JPS6019840Y2 - 油圧プレスの安全油圧制御回路 - Google Patents

油圧プレスの安全油圧制御回路

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JPS6019840Y2
JPS6019840Y2 JP11854984U JP11854984U JPS6019840Y2 JP S6019840 Y2 JPS6019840 Y2 JP S6019840Y2 JP 11854984 U JP11854984 U JP 11854984U JP 11854984 U JP11854984 U JP 11854984U JP S6019840 Y2 JPS6019840 Y2 JP S6019840Y2
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JP
Japan
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hydraulic
pressure
circuit
press
cylinder
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JP11854984U
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JPS6046998U (ja
Inventor
要雄 安田
常明 八島
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川崎油工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、油圧プレスの安全油圧制御回路に関する。
従来の技術と問題点 油圧プレスにおいて加圧動作を非プレス底形の復帰動作
に切り換える場合、加圧プレス側の油圧回路内の圧抜き
が完全でないと大きな衝撃が発生していた。
従来は加圧プレス側の油圧回路に圧抜弁を設け、タイマ
ーを設けることにより所定時間圧抜きをした後に回路を
切り換えていたが、この従来のものにおいては圧抜弁と
圧抜時間を関連させて制御しなければならず、上記加圧
回路内の圧力の存否にかわらずほぼ一定の圧抜時間を要
し、切換えが早すぎると大きな衝撃が発生していた。
また、油圧シリンダを衝撃なく作動する油圧回路として
は、特許第151084号明細書のように油圧シリンダ
を切換制御する切換弁に絞り弁のような逃げ弁を並列的
に接続したものが考案されているが、油圧油の温度変化
等で絞り弁の調整が難しく、衝撃を安全にかつ確実に防
止できるものではなかった。
問題点を解決するための手段 本考案は上記のような点を解消するもので、アクチュエ
ータ作動用の油圧切換弁の端部にパイロット圧で作動す
るパイロットピストンシリンダ装置を配設して一定の減
圧下で作動する減圧作動の油圧切換弁とし、油圧プレス
の加圧シリンダの加圧プレス側の油圧回路が一定の減圧
になったときにパイロットピストンシリンダ装置に抗し
て油圧切換弁を切換えるようにして、常に衝撃なく自動
的に切換えられ、安全にかつ確実に油圧プレスを作動で
きる油圧プレスの安全油圧制御回路を提供するものであ
る。
実施例 以下、本考案を実施例により説明する。
第1図、第2図は本考案の一部省略した一実施例である
油圧プレスのプレス成形角の加圧シリンダ1には、油圧
プレスの上部に設置した上部油圧タンク2から油圧油を
落下供給可能にプレフィル弁3を介して接続していると
ともに、アクチュエータ作動用の電磁油圧式の扉位置四
方口の油圧切換弁4で上記加圧シリンダ1を往復作動制
御自在に油圧源5に配管接続している。
この加圧シリンダ1を作動自在に配管接続した加圧シリ
ンダ往動側の油圧回路6には、第1図のように所定圧力
でリリーフするリリーフ弁7を配設するとともに、リリ
ーフ弁7に一端を油圧源5の油圧タンク8に開放して接
続した圧抜用遠隔制御弁9を配管接続して形成した圧抜
き回路10を配設していて、加圧シリンダ1を復動する
際に圧抜用遠隔制御弁9を作動して往動側の油圧回路6
の圧力をリリーフ弁7で調整した一定の減圧力にするよ
うにしている。
11は、圧抜速度調整用の可変絞り弁である。
このように、加圧シリンダ1を往復動自在とした油圧切
換弁4は、第1図に概略示すように公知の扉位置四方口
のパイロット操作の電磁・油圧切換制御弁の加圧シリン
ダ1を往動側制御の一端部にミニチュアシリンダのよう
なパイロットピストンシリンダ装置12を固着して配設
し、パイロットピストンシリンダ装置12の後端のパイ
ロット圧導入孔13に加圧シリンダ作動側の油圧回路6
から分岐した分岐管14を接続している。
パイロットピストンシリンダ装置12は、第2図のよう
に所定径のピストン15を内装していて、このピストン
15のロンド部16を上記油圧切換弁4のスプール17
、スプール17に対して左右対称状に配設したセンター
リンクスリーブ18およびパイロットピン19と同軸線
上に配置し、一方(図上右方)のパイロットピン19の
端面に当接して押動できるようにしている。
油圧切換弁4は周知のように左右両側のパイロット圧回
路20にパイロット圧をかけるとスプール17にかかる
左右の押圧力が同一になり、中央側に移動した左右のセ
ンターリンクスリーブ18に挾まれた中立状態となって
加圧シリンダ1を停止腰このパイロット圧回路20の一
方に左右いずれかのソレノイド21.22を励磁してパ
イロット圧をかけるとスプール17を他方へ押動してス
プール17を切り換え、加圧シリンダ1を作動するよう
にしているものである。
パイロットピストンシリンダ装置12は、上記油圧切換
弁4の切り換え自在のスプール17の中立状態から少な
くとも加圧シリンダ1を復動作動するために、いわゆる
P、A。
B、 Tのポート孔を開孔する直前の位置にパイロット
ピン19を内設したピストン15のロンド部16で押圧
して保持するようにしており、パイロット圧導入孔13
に導入される油圧油が一定圧以下の減圧になると、パイ
ロットピン19がピストン15に抗して移動し、スプー
ル17を所望通り復動側へ切り換えられるようにしてい
る。
このように、油圧切換弁4の端部にパイロットピストン
シリンダ装置12を配設し、一定の減圧下で確実に作動
するように減圧作動の油圧切換弁4を形成しているもの
である。
作用 しかして、上記の油圧回路の減圧作動の押圧切換弁4の
図上右方のソレノイド21を励磁するとスプール17は
第2図のように左方へ移動し、油圧油は油圧回路6を通
じて加圧シリンダ1の上部に入り加圧作業を行なうと同
時にパイロット圧導入孔13に入りピストン15を前進
端に押圧固定する。
次いで、油圧切換弁4の右方のソレノイド21を消磁し
て左方のソレノイド22を励磁し、同時に遠隔制御弁9
を作動して切り換えると油圧切換弁4のスプール17は
パイロット圧により右方へ駆動されるが、加圧プレス側
の油圧回路6の圧力が高く上記説明したようにピストン
15により阻止されるのでスプール17は即時に切り換
わらない。
このとき、リリーフ弁7は遠隔制御弁9を通じて所定通
り開放され、油圧回路6の圧抜が行なわれる。
加圧プレス側の油圧回路6の圧力が圧抜きされて充分に
下りピストン15の出力がスプール17の右方への駆動
力よりも小さくなると、スプール17が右方へ移動して
油圧切換弁4が切り換り圧油が復動側の油圧回路23を
通って加圧シリンダ1の下部に入り加圧シリンダ1のピ
ストンロッド24を押上げるものである。
したがって、油圧プレスの加圧シリンダの加圧動作から
非加圧動作への切換時においてスプールの移動を機械的
に一時阻止−加圧プレス側の油圧回路圧の低下によりス
プールの駆動力が前記ピストンに打勝って自動的に切り
換わるもので、従来のように圧抜開始から一定時間後に
バルブを切り換えるためのタイマーを設けて切り換えの
早過ぎによりショックが発生したりするのを確実に防止
でき、また油圧油の温度変化にも関係なく、安全確実に
プレス成形できるものである。
なお、本考案はいわゆるハイドロセンターだけでなく、
スプリングセンターのアクチュエータ作動用の油圧切換
弁にも適用し得るものである。
考案の効果 以上のように本考案にあっては、アクチュエータ作動用
の油圧切換弁を常に一定の減圧力のものとで確実に切換
えれるもので、油圧プレスの加圧シリンダのプレス成形
用の加圧側の油圧回路が圧抜きの状態にならなければ作
動しないようにでき、従来のうに不確実でなく、加圧シ
リンダを常に衝撃なく、安全に確実に作動できて、安全
にプレス成形できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の油圧回路図、第2図は同上
のアクチュエータ作動用の油圧切換弁の要部拡大断面図
である。 1・・・・・・加圧シリンダ、4・・・・・・油圧切換
弁、6・・・・・・往動側の油圧回路、7・・・・・・
IJ IJ−フ弁、9・曲・遠隔制御弁、10・・・・
・・圧抜き回路、12・・・・・・パイロットピストン
シリンダ装置、13・・・・・・パイロット圧導入孔、
14・・・・・・分岐管、15・・・・・ゼストン、1
7・・・・・・スプール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧プレスのプレス成形用の加圧シリンダにアクチュエ
    ータ作動用の油圧切換弁を接続してプレス成形する油圧
    プレスの油圧制御回路において、加圧シリンダのプレス
    成形するための往動側の油圧回路にIJ IJ−フ弁を
    遠隔制御弁で加圧シリンダの復動時に作動して減圧制御
    自在とした圧抜き回路を接続し、アクチュエータ作動用
    の油圧切換弁の加圧シリンダの往動制御側の端部に油圧
    切換弁のスプールの切り替わりを往動側の油圧回路が一
    定の圧力に減圧する迄内設したピストンで押圧して抑止
    制御するパイロットピストンシリンダ装置を配設し、加
    圧シリンダを往動側の油圧回路の圧力が一定の減圧下に
    復帰自在に上記圧抜き回路を設けた加圧シリンダの往動
    側の油圧回路と上記ピストンを内設して作動自在のパイ
    ロットピストンシリンダ装置のパイロット圧導入孔とを
    配管接続して形成したことを特徴とする油圧プレスの安
    全油圧制御回路。
JP11854984U 1984-07-31 1984-07-31 油圧プレスの安全油圧制御回路 Expired JPS6019840Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6046998U JPS6046998U (ja) 1985-04-02
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