JPS60202649A - 二重格子陽極電子衝撃型イオン源 - Google Patents

二重格子陽極電子衝撃型イオン源

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JPS60202649A
JPS60202649A JP59058030A JP5803084A JPS60202649A JP S60202649 A JPS60202649 A JP S60202649A JP 59058030 A JP59058030 A JP 59058030A JP 5803084 A JP5803084 A JP 5803084A JP S60202649 A JPS60202649 A JP S60202649A
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Yasuo Kusumoto
楠元 靖夫
Shojiro Komaki
小牧 昭二郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は超高真空領域に対応できる残留ガス分析計のイ
オン源に係り、さらに詳しくは、小型で脱ガス容易であ
りながら、得られるイオン電流のエネルギー分散が非常
に小さい、超高感度の熱陰′jfjLt子衝撃型イオン
源に関するものである。
〔従来技術〕
従来、質量分析計などに用いられてきたイオン源は、高
感度が得られること、安定性が商いこと等から熱陰極電
子衝撃型イオン源が多く用いられてきた。最近の真空技
術の進歩は目覚ましく、10−’ 、Pa(: 10−
’ Torr) 以下の超高真空が容易に得られるよう
になり、これらの真空領域においては、真空の質、即ち
、残留ガスの分析が重要な意味を持つようになってきて
いる。このため、熱陰極電子衝撃型イオン源を搭載する
買鼠分析訂が残留ガス分析計として重要な役割を持つに
至った。さらに説明を加えれば、超高真空領域の残留ガ
スの組成は質量数44の二酸化炭素以下の低質量ガス分
子であることが周知とされているので、測定可能な質量
数は50〜100もあれば十分であり、また、生成され
たイオンのエネルギー分散がある程度大きくとも分解能
の低下が起こらない四重極型質量分析計が用いられるよ
うになってきた。ところが、10.−’ Torr以下
の超高真空でこれらの装置を使用する場合、イオン源自
体からガスが放出されたのでは正確な残留ガス分析が不
可能となってしまう。そこで、超高真空領域における残
留ガス分析計のイオン源は、比較重重感度が得られ、脱
ガス容易な籠状格子陽極を有するBAゲージ型の電子衝
撃型イオン源搭載の四重極質量分析計が主流となってい
る。しかしながら、高感る 度で脱ガス容易とされてい+BAケージ型イオン源であ
っても、イオン源の感度は電子電流2〜5mAで用いて
最大のものでもユ5 X 10−’ A/Torr程度
であるから、10””Torr以下の超高真空で常に微
弱なものとなる。従って、残留ガスを10チ程度の分解
能で見ようと思っても、その電流は’::5X101〒
・七A以下であり、直流増幅による方法だけでは10−
’Torr・以下の残留ガス分析は不可能である。そこ
で、10−’Torr以下の残留ガス分析では二次電子
増倍装置を用いてイオン電流を、105〜106倍に増
幅する方法がとられている。従って、現在使用されてい
る二次電子増倍装置を付加したガス分析計は比較的大型
のものが多く、価格も高いだけでなく、二次電子増倍装
置の暁暗変化が大きいため、信頼性に乏しく取扱いも難
しい、これらの問題は、高感度イオン源として用いられ
るBAゲージ型ではあっても生成イオンの利用効率が悪
いためであり、その効率はi/loo〜1/lo程度し
かない。これは顎状格子陽極内で作られるイオンのエネ
ルギー分散が大きい(#50eV)というBAゲージ型
イオン源の欠点によるもので、ある程夏のエネルギー分
散が許容される四重極實量分析計亀σはあっても、四重
極ポールの長さが10crn以下の小型のものでは、イ
オンの入射エネルギーは約100V以下に押えなければ
ならず、イオン源で生成したイオンすべてを利用できな
いためである。以下、図示した従来例に基づき、BAゲ
ージ型イオン源の構造と作用について説明する。第1図
はBAゲージ型イオン源の断面図である。熱陰極フィラ
メント1から飛び出した熱電子は円筒顎状1場極2に吸
引され、籠内を突切り、反射側のりペラ−電極6に反射
され再び練状陽極2に吸引され、籠の内外に振動を繰返
しガス分子を電離する。
この振動電子はついには練状陽極2に捕えられるが、こ
の籠状陽極2全通して得られる電子電流は常に一定にな
るように熱陰極フィラメント1に流れる電流k ′t4
9.子回路によってコントロールしている。このように
して練状陽極2ね内外には沢山の陽イオンが生成される
が、^に状陽極2の内側に生成したイオンは練状陽極2
の=部に明けられたイオン引出し口から侵入してくるイ
オン引出し電極4の負の電界によって吸引され、このイ
オン引出し口から練状陽極2の外側に放出される。練状
陽極2の内外に振動する電子は横方向のものだけ ′で
なく縦方向に振動する電子も生じるため、イオン引出し
口の侵入電界の低い電位の所でも多くのイオンが生成さ
れる。ところが陽極表面上で生成されるイオン程イオン
引出し口から遠い為イオンは引出しに<<、低い電位の
イオン引出し口付近 □のイオン程イオン引出し効果F
idくなるため、イオン引出し電極4を通過して得られ
るイオンのエネルギー分散は非常に大きく、練状陽極2
とイオン引出し電極4の電位勾配に沿って一様に分布す
ることになる。この二電極間の電位差は小さくとも80
V位(を子の最大エネルギーを60 eVとした場合)
はめるから得られるイオンのエネルギー分散は約s o
 eV生じる。四重極實鼠分相計ではイオン引出し電極
4を抜けて来たエネルギー分散の大きいイオンを分析都
5の前で一旦減速して10θV以下にしなければならな
いのでイオン流の利用効率は低くなる腎である。−例と
して、入射イオンのエネルギーを平均10eVにとった
場合、そのエネルギー分散は0〜20 eVの全域に亘
って分布し、このため、10θV以上の高エネルギーの
イオンは質量分析されないで分析部5を通過してしまう
ので分解能の低下を招くことになる。また、イオンのエ
ネルギー分散が大きいとイオンビーム径を静電レンズ系
で絞ることも難しく、感度も低くなってしまう結果とな
る。
〔発明の目的〕
本発明は上述の如き実状に鑑みてなされたものであって
、その目的とするところは、顎状陽fXヲ二沖構造とし
、2つの陽極間に生成したイオンを効率良く収速させて
感度を高めると共に、この2つの陽極1¥11の電位差
を数Vに抑えて生成イオンのエネルギー分散を最小にし
、*量分析の分解能を向上させ、二次電子増倍装置を用
いないで1O−8Torr以下の残留ガス分析を可能な
らしめる超鵡感朋市、子衝撃型イオン源を提供しようと
するものである。
〔発明の構成〕
以下、図示した実施例に従い本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明に基づく電子衝撃イオン綜の一実施例を
示す構成図である。第1陽極9は線径0・05−で50
mθshのモリブデン金網を直径14wnの生球面状に
プレス成形したものにメンシュの拡がりを防ぐためにも
モリブデン製の円環10をはめて溶接し一体構造とした
もので、開放端側を下向きにして略半球状に構成される
。なお、第一陽極9は略半球状のものでなく、回転楕円
体を半分に切った構造のもの〔第4図(a)〕や、円筒
状格子の一方を金網や格子で塞いだ構造〔第4図(b)
〕など、電子通過可能な並状構造で一方に開放端を有す
るものであれば如何なる形状のものであっても良いもの
である。第二1彎極11は第一陽極9と同じ釉類のモリ
ブテン金網の一部を第一陽極9の形状に合せて比例縮小
させた直径約8胴の略半球状突起金持つ14咽の電極で
メンシュの拡がりを防ぐために同じくモリブデン製の円
環12に浴接式れている。この第二陽極11も略半球状
突起を持つ金網に限ったものでなく、略半球部分だけで
もよい。〔第5図(a)〕また、回転楕円体を半分に切
った構造のもの〔第5図(b)〕平らに張っただけでも
よい。C第51図(a):]即1 ち、第二陽極++は第一陽極9の組合わせによつlて2
つの電極間にイオン生成のための空間が形成されるなら
ば如何なる形状の電極の組合せであってもよい。イオン
引出し電極15は直径15叫のモリブデン円板の中央に
直径約611IIlの孔を明け、この孔の径に凸レンズ
状に線i0.05.,50me shのタングステン金
網金二重に張ったもので、金網の突起部の品さは約1.
5 +o+で、裂打ちの金網は平織の金網を平らに張っ
たものである。この電極の場合も図示した形状に限定さ
れるものでなく、金網f:取ってしまったドーナツ板〔
第6図(El、 ) )単なる平静1りの金網〔第6L
=(b))下方から上方に向って順次拡開するラッパ状
に形成された漏斗状のもの〔第6図(C)〕など、中中
央に孔を設はイオンが下方に導かれるものであれば、如
何なる形状のものであってもかまわない。
熱陰極フィラメント8は直径0.15+o+のレニュー
ム線に酸化トリクムの粉を電着によって付着させ焼結し
fc酸化物の環状フィラメントで、第一陽極9の半球部
外周面に沿って配設されている。シールド電極6は熱陰
極フィラメント8から飛出した電子が第一陽極9の内外
に振動するとき、このイオン諒から外へ飛出さないよう
にするための電極で、線径0.1 mで20 mesh
のモリブデン金網を略半球状にプレス成形し、メンシュ
の拡がりを防ぐためにモリブデン製の円環7をはめて溶
接し、一体化したものである。このシールド電極球状の
ものに限ったものでなく、電子をシールドできれば如何
なる形状のものであってもよい。
14はセラミック製の絶縁板で、上述したシールド電極
6、熱陰極フィラメント8、第一陽極9、第二陽極11
、イオン引出し電極15はIIL径2咽のステンレス製
のビスでこの絶縁板上に組立てられる。15は分析部1
6の外局でその中央部に位置するイオン入射口の孔径は
15tranである。17は四7重極實量分析計の分析
ロンドでロンド径は6二陽極11とイオン引出し電極1
6が約1mm、イオン引出し電極16と分析部外筒15
が約5mr。
熱陰極フィラメント8と第一陽極9が51111!であ
った。第6図は、第2図に示した各を極及び絶縁板の斜
視図である。次に、上述の如く構成した本発明に従うイ
オン源の作用について説明する。
例えば、本発明のイオン源を第7図の如く、電圧の安定
化された電源18に接続すると共に電子電流が一定とな
るように熱陰極フィラメント8の加熱電蝕ヲコントロー
ルする自動安定化回路を組込む。この状態でイオン源全
体の電蝕18をフローティングにし、第1陽極9の電位
にグランド電位より四重極分析部に入るイオンのエネル
ギーを決める電圧可変電源19を接続すると共に、四重
極分析部に入射したイオンがすべて果状できるように四
重極分析部の電気条件を決める。即ち、全圧測定状態に
して分析部を通過する全イオン電流工1を第1陽極電位
Va[対してめてみると、第9図(a)のような結果が
得られた。これによると、イオン電流■1はVa#10
Vから象徴に増大し、Va#16Vでその増加は一旦止
まり、Va)1.6以上では複雑に変化していることが
読取れる。これは、10≦Va(160間にそのイオン
のほとんどが集中していることになる。この間のイオン
は第一陽極9と第二陽極11との間で生成されたイオン
であり、エネルギー幅は小さい。
Va≧16v以上では第二陽極11とイオン引出し電極
16との間に生成されたイオンが入ってくるため曲線は
複雑に変化している。従って、Va−16Vに設定子れ
ば第一陽極9と第二陽極11との間のイオンだけを使う
ことができ、入射してくるイオンのエネルギーは、El
−y6eVの間に分布し、極めて高い分解能が由られる
。これに対し、第9図(+))の曲線は従来用いられて
きたBAゲージ型イオン綜を第8凶のように本発明のイ
オン脈と同じような電気条件にして分析部を通過する全
イオン電流工1を陽極電位Vaに対してめたもの、であ
る。この場合、イオン電流の絶対量も小さいがイオンの
エネルギー分布はVa=0〜50Vまで一様に分布して
おり、本発明のイオン源との感度及び分解能の差は歴然
としている。測定時の真空度はP=2X 10−’To
rrであり、Va=z16Vとして第9図のグラフより
めた感度を表1に示す。両者を比較すれば、本発明によ
るイオン源はエミンション電流を大きく取ることができ
た結果、従来の13Aゲージ型イオン源と比較して、実
用感度で約150倍、ゲージ感度において約55倍高感
度化されたことになる。このように、本発明によるイオ
ン源が非常に高感度でかつエネ表 1 ルギー分散を小さくすることができたのは、とり造にし
たことKよるものである。即ち、熱陰極フィラメント8
から飛び出した電子は略牛球状の第一陽極9に吸引せし
められ第二陽極11を突接けてイオン引出し電極16に
向うが、イオン引出し電極15の電位は熱陰極フィラメ
ント8よりも低い電位に設定されるので、電子はイオン
引出し電極16に反発される。そして反発された電子は
第二陽極11によって吸引され、第一陽極9を突接 □
けてシールド電極6に向うが、シールド電極電位も熱陰
極フィラメント8より低い電位に置かれているのでシー
ルド電極6によって再び反発され、電子はシールド電極
6とイオン引出し電極15との間を多数回往復運動する
ことになる。そして、この電子はついには第一陽極9、
第二陽極11のいずれかに捕えられてしまうが、この間
に第一陽極?と第二陽極11との間にはυ〈山のイオン
が生成される。第一陽極9と第二陽極11とには数Vの
電位差が与えられているので、この間に生成したイオン
は第二陽極11に吸引されるのでイオンの収率は非常に
高い。そして何よりも、この二電極間の電位差は数vし
がないので、イオンのエネルギー分散は数θV以内にお
さまる。さらに、第二陽極11に収束されたイオンのう
ち、この金網を通り抜けたものは約aOVの電位差でも
って、徐々に緩やかな曲線を描く電界分布に従い、レン
ズ効果を伴ってイオン引出し電極16の凸レンズ状金網
に向って加速されるので、イオンの収束率を非常に高く
することができ、小型ながら超高感度のイオン源全提供
できるようになった訳である。
以上、本発明を図示した実施例に基づき説明してきたが
、これに限定されるものではない。例えば本発明による
イオン源は四重極質量分析計にのみ搭載されるのではな
く、電離真墾計やイオン銃などにも応用できることは明
らかである。
〔発明の効果〕
上述した如く、本発明は陽極、熱陰極フィラメント、及
びイオン引出し電極の三極構造を基本とする電子衝撃型
イオン源において、陽極を電子通過可能な格子や金網な
どで2つの独立した籠状電極、即ち、第一陽極と第二陽
極に分離し、それぞれの中心軸を一致させて配設すると
共に、第一陽極の外周に環状の熱陰極フィラメントを配
置し、さらに、第二陽極の開放端側にはイオン引出し電
極を配設させた結果、小型で脱ガス容易ながら、イオン
のエネルギー分散の小さい著しく高感度のイオン源を得
ることができた。その結果、10 ”Torr台の超高
真空での残留ガスの分析を二次電子増倍装置を用いずに
行えるようになり、経時変化の少ない信頼性の高い四重
極質量分析計の実現をみるに至った。本発明による二重
格子陽極電子衝撃型イオン源を超高真空領域における残
留ガス中の分子の種類、あるいは、分子密度をめる質量
分析計のイオン源に用いて、所期の目的を十分に達し得
、技術的に高度な実用価値の非常に高いものと確信する
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のBAケージ型イオン源と分析部の断面図
である。第2図は不発E14に従う二重格子陽極電子衝
撃型イオン源と分析部の断面図であり第今図は猿第2図
に示した各構成部品の斜視図である。第4図、第5図、
第6図はそれぞれ本発明による第一陽極、第二陽極、イ
オン引出し電極の実施例を示す斜視図である。第7図は
本発明のイオン源の略図とイオン源を動作させるための
電源回路である。第8図は従来のBAケージ型イオン源
全動作させるための電源回路である。第9図は従来のB
Aゲージ型イオン源と本発明によるイオン源の特性値を
示すグラフである。 6・・・・・・シールド電極、8・・・・・・熱陰極フ
ィラメント、9・・・・・・第一陽極、11・・・・・
・第二陽極、15・・・・・・イオン引出し電極、14
・・・・・・絶縁板、15−・・・・・分析部の外筒、
17・・・・・・分析ロンド。 以 上 第2図 第3図(f) 第1頁の続き 1 0発 明 者 小牧 昭二部 東京都江東区亀戸1会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 少なくとも、熱陰極フィラメントと、陽極と、
    イオン引出し1!極とで構成される三極構造の電子衝撃
    型イオン源において、該陽極か、電子通過可能な金属格
    子又は金網によって形成した一部開放端を有する顎状の
    第一陽極と、この第一陽極の開放端側に同じく金属格子
    又は金網によって形成した第二陽極と、第一陽極の外周
    に配置した熱陰極フィラメントと、第二陽極に対向配置
    したイオン引出し電極とで構成したことを特徴とする二
    重格子陽極電子衝撃型イオン源。
  2. (2)第一陽極を略半球状に形成せしめると共に、第一
    陽極の開放端側に金属格子又は金網の一部分を第一陽極
    より曲率の小さい略半球状に形成せしお−4−色1− 
    【α↓tω ブー 県人 1sl 、i’、山 し j
    f ^−銅>−+ ン一 ? μ vr rつて二重陽
    極構造とした特許請求の範囲第一項記載の二重格子陽極
    電子衝撃型イオン源。
JP59058030A 1984-03-26 1984-03-26 二重格子陽極電子衝撃型イオン源 Granted JPS60202649A (ja)

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