JPS6019882B2 - レジン歯被覆用シエルおよび／またはキヤツプ - Google Patents
レジン歯被覆用シエルおよび／またはキヤツプInfo
- Publication number
- JPS6019882B2 JPS6019882B2 JP54079751A JP7975179A JPS6019882B2 JP S6019882 B2 JPS6019882 B2 JP S6019882B2 JP 54079751 A JP54079751 A JP 54079751A JP 7975179 A JP7975179 A JP 7975179A JP S6019882 B2 JPS6019882 B2 JP S6019882B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- caps
- shells
- resin tooth
- teeth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dental Preparations (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は結晶化ガラスで作ってレジン歯被覆用シェルに
関するものであるが、レジン歯被覆用キャップと称され
るものにも適用がある。
関するものであるが、レジン歯被覆用キャップと称され
るものにも適用がある。
従来の人工歯にはしジン歯と胸歯とがあるが、レジン歯
は摩耗しやすく、また変色しやすいという欠点があり、
一方陶歯は衝撃力に弱いためかけやすく、また床用レジ
ンとの接着性が悪いという欠点がある。
は摩耗しやすく、また変色しやすいという欠点があり、
一方陶歯は衝撃力に弱いためかけやすく、また床用レジ
ンとの接着性が悪いという欠点がある。
本発明は高強度、半透明結晶化ガラスで作ったレジン歯
被覆用シェルおよび／またはキャップに係り、これを構
成するガラスは重量％で、Ｓｉ０２ね〜８４，Ｐ２Ｑ
Ｉ〜６，Ａそ２０３ 〜２〜１０，Ｌｉ２０ ９〜１５
，Ｔｉ０２ ０．２〜５，Ｃｅ０２０．５〜２，Ｃａ０
０〜 ３，Ｂ８Ｏ ０〜３，Ｚｎ０ ０〜３，ＮＱ０
５０〜３から成る。
被覆用シェルおよび／またはキャップに係り、これを構
成するガラスは重量％で、Ｓｉ０２ね〜８４，Ｐ２Ｑ
Ｉ〜６，Ａそ２０３ 〜２〜１０，Ｌｉ２０ ９〜１５
，Ｔｉ０２ ０．２〜５，Ｃｅ０２０．５〜２，Ｃａ０
０〜 ３，Ｂ８Ｏ ０〜３，Ｚｎ０ ０〜３，ＮＱ０
５０〜３から成る。
本発明のガラスは、これを１４００午○で溶融し、シェ
ルまたはキャップ形に成形した後、再び熱処理炉に入れ
、３０〜２０ぴ○／ｈｒの速度で昇温し、５５０〜８５
０ｑｏで取り出すことにより、天然歯のエナメル質部に
相当する色調および透明度（半透明）を有する高強度結
晶化ガラスシェル又はキャップを得るようにしたもので
ある。
ルまたはキャップ形に成形した後、再び熱処理炉に入れ
、３０〜２０ぴ○／ｈｒの速度で昇温し、５５０〜８５
０ｑｏで取り出すことにより、天然歯のエナメル質部に
相当する色調および透明度（半透明）を有する高強度結
晶化ガラスシェル又はキャップを得るようにしたもので
ある。
進んで本発明のガラス中の各成分の限定理由を述べると
次の通りである。
次の通りである。
Ｓｉ０２は高強度結晶化ガラスを得るためのガラス形成
酸化物である。Ｓｉ０２は、成分が７３％より少いと熱
処理で半透明にしたときに、クラックが入り、８４％を
超えると高温にてもガラスとして極めて硬くなる。Ｐ２
Ｑはクラックを入れないで、半透明に結晶化せる結晶核
の形成剤である。このものは核形成剤として１％以上必
要であるが、６％を超えるとガラスとして不安定になる
。Ａ夕２０３はガラス化のために２％以上必要であるが
、１０％を超えるとやはりクラックを生じる。Ｌｉ２０
は高強度半透明結晶化ガラスを得るための修飾酸化物で
あって、９％より少し、とガラスが高温でも硬く、１５
％を超えると不安定になる。ところで天然歯エナメル質
に似た色調を出すにはＣｅ０２とＴｉ０２とを共存させ
ることが必須要件であり、Ｔｉ０２は５％を超えると熱
処理した際クラックを生じ、一方Ｃｅ０２は色の濃度の
関係で０．５〜２％が適当であると考えられる。Ｃａ０
，Ｂａ０，Ｚ水０，１ ＮＱ０５等も添加できるが、３
％を超えるとそれぞれ熱処理によりクラックを生じる。
進んで本発明の実施例を示す。
酸化物である。Ｓｉ０２は、成分が７３％より少いと熱
処理で半透明にしたときに、クラックが入り、８４％を
超えると高温にてもガラスとして極めて硬くなる。Ｐ２
Ｑはクラックを入れないで、半透明に結晶化せる結晶核
の形成剤である。このものは核形成剤として１％以上必
要であるが、６％を超えるとガラスとして不安定になる
。Ａ夕２０３はガラス化のために２％以上必要であるが
、１０％を超えるとやはりクラックを生じる。Ｌｉ２０
は高強度半透明結晶化ガラスを得るための修飾酸化物で
あって、９％より少し、とガラスが高温でも硬く、１５
％を超えると不安定になる。ところで天然歯エナメル質
に似た色調を出すにはＣｅ０２とＴｉ０２とを共存させ
ることが必須要件であり、Ｔｉ０２は５％を超えると熱
処理した際クラックを生じ、一方Ｃｅ０２は色の濃度の
関係で０．５〜２％が適当であると考えられる。Ｃａ０
，Ｂａ０，Ｚ水０，１ ＮＱ０５等も添加できるが、３
％を超えるとそれぞれ熱処理によりクラックを生じる。
進んで本発明の実施例を示す。
Ｓｉ０２、＆Ｐ０４、ＡＩ（ＯＨ）３、Ｌｉ２０３、Ｔ
ｉ０２、Ｃｅ０２の各誌料共通の出発原料とし、必要に
応じてこれに任意成分を加え、これらの混合物を白金ル
ツポに入れて１４０００で３時間ガラス溶融を行った。
ｉ０２、Ｃｅ０２の各誌料共通の出発原料とし、必要に
応じてこれに任意成分を加え、これらの混合物を白金ル
ツポに入れて１４０００で３時間ガラス溶融を行った。
４００〜４５０『０に加熱された所望のステンレス（Ｓ
ＵＳ３１庇）製型内に、前記のガラス溶融物をキヤスト
し、３〜５０ｋｇ／塊の圧力で約２秒間プレスして、シ
ェル又はキャップの形に形成された透明ガラスを得た。
次いでこの透明ガラスをアニールして歪を除いた後、熱
処理炉に入れて８０こ０／ｈｒの昇温速度で加熱し、試
料が半透明になった時点で断露して降溢させることによ
り、半透明結晶化ガラスを得た。各試料の組成、半透明
になる温度および衝撃破壊強度を表１に示す。衝撃破壊
強度は寸法１０×１３脚、，厚さ１．５側に両面研磨し
たサンプルを支点間距離１比吻のレールの上にのせ、鉄
球を落下させたときの破壊値である。比較のために市飯
陶歯の値も示す。但し、市販胸歯は５×８ｘｌ側の寸法
で測定し、１０×１３×１．５脚の値に換算したもので
ある。本発明による半透明結晶化ガラスは陶歯に比べて
、衝撃力に極めて強いばかりでなく、チッピングが起ら
ず、さらに、陶歯に比べて製造工程が簡単であるため、
量産しやすいという特徴を有する。
ＵＳ３１庇）製型内に、前記のガラス溶融物をキヤスト
し、３〜５０ｋｇ／塊の圧力で約２秒間プレスして、シ
ェル又はキャップの形に形成された透明ガラスを得た。
次いでこの透明ガラスをアニールして歪を除いた後、熱
処理炉に入れて８０こ０／ｈｒの昇温速度で加熱し、試
料が半透明になった時点で断露して降溢させることによ
り、半透明結晶化ガラスを得た。各試料の組成、半透明
になる温度および衝撃破壊強度を表１に示す。衝撃破壊
強度は寸法１０×１３脚、，厚さ１．５側に両面研磨し
たサンプルを支点間距離１比吻のレールの上にのせ、鉄
球を落下させたときの破壊値である。比較のために市飯
陶歯の値も示す。但し、市販胸歯は５×８ｘｌ側の寸法
で測定し、１０×１３×１．５脚の値に換算したもので
ある。本発明による半透明結晶化ガラスは陶歯に比べて
、衝撃力に極めて強いばかりでなく、チッピングが起ら
ず、さらに、陶歯に比べて製造工程が簡単であるため、
量産しやすいという特徴を有する。
これらの半透明結晶化ガラスをレジン歯被覆用シェル又
はキャップとして用いた人工歯は、表面の摩耗がないの
で天然歯同様の色調および光沢が保たれ、衝撃力に極め
て強く、さらに床用レジンとの接着性もよい。表 １
はキャップとして用いた人工歯は、表面の摩耗がないの
で天然歯同様の色調および光沢が保たれ、衝撃力に極め
て強く、さらに床用レジンとの接着性もよい。表 １
Claims (1)
- １ 重量％で、ＳｉＯ＿２７３〜８４，Ｐ＿２Ｏ＿５１
〜６，Ａｌ＿２Ｏ＿３〜２０１０，Ｌｉ＿２Ｏ９〜１５
，ＴｉＯ＿２０．２〜５，ＣｅＯ＿２０．５〜２，Ｃａ
Ｏ０〜３，ＢａＯ０〜３，ＺｎＯ０〜３，Ｎｂ＿２Ｏ＿
５０〜３から成る組成の結晶化ガラスで作つたレジン歯
被覆用シエルおよび／またはキヤツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54079751A JPS6019882B2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | レジン歯被覆用シエルおよび／またはキヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54079751A JPS6019882B2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | レジン歯被覆用シエルおよび／またはキヤツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS565407A JPS565407A (en) | 1981-01-20 |
| JPS6019882B2 true JPS6019882B2 (ja) | 1985-05-18 |
Family
ID=13698920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54079751A Expired JPS6019882B2 (ja) | 1979-06-26 | 1979-06-26 | レジン歯被覆用シエルおよび／またはキヤツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019882B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6028911A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-02-14 | Kyushu Refract Co Ltd | 審美性に優れたリン酸カルシウム系結晶化ガラス歯科材料 |
| JPS60178802A (ja) * | 1984-02-24 | 1985-09-12 | Kyushu Refract Co Ltd | リン酸カルシウム系ステイン |
-
1979
- 1979-06-26 JP JP54079751A patent/JPS6019882B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS565407A (en) | 1981-01-20 |
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