JPS6019885B2 - イソフラボン化合物含有美白化粧料 - Google Patents

イソフラボン化合物含有美白化粧料

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JPS6019885B2
JPS6019885B2 JP10777682A JP10777682A JPS6019885B2 JP S6019885 B2 JPS6019885 B2 JP S6019885B2 JP 10777682 A JP10777682 A JP 10777682A JP 10777682 A JP10777682 A JP 10777682A JP S6019885 B2 JPS6019885 B2 JP S6019885B2
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soybean
isoflavone
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ィソフラボン化合物の内、ダイズゼイン(D
aiのein:C,5日,。
04)、ゲニスタイン(Wnistein:C,5日,
05)、ダイズヂン(Dai政in:C2,日2009
)、ゲ ニ ス チ ン(戊mstin:C2,日2
○,o)、から選びだした一種以上を用いてなる、新規
な美白化粧料に関する。本発明者らは、、天然動・植物
由釆の抽出物の有効利用について研究を続け、各種植物
色素の中から、大豆やクズ狼中に含まれる色素成分を含
有する抽出物には、チロジナーゼ活性を阻害して、これ
によりメラニン色素の生成を抑制させる物質のあること
を発見した。そこで、この物質についてさらに追試を行
い、その結果、植物の根茎又は種子中に天然に含まれる
特定のィソフラボン化合物にはメラニ生成抑制作用があ
り、なかでも大豆やクズ根中に含まれるところのダイズ
ゼインや、ゲニスタイン、それの配糖体であるダイズヂ
ンやゲニスチンには、強いメラニン生成抑制作用がある
ことがわかったので、これをもとに、本発明者らは、美
白効果を期待する化粧料への利用を考え、本発明を完成
するに至った。上述したィソフラボン化合物は、製剤化
も容易であり、外用塗布の形態で、化粧料中に添加して
用いることによって、肌に対する美白効果が期待される
が、実際の処方化に当っては、特に単離された物質を配
合しなくても、後述する様なィソフラボン化合物を主体
に抽出したエキスの状態で用いることも出来る。美白効
果を期待して用いられる公知物質としては、その代表的
なものにはアスコルビン酸や、グルタチオンなどがあり
、さらには、本発明者らがアロエから単離したアントラ
キノン系化合物であるアロインなどがある。
アロインについては、すでに特許公報「昭53−453
76号」で示されているごとく、アスコルビン酸やグル
タチオンの様な、製剤化後における不安定性がなく、長
期間にわたりチロジナーゼ活性を阻害して、メラニン生
成抑制作用を有するものとして、広く利用されてきたが
、本発明者らは、さりこ検索を続けた結果、本発明を完
成するに至った。本発明に用いる、ィソフラボン化合物
の特徴は、アロィンなどが示すような、製剤化後の経時
的な褐変化現象が少なく、処方化においても有利なもの
である。以下に、本発明による実験等の成績をもとに、
より具体的に述べる。メラニン色素性成抑制作用 L−チロジンに、チロジナーゼを作用させて、これによ
って生ずる黒色メラニンの生成量を、分光々度計により
、M仇mの波長で吸光度を測定して求める方法を採用し
た。
反応系の組成は、L−チロジン(1.0雌/の‘)0.
5の‘、1粉ふのIMリン酸緩衝液(PH6.8)2.
0の‘、硫酸鋼(1%溶液)0.05の【、チロジナー
ゼ(1m9/舷:pN=0.4732)1.0泌に、精
製水又は阻害剤液2.0犯【により実施した。
尚、測定は37.5こ○の陣温槽中で、30分間インキ
ュべ−トの後に、吸光度を求め、プランク(阻害剤無添
加)との吸光度との比較によって、各検体の阻害率を求
めたものである。その結果は、第1表に示すごとく、既
知物質ビタミンCと等濃度で用いて、ほぼ同等の数値を
示すことがわかった。第1表 イソフラボン化合形勿の
メラニン年表城姉財乍用次に、第1表に示すィソフラボ
ン化合物における、添加量や皮膚に対する安全性及び安
定性などについてみると、実際的には処方化における添
加量は、いずれも0.005く0.1%程度を、他の軟
骨又はイ8鑑料ベース中に配合して用いると良い。
治療分野においては、1%程度の高含有した処方化も可
能であるが、水に対する溶解性は低いので、処方中には
適当な分散剤を用いて均一な分散を行うことが望ましい
。又、第1表に示すィソフラボン化合物は、併用して用
いてもよく、その場合は、処方中のィソフラボン化合物
としての濃度が0.005〜0.1%の範囲で十分なチ
ロジナーゼ活性抑制作用を示す。さらに、わざわざ植物
中から単離することは、コスト的にも高くなるので、ィ
ソフラボンを主体とするエキス、すなわちイソフラボン
含有組エキスの状態で使用することも可能である。
エキスを用いる際は、処方中のィソフラボン化合物の総
量(濃度)が、0.02%以上含まれていることが望ま
しい。皮膚に対する一次刺激曲ま、あらかじめ5%のエ
タノール含有水溶液に、それぞれ、第1表に示したィソ
フラボン化合物を1%添加した液を用い、20名の女性
を対象に貼布試験により、24時間後の異状について観
察したが、いずれ化合物も、実際の処方に必要な配合量
においては、何ら問題はなく、安全性が高いものと評価
された。
次に、本発明に用いるィソフラボン化合物は、その原料
として、大豆やクズ根(日局:カッコン)などを用い、
これから抽出したものが良い。
つまり、大豆やクズ根は、入手しやすく、さらにコスト
的にも生産原価の低減に貢献する。このことは、たとえ
ば大豆では、大豆油や大豆蛋白を抽出する工程で分離す
ることも出来るし、一方のクズ根は漢方処方剤として用
いられる他に、クズデン粉を抽出する際に、分離するこ
とが出来るなどのメリットがあり、スタート物質の有効
利用が促進できることである。ィソフラボン化合物の基
本骨格は、次に示すごとくであるが、これらの植物中の
所在についてみると、その代表的なものは、第2〜3表
に示すごとくのものが知られている。
こ,の他、マメ科、アヤメ科、バラ科、クワ科などの植
物中にも確認されているが、第2〜3表中で示すごと〈
の化合物は、強弱の差はあっても、いずれもその構造上
からして、ダイズヂンなどの第1表に示す様な、メラニ
ン色素の生成を抑制する作用を有していることが、後表
(第4表)からみて、示唆された。ィソフラボンの基本
骨格第2表 ィソフラボン化合物と植物基原 第3表 ィソフラボン配糖体と植物基原 次に、イソフラボン化合物を主体に抽出したエキスには
、通常前記第3表に示すごとくの、インフラボン配糖体
と共存した状態で得られる。
抽出法は、基本的には公知なイソフラボン化合物の粗製
法や精製化法などに準拠して行なえばよいが、本発明者
は、次のような方法により、公知な抽出法に改良を加え
、ィソフラボン化合物を得た。もちろん、市販には、す
でにそれぞれ単一な化合物があり、いずれを処方中に配
して用いても、メラニン色素生成抑制効果をもった化粧
料が得られる。抽出法 {1} 大豆からのィソフラボン類の抽出新鮮な大豆l
k9を粉砕機を用いて徴粉となし、石油エーテル2そに
浸潰し、還流下に加溢して、含有される脂質及び植物ス
テロール等の脂溶性分画を抽出した後、猿過して残澄を
取り、再びメタノール2夕にて還流下に加温抽出操作を
繰返す。
抽出終了後、猿過して渡液を採取し、減圧下に濃縮した
後、(Ac0)2Pb(酢酸鉛)の飽和水溶液を加えて
、淡黄色の沈澱物を除き、櫨液に塩基性酢酸鉛の飽和水
溶液を加え、黄色沈澱物を樋取して、メタノール中に懸
濁させ、硫化水素等を用いて、完全に脱鉛した後、渡液
を蒸発乾固すると、淡黄色状の粉末が得られる。このも
のには、主としてダイズゼイン、ダイズヂン、ゲニスタ
イン、ゲニスチンと共に、他に2〜6種程度の、ィソフ
ラボン化合物を含有したエキスとして得ることが出来る
。‘21 ィソフラボン化合物の単離 上記‘1}で得たィソフラポン化合物を含有する粉末を
、水飽和ブタノールに溶解し、アルミナを吸着剤とし、
水飽和ブタノールを展開剤として、カラムクロマトグラ
フィーを行い、紫外線下で観察すると、紫音色の蛍光帯
が確認できるので、その各々の蛍光帯を分取して得る。
さらに、常法により加水分解を行えば、これによってダ
イズゼイン、ゲニスタィンなどが得られる。単離法に関
する文献としては、たとえば「薬学雑誌79.P.75
7(1958)柴田、村上」が有る。‘31 クズ根か
らのィソフラボン類の抽出葛線lk9をメタノールで数
回熱時抽出し、抽出液を合して、減圧下に濃縮し、濃縮
液に酢酸鉛の飽和水溶液を加え、黄色沈澱物を猿取し、
メタノールの適量に懸濁し、硫化水素等を用いて、脱鉛
を行い、減圧下に猿液を蒸発乾固して、淡黄色の粉末を
得る。
このものには、ダイズゼィン、ダイズヂン及びゲニスタ
ィソ、ゲニスチン等のイソフラボン化合物が主体に含ま
れている。■ ダイズゼィンの単離 上記{31で得たクズ根からのィソフラボン化合物の複
合状態にある抽出物は、前記■で示した、カラムクロマ
トグラフィーによる方法によって、紫外線下で観察する
と、9個の紫青色の蛍光帯が確認できる。
ダイズゼィンを得るには、カラム下部から3番目の蛍光
帯を分取し、常法に従って加水分解し、ダイズゼィンを
得ることが出来る。上記の抽出法‘1ー又は【3}‘こ
よって得られた、ィソフラボン化合物の複合状態で含有
する粉末の、′チロジナーゼ活性阻害による、メラニン
色素の生成抑制作用は、抽出基原による影響は少なく、
大豆でもクズ根から抽出したものでも、強力に抑制作用
を示し、0.1%含有水溶液では、70〜80%の抑制
作用を有している。第4表は、ィソフラボン化合物の複
合状態で得られた粉末(エキス)が示す、メラニン色素
生成抑制作用である。第 4 表 協) ィソフラボン化合物を複合状態で含む抽出粉末(エキス
)として得たものは、微黄色の結晶状の粉末を呈してい
るが、この色調は、ィソフラボンの基本骨格に、糖が結
合したところの配糖体である。
ダイズゼィンやゲニスタィンでは、糖の結合はなく、こ
の単離されたものでは、白色又は淡黄色の結晶状の粉末
を呈している。安定性 ィソフラボン化合物を処方化し、その製剤上の安定性を
みると、経時的な色色調の変化や、メラニン色素の抑制
作用が経時的に低下するような傾向は少ないが、欠点と
しては水に対する溶解性が低いので、化粧料中での配合
において、0.5%以上のィソフラボン化合物を添加す
るような場合では、均一な分散状態で用いることが望ま
しい。
また、水に対する溶解性は、抽出法【1}や【3}で示
したところのィソフラボン化合物の複合状態の粉末の方
が高くなる。この原因としては、ィソフラボンの配糖体
の方が、水に対する溶解性が良いが、それのみではなく
て、インフラボン配糖体の共存下においては、水に対し
て他の化合物、たとえばダイズゼィンやゲニスタィンの
溶解性も向上することである。したがって、むしろ、各
糖のィソフラボン化合物が複合状態に含まれているエキ
スを用いることの方が、単離されたダイズゼィンやゲニ
スタィンを用いるよりも有利であるとも考えられた。
次に、化粧料への処方例を示す。処方例tl} 化粧水 工タノ−′レ,……………………………” 9,0%乳
酸・・・・・・・・・・・・.・・・….・..・..
・..・..・・….・…クエン酸・・・・・・・・…
・…・・・・・・…・・・・・……・・・・ 0.9
ソルビツト又はUBCリキッド※・・…・ 4.0
※・・・酸性ムコ多糖体を含有するエキスゲニスチン…
・・……・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・ 0.02ゲニスタイン………………………
…… 0.03メチル/ぐラベン…”“”””“……
……… 0.1香料・…・・…・・・・.・・.・
・・….・・・….・・.・・.・・.・・精製水・・
・・・・・・….・..・.・….・・..・..・.
.・..・..・..・全量.1002} 。
ーション線ロウ…………………………………… 2.0
%ミツロウ“”””“”“””””“…………… 1
6.0流動パラフィン・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・.・ 46.5抽出法1又
は3で得た粉末(エキス) 0.5セチルアルコール
……”””””“……… 2.0精製水・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・…・・・・・ 3ホウ砂…………………………
………… 1.0香料・・・・・・・・・・・・.・
・.・・.・・.・・.・….・・.・・.・・.・・
・メチル/ぐラベン……”””…””“……… 0
.2湖 バニシングクリームステアリン酸ソルビタン・
モノステア レート”“”“”””““”““”““”””””“1
6.0%ポリオキシエチレンソルビタンモノス テアレート””””””…“””””””””2。
Oプロピレングリコール………………… 1.5ゲニ
スタィン又はゲニスチン…………0.8〜1.0精製水
・・・・・…・・・・・・・・・・・・・…・・・・…
・…・・・・・・・ 6メチル/ぐラベン…“”“……
………“”” 0.2‘4’コールドクリームミツロ
ウ………………………………… 10‐0%セレシン…
……”””………“””……… 10.0ワセリン…
……………………………… 15.0ラノリン………
………………………… 5.0流動パラフィン・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・ 17.0米腔芽油(オリザオィルS−1)・…
・・ 10.0ソルピタンモノオレエート……………
40抽出法1又は3で得た粉末(エキス)又は、ゲニ
スタインとゲニスチンが1 対1の割合で混合させた粉末・・・・・・・・…・1‐
〇精製水・・・・・・…・・・…・・・…・…・・・・
・・・・・・・・・・・・・ 2香料・・・・・・・・
・・・・・・.・・.・・.・・.・・.・・.・・.
・・.・….・メチルパラベン…………………………
0.3【6ー フアンデーシヨンクリーム流動パラ
フィン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・…・・・・27.0%ラノリン…………………………
……… 10.0固型パラフィン・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5.
0ソルビタンセスキオレエート”””””” 5.0
粉末着色料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・ 32.7シルクゲ
ンG(絹プロテインパウダー)…2.0抽出法1又は3
で得た粉末(エキス)又はダイズゼイン、ダイズヂン、
ゲニ スチン、ゲニスタインのいずれか1種 類・・・・・・・・・・.・・.・・.・・.・・.・
・.・….・・.・・.・・.・・・0.2〜1.0精
製水・・・・・・・・・・・…・・・・・・・・・・・
…・・・・・・・・・…・・1香料・・・・・・・・・
・・・.・・.・・.・・.・・.・・.・・.・..
・..・..・・パラベン類の混合・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・…・ 0.3塗布効果
:メラニン生成抑制作用健康な男子を選び、その背部の
皮膚の左右に、大版の厚みのある黒色布を用いて、背部
の左右に光線が直接当る様に、径が3伽の円形穴を付け
てあらかじめ被覆しておき、紫外線ランプ(東芝製蛍光
ランプ:FL−2俺E及びFL−2雌LB)を、それぞ
れ3燈並列に接続し、背部皮膚上から、約15弧の距離
から、一定時間照射して、これに対する塗布効果をみる
ことにした。
つまり人工的に黒化形成のステップである、紅斑を作り
、これによって形成される、皮膚の基底層にあるメラノ
サィトによって生成されるメラニンの色素の表皮層への
移行にともなう皮膚の色調変化を、無照射区の皮膚の色
と、肉眼的観察によって対比し、評価する方法を採用し
た。塗布試料は、日本薬局法に定める親水軟膏の処方に
準拠して、加温下で、ダイズゼィンを0.05%と、ゲ
ニスタィンを0.05%を添加して製したものを用いた
塗布は1日2〜3回となし、塗布の時間は、とくに定め
ないで、おおむね朝と晩を必須条件となし、昼は任意の
塗布として40日間の連続で行った。塗布は、背部照射
部位の左側に添加した軟膏を、右側に無添加軟膏を用い
る方法で実施した。その成績結果は、第5表に示すごと
く肌に対する黒化形成を抑制することがわかる。
尚、紫外線の波長域は、使用光源から、270〜32仇
m、及び320〜40仇mの間にある。つまり、紫外線
照射後に形成される紅斑の状態に対し、ただちに塗布を
続けることによって、背部の左右の黒化(黒色メラニン
色素)がいかに抑制出来るかを、無添加軟膏と対比して
経過を観察したのが第5表である。第5表 皮膚黒色メ
ラニン色素生成抑制効果すなわち、本発明によるィソフ
ラボン化合物は第1表又は第2表の結果からも、明らか
なように黒色メラニン色素の前駆物質段階である、ドー
バ、ドーバ・キノン、ドーバ・クロムの過程における、
いわゆる赤色メラニンの過程(表皮上では紅斑形成状態
にある)を抑制することによって、黒色メラニン(メラ
ニン重合体)の生成量を抑制していると考えられる。つ
まり、通常、紫外線の照射や、他の諸機能の低下、老化
現象などによって起こる、肌の黒化(シミ)などの前記
症状には、局所的な紅斑などに類似した異状がともなう
も、本発明によるィソフラポン化合物は、この前記症状
である紅斑期において用いることにより、これを防ぐこ
とが期待出来る。
しがつて、紅斑後に出来てしまった黒色メラニン色素の
沈着に対し、これを漂白や、又は無色のメラニン等の化
合物に変えるものではない。しかし、予想されるシミな
どの沈着を未然に防止するには最適であり、その使用形
態上からは、化粧料への利用は望ましいものであると言
える。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 イソフラボン化合物から選択したダイズゼイン、ダ
    イズヂン、ゲニスタイン、ゲニスチンから、その一種以
    上を含有させてなることを特徴とする美白化粧料。
JP10777682A 1982-06-23 1982-06-23 イソフラボン化合物含有美白化粧料 Expired JPS6019885B2 (ja)

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