JPS60199580A - 薄肉電縫管の製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、板厚０．５關以下の金属条帯よりなりかつ外
径板厚比（外径／板厚）が２０〜１５０のＶｉＱ　ｌｔ
ｄ内にある丸管状の薄肉電縫管の製造法に関し、特に一
連のロールにより金属条帯を丸管状に曲げ成形する方法
に関するものである。

従来の薄肉電縫管の製造法は第１図から第５図に示すご
とくである。まず、第１図に示す如く。

アンコイラｉ＜巻いである金属条帯８をロール群２にて
光成形し、高周波発振器７に接続された加熱コイル３で
金属条帯８の突合せ端面部を加熱溶融し、スクイズロー
ル４により溶融金属を押し出し圧接合を行う。その稜バ
イト５Ｖｃより外面ビードを切削し、整形ロール群６に
より所定形状に整形又は矯正し、電縫管９を連続的に製
造する。その時の造管速度は６０〜２００ル祢である。

この製造法による成形ロール群２においては第２図の成
形断面図に示す如く、平板金属条帯８をセンターフォー
ミングによる成形断面１１からフィンパスロールによる
成形断面１２へと順次曲げ加工を施しめる。

その時のロール成形状態を第８図に下す。第２図図示の
成形断面１１は第３図（ａ）図示のセンターフォーミン
グロール２３により得られ、成形断面１２は第８図（ｂ
）図示のフィンバスロール２４によって成形される。と
ころが、成形ロール２３．２４は軸芯に対して１０μｍ
程度の微少振れを有する。この撮れはロールの製造上減
少させ得る限界があり無くすことはできない。この為、
第８図（ａ）　Ｋ示す長円形状のセンターフォーミング
ロール２３による成形においては、フォーミングロール
２８の振れにより上下ロール２８間のクリアランスが変
動し、板厚方向ノ応力が変動する。このため、センター
フォーミングによってねじられた第４図図示の成形材１
４は左右に伸び（長手方向）の差を生じ＋　ｘｉの変動
を起す。ｘ量はロール振れ（（１，０１〜０．０３　ｒ
ｔｉｚ　）　′に、同期して正負の値を示す。この時の
成形材１４は第５図（ａ）の如く、ねじれ状態となる。

このねじれ成形材１４は次の一方が圧縮ロール２４ａを
持つフィンパスロール２４間で真直になろうとする幾何
学的拘束力を受け第５図（ｂ）の如く伸びの大きい条イ
１シ端面側に端面ひずみ１５を生ずる。端面ひずみ１５
は次工程の溶接時に第５図（Ｃ）に示す接合不良部分１
６となり電縫管品質を大きく低下させる。第５図（ｄ）
は接合不良部分１６の断面を表わす。

本発明は、上記問題点をｈ′ｆ消するためになされたも
のであり、金属条帯の端面に、発生する端面ひずみを皆
無とする博肉′屯縫管の製造法を提供することを目的と
する。

本発明の構成を第６図から第１８図について以下に述べ
る。

アンコイラ（１）から連続供給される平板金属条帯（８
）を、先ず、第６図（ａ）に示す条？ｒＩ端面部のみを
几曲げ（曲面曲げ）加工を施しめるエツジフォーミング
ロール２２により成形断面１０とする。次に、第６図（
ｂ）に示す如く、成形断面１ｏをなす条帯の中央部のみ
を曲げ加工をし、Ｖ字形状条帯１７とする。Ｖ字形曲げ
の先端部は１〜３．ｗｍの几を形成する。Ｖ字形曲げ角
度は９０°〜１２０°　が最適である。Ｖ字形曲げ加工
の構成を斜視図にして第７図にも示す。Ｖ字形曲げ加工
後、第６図（Ｃ）に示を如＜一方に圧ｍロール２４ａを
持つフィンパスロール２４により成形断面１２をなす丸
形状条帯とする一連の丸成形工程とした。この一連の工
程における成形材断面図を第１１図に示す。この本発明
方法になる工程は、最初に成形断面１０による条帯の如
く端面をＲ（曲面）加工するため、材料端面部の剛性が
高くなり、端面ひすみ（１５）が発生し離い。

また、第６図（ｂ）に示すＶシューの上型１８によるシ
ー−フォーミングは、材料の板厚方向に応力を加えなく
ても長手方向に長い成形域が祷られるため、従来方法に
おける第８図（ａ）図示のセンター７オーミングロール
（２８）と同様の成形量が得られ、しかも、板厚方向に
応力を加えない成形であるため、横ガイドロール１９に
振れがあってもＶ字形条帯１７の左右に長手方向の伸び
の差が生じない。

即ち、従来の如く第５図（ａ）図示のねじれ状態（１４
）とならない為、端面ひすみ（１５）は生じない。

史に、第６図（Ｃ）　Ｋ示す圧縮ロール２４ａを持つフ
ィンパスロール２４によって、１字形状から丸形状に加
工する時に板幅方゛向に圧縮応力を加えながら成形する
ことにより、フィンパスロール２４による成形（ｋＫも
端面ひすみは発生しない。

その他の実施例について述べる。

１、　本発明は″電縫管製造のなかでも高周波Ｖ５導溶
接について述べたが、高周波抵抗浴接なと、いかなる接
合法によって、電縫管が作られてもコへ用できる。

ス　本発明は丸管状チー−プの電縫管を作ることで説明
したが、第１２図（ａ）図示ごとく溶接部１８が最小曲
率部に位置する楕円チューブ、　第１２図（ｂ）図示の
溶接部１８が最大曲率部に位置する楕円チューブ、第１
８図（ａ）図示の溶接部１８が曲率部に位置する偏平チ
ー−ブ、第１８図（ｂ）の溶接部１３が平坦部に位置す
る偏平チー−プ、その他の異形管においても適用できる
。

３、本発明の一連の成形工程のなかでＶ字形状に曲げ加
工をする方法は第６図（ｂ）および第７図に示す如（、
上側ＫＶシューの上型１８を下側に横ガイドロール１９
を設置して行ったが、ｙ４８図に示す如く上側は■シュ
ーの上型１８で下側をガイドロールの代りＶシュー下型
２ｏを設置し行っても、また第９図に示す如く、上側に
ＭＶ型ロール２１．下側に■シーー下型２ｏを設置し行
っても、又、やや効果は薄れるが第１Ｏ図に示す如く上
側に縦Ｖ型ロール２１．下側にも縦Ｖ型ロール２１を設
置し行ってもＶ字形曲げ加工が可能である。

以上述べたごとく１本発明になる製造法は、先ず、平板
金属条帯の端面部のみをＲ曲げ加工をしているから、端
面部の剛性力を増し端面ひずみの発生を防ぐことができ
２次に、金属条帯の中央部のみをＶ字形曲げ加工をして
いるから、適正な成形量を得ることと同時に金属条帯が
ねじれ状態となりなｉｔいことから端面ひずみの発生を
防ぐことができ、その後、金属条帯の全周を拘束し、板
幅方向忙圧縮応力を加えるフィンパス成形法を行ってい
るから、ひずみが全く発生しないという侵れた効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の製造工程を示す正面図ｒ　’＝０２図は
金属条帯の成形状態を示す断面図、第３図はその時のロ
ール成形状態を示す断面図、第・シ図は成形材のねじれ
状態を示す断面図、第５図（ａ）、（ｂ）、（Ｃ）は接
合不良が表われる状態を示す斜視図。 第５図（ｄ）は接合不良部の断面図である。第６図から
ｘｉａ図は本発明方法を説明する図面であり。 は １１−６図４（Ｒ）、（ｂ）ｊ　（Ｃ）成形状態を示す
断面図。 第７図は第６図（ｂ）図示の成形状態を示す斜視図。 第８図から第１０図はその他の実施例を表わす斜視図、
第１１図は本発明方法による成形状態を示す断面図、第
１２図および第１８図は本発明方法により製造されるｍ
Ｍ管のその他の形状を表わす断面図である。 υ・・・ｍＭＩ管、　１０・・・エツジに一ミングによ
る成形断面、　１２・・・フィンパスロールによる成形
断面、１３・・・沼接部、１７・・・７字形成形される
Ｖ字形状条帯。 １８・・・Ｖシューの上型、１９・・・Ｖシューの横ガ
イドロール、２０・・・Ｖシューの下型、２１・・・Ｖ
シューの縦Ｖ型ロール、２２・・・条帯の端部を成形す
るエツジフォーミングロール、　２４・・・フィンパス
ロール。 第９図 第１０図 Ｉ 第１１図 第１２図 （ａ）　（ｂ） 八 第１３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 平板金属条帯の端面部のみを曲面曲げ加工し。 次に、この金属条帯の中央部のみを７字形に曲げ加工し
   、その後、この金属条帯の全周を拘束し。 板幅方向に圧縮応力を加えながら所定の断面形状に曲げ
   成形することを特徴とする薄肉電縫管の製造法。