JPS60202587A

JPS60202587A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPS60202587A
Application number: JP59061468A
Authority: JP
Inventors: Yoshinori Shiomi; 良則塩見; Akihiro Nishimura; 彰洋西村; Toshibumi Kamiyama; 神山　俊文; Akira Ishii; 明石井; Masao Kawagishi; 川岸　正雄; Takashi Niwa; 隆丹羽
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-03-28
Filing date: 1984-03-28
Publication date: 1985-10-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、ビデオテープレコーダーのよウナ記録再生装
置やその他各種情報処理装置に関し、特にテープカセッ
トのテープガイドが上下方向に摺動できるように構成し
たタイプのテープカセットを使用する場合に最適な磁気
記録再生装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点周知のように、ビデオテープレコーダーのような磁気記
録再生装置には、第１図に示すように、磁気テープを巻
回したリールを駆動するリール台１が設けられている。

前記リール台１は、軸部に上下方向に摺動自在に爪部２
が設けられ、又、前気爪部２を包囲するように環状の凸
部３が設けられている。尚、前記環状凸部３の先端部４
は全周に渡ってフラット面になっている。

一方、従来のテープカセットは第２図に示すように、テ
ープカセット本体５の一側面に開口部ｅが設けられ、そ
の両側に一対のテープガイド７が設けられている。そし
て前記テープガイド７に案内された磁気テープ８が前記
開口部６に沿って張架されている。又、第３図に示すよ
うに、前記テープカセット本体５には前記磁気テープ８
を巻回したリール９が押えバネ１０によって下ケース１
１側に付勢されている。尚、前記リール９は第４−図に
示すように、底面側に前記リール台１の前記爪部２が挿
入される孔部１２が設けられ、前記孔部１２の内周面に
前記爪部２と係合する突起１３が設けられている。又、
前記孔部１２の外側には環状の凸部１４が設けられ、前
記凸部１４の先端部１６は全周に渡ってフラ７）面が形
成されている。

又、前記テープガイド７の構造は第３図に示すように上
ケース１６に設けられたネジ下孔を有した第１のボス１
７と前記下ケース１１に設けられたネジ貫通孔を有した
第２のボス１８に嵌合され、前記上ケース１６と前記下
ケース１１を組み合わせ、ネジ１９で締付は結合するこ
とによりしっかりと固定されるようになっている。さら
に、前記テープガイド７の軸方向長さは前記磁気テープ
８の幅に比べて比較的長くしである。尚、前記磁気テー
プ８は前記テープガイド７と対面している側がベース面
である。

ところが、前記磁気テープ８のベース面は樹脂の薄膜で
あるため帯電しやすく、又非常に鏡面になっているため
はりつきやすく、前記テープカセット本体６を単体で放
置していると、前記テープガイド７と前記磁気テープ８
のベース面がはりついてしまうことがしばしばあフた。

この状態で磁気記録再生装置に装着すると、第６図に示
すように、前記テープカセット本体６が下方に移動する
ことによシ先ず前記リール台１の前記爪部２と前記リー
ル９の環状突起１３が噛合する。次に前記リール台１の
環状凸部３の先端部４と前記リール９の凸部１４の先端
部１５が当接し、前記リール９を前記押えバネ１ｏに抗
して上方へ移動させ所定の高さに位置規制する。しかし
、前記テープガイド７に当接している前記磁気テープ８
は移動できず、その結果前記磁気テープ８はねじれた状
態になり、局部的に片伸びが起きたり、ひどい時には端
面にクラックが生じたシしてしまい、録画あるいは再生
する際に録画ミスあるいは再生不良になってしまうこと
があった。又、はシつきのため、テープ走行ができなく
なり、時には切断してしまうこともあった。さらには、
ローディング時にお・！いて、ローディングポスト（図示せず）と前記磁気テー
プ８との高さがぐい違うため、正常に引き出すことがで
きず、損傷させてしまうこともちった。

以上、磁気記録再生装置に装着する際の問題点につき述
べたが、逆に磁気記録再生装置から取り出す際には、第
６図に示すように、走行中に前記テープガイド７と前記
磁気テープ８のベース面が常に接触しているので、ベー
ス面が摩擦による帯電を生じ、前記テープガイド７にさ
らにはシつきやすくなっているため、前記テープカセッ
ト本体６が上方に移動し、前記リール９が前記押えバネ
１ｏによって下方に移動しても、前記テープガイド７に
当接している前記磁気テープ８は移動できず、その結果
前記磁気テープ８はねじれてしまうことになる。そして
、装着する際と同様な問題点が生じていた。

発明の目的本発明は、上述した欠点に鑑み、テープカセットのテー
プガイドとリールが同位相で移動するように、リール台
とテープガイドを押圧するガイドピンを設けた磁気記録
再生装置を提供するものである。

発明の構成この目的を達成するために本発明の磁気記録再生装置は
、磁気テープを巻回したリールと嵌合し駆動するリール
台と、テープ力セント前面両側に設けられ、上下方向に
摺動自在に、１つ、下ケース側にバネ付勢されたテープ
ガイドを上方へ押圧するガイドピンとを備え、テープ力
セント装着時に前記リールと前記テープガイドが同位相
で上方に移動するように前記リール台と前記ガイドピン
を配したものである。

実施例の説明以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。第７図は、本発明の一実施例の装置のリール台
廻わりを示すものである。なお、第１図と同一部分につ
いては同一の符号を付し説明は省略する。第７図におい
て、２０はシャーシであり、中央部に一対の開口部２１
が設けられ、リール台１がそれぞれ挿入され回転自在に
取シ付けられている。そして、前記リール台１は、モー
ター（図示せず）によって駆動されるようになっている
。一方、前記リール台１の前方には一対のガイドピン２
２が植設されており、前記ガイドピン２２の先端部２３
は球面形状になっている。そして、前記リール台１の前
記先端部４と、前記ガイドピン２２の先端部２３の高さ
は、前記リール９と後述するテープガイド２５を同位相
で移動させる高さ関係に配し、である。さらに、前記リ
ール台１と前記ガイドピン２２の近傍には、前記テープ
カセット本体６を保持するだめの４本の支持軸２４が設
け、られている。

次、に、本発明に使用するテープカセットのテープガイ
ド構造について説明する。尚、第８図において第３図、
第６図、第６図と同一部分については同番号を符す。第
８図において２６は円筒状のテープガイドであり、両端
部にはつば２６が設けられている。又前記テープガイド
２６の上端面から底部にかけて孔２７が設けられている
。２８は前記上ケース１６に設けられた円柱状のボスで
あり、前記孔２７と嵌合するようになっている。又、前
記下ケース１１には、前記ボス２８と対向した位置に貫
通孔２９が設けられている。尚、３０は、前記テープガ
イド２６を前記下ケース１１側に付勢するコイルバネで
ある。

以下、その動作を第９図、第１０図、第１１−で説明す
る。尚、第９図、第１０図、第１１図において、第１図
、第３図、第４図、第６図、第６図、第７図、第８図と
同一部分は同番号を符す。

テープカセットは、単体では第９図に示す状態になって
いる。

第９図において、前記テープガイド２６は、前記コイル
バネ３ｏによって前記下ケース１１側に付勢されている
。一方、前記リール９は、前記押えバネ１０によって前
記下ケース１１側に付勢されている。そして、前記磁気
テープ８は、前記テープガイド２６と前記リール９の間
を真直ぐに張架されている。

次に、テープカセットを装置に挿入し、所定の位置に装
着される過程を説明する。

第１０図は、テープカセットが磁気記録再生装置に挿入
され、所定の位置に移動する途中を示すものである。

第１０図において、前記テープカセット本体６は下方に
移動することにより、先ず、前記リール台１の前記爪部
２と前記リール９の前記突起１３が嵌合する。その後、
前記リール台１の環状凸部３の先端部４と前記リール９
の凸部１４の先端部１６が当接する。その時°、前記ガ
イドピン２２の先端部２３も前記テープガイド２６の底
面部３１と同時に当接する。そして、前記リール９と前
記テープガイド２６は、同位相で上方に移動し、第１１
図に示すように、前記支持軸２４に前記下ケース１１の
底面３１が当接し、前記テープカセット本体６は位置決
めされる。

以上のように、本実施例によれば、テープガイド２５が
上下方向に摺動できるような構造を具備したテープカセ
ットを用いて、磁気記録再生装置に装着する過程におい
てリール９とテープガイド２６を同位相で移動できるよ
うにしたので、磁気テープ８は常に安定した状態を確保
でき従来のようにテープガイド２６に磁気テープ８がは
りついていても、磁気テープ８に損傷を与えることなく
装着することができ、又、ローディングも正常に行うこ
とができる。

発明の効果以上のように、本発明はテープガイドが上下方向に摺動
できるような構造を具備したテープカセットを用いる磁
気記録再生装置において、リール台とテープガイドピン
の規制位置の関係をリールとテープガイドが同位相で移
動できるように配しだので、従来のようにテープガイド
に磁気テープがはりついていても、磁気テープは常に安
定した　゛状態で移動できるため、磁気テープには何ら
ストＩレスを与えることなく使用可能となり、その実用
的効果は大なるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のリール台を示す斜視図、第２図は従来の
テープカセットの斜視図、第３図は従来のテープカセッ
トの要部断面図、第４図は従来のリールの斜視図、第６
図は従来のテープカセットの装着状態を示す要部断面図
、第６図は同非装着状態を示す要部断面図、第７図は本
発明の磁気記録再生装置の一実施例のリール合同わシの
斜視図、第８図は本発明の一実施例に使用するテープカ
セットのテープガイド部の分解斜視図、第９図は同非装
着状態を示す要部断面図、第１０図は本発明の一実施例
に使用するテープカセットを磁気記録再生装置に装着す
る途中状態を示した動作図、第１１図は同装置に装着完
了した状態を示した動作図である。１・・・・・・リール台、２・・・・・・爪部、３・・
・・・・環状凸部、４・・・・・・先端部、５・・・・
・・テープカセット本体、６・・・・・・開口部、７・
・・・・・テープガイド、８・・・・・・磁気テープ、
９・・・・・・リール、１０・・・・・・押えバネ、１
１・・・・・・下ケース、１２・・・・・・孔部、１３
・・・・・・突起、１４・・・・・・凸部、１５・・・
・・・先端部、１６・・・・・・上ケース、１７．１８
・・・・・・ボス、１９・・・・・・ネジ、２ｏ・・・
・・・シャーシ、２１・・・・・・開口部、２２・・・
・・・ガイドピン、２３・・・・・・先端部、２４・・
・・・・支持軸、２６・・・・・・テープガイド、２６
・・・・・・つば、２７・・・・・・孔、２８・・・用
ポス、２９・・・・・・貫通孔、３０・・・・・・コイ
ルハネ、３１・・・・・・底面部。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図第３図／７５５　／θ ６“（″　９第５図第６図第７図９第８図

Claims

【特許請求の範囲】

磁気テープを巻回したリールと嵌合し駆動するリール台
と、テープカセット前面両側に設けられ、上下方向に摺
動自在に、且つ、下ケース側にバネ付勢されたテープガ
イドを上方へ押圧するガイドピンとを備え、テープカセ
ット装着時に前記リールと前記テープガイドが、同位相
で上方に移動するように前記リール台と前記ガイドピン
を配したことを特徴とする磁気記録再生装置。