JPH07139515A - 作動シリンダの制御装置 - Google Patents

作動シリンダの制御装置

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JPH07139515A
JPH07139515A JP28805093A JP28805093A JPH07139515A JP H07139515 A JPH07139515 A JP H07139515A JP 28805093 A JP28805093 A JP 28805093A JP 28805093 A JP28805093 A JP 28805093A JP H07139515 A JPH07139515 A JP H07139515A
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spool
lock valve
chamber
valve
poppet
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JP28805093A
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Kazuto Fujiyama
和人 藤山
Toyoaki Sagawa
豊明 佐川
Hiroshi Yoshikawa
博志 吉川
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品数を削減してコストダウンを図り、安定
した制御を可能にすることを目的としている。 【構成】 複動作動シリンダ(8)の作動制御弁で中立
時にポペット式のロック弁(11)による保持機能を有
するものに於いて、作動シリンダ(8)の負荷下降操作
を行なう時、荷重保持用ポペット(37)をフリーの状
態にしてシリンダヘッド側油室(9)からの油の流れを
通して下げ制御ができるようにする必要がある。本発明
では、メインスプール(20)の端部で直接ばね室(3
9)(ポペット衰圧室)及び環状室(12)(シリンダ
ヘッド圧)の開閉機能を有するセレクタースプール(2
7)を動かすことによって、ロック弁(11)がフリー
に動くようになる条件を制御するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーショベルその他
の建設機械等の油圧回路に使用するのに適した作動シリ
ンダの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、作動シリンダの制御装置として、
実開平1−87302号、実開平2−91201号、実
開昭64−24702号、実開昭64−24703号等
が本件出願人により提案されている。ところが、それら
の装置では、外部取付方式としている為構成部品が増加
し、コストアップになり、又過負荷防止のオーバロード
リリーフ弁としてコントロール弁(C/V)の内蔵弁が
使えず、これも部品増加の要因となる。又荷重下げ時の
ポペット押圧解除の為油圧パイロットを使用している
為、応答遅れ等の為、スプール開口タイミングに対し、
確実にずらせることができないので、微小下げ時にショ
ックがある。又実開平1−71203号の装置は内蔵方
式としているが、シリンダを作動させるメイン圧力の作
用でチェック弁をフリーにする機構としている為、下げ
時の制御性等に問題がある。
【0003】
【発明の目的】本発明は、部品数を削減してコストダウ
ンを図り、安定した制御を可能にすることを目的として
いる。
【0004】
【発明の構成】本発明は、ヘッド側油室に油圧が供給さ
れて荷重を受ける作動シリンダと、中立時のヘッド側油
室の油漏れを防止するポペット式のロック弁と、作動シ
リンダへの油圧の供給排出を制御するメインスプール
と、メインスプールを荷重下げ側に駆動する時メインス
プールにより直接セレクタースプールが押される位置に
ありロック弁へのロック用油圧の供給排出を制御するロ
ック弁セレクターとを備え、メインスプールを荷重下げ
側に駆動しメインスプールがロック弁の加圧室をタンク
側へ接続する前にロック弁セレクターのセレクタースプ
ールによりロック弁のロック用油圧をタンクへ排出する
ようにした作動シリンダの制御装置である。
【0005】
【実施例】図1は中立時を示す構造略図、図2は同じく
中立時を示す油圧回路図である。図1の切換弁1のケー
シング2は、ポンプ3の吐出口に通路4、5を介して連
通したポンプポートPと、タンク6に通路7を介して連
通したタンクポートTと、荷重Wを支持している複動の
作動シリンダ8のヘッド側油室9へ通路10、ロック弁
11の環状室12、加圧室13、通路14を介して連通
したヘッド室アクチュエータポートHと、作動シリンダ
8の荷重W側の油室15へ通路16を介して連通したポ
ートRを備え、内部に環状溝17、18、19を有する
メインスプール20が摺動自在に嵌合し、メインスプリ
ング21により右向きの弾力を受けて、図示の中立位置
に停止している。22、23はばね座、24はばね座2
2、23を貫通し右端部がメインスプール20に螺合し
たスペーサボルト、25はスペーサボルト24の頭部で
あり、ロック弁セレクター26のスプール27に間隔C
を隔てて対向している。環状溝17はその左のタンクポ
ートTとの間に間隔Xを隔てている。右端のパイロット
室28は信号路29を介してリモコン弁(図示せず)に
連通し、荷重Wを下げる時に下げパイロット圧が供給さ
れるようになっている。左端のパイロット室30は信号
路31を介してリモコン弁(図示せず)に連通し、荷重
Wを上げる時に上げパイロット圧が供給されるようにな
っている。
【0006】ロック弁11は、大径孔35(直径d1
と小径弁座36(直径d2)を備え、大径孔35にポペ
ット37の大径部38が摺動自在に嵌合し、ばね室39
のポペットスプリング40から下向きの弾力を受けて、
下端の下細テーパ状の弁体41が小径弁座36(直径d
2)に着座している。
【0007】ロック弁セレクター26内に固定されたス
リーブ44は、環状室12に通路45を介して連通した
ポート46と、ばね室39に通路47を介して連通した
ポート48と、ポート49を介してタンク6に連通した
環状溝50とを備え、その内部に摺動自在に嵌合したス
プール27は、環状溝51、52、右細テーパ状の弁体
53を備え、パイロット室54のスプールスプリング5
5から右向きの弾力を受けて、弁体53がスリーブ44
の左端部に着座している。
【0008】図2の58はポートオーバロードリリーフ
弁、59はポートリリーフ弁である。
【0009】作動シリンダ8のホールド時:図1のよう
に、ロック弁11のポペットばね室39にヘッド側油室
9のシリンダヘッド圧が導かれ、ポペット37の弁体4
1は小径弁座36にシリンダ保持圧とポペットスプリン
グ40の弾力により強固に着座し、リークがストップさ
れる。上記保持圧は、通路45、ポート46、ポート4
8、通路47を通ってポペット37のばね室39に導か
れ、保持圧をPとした時、弁体41を押しつける力はP
×πD1 2/4となる。一方、逆に押しあげる力は、加圧
室13の圧力をP′とすると、P′<Pであり、P×π
(d1 2−d2 2)/4+P′×πd2 2/4となって、P×
πd1 2/4−(P−P′)πd2 2/4となり、これはP
×πd1 2/4より小さい。従って、ばね力とプラスされ
て強固に着座する。また、保持圧が通路45、ポート4
6を通ってセレクタースプール27のすきまシール部か
ら漏れるリークは、スリーブ44と弁体53のポペット
型シート部がスプールスプリング55によって閉じられ
ている状態なので、これもリークはストップされること
になる。
【0010】作動シリンダ8の上げ時:図1でメインス
プール20を右方に操作すると、ポンプ3の吐出油は、
通路4、ポートP、環状溝17、ポートHを経て、ロッ
ク弁11の加圧室13へ導かれ、該ロック弁11はπd
1 2/4×(ロック弁ばね室39のヘッド圧)+(ロック
弁ポペットスプリング40の力)に対応する力πd2 2
4×(ポンプ圧力)で開弁し、作動シリンダ8により荷
重Wが上昇する。
【0011】作動シリンダ8の下げ時:図1でメインス
プール20を左方へ操作すると、スプールストロークC
の後、メインスプール20がロック弁セレクタースプー
ル27を左方へ押して、ロック弁セレクタースプール2
7を動かす。その後、Aストローク後、ポート48が環
状溝51により環状溝50、スリーブ44と弁体53の
開口部からさらにポート49を通じてリモコン弁60の
内部のドレンライン61からタンク6に連通する。これ
によりロック弁ポペット37はリフト方向へπ(d1 2
2 2)/4×(シリンダヘッド圧)で押し上げられて開
弁する。その後、メーンスプール20はトータルでXス
トローク後、環状溝17によりポートH、Tが連通して
作動シリンダ8により荷重Wが下降を開始する。この
時、A+C<Xとすることによって、作動シリンダ8の
メインスプール20による下げ制御開始前に、確実にロ
ック弁11が開弁しているようにすることができ、ロッ
ク弁開口タイミングがスプール開口タイミングより遅れ
るものが図3のX1のようにロック弁の動きが不安定で
あるのに比べて、本発明によるとX2のように、確実に
ロック弁開口タイミングを先行できるので、スプール開
口後のロック弁開口面積が安定し、ロック弁開口タイミ
ングを確実にスプール開口タイミングより先行できない
場合の下げ制御時の不具合を回避することができる。又
図4のように、ロック弁11の開口面積が安定し、スプ
ール開口面積も下げ開始時滑らかになり、低速一定速度
制御が容易となる。
【0012】以上説明したように、複動作動シリンダ8
の作動制御弁で中立時にポペット式のロック弁11によ
る保持機能を有するものに於いて、作動シリンダ8の負
荷下降操作を行なう時、荷重保持用ポペット37をフリ
ーの状態にしてシリンダヘッド側油室9からの油の流れ
を通して下げ制御ができるようにする必要がある。本発
明では、メインスプール20の端部で直接ばね室39
(ポペット衰圧室)及び環状室12(シリンダヘッド
圧)の開閉機能を有するセレクタースプール27を動か
すことによって、ロック弁11がフリーに動くようにな
る条件を制御するように構成している。
【0013】
【発明の効果】本発明によると、部品数の削減、客先配
管の削減等によるコストダウンができ、ロック弁11の
開口タイミングとメインスプール20の制御開口タイミ
ングのシリーズ関係を確実にすることができ、安定した
制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 中立時の構造略図である。
【図2】 油圧回路図である。
【図3】 スプール開口面積と時間の関係を示すグラフ
である。
【図4】 開口面積と時間の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
6 タンク 8 作動シリンダ 9 ヘッド側油室 11 ロック弁 13 加圧室 20 メインスプール 26 ロック弁セレクター 27 セレクタースプール 37 ポペット W 荷重

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド側油室に油圧が供給されて荷重を
    受ける作動シリンダと、中立時のヘッド側油室の油漏れ
    を防止するポペット式のロック弁と、作動シリンダへの
    油圧の供給排出を制御するメインスプールと、メインス
    プールを荷重下げ側に駆動する時メインスプールにより
    直接セレクタースプールが押される位置にありロック弁
    へのロック用油圧の供給排出を制御するロック弁セレク
    ターとを備え、メインスプールを荷重下げ側に駆動しメ
    インスプールがロック弁の加圧室をタンク側へ接続する
    前にロック弁セレクターのセレクタースプールによりロ
    ック弁のロック用油圧をタンクへ排出するようにした作
    動シリンダの制御装置。
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