内部に複数個の流穀板２４を設け
ると共に、該ホッパー１と機箱内部に設けた除塵筒２５
を一体的に連結し、該除塵［２５と前記集塵室２３を風
雪２６によって連結すると共に、前記集塵室２３に設け
た集塵用開口２７と前記振動篩４に設けｌｃ整粒排出口
１８を回路２８によって連結しである。

上述の構成であるから、大小各種の夾雑物を混入した原
料穀粒は、供給筒１がら除塵筒２５を介して選別１４に
流下して供給されると共に、該篩４面に供給された穀粒
は、振動装置１４がらの振動作用によって篩分され、通
孔径の大ぎい最上段の選別板１２Ａ面に粗大な夾雑物（
例えばビニール紐、藁屑、木片等）は上載されると共に
、該夾雑物は頭上状に流動して排出側の粗大夾雑物排出
口１７がら機外に排出され、また前記穀粒中の整粒およ
び細粒等の細小夾雑物は選別板１２Ａ面に設けた多孔壁
の各通孔１１・・・を脱出して下部の選別板１２Ｂに流
下すると共に、その通孔径より大きい整粒は該選別板１
２Ｂを頭上状に流動して排出側の整粒排出口１８から排
出され、また、その通孔径より小さい夾雑物は選別板１
２Ｂ面に設けた各通孔１１・・・から脱出して下部の底
壁板１２Ｇに流下すると共に、該底壁板１２Ｇを頭上状
に流動して排出側の細小夾雑物排出口１９がら機外に排
除される。

この選別作用の途上において、前記供給筒１から除塵筒
２５に流下する原料穀粒に混入する大形の軽量夾雑物は
、排風Ｉ１ｍ（図示してない）の吸引力により風管２６
を介して集塵室２３に吸集され、また、前記選別篩４の
多孔壁選別板１２Ｂの整粒排出口１８から流出する整粒
に混入した極細形の夾雑物（選別作用中に発生して付着
または混入する微塵・粉塵等）は風路２８を介して集塵
用開口２７がら集塵室２３に吸集され、前記風管２６お
よび風路２８によって吸集された各夾雑物は、集塵室２
３内で上流する風に抗して自重により寮内底部に落下し
て集められると共に、夾雑物排出コンベア２２により搬
送されて機外に排出され、また、前記整粒排出口１８に
おいて実施される風路２８により風選して夾雑物を完全
に除去された整粒は整粒排出樋２０を滑流して機外に取
出されることになる。

特許請求の範囲第（３）項のものは、前記供給筒１が、
その筒体内に流穀板２４・・・を備えているので、穀粒
が流穀板の板端から流出する際に、軽量の夾雑物が空間
に浮遊して横方向に吸集されるから、選別板面の流動に
困難性のあるビニール紐等の大形の夾雑物の成果排除を
簡単に実施でき、後行程の選別板での粒形選別作用を円
滑化しその選別能率を向上できる効果がある。

特許請求の範囲第（４）項のものは、前記懸吊装置３が
、選別篩４面の傾斜角を調節する横架状挺子杆６，６を
備えているので、選別篩の傾斜選別面の調節が簡単、か
つ正確に実施でき、各種形状の穀粒に応じた選別作用を
円滑化し、その選別精度を確実に増大できる効果がある
。

このように本発明の夾雑物選別装置は、選別１　篩を内
蔵した選別用機箱の内部に特有構造の懸吊装置と集塵装
置とを設けたので、原料穀粒の供給行程と選別篩の排出
行程から穀粒に混入する大小軽量夾雑物をそれぞれ効率
的に吸集して排除でき、また選別篩の傾斜度の調節を簡
易にして各種穀粒とそれに混入する各種夾雑物の分離作
用を効率的に、かつ円滑化して選別性能を大幅に増大で
き、調製加工作業に好適で、粉塵等の飛散のない良質穀
粒の量産を確実に達成できる等の効果を奏するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例図である。第１図は本装置の側断
面図、第２図はその横架状挺子杆の平面図、第３図はそ
の要部の斜視図である。１・・・供給筒　２・・・選別用機箱３・・・懸吊装置　４・・・振動篩５・・・支点軸　６・・・横架状挺子杆７・・・吊杆　
８・・・調節用摺動板９・・・調節用案内溝　１０・・・締着用ねじ１１・・
・通孔　１２Ａ、１２Ｂ・・・多孔壁選別板１２Ｃ・・
・底壁板　１３・・・支点部１４・・・振動装置　１５
・・・連結杆１６・・・側枠面　１７・・・粗大夾雑物
排出口１８・・・整粒排出口　１９・・・細小夾雑物排
出口２０・・・整粒排出樋　２１・・・排ｊ虱筒２２・
・・夾雑物排出コンベア２３・・・集塵室　２４・・・流穀板２５・・・除塵筒　２６・・・風管２７・・・集塵用開口　２８・・・風路特許出願人株式会社佐竹製作所

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、供給筒を機壁面に設けた選別用機箱の内部上側
に構渠した懸吊装置に振動篩を吊設し、前記機壁面に排
風機に連絡した排風筒を設けると共に、該排風筒と機箱
内部に設けた夾雑物排出コンベアを備えた集塵室を一体
的に連結し、前記供給筒と機箱内部に設けた除塵筒を一
体的に連結し、該除塵筒と前記集塵室を風管によって連
結すると共に、前記集塵室に設けた集塵用開口と前記振
動篩に設けた整粒排出口を風路によって連絡したことを
特徴とする夾雑物選別装置。
（２）、前記振動篩が、無数の通孔をそれぞれ設け、か
つ、その下段板面よりも上段板面の通孔径を大にした複
数個の多孔壁選別板と無孔壁の底壁板とを重合した篩体
である特許請求の範囲第（１）項記載の夾雑物選別装置
。
（３）、前記供給筒が、その筒体内に流穀板を備えてい
る特許請求の範囲第（１）項または第（２）項記載の夾
雑物選別装置。
（４）、前記懸吊装置が、選別篩面の傾斜角を調節する
横架状挺子杆を備えている特許請求の範囲第（１）項ま
たは第（２）項または第（３）項記載の夾雑物選別装置
。